JP4568513B2 - 導電ペースト - Google Patents

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本発明は、特にポリビニルアセタール樹脂や変性ポリビニルアセタール樹脂を含む幅広い
樹脂を有機バインダーとして選択することができ、かつ、シートアタック現象の起こりに
くい導電ペーストに関する。
積層型の電子部品、例えば、積層セラミックコンデンサは、一般に次のような工程を経て
製造される。
まず、ポリビニルブチラール樹脂やポリ(メタ)アクリル酸エステル系樹脂等のバインダ
ー樹脂を有機溶剤に溶解した溶液に可塑剤、分散剤等を添加した後、セラミック原料粉末
を加え、ボールミル等により均一に混合し、脱泡後に一定粘度を有するセラミックスラリ
ー組成物を得る。このスラリー組成物をドクターブレード、リバースロールコーター等を
用いて、離型処理したポリエチレンテレフタレートフィルム又はSUSプレート等の支持
体面に流延成形する。これを加熱等により、溶剤等の揮発分を溜去させた後、支持体から
剥離してセラミックグリーンシートを得る。
次に、得られたセラミックグリーンシート上に内部電極となる導電ペーストをスクリーン
印刷等により塗布したものを交互に複数枚積み重ね、加熱圧着して積層体を得、この積層
体中に含まれるバインダー成分等を熱分解して除去する処理、いわゆる脱脂処理を行った
後、焼成して得られるセラミック焼成物の端面に外部電極を焼結する工程を経て積層セラ
ミックコンデンサが得られる。
このとき用いられる導電ペーストとしては、通常、電極を構成する銅、銀、パラジウムや
ニッケル等の導電性金属材料と、エチルセルロース等の有機バインダー、及び、テルピネ
オール等の有機溶剤からなる。しかし、このような導電ペーストをセラミックグリーンシ
ート上に塗工すると、導電ペースト中の有機溶剤がセラミックグリーンシートに含まれる
バインダー樹脂を溶解することがあった。この現象は、シートアタック現象と呼ばれてい
る。近年、積層セラミックコンデンサには更なる高容量化が求められており、より一層の
多層化、薄膜化が検討されている。このように極めて薄膜化が進んだ積層セラミックコン
デンサにおいては、シートアタック現象によりセラミック層に穴や皺が発生し、目的とす
る電気特性が得られないことがあるという問題があった。
これに対して、例えば、特許文献1には、脂肪族炭化水素、脂肪族高級アルコール、芳香
族炭化水素からなる混合溶剤を用いることが記載されている。しかしながら、この混合溶
剤においては、シートアタック現象を防止するために脂肪族炭化水素の含有量を75〜9
5重量%にすることが必須とされていることから、エチルセルロース以外の例えばポリビ
ニルアセタール樹脂や、ポリビニルアセタール樹脂とエチルセルロースの混合樹脂等を溶
解する能力が低く、これらの樹脂をバインダーとして使用できないという問題があった。
特にポリビニルアセタール樹脂はセラミックグリーンシートとの接着性に優れた導電ペー
ストのバインダー樹脂として注目されていることから、ポリビニルアセタール樹脂を溶解
可能で、かつ、シートアタック現象の起こりにくい有機溶剤を用いた導電ペーストが求め
られていた。また、特許文献1に記載の混合溶媒は、芳香族炭化水素としてベンゼン、ト
ルエン等が使用されており、環境負荷の面でも課題があった。
特開平11−273987号公報
本発明は、上記現状に鑑み、特にポリビニルアセタール樹脂や変性ポリビニルアセタール
樹脂を含む幅広い樹脂を有機バインダーとして選択することができ、かつ、シートアタッ
ク現象の起こりにくい導電ペーストを提供することを目的とする。
本発明は、有機バインダー、有機溶剤及び金属粉末を含有する積層セラミックコンデンサ
内部電極用の導電ペーストであって、前記有機溶剤は、溶解度パラメータが9.5以下、かつ、20℃における蒸気圧が30mmHg以下であり、下記一般式(1)、(2)又は(3)で表される構造を有する導電ペーストである。
−COO−R (1)
−CO−R (2)
−COOH (3)
式中、R 及びR 炭素数〜15の直鎖又は分岐状のアルキル基又は炭素数6〜12のアリール基を表し、 〜R は炭素数2〜15の直鎖又は分岐状のアルキル基又は炭素数6〜12のアリール基を表し、それぞれ同一であっても異なっていてもよい。また、アリール基は、アルキル基で置換されていてもよい。
以下に本発明を詳述する。
本発明の導電ペーストは、有機バインダー、有機溶剤及び金属粉末を含有する。
本発明者らは、鋭意検討の結果、溶解度パラメータが一定以下であり、特定の構造を有す
る有機溶剤を用いた場合には、有機バインダーとしてポリビニルアセタール樹脂を含む広
い範囲の樹脂を用いることができ、しかも、セラミックグリーンシート上に塗工したとき
にもシートアタック現象が起こりにくいことを見出し、本発明を完成するに至った。
一般に、セラミックグリーンシートのバインダー樹脂として用いられるポリビニルアセタ
ール樹脂は、得られるセラミックグリーンシートを高強度とする目的から、高い水素結合
性が得られるように水酸基量が30%以上のものが用いられる。本発明においては、溶解
度パラメータが一定以下である有機溶剤を用いることにより、このような高水酸基量のポ
リビニルアセタール樹脂を溶解しなくなる。一方、比較的水酸基量の低いポリビニルアセ
タール樹脂や、変性ポリビニルアセタール樹脂は溶解することができる。従って、このよ
うな溶解度パラメータが一定以下であり、特定の構造を有する有機溶剤を用いた場合には
、シートアタック現象の発生を抑制できるものと考えられる。
上記有機溶剤は、溶解度パラメータの上限が9.5である。9.5を超えると、これを用
いた導電ペーストをポリビニルブチラール樹脂をバインダーとするセラミックグリーンシ
ート上に塗工したときに、シートアタック現象が発生する。溶解度パラメータの下限につ
いては特に限定されないが、好ましい下限は8である。
なお、溶解度パラメータは、下記式により算出できる値であり、1)蒸発熱により求める
方法、2)Hildebrand Ruleによる方法、3)既知の溶媒中への溶解度の
値から求める方法等により測定することができる。
δ(溶解度パラメータ) = √(△H/V)
△H:液体のモル蒸発熱、V:モル体積
上記有機溶剤は、20℃における蒸気圧の上限が30mmHgである。30mmHgを超
えると、有機溶剤の揮発速度が高くなりすぎるために、スクリーン印刷工程にて目詰まり
が発生したり、取扱中に導電ペーストの粘度が変化してニジミやカスレが発生したりする
。好ましい上限は10mmHgである。蒸気圧の好ましい下限は0.0001mmHgで
ある。0.0001mmHg未満であると、揮発性が低すぎて乾燥効率が低下したり、残
存する有機溶剤によって焼成時に気泡が発生しやすくなったりすることがある。より好ま
しい下限は0.001mmHgである。
上記有機溶剤は、上記一般式(1)、(2)又は(3)で表される構造を有する。上記溶
解度バラメータ及び蒸気圧を満たし、かつ、このような構造を有する有機溶剤としては特
に限定されず、例えば、ジプロピルケトン、ジブチルケトン、ジペンチルケトン、プロピ
ルブチルケトン、プロピルペンチルケトン、ブチルペンチルケトン、酢酸2−エチルヘキ
シル、酢酸2−エチルブチル、酢酸2−ヘキシル、酢酸n−ヘキシル、プロピオン酸メチ
ル、プロピオン酸エチル、プロピオン酸ブチル、プロピオン酸ペンチル、プロピオン酸イ
ソペンチル、プロピオン酸ヘキシル、ブタン酸メチル、ブタン酸エチル、ブタン酸ブチル
、ブタン酸ペンチル、ブタン酸ヘキシル、ペンタン酸メチル、ペンタン酸エチル、ペンタ
ン酸ブチル、ペンタン酸ペンチル、ペンタン酸ヘキシル、ヘキサン酸メチル、ヘキサン酸
エチル、ヘキサン酸ブチル、ヘキサン酸ペンチル、ヘキサン酸ヘキシル、ブタン酸、ペン
タン酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、2エチルヘキサン
酸等が挙げられる。なかでも、ヘキサン酸エチル、ジプロピルケトン、酢酸2−エチルヘ
キシル、酢酸2−エチルブチル、酢酸2−ヘキシル、酢酸n−ヘキシル、プロピオン酸イ
ソペンチル、2エチルヘキサン酸からなる群より選択される少なくとも1種が好適である
上記有機溶剤は、単一の溶剤からなるものであってもよく、2種以上の溶剤を含有する混
合溶剤であってもよい。上記有機溶剤が混合溶剤である場合には、混合溶剤全体として上
述の溶解度パラメータ及び20℃における蒸気圧を満足すればよい。
上記有機バインダーとしては、従来から導電ペーストに用いられるエチルセルロースの他
、上記有機溶剤を用いることにより、ポリビニルアセタールや変性ポリビニルアセタール
をも用いることができる。これらのエチルセルロース、ポリビニルアセタール、変性ポリ
ビニルアセタールは単独で用いてもよく、併用してもよい。
とりわけ、有機バインダーとしてポリビニルアセタール及び/又は変性ポリビニルアセタ
ールを用いる場合には、得られる本発明の導電ペーストは、セラミックグリーンシートと
の密着性に極めて優れたものとなる。
上記エチルセルロースは、セルロースの水酸基をエトキシ基に置換することにより得るこ
とができ、ハークルス社製やダウケミカル社製のもの等の市販のものを用いることもでき
る。市販されているものとしては、例えば、N−10、N−100、N−200(以上、
ハークルス社製)等が挙げられる。
上記ポリビニルアセタールとしては特に限定されないが、ケン化度が80mol%以上の
ポリビニルアルコールをアセタール化してなるものが好適である。ケン化度が80mol
%未満のポリビニルアルコールは、水溶解性が悪く、また、水酸基量が少ないことから、
アセタール化反応が困難である。
上記変性ポリビニルアセタールとしては特に限定されないが、エチレン含有量が1〜20
mol%、ケン化度が80mol%以上の変性ポリビニルアルコールをアセタール化して
なるものが好適である。エチレンの含有量が20mol%を越えると、変性ポリビニルア
ルコールの水溶性が低下するためアセタール化反応が困難になり、また、得られた変性ポ
リビニルアセタール樹脂の溶剤溶解性が悪くなり、導電ペーストの製造に支障が出たり、
経時粘度安定性が悪くなったりすることがある。ケン化度は上述のポリビニルアルコール
を原料としたときと同様の理由で80mol%以上であることが好ましい。
上記ポリビニルアルコール又は変性ポリビニルアルコールをアセタール化する方法として
は特に限定されず、従来公知の方法を用いることができ、例えば、塩酸等の酸触媒の存在
下で上記変性ポリビニルアルコールの水溶液に各種アルデヒドを添加する方法等が挙げら
れる。
上記有機バインダーとして用いるエチルセルロース、ポリビニルアセタール及び変性ポリ
ビニルアセタールの重合度としては特に限定はされないが、好ましい下限は300、好ま
しい上限は2400である。300未満であると、得られる導電ペースト塗工時の塗膜強
度が劣り、クラック等が入りやすくなることがあり、2400を超えると、導電ペースト
の粘度が高くなりすぎ、ハンドリング性が悪化する恐れがある。
上記金属粉末としては充分な導電性を示すものであれば特に限定されず、例えば、ニッケ
ル、パラジウム、白金、金、銀、銅やこれらの合金等からなる粉末等が挙げられる。これ
らの金属粉末は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の導電ペーストは、本発明の効果を損なわない範囲で、可塑剤、潤滑剤、分散剤、
帯電防止剤等の従来公知の添加剤を含有してもよい。
本発明の導電ペーストを製造する方法としては特に限定されず、例えば、上記有機バイン
ダー、有機溶剤、金属粉末及び必要に応じて添加する各種添加剤をブレンダーミル、3本
ロール等の各種混合機を用いて混合する方法が挙げられる。
本発明によれば、特にポリビニルアセタール樹脂や変性ポリビニルアセタール樹脂を含む
幅広い樹脂を有機バインダーとして選択することができ、かつ、シートアタック現象の起
こりにくい導電ペーストを提供できる。
(実施例1〜14)
エチルセルロースとしては、N−100(ハークルス社製、エトキシ基含有量48〜49
.5%)を用いた。
また、ポリビニルアセタールとしては、エスレックB「BM−S」(積水化学工業社製)
を用いた。
変性ポリビニルアセタールとしては、以下の方法により得られたものを用いた。
即ち、重合度1700、エチレン含有量10mol%、ケン化度88mol%の変性ポリ
ビニルアルコール193gを純水2900gに加え、90℃の温度で約2時間攪拌し溶解
させた。この溶液を28℃に冷却し、これに濃度35重量%の塩酸20gとn−ブチルア
ルデヒド115gとを添加し、液温を20℃に下げてこの温度を保持してアセタール化反
応を行い、反応生成物を析出させた。その後、液温を30℃、5時間保持して反応を完了
させ、常法により中和、水洗及び乾燥を経て、変性ポリビニルアセタール樹脂の白色粉末
を得た。得られたポリビニルアセタール樹脂をDMSO−d6(ジメチルスルホキサイド
)に溶解し、13C−NMR(核磁気共鳴スペクトル)を用いてアセタール化度を測定し
たところ、ブチラール化度は65モル%であった。
金属粉末としてとしてニッケル粉(三井金属社製、「2020SS」)100重量部に対
して、表1に示したバインダー樹脂7重量部(混合の場合は樹脂の合計量)、及び、有機
溶剤60重量部を混合した後、三本ロールで混練して導電ペーストを得た。
(比較例1〜3)
有機溶剤をα−テルピネオールとして、表1に示した組成により実施例と同様の方法によ
りは実施例1〜8と同様にして導電ペーストを作製した。実施例と同様に導電ペーストを
得た。
(評価)
実施例1〜14及び比較例1〜3で作製した導電ペーストについて以下の方法によりシー
トアタック現象の発生の有無を評価した。
結果を表1に示した。
ポリビニルブチラール樹脂(積水化学工業製、エスレックB「BM−S」、重合度800
)10重量部を、トルエン30重量部とエタノール15重量部との混合溶剤に加え、攪拌
溶解し、更に、可塑剤としてジブチルフタレート3重量部を加え、攪拌溶解した。得られ
た樹脂溶液に、セラミック粉末としてチタン酸バリウム(堺化学工業製「BT−01(平
均粒径0.3μm)」)100重量部を加え、ボールミルで48時間混合してセラミック
スラリー組成物を得た。得られたスラリー組成物を、離型処理したポリエステルフィルム
上に、乾燥後の厚みが約5μmになるように塗布し、常温で1時間風乾し、熱風乾燥機、
80℃で3時間、続いて120℃で2時間乾燥させてセラミックグリーンシートを得た。
得られたセラミックグリーンシートの片面に導電ペーストを乾燥後の厚みが約2μmにな
るようにスクリーン印刷法により印刷し、乾燥させて導電ペースト層を形成した。グリー
ンシートの表面(印刷面)及び裏面(ポリエステルフィルム面)を目視及び拡大顕微鏡で
観察し、以下の基準により評価を行った。
〇:皺やクラックは認められなかった
×:皺やクラックが認められた
Figure 0004568513
本発明によれば、特にポリビニルアセタール樹脂や変性ポリビニルアセタール樹脂を含む
幅広い樹脂を有機バインダーとして選択することができ、かつ、シートアタック現象の起
こりにくい導電ペーストを提供できる。

Claims (4)

  1. 有機バインダー、有機溶剤及び金属粉末を含有する積層セラミックコンデンサ内部電極用の導電ペーストであって、
    前記有機バインダーは、ポリビニルアセタール及び変性ポリビニルアセタールからなる群より選択される少なくとも1種であり、
    前記有機溶剤は、溶解度パラメータが9.5以下、かつ、20℃における蒸気圧が30mmHg以下であり、下記一般式(1)、(2)又は(3)で表される構造を有する
    ことを特徴とする導電ペースト。
    −COO−R (1)
    −CO−R (2)
    −COOH (3)
    式中、R 及びR 炭素数〜15の直鎖又は分岐状のアルキル基又は炭素数6〜12のアリール基を表し、 〜R は炭素数2〜15の直鎖又は分岐状のアルキル基又は炭素数6〜12のアリール基を表し、それぞれ同一であっても異なっていてもよい。また、アリール基は、アルキル基で置換されていてもよい。
  2. ポリビニルアセタールは、ケン化度が80mol%以上のポリビニルアルコールをアセタール化してなるものであることを特徴とする請求項記載の導電ペースト。
  3. 変性ポリビニルアセタールは、エチレン含有量が1〜20mol%、ケン化度が80mol%以上の変性ポリビニルアルコールをアセタール化してなるものであることを特徴とする請求項記載の導電ペースト。
  4. 有機溶剤は、ヘキサン酸エチル、ジプロピルケトン、酢酸2−エチルヘキシル、酢酸2−エチルブチル、酢酸2−ヘキシル、酢酸n−ヘキシル、プロピオン酸イソペンチル、2エチルヘキサン酸からなる群より選択される少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項1、2記載の導電ペースト。
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