JP6160114B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1には、一定未満の画像密度を有する画像形成が連続して行われた場合に、感光体上の付着物を除去しかつ無駄なトナー消費を抑えるために、対応する領域のトナーバンドをドラム軸方向の画像密度に応じて制御することが開示されている。
特開2000−112298号公報
本発明は、像形成体の摩耗の均一化を図ることを目的とする。
請求項1は、回転しながら、画像情報に応じたトナーの密度分布からなるトナー像が形成される、配列された複数の像形成体と、
前記複数の像形成体に沿う移動経路を含んで循環し、該複数の像形成体それぞれに形成されたトナー像の転写を受けて該トナー像を一括して記録媒体に転写する中間転写体と、
前記複数の像形成体それぞれの、前記中間転写体へのトナー像の転写後の領域に接触して、残存するトナーを除去する複数の清掃器と、
前記記録媒体上に転写されたトナー像を該記録媒体上に定着することにより該記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する定着器と、
前記複数の像形成体のうちの前記移動経路に沿う最上流に位置する像形成体を除く各像形成体それぞれを着目像形成体としたときに、当該着目像形成体上に、当該着目像形成体よりも上流側に位置する上流側像形成体上に形成された上流側トナー像を構成するトナーの密度と当該着目像形成体よりも下流側に位置する下流側像形成体上に形成された下流側トナー像を構成するトナーの密度とのうちの該上流側トナー像を構成するトナーの密度のみに応じた量のトナーからなるトナーバンドを形成させるトナー量調整制御を実行する制御部とを備え
前記制御部が、前記トナー量調整制御を実行するにあたり、前記移動経路に沿って配列された複数の像形成体を回転軸方向に互いに対応する複数の領域に分割したときの該複数の領域それぞれについて、当該着目像形成体から見たときの前記上流側像形成体上に形成されたトナー像を構成するトナーの密度と当該着目像形成体上に形成されたトナー像を構成するトナーの密度との差分を算出し、当該差分の最大値と最小値との差が閾値以上である場合に、当該差分が最大値となる領域におけるトナー量が他の領域よりも多量となるトナーバンドを、当該着目像形成体上に形成させるものであることを特徴とする画像形成装置である。
請求項は、前記制御部が、1つの画像情報に基づく画像形成時に、前記像形成体があらかじめ定められたサイクル数以上のサイクル数にわたって回転した場合、又はあらかじめ定められた枚数以上の枚数の画像を形成した場合に、前記トナ−量調整制御を実行するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
請求項は、前記トナーが、ステアリン酸亜鉛を含む外添剤を有するトナーであることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置である。
請求項1の画像形成装置によれば、本構成を有しない場合と比べ、像形成体の摩耗が均一化される。
請求項の画像形成装置によれば、効果的なタイミングでトナー量調整制御を実行させることができる。
請求項の画像形成装置によれば、トナー量調整制御が有効に作用する。
本発明の画像形成装置の一実施形態を示す構成図である。 画像形成時に発生する現象の説明図である。 上流側の画像形成エンジンでのトナー像の形成による、下流側の画像形成エンジンの感光体ドラムの摩耗への影響を調べた実験結果を示した図である。 プリント作成シーケンスを示すフローチャートである。 感光体ドラムを回転軸方向に4つの領域に分けた概念図である。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態を示す構成図である。
図1に示す画像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の各色のトナーを用いる各画像形成エンジン10Y,10M,10C,10Kを並列的に配置してなるタンデム型のカラープリンタである。このカラープリンタによれば、単色の画像をプリントすることができるほか、4色のトナー像からなるフルカラーの画像をプリントすることができる。トナーカートリッジ18Y,18M,18C,18Kには、YMCK各色のトナーが収容されている。
4つの画像形成エンジン10Y,10M,10C,10Kは、ほぼ同様の構成を有しているため、これらを代表してイエローに対応する画像形成エンジン10Yを取り上げて説明する。画像形成エンジン10Yは、感光体ドラム11Y、帯電装置12Y、露光装置13Y、現像装置14Y、一次転写装置15Y、および感光体クリーナ16Yを備えている。画像形成エンジン10Yのうち、感光体ドラム11Y、帯電装置12Y、現像装置14Y、および感光体クリーナ16Yは、プロセスカートリッジCRに備えられている。プロセスカートリッジCRは、画像形成装置1の本体に対し着脱自在に装着される。これら4つの画像形成エンジン10Y,10M,10C,10Kに1つずつ備えられた、合計4つの感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kは、本発明にいう「複数の像形成体」の一例に相当する。
感光体ドラム11Yは円筒状の基体表面に感光層が設けられたものであり、表面に形成される像を保持して円筒の軸周りである矢印A方向に回転する。帯電装置12Y、露光装置13Y、現像装置14Y、一次転写装置15Y、および感光体クリーナ16Yは、感光体ドラム11Yの周囲に矢印Aの向きの順に配置されている。
帯電装置12Yは、感光体ドラム11Yの表面を帯電させる装置である。この実施形態における帯電装置12Yは、感光体ドラム11Yの表面に接触する帯電ロールである。帯電装置12Yには電圧が印加されており、接触する感光体ドラム11Yの表面を帯電させる。露光装置13Yは、感光体ドラム11Yの表面を露光光で露光して、感光体ドラム11Yの表面に静電潜像を形成する装置である。この露光装置13Yは、画像形成装置1外部から供給される画像信号に応じて変調されたレーザ光を発光し、そのレーザ光で感光体ドラム11Yを走査する。現像装置14Yは、現像剤を用いて感光体ドラム11Yの表面に形成された静電潜像を現像し、感光体ドラム11Yの表面に未定着のトナー像を形成する。現像装置14Yにはトナーカートリッジ18Yからトナーが供給される。このトナーには、シリカ(Si)やステアリン酸亜鉛(ZnSt)などの外添剤がまぶされている。現像装置14Yは、磁性キャリアとトナーが混合された現像剤を撹拌することでトナーおよび磁性キャリアを帯電し、帯電したトナーで感光体ドラム11Y表面を現像する。一次転写装置15Yは、中間転写ベルト30を挟んで感光体ドラム11Yに対向した位置に配置されたロールである。一次転写装置15Yは、感光体ドラム11Yに対する電圧が印加されることで、感光体ドラム11Y上のトナー像を中間転写ベルト30に転写する。感光体クリーナ16Yは、感光体ドラム11Yの表面に突き当てられた硬質ゴム製のクリーニングブレード161Yを備えており、このクリーニングブレード161Yにより、感光体ドラム11Yの表面の、一次転写装置15Yで転写が行われた部分に残ったトナー等の不要物を掻き落とすことによって、感光体ドラム11Yの表面を清掃する。
画像形成装置1には、中間転写ベルト30、定着装置60、用紙搬送装置80、および制御装置100も備えられている。中間転写ベルト30は、ベルト支持ロール31〜35に架け渡された無端のベルトである。中間転写ベルト30は、画像形成エンジン10Y,10M,10C,10K、および二次転写装置50を経由する矢印Bの方向に循環移動する。中間転写ベルト30には、画像形成エンジン10Y,10M,10C,10Kから各色のトナー像が転写される。中間転写ベルト30は、これら各色のトナー像を保持しながら移動する。
二次転写装置50は、ベルト支持ロール31〜35の一つであるバックアップロール34との間に中間転写ベルト30および用紙Pを挟んで回転するロールである。二次転写装置50は、トナーの帯電極性とは逆極性の電圧が印加されることで、中間転写ベルト30上のトナー像を用紙Pに転写する。
定着装置60は、トナー像を用紙P上に定着させる装置である。定着装置60は、加熱ロール61および加圧ロール62を備えており、加熱ロール61内には加熱器が配置されている。加熱ロール61および加圧ロール62は、定着前の未定着トナー像を保持して搬送されてきた用紙Pをさらに搬送する方向にそれぞれが回転しその用紙Pを互いに間に挟んで加熱および加圧する。定着装置60では、このようにして、その未定着トナー像が用紙P上に定着されてその用紙Pがさらに搬送方向下流側に送り出される。
用紙搬送装置80は、用紙収容器Tに収容された用紙Pを取り出す取出ロール81、取り出された用紙Pを搬送する搬送ロール82、用紙Pを二次転写装置50に搬送するレジストレーションロール84、および、用紙Pを外部に排出する排出ロール86を備えている。用紙搬送装置80は、用紙Pを、二次転写装置50および定着装置60を経由する用紙搬送路Rに沿って搬送する。
制御装置100は、この画像形成装置1の全体の制御を担っている。この制御装置100は、本発明にいう制御部の一例としての役割も担っている。
図1に示す画像形成装置1の基本動作を説明する。
イエローの画像形成エンジン10Yでは、感光体ドラム11Yが矢印A方向に回転駆動され、感光体ドラム11Yの表面が帯電装置12Yによって帯電される。露光装置13Yは、外部から供給される画像信号のうちのイエローに対応する画像信号に基づく露光光を感光体ドラム11Yの表面に照射することで、感光体ドラム11Yの表面に静電潜像を形成する。現像装置14Yには、トナーカートリッジ18Yからイエローのトナーが供給される。現像装置14Yは、感光体ドラム11Yの静電潜像をトナーで現像することで、トナー像を形成する。感光体ドラム11Yは、表面に形成されたイエローのトナー像を保持して回転する。感光体ドラム11Yの表面に形成されたトナー像は、一次転写装置15Yによって中間転写ベルト30に転写される。転写後、感光体ドラム11Yに残留したトナーは、感光体クリーナ16Yによって除去される。
中間転写ベルト30は、矢印B方向に巡回移動している。イエロー以外の色に対応する画像形成エンジン10M,10C,10Kは、画像形成エンジン10Yと同様、それぞれの色に対応するトナー像を形成し、中間転写ベルト30に、画像形成エンジン10Yで転写されたトナー像に重ねて、それぞれの色のトナー像を転写していく。
用紙収容器Tからは、用紙Pが取出ロール81によって取り出される。用紙Pは、搬送ロール82およびレジストレーションロール84によって、用紙搬送路Rを二次転写装置50に向かう矢印C方向に搬送される。レジストレーションロール84は、用紙Pを、中間転写ベルト30から用紙P上にトナー像が転写されるタイミングに合うように、二次転写装置50に送り込む。二次転写装置50は、中間転写ベルト30のトナー像を用紙Pに転写する。トナー像が転写された用紙Pは二次転写装置50から定着装置60に搬送され、この定着装置60を構成する加熱ロール61と加圧ロール62とに挟み込まれて加熱および加圧を受け、これにより用紙P上のトナー像がその用紙Pに定着される。このようにして、用紙P上に定着トナー像からなる画像が形成される。画像が形成された用紙Pは排出ロール86によって画像形成装置1の外部に排出される。二次転写装置50による転写後、中間転写ベルト30に残留したトナーは、ベルトクリーナ90によって除去される。
この画像形成装置1では、あらかじめ定められた枚数のプリントが行なわれるたびに、および例えば電源立上げ時などのあらかじめ定められたタイミングで、トナーバンドが形成される。
このトナーバンドは、制御装置100の制御下で全ての画像形成エンジン10Y,10M,10C,10Kそれぞれの感光体ドラム11Y,11M,11C,11K上に形成される。ここではこれまでの説明と同様、画像形成エンジン10Yを取りあげて説明する。
感光体ドラム11Y上にトナーバンドを形成するにあたっては、通常の画像形成と同様にして、帯電装置12Yにより、感光体ドラム11Yの表面が帯電され、露光装置13Yによりトナーバンド用の静電潜像が形成される。この静電潜像は、感光体ドラム11Yの回転軸の方向、および矢印Aで示す回転方向のいずれの方向についても、例えば画像密度30%の一様な静電潜像である。この一様な静電潜像が現像装置14Yによりトナーで現像されて、感光体ドラム11Yの表面に一様なトナー密度からなるトナーバンドが形成される。
本実施形態では、このトナーバンド形成の際は、中間転写ベルト30への転写のための、一次転写装置15Yへの電圧印加は停止されている。このため、感光体ドラム11Yの表面に形成されたトナーバンドは中間転写ベルト30には転写されずに感光体クリーナ16Yに到達し、クリーニングブレード161Yにより掻き取られる。ただし、そのトナーバンドを形成しているトナーの一部やそのトナーの外添剤の一部はクリーニングブレード161Yと、感光体ドラム11Yへの接触部位にとどまり、クリーニングブレード161Yと感光体ドラム11Yとの間の摩擦抵抗の上昇を抑える作用を成している。これにより、クリーニングブレード161Yの捲れや欠け等が防止され、また、感光体ドラム11Yの摩耗が制御される。
ここで説明している、あらかじめ定められたプリント枚数に達したり、その他あらかじめ定められたタイミングで形成されるトナーバンドを、ここでは「通常のトナーバンド」と称する。
ただし、以下に説明するように、この通常のトナーバンドのみでは感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kのいずれかに摩耗のムラが生じるおそれがある。このため、本実施形態では、以下に説明するように、上記の通常のトナーバンドとは異なるトナーバンドも形成される。
図2は、画像形成時に発生する現象の説明図である。ここでは、2つの画像形成エンジン10Y,10Mが略示されている。ここでは、画像形成エンジン10Yは、上流側の画像形成エンジンを代表しており、画像形成エンジン10Mは、下流側の画像形成エンジンを代表している。
図2(A)は、上流側の画像形成エンジンである画像形成エンジン10Yで形成されたトナー像90Yが中間転写ベルト30に転写された直後の状態を示している。
また、図2(B)は、下流側の画像形成エンジンである画像形成エンジン10Mで形成されたトナー像90Mが中間転写ベルト30に転写された直後の状態を示している。
図2(A)に示されているように、上流側の感光体ドラム11Y上に形成されたトナー像90Yは一次転写装置15Yの作用により中間転写ベルト30上に転写されるが、感光体ドラム11Y上にも一部のトナー91Yが付着したままとなる。
このトナー91Yには、トナーの外添剤であるシリカ(Si)やステアリン酸亜鉛(ZnSt)が含まれている。シリカ(Si)は、クリーニングブレード161Yに到達すると感光体ドラム11Yの表面の摩耗を促進する作用を成す。一方、ステアリン酸亜鉛(ZnSt)は、クリーニングブレード161Yに到達すると感光体ドラム11Yの表面の摩耗を抑制する作用を成す。
次いで、図2(B)に示されているように、下流側の感光体ドラム11M上に形成されたトナー像90Mが、上流側の感光体ドラム11Y上に形成されて中間転写ベルト30で運ばれてきたトナー像90Yに重なるように、中間転写ベルト30上に転写される。このとき、感光体ドラム11M上に一部のトナー91Mが残る。
この、感光体ドラム11M上のトナー91Mには、その感光体ドラム11M上に形成されて中間転写ベルト30上に転写されなかった残存トナーに加え、上流側の画像形成エンジン10Yで形成されて中間転写ベルト30で運ばれてきたトナー像90Yのうちの、中間転写ベルト30から感光体ドラム11Mへと逆転写された成分が含まれている。この逆転写される成分には、トナー像90Y中に含まれていた外添剤のうちのシリカ(Si)ではなく、ステアリン酸亜鉛(ZnSt)が大きな比率を占めている。
すなわち、この逆転写された成分にはステアリン酸亜鉛(ZnSt)が豊富なことから、感光体ドラム11M上のトナー91Mは、シリカ(Si)よりもステアリン酸亜鉛(ZnSt)が豊富となる。したがって、このトナー91Mがクリーニングブレード161Mに到達すると、感光体ドラム11Mの摩耗が抑制される方向に作用する。
上流側の画像形成エンジン10Yで形成されたトナー像90Yの画像密度が高いと、それに応じて外添剤の量も多く、ほぼ選択的に逆転写されるステアリン酸亜鉛(ZnSt)の量も多くなる。これは、上流側の画像形成エンジン10Yで形成されたトナー像90Yの画像密度が高いほど、感光体ドラム11M上のトナー91Mに含まれるステアリン酸亜鉛(ZnSt)の、シリ(Si)に対する比率が高まり、感光体ドラム11Mの摩耗が一層抑制されることになる。すなわち、これは、下流側の画像形成エンジン10Mを構成する感光体ドラム11Mの摩耗の程度が、上流側の画像形成エンジン10Yで形成されるトナー像90Yの画像密度に依存することを意味している。帯電条件や露光条件などの画像形成条件を同一にすると感光体ドラムの摩耗の程度によって最終的に形成される画像の濃度が異なることになり、感光体ドラムの摩耗の程度に応じて画像形成条件を調整する必要がある。
また、画像密度が感光体ドラム11Yの回転軸方向に分布を持っているトナー像90Yが上流側の画像形成エンジン10Yで形成されると、下流側の感光体ドラム11Mの摩耗の程度が回転軸方向に異なることになる。これは、感光体ドラム11Mの表面の膜厚が回転軸方向に分布を持つことを意味する。すなわちこれは、感光体ドラム11M上に回転軸方向に一様な画像密度のトナー像を形成しようとした場合に、回転軸方向に濃度ムラを持ったトナー像が形成されることを意味する。
図3は、上流側の画像形成エンジンでのトナー像の形成による、下流側の画像形成エンジンの感光体ドラムの摩耗への影響を調べた実験結果を示した図である。
横軸は、感光体ドラムの回転軸方向の位置、縦軸は、画像形成エンジン10Cにおける感光体ドラム11Cの摩耗率を示している。図1に示す通り、画像形成エンジン10Cは、中間転写ベルト30の走行方向(矢印B方向)に沿って3番目に位置し、その画像形成エンジン10Cの上流側には、2つの画像形成エンジン10Y,10Mが存在する。
ここで、最上流の画像形成エンジン10Yにおいて、感光体ドラム11Y上の、回転軸方向の2つの位置Y1,Y2に、トナー像TBYを形成する。またこれと同様に、上流のもう1つの画像形成エンジン10Mの感光体ドラム11M上の、回転軸方向の2つの位置M1,M2にトナー像TBMを形成する。さらに自分自身、すなわち画像形成エンジン10Cの感光体ドラム11C上の、回転軸方向2つの位置C1,C2にトナー像TBCを形成する。
これを多数回繰り返した後の、画像形成エンジン10Cの感光体ドラム11Cの回転軸方向各点の摩耗率を測定した。図3の四角形の記号は、回転軸方向各点の摩耗率を表わしている。この摩耗率は、図3に示すパターンのトナー像TBY,TBM,TBCをA4相当の用紙上にプリントした場合の、感光体ドラム1000サイクルあたりの摩耗量(nm)を表わしている。
この図3から分かるように、上流側の画像形成エンジン10Y,10Mでトナー像TBY,TBMを形成した位置の摩耗率が低下している。すなわち、上流側の画像形成エンジン10Y,10Mでトナー像を形成すると、下流側の画像形成エンジン10Cの感光体ドラム11Cの摩耗が抑制されることが分かる。詳細に調べると、前述の通り、上流側の画像形成エンジン10Y,10Mで形成されて中間転写ベルト30により画像形成エンジン10Cにまで運ばれてきたトナー像からトナーの外添剤が感光体ドラム11Cに逆転写される現象が見られることが判明した。しかもこの逆転写された外添剤には、感光体ドラム11Cの摩耗を促進するシリカ(Si)よりも摩耗を抑制するステアリン酸亜鉛(ZnSt)の比率が大きく高まっていることが分かった。
自分自身である画像形成エンジン10Cで作成したトナー像TBCには、シリカ(Si)とステアリン酸亜鉛(ZnSt)の双方が適切な比率で含まれており、感光体ドラム11Cの摩耗に対して大きな影響は表れていない。ただし詳細に調べると、ステアリン酸亜鉛(ZnSt)よりもシリカ(Si)の影響の方が若干強く、トナー像の形成のない領域と比べると摩耗が若干進みぎみであった。
ここでは、画像形成エンジン10Y,10Mでトナー像を形成したことによる画像形成エンジン10Cの感光体ドラム11Cの摩耗への影響を示したが、この関係は、複数の画像形成エンジン10Y,10M,10C,10Kのどの組合せでも同様である。すなわち、画像形成エンジン10Mはその上流側の画像形成エンジン10Yの影響を受け、画像形成エンジン10Cは上記の通り上流側の2つの画像形成エンジン10Y,10Mの影響を受け、画像形成エンジン10Kは上流側の3つの画像形成エンジン10Y,10M,10Cの影響を受けることになる。
図1に示す本実施形態の画像形成装置1は、上記の知見を元に、前述の「通常のトナーバンド」に加え、さらに上流側の画像形成エンジンでのトナー像形成の影響による下流側の画像形成エンジンを構成する感光体ドラムの摩耗を制御するためのトナーバンドを形成する構成となっている。
図4は、プリント作成シーケンスを示すフローチャートである。
また、図5は、感光体ドラムを回転軸方向に4つの領域に分けた概念図である。
図1に示す画像形成装置1において、プリント開始指示があると、画像信号を取得して(ステップS01)プリント(画像形成)を実行する(ステップS02)。この画像信号は、トナーバンド用の信号ではなく、ユーザがプリントしようとしている画像を表わす画像信号であり、用紙上に画像が形成される。このステップS02では指示に応じた必要枚数のプリントが実行される。
このプリント終了後、以下のようにして、トナーバンドを形成するか否かの判定シーケンス(ステップS03〜S09)が実行される。トナーバンドを形成すべき旨の判定結果が得られるときはトナーバンドが形成される(ステップS10)。
先ず、ステップS03において、各感光体ドラムごと、かつ各領域ごとの画像密度Dの算出が行なわれる。
図5(A),(B)は、感光体ドラムを回転軸方向に一例として4つの領域a,b,c,dに分割したイメージ図である。ステップS03では、感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kのそれぞれについて、かつ、図5(A),(B)に示すように4つに分割された各領域について、それぞれ平均的な画像密度の算出が行なわれる。
ここで、図5(A)は、自エンジンよりも上流側のエンジンの各領域ごとの画像密度の一例を示しており、図5(B)は、自エンジンの各領域ごとの画像密度の一例を示している。図5(B)に示す自エンジンが画像形成エンジン10Mの場合は、図5(A)に示す上流エンジンは画像形成エンジン10Yを意味する。また、図5(B)に示す自エンジンが画像形成エンジン10Cの場合は、上流エンジンは、画像形成エンジン10Yと画像形成エンジン10Mとの2つのエンジンであり、図5(A)に示す各領域a〜dごとの画像密度は、それら2つのエンジンの、互いに対応する領域a〜d双方の画像密度を加算した値となる。さらに、図5()に示す自エンジンが画像形成エンジン10Kの場合は、上流エンジンは3つの画像形成エンジン10Y,10M,10Cであって、図5(A)に示す各領域a〜dごとの画像密度は、それら3つのエンジンの領域aどうし、領域bどうし、領域cどうし、領域dどうしの画像密度を加算したものとなる。

次にステップS04において、上流エンジンの領域間の画像密度差△D11が算出される。
図5(A)に示す例では、上流エンジンの各領域a〜dの画像密度は、それぞれ0%,30%,0%,0%であり、したがって画像密度差△D11は、
△D11=30%−0%=30%
となる。
ステップS05では、
△D11≧30%
か否かが判定される。
△D11<30%
のときは、トナーバンドを形成することなく、このプリント作成シーケンスを終了する。自エンジンの感光体ドラムの摩耗に関し、本実施形態では、上流エンジンの領域間の画像密度差△Dが30%未満のときは、上流エンジンで作成されたトナー像による摩耗への影響の領域間格差は誤差の範囲内と見做し、トナーバンドの作成は見送られる。
ステップS05で、
△D11≧30%
であると判定されると、ステップS06に進み、ここでは、上流―下流間の画像密度差△D12の最大値Dmax、最小値Dminが算出される。この画像密度差△D12の算出は、対応する領域どうしの間、すなわち領域aどうし、領域bどうし、領域cどうし、領域dどうしの間で行なわれる。
図5に示す例の場合、図5(A)の各領域a〜dの画像密度から図5(B)の各領域a〜dの画像密度を差し引いて、領域a〜dの各画像密度差△D12が、それぞれ、
△D12=−3%,30%,−3%,−3%
と算出される。したがって、最大値Dmax、最小値Dminは、それぞれ、
Dmax=30%
Dmin=−3%
となる。
ステップS07では、
Dmax≧0%
か否かが判定される。
Dmax<0%
の場合は、上流側エンジンのトナー像の影響は自エンジンのトナー像で打ち消されるため、トナーバンドを形成することなく、このシーケンスを終了する。
ステップS07で、
Dmax≧0%
であると判定されると、次にステップS08に進み、
Dmax−Dmin≧30%
であるか否かが判定される。
Dmax−Dmin<30%
のときは、自エンジンでのトナー像形成により、上流エンジンのトナー像による各領域間の影響の程度が誤差の範囲と考えられる程度にまで打ち消されるため、このときもトナーバンドを形成することなく、このシーケンスを終了する。
ステップS08において、
Dmax−Dmin≧30%
であると判定されると、さらにステップS09において、今回のプリント時における感光体ドラム11のサイクル数が60サイクル以上か否かが判定される。感光体ドラム11のサイクル数に代えて、今回のプリント枚数がA4に換算して30枚以上か否かを判定してもよい。感光体ドラム11のサイクル数が60サイクルに満たないとき、又はプリント枚数が30枚に満たないときは、上記の各種条件を満たしていたとしても影響は小さいため、トナーバンドを形成することなく、このシーケンスを終了する。
このステップS09で感光体ドラム11の今回のサイクル数が60サイクル以上、又は
今回のプリント枚数が30枚以上であると判定されると、トナーバンドが形成される(ステップS10)。ここで形成されるトナーバンドは、上流エンジンで形成されたトナー像による影響を均一化するための、画像密度に応じたトナーバンドである。
図5(C)は、図4のステップS10で形成されるトナーバンドの一例を示したものである。
上述の通り、図5(A),(B)に示す例では、上流エンジンと自エンジンとの間の各領域a〜dそれぞれについての画像密度差△D12は、
△D12=−3%,30%,−3%,−3%
である。すなわち、上流エンジンのトナー像の影響が大きくあらわれるのは、領域bである。
そこで、図5(C)に示す例では、その領域bのみトナーバンドが形成されている。このトナーバンドの画像密度やプロセス方向(図1に示す矢印A方向)の幅は、画像密度差△D12の値や、感光体ドラム11のサイクル数又はプリント枚数などに応じて調整してもよい。
図5(D)は、図4のステップS10で形成されるトナーバンドのもう1つの例を示したものである。
この図5(D)では、領域a〜dの全てについてトナーバンドが形成される。このトナーバンドの画像密度差△D12の値が大きな領域bについて、画像密度あるいはプロセス方向の幅が調整されている。
本実施形態では、図4のステップS05,S07〜S09により、上流側の画像形成エンジンで形成されたトナー像の影響を受けるか否かが調べられ、影響を受けると判定された場合に図5(C)又は図5(D)に示すようなトナーバンドが臨時に形成されて、その影響の低減が図られる。
ここでのトナーバンドを形成するか否かの判定、およびトナーバンドを形成する場合のそのトナーバンドの画像密度や幅は、図1に示す4つの画像形成エンジン10Y,10M,10C,10Kのうちの最上流の画像形成エンジン10Yを除く3つの画像形成エンジン10M,10C,10Kのそれぞれについて行なわれる。これにより、これら3つの画像形成エンジン10M,10C,10Kの感光体ドラム11M,11C,11Kの摩耗が制御される。
尚、ここでは、回転軸方向に4つの領域a〜dに分けて演算を行なっているが、さらに多数の領域に分けて演算を行なってもよい。あるいはさらに少数の領域に分けてもよく、領域に分けずに回転軸方向全域を1つの領域として演算を行なってもよい。
1つの領域として演算を行なう場合、図4のステップS06にいう最大値Dmax、最小値Dminは算出できないが、この場合は、ステップS07では、Dmax≧0%に代えて△D12≧0%を採用し、ステップS08は省略してもよい。
また、本実施形態は、上流エンジンと自エンジンとの画像濃度差を考慮しているが、自エンジンのトナー像については特には考慮せずに上流エンジンの画像濃度に応じて自エンジンのトナーバンド形成の必要性、および自エンジンのトナーバンドの画像密度や幅を決定してもよい。
1 画像形成装置
10Y,10M,10C,10K 画像形成エンジン
11Y,11M,11C,11K 感光体ドラム
12Y 帯電装置
13Y 露光装置
14Y 現像装置
15Y 一次転写装置
16Y 感光体クリーナ
18Y,18M,18C,18K トナーカートリッジ
30 中間転写ベルト
31〜35 ベルト支持ロール
34 バックアップロール
50 二次転写装置
60 定着装置
61 加熱ロール
62 加圧ロール
80 用紙搬送装置
81 取出ロール
82 搬送ロール
84 レジストレーションロール
86 排出ロール
90 ベルトクリーナ
90Y,90M トナー像
91Y,91M トナー
100 制御装置
161Y,161M,161C,161K クリーニングブレード

Claims (3)

  1. 回転しながら、画像情報に応じたトナーの密度分布からなるトナー像が形成される、配列された複数の像形成体と、
    前記複数の像形成体に沿う移動経路を含んで循環し、該複数の像形成体それぞれに形成されたトナー像の転写を受けて該トナー像を一括して記録媒体に転写する中間転写体と、
    前記複数の像形成体それぞれの、前記中間転写体へのトナー像の転写後の領域に接触して、残存するトナーを除去する複数の清掃器と、
    前記記録媒体上に転写されたトナー像を該記録媒体上に定着することにより該記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する定着器と、
    前記複数の像形成体のうちの前記移動経路に沿う最上流に位置する像形成体を除く各像形成体それぞれを着目像形成体としたときに、当該着目像形成体上に、当該着目像形成体よりも上流側に位置する上流側像形成体上に形成された上流側トナー像を構成するトナーの密度と当該着目像形成体よりも下流側に位置する下流側像形成体上に形成された下流側トナー像を構成するトナーの密度とのうちの該上流側トナー像を構成するトナーの密度のみに応じた量のトナーからなるトナーバンドを形成させるトナー量調整制御を実行する制御部とを備え
    前記制御部が、前記トナー量調整制御を実行するにあたり、前記移動経路に沿って配列された複数の像形成体を回転軸方向に互いに対応する複数の領域に分割したときの該複数の領域それぞれについて、当該着目像形成体から見たときの前記上流側像形成体上に形成されたトナー像を構成するトナーの密度と当該着目像形成体上に形成されたトナー像を構成するトナーの密度との差分を算出し、当該差分の最大値と最小値との差が閾値以上である場合に、当該差分が最大値となる領域におけるトナー量が他の領域よりも多量となるトナーバンドを、当該着目像形成体上に形成させるものであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部が、1つの画像情報に基づく画像形成時に、前記像形成体があらかじめ定められたサイクル数以上のサイクル数にわたって回転した場合、又はあらかじめ定められた枚数以上の枚数の画像を形成した場合に、前記トナ−量調整制御を実行するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記トナーが、ステアリン酸亜鉛を含む外添剤を有するトナーであることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
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