JP4946061B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
ただし、実際の画像形成装置では、感光層が一律に摩耗していくとは限らない。すなわち、感光体ドラムの軸方向(主走査方向)の特定領域における摩耗量が他の領域よりも大きくなったり、あるいは、感光体ドラムの周方向(副走査方向)の特定領域における摩耗量が他の領域よりも大きくなったりする、所謂偏摩耗が生じることもある。このような偏摩耗が生じると、感光層の主走査方向あるいは副走査方向位置によって帯電性能にばらつきが出ることになり、結果として形成されるトナー像の濃度にむらが発生してしまう。
なお、このような偏摩耗の問題は、上述した感光体ドラムの感光層に限られるものではなく、例えば感光体ドラム上に形成された画像が最終的な記録材に転写される前に一時的に転写される中間転写体においても、同様に生じるものである。
また他の目的は、像担持体の表面層における偏摩耗の発生を抑制することにある。
さらに他の目的は、像担持体の表面層に偏摩耗が生じた場合であっても、形成される画像の面内むらを抑制することにある。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1に係る画像形成装置の概要を示す図である。この画像形成装置は、例えば電子写真方式にて各色成分トナー像が形成される複数(本実施の形態では四つ)の画像形成ユニット10(具体的には10Y(イエロー)、10M(マゼンタ)、10C(シアン)、10K(黒))を備える。また、この画像形成装置は、各画像形成ユニット10で形成された各色成分トナー像を順次転写(一次転写)保持させる中間転写ベルト20を具備する。ここで、各画像形成ユニット10は、中間転写ベルト20の回動方向上流側から、イエロー画像形成ユニット(イエローユニット)10Y、マゼンタ画像形成ユニット(マゼンタユニット)10M、シアン画像形成ユニット(シアンユニット)10C、および黒画像形成ユニット(黒ユニット)10Kの順に配置されている。さらに、この画像形成装置は、中間転写ベルト20に転写された重ね画像を用紙Pに一括転写(二次転写)させる二次転写装置30を備える。さらにまた、この画像形成装置は、二次転写された画像を用紙P上に定着させる定着装置50を有している。また、この画像形成装置の動作を制御する制御部100、および、ユーザからの指示を受け付け且つユーザに対するメッセージ等の表示を行うユーザインタフェース(UI)110が設けられている。
なお、感光体ドラム11には、感光体ドラム11の回転位置および回転数を検出するためのエンコーダ17が設けられる。
また、現像器14は、感光体ドラム11との対向部に開口が形成された現像ハウジング14a、現像ハウジング14aの開口に面して感光体ドラム11に対向配置される現像ロール14b、現像ハウジング14aの内部に設けられた一対のオーガ14cを備える。現像ロール14bは、回転可能に配設される現像スリーブおよびこの現像スリーブの内部に固定配設される磁石ロール(ともに図示せず)を備えている。また、一対のオーガ14cは、現像ハウジング14a内に存在する現像剤を攪拌搬送し、キャリアとトナーとを摩擦させることにより、トナーを所定の極性(本実施の形態では負極性)に帯電している。そして、現像ロール14b(実際には図示しない現像スリーブ)には、現像バイアスを印加するための現像電源62が接続されている。
さらにまた、ドラムクリーナ16は、感光体ドラム11との対向部に開口が形成されたクリーナハウジング16aと、このクリーナハウジング16aの開口に面して感光体ドラム11に接触配置される掻き取り部材としてのクリーニングブレード16bとを備える。ここで、クリーニングブレード16bは、感光体ドラム11の回転方向(矢印A方向)に対しカウンタ方向に取り付けられ、感光体ドラム11上の残留物を掻き取っている。
また、レーザドライバ79はSOSセンサ78に接続されており、SOSセンサ78において生成されたSOS信号が入力される。そして、レーザドライバ79は、SOSセンサ78からのSOS信号に基づいて、光源71の半導体レーザに対してレーザ駆動信号の出力を開始するタイミングを設定する。さらに、レーザドライバ79には、制御部100が接続されている。
また、中間転写ベルト20を挟んで駆動ロール21と対向する部位には、二次転写後の中間転写ベルト20上の残留物(トナー等)を除去するベルトクリーナ26が配設されている。このベルトクリーナ26は、中間転写ベルト20に当接配置されるクリーニングブレード26aを備えている。掻き取り部材としてのクリーニングブレード26aは、中間転写ベルト20の回動方向(矢印B方向)に対しカウンタ方向に取り付けられ、中間転写ベルト20上の残留物を掻き取っている。なお、黒ユニット10Kに隣接する位置には、中間転写ベルト20と対向するように、濃度センサ27が配置されている。この濃度センサ27は、中間転写ベルト20上に一次転写されたトナー像を読み取ることができる。
このようにして中間転写ベルト20に一次転写されたトナー像は中間転写ベルト20上で重ね合わされ、中間転写ベルト20の回動に伴って二次転写位置へと搬送される。一方、用紙Pは所定のタイミングで二次転写位置へと搬送され、バックアップロール24に対して二次転写ロール31が用紙Pをニップする。
そこで、本実施の形態では、まず、感光層11bにおける膜厚のむらの発生を抑制するための制御が行われる。また、感光層11bにおける膜厚むらに対応して面内むらを抑制するための制御が行われる。以下、これらの制御について詳細に説明する。
制御部100には、各画像形成ユニット10(10Y、10M、10C、10K)の感光体ドラム11に設けられた各エンコーダ17(17Y、17M、17C、17K)にて検出されたカウント情報(回転数)が入力される。また、制御部100には、IPS55から画像信号も入力される。
一方、制御部100は、各画像形成ユニット10(10Y、10M、10C、10K)の露光器13に設けられた各レーザドライバ79(79Y、79M、79C、79K)に制御信号を出力する。また、制御部100は、UI110にも制御信号を出力する。
イメージカウント部102は、IPS55から入力されてくるYMCK各色の画像信号を、各色について主走査方向1ライン毎に分け、主走査方向1ラインの1画素毎にそのイメージカウント(印字画像データ量)を算出する。
トナー累積部としてのイメージカウント累積部103は、イメージカウント部102から入力される主走査方向1ライン分のイメージカウントを、累積イメージカウント格納部104から読み出した累積イメージカウントに加算する。ここで、累積イメージカウントは、過去に各感光体ドラム11上に形成された画像データ量すなわちイメージカウントを、主走査方向1画素毎に累積したものである。そして、イメージカウント累積部103は、算出した新たな累積イメージカウントを、累積イメージカウント格納部104に格納する。
内容決定部としてのトナーバンド内容決定部106は、膜厚分布予測部105から入力されてくる膜厚分布予測結果に基づき、各画像形成ユニット10(10Y、10M、10C、10K)の感光体ドラム11に作成すべきトナーバンドの内容を決定する。なお、ここで決定されるトナーバンドは、用紙Pに転写するものではなく、ドラムクリーナ16(クリーニングブレード16b)あるいはベルトクリーナ26(クリーニングブレード26a)へと供給するものである。
寿命判断部108は、膜厚分布予測部105から入力されてくる膜厚分布予測結果に基づき、各画像形成ユニット10(10Y、10M、10C、10K)の感光体ドラム11の感光層11bの膜厚が規定の厚さよりも薄くなったか否かを判断する。すなわち、寿命判断部108は、感光体ドラム11が寿命に到達したか否かを判断する。そして、寿命判断部108は、いずれかの感光体ドラム11が寿命に到達したと判断した場合に、UI110に寿命が到達した旨(感光体ドラム11の交換を促す旨)のメッセージを表示させる。
減少係数取得部111は、回転数カウンタ101から入力されてくるYMCK各色の感光体ドラム11(図2参照)の累積回転数に基づき、各感光体ドラム11における感光層11bの膜厚の減少係数を取得する。減少係数取得部111には、予め実験等によって求められた感光体ドラム11の累積回転数と感光層11bの膜厚の減少量との関係がテーブルとして格納されている。本実施の形態では、例えば感光体ドラム11の累積回転数が50万回のときに、感光層11bの厚みが10〜15μm程度減少する(ただし、平均エリアカバレッジが5%の場合)。すなわち、減少係数取得部111は、感光層11bが経時的に一律に減少していくのに対応した係数を求めている。
膜厚分布決定部113は、減少係数取得部111から入力されてくる各色の感光体ドラム11に対応する減少係数と、イメージカウント累積部103から入力されてくる各色の累積イメージカウントとに基づいて、各感光体ドラム11の感光層11bにおける主走査方向の膜厚分布を決定する。また、膜厚分布決定部113は、イメージカウント累積部103より入力され、イメージカウント合算部112にて合算された全色の累積イメージカウントに基づいて中間転写ベルト20における主走査方向の膜厚分布を決定する。
画像形成動作が開始されると、イメージカウント累積部103は、まず、累積イメージカウント格納部104に格納される主走査方向1ライン分の累積イメージカウントを読み出す(ステップ101)。次いで、IPS55より入力された画像信号がイメージカウント部102において主走査方向1ライン毎に分けられ、主走査方向1ライン分のイメージカウントとしてイメージカウント累積部103に入力される(ステップ102)。そして、イメージカウント累積部103は、累積イメージカウントに対し、主走査方向1画素毎に新たなイメージカウントを加算し(ステップ103)、得られた主走査方向1ライン分の新たな累積イメージカウントを、累積イメージカウント格納部104に格納させ、且つ、膜厚分布予測部105に出力する(ステップ104)。
画像形成動作が開始されると、イメージカウント累積部103は、まず、累積イメージカウント格納部104に格納される主走査方向1ライン分の累積イメージカウントを読み出す(ステップ201)。次いで、IPS55より入力された画像信号がイメージカウント部102において主走査方向1ライン毎に分けられ、主走査方向1ライン分のイメージカウントとしてイメージカウント累積部103に入力される(ステップ202)。そして、イメージカウント累積部103は、累積イメージカウントに対し、主走査方向1画素毎に新たなイメージカウントを加算し(ステップ203)、得られた主走査方向1ライン分の新たな累積イメージカウントを、累積イメージカウント格納部104に格納させ、且つ、膜厚分布予測部105に出力する(ステップ204)。
画像形成動作が開始されると、イメージカウント累積部103は、まず、累積イメージカウント格納部104に格納される主走査方向1ライン分の累積イメージカウントを読み出す(ステップ301)。次いで、IPS55より入力された画像信号がイメージカウント部102において主走査方向1ライン毎に分けられ、主走査方向1ライン分のイメージカウントとしてイメージカウント累積部103に入力される(ステップ302)。そして、イメージカウント累積部103は、累積イメージカウントに対し、主走査方向1画素毎に新たなイメージカウントを加算し(ステップ303)、得られた主走査方向1ライン分の新たな累積イメージカウントを、累積イメージカウント格納部104に格納させ、且つ、膜厚分布予測部105に出力する(ステップ304)。
画像形成動作が開始されると、イメージカウント累積部103は、まず、累積イメージカウント格納部104に格納される主走査方向1ライン分の累積イメージカウントを読み出す(ステップ401)。次いで、IPS55より入力された画像信号がイメージカウント部102において主走査方向1ライン毎に分けられ、主走査方向1ライン分のイメージカウントとしてイメージカウント累積部103に入力される(ステップ402)。そして、イメージカウント累積部103は、累積イメージカウントに対し、主走査方向1画素毎に新たなイメージカウントを加算し(ステップ403)、得られた主走査方向1ライン分の新たな累積イメージカウントを、累積イメージカウント格納部104に格納させ、且つ、膜厚分布予測部105に出力する(ステップ404)。
本実施の形態は、実施の形態1とほぼ同様であるが、実施の形態1では感光層11bの主走査方向の膜厚むらによる帯電むらおよびこれに伴う面内むらを抑制していたのに対し、本実施の形態では、主走査方向に加えて副走査方向の膜厚むらによる面内むらも抑制するようにしたものである。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
画像形成動作が開始されると、イメージカウント累積部103は、まず、累積イメージカウント格納部104に格納される累積イメージカウントを読み出す(ステップ501)。ここで、累積イメージカウント格納部104には、後述するように、図13(a)に示す領域毎に演算された累積イメージカウントが格納されている。次いで、IPS55より入力された画像信号がイメージカウント部102において主走査方向1ライン毎に分けられ、主走査方向1ライン分のイメージカウントとしてイメージカウント累積部103に入力される(ステップ502)。そして、イメージカウント累積部103は、各感光体ドラム11に設けられたエンコーダ17(17Y、17M、17C、17K)から入力されてくる感光体ドラム11の回転位置情報に基づいて、この主走査方向1ライン分のイメージカウントが感光体ドラム11上のどの副走査方向エリア(S0〜S14のいずれか)に書き込まれるものであるかを判定する(ステップ503)。そして、この判定結果に基づき、対象となる副走査方向エリアの累積イメージカウントであって、対応する主走査方向エリア(M0〜M5のいずれか)に、主走査方向1ドット毎にイメージカウントを加算する(ステップ504)。次に、感光体ドラム11の1周分について累積イメージカウントの演算が終了したか否かを判断し(ステップ505)、終了していない場合にはステップ502に戻ってさらにイメージカウントの加算、累積を続行する。一方、感光体ドラム11の1周分について累積イメージカウントの演算が終了している場合には、得られた感光体ドラム11の1周分の新たな累積イメージカウントを、累積イメージカウント格納部104に格納させ、且つ、膜厚分布予測部105に出力する(ステップ506)。
このため、本実施の形態では、主走査方向だけでなく副走査方向についても領域分けを行い、各領域の予測膜厚に対応してそれぞれ異なる光量補正データを設定している。具体的には、累積イメージカウントが高い領域(感光層11bの摩耗が少なく、帯電性能の劣化の程度が低いと予測される領域)については光量補正データを低く設定し、累積イメージカウントが低い領域(感光層11bの摩耗が多く、帯電性能の劣化の程度が高いと予測される領域)については光量補正データが高く設定している。すなわち、感光層11bの主走査方向および副走査方向の各領域において、膜厚が薄くなっていると判断される領域に対しては露光器13によるレーザ光Bmの露光量を下げ、一方、膜厚がそれほど薄くなっていないと判断される領域に対しては露光器13によるレーザ光Bmの露光量をほとんど下げないように光量補正データを設定する。つまり、感光層11bの主走査方向および副走査方向位置(膜厚)に応じた光量補正データを設定することにより、感光層11bの膜厚によらずコントラスト電位をほぼ一定にできることから、主走査方向の面内むらの発生を抑制することが可能になる。
Claims (9)
- 表面層を具備し回動可能に配設される像担持体と、
前記像担持体の前記表面層に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部により前記像担持体に形成される画像データ量を取得する取得部と、
前記表面層を主走査方向に分割して得られる帯状の領域毎に、前記取得部にて取得された前記画像データ量の累積値を演算し、当該累積値に基づいて当該領域毎の当該表面層の厚さを予測する予測部とを含む画像形成装置。 - 表面層を具備し回動可能に配設される像担持体と、
前記像担持体の前記表面層に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部により前記像担持体に形成される画像データ量を取得する取得部と、
前記表面層を主走査方向および副走査方向に分割して得られるマトリックス状の領域毎に、前記取得部にて取得された前記画像データ量の累積値を演算し、当該累積値に基づいて当該領域毎の当該表面層の厚さを予測する予測部とを含む画像形成装置。 - 前記予測部による前記領域毎の前記表面層の厚さの予測結果のうち、少なくとも1つの領域における当該表面層の厚さが、予め設定された許容値を下回っているか否かを判断する判断部をさらに含むことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
- 前記像担持体の前記表面層に接触して配置され、当該表面層に付着する異物を掻き取る掻き取り部材と、
前記予測部による前記領域毎の前記表面層の厚さの予測結果に基づき、前記像担持体に形成し且つ当該像担持体を介して前記掻き取り部材に供給する画像の主走査方向の濃度分布を決定する決定部と
をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置。 - 感光層を具備し回動可能に配設される感光体と、
前記感光体を所定の電位に帯電する帯電部と、
前記帯電部により帯電された前記感光体を選択的に露光して静電潜像を形成する露光部と、
前記露光部により前記感光体に形成された前記静電潜像をトナーで現像する現像部と、
前記現像部により前記感光体に現像されたトナーを記録材に転写する転写部と、
前記転写部による転写後に前記感光層に残留するトナーを掻き取る掻き取り部材と、
前記感光体上に形成されるトナーの量を、前記感光層を主走査方向に分割して得られる帯状の領域毎に累積した累積値を演算するトナー累積部と、
前記トナー累積部にて演算された前記累積値から前記感光層の主走査方向の膜厚分布を予測する膜厚分布予測部とを含む画像形成装置。 - 感光層を具備し回動可能に配設される感光体と、
前記感光体を所定の電位に帯電する帯電部と、
前記帯電部により帯電された前記感光体を選択的に露光して静電潜像を形成する露光部と、
前記露光部により前記感光体に形成された前記静電潜像をトナーで現像する現像部と、
前記現像部により前記感光体に現像されたトナーを記録材に転写する転写部と、
前記転写部による転写後に前記感光層に残留するトナーを掻き取る掻き取り部材と、
前記感光体上に形成されるトナーの量を、前記感光層を主走査方向および副走査方向に分割して得られるマトリックス状の領域毎に累積した累積値を演算するトナー累積部と、
前記トナー累積部にて演算された前記累積値から前記感光層の主走査方向および副走査方向の膜厚分布を予測する膜厚分布予測部とを含む画像形成装置。 - 前記膜厚分布予測部による前記感光層の膜厚分布の予測結果に基づき、前記感光体の寿命を判断する寿命判断部をさらに含むことを特徴とする請求項5または6記載の画像形成装置。
- 前記膜厚分布予測部による前記感光層の膜厚分布の予測結果に基づき、前記感光層上での位置に応じて前記露光部による露光量を補正する補正部をさらに含むことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項記載の画像形成装置。
- 前記膜厚分布予測部による前記感光層の膜厚分布の予測結果に基づき、前記帯電部、前記露光部および前記現像部によって前記感光体に形成し、当該感光体を介して前記掻き取り部材に供給するトナーバンドの、主走査方向の濃度分布を決定する決定部をさらに含むことを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項記載の画像形成装置。
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