JP2005208207A - 画像形成装置並びに画像形成装置のクリーニング状態測定方法及びクリーニング方法。 - Google Patents

画像形成装置並びに画像形成装置のクリーニング状態測定方法及びクリーニング方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】 像担持体をクリーニングするブレードの挙動の安定性を精度よく判定する。
【解決手段】 像担持体をクリーニングするブレードの挙動が安定している状態では、帯電装置による像担持体の帯電条件が異なっても、モータの駆動トルクの累積値は略同じ値となっており、像担持体の回転回数に対して略比例している。ブレードの挙動が安定している状態の実験結果では、SN比が8.83dBとなっている。一方、ブレードの挙動が不安定な状態では、駆動トルクの累積値は絶対値が小さくなっている。また、ブレードの挙動が不安定な状態では、帯電装置による像担持体の帯電条件が異なると、モータの駆動トルクの累積値が異なる値になり、像担持体の回転回数に対して比例しなくなる。また、ブレードの挙動が不安定な状態の実験結果では、SN比が−9.36dBとなっている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、プリンタ、複写機又はファクシミリ等の画像形成装置並びに画像形成装置のクリーニング状態測定方法及びクリーニング方法に関するものである。
画像形成装置として、現像剤像を担持する感光体と、この感光体に圧接することによって感光体をクリーニングするブレードとを有するものが知られている。
この種の画像形成装置において、感光体を駆動するモータのトルクが所定の値に達したか否かを検知することにより、感光体の表面に付着した硝酸塩の存在を検知し、現像剤をブレードに供給して感光体の表面に付着した硝酸塩をクリーニングすることは公知である(特許文献1)。
特開2000−47545号公報
しかしながら、上記従来例においては、感光体を駆動するモータのトルクが環境の変化、又は感光体に摺接するシール部材の劣化などによって変化し、感光体の表面に硝酸塩が付着したことによるモータのトルクの変化を検知できないことがある。即ち、感光体の表面に硝酸塩が付着したことによるトルクの変化を精度よく検知できないために、めくれ又はびびりなどの不安定な挙動がブレードに生じたことを判定できないという問題があった。
そこで、本発明は、像担持体をクリーニングするブレードの挙動の安定性を判定することができる画像形成装置並びに画像形成装置のクリーニング状態測定方法及びクリーニング方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴とするところは、現像剤像を担持する像担持体と、この像担持体を駆動する駆動手段と、前記像担持体をクリーニングするブレードと、前記駆動手段が前記像担持体を駆動する駆動トルクを検知する検知手段と、前記ブレードの挙動を変化させる少なくとも1つの制御手段を変化させた場合の前記検知手段による駆動トルクの安定性を判定する判定手段とを有する画像形成装置にある。したがって、ブレードの挙動を変化させる制御手段の変化に伴う像担持体の駆動トルクの変化を検知することができ、環境などにより変化する駆動トルクの絶対値によらず、駆動トルクの安定性を判定することができる。よって、ブレードの挙動を変化させる制御手段の変化に対する駆動トルクの安定性から、像担持体をクリーニングするブレードの挙動の安定性を判定することができる。
好適には、前記判定手段は、駆動トルクのいわゆる品質工学で安定性の測定に用いられるSN比(*)に基づいて安定性を判定する。即ち、駆動トルクの安定性を数値化して判定することができる。
*:参考文献 田口玄一 品質工学講座1 開発・設計段階の品質工学、日本規格協会
また、好適には、前記像担持体に対し、放電を伴う電圧を印加する電圧印加手段を有し、少なくとも1つの制御手段は、前記電圧印加手段の電圧である。即ち、電圧印加手段により電圧が印加されると放電が生じるので、像担持体に放電生成物を堆積させることができ、ブレードの挙動を変化させることができる。もちろん、電圧印加手段に用いる電源が定電流電源である場合は制御手段が電流であってもなんら効果はかわらない。
また、好適には、前記像担持体に対し、放電を伴う電圧を印加する電圧印加手段を有し、少なくとも1つの制御手段は、前記電圧印加手段により電圧を印加した状態にある前記像担持体の回転時間である。即ち、電圧印加手段により電圧を印加した状態には放電が生じているので、検知手段は、回転時間に対する駆動トルクの安定性を判定することができる。
また、好適には、前記像担持体が記録媒体に転写される現像剤像を担持する場合に、前記電圧印加手段は、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記像担持体に印加する電圧を調整する。したがって、ブレードが劣化して駆動手段の駆動トルクが不安定な場合には、電圧印加手段は、像担持体に印加する電圧を下げることにより、像担持体に放電生成物が堆積することを低減することができるので、ブレードの劣化の進行を抑えることができ、ブレードの寿命を延ばすことができる。
また、好適には、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記像担持体に現像剤を供給する現像剤供給手段をさらに有し、前記ブレードは、前記現像剤供給手段から供給された現像剤により、前記像担持体をクリーニングする。したがって、ブレードは、像担持体に放電生成物が堆積していても、現像剤と共に掻き落すことができる。
また、好適には、前記現像剤供給手段は、現像剤像を形成するトナー粒子と、前記像担持体を研摩する研摩粒子とを少なくとも含有する現像剤を供給する。したがって、ブレードは、像担持体に放電生成物が堆積していても、現像剤と共に放電生成物を効率よく掻き落すことができる。
また、好適には、前記判定手段の判定結果の変化に基づいて、前記ブレード及び前記像担持体の少なくともいずれかの寿命を予測する寿命予測手段をさらに有する。したがって、ブレード及び像担持体の少なくともいずれかの寿命を予測することができるので、不要な交換を防ぐことができる。
また、好適には、前記判定手段は、前記像担持体が1回転以上する間の駆動トルクの平均値の変化に基づいて、安定性を判定する。したがって、検知手段は、像担持体の回転にぶれが生じても、像担持体の回転ぶれによる駆動トルクの誤検知を防止することができ、判定手段は、駆動トルクの安定性を正確に判定することができる。
また、好適には、前記検知手段は、前記駆動手段の負荷電流、入力電圧及び消費電力のいずれかにより駆動トルクを検知する。したがって、像担持体の駆動トルクを検知するために、専用のトルクセンサを設ける必要がなく、検知手段の構成を簡易にすることができる。
また、本発明の第2の特徴とするところは、像担持体をクリーニングするブレードの挙動を変化させる少なくとも1つの制御手段を変化させ、前記像担持体を駆動する駆動トルクの変化を検知し、この駆動トルクの安定性を判定する画像形成装置のクリーニング状態測定方法にある。
また、本発明の第3の特徴とするところは、像担持体をクリーニングするブレードの挙動を変化させる少なくとも1つの制御手段を変化させ、前記像担持体を駆動する駆動トルクの変化を検知し、この駆動トルクの安定性を判定し、判定された駆動トルクの安定性が低い場合に現像剤をブレードに供給する画像形成装置のクリーニング方法にある。
本発明によれば、像担持体をクリーニングするブレードの挙動の安定性を判定することができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。
図1に示すように、画像形成装置10は、ユーザインターフェイス(UI)11、画像読取ユニット12、画像形成ユニット14、中間転写装置16、複数の記録媒体トレイ17、記録媒体搬送路18、定着器19及び制御部20を有する。また、図示しない通信用インターフェイスを介し、外部のパーソナルコンピュータなどからも操作されるようにされている。この画像形成装置10は、画像読取装置12を用いたフルカラー複写機としての機能、及び、ファクシミリとしての機能を兼ね備えた複合機であってもよい。なお、本実施形態では、中間転写装置16を有する画像形成装置10を具体例として説明するが、これに限定されるものではなく、例えば、感光体から中間転写体を用いることなく記録媒体に画像を転写する画像形成装置であってもよい。
画像形成装置10は、上部にUI11及び画像読取装置12が配設され、UI11の下方に制御部20が配置されている。UI11は、例えばタッチパネルなどからなり、作業者から画像形成装置10に対する指示を受入れると共に、画像形成装置10に関する情報を表示する。画像読取装置12は、原稿に表示された画像を読み取って、画像データを制御部20に対して出力する。制御部20は、CPU200と、画像形成装置10を動作させるプログラム、及びデータなどを記憶するメモリ202とを有し、画像読取装置12から入力された画像データを取得し、この画像データに対して階調補正及び解像度補正などの画像処理を施し、画像形成ユニット14に対して出力する。また、制御部20は、画像形成装置10を構成する各部を制御する。
画像読取装置12の下方には、複数の画像形成ユニット14が配設されている。本例では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応して第1の画像形成ユニット14Y、第2の画像形成ユニット14M、第3の画像形成ユニット14C及び第4の画像形成ユニット14Kが、中間転写装置16に沿って一定の間隔を空けてほぼ水平に配列されている。
中間転写装置16は、例えば中間転写ベルトなどの中間転写体160を回転させ、4つの画像形成ユニット14Y、14M、14C、14Kは、制御部20から入力された画像データに基づいて各色の現像剤像を順次形成し、これら複数の現像剤像が互いに重ね合わせられるタイミングで中間転写体160に転写(一次転写)する。
記録媒体搬送路18は、中間転写装置16の下方に配設されている。第1の記録媒体トレイ17a又は第2の記録媒体トレイ17bから供給された記録媒体32a又は32bは、この記録媒体搬送路18に沿って搬送され、上記中間転写体160上に多重に転写された各色の現像剤像が一括して転写(二次転写)され、転写された現像剤像が定着器37によって定着され、外部に排出される。
次に、画像形成装置10の各構成についてより詳細に説明する。
UI11は、例えば画像形成枚数などの指示を作業者から受け入れると共に、後述する像担持体をクリーニングするブレードの寿命などの画像形成装置10に関する情報を表示する。画像読取ユニット12は、原稿を載せるプラテンガラス122と、この原稿をプラテンガラス122上に押圧するプラテンカバー124と、プラテンガラス122上に載置された原稿の画像を読み取る画像読取装置130とを有する。
制御部20は、上述したように画像形成装置10を構成する各部を制御し、画像読取ユニット12により読み取られた画像データに対して所定の画像処理を施すとともに、例えば各画像形成ユニット14Y、14M、14C、14K及び中間転写装置16のクリーニング状況を管理する。例えば制御部20は、画像形成ユニット14の後述するブレード158及び中間転写装置16のブレード161の挙動の安定性を判定し、寿命などを予測して、UI11に予測結果を表示する。また、制御部20のメモリ202は、後述する検知装置156から入力される負荷電流値などを含むデータ、及び、各画像形成ユニット14Y、14M、14C、14K及び中間転写装置16のメンテナンス時期又は寿命などを予測する予測プログラムを含むプログラムを記憶する。
中間転写装置16は、ドライブロール164、第1のアイドルロール165、ステアリングロール166、第2のアイドルロール167、バックアップロール168、及び第3のアイドルロール169の間に一定のテンションで掛け回された中間転写体160を有し、駆動モータ(図示せず)によってドライブロール164が回転駆動されることにより、所定の速度でこの中間転写体160を循環駆動する。中間転写体160は、例えば、可撓性を有するポリイミド等の合成樹脂フィルムを帯状に形成し、この帯状に形成された合成樹脂フィルムの両端を溶着等によって接続することにより無端ベルト状に形成されたものである。また、中間転写装置16は、各画像形成ユニット14Y、14M、14C、14Kに対向する位置にそれぞれ第1の一次転写ロール162Y、第2の一次転写ロール162M、第3の一次転写ロール162C及び第4の一次転写ロール162Kを有し、像担持体152Y、152M、152C、152K上に形成された各色の現像剤像を、これらの一次転写ロール162により中間転写体160上に多重転写する。
また、中間転写体160の二次転写位置下流には、ブレード161が設けられている。ブレード161は、制御部20の制御により所定のタイミングで中間転写体160に摺接し、中間転写体160が記録媒体に現像剤像を転写した後などに、中間転写体160上に付着した残留現像剤及び放電生成物などを掻き取って廃現像剤ボックスに回収する。
記録媒体搬送路18には、第1の記録媒体トレイ17a又は第2の記録媒体トレイ17bから第1の記録媒体32a又は第2の記録媒体32bを取り出す第1の供給ロール181a及び第2の供給ロール181bと、記録媒体搬送用のロール対182と、記録媒体32a及び32bを所定のタイミングで二次転写位置に搬送するレジストロール183とが配設される。
また、記録媒体搬送路18上の二次転写位置には、バックアップロール168に中間転写体160を介して圧接する二次転写ロール185が配設されており、中間転写体160上に多重に転写された各色の現像剤像は、この二次転写ロール185による圧接力及び静電気力で記録媒体32a又は32b上に二次転写される。各色の現像剤像が転写された記録媒体32a又は32bは、2つの搬送ベルト186によって定着器19へと搬送される。
定着器19は、上記各色の現像剤像が転写された記録媒体32a又は32bに対して加熱処理及び加圧処理を施すことにより、現像剤を記録媒体32a又は32bに溶融固着させる。
定着器19により定着処理(加熱及び加圧)が施された記録媒体32a又は32bは、定着器19の後段に設けられた排出経路187(搬送路)を通って、画像形成装置10の外部に排出され、排出トレイに積載される。また、排出経路187には、測色センサ189が設けられている。測色センサ189は、例えば、色彩計又は濃度計などであり、記録媒体32a又は32b上の画像を読み取り、この画像の特徴量を検知する。
第1の画像形成ユニット14Y、第2の画像形成ユニット14M、第3の画像形成ユニット14C及び第4の画像形成ユニット14Kは、ほぼ水平方向に一定の間隔をおいて配置され、形成する画像の色が異なる他は、ほぼ同様に構成されている。そこで、以下、第1の画像形成ユニット14Yについて説明する。なお、各画像形成ユニット14のいずれかを特定する場合には、Y、M、C又はKを付すことにより区別する。
図2において、画像形成ユニット14Yの詳細が示されている。
画像形成ユニット14Yは、制御部20から入力された画像データに応じてレーザ光を走査する光走査装置140Yと、この光走査装置140Yにより走査されたレーザ光により静電潜像が形成される像形成装置150Yとを有する。
光走査装置140Yは、半導体レーザ142Yをイエロー(Y)の画像データに応じて変調して、この半導体レーザ142Yからレーザ光LB(Y)を画像データに応じて出射する。この半導体レーザ142Yから出射されたレーザ光LB(Y)は、第1の反射ミラー143Y及び第2の反射ミラー144Yを介して回転多面鏡146Yに照射され、この回転多面鏡146Yによって偏向走査され、第2の反射ミラー144Y、第3の反射ミラー148Y及び第4の反射ミラー149Yを介して、像形成装置150Yの後述する像担持体152Y上に照射される。
像形成装置150Yは、像担持体151Y、モータ152Y、帯電装置153Y、現像器154Y、クリーニング装置155Y及び検知装置156Yを有する。像担持体151Yは、例えば感光体ドラムからなり、モータ152Yにより駆動されて回転する。モータ152Yは、例えば直流モータであり、制御部20の電流制御によって所定の回転速度で回転し、像担持体151Yを略一定の回転速度で回転させる。帯電装置153Yは、例えばスコロトロン(又は、電圧を印加した接触帯電装置)であり、制御部20の制御により像担持体151Yに対して電圧を印加し、放電を伴って像担持体151Yの表面を一様に帯電する。また、帯電装置153Yが像担持体151Yの表面を帯電する回数は、像担持体151Yの回転回数に略比例するようにされている。つまり、像担持体151Yの回転回数に対し、帯電装置153Yの累積放電電流量は略比例する。現像器154Yは、現像ロール157Yを有し、この現像ロール157Yが現像器154Y内の現像剤により像担持体151Yの表面に形成された静電潜像を現像する。現像器154Y内に収納されている現像剤は、例えばトナー粒子Tと、酸化セリウム(CeO)又は二酸化珪素(SiO)などの研摩粒子Pとを含有する。
クリーニング装置155Yは、例えば板状のブレード158Yを有し、このブレード158Yが制御部20の制御により所定のタイミングで像担持体151Yに摺接し、像担持体151Yに担持された現像剤像が中間転写体160に転写された後に、像担持体151Y上に付着した残留現像剤及び放電生成物などを掻き取って、クリーニング装置155Y内に回収する。また、現像剤に研摩粒子Pが含有されているので、ブレード158Yは、像担持体151Y上に付着した残留現像剤と共に、放電生成物などを効率よく掻き取ることができる。検知装置156Yは、例えば電流計であり、制御部20の制御により、像担持体151Yをクリーニングする場合、及び、ブレード158Yの像担持体151Yに対する挙動を検知する場合に、モータ152Yの負荷電流を所定の間隔で定期的に検知し、それぞれの負荷電流値を制御部20に対して出力する。例えば、検知装置156Yは、画像形成装置10に電源を入れた場合、又は、像担持体151Yが所定回数の回転をした場合に、像担持体151Y上に現像剤がない状態でモータ152Yの負荷電流を検知する。
検知装置156Yが検知する負荷電流は、モータ152Yが像担持体151Yを駆動する駆動トルクに略比例している。つまり、制御部20は、検知装置156Yが検知した負荷電流値を受入れて、所定の係数演算を行い、モータ152Yが像担持体151Yを駆動する駆動トルクを検知するようにされている。ブレード158Yに例えば劣化などが生じると、ブレード158Yが像担持体151Yに対して圧接する圧力が変化し、モータ152Yが像担持体151Yを駆動する駆動トルクが変化する。また、像担持体151Yの表面に例えば放電生成物が堆積した場合にも、ブレード158Yと像担持体151Yとの間の摩擦係数が変化するので、モータ152Yが像担持体151Yを駆動する駆動トルクが変化する。よって、例えばブレード158Yが像担持体151Yとの摩擦により劣化した場合、又は、像担持体151Yの表面に放電生成物が堆積した場合などには、検知装置156Yは、モータ152Yの負荷電流を検知することにより、ブレード158Yの像担持体151Yに対する挙動が変化したものとして検知する。
このように、像担持体151Yは、モータ152Yにより略一定の回転速度で回転し、帯電装置153Yにより一様に帯電され、光走査装置140Yにより照射されたレーザ光LB(Y)により静電潜像を形成される。像担持体151Yに形成された静電潜像は、現像器154Yによりイエロー(Y)の現像剤で現像され、中間転写装置16に転写される。検知装置156Yが所定の間隔で像担持体151Y上に現像剤がない状態に対してモータ152Yの負荷電流を検知することにより、制御部20は、モータ152Yが像担持体151Yを駆動する駆動トルクを検知し、ブレード158Yの寿命を後述する寿命予測プログラム4を用いて予測する。
他の画像形成ユニット14M、14C及び14Kも、上記画像形成ユニット14Yと同様に、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の現像剤像を形成し、形成された各色の現像剤像を中間転写装置16に転写する。また、画像形成ユニット14M、14C及び14Kは、所定の間隔でそれぞれの像担持体上に現像剤がない状態におけるモータの負荷電流を検知装置によって検知し、負荷電流値を制御部20に対して出力する。制御部20は、画像形成ユニット14Y、14M、14C及び14Kそれぞれの像担持体を駆動する駆動トルクを像担持体上に現像剤がない状態で検知し、ブレード158Yの寿命を予測する。
次に、モータ152Yが像担持体151Yを駆動する駆動トルクについて詳述する。
帯電装置153Yが放電を伴う電圧を像担持体151Yに対して印加すると、オゾン(O)が発生し、このオゾンが空気中の窒素(N)及び水分(HO)などと反応して、像担持体151Yの表面に硝酸塩などの放電生成物が堆積する。放電生成物が像担持体151Y表面に堆積すると、放電生成物の堆積量に応じて、ブレード158Yが像担持体151Yに圧接することによるモータ152Yへの駆動負荷が変化する。つまり、像担持体151Yに圧接したブレード158Yの像担持体151Yに対する挙動に伴って、モータ152Yが像担持体151Yを駆動する駆動トルクが変化するので、検知装置156Yは、モータ152Yの駆動トルクを検知することにより、ブレード158Yの像担持体151Yに対する挙動を検知することができる。
また、放電によって発生するオゾンの空気中の濃度が放電電圧(印加電圧:制御手段)の値に略比例するので、制御部20によって複数の印加電圧値(水準)が設定されると、印加電圧値に応じた量の放電生成物がそれぞれ像担持体151Yの表面に堆積する。即ち、制御部20によって複数の異なる印加電圧値を設定することにより、像担持体151Y表面に堆積する放電生成物の量を変化させることができる。
よって、像担持体151Y表面に堆積する放電生成物の量を変化させて、検知装置156Yがモータ152Yの駆動トルクを検知することにより、複数の異なる印加電圧値に応じてブレード158Yの像担持体151Yに対する挙動が検知される。また、例えばブレード158Yに劣化などが生じると、ブレード158Yの像担持体151Yに対する挙動が変化し、このブレード158Yの挙動の変化に伴って、モータ152Yが像担持体151Yを駆動する駆動トルクが変化する。
そして、制御部20が複数の異なる印加電圧値によって変化するモータ152Yの駆動トルクのSN比を算出し、ブレード158Yの挙動がモータ152Yの駆動トルクのSN比によって示されるようになっている。即ち、ブレード158Yに劣化などが生じることにより、ブレード158Yの挙動が変化すると、モータ152Yの駆動トルクのSN比が変化する。
図3は、像担持体151Yの回転回数、及び帯電装置153Yの帯電条件(印加電圧値)を変化させた場合に、ブレード158Yが圧接している像担持体151Yを駆動するモータ152Yの駆動トルクの累積値を示す実験結果であって、(A)はブレード158Yの挙動が安定している状態を示し、(B)はブレード158Yの挙動が不安定な状態を示すグラフである。なお、像担持体151Yは例えば1秒間に1回転する。像担持体151Yが回転する間は、帯電装置153Yが像担持体151Yに対して電圧を印加し、放電が生じている。帯電装置153Yは、像担持体151Yの回転毎に像担持体151Yを帯電させてもよい。また、モータ152Yが像担持体151Yを駆動する駆動トルクは、ブレード158Yが像担持体151Yに圧接し、像担持体151Yに現像剤像が形成されていない状態で、駆動トルクに略比例する負荷電流値を検知装置156Yが検知することにより、制御部20が検知している。また、検知装置156Yは、像担持体151Yが1回転する間の負荷電流を検知し、制御部20は、像担持体151Yが1回転する間の負荷電流の平均値を駆動トルクの値に換算し、1秒ごとの駆動トルクの値を累積している。
ブレード158Yの挙動が安定している状態では、帯電装置153Yによる像担持体151Yの帯電条件(印加電圧値)が異なっても、モータ152Yの駆動トルクの累積値は略同じ値となっており、像担持体151Yの回転回数に対して略比例している。例えば、図3(A)に示したブレード158Yの挙動が安定している状態では、SN比が8.83dBとなっている。即ち、ブレード158Yには劣化などがなく、像担持体151Yに放電生成物などが付着しても、像担持体151Yが回転することによって放電生成物を掻き取ることができている。
一方、ブレード158Yの挙動が不安定な状態では、駆動トルクの累積値は、ブレード158Yの挙動が安定している状態に対し、絶対値が小さくなっている。また、ブレード158Yの挙動が不安定な状態では、帯電装置153Yによる像担持体151Yの帯電条件(印加電圧値)が異なると、モータ152Yの駆動トルクの累積値が異なる値になり、像担持体151Yの回転回数に対して比例しなくなる。また、図3(B)に示したブレード158Yの挙動が不安定な状態では、SN比が−9.36dBとなっており、ブレード158Yの挙動が安定している状態に対してSN比が大幅に小さくなっている。
このように、ブレード158Yが劣化などによって像担持体151Yに付着した放電生成物などを掻き取ることができなくなると、帯電装置153Yによる像担持体151Yの帯電条件を変えた場合に、モータ152Yの駆動トルクの累積値が異なる値になり、像担持体151Yの回転回数に対して比例しなくなることが実験により確認された。
よって、帯電装置153Yによる像担持体151Yの帯電条件、及び、帯電装置153Yの回転回数(回転時間)の少なくともいずれかに対するモータ152Yの駆動トルクのSN比に基づいて、モータ152Yの駆動トルクの安定性を判定することにより、像担持体151Yに対するブレード158Yの挙動の安定性を判定することができる。
図4は、画像形成装置10が継続的に使用された場合において、像担持体151Yの回転回数(帯電装置153Yの累積放電電流量)に対するモータ152Yの駆動トルクのSN比を示すグラフである。なお、帯電装置153Yの累積放電電流量は、像担持体151Yの回転回数に略比例する。また、モータ152Yの駆動トルクのSN比は、現像剤像が形成されていない像担持体151Yにブレード158Yが圧接している状態で、検知装置156Yを介して制御部20が検知している。
画像形成装置10の動作開始時(初期状態)において、ブレード158Yには劣化がなく、像担持体151Yに堆積する放電生成物が掻き取られるので、モータ152Yの駆動トルクのSN比は、正の値で安定している。像担持体151Yの回転回数が多くなると、ブレード158Yは、像担持体151Yに摺接することにより摩耗し、像担持体151Yのクリーニング状況が悪化してくる。また、像担持体151Yには、帯電装置153Yからの放電を伴う印加電圧により、表面に放電生成物が堆積し、モータ152Yの駆動トルクのSN比が小さくなる。
例えば、ブレード158Yの劣化又は放電生成物の堆積により、モータ152Yの駆動トルクのSN比が閾値Dになった場合がブレード158Yの交換時期である。つまり、現在のSN比の値に対し、SN比の値が閾値Dになるまでの像担持体151Yの回転可能な回数がブレード158Yの寿命である。
そこで、像担持体151Yが回転した回数に対し、モータ152Yの駆動トルクのSN比が減少する傾向を用いて、SN比が閾値Dになる以前にブレード158Yの交換時期(寿命)を予測する。また、モータ152Yの駆動トルクを検知する場合に、現像剤像が像担持体151Yに形成されていないので、現像剤を消費することなく、ブレード158Yの交換時期(寿命)を予測することができる。
なお、閾値Cは、像担持体151Yの交換時期に対応する閾値DよりもSN比が大きな値になっており、SN比が閾値Dになる以前に、画像形成装置10がブレード158Yの挙動を安定させるように動作するためのトリガの1つとして設けられている。
図5において、図1に示した制御部20により実行され、ブレード158Yの寿命を予測する寿命予測プログラム4の構成が示されている。図5に示すように、寿命予測プログラム4は、判定部40、条件変更部42、近似式算出部44、寿命算出部46、表示処理部48、及び、メモリ202(図1)においてSN比の履歴を記憶する履歴データベース(履歴DB)50から構成される。
判定部40は、履歴データベース50にアクセスし、像担持体151Yが回転した回数に対する現在までのSN比の履歴を示すデータベースを受け入れる。現在のSN比が閾値D以下の場合には、帯電装置153Yの印加電圧を下げるように指示信号を条件変更部42に対して出力する。現在のSN比が閾値Dより大きい場合には、現在までのSN比の履歴を示すデータベースを近似式算出部44に対して出力すると共に、ブレード158Yの交換を指示する信号を表示処理部48に対して出力する。
条件変更部42は、判定部40から帯電装置153Yに対する指示信号が入力されると、印加電圧を所定のレベルまで下げるように指示信号を帯電装置153Yに対して出力する。
近似式算出部44は、判定部40から像担持体151Yが回転した回数に対するSN比の履歴を示すデータベースを受け入れ、SN比の変化の傾向を示す近似式を算出し、寿命算出部46に対して出力する。SN比の変化の傾向を示す近似式は、多次の近似式であってもよいし、1次の近似式であってもよい。
寿命算出部46は、近似式算出部44から入力されたSN比の変化の傾向を示す近似式により、SN比が閾値Dになるまでに像担持体151Yが回転可能な回数(ブレード158Yの寿命)を算出し、表示処理部48に対して出力する。
表示処理部48は、判定部40から入力される指示信号に従って、作業者に対するブレード158Yの交換指示、又は、寿命算出部46から入力されるブレード158Yの寿命をUI11に対して出力する。
次に画像形成装置10がブレード158Yの挙動の安定性を判定し、ブレード158Yの寿命を予測する動作について説明する。
図6は、図5に示した寿命予測プログラム4を用いて、画像形成装置10がブレード158Yの挙動の安定性を判定し、寿命を予測する処理(S10)を示すフローチャートである。図7は、図6に示した寿命予測プログラム4の処理(S20)を示すフローチャートである。
図6に示すように、ステップ100(S100)において、画像形成装置10の制御部20は、例えば現在のSN比の算出回数をカウントするCPU200のカウンタN(図示せず)の初期値を0にし、S102の処理に進む。
ステップ102(S102)において、制御部20は、モータ152Yの駆動トルクのSN比を算出するための帯電条件を帯電装置153Yに対して設定し、S104の処理に進む。
ステップ104(S104)において、帯電装置153Yは、制御部20の制御により、像担持体151Yを一様に帯電し、S106の処理に進む。
ステップ106(S106)において、ブレード158Yが圧接している像担持体151Yが例えば1回転する間のモータ152Yの負荷電流を検知装置156Yが検知し、検知装置156Yが検知した負荷電流の平均値からモータ152Yの駆動トルクを制御部20が検知し、S108の処理に進む。
ステップ108(S108)において、制御部20は、像担持体151Yの回転回数に対応するモータ152Yの駆動トルクをメモリ202に格納し、S110の処理に進む。
ステップ110(S110)において、制御部20は、検知装置156Yが駆動トルクを検知した回数が、所定回数Eに達しているか否かを確認し、所定回数Eに達している場合にはS112の処理に進み、所定回数Eに達していない場合にはS104の処理に進む。
ステップ112(S112)において、制御部20は、帯電装置153Yの帯電条件を設定した回数が所定回数Fに達しているか否かを確認し、所定回数Fに達していない場合にはS114の処理に進み、所定回数Fに達している場合にはS116の処理に進む。
ステップ114(S114)において、制御部20は、帯電装置153Yの帯電条件を変更し、S104の処理に進む。
ステップ116(S116)において、制御部20は、所定数Fの帯電条件それぞれで検知された所定数Eの駆動トルクから、現在のSN比を算出し、S118の処理に進む。
ステップ118(S118)において、制御部20は、現在のSN比の算出回数が所定回数Gに達しているか否かを確認し、所定回数Gに達していない場合にはS120の処理に進み、所定回数Gに達している場合にはS20(図7)の処理に進む。
ステップ120(S120)において、制御部20は、現在のSN比が閾値C(図4)以上又は閾値D以下のいずれかであるか否かを確認する。現在のSN比が閾値C以上又は閾値D以下のいずれかである場合にはS20の処理に進み、その他の場合にはS122の処理に進む。つまり、ステップ120(S120)において、制御部20は、現在のSN比がブレード158Yの交換時期に対応する閾値Dまで小さくなっていないものの、画像形成装置10がブレード158Yの挙動を安定させるように動作(安定化動作)すべきレベルまで現在のSN比が小さくなっている場合に、S122の処理に進む。
ステップ122(S122)において、現像器154Yは、制御部20の制御によって例えば現像剤バンドなどの現像剤像を像担持体151Y上に形成し、像担持体151Yとブレード158Yとの間にトナー粒子T及び研摩粒子Pなどを含有する現像剤を供給し、S124の処理に進む。
ステップ124(S124)において、制御部20は、CPU200のカウンタN(図示せず)の値に1を加えることにより、現在のSN比の算出回数をカウントし、S102の処理に進む。
S20のステップ200(S200:図7)において、判定部40(図5)は、履歴データベース50にアクセスし、現在のSN比が閾値D以下であるか否かを判定する。現在のSN比が閾値D以下である場合にはS202の処理に進み、その他の場合にはS206の処理に進む。
ステップ202(S202)において、条件変更部42(図5)は、帯電装置153Yの放電条件(印加電圧)を所定のレベルまで下げ、S204の処理に進む。帯電装置153Yの印加電圧が下げられると、像担持体151Yに堆積される放電生成物の発生量が抑えられるので、ブレード158Yの寿命が延命される。
ステップ204(S204)において、UI11は、制御部20の制御により、作業者に対するブレード158Yの交換指示を表示し、処理を終了する。
ステップ206(S206)において、近似式算出部44は、判定部40からSN比の履歴を示すデータベースを受け入れ、SN比の変化の傾向を示す近似式を算出し、S208の処理に進む。
ステップ208(S208)において、寿命算出部46は、近似式算出部44から入力されたSN比の変化の傾向を示す近似式により、ブレード158Yの寿命を算出し、S210の処理に進む。
ステップ210(S210)において、表示処理部48は、寿命算出部46から入力されたブレード158Yの寿命を、UI11を介して表示し、処理を終了する。
このように、帯電装置153Yの帯電条件などを変化させることにより、ブレード158Yによる像担持体151Yのクリーニング状況を測定し、像担持体151Yのクリーニング状況が悪化した場合には、現像剤をブレード158Yに供給して像担持体151Yをクリーニングすることができる。また、像担持体151Yのクリーニング状況が改善されない場合には、作業者にブレード158Yの交換を指示することができる。
また、画像形成装置10は、他の画像形成ユニット14M、14C、14Kのブレードについても同様に、寿命を予測するようにされている。
なお、帯電条件の所定数Fは、1以上であればよい。また、帯電条件の所定数Fを複数にすることにより、像担持体151の回転回数が少ない場合にも、ブレード158の安定性をより正確に検知することができる。
検知装置156Yが検知する値は、像担持体151を駆動するモータの種類に応じて、モータに加えられる電圧又は消費電力などを検知するようにしてもよい。
また、中間転写体160にブレード161が圧接し、中間転写体160上に現像剤がない状態のドライブロール164の負荷電流を検知し、ブレード161の挙動の安定性の判定及び寿命の予測をするようにしてもよい。
このように、ブレード158の像担持体151に対する挙動の安定性をモータ152の駆動トルクのSN比によって判定することができるので、ブレード158の像担持体151に対する挙動の安定性を精度よく判定することができる。
また、像担持体151にブレード161が摺接することにより、モータ152の駆動トルクのSN比が変化するので、像担持体151のブレード158に対する挙動の安定性をモータ152の駆動トルクのSN比によって判定し、像担持体151の寿命を予測するようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の画像形成ユニットの詳細を示す側面図である。 像担持体の回転回数、及び帯電装置の帯電条件(印加電圧値)を変化させた場合に、ブレードが圧接している像担持体を駆動するモータの駆動トルクの累積値を示す実験結果であって、(A)はブレードの挙動が安定している状態を示し、(B)はブレードの挙動が不安定な状態を示すグラフである。 画像形成装置が継続的に使用された場合において、像担持体の回転回数(帯電装置の累積放電電流量)に対するモータの駆動トルクのSN比を示すグラフである。 図1に示した制御部により実行され、ブレードの寿命を予測する寿命予測プログラムの構成を示す図である。 図5に示した寿命予測プログラムを用いて、画像形成装置がブレードの挙動の安定性を判定し、寿命を予測する処理(S10)を示すフローチャートである。 図6に示した寿命予測プログラムの処理(S20)を示すフローチャートである。
符号の説明
10 画像形成装置
12 画像読取ユニット
14 画像形成ユニット
140 光走査装置
150 像形成装置
151 像担持体
152 モータ
153 帯電装置
154 現像器
155 クリーニング装置
156 検知装置
157 現像ロール
158 ブレード
160 中間転写体
161 ブレード
164 ドライブロール
18 記録媒体搬送路
19 定着装置
20 制御部
200 CPU
202 メモリ
4 寿命予測プログラム
40 判定部
42 条件変更部
44 近似式算出部
46 寿命算出部
48 表示処理部
50 履歴データベース

Claims (12)

  1. 現像剤像を担持する像担持体と、この像担持体を駆動する駆動手段と、前記像担持体をクリーニングするブレードと、前記駆動手段が前記像担持体を駆動する駆動トルクを検知する検知手段と、前記ブレードの挙動を変化させる少なくとも1つの制御手段を変化させた場合の前記検知手段による駆動トルクの安定性を判定する判定手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記判定手段は、駆動トルクのSN比に基づいて安定性を判定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記像担持体に対し、放電を伴う電圧を印加する電圧印加手段を有し、少なくとも1つの制御手段は、前記電圧印加手段の電圧であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記像担持体に対し、放電を伴う電圧を印加する電圧印加手段を有し、少なくとも1つの制御手段は、前記電圧印加手段により電圧を印加した状態にある前記像担持体の回転時間であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  5. 前記像担持体が記録媒体に転写される現像剤像を担持する場合に、前記電圧印加手段は、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記像担持体に印加する電圧を調整することを特徴とする請求項3又は4記載の画像形成装置。
  6. 前記判定手段の判定結果に基づいて、前記像担持体に現像剤を供給する現像剤供給手段をさらに有し、前記ブレードは、前記現像剤供給手段から供給された現像剤により、前記像担持体をクリーニングすることを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の画像形成装置。
  7. 前記現像剤供給手段は、現像剤像を形成するトナー粒子と、前記像担持体を研摩する研摩粒子とを少なくとも含有する現像剤を供給することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記判定手段の判定結果の変化に基づいて、前記ブレード及び前記像担持体の少なくともいずれかの寿命を予測する寿命予測手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至7いずれか記載の画像形成装置。
  9. 前記判定手段は、前記像担持体が1回転以上する間の駆動トルクの平均値の変化に基づいて、安定性を判定することを特徴とする請求項1乃至8いずれか記載の画像形成装置。
  10. 前記検知手段は、前記駆動手段の負荷電流、入力電圧及び消費電力のいずれかにより駆動トルクを検知することを特徴とする請求項1乃至9いずれか記載の画像形成装置。
  11. 像担持体をクリーニングするブレードの挙動を変化させる少なくとも1つの制御手段を変化させ、前記像担持体を駆動する駆動トルクの変化を検知し、この駆動トルクの安定性を判定することを特徴とする画像形成装置のクリーニング状態測定方法。
  12. 像担持体をクリーニングするブレードの挙動を変化させる少なくとも1つの制御手段を変化させ、前記像担持体を駆動する駆動トルクの変化を検知し、この駆動トルクの安定性を判定し、判定された駆動トルクの安定性が低い場合に現像剤をブレードに供給することを特徴とする画像形成装置のクリーニング方法。
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