JP4574397B2 - 粉体塗装装置 - Google Patents

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この発明は、粉体塗装装置に関する。
粉体塗装では、色替時、吸引管やインジェクタなどの塗料供給装置の管路内を清掃し、後の色に前の色が混ざることを防ぐ必要がある。このため、従来から、粉体塗装の色替を容易にするべく、吸引管等をエアブローや空気吸引により清掃する粉体塗装装置があった。
例えば、特許文献1の粉体塗装装置は、塗料供給装置を出し入れするフレームに塗料タンクを載せる昇降リフトを設け、この昇降リフトの上面に塗料供給装置の吸引管内をエアブローするパージノズルを設けたものである。
特許文献1の粉体塗装装置では、昇降リフトを下降させて塗タンクから吸引管を抜き、塗タンクを昇降リフトから降ろし、その後、空の昇降リフトを上昇させてパージノズルと吸引管の吸上げノズルとを接続させ、吸引管内をエアブローすることにより、これに連通する塗料供給装置や塗装ガンなどを清掃するようになっている。
特開平9−150105号公報
しかしながら、特許文献1の粉体塗装装置では、昇降リフトの上面に塗料供給装置の吸引管内をエアブローするパージノズルを設けている。このため、特許文献1の粉体塗装装置は、塗料供給装置の清掃終了後、塗タンクを昇降リフトに載せるため、昇降リフトをもう一度下に降ろし、昇降リフトを再度上昇させなければ、吸上げノズルを塗料タンク内に差し入れることができず、色替に時間を要する。
そこで、この発明の課題は、色替の時間を短縮することができる粉体塗装装置を提供することにある。
前記の課題を解決するため、この発明は、塗料供給装置の吸引管の吸上げノズルを塗料タンクに抜き差しする昇降装置と、前記吸上げノズルに接続され前記吸引管内を空気流により清掃する空気洗浄ノズルとを備えた粉体塗装装置において、前記空気洗浄ノズルを、前記吸上げノズルに対向する清掃準備位置と、塗料タンクの設置空間から退避する待機位置との間で往復自在に設け、前記空気洗浄ノズルが、前記塗料タンクの搬出方向動に追随して清掃準備位置に移動し、前記塗料タンクの搬入方向動に追随して待機位置に移動することを特徴とする。
この発明の構成によれば、前記空気洗浄ノズルを、前記吸上げノズルに対向する清掃準備位置と、塗料タンクの設置空間から退避する待機位置との間で往復自在に設け、前記空気洗浄ノズルが、前記塗料タンクの搬出方向動に追随して清掃準備位置に移動し、前記塗料タンクの搬入方向動に追随して待機位置に移動する構成としたので、前記空気洗浄ノズルの位置合せと、前記塗料タンクの設置空間からの退避とが前記塗料タンクの搬出入動と同時進行される。すなわち、上記従来例のように、前記塗料タンクを搬入する前に前記空気洗浄ノズルを前記塗料タンクの設置空間から退避させる課程が存在しない。この分、この発明に係る粉体塗装装置は、色替の時間を短縮することができる。
この発明の構成においては、吸引管内を清掃するための空気流は、ブローおよび吸引のいずれでもよい。また、前記空気洗浄ノズルを清掃準備位置と待機位置との間で往復させる機構は特に限定されない。しかし、電動機構を利用するとランニングコストが増大する。
そこで、前記空気洗浄ノズルを待機位置から清掃準備位置に移動させる付勢手段を設け、前記付勢手段が、前記塗料タンクの搬入方向動により付勢力を蓄積し、前記塗料タンクの搬出方向動により付勢力を開放する構成を採用することが好ましい。この構成によれば、前記付勢手段により、前記塗料タンクの搬入の勢いを前記空気洗浄ノズルの往復移動に利用することができる。このため、この構成によれば、ランニングコストの増大が防止される。
前記付勢手段としては、例えば、前記塗料タンクの搬入方向動により圧縮されるばねなどの弾性部材から構成することができる。
好ましくは、前記空気洗浄ノズルを待機位置と清掃準備位置の間で揺動自在に支持する揺動機構を設け、前記塗料タンクの搬出時に前記空気洗浄ノズルを清掃準備位置に位置決めする規制部を設け、前記空気洗浄ノズルが、前記塗料タンクの搬入方向動により待機位置まで揺動し、前記塗料タンクの搬出方向動に伴って清掃準備位置まで揺動する構成を採用するとよい。
この構成の場合、前記空気洗浄ノズルは、前記塗料タンクの搬入方向動により待機位置まで揺動する。これにより、前記塗料タンクの搬入時の勢いが位置エネルギに変換され、前記の付勢力として蓄えられる。したがって、前記空気洗浄ノズルは、前記塗料タンクの搬出方向動に伴って清掃準備位置に向けて揺動する。このとき、前記空気洗浄ノズルは前記規制部により清掃準備位置に位置決めされる。すなわち、前記揺動機構が前記付勢手段を兼ねる。また、前記空気洗浄ノズルは、前記規制部により清掃準備位置に位置決めされるので、前記吸引管の吸上げノズルとの接続関係がずれることはない。前記規制部は、係止フックや吸引磁石等により安価に実現することができる。このため、この構成によれば、製造コストが軽減される。なお、この構成では、別に前記付勢手段を設けてもよい。
また、弾性部材をその伸縮方向一端部が前記塗料タンクの搬出方向に向くように設け、前記弾性部材の一端部に前記空気洗浄ノズルを取り付け、前記塗料タンクの搬出時に前記空気洗浄ノズルを清掃準備位置に位置決めする規制部を設け、前記空気洗浄ノズルが前記塗料タンクの搬入方向動により搬入方向に押されると、前記弾性部材が圧縮して前記空気洗浄ノズルが待機位置に移動し、前記塗料タンクの搬出時に前記弾性部材が伸張して前記空気洗浄ノズルが清掃準備位置まで移動する構成を採用することも好ましい。
この構成では、前記空気洗浄ノズルが前記塗料タンクの搬入方向動により搬入方向に押されると、前記弾性部材が圧縮し、これに伴って前記空気洗浄ノズルが待機位置に移動する。この状態では、前記塗料タンクの搬出時に前記弾性部材が伸張し、これに伴って前記空気洗浄ノズルが清掃準備位置まで移動する。このとき、前記空気洗浄ノズルは前記規制部により清掃準備位置に位置決めされる。すなわち、前記弾性部材が、前記付勢手段と前記空気洗浄ノズルの往復機構とを兼ねる。また、前記空気洗浄ノズルは、前記規制部により清掃準備位置に位置決めされるので、前記吸引管の吸上げノズルとの接続関係がずれることはない。前記規制部は、係止フックや吸引磁石等により安価に実現することができる。したがって、この構成によっても、製造コストが軽減される。
前記吸引管は塗料タンクに抜き差しされるので、その外面には粉体塗料が付着している。そこで、前記空気洗浄ノズルが清掃準備位置にある状態で少なくとも前記吸引管の外面に向けてエアーを噴出するエアブロー部を備えた構成を採用することが好ましい。この構成によれば、前記空気洗浄ノズルが清掃準備位置にある状態で前記昇降装置により前記吸引管を昇降させることにより、吸引管外面が前記エアブロー部により清掃される。このため、この構成では、吸引管外面の清掃が簡単になり、色替時間がより短縮される。
ここで、前記塗料供給装置が前記塗料タンクに抜き差しされる塗料検知用レベラーを備える場合がある。この場合、前記塗料検知用レベラーの外面にも粉体塗料が付着している。そこで、前記塗料検知用レベラーの外面に向けてエアーを噴出するレベラーブロー部を備えた構成とすることにより、前記エアブロー部と同様にしてレベラー外面を清掃することができる。
上述のように、この発明に係る粉体塗装装置は、塗料供給装置を清掃後、空気洗浄ノズルを前記塗料タンクの設置空間から退避させる必要がないので、色替の時間を短縮することができる。
以下、この発明の第1実施形態に係る粉体塗装装置を添付図面に基づいて説明する。図1は、第1実施形態に係る粉体塗装装置の正面を示している。図1に示すように、第1実施形態に係る粉体塗装装置1は、塗料供給装置10の吸引管11の吸上げノズル12を塗料タンク2に抜き差しする昇降装置3と、吸上げノズル12に接続され吸引管11内を空気流により清掃する空気洗浄ノズル20とを備える。
タンク2は、正面開放状の機枠4の開放空間に対して台車5に乗せた状態で正面側から搬出入される。すなわち、塗料タンク2の搬入方向動は、台車5が正面側から背面側に向けて押されることによる。塗料タンク2の搬出方向動は、台車5が背面側から正面側に向けて引かれることによる。
機枠4の開放空間は、塗タンク2の設置空間よりも余裕をもって設けられている。ここで、塗タンク2の設置空間は、塗タンク2の設置位置における占有空間と、塗タンク2を設置位置に搬出入するための移動空間とからなる。
タンク2の設置位置の両側には、図1において機枠4の正面を一部切欠いて示すように、上下方向のフレーム41が対向一対で設けられている。フレーム41には、図1においてフレーム41の正面を一部切欠いて示すように、上下方向にガイド溝42が設けられている。このガイド溝42には、スライダ43が装着されている。ガイド溝42とスライダ43は、塗タンク2の設置位置の上方に配置されたステージ44を上下方向に案内する。
塗料供給装置10は、ステージ44上に取り付けられている。塗料供給装置10は、吸引管11と、この上端側が接続された吸引装置13とからなる。吸引装置13は、吸引管11の下端側に設けられた吸上げノズル12が塗タンク2に差し入れた状態で負圧を発生させ、塗料タンク2内から粉体塗料を吸い上げ、吸引装置13に接続された塗装ガン(図示せず)から粉体塗料を噴出させるようになっている。例えば、吸引装置13には、従来周知のインジェクタタイプのものを用いることができる。また、吸引管11の背面側には、塗料タンク2に抜き差しされる塗料検知用レベラー14が下向きに設けられている。
昇降装置3は、図1から図3に示すように、機枠4の上部フレーム45に取り付けられており、ステージ44を塗料タンク2に対して昇降させる。この粉体塗装装置1では、昇降装置3に伸縮シリンダが用いられており、上下方向に向けられている。昇降装置3のピストンロッド31の下端部には、上記のステージ44が、複数の塗料供給装置10を取り付けた状態で固定されている。昇降装置3の伸縮によりテージ44が昇降されると、吸上げノズル12が塗タンク2に抜き差しされる。吸上げノズル12が昇降装置3により塗タンク2内から引き抜かれた状態で、塗料タンク2が設置位置に搬出入される。
一方、空気洗浄ノズル20は、図4に縦断面構造を示すように、吸上げノズル12の受け口21と、受け口21の下方に接続されたエアーチューブ22とを備える。この粉体塗装装置1では、空気洗浄ノズル20が、各吸上げノズルに対応させて複数の同一構造が設けられた樹脂部材からなる。
なお、この粉体塗装装置1では、昇降装置3は、吸上げノズル12が塗タンク2内に達する前に、ステージ44を自由落下するように設けられている。これにより、吸上げノズル12の下降時間が短縮される。このため、吸引管11には、自由落下の衝撃を考慮して、アルミ合金製のものが用いられている。より好ましくは、受け口21に吸上げノズル12を受けるパッキン(図示せず)等を設けるとよい。パッキンにより、自由落下の衝撃が吸収されると共に、空気洗浄ノズル20の空気流の漏洩が防止される。
空気洗浄ノズル20は、吸上げノズル12に接続された状態で、吸引管11内を空気流により清掃するようになっている(図9参照)。この空気流は、ブローまたは吸引のいずれでもよいし、両方を切換可能にしてもよい。空気洗浄ノズル20が吸引管11内を清掃すると、吸引管11に連通する塗料供給装置10や塗装ガンの内部に設けられた粉体塗料の移送管路(図示せず)も上記の空気流により同時に清掃される。
上記空気洗浄ノズル20は、図2、図6に示すように、吸上げノズル12に対向する清掃準備位置と、塗料タンク2の設置空間から退避する待機位置との間で往復自在に設けられている。具体的には、空気洗浄ノズル20を待機位置と清掃準備位置の間で揺動自在に支持する揺動機構が設けられている。この揺動機構により、空気洗浄ノズル20は、塗料タンク2の搬出方向動に追随して清掃準備位置に移動し、塗料タンク2の搬入方向動に伴って待機位置まで揺動するようになっている。
揺動機構は、上部フレーム45の下面に設けられた揺動軸部51と、この揺動軸部51において揺動自在に軸支されたスイングアーム52からなる。揺動軸部51は、塗料タンク2の設置空間の上方に設けられている。スイングアーム52は、下端部53が空気洗浄ノズル20の取付部となっており、自然状態で垂下するように設けられている。
空気洗浄ノズル20は、塗料タンク2の搬入方向動により押され、これに伴ってスイングアーム52が背面側に向けて揺動する。これにより、空気洗浄ノズル20は待機位置まで揺動するようになっている。この際、塗料タンク2の搬入時の勢いが位置エネルギに変換され、空気洗浄ノズル20を待機位置から清掃準備位置に移動させる付勢力として蓄えられる。
揺動機構は、塗料タンク2の搬出方向動により付勢力を開放する。すなわち、空気洗浄ノズル20は、塗料タンク2の搬出方向動に伴ってスイングアーム52が正面側に向けて揺動することにより、塗料タンク2にくっつきながら清掃準備位置(正面側)に向けて揺動する。このとき、空気洗浄ノズル20は、機枠4に設けられた規制部54により清掃準備位置に位置決めされる。
規制部54は、図8に示すように、空気洗浄ノズル20を清掃準備位置に位置決めするものであり、この実施形態では機枠4に軸支された係止フックからなる。スイングアーム52が清掃準備位置に向けて揺動すると、下端部53から突設された係止片55が当って規制部54を押し上げ、規制部54が自動的に下がるようになっている。この状態で、係止片55が機枠4と規制部54との間で挟持され、スイングアーム52が垂下した状態で位置決めされる。これにより、空気洗浄ノズル20は、受け口21がその上方の吸上げノズル12と上下方向に対向し、清掃準備位置に位置決めされるようになっている。なお、規制部54の位置決め解除は、手動による。
また、スイングアーム52は、空気洗浄ノズル20が清掃準備位置にある状態で吸引管11の外面と、塗料検知用レベラー14の外面とに向けてエアーを噴出するエアブロー部60を備える。
エアブロー部60は、図7に示すように、エアー供給チューブ61と、吸引管11および塗料検知用レベラー14が挿通されるブロー部62とから構成されている。空気洗浄ノズル20が清掃準備位置にある状態で、昇降装置3を作動させてステージ44を下降させることにより、吸引管11の外面と塗料検知用レベラー14の外面が下から上に連続的にブローされる。すなわち、この粉体塗装装置1では、エアブロー部60がレベラーブロー部としても機能している。
この粉体塗装装置1の色替時の動作について説明する。
最初、前の色の塗料タンク2が、図2、3に示すように機枠4内の設置空間に位置している。この状態では、空気洗浄ノズル20は、待機位置にある。塗料供給装置10が停止すると、昇降装置3は、図1に示すようにステージ44を上昇させ、塗料タンク2内から吸引管11を完全に引き抜く。次に、オペレータが台車5を正面側に移動させると、スイングアーム52が正面側に向けて揺動し、図5、図6に示すように、空気洗浄ノズル20が清掃準備位置に移動する。この間に、エアブロー部60がブローを開始する。規制部54が、図8に示すように、スイングアーム52を位置決めすると、昇降装置3は、ステージ44を自由落下させる。これにより、吸引管11等が、図7に示すようにブロー部62を下から上に挿通される。
この状態では、吸上げノズル12が、図4、9に示すように、受け口21に嵌合しており、空気洗浄ノズル20が吸引管11内を清掃する。
清掃終了後、昇降装置3は、ステージ44を上昇させ、塗料タンク2の設置空間を開放する(図5参照)。次に、オペレータが台車5に載せた塗料タンク2を背面側に移動させると、空気洗浄ノズル20が背面側に押されてスイングアーム52が揺動する。塗料タンク2を設置位置に合わされると、空気洗浄ノズル20が待機位置に移動する(図1参照)。最後に、昇降装置3は、ステージ44を下降させ、吸上げノズル12を塗料タンク2内に差し入れる(図2、図3参照)。
この発明の第2実施形態を図10(a)、(b)に基づいて説明する。なお、以下においては、第1実施形態に係る粉体塗装装置1との相違点のみを述べ、同一と考えることができる構成には同符号を付してその説明を省略する。図10(a)、(b)に示すように、第2実施形態に係る粉体塗装装置70は、上記揺動機構の代わりに、弾性部材71をその伸縮方向一端部72が塗料タンク2の搬出方向に向くように機枠4に設けたものである。弾性部材71の一端部72には、空気洗浄ノズル20が取り付けられている。なお、一端部72には、上記の係止片55が設けられており、同様に機枠4には、規制部54が設けられている。
空気洗浄ノズル20が、図10(a)に示すように、塗料タンク2の搬入方向動により搬入方向に押されると、弾性部材71が圧縮する。これに伴って、空気洗浄ノズル20が待機位置に移動する。この状態で、弾性部材71が空気洗浄ノズル20を清掃準備位置に移動させる付勢力を蓄積している。このため、図10(b)に示すように、塗料タンク2の搬出方向動に伴って、弾性部材71が伸張し、空気洗浄ノズル20が清掃準備位置まで移動する。この状態で、規制部54と一体に設けられた支持部73が空気洗浄ノズル20を上向きに支持する。
なお、この粉体塗装装置70は、上記のエアブロー部60を具備しない。粉体塗装装置70にエアブロー部60を設ける場合、エアブロー部60は、例えば、機枠4に固定することができる。
第1実施形態に係る粉体塗装装置に塗料タンクが搬入された状態の正面図 図1の状態から吸上げノズルが塗料タンクに差し入れられた状態の側面図 図2の状態の正面図 吸上げノズルが空気洗浄ノズルの受け口に嵌合された状態の部分拡大縦断面図 図1の状態から塗料タンクが搬出された状態を示す正面図 図5の状態の側面図 エアブロー部に吸引管と塗料検知レベラーが挿通される様子を示す部分拡大斜視図 図6の状態の規制部を示す部分拡大図 吸上げノズルが空気洗浄ノズルの受け口に嵌合された状態の正面図 (a)は、第2実施形態に係る粉体塗装装置に塗料タンクを搬入した状態の側面図、(b)は、図10(a)の状態から塗料タンクを搬出し、吸上げノズルが空気洗浄ノズルの受け口に嵌合された状態の側面図
符号の説明
1、70 粉体塗装装置
2 塗料タンク
3 昇降装置
10 塗料供給装置
11 吸引管
12 吸上げノズル
14 塗料検知用レベラー
20 空気洗浄ノズル
51 揺動軸部
52 スイングアーム
54 規制部
55 係止片
60 エアブロー部
62 ブロー部
71 弾性部材
72 一端部
73 支持部

Claims (6)

  1. 塗料供給装置の吸引管の吸上げノズルを塗料タンクに抜き差しする昇降装置と、前記吸上げノズルに接続され前記吸引管内を空気流により清掃する空気洗浄ノズルとを備え、前記塗料供給装置の吸引装置は、前記吸引管の下端側に設けられた吸上げノズルが前記塗料タンクに差し入れた状態で負圧を発生させ、この塗料タンク内から粉体塗料を吸い上げ、この吸引装置に接続された塗装ガンから粉体塗料を噴出させるようになっている粉体塗装装置において、前記空気洗浄ノズルを、前記吸上げノズルに対向する清掃準備位置と、塗料タンクの設置空間から退避する待機位置との間で往復自在に設け、前記空気洗浄ノズルが、前記塗料タンクの搬出方向動に追随して清掃準備位置に移動し、前記塗料タンクの搬入方向動に追随して待機位置に移動することを特徴とする粉体塗装装置。
  2. 前記空気洗浄ノズルを待機位置から清掃準備位置に移動させる付勢手段を設け、前記付勢手段が、前記塗料タンクの搬入方向動により付勢力を蓄積し、前記塗料タンクの搬出方向動により付勢力を開放することを特徴とする請求項1に記載の粉体塗装装置。
  3. 前記空気洗浄ノズルを待機位置と清掃準備位置の間で揺動自在に支持する揺動機構を設け、前記塗料タンクの搬出時に前記空気洗浄ノズルを清掃準備位置に位置決めする規制部を設け、前記空気洗浄ノズルが、前記塗料タンクの搬入方向動により待機位置まで揺動し、前記塗料タンクの搬出方向動に伴って清掃準備位置まで揺動することを特徴とする請求項1または2に記載の粉体塗装装置。
  4. 弾性部材をその伸縮方向一端部が前記塗料タンクの搬出方向に向くように設け、前記弾性部材の一端部に前記空気洗浄ノズルを取り付け、前記塗料タンクの搬出時に前記空気洗浄ノズルを清掃準備位置に位置決めする規制部を設け、前記空気洗浄ノズルが前記塗料タンクの搬入方向動により搬入方向に押されると、前記弾性部材が圧縮して前記空気洗浄ノズルが待機位置に移動し、前記塗料タンクの搬出方向動に伴い前記弾性部材が伸張すると、前記空気洗浄ノズルが清掃準備位置まで移動することを特徴とする請求項1または2に記載の粉体塗装装置。
  5. 前記空気洗浄ノズルが清掃準備位置にある状態で、少なくとも前記吸引管の外面に向けてエアーを噴出するエアブロー部を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の粉体塗装装置。
  6. 前記塗料供給装置が前記塗料タンクに抜き差しされる塗料検知用レベラーを備え、前記塗料検知用レベラーの外面に向けてエアーを噴出するレベラーブロー部として機能する前記エアブロー部を備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の粉体塗装装置。
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