JP3478057B2 - 観賞体を有する噴水装置 - Google Patents

観賞体を有する噴水装置

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JP3478057B2 JP13734297A JP13734297A JP3478057B2 JP 3478057 B2 JP3478057 B2 JP 3478057B2 JP 13734297 A JP13734297 A JP 13734297A JP 13734297 A JP13734297 A JP 13734297A JP 3478057 B2 JP3478057 B2 JP 3478057B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、観賞体を有する
噴水装置に関し、特に、観賞体を昇降自在とした噴水装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、噴水ノズルを有する観賞体の下部
に伸縮自在筒を設け、筒体の中空部に送水し、複数の筒
体を伸長させて、観賞体を上昇させながら水流を噴出さ
せる噴水装置は、例えば、特公平5−77468号公報
に記載してあるように公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の伸縮自在筒に送水並びに送水を停止して、観賞体を
昇降させるものにあっては、観賞体の昇降と噴射ノズル
への給水が1台のポンプで行なえ、構造的にも簡単とな
るものであるが、下段の筒体に収納された複数の筒体を
順次伸長させるので安定性が悪く、観賞体は昇降時に左
右に揺動する恐れがあった。また、筒体の摺動部に芥な
どが付着して観賞体の妨げとなるため、水道水を利用す
るか、あるいは、噴水装置の前段にろ過装置を併設する
必要があった。そして、観賞体の昇降に変化を持たせる
ために、昇降途中での減速あるいは停止が困難であっ
た。この発明は、観賞体が安定した昇降と、昇降速度に
変化を持たせた噴水装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の構成は、噴水
装置の中心部に観賞体を設け、観賞体の下部に支持桿を
連結し、この支持桿をピストン構造としてシリンダーに
収納すると共に、シリンダーの上部室と下部室に流体の
給排回路を接続し、支持桿を伸縮させて揺動の少ない観
賞体の昇降を行なわせるようにしたものである。また、
上記シリンダーの外周に伸縮自在な噴水流路用の案内管
を配設し、案内管の上端部を観賞体の下部に連結した支
持桿に支架すると共に、案内管の下端部に噴流水の供給
口を設け、噴水流路用の案内管が観賞体の昇降ととも
に、伸縮するようにしたもので、観賞体の昇降に安定感
が得られ、案内管からの噴流水により空中に浮遊する観
賞体を実現するものである。そして、上記流体の給排回
路に流量調整弁、切替自動弁並びに逃し自動弁を設け
て、観賞体の昇降と、昇降速度に変化を持たせるように
したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明は、上記のように構成し
てあり、シリンダーの上部室と下部室に接続した給排回
路から流体の供給または排出を行なえば観賞体は噴水装
置の中心部を左右に揺動することなく、昇降する。同時
に、噴流水路用の案内管も伸縮し、観賞体の近傍から噴
流水を噴射することができ、空中に浮遊している観賞体
のイメージが得られるものである。そして、流量調整弁
と逃し自動弁の開口度を調節し、シリンダーの駆動流量
と逃し流量の調整をすれば観賞体の昇降速度の減速と、
昇降の一時停止など、昇降に変化を持たせることができ
る。
【0006】
【実施例】この発明を図面に基づき詳述すると、まず、
図1において、符号1は噴水装置であって、この噴水装
置1の中心部の上方に観賞体2が設けてある。この観賞
体2の支持板3の下部に支持桿4の上端部が嵌入してあ
り、支持桿4の下端部をピストン構造として立設したシ
リンダー5に収納してある。シリンダー5の構造につい
て図2に基づき詳述すると、シリンダー5は支持桿4の
ピストン6で上部室7と下部室8に仕切られている。上
部室7の上部側壁に上部室連結口9が設けられ、この上
部室連結口9に通じる連通路10がシリンダー5の側壁
に沿って配設され、連通路10の下端部に駆動流体の接
続口11が設けられている。また、下部室8の下端部に
駆動流体の接続口12が設けてあり、下部室8に加圧水
または圧縮空気等の流体を送入し、上部室7の流体を排
出すれば、支持桿4は上方に摺動し、観賞体2が上昇す
るようにしてある。符号13は支持桿4のピストン6の
周部に設けたピストンリング、符号14はシリンダー4
の上部に設けた支持桿4のシールリングである。
【0007】符号15は立設したシリンダー5の外周に
設けた噴水流路用の案内管であって、摺動自在に連結し
た複数の案内管15・・・からなり、図2の実施例にお
いては、上段の案内管15aが下段の案内管15bに摺
動自在に嵌入してあり、上段の案内管15aの上端に設
けた支持腕15cが観賞体2の支持板3を介して支持桿
4の上端部に連結してある。支持桿4を伸縮させると上
段の案内管15aが下段の案内管15bの壁面に沿って
図2、図3に示すように昇降するようにしてある。下段
の案内管15bの底部はシリンダー5の下端と一体的に
構成されており、下段の案内管15bの下部側壁に噴水
用流体の供給口16が設けられている。そして、案内管
15に供給された噴水用の池水等が昇降する案内管15
aの上端からオーバーフローして噴流水として噴出する
ようにしてある。特に、案内管15を透明とし、外部周
辺に噴水を落下させることで、空中に浮遊している観賞
体2のイメージが得られる。なお、上段の案内管15a
の上部に噴水ノズルを配設して、池水等を噴水ノズルか
ら噴射してもよいものである。
【0008】図1において、符号17は給排回路であっ
て、その一端がポンプ18に連結され、その他端が分岐
されて、シリンダー5の上部室7に連通する駆動流体の
接続口11と、下部室8の接続口12とに連結されてい
る。給排回路17には流量調整弁19、切替自動弁20
がそれぞれ設けられ、接続口11、12と切替自動弁2
0の間には給排回路17から分岐させた逃し自動弁21
がそれぞれ設けられている。そして、観賞体2を上昇さ
せるには、シリンダー5の下部室8に連通する給排回路
17の流量調整弁19と切替自動弁20を開、逃し自動
弁21を閉として、上部室7に連通する給排回路17の
切替自動弁20を閉、逃し自動弁21を開として、ポン
プ18から圧力水をシリンダー5の下部室8に供給すれ
ば支持桿4は押し上げられ、上部室7の水は逃し自動弁
21から排出される。同時に観賞体2は図1に示すよう
に上昇し、それにつれて上段の案内管15aも摺動して
案内管15は伸長する。そして、観賞体2を降下させる
時は、シリンダー5の上部室7に圧力水を供給し、下部
室8の水を排出すれば、図3に示すように観賞体2は下
降する。観賞体2の昇降に変化を持たせるためには、流
量調整弁19の駆動流量および逃し自動弁21の逃し流
量の調整によって行うことができる。また、ポンプ18
のインバータ制御も併用することができる。なお、ポン
プ18をコンプレッサーとし、切替自動弁20を電磁弁
とすれば、圧縮空気にてシリンダー5を作動させること
ができる。
【0009】
【発明の効果】この発明は観賞体をシリンダーで昇降さ
せるので、観賞体の昇降に変化を持たせることができ
る。即ち、従来の噴水装置の噴射ノズルへの送水圧を利
用して観賞体を支架する伸縮自在筒を伸縮させ、観賞体
を昇降させるものにあっては、昇降時に安定性が悪く、
昇降途中での減速あるいは停止が困難で昇降に変化を持
たすことができなかったものであるが、この発明にあっ
ては、シリンダーで観賞体を昇降させるので左右に揺動
することがなく、しかも、シリンダーの外周に噴水流路
用の伸縮自在な案内管を設けてあるので安定性を増すこ
とができる。また、切替自動弁と逃し自動弁の開閉速度
を変化させ、あるいはポンプのインバーター制御によ
り、昇降速度を変化させ、中間位置で停止させるなど動
きに変化を持たせることができる。そして、案内管を透
明とし、外部周辺に噴水を落下させることで空中に浮遊
している観賞体のイメージが演出されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る観賞体を有する噴水装置の縦断
面図とその操作回路図である。
【図2】この発明に係る観賞体の昇降装置の要部縦断面
図である。
【図3】この発明に係る観賞体の下降状況を示す要部縦
断面図である。
【符号の説明】
1 噴水装置 2 観賞体 4 支持桿 5 シリンダー 7 上部室 8 下部室 15 案内管 16 噴流水の供給口 17 給排回路 19 流量調整弁 20 切替自動弁 21 逃し自動弁

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴水装置1の中心部に観賞体2を設け、
    観賞体2の下部に支持桿4を連結し、この支持桿4をピ
    ストン構造としてシリンダー5に収納すると共に、シリ
    ンダー5の上部室7と下部室8に流体の給排回路17を
    接続し、前記シリンダー5の外周に伸縮自在な噴水流路
    用の案内管15を配設し、案内管15の上端部を上記支
    持桿4に支架すると共に、案内管15の下端部に噴流水
    の供給口16を設けたことを特長とする観賞体を有する
    噴水装置。
  2. 【請求項2】 上記流体の給排回路17に流量調整弁1
    9、切替自動弁20、並びに、逃し自動弁21を設けた
    ことを特長とする請求項1記載の観賞体を有する噴水装
    置。
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