JP4566598B2 - キャスト塗工紙及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、原紙に顔料と接着剤を主成分とするキャスト塗工層を設け、該キャスト塗工層が湿潤状態にある間に加熱された鏡面ドラム面(キャストドラム)に圧接、乾燥して仕上げるキャスト塗工紙及びその製造方法に関するものである。
キャスト塗工紙の表面は、湿潤状態の塗工層を加熱された鏡面ドラムに圧接して、表面をキャスト加工するため、通常のコート紙よりも強光沢を有し、ポスター、紙バッグ、雑誌の表紙等、人目をひく広告性の高い用途で使用される。従来は、印刷した上にポリラミ加工を施すことで強光沢面を形成する方法が多用されてきた。近年、環境意識の向上から再生紙としての回収率が高くなってきているが、ポリラミは再生工程において分離しにくいためポリラミ加工しないキャスト塗工紙は環境に優しい製品となっている。一方で、印刷後のポリラミ加工のような光沢向上処理がないため、印刷段階で非常に良好な鏡面を形成させる必要がある。特にキャスト塗工紙は白紙段階で鏡面に近い面を形成させるため、印刷工程で画線部にインキを載せると、従来の塗工紙とは逆に光沢度が下がるため、白紙部と画線部との光沢度が同等のポリラミ加工品と比較して品質面で大きな課題であることから、ユーザーからの改善要望は高まっている。
キャスト塗工紙と呼ばれる強光沢塗工紙は、原紙の表面に顔料および接着剤を主成分とする水性塗料を塗工して塗工層を設け、塗工層が湿潤状態にある段階で、塗工層を加熱された金属製の鏡面ドラムに圧接、乾燥することにより製造されている。
このキャスト塗工紙の製造方法としては、湿潤状態の塗工層を直接加熱された鏡面ドラムに圧接して光沢仕上げ(以下、キャスト加工とする)ウェットキャスト法、湿潤状態の塗工層をゲル状態にして加熱された鏡面に圧接してキャスト加工するゲル化キャスト法、湿潤状態の塗工層を一旦乾燥した後、再湿潤により可塑化して加熱された鏡面ドラムに圧接してキャスト加工するリウェットキャスト法などが知られている。
これらのキャスト塗工紙製造法はいずれもキャスト塗工層が湿潤または可塑状態にあるうちに加熱された鏡面ドラム面に圧接してキャスト加工する点で共通している。ただし、キャスト塗工層の可塑状態の違いにより操業性および得られるキャストコート紙の品質において、それぞれ以下のような問題がある。ウェットキャスト法では、キャスト塗工層の粘性が低く、鏡面ドラム面の温度を100℃以上にすると塗料が沸騰し塗工層が破壊されるため、鏡面ドラムの温度を100℃以上とすることができない。キャスト加工前の乾燥工程が無く、乾燥負荷も大きいため、低速度での操業を余儀なくされているのが現状である。
ゲル化キャスト法ではキャスト塗工層がゲル化されているため、鏡面ドラム面の温度を100℃以上とすることが可能である。しかしながら、やはりキャスト加工前の乾燥工程がなく、乾燥負荷が大きいため、キャスト塗工層中に含まれる多量の水分を、鏡面ドラム接触時にスムーズに原紙層中に移行させて蒸発除去する必要があり、また塗工層のゲル化の度合いを調節することも難しく、このためあまり高速でキャスト加工を行うと白紙光沢度等の品質が低下する。
リウェットキャスト法ではキャスト加工前にキャスト塗工層が一旦乾燥されるため、鏡面ドラムの温度を90〜180℃まで上げることが可能であり、ウェットキャスト法、ゲル化キャスト法と比較してキャスト加工速度を相対的に高くすることが可能で、生産性に優れた手法である。しかし、ウェットキャスト法、ゲル化キャスト法と比較してキャスト塗工層の可塑性が低いため、高速でキャスト加工した場合、キャスト塗工層表面のピンホール、密着むらなどのいわゆるキャスト面の不良が発生しやすくなる傾向にある。
さらに、キャスト塗工紙の品質面において、一般に白紙光沢度と比較して印刷光沢度が低く、全面印刷した印刷物の場合、白紙光沢度から期待されるほどの印刷光沢度が得られず、前述のように更なる印刷光沢度の改善、あるいは更なる鏡面のようなキャスト面感を得ることが要望されている。
このような問題点を解決するために種々の方法が提案されている。例えば、キャスト塗工層中にプラスチックピグメントと最低造膜温度が0℃未満のラテックスを配合する方法が提案されている(特許文献1参照)。この方法で得られたキャスト塗工紙は白紙光沢度に優れるものの印刷光沢度は大きく低下している。また、キャスト下塗り層に中空のプラスチックピグメントを配合する方法が提案されている(特許文献2参照)。この方法で得られたキャスト塗工紙の生産効率は従来品と比較して改善されているが、それでも十分に満足できず、また得られるキャスト塗工紙の面感は十分ではなかった。また、キャスト塗工層中の顔料の粒度分布を規定する方法が提案されている。(特許文献3参照)。この方法で得られたキャスト塗工紙の印刷光沢度は従来品と比較して改善されているが、それでも白紙光沢度に対して低く、キャスト面感にも劣るものであった。
特開平4−146294号公報 特開平9−268493号公報 特開平10−18197号公報
このような状況を鑑み、本発明の課題は、キャスト面の面感が優れ、かつ白紙光沢度および印刷光沢度が高く、かつ生産性の高いキャスト塗工紙を提供することである。
本発明者らは各種キャスト塗工紙の製造方法のこれらの課題を解消するために鋭意検討した結果、キャスト塗工層の処方に工夫を加えることにより課題を解決することに成功し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、原紙に顔料と接着剤を主成分とするキャスト塗工層を設け、湿潤状態にある該キャスト塗工層を加熱されたドラム面に圧接、乾燥して仕上げるキャスト塗工紙において、前記キャスト塗工層が、顔料として、マルバーン社製マスターサイザーSを用いて測定したレーザー法およびマイクロメトリクス社製セディグラフ5100を用いて測定した沈降法でそれぞれ選定した顔料平均粒子径の比(レーザー法/沈降法)が4.0〜8.0の範囲である無機顔料を顔料100重量部当たり50重量部以上含有し、プラスチックピグメントを含有することにより、キャスト面の面感が鏡面のように良好で、かつ白紙光沢度が高く、かつ印刷光沢度が白紙光沢度より高く印刷適性に優れるキャスト塗工紙が得られるものである。本発明においては、プラスチックピグメントを無機顔料100重量部に対して5〜50重量部含有することにより、白紙光沢度、印刷光沢度及び面感が向上する。また原紙に、顔料と接着剤を主成分とする塗料を塗工して塗工層を形成させ、湿潤状態の前記塗工層を乾燥させた後、再湿潤により可塑化して加熱ドラム面に圧接、乾燥して仕上げたキャスト塗工層を形成したキャスト塗工紙の製造方法において、前記塗料は、顔料としてレーザー法および沈降法でそれぞれ選定した顔料粒形の比(レーザー法/沈降法)が3.0〜10の範囲である無機顔料を顔料100重量部当たり50重量部以上含有し、プラスチックピグメントを含有することを特徴とするキャスト塗工紙の製造方法により、白紙光沢度、印刷適性に優れ、かつ塗工適性に優れ高効率で生産しうることを見出した。本発明において、本発明が所望する効果が得られる原因は必ずしも明らかではないが、次のように推定される。本発明では塗工用顔料として、レーザー法及び沈降法で測定した顔料粒子径の比(レーザー法/沈降法、以下形状指数とする)が3.0〜10の範囲である顔料を100重量部あたり50重量部以上配合した顔料を用いる。例えばクレー等の板状顔料の粒子径をレーザー法で測定した場合、最も大きな面の粒子径を中心に測定される傾向にある。一方で、沈降法で顔料の粒子径を測定した場合、板状顔料の厚さが沈降する際の抵抗に影響を与えるため、厚さが薄い顔料ほど粒子径の測定値がより小さくなる傾向にある。従って、レーザー法および沈降法で測定した顔料の比(レーザー法/沈降法)を測定することにより、顔料の形状を評価することができ、例えばこの値が大きい顔料は板状面積に対する厚さが小さいことを意味する。形状指数が適切な範囲にある顔料を配合することで顔料が表面に配向しやすくなり、白紙光沢度及び印刷光沢度が向上するためと考えられる。また、プラスチックピグメントが塗工層の中の顔料同士の間に入り込み空隙ができることにより、塗工層全体の透気性が良化すると考えられ、リウェット法によりキャスト加工時の水分の除去がスムーズに行われ、高効率で生産しうると考えられる。さらにプラスチックピグメントの配合により、前記透気性向上の効果に加えて、キャスト加工の際にキャストドラムの熱によりプラスチックピグメントが軟化して塗工層をより可塑化することでキャストドラム表面の転写性が向上し、良好なキャスト面が形成されると考えられる。また、本発明においては、再湿潤液でリウェットする前の塗工層をカレンダー等を用いて平滑化処理することにより、キャスト面の面感、白紙光沢度、印刷光沢度もさらに向上する。
本発明により、キャスト加工速度が速く、生産性に優れるキャスト塗工紙を製造することができる。また、キャスト面の面感が鏡面のように良好で、かつ白紙光沢度、印刷適性に優れるキャスト塗工紙が得られる。
本発明においては、特定の顔料と接着剤を主成分とする塗工層を原紙の両面に設け、湿潤状態の該塗工層を加熱された鏡面ドラムに圧接、乾燥して仕上げてキャスト塗工紙を製造するものである。
本発明の原紙には、通常のパルプ、填料等が配合される。本発明において原紙に配合されるパルプの種類等は特に限定されない。例えば広葉樹クラフトパルプ(以下、LBKPとする)、針葉樹クラフトパルプ(以下、NBKPとする)、サーモメカニカルパルプ、砕木パルプ、古紙パルプ等が使用される。また、原紙に配合される填料としては、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、カオリン、クレー、タルク、水和珪酸、ホワイトカーボン、酸化チタン、合成樹脂填料などの公知の填料を使用することができる。填料の使用量は、パルプ重量あたり5重量%以上が好ましく、25重量%程度である。さらに必要に応じて、硫酸バンド、サイズ剤、紙力増強剤、歩留まり向上剤、着色顔料、染料、消泡剤などを含有してもよい。
原紙の抄紙方法については特に限定されるものではなく、トップワイヤー等を含む長網マシン、丸網マシン等を用いて、酸性抄紙、中性抄紙、アルカリ性抄紙方式で抄紙した原紙のいずれであってもよく、勿論、メカニカルパルプを含む中質原紙および回収古紙パルプを含む原紙も使用できる。さらに、表面処理やサイズ性の向上の目的で、原紙に水溶性高分子を主成分とする表面処理剤の塗布を行っても良い。水溶性高分子としては、酸化澱粉、ヒドロキシエチルエーテル化澱粉、酵素変性澱粉、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール等の、表面処理剤として通常使用されるものを単独、あるいはこれらの混合物を使用することができる。また、表面処理剤のなかには、水溶性高分子の他に耐水化、表面強度向上を目的とした紙力増強剤やサイズ性付与を目的とした外添サイズ剤添加することができる。表面処理剤は2ロールサイズプレスコーターやゲートロールコーター、ブレードメタリングサイズプレスコーター、ロッドメタリングサイズプレスコーターおよびシムサイザー、JFサイザー等のフィルム転写型ロールコーター、カーテンコーター等の塗工機によって塗布することができる。また、本発明においては、表面処理剤の塗布の他に、一般の塗工紙に使用される顔料と接着剤を含む塗料を上記塗工機を用いて塗工した原紙、または上記表面処理剤を塗布乾燥した後に、更にブレードコーター、ロールコーター、エアナイフコーター、カーテンコーター等を用いて塗工した原紙も使用することができる。その場合の塗工量は片面あたり2〜30g/m2程度が好ましい。さらに必要に応じて、この予備塗工した原紙をマシンカレンダー、スーパーカレンダー、ソフトカレンダー等の平滑化処理を前もって施しておくこともできる。
また本発明に用いる原紙としては、一般の塗工紙に用いられる坪量が30〜200g/m2程度の塗工原紙を用いることができるが、好ましくは坪量が50〜180g/m2の塗工原紙である。
本発明において、キャスト塗工層の顔料としては、レーザー法および沈降法でそれぞれ選定した顔料粒形の比(レーザー法/沈降法)が3.0〜10の範囲である無機顔料を顔料100重量部当たり50重量部以上、好ましくは60重量部以上、更に好ましくは70重量部以上である。形状指数が3.0未満の場合、顔料形状はブロック状に近づくため塗料は原紙内部に浸透しやすく、同塗工量で比較した場合、塗工層による原紙の被覆性が相対的に劣る。形状指数が10を超える場合は塗料の流動性が劣るため塗工層表面の平滑性が低下し、良好なキャスト面が得られない。本発明においては、顔料による原紙被覆性及び塗工適性を向上させるには、形状指数が4.0〜8.0であることがより好ましい。また、顔料の平均粒子径としては、レーザー法で測定した値が0.5〜8.0μmが好ましく、沈降法で測定した値は、0.2〜2.0μmが好ましい。配合量が50重量部未満では良好なキャスト面等が得られない。
本発明で用いられる形状指数が3.0〜10の顔料の種類は、この形状指数を満たすものであれば特に制限はなく、塗工用顔料として従来から用いられているカオリン、クレー、エンジニアードカオリン、デラミネーテッドクレー、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、タルク、二酸化チタン、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、ケイ酸、ケイ酸塩、コロイダルシリカ、サチンホワイトなどの無機顔料であり、これらの顔料は必要に応じて単独又は二種以上混合して使用することができるが、好ましい顔料としてはカオリン、クレー、エンジアードカオリン、デラミネーテッドクレーなどの板状顔料である。本発明の顔料は形状に大きな特徴があり、通常用いられる塗工用顔料に比べて、薄い板状の顔料が多い配合であり、この形状をあらかじめ持っている顔料を選択して使用するか、あるいは分級して本発明で規定する範囲のものとして使用する。また、本発明で用いられる形状指数が3.0〜10の範囲外の顔料としては、塗工用顔料として従来から用いられているカオリン、クレー、エンジニアードカオリン、デラミネーテッドクレー、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、タルク、二酸化チタン、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、ケイ酸、ケイ酸塩、コロイダルシリカ、サチンホワイトなどの無機顔料を併用することもできる。
また、有機顔料であるプラスチックピグメントを含有する必要があり、無機顔料100重量部に対し5〜50重量部含有することが好ましく、より好ましくは10〜45重量部含有することである。本発明に用いるプラスチックピグメントは、密実型、中空型、または、コア/シェル構造を持つプラスチックピグメント等を必要に応じて、単独、または二種類以上混合して使用できる。密実型のプラスチックピグメントの配合量は無機顔料100重量部に対して10〜50重量部、中空型のプラスチックピグメントの配合量は、5〜25重量部が好ましい。プラスチックピグメントの構成重合体成分としては、好ましくは、スチレンおよび/または、メチルメタアクリレート等のモノマーを主成分として、必要に応じて、これらと共重合可能な他のモノマーが用いられる。この共重合可能なモノマーとしては、例えば、α−メチルスチレン、クロロスチレンやジメチルスチレン等のオレフィン系芳香族系モノマー、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル酸ニトリル等のモノオレフィン系モノマーおよび、酢酸ビニル等のモノマーがある。また、必要に応じて、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマール酸、クロトン酸等の、オレフィン系不飽和カルボン酸モノマー類、ヒドロキシエチル、メタアクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシプロピル等の、オレフィン系不飽和ヒドロキシモノマー類、アクリルアミド、メタアクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N−メトキシメチルアクリルアミド、N−メトキシメチルメタアクリルアミド等の、オレフィン系不飽和アミドモノマー類、ジビニルベンゼンのごとき、二量体ビニルモノマー等を少なくとも一種または二種以上の組み合わせで用いることができる。これらのモノマーは例示であり、この他にも共重合可能なモノマーであれば使用することができる。本発明において使用するプラスチックピグメントは、表面強度の低下を招かない、レーザー回折/散乱式粒度分布測定器を用いて測定した平均粒径が0.1〜1.5μmのものを配合することが好ましく、より好ましくは0.1〜1.0μmのものを配合する。
本発明の塗工層に使用する接着剤は、特に限定されるものではなく、塗工紙用に従来から用いられている、スチレン・ブタジエン系、スチレン・アクリル系、エチレン・酢酸ビニル系、ブタジエン・メチルメタクリレート系、酢酸ビニル・ブチルアクリレート系等の各種共重合体およびポリビニルアルコール、無水マレイン酸共重合体、アクリル酸・メチルメタクリレート系共重合体等の合成系接着剤、カゼイン、大豆蛋白、合成蛋白の蛋白質類、酸化澱粉、陽性澱粉、尿素燐酸エステル化澱粉、ヒドロキシエチルエーテル化澱粉などのエーテル化澱粉、デキストリンなどの澱粉類、カルボキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロースなどのセルロース誘導体などの通常の塗工紙用接着剤1種類以上を適宜選択して使用される。これらの接着剤は無機顔料100重量部に対して5〜50重量部、より好ましくは5〜30重量部程度の範囲で使用される。
また、キャスト塗工層中には上記の顔料と接着剤の他に、塩化ナトリウム、塩化アンモニウム、塩化亜鉛、塩化マグネシウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸アンモニウム、硫酸亜鉛、硫酸マグネシウム、硝酸アンモニウム、第一燐酸ナトリウム、燐酸アンモニウム、燐酸カルシウム、ポリ燐酸ナトリウム、ヘキサメタ燐酸ナトリウム、蟻酸ナトリウム、蟻酸アンモニウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、モノクロル酸ナトリウム、マロン酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム、酒石酸カリウム、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、乳酸ナトリウム、グルコン酸ナトリウム、アジピン酸ナトリウム、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム等の無機酸や有機酸のアンモニウム塩や金属塩類、メチルアミン、ジエタノールアミン、ジエチレントリアミン、ジイソプロピルアミン等の各種添加剤を適宜使用することができる。さらに、塗工層中には助剤として必要に応じて、分散剤、増粘剤、保水剤、消泡剤、着色剤、離型剤、流動変性剤、耐水化剤、防腐剤、印刷適性向上剤など、通常の塗工紙用塗料組成物に配合される各種助剤が適宜使用される。
調製された塗料組成物を原紙に塗工するための方法としては、2ロールサイズプレスコーターや、ゲートロールコーター、ブレードメタリングサイズプレスコーター、ロッドメタリングサイズプレスコーター、シムサイザー、JFサイザー等のフィルム転写型ロールコーターや、フラデッドニップ/ブレードコーター、ショートドウェルタイムアプリケート式、バリドウェルタイム式ファウンテンコーター等のブレードメタリングコーターの他、ブレードの替わりにグルーブドロッド、プレーンロッド等を用いたロッドメタリングコーターや、エアナイフコーター、カーテンコーター、またはダイコーター、スプレーコーター等の公知のコーターにより塗工することができるが、より平滑性が高く白紙面感が優れるキャスト塗工紙を得るにはブレードメタリングコーター、もしくはエアナイフコーター、もしくはカーテンコーターが好ましい。塗工量は片面で5〜30g/m2が好ましく、より好ましくは10〜25g/m2である。キャスト塗工後は湿潤状態のままでキャスト加工するウェットキャスト法、湿潤状態のキャスト塗工層をゲル化してキャスト加工するゲル化キャスト法、湿潤状態の塗工層を一旦乾燥して、再湿潤液で塗工層を可塑化してキャスト加工するリウェットキャスト法が用いられるが、品質及び操業面でリウェットキャスト法が優れている。湿潤塗工層を乾燥させる方法としては、例えば蒸気加熱シリンダー、蒸気もしくはガス燃焼ガス加熱した熱風を用いる熱風エアドライヤ、ガスヒータードライヤ、電気ヒータードライヤ、赤外線ヒータードライヤなどの各種方式のドライヤを単独あるいは組み合わせで用いる。塗工紙の乾燥程度は、原紙の種類、塗料組成物の種類によって異なるが、一般に紙水分としては1〜10%の範囲であり、約2〜7%の範囲に乾燥するのが望ましい。本発明においては、乾燥された塗工層をそのままリウェット法でキャスト仕上げしても良いが、キャスト面感、白紙光沢度、印刷光沢度、平滑性向上等のために表面処理することが好ましい。表面処理の方法としては弾性ロールにコットンロールを用いたスーパーカレンダーや、弾性ロールに合成樹脂ロールを用いたソフトニップカレンダーを用いることができる。また金属ロールについては表面を平滑化処理したプレーンロールの他、必要に応じて表面を粗面化したマットロールを用いることができる。表面処理温度は40〜200℃の範囲が好ましいが、60〜160℃の範囲であればさらに好ましい。キャスト加工面の反対面に塗工層を設けた、裏コートキャスト塗工紙においては、これらの表面処理により、キャスト加工後においてキャスト面と反対側の面の白紙光沢度(75°)を65%以上にすることにより、キャスト面のみならず両面ともに面感が良好で光沢感が向上したキャスト塗工紙が得られる。
本発明においては、加熱された鏡面ドラムに圧接して高光沢を得るキャスト加工においては、特に鏡面ドラムの温度が100℃以上であるような条件でその作用効果が顕著に現れる。
なお、再湿潤液については、特に限定されるものではなく、例えばポリエチレンエマルジョン、脂肪酸石鹸、ステアリン酸カルシウム、マイクロクリスタリンワックス、界面活性剤、ロート油等の離型剤を0.01〜3重量%程度含有した水溶液、エマルジョン等常の再湿潤液が用いられる。また、アルカリやヘキサメタ燐酸ソーダ等の燐酸塩、尿素、有機酸等を乾燥塗工層の可塑化を促進させるために併用することも勿論可能である。さらに、消泡剤、耐水化剤、防腐剤、印刷適性向上剤など、通常の塗工紙要塗料組成物に配合される各種助剤を適宜使用することができる。
以下、本発明の実施例および比較例をあげて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらにより何等限定されるものではない。尚、特に断らない限り、例中の部、および%はそれぞれ、重量部および重量%を示す。選られたキャスト塗工紙について、以下に示すような評価法に基づいて試験を行った。また、キャスト加工した面を「キャスト面」、キャスト加工面と反対側の面を「コート面」と表記する。
<評価方法>
(顔料の形状指数) 固形分濃度60%の顔料スラリーコーレスミキサーで分散し、子成分濃度8%となるように水で希釈して顔料粒子径測定に用いた。レーザー回折/散乱法(マルバーン社製、機器名:マスターサイザーSを用いて測定)および沈降法(マイクロメトリクス社製、セディグラフ5100を用いて測定)で顔料の平均粒子径を測定し、レーザー回折/散乱法で測定した値を沈降法で測定した値で除した値を形状指数として定義した。
(坪量) JIS P 8124:1998に従った。
(密度) JIS P 8118:1998に従った。
(キャスト面感) JIS K 7105に準じて、スガ試験機株式会社製写像性測定器 :ICM−1Tを用いて、入射光角度を60°、くし幅2mmの条件で測定した。
(白紙光沢度) JIS P 8142:1998に準じて、75°光沢度、20°光沢度を測定した。
(印刷光沢度) RI−II型印刷試験機を用い、東洋インキ製造株式会社製枚葉プロセスインキ(商品名TKハイエコー紅 MZ)を0.30cc使用して印刷を行い、一昼夜放置後、得られた印刷物の表面をJIS P 8142:1998に従って測定した。
(キャスト加工操業性) キャスト塗工紙を実施例に従って生産した場合、キャスト塗工紙のキャストドラムへの貼りつきやキャスト塗工紙のキャスト面表面にドラムピックなどが発生するか否かで判断した。
○…キャストドラムへの貼りつきや塗工紙のキャスト面表面にドラムピックなどがまったく発生しない。
△…キャストドラムへの貼りつきや塗工紙のキャスト面表面にドラムピックが発生する。
×…キャストドラムへの貼りつきや塗工紙のキャスト面表面にドラムピックなどが発生し、良好な品質のキャスト塗工紙を生産することができない。
[実施例1]
製紙用パルプとして化学パルプを100部、填料として軽質炭酸カルシウムを8部含有する坪量133g/m2の原紙に、顔料としてジョージア産カオリン(商品名:Contour1500/イメリス製、形状指数:4.6)70部、重質炭酸カルシウム(商品名:FMT−90/ファイマテック製、形状指数:1.1)30部、密実プラスチックピグメント(商品名:V−1004/日本ゼオン製、平均粒径0.32μm、ガラス転移温度85℃)30部からなる顔料に、分散剤としてポリアクリル酸ソーダ0.1部、バインダーとしてスチレン−ブタジエン共重合体ラテックス(以下SBRとする)13.5部、澱粉3.5部を加え、さらに水を加えて固形分濃度60%に調整した塗料を塗工量が片面当たり12g/m2となるようにブレードコーターで両面に塗工、乾燥した。この後、スーパーカレンダーによる表面処理を行った。
このようにして得られた塗工紙をリウェット液(ヘキサメタリン酸ナトリウム0.5%濃度)によって塗工層表面を再湿潤した後、フォーミングロールとキャストドラムによって形成されるプレスニップに通紙し、速度150m/min、表面温度115℃のキャストドラムに圧接、乾燥した後、ストリップオフオールでキャストドラムから離型することによってキャスト塗工紙を得た。
[実施例2]
塗料に配合される顔料をジョージア産カオリン(商品名:Contour1500/イメリス製、形状指数:4.6)100部、密実プラスチックピグメント(商品名:V−1004/日本ゼオン製、平均粒径0.32μm、ガラス転移温度85℃)20部に変更した以外は、実施例1と同様の方法でキャスト塗工紙を得た。
[比較例1]
塗料にプラスチックピグメントを配合しなかった以外は、実施例1と同様の方法でキャスト塗工紙を得た。
[比較例2]
塗料に配合される顔料をジョージア産カオリン(商品名:Contour1500/イメリス製、形状指数:4.6)30部、重質炭酸カルシウム(商品名:FMT−90/ファイマテック製、形状指数:1.1)70部、密実プラスチックピグメント(商品名:V−1004/日本ゼオン製、平均粒径0.32μm、ガラス転移温度85℃)30部に変更した以外は、実施例1と同様の方法でキャスト塗工紙を得た。
[比較例3]
塗料に配合される顔料をブラジル産カオリン(商品名:アマゾンプラス/カダム製、形状指数:1.6)70部、重質炭酸カルシウム(商品名:FMT−90/ファイマテック製、形状指数:1.1)30部、密実プラスチックピグメント(商品名:V−1004/日本ゼオン製、平均粒径0.32μm、ガラス転移温度85℃)30部に変更した以外は、実施例1と同様の方法でキャスト塗工紙を得た。
上記条件で製造したキャスト塗工紙において、坪量、紙厚、密度、キャスト面感(写像性)、白紙光沢度、印刷光沢度キャスト加工操業性を評価し、結果を表1に示した。
Figure 0004566598
表1から明らかなように、実施例で得られるキャスト塗工紙はキャスト面の面感が鏡面のように良好で、かつ白紙光沢度および印刷光沢度が高く、印刷光沢度が白紙光沢度よりも高く、かつ生産性が高いことが明らかである。

Claims (4)

  1. 原紙に顔料と接着剤を主成分とするキャスト塗工層を設け、湿潤状態にある該キャスト塗工層を加熱された鏡面ドラムに圧接、乾燥して仕上げるキャスト塗工紙において、前記キャスト塗工層は、顔料として、マルバーン社製マスターサイザーSを用いて測定したレーザー法およびマイクロメトリクス社製セディグラフ5100を用いて測定した沈降法でそれぞれ選定した顔料平均粒子径の比(レーザー法/沈降法)が4.0〜8.0の範囲である無機顔料を顔料100重量部当たり50重量部以上含有し、さらにプラスチックピグメントを含有することを特徴とするキャスト塗工紙。
  2. 前記プラスチックピグメントは無機顔料100重量部に対して5〜50重量部含有することを特徴とする請求項1に記載のキャスト塗工紙。
  3. キャスト加工面の反対面に塗工層を設けて裏コートキャスト塗工紙としたキャスト塗工紙において、キャスト加工後にキャスト加工面の反対面がJIS−P−8142に準拠した白紙光沢度が65%以上であることを特徴とする請求項1もしくは2に記載のキャスト塗工紙。
  4. 原紙に顔料と接着剤を主成分とする塗料を塗工して塗工層を形成させ、湿潤状態の前記塗工層を乾燥した後、再湿潤により可塑化して加熱された鏡面ドラム面に圧接、乾燥して仕上げたキャスト塗工層を形成したキャスト塗工紙の製造方法において、前記キャスト塗工層は、顔料として、マルバーン社製マスターサイザーSを用いて測定したレーザー法およびマイクロメトリクス社製セディグラフ5100を用いて測定した沈降法でそれぞれ選定した顔料平均粒子径の比(レーザー法/沈降法)が4.0〜8.0の範囲である無機顔料を顔料100重量部当たり50重量部以上含有し、さらにプラスチックピグメントを含有することを特徴とするキャスト塗工紙の製造方法。
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