JP4569731B2 - 歯科用チェアユニットの遠隔保守システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯科用チェアユニットの保守システムに係り、特にその遠隔保守システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、歯科用チェアユニットの保守は、主として障害が発生したとき、ユーザーからの連絡により工場あるいはサービスセンタから技術者が出向き保守を行ってきたが、その時点で修理部品の都合等により障害が解消できないことも多く、あるいは技術者が不慣れな場合障害の診断ができず、再度保守技術者が出向く場合等があり、保守の実施が遅れユーザの信頼を失うことがあるとともに、多くの保守費用が発生する場合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近時高度な機能が歯科用チェアユニットにも取り入れられ、より高度な保守技術が要求されると共に、機種の多様化や、ユーザの設置範囲が地理的に広域化しているため、さらなる保守の質の向上と均一化が望まれ、また修理時間の短縮、チェアユニットの信頼性の向上及び、保守費用の削減や、さらに保守データベースの作成等により、より効率的な保守システムを確立することが課題であった。
本発明では、これらの課題を解決する歯科用チェアユニットの遠隔保守システムを提供する。
【0004】
(1)A、ユーザサイトの設備として、
a、歯科施術者用の各種操作モードの操作スイッチ・キー(510)の多数を有し、コンピュータ処理装置によるコントロール部によって、前記各種操作モードが表示される表示パネル(8)と、かつ、前記各種操作モードのテスト表示信号を遠隔保守センタ(501)に送出、あるいは、前記遠隔保守センタ(501)からネットワーク(505)を介してテスト装置(503)の操作スイッチ・キー並列接点部(513)と並列に接続された前記操作スイッチ・キー(510)を操作する信号を受信するコネクタ(511)を備えた保守対象歯科用チェアユニット(500)と、
b、前記保守対象歯科用チェアユニット(500)側のコネクタ(511)と接続する前記テスト装置(503)側のコネクタ(512)並びに、
前記保守対象歯科用チェアユニット(500)の前記各種操作モードの前記コントロール部の前記操作スイッチ・キー(510)と並列に接続され、前記遠隔保守センタ(501)からの遠隔操作によって操作する操作スイッチ・キー並列接点部(513)と、
ネットワーク(505)に接続される送受信端末と、それに接続される電子メール又は電話機(504)と、
前記保守対象歯科用チェアユニット(500)から直接前記遠隔保守センタ(501)に送信されるテスト信号、並びに、前記遠隔保守センタ(501)から前記ネットワーク(505)を経由して前記保守対象歯科用チェアユニット(500)に送信されるテスト信号との切り替え手段を有する前記テスト装置(503)を備え、
B、前記遠隔保守センタ(501)の設備として、
保守テスト処理装置(506a)と、それに付帯するテストモード設定ソフトウェア(530)と、
前記保守対象歯科用チェアユニット(500)のテストデータを表示するデータ表示器(508)と、
ハードコピーを出力するプリンタ(509)と、
前記保守対象歯科用チェアユニット(500)の各ユニット保守記録データファイル(507)と、
送受信端末と、電子メール又は電話機(504)とを有するチェアユニット保守テスト処理装置(506)とを備え、
C、前記保守対象歯科用チェアユニット(500)及び前記テスト装置(503)と、前記チェアユニット保守テスト処理装置(506)との間を前記ネットワーク(505)で結んで構成し、
ユーザサイトに設置した前記保守対象歯科用チェアユニット(500)の保守作業を保守専門技術者が、
前記テスト装置(503)の前記操作スイッチ・キー並列接点部(513)と並列に接続された前記操作スイッチ・キー(510)の操作を、前記ネットワーク(505)を介して前記遠隔保守センタ(501)の保守テスト処理装置(506a)を操作することにより遠方より実施、あるいは支援できるようにしたことを特徴とする歯科用チェアユニットの遠隔保守システムであって、
D、かつ、ユーザーサイトの前記保守対象歯科用チェアユニット(500)が、前記各種操作モード、登録モード、及び保守テストモードの切り替え用設定スイッチを設けて構成され、
前記各種操作モードの操作スイッチ・キー(510)の多数を、前記登録モード並びに保守テストモードの操作スイッチ・キーとして兼用できるようにし、
ユーザーサイトの保守技術者は、前記操作スイッチ・キー(510)を操作してそれらのモードを前記表示パネル(8)に表示し、前記保守対象歯科用チェアユニット(500)の保守作業を行うことができると共に、
前記表示パネル(8)への入力信号回路から並列に取り出した信号を前記ネットワーク(505)を介して前記遠隔保守センタ(501)に送信することにより、前記遠隔保守センタ(501)において、前記送受信端末を介して前記保守テスト処理装置(506a)によって前記データ表示器(508)にユーザーサイトと同様な表示を行い、
前記遠隔保守センタ(501)の保守専門技術者は、前記データ表示器(508)の表示を見てユーザーサイトの前記保守技術者と交信し支援する保守作業を実行できるようにしたことを特徴とする歯科用チェアユニットの遠隔保守システム。
【0005】
(2)ユーザーサイトに保守技術者が不在時、
ユーザーサイトの保守用技術者が現地の前記保守対象歯科用チェアユニット(500)において操作する前記操作スイッチ・キー(510)と同じ操作を、
前記保守対象歯科用チェアユニット(500)に接続されたテスト装置(503)の前記操作スイッチ・キー並列接点部(513)を、前記遠隔保守センタ(501)において前記ネットワーク(505)を介して作動させて行い、
その結果のテスト表示信号を、前記ネットワーク(505)を介して前記遠隔保守センタ(501)に送信して、前記遠隔保守センタ(501)において、前記保守テスト処理装置(506a)により前記データ表示器(508)に表示し、
前記遠隔保守センタ(501)の保守専門技術者は、表示を見てユーザーサイトの保守技術者に代わって保守作業を実行できるようにしたことを特徴とする(1)項に記載の歯科用チェアユニットの遠隔保守システム。
【0006】
(3)ユーザーサイトに保守技術者が常時不在時の歯科用チェアユニットの遠隔保守システムにおいて、
前記保守対象歯科用チェアユニット(500)が複数の歯科用チェアユニット(502)を含む場合、
前記テスト装置(503)を個別に配設して、並列に接続し、
前記遠隔保守センタ(501)の前記チェアユニット保守テスト処理装置(506)の前記テストモード設定ソフトウェア(530)を順次保守作業のモードとし、複数台の前記歯科用チェアユニット(502)を順次切り替えて保守できるようにしたことを特徴とする(2)項に記載の歯科用チェアユニットの遠隔保守システム。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本システムを構成する保守対象チェアユニットと遠隔保守センタ間のネットワークの概要を示すブロック図である。
図において、500はユーザーサイトの保守対象歯科用チェアユニット、501は遠隔保守センタ、502は歯科用チェアユニット、503はテスト装置、504は電話機、505はネットワーク、506はチェアユニット保守テスト処理装置、506aは保守テスト処理装置、507は保守記録データファイル、508はデータ表示器、509はプリンタ、540は機械室、541は圧縮・送風機、542は吸引ポンプを示す。
ユーザーサイトの保守対象歯科用チェアユニット500は、歯科用チェアユニット502と、それに接続されるテスト装置503及び電話機(電子メール・電話機)504により構成される。一般にチェアユニット502において使用される空気圧機器(圧縮・送風機514、吸引ポンプ542)は、振動、騒音等を避けるためやや離れた機械室540に設置され、また複数台のチェアユニットの供給源とされる。本事例では、上記機械室540も保守対象歯科用チェアユニット500に含まれるものとする。
【0009】
テスト装置503は、コンピュータネットワーク(ネットワーク)505によって、チェアユニット保守テスト処理装置506と同周辺機器の保守記録データファイル507とデータ表示器508とプリンタ509及び電話機504により構成される遠隔保守センタ501に接続されており、
前記ネットワーク505を介して、ユーザサイトに設置した歯科用の保守対象チェアユニット500の保守作業を、遠隔保守センタ501に設置した前記遠隔保守用各機器及び遠隔保守センタ501の保守専門技術者によって、遠方より実施、あるいは支援する。
なお、上記ネットワーク505は、WAN(ワイドエリアネットワーク)、CAN(シティエリアネットワーク)、LAN(ローカルエリアネットワーク)等の通信網を使用してよく、また方式としてインターネットを採用してもよい。
【0010】
以下図に基づいて各ブロックの詳細とフローを説明する。
図2はユーザーサイトの保守対象チェアユニットとテスト装置のブロック図である。
図において、201は処理装置(CPU)、510は操作スイッチ・キー、511、512はコネクタ、513は操作スイッチ・キー並列接点部、514は送受信端末、515はネットワーク接続端子、516は手動・自動切り替え手段、を示す。
保守対象歯科用チェアユニット500の各種モード(後記)の選択スイッチの多数を備えたコントロール部には、各操作スイッチ・キー510が配設されており、処理装置201(CPU)により処理され、その結果は表示パネル8に表示され、保守診断に供されているが、この表示信号をチェアユニット側のコネクタ511と、テスト装置側のコネクタ512とを嵌合し接続させる。
ユーザーサイトに、保守技術者がいて前記操作スイッチ・キー510を操作する場合は、手動・自動切り替え器516は1側の手動になっているので、信号は直接、送受信端末514に入り、ネットワーク接続端子515から前記ネットワーク505を介して遠隔保守センタ501に送信される。
また、電子メール・電話機504によっての交信も可能となる。
【0011】
次に、ユーザーサイトに保守技術者が不在時の保守点検手段として、
遠隔保守センタ501からの操作によって、前記手動・自動切り替え器516を2側の自動に切り替えると、テスト装置503の操作スイッチ・キー並列接点部513が、チェアユニット502の操作スイッチ・キー510に並列に接続されるため、ユーザーサイトの保守用技術者と全く同じ前記選択スイッチ(操作スイッチ・キー510)の操作を、保守センタ501において操作することができる。
そして、ネットワーク505を介して保守対象チェアユニット502を作動させて実行し、その結果が、前記チェアユニット502の表示パネル8の入力信号回路から並列に取り出され、テストデータの出力信号として、ネットワーク505を介して遠隔保守センタ501に送信される。
なお、上記自動保守を選択した場合、ユーザーサイトで2重操作を行うことができないように禁止回路(図示せず)が設けられている。
【0012】
また、上記チェアユニット502の選択スイッチ(操作スイッチ・キー)510は、基本的には単にON/OFF接点のスイッチであり、これらを所定順序に従って操作することにより各種モードのテストを行っているので、
テスト装置503に搭載するスイッチは、その接点を前記チェアユニット502の操作スイッチ・キー510の接点と並列に配列し、かつその駆動は非接触で駆動してやればよい。
図3はテスト装置の操作スイッチ・キー並列接点部の基本構成の説明図、である。
図において、517はCPU、518はデータバス、519は入力ポート、520、521,522、523はテスト装置の並列テスト接点、524,525,526,527は同接点駆動部、510a、510b、510c、510dはチェアユニットのテスト接点を示す。
【0013】
後記(図4)のテストモード設定ソフト530により保守テスト処理装置(506a)から送受信端末514とネットワーク505を経由したテスト用の制御信号は、ユーザーサイトの送受信端末514から、CPU517に入力され、520〜523のテスト装置の並列テスト接点の駆動信号に変換され、データバス518から入力ポート519によって、順序に従って接点駆動部524〜527を駆動する。
上記の接点・駆動は、例えば、リードリレー等の小型で信頼性があるものが、好ましい。
そして、この接点は、前記コネクタ512と511とを接続させると、図示したように並列回路が形成される。従って、ユーザーサイトの保守技術者が不在の時は、チェアユニットの接点510a〜510dはOFFになっているので、テスト装置の並列テスト接点520〜523を作動させることにより、ユーザーサイトの保守技術者と同様なテストを実行することができる。
なお、前記テスト装置の並列テスト接点中、特に大きな電力のON/OFFを必要とする例えば、チェアユニットのメインスイッチ18、機械室の圧縮・送風器541並びに吸引ポンプ542用のスイッチ等は、上記小接点により別な場所に配設したさらに大容量の接点をON/OFFさせればよい(図示せず)。
【0014】
図4は遠隔保守センタのチェアユニット保守テスト処理装置のブロック図である。
図において、506aは保守テスト処理装置、514は送受信端末、528は異常検知手段、529は警報器、530はテストモード設定ソフトを示す。
遠隔保守センタ501には、チェアユニットの保守テスト処理装置506が設置されており、
前記ユーザーサイトに保守技術者がいて、当該型式のチェアユニットのテストデータを送信してきた場合は、
ネットワーク接続端子515から送受信端末514を介して受信され、保守テスト処理装置506aのデータ表示器508に、テストデータが表示される。
この表示器は大型のものが望ましく、例えば表示器の左側にテストデータを、それと平行の右側に、各ユニット保守記録データファイル507から取り出したテストデータの正常値を表示し、比較を容易にすると共に、両者の値に相違があるときには、異常検知手段528によって警報器529により警報を発生させてもよく、またこの記録は前記記録ファイル(各ユニット保守記録データ)507に蓄積し、データベースとして活用できる。
そして、遠隔保守センタの保守専門技術者は、表示を見てユーザーサイトの保守技術者を支援することができる。この交信は、前記送受信端末514に付帯している電子メール・電話機504等により行われる。
なお、各種記録はプリンタ509により印字することができる。
【0015】
次に、ユーザーサイトに保守技術者が不在時の遠隔保守センタにおける保守点検手段を説明する。
まず、前記ユーザーサイトの手動・自動切り替え器516を2側の自動に、遠隔保守センタ501からの制御信号によって切り替えて、前記操作スイッチ・キー並列接点部513を作動状態とする。
そして、テストモード設定ソフト530により、保守テスト処理装置506aから送受信端末514及びネットワーク505を経由し、ユーザーサイトの送受信端末514により前記テスト装置の操作スイッチ・キー並列接点部513を作動させ、その結果を例えば、双方向通信によって受信し、前述のように表示、記録、異常検知、プリント等の保守作業を行う。
この時の記録は、データベースとなり、また、ユーザーサイトに後刻通知することができる。
なお、当該チェアユニットの型式は、事前に判明しているものとする。
【0016】
上記において、歯科用チェアユニットの遠隔保守装置の配置が、
ユーザーサイトに保守技術者が不在で、かつ保守対象チェアユニットが複数であり、一箇所の遠隔保守センタで集中管理する「センタ集中システム」の場合は、ユーザーサイトでは、前記テスト装置503をチェアユニット502毎に個別に配設して並列接続とし、遠隔保守センタ501ではテストモード設定ソフト530を、順次保守作業のモードとし、複数台を順次切り替えてテストする(図1)。
なお、複数台のチェアユニット中、型式の異なるものがあるときは対応するテスト装置を個別に設置し、上記テストモード設定ソフト530の設定を順番に従って型式を切り替えながら順次テストしてゆくものとする。
【0017】
また、歯科用チェアユニットの遠隔保守装置の配置が、
複数の保守対象歯科用チェアユニット毎に、「遠隔サブ保守センタ」を設け、
これらの遠隔サブ保守センタを、遠隔保守センタで管理する「サブセンタシステム」としてもよく、
この方式によれば、ユーザーのチェアユニットの設置範囲が地理的に広範囲にわたる場合でも、遠隔保守センタにおいて効率的な保守を行うことができる。
図5はサブセンタシステムのブロック図である。
図において、550は遠隔サブ保守センタを示す。
【0018】
図6は、保守対象チェアユニットの外観斜視図である。
図において、1は歯科治療椅子、1aは型式銘板、2はシート、3はバックシート、4はトレーテーブル、5はインスツルーメント、6はインスツルーメントホルダー、7はコントロールパネル、8は表示パネル、9はフイルムビュアー、10はフートコントローラ、11はスピットン、12は無影灯、13はアシスタント用コントロールパネル、14はインスツルーメントホルダー、15はインスツルーメント、16はヘッドレスト、17は設定キイー、18はメインスイッチ、19は安全スイッチ、を示す。
【0019】
図7は、コントロールパネルの外観図である。
図において、20はオートセット1用スイッチ及び記憶用スイッチ、21はオートセット2用スイッチ及び記憶用スイッチ、22はうがい用リセットスイッチ、23はオート用リセットスイッチ及び記憶用スイッチ、24はソフトメモリー用スイッチ、25はオートライトON/OFFスイッチ、26はタイマーキャンセルスイッチ(Cキー)、27は分単位セットスイッチ、28は秒単位セットスイッチ(SECキー)、29はタイマースタートスイッチ(STキー)、30はマイクロモーター回転切り替えスイッチ及びスケーラーSCL/END切り替えスイッチ(LMHキー)、31はモータ正逆切り替えスイッチ(Rキー)、32は注水ON/OFF切り替えスイッチ(Wキー)、33はタービン/モーター及びライトON/OFF切り替えスイッチ(O2キー)、を示し、このコントロールパネル7は、前記トレーテーブル4に配設されている。
なお( )内は略称を示す。
【0020】
図8はアシスタント用コントロールパネルの外観図である。
図において、34はコップ給水マニュアルスッチ、35はバキューム自動洗浄スイッチ、を示す。
図9は、メインスイッチの外観図である。
メインスイッチ18はチェアユニット全体の電源をON/OFFする。
図10は、フートコントローラの外観斜視図で、
同(イ)図は外観図、(ロ)図はチェア操作レバー及びペダルの外観図である。
図において、36及び37はチェアシートの上昇及び下降レバー(スイッチ)、38及び39はチェアバックシートの傾斜及び起立レバー(スイッチ)、40はペダルを示し、各操作によってチェアの姿勢制御を行う。
【0021】
図11は、ホルダーに配備されたインスツルーメントの外観図である。
図において、41及び42はエアータービンハンドピース、43はマイクロモーターハンドピース、44はスケーラー、45はスリーウェイシリンジ、46はスケーラー調節ダイヤル、47〜50はインスツルーメント取りだし作動スイッチを示し、上記インスツルーメント中のハンドピース41〜44のいずれかを取り出すと、対応するインスツルーメント取り出し作動スイッチ47〜50が作動する。
なお、前記保守対象歯科用チェアユニット500に付帯する機械室540の圧縮・送風機541、吸引ポンプ542の操作スイッチ510の図示は省略する。
【0022】
以上説明した各種スイッチは、通常、チェアユニットコントロール部の、パネル、フートコントローラ、インスツルーメントホルダ及びメインスイッチ、並びに機械室等に配設され、各操作に従って歯科治療椅子を作動させ、また表示パネル8には、前記タイマーの設定とカウント時間及びハンドピースの設定操作状態が表示されるが、「操作モード」に切り替えることによって、以下の各種のテストを実行することができる。
即ち、「登録モード」並びに「テストモード」に設定すると、前記各種スイッチの通常の作用は停止され、兼用して上記「登録モード」並びに「テストモード」を実行しかつ表示する(図12)。
【0023】
そして、ユーザーサイトの保守技術者は、「登録モード」並びに「テストモード」用の各種スイッチを操作し、その表示をみて保守を行っている。
さらに、前述したように、上記の表示信号をネットワーク505を介して、遠隔保守センタ501に送信して、遠隔保守センタ501の保守技術者から保守あるいは支援を受けることができる。
また、ユーザーサイトの保守技術者が不在の場合には、
遠隔保守センタ501において、テストモード設定ソフト530を自動操作に設定し、ユーザーサイトのテスト装置503を作動させて、前記各種スイッチを操作し、その表示信号を前記ネットワーク505を介して遠隔保守センタ501において受信し、遠隔保守センタの保守技術者により保守する。
【0024】
次に保守のための各種モードについて説明する。
図12は、歯科用チェアユニットとテスト装置の全系統ブロック図である。
図において,Iは操作モード、Aは登録モードの作動基準値と、ハンドピース登録、及び表示の登録、Bは保守テストモードのハンドピーステスト、Cはスイッチテスト、Dはチェアテスト、Eはリレーテストー1、Fはリレーテストー2、GはD/A係テスト、Hはシリアル回路テスト、101aはテスト装置のデータバス、201aはテスト装置のCPUを示す。
本図は、歯科用チェアユニット502と同テスト装置503を、コネクタ511及び512により接続させた状態で、操作スイッチ・キー接点部510と、操作スイッチ・キー並列接点部513とは、並列に接続されている(図3)ものとする。
【0025】
前記「登録モード」中、
1,「作業基準値」モードは、チェアユニット操作の基準となる以下
▲1▼、椅子の姿勢制御用油圧値
▲2▼、ハンドピース及びシリンジ系の空気圧値(給気圧、吸引圧)
▲3▼、同上水圧値、
▲4▼、無影灯の照度値
▲5▼、電気系回路及びモータ駆動用電源値
の各設定基準値の登録とその計測値で、
2、「ハンドピース登録」モードは、
インスツルーメントホルダー6に搭載された
▲1▼、ハンドピースの種類と数量と、
▲2▼、ライトの有無、
▲3▼、カム注水か、同時注水か、
の登録確認と、
3、「表示の登録」モードは、
▲1▼、アルファベット又はカタカナ+アルファベットのいずれかを設定確認と、
▲2▼、表示文字の切り替え順番、
▲3▼、ライトの切り替え順番、
▲4▼、モータレンジのチップエアーの登録
▲5▼、スケーラーのラッチ機能の登録
▲6▼、タイマーアップブザー時間の設定
の登録確認である。
【0026】
保守用「テストモード」は、
▲1▼、ハンドピースに係るコントロールパネルスイッチと、ホルダースイッチ並びに、フートコントローラスイッチの各スイッチをテストし、表示パネルに操作されたスイッチを表示する「ハンドピーステスト」モードと、
▲2▼、チェアに係るコントロールパネルスイッチと、アシスタント用コントロールパネルスイッチ並びに、フートコントローラのフートスイッチ及びリミットスイッチの各スイッチの動作表示及びセンサー出力を表示する「チェアテスト」モード、並びに「スイッチテスト」モードと、、
▲3▼、コントロールパネルスイッチに対応する電磁弁、ソレノイド及びリレーのON,OFFを表示する「リレーテスト1の標準モード」と、
▲4▼、コントロールパネルスイッチに対応する電磁弁、ソレノイド及びリレーのON,OFFを表示する「リレーテスト2(オプション関係の電磁弁、ソレノイド及びリレー)のモード」と、
▲5▼、スケーラー及び無影灯の制御を表示する「D/Aコンバータ系のテスト」と、▲6▼、各スイッチのシリアル回路にテスト用データを送信し、受信されたデータとを比較テスト表示する「シリアル回路テスト」であり、
上記の各モードを使用することにより、歯科用チェアユニットの主要動作並びに、構成回路や各部品のテスト状況を定量的に把握することがで、保守の効率化を図ることができる。
【0027】
次に、上記登録モードの表示例を示す。
図13はハンドピースを取り出した時の(登録)図で、
No、1は前記一番左側のハンドピース、HPはハンドピース、ATはエアタービン、LIGHT:Oはライト付き、CAM WATERING:Oはカム注水であることを示す。
なお、例えばライトなしは、LIGHT:*のように表示される。
図14は表示の登録で、ハンドピースの選択(登録)図で、
図は表示文字は英語で、回転数の切り替えはL(低速)>M(中速)>H(高速)の順番であり、LOWレンジにおけるチップエアはなく、また、スケーラーのラッチ機能はなく、ブザーの鳴る時間は5分であることを示す。
図15は前記登録により、使用時に表示されるインスツルーメントの事例で、タービンハンドピースの表示(使用時)図である。
図は設定タイマーの分、秒と、タービンの注水はオフ、ライトは高(ハイ)である。
【0028】
図16は表示文字にカタカナ+アルファベットの選択図で、
前記図15のタービンの表示を置き換えたものである。
上記のような表示により、登録モードがテスト確認される。
【0029】
次で、「テストモード」の各表示例を示す。
図17は、テストモード表示図で、
(イ)図は、テストモードと、チェアユニットの型名と年とメモリを示す。
(ロ)図は、スイッチテストモードが表示され、
(ハ)図は、フートコントローラのフートスイッチのペダル踏み込みの表示
(ニ)図はテーブルライトスイッチ操作の表示
(ホ)図はフートスイッチのペタル注水が、カム注水の表示
(へ)図はハンドピースホルダースイッチ1のテスト
(ト)図は設定スイッチのテーブルスイッチの選択表示
(チ)図はテーブルスイッチ、L/M/Hスイッチのテストを示す。
上記において、テスト項目があるテストの結果は○×印で表示パネルの右下に表示される。
図18は、チェアユニットの姿勢制御テストの「センサーによる調整」の表示図で、LIFT(上昇)のA/Dデータは31cm、BACK(傾斜)のA/Dデータは9°であることを示す。
また,予め設定してある場合は、そのテスト結果が表示される。
【0030】
図19は「リレーテスト1」モードのテスト図を示す。
図において,STD(標準)SOL(ソレノイド)、リレーテストのスイッチONは、L/M/Hスイッチ30(図7)で、チエックはO2スイッチ33(図7)で高(ハイ)の状態を示す。
図20は「リレーテスト2」モードのテスト図を示す。
前記STD、SOL、REALYTESTで、スイッチON,L/M/Hスイッチ30で、チエックはSCスイッチ50(図11)は低(ロー)の状態を示す。上記において、テスト結果は○×印で表示パネルの右下に表示される。
【0031】
また、前記「作動基準値」は表示パネルには、基準値と、それに対する現在のプラス又はマイナス値が表示され、差異のある場合には×印が表示される。(図示せず)。
上記のような表示により、テストモードがテストされ確認される。
以上は各操作キーにより入力ポート(100)からCPU201のデーターバス101を介して、CPU201にて処理され、出力ポート(図示せず)から対応するリレー、ソレノイド等を動作させ、表示パネル8にテスト結果を表示する(図12)。従って、テスト者(ユーザーサイトあるいは遠隔保守センタ)は、表示を見ながら容易に経路毎のテスト結果を知ることができる。
【0032】
前記の一例として、テストの系統図を示した。
図21は、「登録モード」に関するテストの系統図で、歯科用チェアユニットとテスト装置とを接続した図である。
図において100、100aは入力ポート、101、101aはデータバス、201,201aはCPU、202はROM、203はRAM、206はI/F、207は登録メモリ、210は登録切り替え、211はHP(ハンドピース)の機種切り替え、212はHPライトの切り替え、213はHPの注水、214は文字表示の切り替え、215はHP回転数の切替順、216はHPライトの切り替え順、217はモータLのチップエア、218はスケーララッチ、219はタイマーブザー時間、300、300aはコントロールパネルのHPの登録キー(4):キーの個数、301、301aは表示の登録キー(6):キーの個数、315、315aは作動基準値の系、316、316aは油圧センサキー、317,317aは水圧センサキー、318,318aは空気圧センサキー、319、319aは吸引圧センサキー、320、320aは照度センサキー、321、321aは電源電圧センサキーを示す。
を示す。
【0033】
先に、テスト装置503を手動・自動切り替え516を接点1とし、チェアユニット502のみを作動させた場合、HPの登録キー300(17,30,32,33)の操作信号は、入力ポート100からデータバス101を経由してCPU201で処理され、及びI/F206を経由して登録メモリ207に登録される。
データバス101の右側の210ないし219に対応する設定登録の項目を示した。前述したように上記の設定登録事項は、41〜44(図11)のいずれか一つを取り出すと、それに対応した上記事項が表示パネルに表示されるため、
各スイッチの操作によって表示パネルを見ながら、容易に選択された各ハンドピースの機能を登録でき、またその使用時に表示される。
そして後記テストモードにより、テスト結果を表示する。
【0034】
次に、テスト装置503を手動・自動切り替え516を接点2とし、テスト装置503によりチェアユニット502を作動させた場合を述べる。
図3において前述したように、チェアユニットのテスト接点510aと、テスト装置の並列テスト接点520とは、並列に接続されているため、ユーザーサイトに保守技術者が不在の場合は、チェアユニットの各キー・スイッチはOFFであるため、テスト装置の並列テスト接点をON/OFFすることにより代行することができる。
本21図においては、HPの登録キー300a、表示の登録キー301a、作業基準値の系315aの各キーが前記並列テスト接点(520)に該当する。
従って、前記遠隔保守センタ501からの制御信号によって操作することにより上記と同様な登録の表示、確認、並びにテスト結果を遠隔保守センタ501において得ることができる。
【0035】
図22は保守用「テストモード」における「ハンドピーステスト」中のハンドピースホルダースイッチ及び、フートコントローラ(ハンドピース関連)のスイッチテストの系統図で、テスト装置503によりチェアユニット502を作動させた場合の図である。
図において、47〜50はハンドピースホルダスイッチで、ホルダー1〜4を、(4):スイッチの個数、また、303,303aはフートコントローラ(ハンドピース関連)で(5):スイッチの個数、60はハンドピース起動、61はモータリバース、62は注水、63はチップエア(先端よりエア噴出)、64は予備の各スイッチを示す。
図示したように、前記遠隔保守センタ501からの制御信号によって、ハンドピースホルダースイッチ302a及びフートコントローラ303aの各スイッチを操作することにより、
上記、ユーザサイトの保守技術者と同様なハンドピース関連のテストと、その結果を遠隔保守センタ501において得ることができる。
【0036】
なお、ハンドピースは、例えば前記図11に示したエアタービンハンドピース41,42、マイクロモータハンドピース43、スケーラー44、スリーウエイシリンジ45とも、通常注水を行うため、そのテスト時ユーザーサイトに保守技術者が不在の場合には、注水テスト後の排水処置が必要である。
このため、簡単な排水器を付帯させておき、自動テストを行う際には、テストの日時を事前にユーザーに連絡して、予め前記ハンドピースを、在駐している施術者あるいは従業員に予め排水器にセットしてもらうようにしてもよい。
この排水器は、例えば既存の排水処理器(厚さを有する円形容器で,上面に複数のハンドピースの先端部の挿入孔を有し底面より排水するもので、スピットンの上に随時セット、取り外しが可能)を用いてもよい。
【0037】
以上の事例に示した手段により、
▲1▼、ハンドピースに係るコントロールパネルスイッチと、ホルダースイッチ並びに、フートコントローラスイッチの各スイッチをテストし、表示パネルに操作されたスイッチを表示する「ハンドピーステスト」モード(上記)に続いて、
詳細は図示しないが同様にして、
▲2▼、チェアに係るコントロールパネルスイッチと、アシスタント用コントロールパネルスイッチ並びに、フートコントローラのフートスイッチ及びリミットスイッチの各スイッチの動作表示及びセンサー出力を表示する「チェアテスト」モード、並びに「スイッチテストモード」と、
▲3▼、コントロールパネルスイッチに対応する電磁弁、ソレノイド及びリレーのON,OFFを表示する「リレーテスト1の標準モード」と、
▲4▼、コントロールパネルスイッチに対応する電磁弁、ソレノイド及びリレーのON,OFFを表示する「リレーテスト2(オプション関係の電磁弁、ソレノイド及びリレー)のモード」と、
▲5▼、スケーラー及び無影灯の制御を表示する「D/Aコンバータ系のテスト」と、▲6▼、各スイッチのシリアル回路にテスト用データを送信し、受信されたデータとを比較テスト表示する「シリアル回路テスト」の各テストを、実施することができる(図12)。
従って、上記の各モードを使用することにより、歯科用チェアユニットの主要動作並びに構成回路や各部品のテスト状況を、ユーザーサイト及び遠隔保守センタ、又は遠隔保守センタにおいて定量的に把握することができ、保守の効率化を図ることができる。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば次のような優れた効果が発揮される。
1、本発明の請求項1の発明によれば、
(1)▲1▼、ユーザサイトの設備として、チェアユニットが歯科施術者の各種操作モードの選択スイッチ並びにその表示パネルと、それに接続されるテスト装置と、その結果をネットワークに接続する手段と、それに接続される電子メール及び電話機と、前記チェアユニットから直接ネットワークにテスト結果を送信する手段と、テスト機を経由してチェアユニットを操作する切り替え手段とを有し、
▲2▼、遠隔保守センタの設備として、中央処理装置と、それに付帯するテストモード設定ソフトウェアと、保守対象歯科用チェアユニットのテストデータを表示する表示器と、プリンタと、チェアユニットの記録データファイルと、異常検知器と警報器と、ネットワーク接続手段と、電子メール及び電話機とを有するチェアユニット保守テスト処理装置とを備え、
▲3▼、前記歯科用チェアユニット及びテスト装置と、チェアユニット保守テスト処理装置との間をコンピュータネットワークで結び、ユーザサイトの対象チェアユニットの保守作業を、遠隔保守センタに設置した遠隔保守用各機器及び遠隔保守センタの保守専門技術者が、ネットワークを介して、遠方より実施あるいは支援することができるため、
【0039】
従来、主として障害が発生時、ユーザーからの連絡により工場あるいはサービスセンタから技術者が出向き保守を行ってきたが、その時点で修理部品の都合等により障害が解消できないことも多く、あるいは技術者が不慣れな場合障害の診断が的確にできず、再度保守技術者が出向く場合等があり、保守の実施が遅れユーザの信頼を失うことがあるとともに、多くの保守費用が発生する場合があったが、本発明によって、機種の多様化や、ユーザの設置範囲の広域化に対応できると共に、保守の質の向上と均一化を実行することができ、かつ修理時間の短縮、チェアユニットの信頼性の向上及び、保守費用の削減や、さらに保守データベースの作成等により、より効率的な保守システムを確立することできる。
【0040】
かつ、ユーザーサイトの保守対象歯科用チェアユニットが、前記各種操作モード、登録モード、及び保守テストモードの切り替え用設定スイッチを設けて構成され、
各種操作モードの操作スイッチ・キーの多数を、前記登録モード並びに保守テストモードの選択スイッチとして兼用できるようにし、ユーザーサイトの保守技術者は、前記操作スイッチ・キーを操作して、それらのモードを表示パネルに表示し、保守対象歯科用チェアユニットの保守作業を行うことができると共に、前記表示パネルへの入力信号回路から並列に取り出した信号をネットワークを介して遠隔保守センタに送信でき、遠隔保守センタにおいて中央処理装置によってデータ表示器にユーザーサイトと同様な表示を行うことができるため、
遠隔保守センタの保守専門技術者は、前記データ表示器の表示をみてユーザーサイトの保守技術者と交信し支援する保守作業を実行することができる。
【0041】
2、請求項2の発明によれば、
ユーザーサイトに保守技術者が不在時、
ユーザーサイトの保守用技術者が現地の前記保守対象歯科用チェアユニットにおいて操作する前記操作スイッチ・キーと同じ操作を、前記保守対象歯科用チェアユニットに接続されたテスト装置の前記操作スイッチ・キー並列接点部を、前記遠隔保守センタにおいて前記ネットワークを介して作動させて行い、その結果のテスト表示信号を、前記ネットワークを介して前記遠隔保守センタに送信して、前記遠隔保守センタにおいて、前記保守テスト処理装置により前記データ表示器にユーザサイトと同様な表示を行い、
前記遠隔保守センタの保守専門技術者は、前記データ表示器の表示を見てユーザーサイトの保守技術者に代わって保守作業を実行することができる。
【0042】
3,請求項3の発明によれば、
ユーザーサイトに保守技術者が常時不在の場合の歯科用チェアユニットの遠隔保守システムにおいて、
前記保守対象歯科用チェアユニットが複数の歯科用チェアユニットを含む場合、前記テスト装置を個別に配設して、並列に接続し、前記遠隔保守センタの前記チェアユニット保守テスト処理装置の前記テストモード設定ソフトウェアを順次保守作業のモードとし、複数台の前記歯科用チェアユニットを順次切り替えて保守することにより対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本システムを構成する保守対象歯科用チェアユニットと遠隔保守センタ間のネットワークの概要を示すブロック図。
【図2】ユーザーサイトの保守対象歯科用チェアユニットとテスト装置のブロック図。
【図3】テスト装置の操作スイッチ・キー並列接点部の基本構成の説明図。
【図4】遠隔保守センタのチェアユニット保守テスト処理装置のブロック図。
【図5】サブセンタシステムのブロック図。
【図6】保守対象歯科用チェアユニットの外観斜視図。
【図7】コントロールパネルの外観図。
【図8】アシスタント用コントロールパネルの外観図。
【図9】メインスイッチの外観図。
【図10】フートコントローラの外観斜視図。
【図11】ホルダーに配備されたインスツルーメントの外観図。
【図12】歯科用チェアユニットとテスト装置の全系統ブロック図。
【図13】ハンドピースを取り出した時の(登録)図。
【図14】表示の登録で、ハンドピースの選択(登録)図。
【図15】登録により使用時に表示されるインスツルーメントの事例でタービンハンドピースの表示(使用時)図。
【図16】表示文字にカタカナ+アルファベットの選択図。
【図17】テストモード表示図。
【図18】歯科用チェアユニットの姿勢制御テストの「センサーによる調整」の表示図。
【図19】「リレーテスト1」モードのテスト図。
【図20】「リレーテスト2」モードのテスト図。
【図21】「登録モード」に関するテストの系統図。
【図22】「テストモード」における「ハンドピーステスト」中のハンドピースホルダースイッチ及び、フートコントローラ(ハンドピース関連)のスイッチテストの系統図。
【符号の説明】
1:歯科治療椅子
1a:型式銘板
2:シート
3:バックシート
4:トレーテーブル
5:インスツルーメント
6:インスツルーメントホルダー
7:コントロールパネル
8:表示パネル
9:フイルムビュアー
10:フートコントローラ
11:スピットン
12:無影灯
13:アシスタント用コントロールパネル
14:インスツルーメントホルダー
15:インスツルーメント
16:ヘッドレスト
17:設定キイー
18:メインスイッチ
19:安全スイッチ
20:オートセット1用スイッチ及び記憶用スイッチ
21:オートセット2用スイッチ及び記憶用スイッチ
22:うがい用リセットスイッチ
23:オート用リセットスイッチ及び記憶用スイッチ
24:ソフトメモリー用スイッチ
25:オートライトON/OFFスイッチ
26:タイマーキャンセルスイッチ(Cキー)
27:分単位セットスイッチ
28:秒単位セットスイッチ(SECキー)
29:タイマースタートスイッチ(STキー)
30:マイクロモーター回転切り替えスイッチ及びスケーラーSCL/END切り替えスイッチ(LMHキー)
31:モータ正逆切り替えスイッチ(Rキー)
32:注水ON/OFF切り替えスイッチ(Wキー)
33:タービン/モーター及びライトON/OFF切り替えスイッチ(O2キー)
34:コップ給水マニュアルスイッチ
35:バキュウム自動洗浄スイッチ
36、37:チェアシートの上昇及び下降レバー(スイッチ)
38、39:チェアバックシートの傾斜及び起立レバー(スイッチ)
40:ペダル
41、42:エアータービンハンドピース
43:マイクロモーターハンドピース
44:スケーラー
45:スリーウェイシリンジ
46はスケーラー調節ダイヤル
47〜50:インスツルーメント取りだし作動スイッチ
60:ハンドピース起動
61:モータリバース
62:注水
63:チップエア(先端よりエア噴出)
64:予備の各スイッチ
100、100a:入力ポート
101、101a:データバス
201,201a:CPU(処理装置)
202:ROM
203:RAM
206:I/F
207:登録メモリ
210:登録切り替え
211:HP(ハンドピース)の機種切り替え
212;HPライトの切り替え
213:HPの注水
214:文字表示の切り替え
215:HP回転数の切替順
216:HPライトの切り替え順
217:モータLのチップエア
218:スケーララッチ
219:タイマーブザー時間
300、300a:コントロールパネルのHPの登録キー
301、301a:表示の登録キー
302、302a:ハンドピースホルダースイッチ
303,303a:フートコントローラ(ハンドピース関連)
315、315a:作動基準値の系
316、316a:油圧センサキー
317,317a:水圧センサキー
318,318a:空気圧センサキー
319、319a:吸引圧センサキー
320:照度センサキー
321、321a:電源電圧センサキー
500:ユーザーサイトの保守対象歯科用チェアユニット
501:遠隔保守センタ
502:歯科用チェアユニット
503:テスト装置
504:電子メール・電話機
505:ネットワーク
506:チェアユニット保守テスト処理装置
506a:保守テスト処理装置
507:保守記録データファイル
508:データ表示器
509:プリンタ
510:操作スイッチ・キー
511、512:コネクタ(接続接栓)
513:操作スイッチ・キー並列接点部
514:送受信端末
515:ネットワーク接続端子
516:手動・自動切り替え手段
517:CPU
518:データバス
519:入力ポート
520、521,522、523:テスト装置の並列テスト接点
524,525,526,527:同接点駆動部
510a、510b、510c、510d:歯科用チェアユニットのテスト接点528:異常検知手段
529:警報器
530:テストモード設定ソフトウェア
540:機械室
541:圧縮・送風機
542:吸引ポンプ
I:操作モード
A:登録モードの作動基準値と、ハンドピース登録、及び表示の登録
B:保守テストモードのハンドピーステスト
C:スイッチテスト
D:チェアテスト
E:リレーテストー1
F:リレーテストー2
G:D/A係テスト
H:シリアル回路テスト
Claims (3)
- A、ユーザサイトの設備として、
a、歯科施術者用の各種操作モードの操作スイッチ・キー(510)の多数を有し、コンピュータ処理装置によるコントロール部によって、前記各種操作モードが表示される表示パネル(8)と、かつ、前記各種操作モードのテスト表示信号を遠隔保守センタ(501)に送出、あるいは、前記遠隔保守センタ(501)からネットワーク(505)を介してテスト装置(503)の操作スイッチ・キー並列接点部(513)と並列に接続された前記操作スイッチ・キー(510)を操作する信号を受信するコネクタ(511)を備えた保守対象歯科用チェアユニット(500)と、
b、前記保守対象歯科用チェアユニット(500)側のコネクタ(511)と接続する前記テスト装置(503)側のコネクタ(512)並びに、
前記保守対象歯科用チェアユニット(500)の前記各種操作モードの前記コントロール部の前記操作スイッチ・キー(510)と並列に接続され、前記遠隔保守センタ(501)からの遠隔操作によって操作する操作スイッチ・キー並列接点部(513)と、
ネットワーク(505)に接続される送受信端末と、それに接続される電子メール又は電話機(504)と、
前記保守対象歯科用チェアユニット(500)から直接前記遠隔保守センタ(501)に送信されるテスト信号、並びに、前記遠隔保守センタ(501)から前記ネットワーク(505)を経由して前記保守対象歯科用チェアユニット(500)に送信されるテスト信号との切り替え手段を有する前記テスト装置(503)を備え、
B、前記遠隔保守センタ(501)の設備として、
保守テスト処理装置(506a)と、それに付帯するテストモード設定ソフトウェア(530)と、
前記保守対象歯科用チェアユニット(500)のテストデータを表示するデータ表示器(508)と、
ハードコピーを出力するプリンタ(509)と、
前記保守対象歯科用チェアユニット(500)の各ユニット保守記録データファイル(507)と、
送受信端末と、電子メール又は電話機(504)とを有するチェアユニット保守テスト処理装置(506)とを備え、
C、前記保守対象歯科用チェアユニット(500)及び前記テスト装置(503)と、前記チェアユニット保守テスト処理装置(506)との間を前記ネットワーク(505)で結んで構成し、
ユーザサイトに設置した前記保守対象歯科用チェアユニット(500)の保守作業を保守専門技術者が、
前記テスト装置(503)の前記操作スイッチ・キー並列接点部(513)と並列に接続された前記操作スイッチ・キー(510)の操作を、前記ネットワーク(505)を介して前記遠隔保守センタ(501)の保守テスト処理装置(506a)を操作することにより遠方より実施、あるいは支援できるようにしたことを特徴とする歯科用チェアユニットの遠隔保守システムであって、
D、かつ、ユーザーサイトの前記保守対象歯科用チェアユニット(500)が、前記各種操作モード、登録モード、及び保守テストモードの切り替え用設定スイッチを設けて構成され、
前記各種操作モードの操作スイッチ・キー(510)の多数を、前記登録モード並びに保守テストモードの操作スイッチ・キーとして兼用できるようにし、
ユーザーサイトの保守技術者は、前記操作スイッチ・キー(510)を操作してそれらのモードを前記表示パネル(8)に表示し、前記保守対象歯科用チェアユニット(500)の保守作業を行うことができると共に、
前記表示パネル(8)への入力信号回路から並列に取り出した信号を前記ネットワーク(505)を介して前記遠隔保守センタ(501)に送信することにより、前記遠隔保守センタ(501)において、前記送受信端末を介して前記保守テスト処理装置(506a)によって前記データ表示器(508)にユーザーサイトと同様な表示を行い、
前記遠隔保守センタ(501)の保守専門技術者は、前記データ表示器(508)の表示を見てユーザーサイトの前記保守技術者と交信し支援する保守作業を実行できるようにしたことを特徴とする歯科用チェアユニットの遠隔保守システム。 - ユーザーサイトに保守技術者が不在時、
ユーザーサイトの保守用技術者が現地の前記保守対象歯科用チェアユニット(500)において操作する前記操作スイッチ・キー(510)と同じ操作を、
前記保守対象歯科用チェアユニット(500)に接続されたテスト装置(503)の前記操作スイッチ・キー並列接点部(513)を、前記遠隔保守センタ(501)において前記ネットワーク(505)を介して作動させて行い、
その結果のテスト表示信号を、前記ネットワーク(505)を介して前記遠隔保守センタ(501)に送信して、前記遠隔保守センタ(501)において、前記保守テスト処理装置(506a)により前記データ表示器(508)に表示し、
前記遠隔保守センタ(501)の保守専門技術者は、表示を見てユーザーサイトの保守技術者に代わって保守作業を実行できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の歯科用チェアユニットの遠隔保守システム。 - ユーザーサイトに保守技術者が常時不在時の歯科用チェアユニットの遠隔保守システムにおいて、
前記保守対象歯科用チェアユニット(500)が複数の歯科用チェアユニット(502)を含む場合、
前記テスト装置(503)を個別に配設して、並列に接続し、
前記遠隔保守センタ(501)の前記チェアユニット保守テスト処理装置(506)の前記テストモード設定ソフトウェア(530)を順次保守作業のモードとし、複数台の前記歯科用チェアユニット(502)を順次切り替えて保守できるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の歯科用チェアユニットの遠隔保守システム。
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