JP4555240B2 - 反転取出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、可塑袋に蓄製された物品をこの可塑袋から取出す反転取出装置に関する。
図11(a)に示すように、可塑袋10に何かの物品を蓄積し、可塑袋10を函体14に収納した荷姿にして流通が行われている。このような函体14が工場等に納入されたとき、同図(b)に示すように、クリンルーム15の室外で函体14から可塑袋10が取出され、更に可塑袋10がクリンルーム15へ持ち込まれる。例えば、クリンルーム15に設置されたホッパ16に、可塑袋10に蓄積された物品13を供給するとき、オペレータは、手作業で可塑袋10を持ち上げ、その口部11を下向きにして、可塑袋10から物品13をホッパ16へ落下させるようにしている。この他、原料の投入に係る技術が下記の特許文献1に開示されている。
特開平8−175673号公報
しかしながら、上記の作業はオペレータの手を煩わせる。また、物品が重荷である場合、又は可塑袋の数が多い場合に、上記の作業を繰り返すことは、オペレータに過大な負担を強いることになる。そこで、本発明の目的は、オペレータの作業を軽減できる反転取出装置を提供することにある。
本発明に係る反転取出装置は、口部を有し物品を蓄積された可塑袋が、前記口部を上向きにした姿勢で投入されるバケットと、前記バケットの内側に開放した吸着ポートを有し、該吸着ポートに負圧を発生して、前記可塑袋を前記バケットに吸着させる吸着手段と、前記バケットを回転軸で支持し、前記バケットを前記回転軸の周りに回転させて、前記バケットに吸着された前記可塑袋の口部を下向きにする反転駆動手段と、前記可塑袋が通過できる排出ダクトを前記バケットに接続し、前記排出ダクトを介して前記可塑袋を吸引する空袋排出手段とを備える反転取出装置であって、前記空袋排出手段が、空気を吸引できるブロワと、前記吸着ポート又は前記排出ダクトの一方を前記ブロワに接続する切換えダンパとを備え、前記ブロワが、前記吸着ポート又は前記排出ダクトの一方から吸引する空気を、前記バケットの外側へ排出することを特徴とする。
更に、本発明に係る反転取出装置は、前記回転軸が、空気をスラスト方向に通過させる軸内ダクトを有し、前記吸着手段が、前記吸着ポートに前記軸内ダクトを介して負圧を発生させることを特徴とする。
更に、本発明に係る反転取出装置は、前記反転駆動手段が前記可塑袋の口部を下向きにしたとき、前記口部の内方へ空気を噴射する噴射手段と、を備えることを特徴とする。
更に、本発明に係る反転取出装置は、前記噴射手段が、前記反転駆動手段に反転された前記可塑袋の口部に対向するノズルと、該ノズルに空気を圧送する加圧手段と、前記ノズルを前記口部に接近する方向、又は離れる方向に移動する進退駆動手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る反転取出装置によれば、可塑袋をその口部が上向きなる姿勢にしてバケットに投入し、この可塑袋をバケットに吸着させた状態で、バケットと共に可塑袋を反転させると、可塑袋の口部を下向きにすることができる。これにより、可塑袋の口部から物品を落下できるので、従来のようにオペレータが手作業で可塑袋を持ち上げる必要がなく、また可塑袋の口部を下向きにするという雑作からオペレータを解放することができる。
しかも、物品が落下したことにより可塑袋が空になったところで、空の可塑袋を空袋排出手段により排出ダクトを介して吸引すれば、可塑袋をバケットから人手に依らず排出できる。特に、当該反転取出装置をクリンルーム等の室内に設置する場合に、空袋排出手段をクリンルーム等の室外に配置しておけば、空の可塑袋をクリンルーム等の室外へ誘引できる。このため、クリンルーム等から空の可塑袋をオペレータが手持ちで搬出しなくて済むので、オペレータがクリンルーム等に出入りする回数を減らし、クリンルーム等にその室外から塵等が進入する機会を減らすことができる。
また、本発明に係る反転取出装置によれば、可塑袋の口部が下向きの状態で、口部の内方へ空気を噴射することにより、物品が可塑袋から落下するのを助成できる。例えば、幾つかの物品が可塑袋の端や皺に挟まることがある。そして、個々の物品が軽量であるためにその自重だけでは可塑袋から離脱できないような事態が起こる。このような場合に、口部の内方へ空気が噴射されると、物品を適度に弾ませながら可塑袋を揺することができるので、総ての物品を可塑袋から取出すことができる。
更に、本発明に係る反転取出装置によれば、吸着ポートが切換えダンパを介してブロワに接続されたとき、可塑袋をバケットに吸着させるための負圧を、吸着ポートに発生することができる。また、排出ダクトが切換えダンパを介してブロワに接続されたとき、物品の落下により空いた可塑袋をブロワで吸引できるので、空の可塑袋が排出ダクトを通過してバケットから排出される。従って、吸着ポートに負圧を発生させる原動力、又は空の可塑袋を排出ダクトを通過させる原動力として、ブロワを適時に使分けられるので、当該反転取出装置の構造を簡素化し、その製造コストを削減することができる。
更に、本発明に係る反転取出装置によれば、吸着手段が回転軸の軸内ダクトを介して吸着ポートに負圧を発生させることにより、次の利点が得られる。例えば、ブロワを利用してバケットの内側の空気を吸着ポートから吸引するために、このブロワと吸着ポートとを可撓ホースで接続した場合、反転駆動手段がバケットを回転軸の周りに回転させたとき、バケットの姿勢が変化するのに伴って可撓ホースが移動できる余地を、バケットの周辺を確保しなければならい。その分、当該反転取出装置を設置する場所が広く必要になる。そこで、吸着ポートを回転軸の軸内ダクトを介してブロワに接続すれば、バケットの姿勢が変化しても回転軸が移動することがないので、当該反転取出装置を設置する場所を最小限に抑えることができる。
更に、本発明に係る反転取出装置の噴射手段として、可塑袋の下向きの口部にノズルを対向させ、このノズルを進退駆動手段によって口部に接近する方向、又は離れる方向に移動する構成を適用した場合、ノズルの移動に従って同ノズルから噴射される空気が、可塑袋の口部の内方へ進入する角度を変化させられる。これにより、可塑袋の空気を攪拌して、上記のような残留が起こらないように、物品の落下を促すことができる。
本発明に係る反転取出装置の実施形態を図1乃至図10を参照しながら説明する。以下に述べる駆動源、ブロワ、空気圧縮機、又はセンサには周知の技術を適用するので、それぞれの図示又は説明は省略する。例えば、駆動源として、サーボモータのような回転機、回転機の動作に従い作動ロッドを伸縮させる電動シリンダ、エアシリンダ、又は油圧シリンダを適用する。
図1に示すように、反転取出装置1は、上面開口2を有するバケット3と、バケット3の内側に開放した吸着ポート4に負圧を発生させる吸着手段5と、バケット3を回転軸6の周りに回転させる反転駆動手段7と、圧縮空気を適時に噴射できる噴射手段8と、バケット3の底部30に着脱自在に接続する空袋排出手段9とを備える。
バケット3は、物品を蓄積された可塑袋10が、その口部11を上向きにした姿勢で投入されるものである。物品は、何ら限定されるものではないが、本実施例では小瓶の蓋となる多数のキャップである。吸着手段5は、ブロワ50を主体とし、後述の吸引経路を介してバケット3の内側から空気を吸引するものである。図2,3に示すように、バケット3の底部30は底板31によって2重に仕切られ、底板31の下側を吸引チャンバ32としている。
図3,4に示すように、バケット3の底板31の両端付近、及び中央寄りの箇所には、それぞれ丸孔状の通気孔33、及びスリット状の通気孔33が貫かれている。吸着手段5の吸着ポート4は、バケット3の底部30を貫く2本の吸引パイプ51のそれぞれの端部の開口に相当し、吸引チャンバ32を介して総ての通気孔33に通じている。吸引パイプ51は、バケット3の底部30の下面、及びバケット3の背部34の外面の沿うよう配管された鋼管である。符号36は、バケット3の底部30、及び底板31のそれぞれの略中央を貫く底口管を指している。底口管36の上端は底板31の上面と面一であり、底口管36の下端はバケット3の底部30から下方へ突出している。
反転駆動手段7は、回転軸6を水平姿勢にしてメインフレーム12に回転自在に支持する軸受け手段70,71と、回転軸6に継手部材72を介して接続し回転軸6を回転させる反転駆動源73とを備える。回転軸6は、そのスラスト方向に延びる軸内ダクト60を有する中空軸であり、バケット3の背部34に固定されている。反転駆動源73が回転軸6を回転させると、バケット3は、図1の矢印a方向、又は矢印b方向に旋回する。これにより、バケット3は、上面開口2が上向きになる姿勢、又は上面開口2が下向きになる姿勢に反転する。
回転軸6の軸内ダクト60の途中には、2本の吸引パイプ51のそれぞれの上端が接続される一方、360°自在回転式管継手74を介して、軸内ダクト60に案内ダクト75の上端が接続されている。案内ダクト75はメインフレーム12に取付けられているが、回転軸6は案内ダクト75に対して自由に回転できる。案内ダクト75の下端は、切換えダンパ90のダンパハウジング91の側部を貫き、ダンパハウジング91の内部へ突出している。更に、ダンパハウジング91の下面は、排出ダクト92を介して図1に示すブロワ50の吸引口に接続している。
ここに述べた吸引パイプ51、軸内ダクト60、案内ダクト75、及び排出ダクト92は、上記の吸引経路を構成する。或いは、吸引経路の他の形態として、吸引パイプ51、軸内ダクト60、及び案内ダクト75を省略し、吸着ポート4又は吸引チャンバ32の適所に、柔軟な可撓ホースを介して、ブロワ50の吸引口を直結しても良い。
また、本実施例では、ブロワ50、切換えダンパ90、及び排出ダクト92を、吸着手段5と空袋排出手段9との共通の要素としている。切換えダンパ90は、図4に示すように、ダンパハウジング91の内部にピン93で支持された弁体94と、ピン93を支点にして弁体94を旋回させるダンパ用駆動源と、ダンパハウジング91の上面を貫き下端をダンパハウジング91の内部へ突出した直立管95と、直立管95の上端に出没自在に嵌入された昇降管96と、昇降管96を昇降させる昇降駆動源97とを備える。
噴射手段8は、図1に示すように、上面開口2を下向きにしたバケット3に対向するノズル80と、ノズル80に空気を圧送する空気圧縮機から成る加圧手段と、ノズル80を矢印a方向、又は矢印b方向に進退させる進退駆動手段81とを備える。進退駆動手段81は、矢印a,b方向に沿って延びるシリンダ本体に供給される空気圧に従って、同シリンダ本体の両端の間で、スライダ82と共にノズル80を進退動させるロッドレスエアシリンダである。
ノズル80は、その先端から矢印a方向へ空気を噴射できる姿勢で、スライダ82に取付けられるものであれば、特に限定する必要はない。また、進退駆動手段81は、バケット3へ向けられた端部を上昇させた傾斜姿勢で、メインフレーム12に取付けられているが、進退駆動手段81を水平姿勢にしても良い。図示のノズル80の他に、1又は複数のノズルをメインフレーム12の適所に配置しても良い。例えば、図5に示すように、一対のノズル80のそれぞれ先端83を互いに離れる方向に傾斜させ、一対のノズル80からそれぞれ噴射された空気が、バケット3へ向うに従って拡散するようにしても良い。
次に、反転取出装置1による可塑袋10の反転と物品の取出し方法について説明する。反転取出装置1の動作は、オペレータの指令、センサ類からの電気信号、又は反転取出装置1の制御を担う制御装置のCPUがアクセスできる記憶媒体に書き込まれたプログラムに基づいて成されるものとする。また、文頭に付した英文字は動作の工程を区分する指標である。
A:図6は、バケット3が上面開口2を上向きにした姿勢で待機し、図4に示す昇降駆動源97が、切換えダンパ90の昇降管96を下限まで下降させた状態を表している。物品が蓄積された可塑袋10は、口部11を上向きにして、上記のように待機しているバケット3の内側へ投入される。この作業は、ロボット、又はトランスファー等を利用して行っても良い。
B:可塑袋10をバケット3に吸着させる。即ち、図1に示すブロワ50を起動させ、図4に示すように切換えダンパ90の弁体94が水平姿勢に保たれる。これにより、直立管95の下端が弁体94によって塞がれる一方、案内ダクト75の下端が開放されるので、吸引チャンバ32の空気は、吸引パイプ51、軸内ダクト60、案内ダクト75、及び排出ダクト92から成る吸引経路を経てブロワ50に吸引される。同時に、バケット3の内側の空気が、図3に示す総ての通気孔33を通って吸引チャンバ32へ吸引されるので、この空気と共に可塑袋10が底板31に引き寄せられる。
C:反転駆動手段7が、図7に示すように、バケット3を上面開口2が下向きになるよう反転させる。この工程で、可塑袋10はバケット3に吸着され続けるので、可塑袋10はバケット3から脱落することなく、バケット3と共に反転する。これにより、下向きになった可塑袋10の口部11から物品13が落下する。従って、オペレータは従来のように手作業で可塑袋10を持ち上げる必要がなく、オペレータの負担が大幅に軽減されることになる。
図示は省略しているが、反転取出装置1はクリンルーム内に設置されており、上記Cの工程で可塑袋10から落下した物品13は、クリンルーム内のホッパ等に受止められるものとする。また、上記Cの工程で、総ての物品13を可塑袋10から速やかに落下できるのであれば、下記Dの工程は省略しても良い。
D:上記Cの工程で物品13が落下し始めるのと同時、又はある程度の量の物品13が落下した時点で、ノズル80から空気を噴射させる。これにより、物品13が可塑袋10から落下するのを助成することができる。例えば、幾つかの物品13が可塑袋10の端や皺に挟まることがある。そして、個々の物品13が軽量であるためにその自重だけでは可塑袋10から離脱できない事態が起こる。このような場合に、口部11の内方へ空気が噴射されると、物品13を適度に弾ませながら可塑袋10を揺することができるので、総ての物品13を可塑袋10から確実に取出すことができる。
上記Dの工程で、進退駆動手段81がノズル80を口部11に接近する方向、又は離れる方向、言い換えると矢印a方向、又は矢印b方向に移動させることが望ましい。これにより、ノズル80の移動に従ってノズル80から噴射される空気が、可塑袋10の口部11の内方へ進入する向きを変化させられるので、可塑袋10の空気を攪拌して、物品13の落下を更に促すことができる。また、図3に示すバケット3の内側の両端にそれぞれノズル80を配置し、これらのノズル80から可塑袋10の両端に空気を噴射すれば、可塑袋10の端に挟まった物品13が有る場合に、このような物品13の落下を促すことができる。
E:可塑袋10は、総ての物品13が落下したことにより空になった時点で、反転駆動手段7が、バケット3を再び反転させることにより、バケット3を上面開口2が上向きになる姿勢に復帰させる。この状態で、バケット3の底口管36の直下には、切換えダンパ90の昇降管96が位置する。
F:空の可塑袋10を空袋排出手段9により排出ダクト92を介して吸引する。即ち、図4に示す弁体94がダンパ用駆動源によって直立姿勢にされる。これにより、案内ダクト75の下端が弁体94によって塞がれる一方、直立管95の下端が開放されるので、吸着ポート4の負圧が絶たれる。更に、昇降駆動源97が昇降管96を上昇させることにより、図9に示すように、昇降管96をバケット3の底口管36に接続させる。この状態で、バケット3の内側の空気は、切換えダンパ90及び排出ダクト92を経てブロワ50に吸引されるので、この空気と共に空の可塑袋10は切換えダンパ90を通って排出ダクト92の終端まで誘引される。このため、可塑袋10を人手に依らずバケット3から排出することができる。
また、空袋排出手段9をクリンルーム等の室外に配置しておけば、空の可塑袋10をクリンルーム等の室外へ誘引できる。このため、クリンルーム等から空の可塑袋10をオペレータが手持ちで搬出しなくて済むので、オペレータがクリンルーム等に出入りする回数を減らし、クリンルーム等に塵等が進入する機会を減らすことができる。
G:空の可塑袋10がブロワ50に達する直前に、空の可塑袋10を回収する。この工程は、図10に示すように、金網98で内部を空気室99、及び回収室910に仕切られた回収ボックス911を利用する。回収ボックス911は、空気室99をブロワ50の吸引口に接続し、回収室910を排出ダクト92の終端に接続している。上記のように排出ダクト92を経てブロワ50に吸引される空気は、回収ボックス911を通過するが、可塑袋10は金網98に捕らえられて回収室910に止まる。
一方、排出ダクト92の途中にはセンサが設けられ、このセンサが空の可塑袋10が通過したことを検知して電気信号を送出する。ブロワ50は、センサから送出された電気信号に基づき所定の時間停止する。この間に、回収室910の下面が開放され、回収ボックス911から落下する可塑袋10が回収される。
上記Gの工程を終えたところで、図4に示す切換えダンパ90の昇降管96が下限まで下降され、弁体94が水平姿勢に復帰される。この後、上記Aの工程以降を繰り返し行うことができる。また、上記Gの工程におけるブロワ50の停止、及び回収室910を開放する動作は、排出ダクト92の途中を空の可塑袋10が1回又は2回以上通過する毎に適時行えば良い。
以上に述べたように、反転取出装置1は、吸着ポート4に負圧を発生させる原動力、又は空の可塑袋10を排出ダクト92を通過させる原動力として、ブロワ50を適時に使分けられるので、構造が簡単であり、しかも安価に製造することができる。更に、吸着手段5が回転軸6の軸内ダクト60を介して吸着ポート4に負圧を発生させることにより、次の利点が得られる。
例えば、ブロワ50と吸引チャンバ32とを可撓ホースで接続した場合、反転駆動手段7がバケット3を回転軸6の周りに回転させたとき、バケット3の姿勢が変化するのに伴って可撓ホースが移動できる余地を、バケット3の周辺を確保しなければならい。その分、当該反転取出装置1を設置する場所が広く必要になるが、反転取出装置1は、吸着ポート4を回転軸6の軸内ダクト60を介してブロワ50に接続しているので、バケット3の姿勢が変化しても回転軸6が移動することがない。このため、反転取出装置1を設置する場所を最小限に抑えることができる。
尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々なる改良、修正、又は変形を加えた態様で実施できる。例えば、切換えダンパ90をバケット3の真下に配置する必要はなく、バケット3の背部34に開口を設け、この開口を排出ダクト92に接続しても良い。また、噴射手段8は、ノズル80から空気を連続して噴射させても良いが、断続的に噴射させても良く、又は噴射する圧力を変化させても良い。また、ノズル80を進退動させることは必須ではない。
本発明は、医薬品、半導体、又は食品等の製造工程で、その材料又は部品等を人手に依らず製造ライン等に供給するのに有益な技術である。
本発明の実施例1に係る反転取出装置概略を示す側面図。 本発明の実施例1に係る反転取出装置に適用したバケットの破断斜視図。 本発明の実施例1に係る反転取出装置の要部の平面図。 本発明の実施例1に係る反転取出装置の要部を破断した正面図。 本発明の実施例1に係る反転取出装置に適用したノズルの平面図。 本発明の実施例1に係る反転取出装置の動作の第1工程を示す側面図。 本発明の実施例1に係る反転取出装置の動作の第2工程を示す側面図。 本発明の実施例1に係る反転取出装置の動作の第3工程を示す側面図。 本発明の実施例1に係る反転取出装置の動作の第4工程を示す側面図。 本発明の実施例1に係る反転取出装置に適用した回収ボックスの断面図。 (a)は物品が蓄積された可塑袋が輸送されるときの荷姿を示す斜視図、(b)は可塑袋から物品を取出す作業例を示す側面図。
1:反転取出装置
2:上面開口
3:バケット
4:吸着ポート
5:吸着手段
6:回転軸
7:反転駆動手段
8:噴射手段
9:空袋排出手段
10:可塑袋
11:口部
13:物品
60:軸内ダクト
80:ノズル
82:進退駆動手段
90:切換えダンパ
92:排出ダクト

Claims (4)

  1. 口部を有し物品を蓄積された可塑袋が、前記口部を上向きにした姿勢で投入されるバケットと、
    前記バケットの内側に開放した吸着ポートを有し、該吸着ポートに負圧を発生して、前記可塑袋を前記バケットに吸着させる吸着手段と、
    前記バケットを回転軸で支持し、前記バケットを前記回転軸の周りに回転させて、前記バケットに吸着された前記可塑袋の口部を下向きにする反転駆動手段と、
    前記可塑袋が通過できる排出ダクトを前記バケットに接続し、前記排出ダクトを介して前記可塑袋を吸引する空袋排出手段とを備える反転取出装置であって、
    前記空袋排出手段が、空気を吸引できるブロワと、前記吸着ポート又は前記排出ダクトの一方を前記ブロワに接続する切換えダンパとを備え、
    前記ブロワが、前記吸着ポート又は前記排出ダクトの一方から吸引する空気を、前記バケットの外側へ排出することを特徴とする反転取出装置。
  2. 前記回転軸が、空気をスラスト方向に通過させる軸内ダクトを有し、前記吸着手段が、前記吸着ポートに前記軸内ダクトを介して負圧を発生させることを特徴とする請求項1に記載の反転取出装置。
  3. 記反転駆動手段が前記可塑袋の口部を下向きにしたとき、前記口部の内方へ空気を噴射する噴射手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の反転取出装置。
  4. 前記噴射手段が、前記反転駆動手段に反転された前記可塑袋の口部に対向するノズルと、該ノズルに空気を圧送する加圧手段と、前記ノズルを前記口部に接近する方向、又は離れる方向に移動する進退駆動手段とを備えることを特徴とする請求項に記載の反転取出装置。
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