JP2000226792A - 電気凝固印刷用塗被紙 - Google Patents

電気凝固印刷用塗被紙

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JP2000226792A
JP2000226792A JP11028341A JP2834199A JP2000226792A JP 2000226792 A JP2000226792 A JP 2000226792A JP 11028341 A JP11028341 A JP 11028341A JP 2834199 A JP2834199 A JP 2834199A JP 2000226792 A JP2000226792 A JP 2000226792A
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Shunichi Uchimura
俊一 内村
Tsutomu Yokoyama
勉 横山
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Oji Paper Co Ltd
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    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気凝固印刷に供した場合に転写不良がなく、
かつ耐水性および印刷仕上りに優れる電気凝固印刷用塗
被紙を提供する。 【解決手段】顔料と接着剤を主成分とする塗被層を設け
てなる電気凝固印刷用塗被紙であり、特に該塗被紙にお
ける細孔径0.01〜0.40μmの範囲にある細孔容
積が水銀圧入法で測定した値で0.10〜0.20cc
/gである電気凝固印刷用塗被紙。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気凝固印刷用塗被
紙に関し、さらに詳しくは電気凝固印刷に供した場合に
転写不良がなく、耐水性および印刷仕上りに優れる電気
凝固印刷用塗被紙に関する。
【0002】
【従来の技術】電気凝固印刷(以下、エルコグラフィと
称す)は、その基本原理が米国特許第3892645号
公報、あるいは特表平4−504688号公報などに開
示されている。この印刷方式は、無製版印刷方式に属す
る方式であり、また荷電状態でゲル化する特性を持つ水
性系インキを使用する。以下にエルコグラフィの原理の
概要について述べる。先ず、陽陰極間に供給された前述
の特殊な水性系インキが画像信号に応じて電極間に生じ
た電位差により発生させた金属イオンでゲル化し、その
凝固したインキコロイドが陽極である金属シリンダー表
面上へ付着する。この着色凝固コロイドの量、位置をコ
ントロールすることで、任意の画像をシリンダー上に再
現し、この凝固インキを被記録体に圧着転写して画像を
得るようにしたものである。
【0003】次いで、エルコグラフィ用印刷機の概要を
図1に基づいて説明すると、(1)は陽極(電極)とし
て用いられる金属製シリンダーを示し、矢印方向に回転
し、先ず、最初の段階で(2)クリーニング装置により
クリーニングされ、次に(3)コンディショニング装置
で腐食防止剤が塗布される。さらに(1)金属製シリン
ダーと、電気的に絶縁されてそれぞれ独立した針状の陰
極(対となる電極)が並べて埋め込まれてある(4)プ
リントヘッドとの間に、(5)インキ供給機からインキ
が供給される。陽極と陰極との間で画像信号に応じて断
続的に金属イオンを生じさせる。両電極間に満たされた
インキはゲル化され、(1)金属製シリンダーの表面上
に付着する。凝固しなかった液状のインキは(6)ワイ
パーで選択的に取り除かれる。最終的に、(1)金属製
シリンダーの表面には(7)プレスロールが圧接され、
(8)被記録体上にインキを転写させる構造となってい
る。なお、ここでは単色印刷時の構成を示したが、多色
印刷、例えば4色印刷を行う場合にはインクの色を変え
て4色の同様の構成(印刷機)を組み合わせれば良い。
【0004】当該印刷方式の特徴は、所謂「無製版印
刷」方式で画像形成を行うことにある。ここで、無製版
印刷の利点としては製版工程が不要であること、また画
像データをそのつど読み込んで印刷する方式であるの
で、たとえば顧客ごとに内容の異なる印刷物を刷ること
が容易になる点が挙げられる。したがって、エルコグラ
フィ方式は特に小ロット、多品種の印刷を行う場合に有
利な方式といえる。また、画像の濃淡を表すインキのゲ
ル化量が電荷(パルス)の量に比例するため、細かい階
調表現が可能である等優れた印刷方式である。要する
に、エルコグラフィは網点を使用せず、グラビア印刷の
ようにインキの膜厚で階調を表現できる。また、信号の
通電時間に比例してインキの膜厚が決まるので、階調は
正確に表現でき、カラー画像記録に適している。なお、
被記録媒体に一般印刷用紙を用いた場合は、油性インキ
の吸収性には優れるものの、エルコグラフィ方式では、
水性インキの転写性、吸収性面において劣り、特に、多
色記録(印刷)を行う場合、第1色目を記録した後、次
色のインキで記録するまでの短時間に第1色目のインキ
中の水分を吸収しておかないと、次のインキがのらない
といった難点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上、詳述したように
エルコグラフィは非常に優れた印刷方式であるが、被記
録体として、通常の紙、一般印刷用紙等を用いた場合、
その利点が十分に発揮されないことが分かった。例え
ば、既存の印刷用紙では、低濃度階調の部分と、高濃度
階調の部分における印刷仕上りがともに満足できる被記
録体は現在のところ見出し得ていない。因みに、一般の
塗被紙を使用した場合、凝固コロイドインキの少ない低
濃度領域での印刷では印字濃度が高く、良好な印刷効果
が得られるが、他方凝固コロイドインキの多い部分では
インクの転写が悪い。また、一般の新聞用紙やフォーム
用紙を使用した場合、凝固コロイドインキの多い高濃度
領域での印刷仕上りは良好だが、凝固コロイドインキの
少ない低濃度領域での印刷効果を見ると、白抜けや印字
濃度の低下が生じるといった難点があった。本発明は上
記の如き難点を解決し、エルコグラフィ用の記録媒体と
して、インキ転写性およびインキ吸収性に優れ、かつ鮮
明な画像が得られる塗被紙を提供するものである。特
に、多色画像の発現効果に優れる塗被紙を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、顔料と接着剤
を主成分とする塗被層を設けてなる電気凝固印刷用塗被
紙において、該塗被紙における細孔径0.01〜0.4
0μmの範囲にある細孔容積が水銀圧入法で測定した値
で0.10〜0.20cc/gであることを特徴とする
電気凝固印刷用塗被紙である。さらに、本発明は以下の
態様を含むものである。即ち、塗被紙における加圧反
射型平滑度(加圧条件:40kgf/cm2 )の値が
1.0μm以下である前記の電気凝固印刷用塗被紙、お
よび塗被層中の顔料として、焼成クレー、構造化カオ
リンおよびデラミネーテッドクレーから選ばれる少なく
とも1種の顔料が含有せしめられ、かつその配合量が塗
被層の全顔料に対し、固形分対比で20〜70重量%で
ある前記の電気凝固印刷用塗被紙である。
【0007】
【発明の実施の形態】エルコグラフィ用記録媒体(以
下、単に塗被紙と称す)に求められる必要な特性は、水
性インキの吸収が速やかに行われ、水性インキを吸収す
るための空隙が存在し、かつクッション性を有すること
である。本発明者等は、上記の如くエルコグラフィ用塗
被紙について鋭意検討を重ねた結果、塗被紙の特性とし
て、その空隙状態、表面性、およびクッション性が極め
て重要な要件であることを見出した。即ち、塗被層の空
隙は水銀圧入法により測定した細孔径と細孔容積で表さ
れ、表面性とクッション性とは加圧下での紙の平滑性で
表現されるものであり、本発明においては、加圧下での
紙の平滑性をマイクロトポグラフ(加圧反射型平滑度)
を使用し、加圧条件40kgf/cm2 で測定した表面
粗さ(μm)で表示される。
【0008】而して、本発明では、塗被層の空隙状態を
水銀圧入法により測定し、特に両面塗被紙における細孔
径0.01〜0.40μmの範囲にある細孔容積が0.
10〜0.20cc/gである両面塗被紙を用いること
が重要である。前記特定条件で測定される両面塗被紙の
細孔容積が0.10〜0.20cc/g、より好ましく
は0.11〜0.20cc/gである。因みに、細孔容
積が0.10cc/g未満の場合には、低濃度部でのコ
ロイドインキの転写性は問題ないが、中濃度〜高濃度部
での転写性が低下し、結果的に印刷全体の仕上りが低下
し好ましくない。特に、多色での印字記録適性が悪化し
好ましくない。他方、0.20cc/gを越えると、水
性インキの吸収性は良くなるが、結果的に印刷仕上り状
態での印字濃度が低く、印刷光沢の低下が懸念されるの
で好ましくない。
【0009】なお、両面塗被紙の細孔容積を0.10〜
0.20cc/gとするための方策について特に限定す
るものではなく、比較的容易に目的とする両面塗被紙を
得る方法として、塗被層を構成する顔料成分として、焼
成クレー、構造化カオリンおよびデラミネーテッドクレ
ーから選ばれる少なくとも1種の顔料を使用し、かつそ
の配合量が塗被層中の全顔料に対し固形分対比で20〜
70重量%となるように配合せしめることにより、細孔
が多く、本発明が所望とする細孔容積0.10〜0.2
0cc/gを呈する両面塗被紙が得られ易いことを見出
した。なお、焼成クレー、構造化カオリンおよびデラミ
ネーテッドクレー等は塗被紙製造分野で一般に使用され
ている顔料の中でも相対的に嵩高い塗被層を形成し易
く、結果的に空隙の多い塗被層が形成され易いものと推
定される。
【0010】ここに、構造化カオリンとは、カオリンを
化学薬品処理することで、二次凝集した形態の粒子とな
っているもので、通常はクレーを素材にしたものが多
く、一部二酸化チタン等と複合化を図ったものもある。
勿論、そのような複合顔料も使用することができる。ま
た、デラミネーテッドクレーとは、クレーの積層粒子に
剪断力をかけて薄板状にしたものである。また、顔料成
分として、焼成クレー、構造化カオリンおよびデラミネ
ーテッドクレー等の特定顔料を単に所要量配合するだけ
では本発明が特定する細孔容積0.10〜0.20cc
/gの両面塗被紙は得られ難く、塗被量の調整あるいは
乾燥塗被層を設けた後の平滑化処理等を適宜施すことに
よってより効果的に所望とする両面塗被紙を得ることが
できる。
【0011】即ち、前記した如き顔料を規定量配合した
塗被組成物(以下、単に塗料と称す)を原紙の両面に塗
被、乾燥して塗被層を設け、スーパーキャレンダー等の
加圧処理装置で平滑化処理して両面塗被紙を得る方法と
しては、特に限定するものではなく通常の塗被紙の製造
の場合と同様にして行われる。そして、本発明の塗被紙
の場合、塗被量は片面当たり乾燥重量で5〜30g/m
2 、好ましくは8〜25g/m2 で調整される。また、
両面塗被紙の細孔容積を0.10〜0.20cc/gに
維持し、かつ塗被紙の加圧反射型平滑度(加圧条件:4
0kgf/cm 2 /マイクロトポグラフ)値が1.0μ
m以下となるようにするには、マシンキャレンダー、ス
ーパーキャレンダー、あるいはソフトコンパクトキャレ
ンダー等による加圧条件(例えばロール温度、線圧、ニ
ップ数等)を適宜調整することにより容易に達成でき
る。
【0012】因みに、乾燥塗被量が5g/m2 /面未満
の場合には、細孔容積0.10cc/g以上を維持する
ことが難しく、特に加圧反射型平滑度値で1.0μm以
下とすることが難しくなる虞れがある。一方、30g/
2 /面を越える場合には、空隙量(細孔容積)は増加
するものの、印刷強度の低下や生産性の低下等を招く虞
れがある。なお、塗被層に含まれる焼成クレー、構造化
カオリンおよびデラミネーテッドクレーの少なくとも1
種の顔料配合量が全顔料に対して20重量%未満の場合
には、本発明で特定する細孔容積が得られない虞れがあ
り、他方70重量%を越えると印刷強度、印刷濃度およ
び印刷光沢の低下が懸念される。
【0013】さらに付記すると、エルコグラフィ方式で
はゲル化したインキが塗被紙に十分に転写、吸収される
必要があり、塗被紙のインキ受理面(記録表面または印
刷表面ともいう)には、速やかにインキ(インキ中の水
分)が吸収されるための空隙が存在しなくてはならな
い。また、エルコグラフィ方式で使用される水性インキ
は、電極間でゲル化し、凝固したインキには40〜60
重量%の水分が含まれていると推定され、通常の印刷イ
ンキに比べて固く、転写し難くなっているので、記録媒
体となる塗被紙がこの水分を吸収してインキの転写を助
ける必要がある。そのためには、前述した細孔径0.0
1〜0.4μmの範囲にある細孔容積(合計)を水銀圧
入法で測定した値で0.10〜0.20cc/gに維持
することが重要であることを見出した。
【0014】本発明におけるエルコグラフィ用両面塗被
紙としては、より好ましい態様として塗被紙の平滑性お
よびクッション性が重要である。前記2つの特性要件
は、インキの転写性改善に関連するものである。即ち、
エルコグラフィ印刷方式は印刷インキの転写によるとこ
ろが大きく、金属製シリンダー表面に生じた画像(凝固
コロイドインキ)はプレスロールで圧接され、塗被紙
(被記録体)に転写されるので、塗被紙の平滑性、クッ
ション性も重要な要件となる。
【0015】上記の如き観点より、本発明者等はより優
れたエルコグラフィ印刷のできる塗被紙について、鋭意
研究、検討を重ねた。その結果、白抜けがなく、ドット
が真円であるといった良好な印刷仕上がりを得るために
は、加圧反射型平滑度における、加圧条件40kg/c
2 での測定値が1.0μm以下であることが重要であ
ることを見出した。なお、ここで加圧条件40kg/c
2 を選択したのは、前述の通り、エルコグラフィ印刷
における転写のしくみがプレスロールによる圧接を利用
したものであり、その圧接力が加圧条件40kg/cm
2 のときと最も相関の高いことを見出したことによる。
因みに、それ以下の加圧条件、例えば30、20、10
kg/cm2 の場合の平滑度値では、高濃度部の印刷仕
上りとの関連性はあるものの、低〜中濃度部の場合に
は、塗被紙の種類、例えばアート紙、コート紙(グロス
型、ダル,マット型)、軽量コート紙等被記録体の種類
により状況が異なり、一定した相関性が得られ難いとい
った難点がある。
【0016】以上の如き次第により、本発明者等は加圧
条件40kg/cm2 のときの加圧反射型平滑度(具体
的にはマイクロトポグラフの平滑度)が1.0μm以下
の場合には、本発明が所望とする効果が得られ易いこと
を見出した。一方、1.0μmを越えるような平滑度に
なると、加圧状態でも塗被紙表面の状態が粗く、平滑性
に欠けるものであり、結果的に凝固コロイドインキの転
写および吸収においてムラが発生し易く、さらにインキ
の少ない低濃度領域では、ドットの真円性不良を起こ
し、白抜けや印字濃度の低下といった難点を誘発する虞
れがある。なお、加圧反射型平滑度の下限値については
特に限定するものではないが、塗被紙の中でも最も平滑
性に優れるキャスト塗被紙の場合で、加圧条件40kg
/cm2 で概略0.05μm程度であり、確たる根拠は
ないが概略同等の値を取るものと推定される。
【0017】なお、塗被層には、上記特定の顔料以外
に、例えば通常のクレー、重質炭酸カルシウム、軽質炭
酸カルシウム、二酸化チタン、水酸化アルミニウム、シ
リカ、サチンホワイト、あるいはタルク等の一般塗被紙
用顔料の一種以上が適宜配合される。さらに、顔料と一
緒に配合される接着剤としては、特に限定されるもので
はなく、一般に塗被紙製造分野で使用されている接着
剤、例えば澱粉類(リン酸エステル化澱粉、カチオン化
澱粉、酵素変性澱粉等の各種変性澱粉)、ポリビニルア
ルコール、カゼインやスチレン−ブタジエン系共重合体
ラテックス、酢酸ビニル系共重合体ラテックス、アクリ
ル系共重合体ラテックス、ウレタン系共重合体ラテック
ス等の合成樹脂ラテックス等が例示される。これらの接
着剤は単独あるいは二種以上を適宜混合して使用するこ
ともできる。接着剤の配合量について、特に限定するも
のではないが、一般に顔料と接着剤を主成分とする塗被
層を構成する塗料中の全顔料に対し、固形分比率で3〜
50重量%、好ましくは5〜30重量%となるように配
合される。
【0018】なお、必要に応じて、塗料中には、分散
剤、苛性ソーダやアンモニア水等のpH調整剤、消泡
剤、防腐剤、蛍光染料、離型剤、染料、耐水化剤、流動
変性剤、着色顔料等の助剤を適宜添加することもでき
る。
【0019】原紙へ塗料を塗被するための塗工装置とし
ては特に限定されるものではなく、例えばエアナイフコ
ーター、ブレードコーター、ロッドコーター、バーコー
ターおよびゲートロールコーター、サイズプレス等のロ
ールコーター、ビルブレードコーター、ベルバパコータ
ー等が適宜使用される。なお、原紙へ塗被する前にマシ
ンキャレンダー、ソフトキャレンダー、あるいはヤンキ
ードライヤー等を使用して、予め原紙を平滑化処理して
おくこともできる。また、本発明の効果を損なわない範
囲で塗料を原紙に塗被、乾燥した後に、マシンキャレン
ダー、ソフトキャレンダー、あるいはスーパーキャレン
ダー等を使用して平滑化処理を施すことも可能である。
【0020】原紙を構成するパルプとしては特に限定さ
れるものではなく、例えば化学パルプ、機械パルプ、古
紙パルプ等の一種、又は二種以上を適宜混合して使用さ
れる。さらに、二層以上のパルプ層を抄き合わせて多層
構成になる原紙を使用することもできる。その他、原紙
の抄紙に際しては、必要に応じて、サイズ剤、紙力剤、
薬品安定剤、濾水剤、填料、あるいは染料等の助剤を適
宜添加することもできる。
【0021】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明を具体的に説
明する。勿論、本発明はそれらの実施例に限定されるも
のではない。なお、特に断らない限り、例中の部および
%はそれぞれ「重量部」および「重量%」を示す。
【0022】実施例1 水中に分散剤(商品名:アロンT−40/東亜合成社)
を有効成分で0.2部、水酸化ナトリウムを有効成分で
0.1部、消泡剤(商品名:ノプコ8034L/サンノ
プコ社)0.1部を添加し、コーレス攪拌機で攪拌しな
がら、さらに顔料として焼成クレー(商品名:アルファ
テックス/ECC−インターナショナル社)を30部、
軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−121−7K/奥
多摩工業社)を30部、および重質炭酸カルシウム(商
品名:FMT−90/ファイマテック社)40部をそれ
ぞれ添加し、30分間攪拌して分散し顔料スラリーを調
製した。次いで、上記顔料スラリー中に接着剤として酸
化澱粉糊液(商品名:エースA/王子コーンスターチ
社)1部、スチレン−ブタジエン系共重合体ラテックス
(商品名:L−1117/旭化成社)12部(各々、固
形分換算)、さらに水を添加して仕上がり濃度60%の
塗料を調製した。
【0023】かくして得られた塗料を米坪54g/m2
の中性抄紙方式で抄造した上質原紙上にブレードコータ
ーを用いて、片面当たり乾燥重量で15g/m2 となる
ように両面塗被、乾燥した。このようにして得られた両
面塗被紙を金属ロールの表面温度が80℃、7ニップの
スーパーキャレンダーに通紙して電気凝固用両面塗被紙
を得た。
【0024】実施例2 水中に分散剤(商品名:アロンT−40/東亜合成社)
を有効成分で0.2部、水酸化ナトリウムを有効成分で
0.1部、消泡剤(商品名:ノプコ8034L/サンノ
プコ社)0.1部を添加し、コーレス攪拌機で攪拌しな
がら、さらに顔料として構造化カオリン(商品名:ロト
プリント/ヒューバ社)60部、軽質炭酸カルシウム
(商品名:TP−123−CS/奥多摩工業社)40部
をそれぞれ添加し、30分間攪拌して分散し顔料スラリ
ーを調製した。次いで、上記顔料スラリー中に接着剤と
して酸化澱粉糊液(商品名:エースA/王子コーンスタ
ーチ社)1部、スチレン−ブタジエン系共重合体ラテッ
クス(商品名:SN−101B:非アルカリ膨潤型…T
g=−5℃/住化A&L社)15部(各々、固形分換
算)をそれぞれ添加した以外は、実施例1と同様にして
電気凝固用両面塗被紙を得た。
【0025】実施例3 実施例2において、塗料調製に当たり、顔料成分をデラ
ミネーテッドクレー(商品名:ニュークレー/エンゲル
ハード社)40部、軽質炭酸カルシウム(商品名:TP
−123−CS/奥多摩工業社)40部、重質炭酸カル
シウム(商品名:FMT−90/ファイマテック社)2
0部に変更した以外は、実施例2と同様にして電気凝固
用両面塗被紙を得た。
【0026】実施例4 実施例2において、塗料調製に当たり、顔料成分を焼成
クレー(商品名:アンシレックス/エンゲルハード社)
20部、構造化カオリン(商品名:ロトプリント/ヒュ
ーバ社)40部、軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−
123−CS/奥多摩工業社)40部に変更した以外は
実施例2と同様にして電気凝固用両面塗被紙を得た。
【0027】実施例5 実施例4において、塗料調製に当たり、顔料成分のうち
焼成クレーをデラミネーテッドクレー(実施例3と同じ
もの)に変更し、かつスーパーキャレンダー通紙条件
を、金属ロールの表面温度が120℃、4ニップ構成に
なるソフトキャレンダー通紙に変更した以外は実施例4
と同様にして電気凝固用両面塗被紙を得た。
【0028】実施例6 実施例2において、塗料調製に当たり、顔料成分を焼成
クレー(実施例4と同じもの)20部、構造化カオリン
(実施例2と同じもの)20部、デラミネーテッドクレ
ー(実施例3と同じもの)20部、および軽質炭酸カル
シウム(実施例2と同じもの)40部とした以外は実施
例2と同様にして電気凝固用両面塗被紙を得た。
【0029】実施例7 実施例5において、塗被量を片面当たり乾燥重量で8g
/m2 となるようにした以外は実施例5と同様にして電
気凝固用両面塗被紙を得た。
【0030】実施例8 実施例5において、塗被量を片面当たり乾燥重量で23
g/m2 となるようにした以外は実施例5と同様にして
電気凝固用両面塗被紙を得た。
【0031】比較例1 実施例2において、顔料成分を焼成クレー(実施例1と
同じもの)15部、カオリン(商品名:UW−90/エ
ンゲルハード社)65部、軽質炭酸カルシウム(実施例
2と同じもの)20部に変更した以外は実施例2と同様
にして電気凝固用両面塗被紙を得た。
【0032】比較例2 実施例2において、顔料成分を構造化カオリン(実施例
2と同じもの)75部、および重質炭酸カルシウム(実
施例1と同じもの)25部に変更した以外は実施例2と
同様にして電気凝固用両面塗被紙を得た。
【0033】比較例3 実施例2において、顔料成分をデラミネーテッドクレー
(実施例3と同じもの)40部、カオリン(比較例1と
同じもの)40部、および軽質炭酸カルシウム(実施例
2と同じもの)20部とし、かつ塗被量を片面当たり乾
燥重量で3g/m2 に変更した以外は実施例2と同様に
して電気凝固用両面塗被紙を得た。
【0034】比較例4 比較例3において、塗被量を片面当たり乾燥重量で32
g/m2 となるようにした以外は比較例3と同様にして
電気凝固用両面塗被紙を得た。
【0035】比較例5 実施例2の塗料調製において、顔料成分としてカオリン
(商品名:ラストラ/エンゲルハード社)35部、重質
炭酸カルシウム(商品名:ハイドロカーブ90/備北粉
化工業社)25部、重質炭酸カルシウム(商品名:ハイ
ドロカーブ60/備北粉化工業社)25部、および軽質
炭酸カルシウム(商品名:TP−121−MS/奥多摩
工業社)15部に変更し、かつ接着剤として酸化澱粉糊
液(商品名:エースA/王子コーンスターチ社)3部、
スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス(商品名:T
−2550K/JSR社)10部(各々、固形分換算)
とし、さらにスーパーキャレンダーの通紙条件を11ニ
ップとした以外は実施例2と同様にして電気凝固用両面
塗被紙を得た。
【0036】比較例6 〔下塗り用塗料の調製〕顔料として、カオリン(商品
名:HT/エンゲルハード社)10部、重質炭酸カルシ
ウム(商品名:ハイドロカーブ60/備北粉化工業社)
90部を使用し、分散剤として、顔料に対しポリアクリ
ル酸ソーダ0.2部を添加し、コーレス分散機を用いて
固形分濃度が72%の顔料スラリーを調製した。このス
ラリーに酸化澱粉糊液(商品名:エースA/王子コーン
スターチ社)10部、およびスチレン−ブタジエン共重
合体ラテックス(商品名:T−2550K/JSR社)
5部(各々、固形分換算)をそれぞれ添加し、さらに水
を加えて固形分濃度65%の塗料を調製した。
【0037】〔上塗り用塗料の調製〕顔料として、カオ
リン(商品名:UW−90/エンゲルハード社)40
部、軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−221−GS
/奥多摩工業社)20部、重質炭酸カルシウム(商品
名:FMT−90/ファイマテック社)40部を使用
し、分散剤として、顔料に対しポリアクリル酸ソーダ
0.2部を添加し、コーレス分散機を用いて固形分濃度
が66%の顔料スラリーを調製した。このスラリーに酸
化澱粉糊液(商品名:エースA/王子コーンスターチ
社)2.5部、およびスチレン−ブタジエン共重合体ラ
テックス(商品名:T−2550K/JSR社製)1
1.5部(各々、固形分換算)をそれぞれ添加し、さら
に水を加えて固形分濃度が60%の塗料を調製した。
【0038】〔下塗り原紙の調製〕実施例1で使用した
ものと同じ米坪54g/m2 の上質原紙上に、上記で得
た下塗り用塗料をブレードコーターを用いて、片面当た
り乾燥重量で6.5g/m 2 となるように原紙の両面に
塗被、乾燥して下塗り原紙を得た。
【0039】〔上塗り塗料の塗被〕かくして得られた下
塗り原紙に、上記で得た上塗り用塗料をブレードコータ
ーを用いて、片面当たり乾燥重量で8g/m2 となるよ
うに両面に塗被、乾燥して片面当たり2度塗りの両面塗
被紙を得た。次いで、この両面塗被紙を金属ロール表面
温度が150℃、4ニップのソフトキャレンダーに通紙
して電気凝固用両面塗被紙を得た。
【0040】比較例7 〔下塗り用塗料の調製〕顔料として、カオリン(商品
名:UW−90/エンゲルハード社)30部、重質炭酸
カルシウム(商品名:ハイドロカーブ90/備北粉化工
業社)70部を使用し、分散剤として、顔料に対しポリ
アクリル酸ソーダ0.2部を添加し、コーレス分散機を
用いて固形分濃度が72%の顔料スラリーを調製した。
このスラリーに酸化澱粉糊液(商品名:エースA/王子
コーンスターチ社)8部、およびスチレン−ブタジエン
共重合体ラテックス(商品名:T−2550K/JSR
社)13部(各々、固形分換算)を添加し、さらに水を
加えて固形分濃度が65%の下塗り用塗料を調製した。
【0041】〔上塗り用塗料の調製〕顔料として、カオ
リン(商品名:UW−90/エンゲルハード社)55
部、重質炭酸カルシウム(商品名:FMT−90/ファ
イマテック社)10部、サチンホワイト(商品名:SW
−BL/白石工業社)20部、および有機顔料(商品
名:HP−1055/ローム&ハース社)15部を使用
し、分散剤として、顔料に対しポリアクリル酸ソーダ
0.2部を添加し、コーレス分散機を用いて固形分濃度
が66%の顔料スラリーを調製した。このスラリーに酸
化澱粉糊液(商品名:エースA/王子コーンスターチ
社)1部、およびPVA(商品名:PVA−105/ク
ラレ社)1部、およびスチレン−ブタジエン共重合体ラ
テックス(商品名:T−2550K/JSR社)17部
(各々、固形分換算)を添加し、さらに水を加えて固形
分濃度が60%の上塗り用塗料を調製した。
【0042】〔下塗り原紙の調製〕実施例1で使用した
ものと同じ米坪54g/m2 の上質原紙上に、前記の下
塗り用塗料をブレードコーターを用いて、片面当たり乾
燥重量で10g/m2 となるように両面塗被、乾燥して
下塗り原紙を得た。
【0043】〔上塗り塗料の塗被〕かくして得られた下
塗り原紙に、前記した上塗り用塗料をブレードコーター
を用いて、片面当たり乾燥重量で15g/m2 となるよ
うに両面塗被、乾燥して片面二度塗りの両面塗被紙を得
た。次いで、この両面塗被紙を金属ロールの表面温度が
80℃、11ニップのスーパーキャレンダーに通紙して
電気凝固印刷用両面塗被紙を得た。
【0044】上記のようにして得られた実施例および比
較例における両面塗被紙をJIS−P−8111に準拠
した条件で6時間調湿後、電気凝固印刷機において印
刷、評価した。さらに、両面塗被紙の品質を測定し、そ
の結果を表1にまとめて示した。なお、各評価試験と評
価基準は以下の通りである。
【0045】(塗被紙の細孔容積)水銀圧入法(測定
器:PMI 30000psi/PMI社)により両面
塗被紙の細孔径、容積を測定し、細孔径が0.01〜
0.4μmの範囲にある容積の合計を求めた。
【0046】(塗被紙の平滑度)加圧反射型平滑度計
(測定器:マイクロトポグラフ/東洋精機社)により、
加圧条件40kg/cm2 における平滑度を求めた。
【0047】(塗被紙の光沢度)JIS−P−8142
に基づいて測定した。
【0048】(印刷評価)ELCORSY社製電気凝固
印刷機を使用して単色印刷を施した時の低濃度領域と高
濃度領域の転写状態を目視で評価した。インクは水を媒
体とし、高分子樹脂と着色顔料を含むものを使用した。 〔低濃度領域転写性〕 ◎ :転写性良好で白抜けがなく、印字濃度も高く、か
つ吸収ムラもない ○ :転写性良好で吸収ムラがない △ :白抜けがあり、吸収ムラが認められる × :吸収ムラがあり、転写性不良
【0049】〔高濃度領域転写性〕 ◎ :印字濃度が高く、転写性良好 ○ :転写性は良好だが、印字濃度が若干低い △ :吸収ムラ、転写性不良が若干認められる × :吸収ムラがあり、転写性不良
【0050】
【表1】
【0051】
【発明の効果】表1より明らかなように、本発明の塗被
紙は、荷電状態でゲル化する特性をもつインキを用い、
電極を構成する金属シリンダー上でインキをゲル化させ
て画像を形成し、これを被記録体に転写させるエルコグ
ラフィ印刷方式に好適な被記録材であり、高画質な画像
を得ることのできる電気凝固印刷用塗被紙であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気凝固印刷方式の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1 : 金属製シリンダー 2 : クリーニング装置 3 : コンディショニング装置 4 : プリントヘッド 5 : インキ供給装置 6 : ワイパー 7 : プレスロール 8 : 被記録体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顔料と接着剤を主成分とする塗被層を設け
    てなる電気凝固印刷用塗被紙において、該塗被紙におけ
    る細孔径0.01〜0.40μmの範囲にある細孔容積
    が水銀圧入法で測定した値で0.10〜0.20cc/
    gであることを特徴とする電気凝固印刷用塗被紙。
  2. 【請求項2】前記塗被紙における加圧反射型平滑度(加
    圧条件:40kgf/cm2 )の値が1.0μm以下で
    ある請求項1に記載の電気凝固印刷用塗被紙。
  3. 【請求項3】塗被層中の顔料として、焼成クレー、構造
    化カオリンおよびデラミネーテッドクレーから選ばれる
    少なくとも1種の顔料が含有せしめられ、かつその配合
    量が塗被層の全顔料に対し、固形分対比で20〜70重
    量%である請求項1または2に記載の電気凝固印刷用塗
    被紙。
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