JP4561959B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
この種の画像形成装置において、感光体を駆動するモータに流れる電流を検知することによって感光体を駆動するモータのトルクを検知し、モータのトルクの変化によってブレードの交換時期を予測することは公知である(特許文献1)。
ブレードが像担持体に摺接する場合、モータに対してブレードによる負荷がかかる。現像剤が付着していない像担持体にブレードが摺接し、ブレードによる負荷がモータにかかる場合、検知装置によって検知されるモータの負荷電流値(像担持体を駆動する駆動トルクに対応)はAとなっている。一方、ブレードが像担持体に摺接せず、ブレードによる負荷がモータにかからない場合には、モータの負荷電流値はBとなっている。即ち、ブレードが像担持体に摺接すると、モータは、負荷電流値Cに対応する値の駆動トルクが増加する。
このように、上記従来例においては、ブレードの劣化によるトルクの変化を精度よく検知できないために、ブレードによる感光体のクリーニング状態を判定する精度を上げられないという問題があった。
図1において、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。
図1に示すように、画像形成装置10は、ユーザインターフェイス(UI)11、画像読取ユニット12、画像形成ユニット14、中間転写装置16、複数の記録媒体トレイ17、記録媒体搬送路18、定着器19及び制御部20を有する。この画像形成装置10は、画像読取装置12を用いたフルカラー複写機としての機能、及び、ファクシミリとしての機能を兼ね備えた複合機であってもよい。なお、本実施形態では、中間転写装置16を有する画像形成装置10を具体例として説明するが、これに限定されるものではなく、例えば、感光体から中間転写体を用いることなく記録媒体に画像を転写する画像形成装置であってもよい。
中間転写装置16は、例えば中間転写ベルトなどの中間転写体160を回転させ、4つの画像形成ユニット14Y、14M、14C、14Kは、制御部20から入力された画像データに基づいて各色の現像剤像を順次形成し、これら複数の現像剤像が互いに重ね合わせられるタイミングで中間転写体160に転写(一次転写)する。
UI11は、例えば画像形成枚数などの指示を作業者から受け入れると共に、後述する像担持体をクリーニングするブレードの交換時期などの画像形成装置10に関する情報を表示する。画像読取ユニット12は、原稿を載せるプラテンガラス122と、この原稿をプラテンガラス122上に押圧するプラテンカバー124と、プラテンガラス122上に載置された原稿の画像を読み取る画像読取装置130とを有する。
また、中間転写体160の二次転写位置下流には、ブレード161が設けられている。ブレード161は、制御部20の制御により所定のタイミングで中間転写体160に摺接し、中間転写体160が記録媒体に現像剤像を転写した後に、中間転写体160上に付着した残留現像剤及び放電生成物などを掻き取って廃現像剤ボックスに回収する。
また、記録媒体搬送路18上の二次転写位置には、バックアップロール168に中間転写体160を介して圧接する二次転写ロール185が配設されており、中間転写体160上に多重に転写された各色の現像剤像は、この二次転写ロール185による圧接力及び静電気力で記録媒体32a又は32b上に二次転写される。各色の現像剤像が転写された記録媒体32a又は32bは、2つの搬送ベルト186によって定着器19へと搬送される。
定着器19により定着処理(加熱及び加圧)が施された記録媒体32a又は32bは、定着器19の後段に設けられた排出経路187(搬送路)を通って、画像形成装置10の外部に排出され、排出トレイに積載される。また、排出経路187には、測色センサ189が設けられている。測色センサ189は、例えば、色彩計又は濃度計などであり、記録媒体32a又は32b上の画像を読み取り、この画像の特徴量を検知する。
画像形成ユニット14Yは、制御部20から入力された画像データに応じてレーザ光を走査する光走査装置140Yと、この光走査装置140Yにより走査されたレーザ光により静電潜像が形成される像形成装置150Yとを有する。
なお、制御部20のメモリ200(図1)は、負荷電流値C(図10)に対応する値の駆動トルクを、ブレード158Yが像担持体151Yに摺接することによる駆動トルクとして記憶するようにされているとより好ましい。
現像剤バンドは、例えば像担持体151Yの回転方向に対し、略直角方向に所定の幅で現像剤が付着されて形成される。即ち、現像剤バンドにより、像担持体151Y上のブレード158Yとの摺擦部に現像剤がある状態及びない状態がつくられ、検知装置156Yは、制御部20の制御により、像担持体151Y上に現像剤がある状態及びない状態の両方の状態におけるモータ152Yの負荷電流を検知することができる。また、現像剤バンドは、像担持体151Y上の略同じ位置に、所定の間隔で定期的に形成されるようになっている。よって、検知装置156Yは、像担持体151Yの回転にぶれが生じても、像担持体151Yの回転ぶれによる負荷電流値の変化を防止して、モータ152Yの負荷電流を検知することができる。
なお、像担持体151Y上のブレード158Yとの摺擦部に現像剤がある状態及びない状態の両方の状態に対し、モータ152Yの負荷電流を検知装置156Yが検知するために、像担持体151Yの略表面全体に現像剤を付着させてモータ152Yの負荷電流を検知した後に、像担持体151Y上の現像剤を除去してモータ152Yの負荷電流を検知するようにしてもよい。この場合には、それぞれの状態における像担持体151Yの回転方向1周分の負荷電流の平均値を負荷電流値としてもよい。
一方、像担持体151Yのクリーニング状況が悪化している状態では、像担持体151Y上のブレード158Yとの摺擦部に現像剤がある状態と、像担持体151Y上のブレード158Yとの摺擦部に現像剤がない状態との間に生じるトルク差Fが小さくなり、トルク差Fの累積値は、像担持体151Yのクリーニング状況が良好な状態に対して小さい。また、像担持体151Yのクリーニング状況がさらに悪化すると、像担持体151Y上のブレード158Yとの摺擦部に現像剤がない状態のモータ152Yの駆動トルクよりも、像担持体151Y上のブレード158Yとの摺擦部に現像剤がある状態のモータ152Yの駆動トルクが小さくなる。このように、像担持体151Yのクリーニング状況が悪化している状態において、像担持体151Y上のブレード158Yとの摺擦部に現像剤がある状態の駆動トルクが小さくなるのは、劣化したブレード158Yと像担持体151Yとの間を現像剤がすり抜け、このすり抜けた現像剤がコロの役目を果たすためと推定される。
そこで、像担持体151Yが回転した回数に対し、トルク差Fが減少する傾向を用いて、トルク差Fが0になる以前にブレード158Yの交換時期(寿命)を予測する。つまり、ブレード158Yが劣化して像担持体151Yをクリーニングできなくなる以前に、ブレード158Yが交換されることを防止する。
データ形成部42は、現在のトルク差Fをトルク差算出部40から受け入れ、像担持体151Yが回転した回数をカウンタ41から受入れて、現在のトルク差Fと像担持体151Yが回転した回数とを組合わせたデータを形成し、履歴データベース43に対して出力する。
表示処理部48は、判定部47から入力された判定結果により、トルク差Fが0以下になるまでに像担持体151Yが回転可能な回数が0の場合には、ブレード158Yの交換指示を示す信号をUI11に対して出力し、その他の場合には、ブレード158Yの交換時期(又はブレード158Yの寿命)を示す信号をUI11に対して出力する。
図8は、図7に示した交換時期予測プログラム4を用いて、画像形成装置10がブレード158Yの交換時期を予測する処理(S10)を示すフローチャートである。図9は、図7に示した交換時期予測プログラム4の処理(S20)を示すフローチャートである。
図8に示すように、ステップ100(S100)において、画像形成装置10は、制御部20の制御によって、図3に示した現像剤バンドを像担持体151Y上に形成し、S102の処理に進む。
また、画像形成装置10は、モータ152Yのトルク差Fの変化により、像担持体151Yをクリーニングする時期、又は、像担持体151Yの交換時期を予測するようにしてもよい。
12 画像読取ユニット
14 画像形成ユニット
140 光走査装置
150 像形成装置
151 像担持体
152 モータ
153 帯電装置
154 現像器
155 クリーニング装置
156 検知装置
157 現像ロール
158 ブレード
160 中間転写体
161 ブレード
164 ドライブロール
18 記録媒体搬送路
19 定着装置
20 制御部
200 メモリ
4 交換時期予測プログラム
40 トルク差算出部
41 カウンタ
42 データ形成部
43 履歴データベース
44 近似式算出部
46 交換時期算出部
47 判定部
48 表示処理部
Claims (2)
- 現像剤像を担持する像担持体と、
この像担持体を駆動する駆動手段と、
前記像担持体に担持された現像剤像が転写された後に、前記像担持体上に残留する現像剤をクリーニングするクリーニング手段と、
前記駆動手段が前記像担持体を駆動する駆動トルクを検知する検知手段と、
前記像担持体上の前記クリーニング手段に到達する現像剤有無時それぞれにおける前記検知手段により検知された駆動トルクの差の履歴を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記駆動トルクの差の履歴に基づいて、前記トルクの差の傾向を示す近似式を算出する算出手段と、
前記算出手段に算出された近似式に基づいて、前記クリーニング手段の交換時期を予測する予測手段と
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記駆動手段は、前記像担持体を回転させるモータと、このモータの回転速度を保持するように制御する回転速度制御手段とを有し、
前記検知手段は、前記モータの負荷電流、入力電圧及び消費電力のいずれかにより前記駆動手段の駆動トルクを検知することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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