JP3305760B2 - 自動給水装置用制御装置 - Google Patents

自動給水装置用制御装置

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JP3305760B2 JP21405792A JP21405792A JP3305760B2 JP 3305760 B2 JP3305760 B2 JP 3305760B2 JP 21405792 A JP21405792 A JP 21405792A JP 21405792 A JP21405792 A JP 21405792A JP 3305760 B2 JP3305760 B2 JP 3305760B2
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哲則 坂谷
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株式会社川本製作所
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動給水装置用制御装
置に関し、特に、ポンプの手動運転、停止および自動運
転の各モードにそれぞれ対応する押ボタンを備えた運転
モード選択部を有する自動給水装置用制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の自動給水装置用制御装置は、図2
に例示するように一対の切替スイッチa、bを備え、運
転モードを選択する切替スイッチaは手動運転、停止お
よび自動運転の各モードに対応する信号をそれぞれ送出
し、2台のポンプを選択する切替スイッチbはポンプA
単独、ポンプAおよびBの組合せ、ポンプB単転などに
対応する選択信号を送出するように構成されている。こ
れらスイッチa、bは回動操作によって切替を行うので
不用意に誤操作されることは殆どないが、スイッチ自体
が大きいため必然的に装置も大きくなってしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】装置の小形化を図るた
めには、上述のような回動型切替スイッチa、bの代り
に押ボタン式切替スイッチも考えられるが、運転モード
選択用として自動運転、停止および手動運転にそれぞれ
対応する3つの押ボタンを設けるだけでは誤操作の危険
性が大きく、例えば各ボタンの頭部をパネル面より陥没
位置させる程度ではなお不充分である。また、各ボタン
と連携するロック機構を併設することも考えられるが、
別にロックボタンが必要なため操作が煩わしく、しかも
ロック操作を失念すると人命に関わる大事故を誘発する
恐れもなしとしない。
【0004】本発明は上記事情のもとになされたもの
で、運転モード選択用として押ボタンを用いながら誤信
号の送出を確実に防止し得る自動給水装置用制御装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポンプの手動
運転、停止および自動運転の各モードにそれぞれ対応す
る押ボタンを備えた運転モード選択部を有する自動給水
装置用制御装置において、上記押ボタンによる手動運転
モードおよび自動運転モードの選択はいずれも停止モー
ドにおいてのみ許容されることを特徴とするものであ
る。
【0006】
【作用】上記構成において、手動運転および自動運転の
両モード相互間での押ボタンによる他方への移行が防止
され、停止モードにおいてのみ許容される。
【0007】
【実施例】以下、本発明につき図1に示す一実施例を参
照しながら説明する。なお、以下においては対象とする
ポンプが2組の場合について説明するが、本発明はこれ
に限られるものではない。図1において、自動給水装置
用制御装置は運転モード選択部1および、2組のポンプ
AおよびB(図示省略)を対象とするポンプ選択部2を
備えている。
【0008】運転モード選択部1は、手動運転、停止、
自動運転の各モードにそれぞれ対応する3組の押ボタン
3,4,5を備えている。手動および自動の各運転モー
ド用押ボタン3,5は、それぞれ開閉素子6、7および
設定部8、9を介して主制御部10に接続されている。
停止モード用押ボタン4は設定部11を介して主制御部
10に接続されている。上記開閉素子6,7は、停止モ
ード用設定部11から送出される閉信号(破線で示す)
に応じて閉じられ、かつ前者6は自動運転モード用設定
部9、後者7は手動運転モード用設定部8からそれぞれ
送出される開信号に応じて開かれるようになっている。
【0009】ポンプ選択部2は、ポンプA単独、ポンプ
B単独、ポンプA,Bの組合せなどにそれぞれ対応する
選択信号を順に送出する押ボタン12を備えている。こ
の押ボタン12は開閉素子13および設定部14を介し
て主制御部10に接続されている。そして、開閉素子1
3は上記停止モード用設定部11からの閉信号に応じて
閉じられ、上記手動運転モード用設定部8または自動運
転モード用設定部9からの開信号に応じて開かれるよう
になっている。
【0010】上記主制御部10は、例えば受水槽、給水
圧力検出部、給水流量検出部、電動機電流検出部等(い
ずれも図示略)と連携して、ポンプ選択部2によって選
択されたポンプを運転モード選択部1によって選択され
た運転モードにしたがって制御するための手段を備えて
いる。
【0011】また、主制御部10には運転モード選択部
1によって選択された運転モードを表示する運転モード
表示部15、ポンプ選択部2によって選択されたポンプ
を表示するポンプ表示部16の他に、上記電動機電流検
出部と連携するデイジタル式電流表示部17、運転中の
ポンプおよび故障中のポンプを表示するポンプ状態表示
部18、受水槽水位を表示する水位表示部19などが接
続されている。
【0012】さらに、主制御部10には点検・修理等の
保守上の支援手段として表示制御部20が接続されてい
る。この表示制御部20には、停止モード用押ボタン4
およびポンプ選択部2の押ボタン12からの信号が入力
されるようになっている。次に上記実施例の作用を説明
する。
【0013】上記停止モード用押ボタン4を押圧操作す
ることによりポンプA、Bが停止された停止モードにお
いては、停止モード用設定部11から送出される閉信号
(破線で示す)に応じ全ての開閉素子6,7,13が閉
じられている。
【0014】この状態において手動運転モード用押ボタ
ン3を押圧操作すれば、その設定部8から送出される信
号に応じて主制御部10が手動運転可能に設定されると
ともに、設定部8からの開信号に応じて自動運転モード
用開閉素子7およびポンプ選択用開閉素子13が開状態
とされる。したがって、その後に自動運転モード用押ボ
タン5およびポンプ選択用押ボタン12を押圧操作して
もこれらに対応する信号が設定部9、14に送出される
ことはない。
【0015】また、上記停止モードにおいて自動運転モ
ード用押ボタン3が先に押圧操作された場合は、設定部
9から送出される信号に応じて主制御部10が自動運転
モードに設定されるとともに、設定部9からの開信号に
応じて手動運転モード用開閉素子6およびポンプ選択用
開閉素子13が開状態にされ、その後に手動運転モード
用押ボタン3およびポンプ選択用押ボタン12を押圧操
作してもこれらに対応する信号は設定部8、14に送出
されない。
【0016】同様に、ポンプ選択部2の押ボタン12に
よるポンプの選択も上記停止モードにおいてのみ可能で
あり、手動運転モードまたは自動運転モードに設定され
た状態での選択は許容されない。
【0017】したがって、停止モードにおいては先ずポ
ンプ選択部2の押ボタン12によりポンプの選択をした
のち運転モード選択部1の押ボタン3または5を押圧操
作すれば、手動運転が可能になるか、または自動運転が
行われる。
【0018】上記運転モード表示部15およびポンプ表
示部16には、運転モード選択部1によって選択された
運転モードおよびポンプ選択部2によって選択されたポ
ンプがそれぞれ表示されている。電流表示部17には電
動機運転電流が表示されており、ポンプ状態表示部18
には実際に運転されているポンプや、故障中のポンプが
あればそれらが表示されている。水位表示部19には受
水槽水位が表示されている。
【0019】これら各表示部に設けられたLED等の表
示灯は、上記停止モード用押ボタン4およびポンプ選択
部2の押ボタン12を同時に押圧操作したとき表示制御
部20から送出される信号に応じて点滅されることによ
り異常の有無が確認される。また、上記電流表示部17
には、予め設定されたポンプ運転形式(例えば交互運転
の場合は01、交互・並列運転の場合は02など)およ
び電動機定格出力(例えば3.7kWの場合は37な
ど)が一時的に表示される。これらの一時的表示は上記
両押ボタン4,12を同時押圧している間は継続するよ
うにしてもよく、あるいはタイマ等により一定時間経過
後に自動停止されるようにしてもよい。
【0020】上述のように、上記実施例においては停止
モードにおいてのみ運転モードおよびポンプの選択が許
容され、かつこれらのいずれか1つの押ボタンが押圧操
作された後は、改めて停止モードに復元されない限り、
他の押ボタンによる選択信号は全て遮断される。換言す
れば、全ての選択は停止モードでのみ許容されるのであ
るから、不用意な誤信号の送出は確実に防止される。な
お、本発明は上記実施例のみに限定されるものではな
く、本発明の要旨とするところの範囲内で種々の変更な
いし応用が可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、運
転モード選択用として押ボタンを用いるものでありなが
ら、誤信号の送出を確実に防止し得る自動給水装置用制
御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】従来例を示す正面図。
【符号の説明】
1…運転モード選択部、2…ポンプ選択部、3,4,5
…運転モード選択用押ボタン、6,7,13…開閉素
子、12…ポンプ選択用押ボタン,15〜19…表示
部,20…表示制御部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプの手動運転、停止および自動運転
    の各モードにそれぞれ対応する押ボタンを備えた運転モ
    ード選択部を有する自動給水装置用制御装置において、
    上記押ボタンによる手動運転モードおよび自動運転モー
    ドの選択はいずれも停止モードにおいてのみ許容される
    ことを特徴とする自動給水装置用制御装置。
  2. 【請求項2】 上記運転モード選択部に併設されたポン
    プ選択部がポンプ選択信号を順に送出する押ボタンを備
    えている場合、この押ボタンによるポンプの選択は上記
    停止モードにおいてのみ許容されることを特徴とする請
    求項1の自動給水装置用制御装置。
  3. 【請求項3】 上記運転モード選択部の停止モード対応
    押ボタンおよび上記ポンプ選択部の押ボタンが同時に押
    圧されたとき、予め設定された表示灯を点滅させる試験
    手段を具備してなる請求項2の自動給水装置用制御装
    置。
  4. 【請求項4】 上記ポンプの駆動電動機運転電流を表示
    するデイジタル表示部および、このディジタル表示部に
    上記試験手段と連携して上記ポンプの運転形式、定格出
    力等を一時的に表示する手段を具備してなる請求項3の
    自動給水装置用制御装置。
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