JP2001096319A - 積層体の製造装置 - Google Patents

積層体の製造装置

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JP2001096319A
JP2001096319A JP27130299A JP27130299A JP2001096319A JP 2001096319 A JP2001096319 A JP 2001096319A JP 27130299 A JP27130299 A JP 27130299A JP 27130299 A JP27130299 A JP 27130299A JP 2001096319 A JP2001096319 A JP 2001096319A
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Japan
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die
cradle
punch
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JP27130299A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Akiyama
敬之 秋山
Hiroyuki Murata
裕幸 村田
Susumu Takeda
進 武田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モーター等の積層鉄心を金型内でダボかしめ
により積層ブロックとする積層体の製造装置において、
小型、強力で、取り出し時にもプレス機を停止させずに
高速に取り出すことができる製造装置を提供すること。 【解決手段】 ダボを有する複数枚の単板をパンチでダ
イ内に順次積層し、その積層間をダボかしめにより一体
化して積層体を形成する積層体の製造装置において、ダ
イ3内に積層される積層体4を下方より支え、シリンダ
ー10により上方に駆動される受け台5と、受け台5も
しくはその連結部分5aをパンチ1の進行方向に対して
直角方向より加圧拘束するブレーキ手段8を設けたこと
を特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚の単板を順
次積層すると共にダボかしめにより、モータやトランス
の積層鉄心のような積層体を製造する積層体の製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来モータやトランス等の積層鉄心は、
鉄心材料である帯状材料2を間欠移送しながら、各プレ
ス工程毎に打ち抜き加工および積層するためのダボ成形
加工を施した後に、図4に示すように、材料2を打ち抜
きダイ3で挟み込み、打ち抜きパンチ1でダイ3内に順
次嵌入積層させて、積層された積層鉄心片に対して、エ
アーシリンダー12等で上方に加圧を行う製品受け台1
3を設け、ダイ3内に積層された鉄心4を、パンチ1と
製品受け台13の双方から積極的に加圧して、ダイ内で
積層鉄心を強固かつ均一に積層する装置が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の積層装置では、パンチ1の上昇時に製品である積層
鉄心4を上方に持ち上げてはいけないために、加圧する
エアーシリンダー12の圧力はダイ3内の積層鉄心片4
とダイ3との摩擦力以上には強くすることができないと
いう問題点があった。
【0004】また、図4に示すように、エアーシリンダ
ー12も金型やプレス機械の限定された空間では、十分
に高い圧力発生能力を持つ大型のものを設置できないと
いう問題点があり、また、大きな圧力を発生できるエア
ーシリンダーは、製品排出時などの長距離を移動する際
には時間がかかり、生産性が低下するという問題点もあ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、製品受け台もしくは受け台とシリンダーと
の連結部分をパンチ進行方向に対して直角方向より加圧
拘束し、この加圧拘束によって発生する摩擦抵抗で製品
である積層鉄心をパンチと製品受け台で加圧するように
構成したものである。そのため、ダボかしめ時に発生さ
せる加圧力は、製品の下降時のみに発生し、パンチ上昇
時には製品を押し戻す力は発生しないため、製品とダイ
との摩擦力とは無関係にシリンダーの圧力を高めること
ができる。
【0006】また、ダボかしめに必要な圧力源は、製品
受け台もしくはその連結部分をパンチの進行方向に対し
て直角方向より加圧拘束するブレーキ手段による摩擦抵
抗であるため、歯車、ネジ、リンク機構などの機械的な
増幅機構を採用することができ、圧力発生機構も小型化
が容易である。さらに、ダボかしめにおいて最も大きな
圧力が必要となる初期のダボの圧入時には、静摩擦力が
働き、かしめ完了から押し下げの間は、静摩擦力より小
さい動摩擦力が働くので、ダボかしめに適した圧力によ
り積層体を製造できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ダボを有する複数枚の単板をパンチでダイ内に順次
積層し、その積層間をダボかしめにより一体化して積層
体を形成する積層体の製造装置において、ダイ内に積層
される積層体を下方より支え、シリンダーにより上方に
駆動される受け台と、受け台もしくは受け台とシリンダ
ーとの連結部分をパンチの進行方向に対して直角方向よ
り加圧拘束するブレーキ手段を設けたことを特徴とする
ものであり、ダボかしめ時に発生させる加圧力は製品の
下降時のみ発生し、パンチ上昇時には製品を押し戻す力
は発生しないため、製品とダイとの摩擦力とは無関係に
シリンダーの圧力を高めることができ、また、ダボかし
めに必要な圧力源は、製品受け台もしくはその連結部分
をパンチの進行方向に対して直角方向より加圧拘束する
ブレーキ手段による摩擦抵抗であるため、歯車、ネジ、
リンク機構などの機械的な増幅機構を採用することがで
き、圧力発生機構も小型化が容易となり、さらに、ダボ
かしめにおいて最も大きな圧力が必要となる初期のダボ
の圧入時には、静摩擦力が働き、かしめ完了から押し下
げの間は、静摩擦力より小さい動摩擦力が働くので、ダ
ボかしめに適した圧力により積層体を製造できる作用を
有する。
【0008】
【実施の形態】以下、図面1〜図3を参照して本発明の
一実施の形態について説明する。尚、以下に示す実施の
形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技
術的範囲を限定するものではない。図において、1は打
ち抜きパンチ、2は材料、3は打ち抜きダイ、4は打ち
抜かれ、かしめられた製品であり、所定の積層枚数ごと
にダボ部が打ち抜かれたものが積層され、所定枚数の積
層ブロックを形成する。5は製品受け台、5aは製品受
け台5の連結部、6は下ダイセット、7は製品取り出し
用シリンダー、8は受け台5または受け台5とシリンダ
ー10の連結部分5aをパンチ1の進行方向に対して直
角方向より加圧拘束するブレーキパッド、9はブレーキ
パッドの駆動機構、10は製品受け台5を昇降させ製品
を取り出す為のシリンダー、11は排出された製品であ
る。
【0009】次に図1〜図3を用いてその動作について
説明する。まず、図3に示すように製品受け台5が前回
の製品排出時に残った製品4の下面までエアーシリンダ
ー10により上昇する。次に、図1に示すように、製品
受け台5の上昇停止後、ブレーキパッド8を駆動機構9
で締めつけ、製品受け台5の移動をパンチ1の進行方向
に対して直角方向より拘束する。次に、ダイ3内にパン
チ1の下降により順次製品である積層鉄心片4が抜き込
まれ積層される。この時、パンチ1の下降毎に、製品受
け台5とブレーキパッド8との摩擦抵抗力で製品4を加
圧しながら、順次製品受け台5は押し下げられていく。
そして、所定の厚さ分だけ押し下げられたとき、図2に
示すように、ブレーキパッド8を緩め、製品受け台5を
下降させ、製品11を排出する。このときの、受け台5
の駆動用のシリンダー10の力は排出された製品11と
製品受け台5の重量を保持するのに十分な程度の力でよ
く、小型のシリンダーでよいので、駆動スピードも速
く、取り出しタクトの高速化を行うこともできる。
【0010】そして、再び図1の状態に戻りこのサイク
ルを繰り返していく。また、打ち抜き時に製品受け台5
が製品4を受けていない時でも、ダイの摩擦抵抗で板厚
の半分以上ダボが入るように圧入代等の設定を最適に調
整することにより、かしめ時には十分なかしめ状態でな
くとも、製品受け台5が戻り、圧力がかかり始めると所
定のかしめ状態になり、下受けをしている状態とほぼ同
じ状態までかしめることができる。その為、プレス機を
停止して製品を取り出さなくてもよくなり、生産性を大
幅に向上することができる。
【0011】さらに本発明によれば、ダボかしめ時に発
生する加圧力は、製品の下降時にのみ発生し、パンチ上
昇時には製品を押し戻す力は発生しないため、製品とダ
イとの摩擦力とは無関係にシリンダーの圧力を高めるこ
とができ、また、ダボかしめに必要な圧力源は、製品受
け台もしくはその連結部分をパンチの進行方向に対して
直角方向より加圧拘束するブレーキ手段による摩擦抵抗
であるため、歯車、ネジ、リンク機構などの機械的な増
幅機構を採用することができ、圧力発生機構も小型化が
容易となる。
【0012】さらに、ダボかしめにおいて最も大きな圧
力が必要となる初期のダボの圧入時には静摩擦力が働
き、かしめ完了から押し下げの間は、静摩擦力より小さ
い動摩擦力が働くので、ダボかしめに適した圧力により
積層体を製造できる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ダボか
しめ工程において、製品にかける打ち抜き方向の圧力を
製品受け台の側方よりの摩擦力とパンチの下降時のプレ
ス力によって発生させるようにしたので、小型、強力
で、製品の取り出し時にもプレス機を停止させずに高速
に取り出すことができる積層体の製造装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による加圧部の構造を示
す縦断面で、材料を打ち抜きかしめている状態を示すタ
イミング図である。
【図2】本発明の一実施の形態による加圧部の構造を示
す縦断面で、製品を排出している状態を示すタイミング
図である。
【図3】本発明の一実施の形態による加圧部の構造を示
す縦断面で、製品排出が終了し、製品受け台が上昇した
状態を示す図である。
【図4】従来の方法による加圧部の構造を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1 打ち抜きパンチ 2 材料(前工程でかしめダボは成形されている) 3 打ち抜きダイ 4 積層された製品 5 製品受け台 5a 連結部分 6 下ダイセット 7 製品排出用シリンダー 8 ブレーキパッド 9 ブレーキパッドの駆動装置 10 製品受け台昇降用シリンダー 11 排出された製品 12 製品受け台昇降用シリンダー 13 製品受け台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 進 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E062 AC02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダボを有する複数枚の単板をパンチでダ
    イ内に順次積層し、その積層間をダボかしめにより一体
    化して積層体を形成する積層体の製造装置において、ダ
    イ内に積層される積層体を下方より支え、シリンダーに
    より上方に駆動される受け台と、受け台もしくは受け台
    とシリンダーとの連結部分をパンチの進行方向に対して
    直角方向より加圧拘束するブレーキ手段を設けたことを
    特徴とする積層体の製造装置。
JP27130299A 1999-09-24 1999-09-24 積層体の製造装置 Withdrawn JP2001096319A (ja)

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