JP4570574B2 - 携帯端末 - Google Patents
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Description
このような携帯端末は、第1筐体に表示部および表示部の上方にレシーバを備え、第2筐体に複数の操作キーからなる操作キー部および操作キー部の下方に送話部を備えるとともに、第2筐体の上部角部から突出可能なアンテナを備えている。
外部露出されている部位を、外部の接点端子に接触することで、接点板、導通端子、回路基板および給電端子を経て電源に電気的に接続して給電する(例えば、特許文献1)。
しかし、接点板は端子単体であり、剥き出し状態で極小な形状なので、交換する際に脱着し難く、かつ、接点板自体を変形させる虞がある。
以上のような問題は、折畳み式の携帯電話についてのみ生ずる問題ではなく、ストレートタイプの携帯電話や、複数の筐体がスライド式、回転式により伸長配置される携帯電話、あるいは電話機能を備えない携帯端末全般に生ずるものである。
さらに、接点板の縁部を保持部材で保持することで、接点板の縁部を保持部材で補強して、接点板の強度を高めることができる。
導通端子が接点板に対してバネ部を介して弾性接触するため、導通端子および接点板の導通状態を確実に維持できるとともに、接点板を交換した後にも導通状態を確実に回復できる。
さらに、接点板の縁部を保持部材で保持して接点板の強度を高めることで、接点板に変形等が生じ難くできるという効果を有する。
図1に示すように、第1実施形態の携帯端末10は、上筐体11および下筐体(筐体)12を連結部13を介して携帯状態から伸長状態まで開閉自在に連結し、上筐体11に表示部14を備え、表示部14の上方にレシーバ15を備え、下筐体12に複数の操作キー16Aからなる操作キー部16を備え、操作キー部16の下方に送話部17を備えた折畳み式の携帯電話である。
なお、本発明は、ストレートタイプの携帯電話や、複数の筐体がスライド式、回転式により伸長配置される携帯電話、あるいは電話機能を備えない携帯端末全般に適用可能である。
なお、左右の給電端子部21,22は、左右対称の部材であり、以下、左給電端子部21について説明して右給電端子部22の説明を省略する。
下筐体12は裏カバー12Bと表カバー12Cとからなり、内部空間30を形成する。
外部の接点端子29は、図示しない置台の接点端子である。
接点部材収納部36は、端子収納部35に連通するとともに外部に連通し、左右の側部36A,36Bに左右のガイド溝38,39がそれぞれ形成されている。
バネ部41は、接触部位41Aが端子収納部35内から接点板32に向けて突出され、接点板32に対して弾性変形することで接触部位41Aが接点板32に弾性接触する。
接点板32は、導通端子27に接触するとともに外部露出し、かつ、外部の接点端子29(図2参照)に接触可能な矩形状の端子である。
左右のガイド部44,45を、接点部材収納部36の左右のガイド溝38,39(図3参照)にそれぞれ挿通することで、保持部材33(すなわち、接点部材31)が接点部材収納部36に保持される。
よって、接点板32の外面32Aが外部に露出することで、置台の接点端子29(図2参照)に接触する。
これにより、接点板32、導通端子27、回路基板25および給電端子(図示せず)を経て電源に電気的に接続して給電する。
さらに、内側門形枠部位47で、内面32Bの上縁および左右縁の3縁部34Bを覆うことで接点板32を補強する。
これにより、接点部材31(すなわち、接点板32)を交換する際に、接点部材31を本体26から容易に取り外すことができ、新たな接点部材31を本体26に容易に取り付けることができる。
これにより、接点部材31を一層掴みやすくするとともに、接点板32の強度を一層高めることができる。
図5(A)に示す変形例1の保持部材50は、第1実施形態の内側門形枠部位47を内側矩形枠部位51に代えたものである。
内側矩形枠部位51を用いることで、内面32Bの上縁および左右縁の3縁部34Bに加えて、内面32Bの下縁を覆うことができる。
このように、内側矩形枠部位51で、接点板32の内面32Bの4辺の縁部34Bを覆うことで接点板32を一層補強する。
例えば、保持部材50を取り付ける際に、保持部材50の向きを考慮する必要がないので作業性の向上が図れる。
図5(B)に示す変形例2の保持部材60として、第1実施形態の矩形状の保持部材33に代えて左右の保持バー61,62を用いたものである。
すなわち、左右の保持バー61,62を、接点板32の縁部34のうち、左右の縁部に設けることで、左右の保持バー61,62が接点部材(接点板32)の着脱方向に沿って配置される。
加えて、左右の保持バー61,62を、接点板32の縁部34のうち、左右の縁部に設けることで接点板32を補強できる。
図5(C)に示す変形例3の保持部材70として、第1実施形態の矩形状の保持部材33に代えて摘み片を用いたものである。
すなわち、摘み片(保持部材)70を、接点板32の縁部34のうち、上縁部(すなわち、手前側)に設けることで、摘み片70が接点部材(接点板32)の着脱方向の手前側に設けられている。
加えて、摘み片70を、接点板32の縁部34のうち、上縁部(すなわち、手前側)に設けることで接点板32を補強できる。
(第2実施形態)
図6に示す第2実施形態の携帯端末80は、接点部材31の保持部材33を下枠体12の表カバー12Bに固定したもので、その他の構成は第1実施形態と同様である。
そして、表カバー12Bを下カバー12Cに矢印のように合体させることにより、保持部材33を接点部材収納部36(図3参照)に収納して、接点部材31の接点板32を導通端子27に接触させる。
表カバー12Bとともに保持部材33が接点部材収納部36から取り出され、接点板32と導通端子27との接触が解除される。
そして、表カバー12Bの溝部12Dから接点部材31を外して、接点部材31の交換をおこなう。これにより、接点部材31の交換をより一層簡単におこなうことができる。
また、前記実施形態では、接点板32における少なくとも片面の縁部として接点板32の外面32Aを例示したが、これに限らないで、接点板32の内面32Bとすることも可能である。
12 下筐体(筐体)
20 バッテリコネクタ
21 左給電端子部
22 右給電端子部
25 回路基板
26 本体
27 導通端子
29 外部の接点端子
31 接点部材
32 接点板
32A 外面(片面)
32B 内面
33,50,60 保持部材
34 縁部
34A 外面の縁部
34B 内面の縁部
41 バネ部
70 保持部材(摘み片)
Claims (3)
- 筐体に収容された電源に給電するためのバッテリコネクタを備えた携帯端末であって、
前記バッテリコネクタは、
前記筐体内の回路基板に導通する導通端子と、
前記導通端子に接触する接点板と、前記接点板の縁部を保持する保持部材とを備え、
前記接点板および前記保持部材は前記バッテリコネクタに着脱可能に保持されるとともに、前記接点板は他の部品の接点端子と接触可能に露出するよう構成したことを特徴とする携帯端末。 - 前記導通端子が前記接点板に対して弾性接触するバネ部を有することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
- 前記保持部材が、前記接点板における少なくとも片面の縁部を覆う枠形状であることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末。
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Family
ID=38498221
Family Applications (1)
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JP2006039610A Expired - Fee Related JP4570574B2 (ja) | 2006-02-16 | 2006-02-16 | 携帯端末 |
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JPH051185U (ja) * | 1991-06-19 | 1993-01-08 | 日本航空電子工業株式会社 | フイルタコネクタ |
JPH1186936A (ja) * | 1997-09-12 | 1999-03-30 | Kenwood Corp | 電子機器の電源端子取付構造 |
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- 2006-02-16 JP JP2006039610A patent/JP4570574B2/ja not_active Expired - Fee Related
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