JP2006121583A - 記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な操作で、短い再生時間にて、直前に撮影した動画クリップの内容を確認可能にする。
【解決手段】 本発明においては、動画像データを記録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体から前記動画像データを再生する再生手段と、前記記録媒体より直前に記録されたクリップの前記動画像データを再生するレビュー再生モードを指示する指示手段と、前記レビュー再生モードにおいて、前記直前に記録されたクリップの動画像データを複数の区間に分割し、前記複数の区間の動画像データを互いに異なる再生速度で再生するよう前記再生手段を制御する制御手段とを備える。
【選択図】 図2
【解決手段】 本発明においては、動画像データを記録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体から前記動画像データを再生する再生手段と、前記記録媒体より直前に記録されたクリップの前記動画像データを再生するレビュー再生モードを指示する指示手段と、前記レビュー再生モードにおいて、前記直前に記録されたクリップの動画像データを複数の区間に分割し、前記複数の区間の動画像データを互いに異なる再生速度で再生するよう前記再生手段を制御する制御手段とを備える。
【選択図】 図2
Description
本発明は記録再生装置に関し、特に、直前に記録された画像を再生するレビュー機能に関する。
従来、動画像を撮影して磁気テープに記録するビデオカメラが知られている。
ビデオカメラで撮影を行う場合、ユーザは、シーンごとのつながり等を考慮しながら撮影を続けるために、撮影を開始する前に、直前に撮影した画像を確認することが必要となる。
そのため、従来、ビデオカメラでは、撮影待機状態において直前に撮影した内容を確認するため、数秒程度の短時間だけテープを巻き戻して直前の撮影シーンを再生するレックレビューモードを設けている。
しかしながら、この場合、一度テープを巻き戻してから再生する必要があり、迅速に記録内容を確認することが出来ない。そこで、少しでも迅速に記録内容を確認するために、レビューに必要な部分の画像データを内蔵のメモリに取り込んでおき、レビュー再生時にはメモリに記憶された画像データを読み出して表示する提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
また、近年では、撮影した動画像データをデジタルデータとして光ディスクやメモリカードなどのランダムアクセス媒体に記録するビデオカメラ登場している。
この様にランダムアクセスメディアに動画像データを記録するタイプのビデオカメラでは、撮影開始から撮影終了までの一連の動画像データを一つのファイルとして記録する(動画クリップ)方式が一般的である。
この様にランダムアクセスメディアを使用した場合には、磁気テープと異なりレックレビュー時においてもテープを巻き戻す必要がないので、迅速にレビュー再生を行うことができる。
特開2001−057662
しかしながら、一般的な磁気テープ記録媒体とするビデオカメラにおいては、レビュー機能は最後の数秒を再生するだけであり、直前に撮影したシーンの一部しか確認できないため、それより前に撮影した画像の内容を確認することができないという問題点があった。
一方、ランダムアクセス可能なメディアを用いた場合には、磁気テープの様に巻き戻す必要がないため、最後に記録した動画クリップの先頭から迅速に再生することができる。
そのため、レビュー時に直前に撮影したクリップの先頭から再生することで、磁気テープを用いた場合に比べて短時間で最後に撮影したシーンの内容を全て確認することも可能になるが、最後に撮影した動画クリップの再生時間長が長い場合、一つのクリップの内容を全て確認するためには多くの時間を必要とする問題点があった。
本発明は前述の如き問題を解決し、簡単な操作で、短い再生時間にて、直前に撮影した動画クリップの内容を確認可能にすることを目的とする。
本発明においては、動画像データを記録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体から前記動画像データを再生する再生手段と、前記記録媒体より直前に記録されたクリップの前記動画像データを再生するレビュー再生モードを指示する指示手段と、前記レビュー再生モードにおいて、前記直前に記録されたクリップの動画像データを複数の区間に分割し、前記複数の区間の動画像データを互いに異なる再生速度で再生するよう前記再生手段を制御する制御手段とを備える。
以上、本発明の撮像手段を備えた動画記録再生装置では、レックレビューの再生方式として、記録経過時間に応じた所定の規則に基づいてフレームまたはフィールド画像を間引いて時間圧縮再生することで、直前に撮影した動画クリップのほぼ全容を、短い時間で確認することができる効果がある。さらに、ユーザ操作により、従来タイプの最後の数秒だけを一倍速で再生することも、レックレビューを中止して撮影スタンバイ状態に戻ることも容易に実現できるため、緊急に撮影チャンスが到来しても、撮影の機会を逃すことない効果もある。
図1は本発明を適用したビデオカメラの構成を示すブロック図である。
図1のビデオカメラは、DVDなどの光ディスクに対して撮影した動画像データを記録再生する。
図1のビデオカメラは、プログラムフラッシュメモリ110内に圧縮されて記憶されたプログラムをプログラムメモリ109上に展開し、CPU108がプログラムメモリ109内のプログラムに従って動作することで、以後説明する各種の制御動作を行う。
操作スイッチ104により電源が投入されると、撮像部1012より撮影された被写体像は画像信号としてカメラ信号処理部102に出力され、標準的な画像信号になるように信号処理された後、標準的なデジタル動画像データとして画像メモリ103に一時的に蓄積されると同時に、ディスプレイ105へと送られ、現在撮像中の動画像が表示される(撮影待機状態)。
この撮影待機状態で、操作スイッチ104に含まれる撮影ボタンを押すことで撮影が開始される。撮影が開始されると、画像メモリ103に一時的に蓄積された動画像データは画像処理部106にてMPEG方式の圧縮符号化処理が施され、再び画像メモリ103に書き込まれる。そして、ディスクI/F107により所定のタイミングで読み出されてディスクDに記録される。その後、操作スイッチ104に含まれる撮影ボタンが再度押されるとディスクDに対する動画像データの記録を終了する。この様に記録開始の指示から記録停止の指示までの間にディスクDに記録した一連の動画像データを一つのファイル(クリップ)として管理する。
一方、上述の撮影待機状態で、操作スイッチ105に含まれるレックレビューボタンを操作することで、レビュー再生が開始される。
このとき、撮像部101による撮影動作はそのまま続けられるが、ディスプレイ105には撮像部101からの被写体像に代えて、後述の如くディスクDに直前に記録された動画像が再生されて表示される。
ディスクI/F107は、CPU108の指示に従ってディスクDから動画像データを再生して画像メモリ103に書き込む。画像処理部106は画像メモリ103に書き込まれた動画像データを復号して再び画像メモリ103に書き込む。そして、画像メモリ103に書き込まれた再生動画像データがディスプレイ105に送られて、再生画像が表示される。
図2は、本実施形態におけるレビュー再生動作を説明する図である。
図2は、直前に撮影した動画クリップ(直前撮影動画)の記録時の時間経過とレビュー時に再生する動画(レックレビュー動画)の再生経過時間を表す図である。
図2の(a)〜(c)に示した直前撮影動画は、左端が記録開始タイミングで右端が記録終了タイミングを示している。また、A区間は最後に記録された部分、B区間はA区間より前に記録された部分で、B区間より前の部分はC区間としている。また、各区間での記録時間をそれぞれTA、TB、TCとする。本形態では、TA≦n秒、TB≦m秒(n<m)として、それぞれ記録時間長に応じてn秒以下、m秒以下で可変である。本形態では、TA≦2秒、TB≦480秒とし、記録時間長が2秒以下の場合にはA区間しか存在せずその長さTAは2秒以下となる。
図2(a)は直前撮影動画の記録時間長が11秒の場合の例で、TA=2秒、TB=9秒である。この動画を図3の再生規則に基づいてレビュー再生した場合、B区間を3倍速で再生し、A区間を1倍速で再生することになる。その結果、トータル5秒の動画として再生する。
また、図2(b)は直前撮影動画の記録時間長が14秒の場合の例で、TA=2秒、TB=12秒である。この動画を図3の再生規則に基づいてレビュー再生した場合、B区間を3倍速で再生し、A区間を1倍速で再生することになる。その結果、トータル6秒の動画として再生する。
更に、図2(c)は直前撮影動画の記録時間長が632秒の場合の例で、TA=2秒、TB=480秒、TC=150秒である。この動画を図3の再生規則に基づいてレビュー再生した場合、B区間を120倍速で再生し、A区間を1倍速で再生することになる。その結果、トータル6秒の動画として再生する。この場合、C区間の150秒分は再生しない。
本実施形態のレビュー動画の再生規則を図3に示す。
直前撮影動画の記録時間長Tが2秒以下の場合は、A区間(A区間の再生時間TAは2秒以下)のみが存在し、A区間を1倍速で再生することで、レビュー再生時間tは2秒以下になる。
また、記録時間長Tが6秒以下の場合は、B区間(B区間の再生時間TBは4秒以下)を1倍速で再生し、A区間(TAは2秒)も1倍速で再生することにより、レビュー再生時間tは6秒以下になる。図2(a)はこの状態に該当する。
また、記録時間長Tが14秒以下で6秒より大きい場合、B区間(TBは12秒以下)を3倍速で再生し、A区間(TAは2秒)は1倍速で再生することで、レビュー時間tは3.3秒より大きく6秒以下になる。図2(b)はこの状態に該当する。
また、記録時間長Tが42秒以下で14秒より大きい場合、B区間(TBは40秒以下)を10倍速で再生し、A区間(TAは2秒)を1倍速で再生することで、レビュー時間tは3.2秒より大きく6秒以下になる。また、記録時間長Tが122秒以下で42秒より大きい場合、B区間(TBは120秒以下)を30倍速で再生し、A区間(TAは2秒)を1倍速で再生することで、レビュー時間tは3.3秒より大きく6秒以下になる。また、記録時間長Tが482秒以下で122秒より大きい場合、B区間(TBは480秒以下)を120倍速で再生し、A区間(TAは2秒)を1倍速で再生することで、レビュー時間tは3秒より大きく6秒以下になる。
また、直前撮影動画の記録時間長Tが482秒より大きい場合、482秒以前の動画像は再生せず、B区間(TBは480秒)を120倍速で再生し、A区間(TAは2秒)を1倍速で再生することで、レックレビュー時間tは6秒ちょうどになる。図2(c)はこの状態に該当する。
図4は、図2(a)の状態でのレビュー再生の様子を示す図である。
直前撮影動画のうち、始めの9秒は3倍速で再生される。前述の様に、直前撮影動画はMPEG方式で符号化されており、再生画像においてIピクチャ、Bピクチャ、Bピクチャ、Pピクチャ・・・の順に並んでいる。ここでは3倍速で再生するので、IフレームとPフレームのみを抜き出して再生する。次に、最後の2秒間は1倍速での再生なので全てのフレームを再生する。なお、図示されていないが、10倍速や30倍速、120倍速は、Iフレームのみを抜き出して、さらに速度に応じてIフレームの間引きを行うことで実現する。
図5、図6は撮影モード及びレックレビュー再生時におけるCPU108の制御動作を示すフローチャートである。図5は撮影モード時の動作を示し、図6はレックレビュー再生の詳細な動作を示すフローチャートである。
まず、図5を用いて撮影モード時の処理を説明する。
電源が投入され、撮影モードの指示があると、前述の如く撮像部101により得られた被写体像をディスプレイ105に表示し(S501)、記録待機状態となる(S502)。そして、撮影ボタンが操作され撮影開始の指示があると(S503)、前述の如くディスクDに対する動画像データの記録を開始する(S505)。その後、再び撮影ボタンが操作されて撮影停止の指示があると(S505)、ディスクDに対する動画像データの記録を停止し(S506)、撮影モード終了の指示がない場合には再び記録待機状態となる(S507)。また、撮影モード終了の指示があると撮影モードの処理を終了する。
一方、S503において撮影指示がない場合、レックレビューボタンが操作されてレビュー再生の指示があったか否かを判別し(S508)、指示がない場合には再びS502に戻る。また、レビュー再生の指示があった場合、後述の如くレビュー再生処理を実行し(S509)、レビュー再生終了後、撮像部101からの画像を再びディスプレイ105に表示して記録待機状態となる(S510)。
次に、図6のフローチャートを用いてS509のレビュー再生処理について説明する。
レビュー再生指示があると、まず、直前に撮影された動画像データの記録時間長を検出する(S601)。具体的には、ディスクDに記録された管理情報を再生し、この管理情報より直前に記録された動画像データの記録時間長を検出する。
そして、直前撮影動画の記録時間が6秒以下か否かを判別し(S602)、6秒以下ならば前述のB区間の再生速度を1倍速に設定する(S603)。また、6秒以下でない場合、更に14秒以下か否かを判別し(S604)、14秒以下ならばB区間の再生速度を3倍速に設定する(S605)。また、14秒以下で無い場合、記録時間長が42秒以下か否かを判別し(S606)、42秒以下ならばB区間の再生速度を10倍速に設定する(S607)。また、42秒以下でない場合、記録時間長が122秒以下か否かを判別し(S608)、122秒以下ならばB区間の再生速度を30倍速に設定する(S609)。また、記録時間長が122秒以下で無い場合、482秒以下か否かを判別し(S610)、482秒以下ならばB区間の再生速度を120倍速に設定する(S611)。また、記録時間長が482秒以下で無い場合、記録停止位置より482秒以前は再生を禁止すると共に、B区間の再生速度を120倍速に設定する(S612)。
このように直前撮影動画の記録時間長に応じてB区間の再生速度を設定した後、直前撮影動画データのうち、指定された区間のデータを設定した速度で再生開始する(S613)。そして、動画データの再生位置が最後の2秒以内になったか否かを判別し(S614)、最後の2秒以内で無い場合、レックレビューボタンが操作されたか否かを判別する(S619)。レックレビューボタンが操作された場合、B区間をスキップするためにS615へと進む。また、レックレビューボタンが操作されていないならば、そのままB区間を設定された速度で再生しながらS614に戻る。
また、S614で最後の2秒以内になった場合、或いは、S619においてB区間再生中にレビューボタンが操作された場合、A区間のデータを1倍速で再生する(S615)。そして、A区間を1倍速で再生しながらレックレビューボタンが操作されたか否かを判別し(S616)、レックレビューボタンが操作されたならば、レックレビュー動作を停止する(S617)。また、レビューボタンが操作されていない場合、A区間の再生が終了したか否かを判別し(S617)、終了していない場合にはS615に戻りA区間の再生を続ける。
以上説明したように、本実施形態においては、直前に撮影された動画像を再生するレビューモードにおいて、直前の動画クリップを記録停止位置近傍の区間(A区間)とそれ以前の所定期間内の区間(B区間)、及び更にそれより前の区間(C区間)とに分け、記録停止位置近傍のA区間については1倍速で再生すると共に、その前のB区間については、記録時間長が長いほど再生速度を速く設定してレビュー再生を実行することにより、直前に撮影された動画クリップの記録時間長に拘らず、簡単な操作で、短い再生時間にて、直前に撮影した動画クリップの内容を確認可能となる。
次に、第2の実施形態を説明する。本実施形態では、レビュー再生時の処理が前述の実施形態とは異なる。
図7は、第2実施形態におけるレビュー再生の様子を示す図である。
図7(a)、(b)は、図2と同様、直前に撮影した動画クリップの記録時の時間経過とレックレビューを行う時に再生する動画の再生経過時間を示している。
図7において、A区間は最後に記録された部分、B区間はA区間より前に記録された部分、C区間はB区間以前に記録された部分、C区間以前が存在する場合はD区間となる。前述の実施形態では、記録時間長が482秒よりも長い場合には、482秒より前の区間をC区間としてレビュー再生時には再生していなかったが、本形態では、A区間の前の区間としてそれぞれ240秒以内のB区間とC区間とを設け、これらB区間とC区間の両方を再生すると共に、直前撮影動画の記録時間長に応じてB区間とC区間の長さを変更している。
本形態では、TA≦n秒、TB≦m秒、TC≦m秒(n<m)として、それぞれ記録時間長に応じて可変である。例えば、本形態では、TA≦2秒、TB≦240秒、TC≦240秒とした。記録時間長が2秒以下の動画の場合は、A区間のみしか存在せずその長さは2秒以下で可変である。また、記録時間長が482秒を超える場合には、それ以前の期間は再生しない。
図7(a)は、直前撮影動画の記録時間長が28秒の場合で、図8の再生規則に従い、TA=2秒、TB=6秒、TC=20秒とした。そして、レビュー再生時には、C区間を10倍速で再生し、B区間を3倍速で再生し、A区間を1倍速で再生することで、トータル6秒の動画として再生する。
また、図7(b)は、直前撮影動画の時間長が502秒の場合の例で、TA=2秒、TB=240秒、TC=240秒、TD=20秒とした。そして、レビュー再生時には、C区間を120倍速で再生し、B区間を120倍速で再生し、A区間を1倍速で再生することで、トータル6秒の動画として再生する。この場合、直前撮影動画のD区間の20秒分は再生しない。
本実施形態のレビュー再生の再生規則を図8に示す。
図8に示す規則では、直前撮影動画の記録時間が2秒以下の場合はA区間のみが存在し、A区間を1倍速で再生することによりレビュー再生時間tは2秒以下になる。直前撮影動画の記録時間長が2秒より大きく4秒以下の場合、TB≦2秒としてB区間を1倍速で再生し、A区間も1倍速で再生することによりレビュー再生時間tは2秒以下になる。
また、直前撮影動画の記録時間長が6秒以下の場合は、TC≦2秒としてC区間を1倍速で再生し、TB=2秒、TA=2秒としてB区間とA区間も1倍速で再生することにより、レビュー時間tは6秒以下になる。直前撮影動画の記録時間長Tが10秒以下で6秒より大きい場合は、TC≦6秒としてC区間を3倍速で再生し、TB=2秒、TA=2秒としてB区間もA区間も1倍速で再生することで、レックレビュー時間tは4.7秒より大きく6秒以下になる。
また、直前撮影動画の記録時間長Tが14秒以下で10秒より大きい場合、TC≦6秒としてC区間を3倍速で再生し、TB=6秒としてB区間も3倍速で再生し、TA=2秒としてA区間を1倍速で再生することで、レビュー時間tは4.7秒より大きく6秒以下になる。直前撮影動画の記録時間長Tが28秒以下で14秒より大きい場合は、TC≦20秒としてC区間を10倍速で再生し、TB=6秒としてB区間を3倍速で再生し、TA=2秒としてA区間を1倍速で再生することでレックレビュー時間tは4.6秒より大きく6秒以下になる。図7(a)はこの状態に該当する。
また、直前撮影動画の記録時間長Tが42秒以下で28秒より大きい場合、TC≦20秒とし、TB=20秒としてC区間とB区間をそれぞれ10倍速で再生し、TA=2秒としてA区間を1倍速で再生することでレックレビュー時間tは4.6秒より大きく6秒以下になる。直前撮影動画の記録時間長Tが82秒以下で42秒より大きい場合、TC≦60秒としてC区間を30倍速で再生し、TB=20秒としてB区間を10倍速で再生し、TA=2秒としてA区間を1倍速で再生することでレックレビュー時間tは4.7秒より大きく6秒以下になる。
また、直前撮影動画の記録時間長Tが122秒以下で82秒より大きい場合、TC≦60秒とし、TB=60秒として、B区間とC区間をそれぞれ30倍速で再生し、TA=2秒としてA区間を1倍速で再生することで、レックレビュー時間tは4.7秒より大きく6秒以下になる。直前撮影動画の記録時間長Tが302秒以下で122秒より大きい場合、TC≦240秒としてC区間を120倍速で再生し、TB=60としてB区間を30倍速で再生し、TA=2としてA区間を1倍速で再生することで、レックレビュー時間tは4.5秒より大きく6秒以下になる。
また、直前撮影動画の記録時間長Tが482秒以下で302秒より大きい場合、TC≦240秒とし、TB=240秒としてB区間とC区間を120倍速で再生し、TA=2秒としてA区間を1倍速で再生することで、レックレビュー時間tは4.5秒より大きく6秒以下になる。直前撮影動画の記録時間長Tが482秒より大きい場合、482秒以前のD区間の再生を行わず、TC=240秒、TB=240秒としてB区間とC区間を120倍速で再生し、TA=2秒A区間は1倍速で再生することで、レックレビュー時間tは6秒ちょうどになる。図7(b)はこの状態に該当する。
この様に、本形態では、直前の撮影動画像クリップを記録停止位置よりA区間、B区間、C区間の三つの区間に分け、記録停止位置に近いA区間を一定の期間として1倍速で再生すると共に、B、C区間については記録時間長に応じて所定の期間までの間で変更すると共にその再生速度も記録時間長に応じて決定することで、簡単な操作で、短い再生時間にて、直前に撮影した動画クリップの内容を確認可能となる。
次に、第3の実施形態を説明する。
本実施形態では、レビュー再生時において、直前の撮影動画クリップのうち、記録開始近傍部分と記録停止近傍部分をそれぞれ1倍速で再生すると共に、その間の区間については記録時間長に応じて再生速度を変更している。
図9は、第3の実施形態におけるレビュー再生の様子を示す図である。
図9(a)、(b)は、図2、図7と同様、直前に撮影した動画クリップの記録時の時間経過とレックレビューを行う時に再生する動画の再生経過時間を示している。
図9において、A区間は最後に記録された部分、B区間はA区間より前に記録された部分、C区間は記録開始部分である。
本形態では、TA≦n秒、TB≦m秒、TC≦n秒(n<m)として、それぞれ記録時間長に応じて可変である。更に、動画像の記録時間長が2n+m秒を超える場合、B区間の中間部分にD区間を設ける。この場合のD区間の長さTDはx秒以下で可変となる。また、B区間の前半部分と後半部分をそれぞれB1区間、B2区間とし、その長さは、TB1+TB2=m秒となる。
例えば、本形態では、TA≦2秒、TC≦2秒、TB≦240秒とした。直前撮影動画の記録時間長Tが244秒を超える場合は、TD=T−244秒で可変である。この場合、TB1=TB2=120秒とした。また、記録時間長が2秒以下の場合A区間のみしか存在せず、そのTAは可変であり、また、記録時間長Tが4秒以下の場合は、A区間とC区間のみしか存在せず、その長さTAが2秒であり、TCは2秒以内で可変である。
図9(a)は直前撮影動画の記録時間長が94秒の場合の例で、TA=2秒、TB=90秒、TC=2秒である。この動画を図10の再生規則に基づいて再生すると、C区間を1倍速で再生し、B区間を120倍速で再生し、A区間を1倍速で再生することでトータル6秒の動画として再生する。
また、図9(b)は直前撮影動画の記録時間長が264秒の場合の例で、TA=2秒、TB1=120秒、TB2=120秒、TC=2秒、TD=20秒である。この動画を図10の再生規則に基づいて再生すると、C区間を1倍速で再生し、B1区間、B2区間を120倍速で再生し、A区間を1倍速で再生することで、トータル6秒の動画として再生する。この場合、D区間の20秒分は再生しない。
本実施形態のレックレビュー時の再生規則を図10に示す。
直前撮影動画の記録時間長が2秒以下の場合は、A区間のみが存在し、A区間を1倍速で再生することによりレビュー時間tは2秒以下になる。直前撮影動画の記録時間長が2秒より大きく4秒以下の場合は、TC≦2秒としてC区間を1倍速で再生し、TA=2秒としてA区間も1倍速で再生することにより、レックレビュー時間tは4秒以下になる。
また、直前撮影動画の記録時間長が6秒以下で4秒より大きい場合は、TC=2秒、TB≦2秒、TA=2秒とし、各区間を1倍速で再生することにより、レックレビュー時間tは6秒以下になる。直前撮影動画の記録時間長Tが10秒以下で6秒より大きい場合、TC=2秒、TA=2秒としてC区間とA区間を1倍速で再生し、TB≦6としてB区間を3倍速で再生することにより、レックレビュー時間tは4.7秒より大きく6秒以下になる。
また、直前撮影動画の記録時間長Tが24秒以下で10秒より大きい場合、TC=2秒、TA=2秒としてC区間とA区間を1倍速で再生し、TB≦20としてB区間を10倍速で再生することにより、レックレビュー時間tは、4.6秒より大きく6秒以下になる。直前撮影動画の記録時間長Tが64秒以下で24秒より大きい場合、TC=2秒、TA=2秒としてC区間とA区間を1倍速で再生し、TB≦60としてB区間を30倍速で再生することにより、レックレビュー時間tは4.7秒より大きく6秒以下になる。図9(a)はこの状態に該当する。
また、直前撮影動画の記録時間長Tが、244秒以下で64秒より大きい場合、TC=2秒、TA=2秒としてC区間とA区間を1倍速で再生し、TB≦240としてB区間を120倍速で再生することにより、レックレビュー時間tは4.5秒より大きく6秒以下になる。直前撮影動画の記録時間長Tが244秒より大きい場合、D区間の再生を行わず、TC=2秒、TA=2秒としてC区間とA区間を1倍速で再生し、TB1=120秒、TB2=120秒としてB1区間とB2区間を120倍速で再生することで、レックレビュー時間tは6秒ちょうどになる。図10(b)はこの状態に該当する。
以上説明したように、本実施形態によれば、レビュー再生時に、直前に撮影した動画クリップの記録開始部分と記録停止部分及びその他の部分に分け、記録開始部分と記録停止部分は1倍速で再生すると共に、その他の部分は記録時官庁に応じた速度で高速に再生することで、簡単な操作で、短い再生時間にて、直前に撮影した動画クリップの内容を確認可能となる。
なお、前述の各実施形態にて設定した再生時間長やレビュー再生時のA区間〜D区間の各時間長は、他の値を設定することも可能であり、また、再生区間の分割数などもこれよりも多くても構わないし、少なくても構わない。
Claims (16)
- 動画像データを記録媒体に記録する記録手段と、
前記記録媒体から前記動画像データを再生する再生手段と、
前記記録媒体より直前に記録されたクリップの前記動画像データを再生するレビュー再生モードを指示する指示手段と、
前記レビュー再生モードにおいて、前記直前に記録されたクリップの動画像データを複数の区間に分割し、前記複数の区間の動画像データを互いに異なる再生速度で再生するよう前記再生手段を制御する制御手段とを備える記録再生装置。 - 前記制御手段は、前記複数の区間のうち、記録停止位置に最も近い区間の動画像データを最も遅い再生速度で再生するよう前記再生手段を制御することを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
- 前記制御手段は、前記記録停止位置に最も近い区間の動画像データを通常再生速度で再生し、その他の区間の動画像データを前記通常再生速度よりも速い再生速度で再生するよう前記再生手段を制御することを特徴とする請求項2記載の記録再生装置。
- 前記制御手段は、前記複数の区間のうち、記録停止位置に最も近い第1の区間の長さをn秒以下とし、前記第1の区間の直前の第2の区間の長さをm秒(n<m)以下とし、前記第2の区間の動画像データを前記第1の区間の動画像データよりも速く再生するよう前記再生手段を制御することを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
- 前記制御手段は、前記第1の区間の長さと第2の区間の長さをそれぞれ前記直前に記録されたクリップの記録時間長に応じて決定することを特徴とする請求項4記載の記録再生装置。
- 前記制御手段は、前記第2の区間の動画像データの再生速度を前記直前に記録されたクリップの記録時間長に応じて決定することを特徴とする請求項4記載の記録再生装置。
- 前記制御手段は、前記第1の区間の動画像データを所定の速度で再生することを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の記録再生装置。
- 前記制御手段は、前記レビュー再生モードにおいて、前記第1の区間以外の区間の動画像データの再生中におけるスキップ指示に応じて、前記第1の区間の先頭位置まで再生位置をスキップすることを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の記録再生装置。
- 前記制御手段は、前記レビュー再生モードにおいて、前記直前のクリップの再生時間長が所定期間に収まるように前記複数の区間の再生速度を決定することを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
- 前記制御手段は、前記複数の区間のうち、記録停止位置に最も近いn個(2≦n)の区間以外の区間の動画像データの再生を禁止することを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
- 前記制御手段は、前記複数の区間のうち、記録停止位置に最も近い第1の区間と、記録開始位置に最も近い第2の区間の動画像データをそれぞれ所定の再生速度で再生すると共に、前記第1の区間と第2の区間以外の区間を前記所定の再生速度よりも速い速度で再生するよう前記再生手段を制御することを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
- 前記制御手段は、前記第1の区間と第2の区間の動画像データをそれぞれ通常再生速度で再生するよう前記再生手段を制御することを特徴とする請求項11記載の記録再生装置。
- 前記制御手段は、前記直前に記録されたクリップの記録時間長に応じて前記第1の区間と第2の区間以外の区間の再生速度を決定することを特徴とする請求項12記載の記録再生装置。
- 前記制御手段は前記直前に記録されたクリップの記録時間長が所定値以下の場合、前記クリップを複数の区間に分割することなく、所定の再生速度で再生するよう前記再生手段を制御することを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
- 前記制御手段は、前記複数の区間のうち、記録停止位置に近い区間ほど遅い再生速度で再生するよう前記再生手段を制御することを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
- 被写体像を撮影して前記動画像データを出力する撮像手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
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