JP4574479B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

撮像装置及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4574479B2
JP4574479B2 JP2005211734A JP2005211734A JP4574479B2 JP 4574479 B2 JP4574479 B2 JP 4574479B2 JP 2005211734 A JP2005211734 A JP 2005211734A JP 2005211734 A JP2005211734 A JP 2005211734A JP 4574479 B2 JP4574479 B2 JP 4574479B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zoom
pan
tilt
camera
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005211734A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007028535A (ja
JP2007028535A5 (ja
Inventor
麻美 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005211734A priority Critical patent/JP4574479B2/ja
Publication of JP2007028535A publication Critical patent/JP2007028535A/ja
Publication of JP2007028535A5 publication Critical patent/JP2007028535A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4574479B2 publication Critical patent/JP4574479B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、撮像装置及びその制御方法に関し、より具体的には、ズーム機能と撮影方向変更機能を具備すする撮像装置及びその制御方法に関する。
近年、監視カメラやテレビ会議用のカメラの多くは、ズーム機能とパン・チルト機能を有する。このような監視カメラやテレビ会議用のカメラの需要は年々増加しており、現在数多くのカメラ製品が開発されている。また、パン・チルト機能を具備するカメラの開発では、エネルギー損失が少なくなるように装置の小型化、省電力等が望まれる。すなわち、パン・チルト動作を行うイナーシャを小さくし、アクチュエータの負荷を小さくすることが望まれる。
このような近年の監視カメラやテレビ会議用のカメラが、特許文献1、2に記載されている。特許文献1には、カメラユニットのほぼ重心位置にカメラユニットの回転中心が位置し、チルトの回転に対しては慣性モーメントを少なくする技術が記載されている。また、特許文献2には、パン回転体にカメラユニット、パン用モータ、チルト用モータ及びチルト回転機構を設け、パン用モータとチルト用モータをパン回転軸を挟んで配置することで重量バランスを良好にし、高速駆動を行った際にも安定するパン・チルト機構が記載されている。
一方、パン・チルト機能付きの雲台が提案されている。この雲台を利用すると、パン・チルト機能を付加できる。
特開2001−285675号公報 特開2003−330099号公報
しかし、カメラの重心は一様ではない。従って、パン・チルト機能付きの雲台にカメラを装着した場合、パン・チルトの回転中心とカメラの重心が大きくずれてしまうことがある。
仮に、カメラの重心をパン・チルトの回転中心に合わせたとしても、ズーム付きのカメラの場合のズーム調節、又は、オートフォーカス機能付きのカメラのフォーカス調節が、カメラの重心位置を移動させる。ズーム調節又はフォーカス調節により重心位置が移動すると、パン・チルト制御の際にパン・チルト機構に過大な負荷がかかってしまう。
そこで、本発明は、このような上記の問題点に鑑み、パン・チルト機構への負荷を低減する撮像装置及びその制御方法を提示することを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、ズームレンズを有するカメラ部と、前記カメラ部を支持する雲台であって、前記カメラ部の向きを第1の方向に変更するパン回転のためのパン機構と、前記カメラ部の向きを第2の方向に変更するチルト回転のためのチルト機構とを具備する雲台と、前記雲台を支持するベース部にかかる荷重を検知するための複数のパン荷重センサと、前記チルト機構と前記カメラ部とのジョイント部にかかる荷重を検知するためのチルト荷重センサと、前記ズームレンズのズームを変更させながら検知した前記複数のパン荷重センサにかかる荷重に基づいて前記カメラ部の重心が前記パン回転の中心に最も近づく第1のズーム位置を検知すると共に、前記ズームレンズのズームを変更させながら検知した前記チルト荷重センサにかかる荷重に基づいて前記チルト機構と前記カメラ部とのジョイント部にかかる荷重が最小になる第2のズーム位置を検知する検知手段と、前記検知手段によって検知された前記第1及び第2のズーム位置を記憶する記憶手段と、前記パン機構の駆動指示を受けた場合、前記記憶手段から読み出された前記第1のズーム位置に前記ズームレンズのズームを変更してから前記パン機構を制御し、前記チルト機構の駆動指示を受けた場合、前記記憶手段から読み出された前記第2のズーム位置に前記ズームレンズのズームを変更してから前記チルト機構を制御する制御手段とを具備し、前記制御手段は、前記パン機構とチルト機構の少なくともいずれかの制御中に前記ズームの変更に関する指示を受けた場合、当該制御が終了してから前記ズームレンズのズームを変更することを特徴とする。
本発明に係る撮像装置の制御方法は、ズームレンズを有するカメラ部と、前記カメラ部を支持する雲台であって、前記カメラ部の向きを第1の方向に変更するパン回転のためのパン機構と、前記カメラ部の向きを第2の方向に変更するチルト回転のためのチルト機構とを具備する雲台と、前記雲台を支持するベース部にかかる荷重を検知するための複数のパン荷重センサと、前記チルト機構と前記カメラ部とのジョイント部にかかる荷重を検知するためのチルト荷重センサと、前記ズームレンズのズームを変更させながら検知した前記複数のパン荷重センサにかかる荷重に基づいて前記カメラ部の重心が前記パン回転の中心に最も近づく第1のズーム位置を検知すると共に、前記ズームレンズのズームを変更させながら検知した前記チルト荷重センサにかかる荷重に基づいて前記チルト機構と前記カメラ部とのジョイント部にかかる荷重が最小になる第2のズーム位置を検知する検知手段とを具備する撮像装置の制御方法であって、前記検知手段によって検知された前記第1及び第2のズーム位置を記憶手段に記憶する記憶工程と、前記パン機構の駆動指示を受けた場合、前記記憶手段から読み出された前記第1のズーム位置に前記ズームレンズのズームを変更してから前記パン機構を制御し、前記チルト機構の駆動指示を受けた場合、前記記憶手段から読み出された前記第2のズーム位置に前記ズームレンズのズームを変更してから前記チルト機構を制御する制御工程とを有し、前記制御工程は、前記パン機構とチルト機構の少なくともいずれかの制御中に前記ズームの変更に関する指示を受けた場合、当該制御が終了してから前記ズームレンズのズームを変更することを特徴とする。
本発明によれば、カメラ部の光学調整動作、例えばズーム動作と、雲台の撮像方向変更動作、例えば、パン・チルト動作を同時に制御しないようにしたので、パン・チルト時のトルク変動を少なくし、パン・チルト制御の負荷を軽減できる。モータを小型化することができ、撮像装置全体の小型化につながる。
また、カメラ部の光学調整動作、例えば光学ズーム機能に利用して重心位置を調節するようにしたので、重心位置を調整するためのバランサなど余計な部品を省くことができる。
さらに、雲台に装着したカメラの重心位置を検知するようにしたので、異なる重心位置を持つ複数のカメラに対しても、ズームまたはフォーカスによる重心位置の補正を行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施例に係る撮像装置の外観斜視図である。撮像装置10は、主要な構成要素として、カメラ部12、雲台部14、ベース部16、ジョイント部(パン軸)18、及びジョイント部(チルト軸)20を具備する。カメラ部12は、ズーム機能を具備し、雲台部14はパン・チルト機構を具備する。
撮像装置10は、ネットワーク(無線または有線のネットワーク)経由又はリモートコントローラ等で遠隔操作され、また、このような外部からの制御信号に従って雲台部14を制御する。
カメラ部12は、雲台部14用に設計された専用のカメラであってもよいが、汎用のデジタルカメラ又はデジタルビデオカメラであってもよい。カメラ部12は、デジタルカメラやデジタルビデオカメラに標準で取り付けられているのと同じ、三脚取り付け用のネジ穴12aを具備する。このネジ穴12aにチルト軸となる後述するネジ14aが嵌合する。カメラ部12は雲台部14から取り外し可能であり、異なるタイプのカメラを雲台部14に装着可能である。カメラ部12の鏡筒12bは、ズームの際にカメラ部12からの突出量が変化する。
雲台部14は、ネジ14a、ジョイント部18及びジョイント部20を具備する。ネジ14aはネジ穴12aに嵌合する。図1では、ネジ14aとネジ穴12aの位置関係が分かりやすいように、ネジ14aとネジ穴12aを離して図示してある。雲台部14は、ジョイント部18を中心に水平面内のA−B方向にパン回転し、ジョイント部20を中心に垂直面内のC−D方向にチルト回転する。即ち、ジョイント部18にはパンモータが埋め込まれ、ジョイント部20にはチルトモータが埋め込まれている。ジョイント部18を支持するベース部16には、ジョイント部18,20のパンモータ及びチルトモータの回転を制御する制御回路と電源等が収納されている。
図2は、撮像装置10の概略構成ブロック図である。撮像装置10は、雲台部14のパン・チルト動作を制御するパン・チルト制御システム30と、カメラ部12を制御するカメラ制御システム50を具備する。
パン・チルト制御システム30は、操作部32、システム制御回路34、パン制御回路36、チルト制御回路38、パン駆動部40及びチルト駆動部42を具備する。一方、カメラ制御システム50は、撮像素子52、映像信号処理回路54、カメラ制御回路56、ズーム制御回路58及びレンズ駆動部60を具備する。
まず、パン・チルト制御システム30を説明する。操作部32は、ネットワークを介して又はリモートコントローラにより入力されるユーザの操作に応じた各種指示信号をシステム制御回路34に出力する。指示信号には、パン指示信号とチルト指示信号がある。パン指示信号は、パンの速度と回転方向を指示する信号である。チルト指示信号は、チルトの速度と回転方向を指示する信号である。
システム制御回路34は、パン指示信号及びチルト指示信号をそれぞれパン制御回路36及びチルト制御回路38に出力する。パン制御回路36はパン指示信号に従いパン駆動部40を駆動し、チルト制御回路38はチルト指示信号に従いチルト駆動部42を駆動する。パン駆動部40はジョイント部18を回転駆動し、チルト駆動部42はジョイント部20を回転駆動する。また、パン駆動部40は、パン速度、パン移動量及びパン位置等を示すステータス信号をシステム制御回路34及びパン制御回路36にフィードバックする。一方、チルト駆動部42は、パンと同様に、チルト速度、チルト移動量及びチルト位置等を示すステータス信号をシステム回路34及びチルト制御回路38にフィードバックする。
次に、カメラ制御システム50を説明する。撮像素子52は、CCD型撮像素子又はCMOS型撮像素子等からなる。撮像素子52は、レンズ(不図示)からの光を電気信号に変換する。映像信号処理回路54は、撮像素子52の出力電気信号を処理し、カメラ制御回路56に出力する。
システム制御回路34は、ズーム指示信号をカメラ制御回路56に出力し、カメラ制御回路56は、このズーム指示信号をズーム制御回路58に供給する。ズーム指示信号は、光学ズームのために鏡筒12bの前方向移動又は後方向移動を指示する信号である。システム制御回路34はまた、カメラ部12を制御するその他の指示信号をカメラ制御回路56に出力する。
ズーム制御回路58は、ズーム指示信号に応じてズーム駆動部60を駆動する。ズーム駆動部60が、鏡筒12b内に収容されるズームレンズ(図示せず)を移動させることに連動して、鏡筒12bが前方向又は後方向に移動する。ズーム駆動部60は、ズーム速度及びズーム位置等を示すステータス信号をカメラ制御回路56、ズーム制御回路58にフィードバックする。
図3を用いて、撮像装置10のズーム動作を説明する。図3は、ズーム動作のフローチャートである。
システム制御回路34は、操作部32からズーム指示信号を受信すると(S10)、パン駆動部40とチルト駆動部42のいずれかが動作中であるか否かを判定する(S11)。具体的には、システム制御回路34は、パン駆動部40がパン動作中を示すパン動作中信号を出力しているかどうか、及びチルト駆動部42が、チルト動作中を示すチルト動作中信号を出力しているかどうかを調べる。
パンとチルトのいずれも動作中でなければ(S11)、システム制御回路34は、ズーム指示信号をカメラ制御回路56を介してズーム制御回路58に供給する。これにより、ズーム駆動部60によるズーム動作が行われる(S12)。
パンとチルトのどちらか一方が動作中であれば(S11)、両方が停止するまで、待機する。すなわち、パンとチルトのどちらも終了したら(S11)、ズーム動作が実行される(S12)。
このようにして、ズーム機能とパン・チルト機能を排他制御することで、ズーム機能とパン・チルト機能を安定に制御でき、その結果として、不安定な雲台上でも、安定したズーム、パン及びチルトを実現できる。
撮像方向変更手段としてパン機能とチルト機能の両方を具備する実施例を説明したが、パン機能とチルト機能の一方のみを有する場合にも適用可能である。
図4は、本発明の第2実施例に係る撮像装置の概略構成ブロック図である。第2実施例に係る撮像装置10aのパン・チルト制御システム30aには、荷重検出部70と記録媒体74が追加され、システム制御回路34aには、荷重検出部70と記録媒体74を後述するように利用する機能が追加されている。第1実施例と同じ構成要素には、同じ符号を付してある。
第1実施例からの変更部分の動作を説明する。荷重検出部70は、パン駆動部40のジョイント部18にかかる荷重と、チルト駆動部42のジョイント部20にかかる荷重を検知する。荷重検出部70は、図5に示すように、ベース部16の底面に配置されるパン荷重センサ70a〜70cと、図6に示すように、雲台部14のジョイント部20の近傍に配置されるチルト荷重センサ72とを具備する。荷重センサ70a〜70c,72は具体的には、荷重を電気信号に変換する素子、例えば、ピエゾ抵抗デバイスまたは歪みゲージ等からなる。図5は、ベース部16を下から見た斜視図を示し、図6は、チルト荷重センサ72を装備した雲台14の斜視図を示す。
制御回路34aは、以下の処理により所定の複数のパン角及びチルト角に対して最適なズーム位置を演算し、記録媒体74に記録する。図7は、撮像装置10aの説明用の座標系を示す。
パン荷重センサ70a〜70cは、雲台部14のベース16のパン回転軸の周囲に配置され、ベース16にかかる荷重を感知する。また、チルト荷重センサ72は、ジョイント部20がカメラ部12から受ける荷重を感知する。カメラ部12は、ジョイント部20のコネクタ14cを介してベース16内の電気回路と接続する。
図7において、カメラ部12の光軸(x方向)は、ジョイント部20のチルト軸(y方向)と直交し、かつ、重力方向gとも直交している。システム制御回路34aは、カメラ12のズームを調節しながら、チルト荷重センサ72が検出した荷重をモニタする。チルト荷重センサ72が検出した荷重が最小になるズーム位置がチルト回転時におけるイナーシャが最小になるズーム位置であり、システム制御回路34aは、このズーム位置を記録媒体70に記録する。
システム制御回路34aは、チルト回転の場合と同様に、カメラ12のズームを変更させながら、3つのパン荷重センサ70a〜70cの検出荷重からカメラ12の重心位置を検出する。そして、カメラ12の重心位置がパン回転中心であるジョイント部18の中心に最も近づくズーム位置を検出し、記録媒体70に記憶する。
図8は、第2実施例におけるズーム制御フローチャートを示す。図8を参照して、本実施例のパン・チルト指示に対するズーム調節の動作を説明する。
初期動作として、先に説明したように、ズームに対するパン荷重センサ70a〜70c及びチルト荷重センサ72の検出荷重から、最適なズーム位置が算出される(S201)。最適なズーム位置のデータが記録媒体74に保存される(S202)。
操作部32からシステム制御回路34にパン指示信号が出力されているか否かを判定する(S203)。パン指示信号が出力されていなければ(S203)、操作部32からシステム制御回路34にチルト指示信号が出力されているか否かを判定する(S204)。チルト指示信号が出力されていなければ(S204)、ステップS203に戻る。チルト指示信号が出力されていれば(S204)、ステップS202で保存された、チルト駆動に対する最適なズーム位置にカメラ12のズームが調整される(S205)。ズーム調整が終了したら(S205)、チルト駆動部42が、チルト指示信号に基づくチルト動作を実行する(S206)。
パン指示信号が出力されていない場合(S203)、操作部32からシステム制御回路34にチルト指示信号が出力されているか否かを判定する(S207)。チルト指示信号が出力されていれば(S207)、ステップS202で保存された、パン・チルトに対する最適なズーム位置にカメラ12のズームを調整する(S208)。ズーム調整が終了したら(S208)、パン駆動部40は、パン指示信号に基づくパン動作を実行し、チルト駆動部42は、チルト指示信号に基づくチルト動作を実行する(S209)。
一方、パン指示信号もチルト指示信号も出力されていない場合(S207)、ステップS202で保存された最適なズーム位置にカメラ12のズームを調整する(S210)。ズーム調整が終了したら、パン駆動部40は、パン指示信号に基づくパン動作を実行する(S211)。
本実施例では、パン荷重センサ70a〜70cとチルト荷重センサ72を設けたので、ズームに対する重心位置を検出することができる。これを使って、パン・チルトに対する最適な負荷位置になるズーム位置を決定でき、パン・チルトを少ない負荷で実行できるようになる。重心位置を補正するバランサ等を省略することも可能になる。ズームに対する重心移動が異なるカメラに変更しても、パン・チルトに対する負荷を軽減できる。
パン荷重センサ70a〜70cとチルト荷重センサ72は、荷重を検出する専用センサ以外に、パン駆動モータ及びチルト駆動モータにかかる負荷を検出する手段であってもよい。
撮像方向変更手段としてパン機能とチルト機能の両方を具備する実施例を説明したが、パン機能とチルト機能の一方のみを有する場合にも適用可能である。
ズームに対する実施例を説明したが、フォーカスによる重心移動にも同様に適用可能である。勿論、ズームとフォーカスの両方を調整可能なカメラにも適用可能である。
本発明の第1実施例に係る撮像装置の外観斜視図である。 第1実施例の概略構成ブロック図である。 第1実施例のズーム動作の制御フローチャートである。 第2実施例に係る撮像装置の概略構成ブロック図である。 パン荷重センサの配置を示す図である。 チルト荷重センサの配置を示す図である。 第2実施例の重心位置と座標系を示す模式図である。 第2実施例におけるパン・チルト動作の制御フローチャートである。
符号の説明
10,10a 撮像装置
12 カメラ部
12a ネジ穴
12b 鏡筒
14 雲台部
14a ネジ
14b コネクタ
16 ベース部
18 ジョイント部(パン軸)
20 ジョイント部(チルト軸)
30 パン・チルト制御システム
32 操作部
34,34a システム制御回路
36 パン制御回路
38 チルト制御回路
40 パン駆動部
42 チルト駆動部
50 カメラ制御システム
52 撮像素子
54 映像信号処理回路
56 カメラ制御回路
58 ズーム制御回路
60 レンズ駆動部
70 荷重検出部
70a,70b,70c パン荷重センサ
72 チルト荷重センサ
74 記録媒体

Claims (2)

  1. ズームレンズを有するカメラ部と、
    前記カメラ部を支持する雲台であって、前記カメラ部の向きを第1の方向に変更するパン回転のためのパン機構と、前記カメラ部の向きを第2の方向に変更するチルト回転のためのチルト機構とを具備する雲台と、
    前記雲台を支持するベース部にかかる荷重を検知するための複数のパン荷重センサと、
    前記チルト機構と前記カメラ部とのジョイント部にかかる荷重を検知するためのチルト荷重センサと、
    前記ズームレンズのズームを変更させながら検知した前記複数のパン荷重センサにかかる荷重に基づいて前記カメラ部の重心が前記パン回転の中心に最も近づく第1のズーム位置を検知すると共に、前記ズームレンズのズームを変更させながら検知した前記チルト荷重センサにかかる荷重に基づいて前記チルト機構と前記カメラ部とのジョイント部にかかる荷重が最小になる第2のズーム位置を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知された前記第1及び第2のズーム位置を記憶する記憶手段と、
    前記パン機構の駆動指示を受けた場合、前記記憶手段から読み出された前記第1のズーム位置に前記ズームレンズのズームを変更してから前記パン機構を制御し、前記チルト機構の駆動指示を受けた場合、前記記憶手段から読み出された前記第2のズーム位置に前記ズームレンズのズームを変更してから前記チルト機構を制御する制御手段
    とを具備し、
    前記制御手段は、前記パン機構とチルト機構の少なくともいずれかの制御中に前記ズームの変更に関する指示を受けた場合、当該制御が終了してから前記ズームレンズのズームを変更する
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. ズームレンズを有するカメラ部と、
    前記カメラ部を支持する雲台であって、前記カメラ部の向きを第1の方向に変更するパン回転のためのパン機構と、前記カメラ部の向きを第2の方向に変更するチルト回転のためのチルト機構とを具備する雲台と、
    前記雲台を支持するベース部にかかる荷重を検知するための複数のパン荷重センサと、
    前記チルト機構と前記カメラ部とのジョイント部にかかる荷重を検知するためのチルト荷重センサと、
    前記ズームレンズのズームを変更させながら検知した前記複数のパン荷重センサにかかる荷重に基づいて前記カメラ部の重心が前記パン回転の中心に最も近づく第1のズーム位置を検知すると共に、前記ズームレンズのズームを変更させながら検知した前記チルト荷重センサにかかる荷重に基づいて前記チルト機構と前記カメラ部とのジョイント部にかかる荷重が最小になる第2のズーム位置を検知する検知手段
    とを具備する撮像装置の制御方法であって、
    前記検知手段によって検知された前記第1及び第2のズーム位置を記憶手段に記憶する記憶工程と、
    前記パン機構の駆動指示を受けた場合、前記記憶手段から読み出された前記第1のズーム位置に前記ズームレンズのズームを変更してから前記パン機構を制御し、前記チルト機構の駆動指示を受けた場合、前記記憶手段から読み出された前記第2のズーム位置に前記ズームレンズのズームを変更してから前記チルト機構を制御する制御工程
    とを有し、
    前記制御工程は、前記パン機構とチルト機構の少なくともいずれかの制御中に前記ズームの変更に関する指示を受けた場合、当該制御が終了してから前記ズームレンズのズームを変更する
    ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
JP2005211734A 2005-07-21 2005-07-21 撮像装置及びその制御方法 Expired - Fee Related JP4574479B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005211734A JP4574479B2 (ja) 2005-07-21 2005-07-21 撮像装置及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005211734A JP4574479B2 (ja) 2005-07-21 2005-07-21 撮像装置及びその制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007028535A JP2007028535A (ja) 2007-02-01
JP2007028535A5 JP2007028535A5 (ja) 2008-08-28
JP4574479B2 true JP4574479B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=37788651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005211734A Expired - Fee Related JP4574479B2 (ja) 2005-07-21 2005-07-21 撮像装置及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4574479B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6080060B1 (ja) * 2015-10-23 2017-02-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置
CN107577103A (zh) * 2016-07-05 2018-01-12 深圳市红狐狸智能科技有限公司 一种自带两轴增稳的微型镜头模组
JP6146520B1 (ja) * 2016-07-12 2017-06-14 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd 光学装置、移動体、保持位置調整方法、及びプログラム
CN109854886A (zh) * 2019-01-31 2019-06-07 桂林飞宇科技股份有限公司 一种摄像云台

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54145430A (en) * 1978-05-08 1979-11-13 Toshiba Corp Rotary base for television camera
JPS61184296A (ja) * 1985-02-07 1986-08-16 キヤノン株式会社 電動雲台
JPH04139969A (ja) * 1990-09-29 1992-05-13 Sony Corp テレビカメラ装置
JPH04282605A (ja) * 1991-03-12 1992-10-07 Canon Inc テレビ用カメラ装置
JPH0686136A (ja) * 1992-09-02 1994-03-25 Fuji Photo Optical Co Ltd テレビカメラの遠隔制御装置
JPH09149299A (ja) * 1995-11-21 1997-06-06 Fuji Photo Optical Co Ltd テレビレンズ装置
JPH11341318A (ja) * 1998-05-25 1999-12-10 Canon Inc カメラシステム
JP2000307929A (ja) * 1999-04-16 2000-11-02 Fuji Photo Optical Co Ltd 雲台装置
JP2001053986A (ja) * 1999-08-11 2001-02-23 Shotoku Seisakusho:Kk 傾動可能な物品搭載装置
JP2001147363A (ja) * 1999-11-18 2001-05-29 Seiko Precision Inc 遠隔操作カメラ
JP2001285694A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Canon Inc 撮像装置およびビデオ会議装置
JP2002195487A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Canon Inc 雲台装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54145430A (en) * 1978-05-08 1979-11-13 Toshiba Corp Rotary base for television camera
JPS61184296A (ja) * 1985-02-07 1986-08-16 キヤノン株式会社 電動雲台
JPH04139969A (ja) * 1990-09-29 1992-05-13 Sony Corp テレビカメラ装置
JPH04282605A (ja) * 1991-03-12 1992-10-07 Canon Inc テレビ用カメラ装置
JPH0686136A (ja) * 1992-09-02 1994-03-25 Fuji Photo Optical Co Ltd テレビカメラの遠隔制御装置
JPH09149299A (ja) * 1995-11-21 1997-06-06 Fuji Photo Optical Co Ltd テレビレンズ装置
JPH11341318A (ja) * 1998-05-25 1999-12-10 Canon Inc カメラシステム
JP2000307929A (ja) * 1999-04-16 2000-11-02 Fuji Photo Optical Co Ltd 雲台装置
JP2001053986A (ja) * 1999-08-11 2001-02-23 Shotoku Seisakusho:Kk 傾動可能な物品搭載装置
JP2001147363A (ja) * 1999-11-18 2001-05-29 Seiko Precision Inc 遠隔操作カメラ
JP2001285694A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Canon Inc 撮像装置およびビデオ会議装置
JP2002195487A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Canon Inc 雲台装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007028535A (ja) 2007-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1862842B1 (en) Image stabilizer, lens device and imaging apparatus
JP5419647B2 (ja) 像振れ補正装置およびそれを備えた撮像装置、像振れ補正装置の制御方法
US7995908B2 (en) Image stabilizing camera system
JP5446546B2 (ja) 撮像制御装置、撮像制御方法、プログラム、撮像システム
JP5251779B2 (ja) 携帯型電子機器、制御方法、プログラム、撮像システム
EP2091234B1 (en) Image pickup apparatus
JP6899630B2 (ja) 交換レンズおよび駆動方法、並びに電子機器
KR20070061390A (ko) 렌즈 장치 및 촬상장치
JP2005003719A (ja) 撮影装置
US8860827B2 (en) Zoom lens apparatus and image pickup system having an image stabilzer with a lens positional deviation control, and operation unit thereof
JP5984349B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法
JP5159240B2 (ja) 撮像装置
JP4574479B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP5473978B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP5979837B2 (ja) 交換レンズ、及びそれを有するカメラシステム
JP3530677B2 (ja) 画像入力装置
JP4609183B2 (ja) 撮像装置
US9621799B2 (en) Imaging apparatus
US11372316B2 (en) Lens barrel, camera body, camera system
JP2013243552A (ja) 撮像装置およびその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
JP5458521B2 (ja) レンズ鏡筒、レンズ鏡筒の調整方法、光学装置、および光学装置の調整方法
KR101023999B1 (ko) 촬상 기기 및 촬상 방법
US8256899B1 (en) System and method for supporting a camera that enables complex camera movements to be accurately repeated
JP2007180663A (ja) 電子カメラ、及びその表示手段の角度制御方法
JP7479828B2 (ja) 制御装置、方法、プログラム及び記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080714

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100817

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees