JP4574622B2 - 光ディスクおよび光ディスク装置 - Google Patents
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Description
記録学習とは、光ディスクに照射されるレーザパルスに関するパルス条件を最適化する動作のことである。パルス条件とは、例えば、記録時に光ディスクに照射されるレーザーパルスのパワー値、あるいは、レーザーパルスの発生タイミングや長さ等に関する条件を含む。
また、記録再生用の光ビームに対して、半透明な情報記録層を手前側にさらに配置し、奥側の情報記録層と2層化して記録容量を倍増する技術の開発も盛んである。このような2層光ディスクにおいても記録学習が必要であり、光ビームに対して手前側の層(L1層と呼ぶ)と奥側の層(L0層と呼ぶ)とのそれぞれにおいてデータの記録の前に記録条件の学習がなされる(特許文献2参照)。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、記録可能な情報記録層を2層有する光ディスクにおいて、いずれの層においても精度の良い記録学習が可能な光ディスクを提供することを目的とする。さらに、その光ディスクを用いて記録学習を行う光ディスク装置を提供することを目的とする。
ここで、例えば、第1の情報記録層が光入射面から遠い側の層であり、第2の情報記録層が光入射面から近い側の層であってよい。第1のテスト領域と第3のテスト領域とは、内周での記録条件を学習するための領域であってよい。第2のテスト領域と第4のテスト領域とは、外周での記録条件を学習するための領域であってよい。
コントロールデータ領域は、エンボス状のピット、ウォブルグルーブ、もしくはウォブルピットによってコントロールデータが予め記録されていることを特徴としてもよい。
第1の情報記録層では、内周側から少なくとも、コントロールデータ領域、第1のテスト領域、第1のデータ記録領域の順に配置され、第2の情報記録層では、内周側から少なくとも、第3のテスト領域、第2のデータ記録領域の順に配置されることを特徴としてもよい。
半径R1と半径R2との間は、第1の情報記録層のトラックの偏芯量と第2の情報記録層のトラックの偏芯量との和に相当する距離に対して、第1の情報記録層に読み出し光が収束されているときの第2の情報記録層における読み出し光のビーム半径を加えた距離以上離れていることを特徴としてもよい。
半径R1と半径R2との間は、第1の情報記録層のトラックの偏芯量と第2の情報記録層のトラックの偏芯量との和に相当する距離に対して、第1の情報記録層のトラック始端の半径位置公差と第2の情報記録層のトラック始端の半径位置公差との和を加えた距離以上離れていることを特徴としてもよい。
コントロールデータ領域には、第1の情報記録層に関するコントロールデータと、第2の情報記録層に関するコントロールデータとの両方が格納されていてもよい。
テスト領域への書き込みは、内周側から外周側もしくは外周側から内周側へ連続的に行われることを特徴としてもよい。
データの書き込みは、光入射面に対して奥側の層である第1の情報記録層から手前側の層である第2の情報記録層へ連続的に行われることを特徴としてもよい。
また、第2のテスト領域と第4のテスト領域とがデータ記録領域の外周に設けられている構成のため、外周でも記録学習を行うことができ、データ記録領域全面に渡って良質な記録が可能になる。
また、第2のテスト領域と第4のテスト領域とが重なる構成のため、データ記録領域の記録容量の減縮を少なくすることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態1の光ディスク101の構造、特に第1の情報記録層の構造を示す。
光ディスク101には、複数のトラック102が同心円状に形成されている。あるいは、光ディスク101には、単一のトラック102がスパイラル状に形成されていてもよいし、複数のトラック102がスパイラル状に形成されていてもよい。
光ディスク101の領域は、プリレコード領域103と記録可能領域104とを含む。
プリレコード領域103には、光ディスク101にアクセスするために必要とされる各種のパラメータが格納されている。
記録学習やユーザデータの記録再生は、記録可能領域104において行われる。
図2において、201は基板、202は第1の情報記録層、203は接着樹脂などのスペース層、204は第2の情報記録層、205は光透過層である。光ディスクに対しては、光透過層205側からレーザ光が照射され、第1の情報記録層(L0層)202および第2の情報記録層(L1層)204にデータが記録され、再生される。
本実施の形態の2層光ディスクにおいては、光入射面に対する第1の情報記録層202の位置(軸方向位置)は、情報記録層を一つしか持たない単層光ディスク(図示せず)の光入射面に対する情報記録層の位置(軸方向位置)と同一である。
第1の情報記録層202および第2の情報記録層204には、トラックがスパイラル状に形成されていてもよいし、複数のトラックがスパイラル状に形成されていてもよい。
第1の情報記録層のプリレコード領域301aは、2層光ディスクの識別情報などの情報を基板201もしくはスペース層203に形成されたトラックのウォブル形状、またはエンボスピット、またはウォブルしたエンボスピット等により記録した領域である。
プリレコード領域301aは、バッファとしてのプロテクト領域303aと、光ディスクの識別情報として、ディスクタイプ、ディスクサイズ、ディスク構造、チャネルビット、データゾーン配置情報、記録線速度、再生可能最大パワー、記録パワー情報、記録パルス情報、ディスク固有情報のうち少なくとも1つを記録したコントロールデータ領域304aを含む。
コントロールデータ領域304aは、第1の情報記録層に関する情報と第2の情報記録層に関する情報の両方を含む。
第2の情報記録層のプリレコード領域301bは、少なくともバッファとしてのプロテクト領域303bを含む。
さらに第2の情報記録層の第3のテスト領域304bは、第1の情報記録層のコントロールデータ領域304aと同じ半径位置に配置されるか、あるいは外周側半径位置が等しく配置されている。
第2の情報記録層の記録可能領域302bは、将来の拡張のためのリザーブ領域306b、バッファ領域307bおよびリザーブ領域308bを含み、それぞれ第1の情報記録層の第1のテスト領域306a、バッファ領域307aおよびドライブ管理情報領域308aと同じ半径位置に配置される。
また第2の情報記録層の記録可能領域302bは、バッファ領域309bと、ユーザデータ等を記録するユーザデータ記録領域310bと、第4のテスト領域315bと、バッファ領域311bと、将来の拡張のためのリザーブ領域312bと、バッファ領域313bと、プロテクト領域314bを含み、それぞれ第1の情報記録層のバッファ領域309aと、ユーザデータ記録領域310aと、第2のテスト領域315aと、バッファ領域311aと、将来の拡張のためのリザーブ領域312aと、バッファ領域313aと、プロテクト領域314aと同じ半径位置に配置されている。
同図において上部は第1の情報記録層のプロテクト領域303a、コントロールデータ領域304a、プロテクト領域305a、第1のテスト領域306a、バッファ領域307a、ドライブ管理情報領域308a、バッファ領域309a、ユーザデータ記録領域310a、第2のテスト領域315aを示している。同図において下部は第2の情報記録層のプロテクト領域303b、第3のテスト領域304b、プロテクト領域305b、リザーブ領域306b、バッファ領域307b、リザーブ領域308b、バッファ領域309b、ユーザデータ記録領域310b、第4のテスト領域315bを示している。
また、第3のテスト領域304bは、第1のテスト領域306aと異なる半径に配置されているので、第1のテスト領域306aに影響を与えることが無く、第1層の記録学習を正しく行うことができる。
プロテクト領域305aの幅(R1−R2)は、第1の情報記録層のトラックの偏芯量Δe1、第2の情報記録層のトラックの偏芯量Δe2、一方の情報記録層にレーザ光が収束されているときのもう一方の情報記録層におけるレーザ光のビーム半径D、第1の情報記録層のトラック始端の半径位置の公差Δr1、第2の情報記録層のトラック始端の半径位置の公差Δr2、などを考慮して設定される。より詳しくは、図5に示すように、それぞれの情報記録層のトラックがそれぞれΔe1,Δe2、だけ偏芯した場合でも、第1のテスト領域306aと第3のテスト領域304bとが重ならない半径位置に配置されるように、プロテクト領域305aの幅(R1−R2)が決定されている。すなわち、プロテクト領域305aの幅(R1−R2)は、少なくともΔe1+Δe2以上となるように決定されている。また、図6に示すように、それぞれの情報記録層のトラック始端の半径位置がそれぞれ公差Δr1,Δr2を有する場合でも、第1のテスト領域306aと第3のテスト領域304bとが重ならない半径位置に配置されるように、プロテクト領域305aの幅(R1−R2)が決定されている。すなわち、プロテクト領域305aの幅(R1−R2)は、少なくともΔr1+Δr2以上となるように決定されている。また、図7に示すように、一方の層のテスト領域にレーザ光が収束されているときに、他方の層のテスト領域にレーザ光が照射されないように、プロテクト領域305aの幅(R1−R2)が決定されている。すなわち、プロテクト領域305aの幅(R1−R2)は、少なくともD以上となるように決定されている。
これにより、トラックの偏心や公差が存在した場合でも、第1のテスト領域306aと第3のテスト領域304bが重ならないようにでき、記録学習を適切に行うことができる。一般に、トラック偏芯や公差は2つの層の間で逆方向になる場合があり、さらに同時に発生する場合もあるので、最悪の場合を想定すると、プロテクト領域305aの幅(R2−R1)は、Δe1+Δe2+Δr1+Δr2+D以上となるように設定される。
また、本実施の形態の2層光ディスクにユーザデータを記録再生する光ディスク装置は、単層光ディスクに対してもユーザデータを記録再生することができるのが一般的である。本実施の形態の2層光ディスクは、単層光ディスクの情報記録層と光入射面に対して同じ位置にある第1の情報記録層にコントロールデータ領域304aを配置しているので、本2層光ディスクを光ディスク装置にロードしたときに、光学的に同じ条件で光ビームをコントロールデータ領域304aに照射することができる。これにより、識別情報の読みとりがスムーズになるという大きな効果がある。
図8に本発明の別の実施の形態における光ディスクの領域の主要部の半径位置関係を示した配置図を示す。
同図において上部は第1の情報記録層のプロテクト領域503a、コントロールデータ領域504a、プロテクト領域505a、第1のテスト領域506a、バッファ領域507a、ドライブ管理情報領域508a、バッファ領域509a、ユーザデータ記録領域510a、第2のテスト領域515aを示している。同図において下部は第2の情報記録層のプロテクト領域503b、第3のテスト領域504b、リザーブ領域505b、プロテクト領域506b、リザーブ領域507b、バッファ領域508b、リザーブ領域509b、バッファ領域510b、ユーザデータ記録領域511b、第4のテスト領域515bを示している。その他の構造、並びに各領域の内容は図3に示した実施の形態1の2層光ディスクと実質的に同一であるので詳細な説明は省略する。
また、第3のテスト領域504bは、第1のテスト領域506aと異なる半径に配置されているので、第1のテスト領域506aに影響を与えることが無く、第1層の記録学習を正しく行うことができる。
さらに、本実施の形態の光ディスクは2層ディスクであるが、この第1の情報記録層のみを有する単層光ディスクを考えた場合、そのような単層ディスクには第2の情報記録層は無いため、第2の情報記録層のテスト領域からの影響を避けるための領域は必要としない。本実施の形態の光ディスクでは、第3のテスト領域504bと重なる半径にコントロールデータ領域504aを配置したことにより、第3のテスト領域504bに対向して第1の情報記録層に領域を追加する必要が無いので、上記のような単層光ディスクと同じ領域構成にする事ができる。例えばユーザデータ記録領域510aおよび511bの最内周半径R0を単層光ディスクと同一にできるので、ユーザデータの記録容量を減縮する事もない。そのため、ユーザデータ記録領域の半径とアドレスが単層光ディスクと2層光ディスクとで変わらないので、光ディスク装置で記録再生する場合に光ビームのアクセスも容易になる。
これにより、トラックの偏心や公差が存在した場合でも、第1のテスト領域506aと第3のテスト領域504bが重ならないようにでき、記録学習を適切に行うことができる。一般に、トラック偏芯や公差は2つの層の間で逆方向になる場合があり、さらに同時に発生する場合もあるので、最悪の場合を想定すると、間隔(R1−R5)は、Δe1+Δe2+Δr1+Δr2+D以上となるように設定される。
さらに、本構造をとることにより、コントロールデータ領域504aに第1の情報記録層と第2の情報記録層の両方の記録パルスなどメディア固有情報が格納されているので、まず第1の情報記録層にアクセスすればすべての識別情報が得られ、光ディスクドライブのスタートアップ動作が早くなるという利点がある。
また、少なくとも各テスト領域への書き込みの方向を、内周側から外周側へ、もしくは外周側から内周側へ行うように規定してもよい。こうすることで、特に追記型の光ディスクにおいて各テスト領域の空き領域が認識しやすいという利点がある。もちろん、記録再生の方向を決めずにディスク全体をランダムに使用してもよい。
また、以上の実施の形態1および2において、テスト領域内にバッファ領域を設けてもよい。また、プロテクト領域、リザーブ領域、バッファ領域に何らかのデータを書き込んでもよい。
図9および図10を用いて、実施の形態1または2で説明した光ディスクに対する記録を行う光ディスク装置について説明する。
図9は、光ディスク装置600の概要を示すブロック図である。
図9において、601は光ディスクである。光ディスク601は、実施の形態1または2で説明した構造を有している。ただし、光ディスク装置600は、従来の構造を有する光ディスク、例えば単層光ディスクに対する記録を行うことができてもよい。
さらに、602は半導体レーザー、603はコリメートレンズ、604はビームスプリッタ、605は収束手段、606は集光レンズ、607は光検出手段、608は再生信号演算手段、609はフォーカス制御手段、610はトラッキング制御手段、611はアクチュエータ、612はコントローラ、613はレーザー駆動手段、615は信号処理部である。
ここで、半導体レーザー602、コリメートレンズ603、ビームスプリッタ604、収束手段605、集光レンズ606、光検出手段607、アクチュエータ611などにより、光ヘッドが構成されている。また、フォーカス制御手段609、トラッキング制御手段610、レーザー駆動手段613などにより、光ヘッド駆動手段が構成されている。また、再生信号演算手段608、コントローラ612などにより、制御手段が構成されている。
光ディスク601は、例えば2つの情報面を持った光ディスクであり、光スポットは光ディスク601の2つの情報面のうちのいずれか一方に収束されて情報を読み出す。
半導体レーザー602から出射された光ビームは、コリメートレンズ603、ビームスプリッタ604、収束手段605を通って、光ディスク601上の2つの情報面のうちの一方に集光される。集光された光スポットは、光ディスク601上で反射回折され、収束手段605、ビームスプリッタ604、集光レンズ606を通って、光検出手段607に集光される。集光された光は、光検出手段上の各受光素子A,B,C,Dの光量に応じた電圧信号を出力し、再生信号演算手段(再生信号演算回路)608で、前記電圧信号を演算する。
フォーカス制御手段609はFE信号に応じた電圧出力によって、アクチュエータ611を駆動し、光スポットを光ディスク601の2つの情報面のうちのいずれか一方の面上に焦点位置制御する。
トラッキング制御手段610はTE信号に応じた電圧出力によって、アクチュエータ611を駆動し、光スポットを光ディスク601の2つの情報面のうちのいずれか一方の面上の所望のトラック位置にトラッキング位置制御する。フォーカス位置制御およびトラッキング位置制御された光スポットによって、光ディスク上の凹凸のプリピットあるいは、相変化光ディスクの反射率の異なる濃淡のマークとスペースとを読み出すことによって、光ディスク上に記録された情報を読み出す。
コントローラ612は、RF信号に応じて、光スポットが光ディスク601上の2つの情報面のうちいずれの面に収束されているかを検出する。より具体的には、コントローラ612は、アドレス値によっていずれの面に収束されているかを検出する。コントローラ612は、フォーカス制御手段609、トラッキング制御手段610、レーザー駆動手段613を制御する。
記録条件学習が必要になると、コントローラ612は、フォーカス制御手段609とトラッキング制御手段610とに指示をして、第1の情報記録層の第1のテスト領域にアクセスする(ステップ701)。
次に、コントローラ612は、レーザー駆動手段613、フォーカス制御手段609、トラッキング制御手段610に指示を出して、第1のテスト領域で記録条件を学習する。例えば、レーザー駆動手段613に指示を出して、いろいろな記録パワーで、試し記録し、最適記録パワーを求めること、あるいは、フォーカス制御手段609に指示を出して、いろいろなフォーカス位置で、試し記録を行い最適フォーカス位置を求めること、あるいは、トラッキング制御手段610に指示を出して、いろいろなトラッキング位置で、試し記録を行い最適トラッキング位置を求めること、などが行われる(ステップ702)。
次に、コントローラ612は、レーザー駆動手段613、フォーカス制御手段609、トラッキング制御手段610に指示を出して、第3のテスト領域で記録条件を学習する。例えば、レーザー駆動手段613に指示を出して、いろいろな記録パワーで、試し記録し、最適記録パワーを求めること、あるいは、フォーカス制御手段609に指示を出して、いろいろなフォーカス位置で、試し記録を行い最適フォーカス位置を求めること、あるいは、トラッキング制御手段610に指示を出して、いろいろなトラッキング位置で、試し記録を行い最適トラッキング位置を求めること、などが行われる(ステップ704)。
図10の記録条件学習のステップは、記録条件学習が必要になったときには、いつでも行われてもよい。
以上のように、本発明の好ましい実施の形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施の形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみ、その範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施の形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
102 トラック
201 基板
202 第1の情報記録層
203 スペース層
204 第2の情報記録層
205 光透過層
304a コントロールデータ領域
306a 第1のテスト領域
304b 第3のテスト領域
315a 第2のテスト領域
315b 第4のテスト領域
Claims (3)
- ユーザデータの記録が可能であり、かつ記録再生用の光入射面が同一である第1と第2の2つの情報記録層を有した光ディスクに対して記録を行う光ディスク装置であって、
前記第1の情報記録層は、少なくとも、内周に位置する第1のテスト領域と、外周に位置する第2のテスト領域と、ユーザデータを記録するための第1のデータ記録領域とを備え、
前記第2の情報記録層は、少なくとも、内周に位置する第3のテスト領域と、外周に位置する第4のテスト領域と、ユーザデータを記録するための第2のデータ記録領域とを備え、
前記第1のテスト領域と前記第3のテスト領域とは、互いに重ならない半径位置に配置され、
前記第2のテスト領域と前記第4のテスト領域とは、互いにほぼ同じ半径位置に配置され、
前記光ディスク装置は、
前記第1のテスト領域と前記第3のテスト領域とにおいて記録学習を行った後に、前記第2のテスト領域と前記第4のテスト領域とにおいて記録学習を行い、前記第1の情報記録層と前記第2の情報記録層とのそれぞれに対する記録条件を決定する、
光ディスク装置。 - 前記第1から前記第4のテスト領域に対する情報の記録は、前記光ディスクの内周側から外周側もしくは外周側から内周側へ連続的に行われることを特徴とする、請求項1に記載の光ディスク装置。
- 前記第1及び前記第2の情報記録層に対する情報の記録は、前記第1の情報記録層から、前記第1の情報記録層よりも光入射側である前記第2の情報記録層へ連続的に行われることを特徴とする、請求項1に記載の光ディスク装置。
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