JP4569278B2 - データ再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、データ再生装置に関し、特に、早送り再生および巻き戻し再生が可能なデータ再生装置に関する。
従来から、データ再生装置において、早送り再生および巻き戻し再生に関する種々の技術が開示されている。
たとえば、特許文献1には、再生するデータのセクタ中の属性情報を検出することによりデータストリームの種類やピクチャのタイプを認識し、早送り等の特殊再生時には必要なデータのみをデコードして再生する技術が開示されている。また、特許文献2には、シームレス再生として、早送り再生についての技術が開示されている。また、特許文献3には、設定されたフレームレートに応じて再生速度を変更する技術が開示されている。
特開平8−79687号公報 特開平9−259573号公報 特開2001−54066号公報
なお、従来の技術において、早送りの再生速度の決定は、所望した速度にユーザが応じて入力した情報のみに基づいて行なわれていた。つまり、従来、早送り再生および巻き戻し再生において、再生速度を変更することはできても、その再生速度の決定は、所望した速度にユーザが応じて入力した情報のみに基づいて行なわれていた。したがって、ユーザが、たとえば再生位置または再生残り時間に応じて早送りの再生速度を変更したいと考えた場合、再生位置または再生残り時間を参照して、それに見合った再生速度を自ら決定し、その入力を行なわなければならなかった。このため、従来の早送り再生および巻き戻し再生についての技術は、今一つ、利便さに欠けていた。
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、データ再生装置において、早送り再生および巻き戻し再生を行なう際のユーザにとっての利便性を向上させることである。
本発明に従ったデータ再生装置は、番組データを記録する記録媒体と、記録媒体に記録された番組データを再生する再生手段とを含むデータ再生装置であって、再生手段による早送り再生および巻き戻し再生を開始すべき情報の入力を受付ける操作部と、操作部に早送り再生または巻き戻し再生を開始すべき情報が入力された場合、当該早送り再生または巻き戻し再生を行なう番組データの長さが長いほど再生速度が速くなるように、再生手段を制御する再生速度制御手段とをさらに含み、操作部は、それぞれに番号を付された複数の操作部位を備え、再生速度制御手段は、複数の操作部位の中の一部の操作部位が操作された際、当該操作された操作部位に付された番号が大きいほど早送り再生または巻き戻し再生における再生速度が速くなるように再生手段を制御し、かつ、同じ番号が付された操作部位が操作された場合、早送り再生または巻き戻し再生を行なう番組データの長さが長いほど再生速度が速くなるように、再生手段を制御することを特徴とする。
また、本発明の他の局面に従ったデータ再生装置では、前記再生速度制御手段は、前記早送り再生または巻き戻し再生の実行中に、その時点での再生の残り時間に応じて、前記再生手段に、前記早送り再生または巻き戻し再生における再生速度を変更させることが好ましい。
また、本発明の他の局面に従ったデータ再生装置では、前記再生速度制御手段は、前記操作された操作部位に付された番号の増加に対する前記再生速度の上昇の度合いを、当該早送り再生または巻き戻し再生を行なう番組データの長さが長いほど大きくすることが好ましい。
本発明によると、データ再生装置において、早送り再生または巻き戻し再生が実行される際、当該早送り再生または巻き戻し再生を行なう番組データの長さが長いほど、その再生速度が速くされる。このため、当該早送り再生または巻き戻し再生において、番組データが長く、番組データ全体の内容をざっと見たいとき等には、自動的に再生速度が速くなるため、早送り再生および巻き戻し再生の際に、ユーザが適した再生速度を考慮して入力する必要がなく、ユーザにとっての利便性が向上する。
また、本発明によると、当該早送り再生または巻き戻し再生の実行中に、その再生速度が、当該再生の残り時間に応じて変化していくため、再生の残り時間に応じた速度で当該早送り再生または巻き戻し再生がなされて都合が良いとともに、ユーザは、当該早送り再生または巻き戻し再生の残り時間が少なくなったことを再生速度の変化で直感的に認識できる。
また、本発明によると、操作された操作部位に付された番号に応じて、異なった再生速度で早送り再生または巻き戻し再生が実行されるため、ユーザは、操作する操作部位を選択することによって、容易に、早送り再生または巻き戻し再生を再生速度を入力できる。
また、本発明によると、操作された操作部位に付された番号が同じである場合には、番組が長いほど再生速度が速くなるため、ユーザの、番組データが長いときほどすばやく番組データ全体の内容を見たいという考えを、より顕著に、データ再生装置での制御に反映させることができる。
また、本発明によると、操作された操作部位に付された番号の増加に対する早送り再生または巻き戻し再生での再生速度の上昇の度合いが、番組が長いほど大きくなるため、ユーザの、番組データが長いときほどすばやく番組データ全体の内容を見たいという考えを、より顕著に、データ再生装置での制御に反映させることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明のデータ再生装置の一実施の形態であるデータ記録再生装置について説明する。なお、同じ構成要素には、同じ符号を付し、説明を繰返さない。
[第1の実施の形態]
図1に、本発明の第1の実施の形態であるデータ記録再生装置1の制御ブロック図を示す。
データ記録再生装置1は、外部のリモートコントロール部(リモコン)60に対する操作に基づいて動作する。また、データ記録再生装置1は、当該データ記録再生装置1の動作を全体的に制御するCPU(Central Processing Unit)10、外部からのデータを受信するためのアンテナ5、アンテナ5から受信したデータをエンコードするエンコード部2、エンコード部2においてエンコードされたデータを記録または再生するにデータを蓄積する記録再生部3、エンコード部2においてエンコードされたデータを再生するためにデコードするデコーダ部4、および、リモコン60から赤外線等で送られる外部からの信号を受信しCPU10に伝達するリモートコントローラインターフェイス(リモコンI/F)6を含む。
エンコーダ部2では、テレビチューナ(TVチューナ)20によりアンテナ5で受信する電波の周波数が調整され、アナログ/デジタル(A/D)変換部21によりアンテナ5で受信した電波またはビデオ入力端子23を介して外部から入力されるデータのA/D変換がなされ、エンコーダ22によりA/D変換後のデータのエンコードがなされる。A/D変換部21にはスイッチ21Aが備えられている。スイッチ21Aは、一端をA/D変換部21側の端子21Pに固定され、他端を、リモコン60からの入力内容に基づいて、TVチューナ20側の端子20Xまたはビデオ入力端子23側の端子23Xに接続される。
記録再生部3では、エンコーダ部2でエンコードされたデータが、バッファであるRAM(Random Access Memory)30で一時的に記録される。再生切換部32は、RAM30に記憶されたデータを、そのまま再生させるか、または、ハードディスクドライブ(HDD)31に書込む。再生切換部32が、RAM30に記憶されたデータを、そのまま再生させるか、HDD31に書込むかは、CPU10により制御される。
デコーダ部4では、デコーダ40により再生切換部32から送られるデータ(RAM30またはHDD31に記憶されたデータ)がデコードされ、デジタル/アナログ変換部(D/A変換部)41によりデコードされたデータがアナログデータに変換される。このアナログデータは、外部のテレビジョン(TV)20等のモニタに出力され、再生される。
図2に、リモコン60の一例の平面図を示す。リモコン60は、0〜9の10個の番号にそれぞれ対応する10個のキーからなる数字キー600と、データ記録再生装置1にHDD31に記録されたデータの再生動作を実行させる再生キー601と、当該データの早送り動作を実行させる早送りキー602と、当該データの巻き戻し動作を実行させる巻き戻しキー603と、動作を停止させる停止キー604とを含む。なお、データ記録再生装置1では、データの再生動作中に早送りキー602が操作されると早送り再生動作が実行され、データの再生動作中に巻き戻しキー603が操作されると巻き戻し再生動作が実行される。
図3に、データ記録再生装置1において、HDD31に記録されたデータが再生される際に、CPU10が実行する再生処理のフローチャートを示す。
再生処理では、CPU10は、まずS1で、再生キー601に対する操作があったか否かを判断し、操作があったと判断するとS2に処理を進める。
次に、CPU10は、S2で、HDD31に記録されたデータを再生する。なお、この再生は、再生―601が操作された際に同時に指定された再生位置から行なわれる。
次に、CPU10は、S3で、早送りキー602に対する操作があったか否かを判断し、操作があったと判断するとS4へ処理を進め、操作がなかったと判断するとS5へ処理を進める。
S5では、CPU10は、巻き戻しキー603に対する操作があったか否かを判断し、操作があったと判断するとS6へ処理を進め、操作がなかったと判断するとS7へ処理を進める。
S7では、CPU10は、リモコン60に備えられた早送りキー602および巻き戻しキー603以外のキーに対して操作があったか否かを判断する。そして、操作があったと判断すると制御回路30は、S8で、S7で操作されたと判断したキーに応じた処理を行なって処理をS1に戻す。一方、操作なかったと判断するとS3に処理を戻す。
また、S4では、CPU10は、HDD31に記録されたデータを早送り再生する処理を行なった後、処理をS1に戻す。
また、S6では、CPU10は、HDD31に記録されたデータを巻き戻し再生する処理を行なった後、処理をS1に戻す。
次に、S4の早送り再生処理について、当該早送り再生処理のサブルーチンのフローチャートである図4を参照しつつ、説明する。
早送り再生処理では、CPU10は、まずS41で、予め定められた再生速度で、早送りでHDD31に記録されたデータを再生させる。
次に、CPU10は、S42で、数字キー600の中のいずれかのキーに対して操作がなされたか否かを判断する。そして、操作がなされたと判断すると、S43に処理を進め、操作がなされていないと判断すると、S45に処理を進める。
S45では、CPU10は、現在早送りで再生させている番組データが終了したか否かを判断する。ここで、番組データについて、HDD31におけるデータの記録態様を模式的に示す図5を参照しつつ、説明する。
図5には、HDD31に含まれる記憶領域の一部として、領域311,312,313の3つの領域が示されている。図5において、矢印Xは、時間経過とともに通常のデータの再生(または録画)において再生(または録画)ポイントが移動する方向を示している。
HDD31では、番組データごとに、記録される領域が区分けされている。図5では、領域311に「番組データ1」が、領域312に「番組データ2」が、領域313に「番組データ3」が、それぞれ記録されている。なお、「番組データ」とは、データ記録装置において一度記録を始められてから当該記録が停止されるまでに記録されたデータの塊を言う。そして、番組データがこのように定義されるため、各番組データの長さは、一回の録画が継続された時間等によって異なる。
再度図4を参照して、S45において番組データが終了したか否かの判断は、早送りで再生を開始した番組データについての早送りが、当該番組データの最終ポイントまで行なわれたか否かの判断に相当する。そして、早送りの再生を行なうことにより番組データが終了したと判断すると、S46に処理を移行させる。一方、まだ番組データが終了していないと判断すると、S47に処理を移行させる。
S47では、CPU10は、数字キー600以外の他のキーに対して操作がなされたか否かを判断し、操作がなされたと判断すると、S48で当該操作されたキーに応じた処理を実行してS42に処理を戻す。一方、S47で、そのような操作がなされていないと判断すると、そのまま処理をS42に戻す。
S46では、ライブ映像を再生させて、リターンする。なお、ライブ映像の再生とは、RAM30に記憶されたデータをそのまま再生させることを言う。
また、S43では、CPU10は、S42で操作されたと判断した数字キー600が対応するキーの番号に応じて、早送り再生における再生速度を算出して、S44に処理を進める。なお、早送り再生における再生速度の算出は、次に示す表1を参照して行なわれる。
Figure 0004569278
表1では、数字キー600の中で操作されたキーの番号および番組データの長さ(再生時間)に応じて、再生速度が記載されている。S43で、CPU10は、表1において、操作されたキーの番号と早送り再生中の番組データの長さとに対応している再生速度を、早送りにおける再生速度の算出結果とする。
具体的には、たとえば、番組データの長さが1時間以内のものであれば、番号1のキーが操作されると早送り再生の再生速度は2倍速と算出され、番号2のキーが操作されると早送り再生の再生速度は4倍速と算出され、番号3のキーが操作されると早送り再生の再生速度は8倍速と算出され、番号4のキーが操作されると早送り再生の再生速度は15倍速と算出され、番号5のキーが操作されると早送り再生の再生速度は30倍速と算出され、番号6のキーが操作されると早送り再生の再生速度は45倍速と算出され、番号7のキーが操作されると早送り再生の再生速度は60倍速と算出され、番号8のキーが操作されると早送り再生の再生速度は120倍速と算出され、番号9のキーが操作されると早送り再生の再生速度は300倍速と算出される。
また、同じ番号5のキーが操作された場合であっても、番組データの長さが1時間以内または3時間以内のものであれば早送り再生の再生速度は30倍速と算出され、番組データの長さが6時間以内のものであれば早送り再生の再生速度は60倍速と算出され、番組データの長さが10時間以上のものであれば早送り再生の再生速度は300倍速と算出される。
そして、S44で、CPU10は、S43で算出された再生速度で早送り再生を行なうように、データの再生速度を変更し、S42に処理を戻す。
次に、S6の巻き戻し再生処理について、当該巻き戻し再生処理のサブルーチンのフローチャートである図6を参照しつつ、説明する。
巻き戻し再生処理では、CPU10は、まずS61で、予め定められた再生速度で、HDD31に記録されたデータを巻き戻しながら、つまり、逆方向に、再生させる。
次に、CPU10は、S62で、数字キー600の中のいずれかのキーに対して操作がなされたか否かを判断する。そして、操作がなされたと判断すると、S63に処理を進め、操作がなされていないと判断すると、S65に処理を進める。
S65では、CPU10は、現在再生させている番組データについて当該番組データの開始位置までの巻き戻し再生が終了したか否かを判断する。そして、当該番組データの開始位置までの巻き戻し再生が終了したと判断すると、S66に処理を移行させる。一方、まだ終了していないと判断すると、S67に処理を移行させる。
S67では、CPU10は、数字キー600以外の他のキーに対して操作がなされたか否かを判断し、操作がなされたと判断すると、S68で当該操作されたキーに応じた処理を実行してS62に処理を戻す。一方、S67で、そのような操作がなされていないと判断すると、そのまま処理をS62に戻す。
S66では、現在再生させている番組データについて当該番組データの開始位置から再生を開始させて、リターンする。
また、S63では、CPU10は、S62で操作されたと判断した数字キー600が対応するキーの番号に応じて、巻き戻し再生における再生速度を算出して、S64に処理をすすめる。なお、巻き戻し再生における再生速度は、図4を用いて説明した早送り再生における再生速度の算出と同様に、現在巻き戻し再生の対象とされている番組データの長さと操作されたキーの番号とに基づいて表1を参照されることにより、算出される。
そして、S64で、CPU10は、S63で算出された再生速度で巻き戻し再生を行なうようにデータの再生速度を変更し、S62に処理を戻す。
以上説明した巻き戻し再生処理によると、データ記録再生装置1では、或る番組データの再生の際に巻き戻しキー603が操作されると、巻き戻し再生が行なわれ、当該巻き戻し再生が当該或る番組データの開始位置まで行なわれると、当該或る番組データの開始位置からの通常の再生が行なわれる。なお、巻き戻し再生時の再生速度は、当該或る番組データの長さと操作されたキーの番号とに基づいて決定される。
この巻き戻し再生処理におけるデータ記録再生装置1の動作を、図7を参照してより具体的に説明する。HDD31の領域312に記録された「番組データ2」のポイントPXの再生時に巻き戻しキー603が操作されると、巻き戻し再生(矢印A1方向の再生)が行なわれ、巻き戻し再生が「番組データ2」の開始位置であるポイントPOまで行なわれると、ポイントPOから通常の再生(矢印A2方向の再生)が実行される。なお、巻き戻し再生における再生速度は、「番組データ2」のデータの長さと操作されたキーの番号とに基づいて決定される。
以上説明した本実施の形態では、早送り再生または巻き戻し再生が行なわれる場合、その再生速度は、当該早送り再生または巻き戻し再生の対象となる番組データの長さ、および、リモコン60の数字キー600の中の、操作されたキーの番号に応じて、決定される。
表1を参照すると、番組データの長さに応じて4種類の場合分けがなされ、各場合ごとに、操作された数字キー600の番号が大きくなるほど、再生速度が速くなる傾向にある。また、数字キー600の同じ番号のキーが操作された場合、番組データの長さが長いほど、再生速度が速くなる傾向がある。なお、図8に、表1に示された、操作する数字キー600の番号と早送り再生および巻き戻し再生の再生速度との関係を、グラフ化して示す。
図8を参照すると、操作する数字キー600の番号が大きくなるほど、番組データの長さが長いものと短いものとの再生速度の差が大きくなる。つまり、本実施の形態では、番組データが長いほど、操作する数字キー600の番号の増加に伴う再生速度の上昇の度合いが大きい、ということになる。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態では、第1の実施の形態において図4および図6を用いて説明した早送り再生処理および巻き戻し再生処理におけるCPU10の制御内容のみが、当該第1の実施の形態に対する変更点となっているため、ここでは、当該2つの制御内容のみを説明する。
まず、S4(図3参照)の早送り再生処理について、本実施の形態における当該早送り再生処理のサブルーチンのフローチャートである図9を参照しつつ、説明する。
本実施の形態の早送り再生処理では、CPU10は、まずSA41で、そのでの、当該早送り再生の対象となっている番組データの残り時間を検出し、当該残り時間に応じて決定される再生速度で、早送り再生を実行する。
SA41において、残り時間に応じて決定される再生速度とは、たとえば、表1の「番組データの長さ」を「残り時間」に読み替え、かつ、当該表1において操作する数字キー600の番号が1であるときの、再生速度である。
ただし、当該早送り再生処理において、後述するSA42以降の処理において数字キー600のいずれかに対して操作がなされたと判断された場合には、SA41では、残り時間に応じて決定される再生速度が、表1の「番組データの長さ」を「残り時間」に読み替え、かつ、当該表1において最後に操作された数字キー600の番号に対応する、再生速度とされる。
また、番組データの残り時間については、図10を参照して、さらに詳細に説明する。
図10は、図5および図7と同様に、HDD31におけるデータの記録態様を模式的に示す図である。現在、「番組データ2」のポイントPYから、早送り再生処理が開始されたとする。なお、「番組データ2」は、ポイントPOから始まり、ポイントEで終了するものとする。そして、早送り再生処理の開始における、番組データの残り時間とは、この場合には、ポイントPYからポイントPEまでのデータの長さということになる。なお、また、早送り再生処理が進行するにつれ、番組データ内で再生の対象となるポイントが変更される。したがって、これ以降SA41が実行される場合には、再生速度の決定の基準となるポイントPYは、早送り再生処理の開始時から、処理の進行に従って、変更されていくものである。
次に、CPU10は、SA42で、数字キー600の中のいずれかのキーに対して操作がなされたか否かを判断する。そして、操作がなされたと判断すると、SA43に処理を進め、操作がなされていないと判断すると、SA45に処理を進める。
SA45では、CPU10は、現在早送りで再生させている番組データが終了したか否かを判断する。早送りでの再生を行なうことにより番組データが終了したと判断すると、SA46に処理を移行させる。一方、まだ番組データが終了していないと判断すると、SA47に処理を移行させる。
SA47では、CPU10は、数字キー600以外の他のキーに対して操作がなされたか否かを判断し、操作がなされたと判断すると、SA48で当該操作されたキーに応じた処理を実行してSA42に処理を戻す。一方、SA47で、そのような操作がなされていないと判断すると、そのまま処理をSA42に戻す。
SA46では、ライブ映像を再生させて、リターンする。
また、SA43では、CPU10は、早送り再生における再生速度を算出して、SA44に処理を進める。なお、早送り再生における再生速度の算出は、SA42で操作されたと判断した数字キー600が対応するキーの番号と、上記のSA41において説明したようなその時点での番組データの残り時間とに基づき、表1を参照することにより、行なわれる。
そして、SA44で、CPU10は、SA43で算出された再生速度で早送り再生を行なうように、データの再生速度を変更し、SA42に処理を戻す。
次に、S6(図3参照)の巻き戻し再生処理について、本実施の形態における巻き戻し再生処理のサブルーチンのフローチャートである図11を参照しつつ、説明する。
巻き戻し再生処理では、CPU10は、まずSA61で、その時点での、当該巻き戻し再生の対象となっている番組データの残り時間を検出し、当該残り時間に応じて決定される再生速度で、巻き戻し再生を実行する。なお、巻き戻し再生処理における番組データの残り時間とは、番組データにおける、その時点でのポイントから開始位置のポイントまでの長さを言う。つまり、たとえば、図10において、「番組データ2」のポイントPYが巻き戻し再生処理の対象となっている場合には、残り時間は、ポイントPYからポイントPOまでのデータの長さになる。そして、SA61では、再生速度は、表1の「番組データの長さ」を「残り時間」に読み替え、かつ、当該表1においてたとえば数字キーの番号1(当該巻き戻し再生処理において数字キー600のいずれかが操作されている場合には最後に操作されたキーの番号)に対応する、再生速度とされる。
次に、CPU10は、SA62で、数字キー600の中のいずれかのキーに対して操作がなされたか否かを判断する。そして、操作がなされたと判断すると、SA63に処理を進め、操作がなされていないと判断すると、SA65に処理を進める。
SA65では、CPU10は、現在再生させている番組データについて当該番組データの開始位置までの巻き戻し再生が終了したか否かを判断する。そして、当該番組データの開始位置までの巻き戻し再生が終了したと判断すると、SA66に処理を移行させる。一方、まだ終了していないと判断すると、SA67に処理を移行させる。
SA67では、CPU10は、数字キー600以外の他のキーに対して操作がなされたか否かを判断し、操作がなされたと判断すると、SA68で当該操作されたキーに応じた処理を実行してSA62に処理を戻す。一方、SA67で、そのような操作がなされていないと判断すると、そのまま処理をSA62に戻す。
SA66では、現在再生させている番組データについて当該番組データの開始位置から再生を開始させて、リターンする。
また、SA63では、CPU10は、巻き戻し再生における再生速度を算出して、SA64に処理をすすめる。なお、SA63での巻き戻し再生における再生速度の算出は、SA62で操作されたと判断した数字キー600が対応するキーの番号と、SA61において説明したようなその時点での番組データの残り時間とに基づいて、表1を参照することにより、行なわれる。
そして、SA64で、CPU10は、SA63で算出された再生速度で巻き戻し再生を行なうようにデータの再生速度を変更し、SA62に処理を戻す。
以上説明した本実施の形態では、早送り再生および巻き戻し再生における再生速度が、番組データの残り時間に応じて決定される。
また、数字キー600のいずれかが操作された場合、当該操作されたキーの番号によっても、再生速度は決定される。
なお、数字キー600が操作されなくても、早送り再生処理,巻き戻し再生処理では、定期的に、SA41,SA61の処理が実行されるため、早送り再生および巻き戻し再生において、常に、番組データの残り時間に応じて、再生速度が変更されるようになる。
今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、各実施の形態は、単独で適用されても良いし、可能な限り、組合せて適用されても良い。
本発明のデータ再生装置の第1の実施の形態であるデータ記録再生装置の制御ブロック図である。 図1のリモコンの一例の平面図である。 図1のデータ記録再生装置において、CPUが実行する再生処理のフローチャートである。 図3の早送り再生処理のサブルーチンのフローチャートである。 図1のHDDにおけるデータの記録態様を模式的に示す図である。 図3の巻き戻し再生処理のサブルーチンのフローチャートである。 図3の巻き戻し再生処理におけるデータ記録再生装置の動作を説明するための図である。 図1のデータ記録再生装置において、操作する数字キーの番号と早送り再生および巻き戻し再生の再生速度との関係を示す図である。 本発明の第2の実施の形態のデータ記録再生装置における、早送り再生処理のサブルーチンのフローチャートである。 図9の早送り再生処理における番組データの残り時間の算出を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態のデータ記録再生装置における、巻き戻し再生処理のサブルーチンのフローチャートである。
符号の説明
1 データ記録再生装置、2 エンコーダ部、3 記憶再生部、4 デコーダ部、5 アンテナ部、6 リモコンI/F、10 CPU、22 エンコーダ、30 RAM、31 HDD、40 デコーダ、60 リモコン、600 数字キー、601 再生キー、602 早送りキー、603 巻き戻しキー、604 停止キー。

Claims (3)

  1. 番組データを記録する記録媒体と、前記記録媒体に記録された番組データを再生する再生手段とを含むデータ再生装置であって、
    前記再生手段による早送り再生および巻き戻し再生を開始すべき情報の入力を受付ける操作部と、
    前記操作部に前記早送り再生または巻き戻し再生を開始すべき情報が入力された場合、当該早送り再生または巻き戻し再生を行なう番組データの長さが長いほど再生速度が速くなるように、前記再生手段を制御する再生速度制御手段とをさらに含み、
    前記操作部は、それぞれに番号を付された複数の操作部位を備え、
    前記再生速度制御手段は、
    前記複数の操作部位の中の一部の操作部位が操作された際、当該操作された操作部位に付された番号が大きいほど前記早送り再生または巻き戻し再生における再生速度が速くなるように前記再生手段を制御し、かつ、
    同じ番号が付された前記操作部位が操作された場合、早送り再生または巻き戻し再生を行なう番組データの長さが長いほど再生速度が速くなるように、前記再生手段を制御する、データ再生装置。
  2. 前記再生速度制御手段は、前記早送り再生または巻き戻し再生の実行中に、その時点での再生の残り時間に応じて、前記再生手段に、前記早送り再生または巻き戻し再生における再生速度を変更させる、請求項に記載のデータ再生装置。
  3. 前記再生速度制御手段は、前記操作された操作部位に付された番号の増加に対する前記再生速度の上昇の度合いを、当該早送り再生または巻き戻し再生を行なう番組データの長さが長いほど大きくする、請求項1または請求項2に記載のデータ再生装置。
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