JP7167636B2 - 画像形成装置及び清掃部材寿命予測方法 - Google Patents
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また、像担持体(中間転写ベルト)上のトナー量を光学的に検知する構成(センサー)も知られているが、長手方向でどこからどのくらいブレードをトナーがすり抜けてくるかわからないため、長手方向で複数のセンサーが必要となり、装置の大型化やコストアップに繋がるという課題がある。
画像形成装置において、
像担持体上の残トナーを清掃する清掃部材と、前記清掃部材により清掃された残トナーを廃トナーとして搬送する搬送部材と、を有する清掃部と、
前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知するトルク検知部と、
前記トルク検知部による検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測する状態予測部と、
前記状態予測部による予測結果に基づいて、前記清掃部材の交換時期を予測する交換時期予測部と、
前記清掃部に突入する入力トナーの量を検知するトナー量検知部を備え、
前記状態予測部は、前記トナー量検知部により検知された入力トナー量及び前記トルク検知部による検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測することを特徴とする。
画像形成装置において、
像担持体上の残トナーを清掃する清掃部材と、前記清掃部材により清掃された残トナーを廃トナーとして搬送する搬送部材と、を有する清掃部と、
前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知するトルク検知部と、
前記トルク検知部による検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測する状態予測部と、
前記状態予測部による予測結果に基づいて、前記清掃部材の交換時期を予測する交換時期予測部と、
を備え、
前記清掃部は、転写部よりも前記像担持体の進行方向下流側に設けられた上流清掃部と、前記上流清掃部よりも前記像担持体の進行方向下流側に設けられた下流清掃部と、を有し、
前記トルク検知部は、前記下流清掃部の前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知し、
前記状態予測部は、前記トルク検知部による検知結果に基づいて、前記上流清掃部の前記清掃部材の状態を予測することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、
画像形成装置において、
像担持体上の残トナーを清掃する清掃部材と、前記清掃部材により清掃された残トナーを廃トナーとして搬送する搬送部材と、を有する清掃部と、
前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知するトルク検知部と、
前記トルク検知部による検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測する状態予測部と、
前記状態予測部による予測結果に基づいて、前記清掃部材の交換時期を予測する交換時期予測部と、
非画像形成時に予め決められたトナー量を前記清掃部に供給する供給部と、
を備え、
前記供給部は、現像剤を交換した際に、前記予め決められたトナー量を前記清掃部に供給し、
前記状態予測部は、前記搬送部材が前記供給部により供給されたトナーの前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知する前記トルク検知部による検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、
前記供給部は、画像形成時よりも多いトナー量を供給することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の画像形成装置において、
前記供給部は、最も粒径が小さいトナーを供給することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、
画像形成装置において、
像担持体上の残トナーを清掃する清掃部材と、前記清掃部材により清掃された残トナーを廃トナーとして搬送する搬送部材と、を有する清掃部と、
前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知するトルク検知部と、
前記トルク検知部による検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測する状態予測部と、
前記状態予測部による予測結果に基づいて、前記清掃部材の交換時期を予測する交換時期予測部と、
を備え、
前記状態予測部は、清掃部材交換時に前記清掃部に突入する入力トナーがない状態で前記トルク検知部により検知された第1トルク値と、前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際に前記トルク検知部により検知された第2トルク値と、の差分に基づいて、前記清掃部材の状態を予測することを特徴とする。
プリント枚数又は前記像担持体の走行距離に基づいて前記清掃部材の寿命を管理する寿命管理部を備えることを特徴とする。
前記寿命管理部は、前記状態予測部による予測結果に基づいて、前記清掃部材の寿命となる閾値を変更することを特徴とする。
前記寿命管理部は、前記状態予測部による予測結果に基づいて、カウント枚数又は前記走行距離に補正をかけることを特徴とする。
前記清掃部材は、弾性を有するブレード又は金属の薄板形状のスクレーパーであることを特徴とする。
像担持体上の残トナーを清掃する清掃部材と、前記清掃部材により清掃された残トナーを廃トナーとして搬送する搬送部材と、を有する清掃部と、前記清掃部に突入する入力トナーの量を検知するトナー量検知部と、を備える画像形成装置の清掃部材寿命予測方法であって、
前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知するトルク検知工程と、
前記トルク検知工程における検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測する状態予測工程と、
前記状態予測工程における予測結果に基づいて、前記清掃部材の交換時期を予測する交換時期予測工程と、
を含み、
前記状態予測工程は、前記トナー量検知部により検知された入力トナー量及び前記トルク検知工程における検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、
像担持体上の残トナーを清掃する清掃部材と、前記清掃部材により清掃された残トナーを廃トナーとして搬送する搬送部材と、を有する清掃部を備える画像形成装置の清掃部材寿命予測方法であって、
前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知するトルク検知工程と、
前記トルク検知工程における検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測する状態予測工程と、
前記状態予測工程における予測結果に基づいて、前記清掃部材の交換時期を予測する交換時期予測工程と、
を含み、
前記清掃部は、転写部よりも前記像担持体の進行方向下流側に設けられた上流清掃部と、前記上流清掃部よりも前記像担持体の進行方向下流側に設けられた下流清掃部と、を有し、
前記トルク検知工程は、前記下流清掃部の前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知し、
前記状態予測工程は、前記トルク検知工程における検知結果に基づいて、前記上流清掃部の前記清掃部材の状態を予測することを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、
像担持体上の残トナーを清掃する清掃部材と、前記清掃部材により清掃された残トナーを廃トナーとして搬送する搬送部材と、を有する清掃部を備える画像形成装置の清掃部材寿命予測方法であって、
前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知するトルク検知工程と、
前記トルク検知工程における検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測する状態予測工程と、
前記状態予測工程における予測結果に基づいて、前記清掃部材の交換時期を予測する交換時期予測工程と、
非画像形成時に予め決められたトナー量を前記清掃部に供給する供給工程と、
を含み、
前記供給工程は、現像剤を交換した際に、前記予め決められたトナー量を前記清掃部に供給し、
前記状態予測工程は、前記搬送部材が前記供給工程において供給されたトナーの前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知する前記トルク検知工程における検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測することを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、
像担持体上の残トナーを清掃する清掃部材と、前記清掃部材により清掃された残トナーを廃トナーとして搬送する搬送部材と、を有する清掃部を備える画像形成装置の清掃部材寿命予測方法であって、
前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知するトルク検知工程と、
前記トルク検知工程における検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測する状態予測工程と、
前記状態予測工程における予測結果に基づいて、前記清掃部材の交換時期を予測する交換時期予測工程と、
を含み、
前記状態予測工程は、清掃部材交換時に前記清掃部に突入する入力トナーがない状態で前記トルク検知工程において検知された第1トルク値と、前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際に前記トルク検知工程において検知された第2トルク値と、の差分に基づいて、前記清掃部材の状態を予測することを特徴とする。
画像形成部13は、図1に示すように、4つの書込みユニット1と、中間転写ベルト2と、2次転写ローラー(転写部)3と、定着装置4と、清掃装置(清掃部)5と、を備えて構成されている。
4つの書込みユニット1の感光体1b上にそれぞれ形成した画像を、それぞれの1次転写ローラー1fにより、中間転写ベルト2上に順次重ねて転写(1次転写)する。これにより、中間転写ベルト2上には各色からなる画像が形成される。中間転写ベルト2は、複数のローラーに巻き回されて回動する像担持体である。1次転写後、クリーニング部1eにより感光体1b上に残留するトナーを除去する。
表示部151は、カラー液晶ディスプレイなどで構成され、制御部11から入力される表示制御信号に従って、操作画面等(各種設定画面、各種ボタン、各機能の動作状況等)を表示する。
操作部152は、表示部151の画面上に設けられるタッチパネルと、表示部151の画面周囲に配置される各種ハードキーと、を備えて構成されている。操作部152は、画面上に表示されたボタンが手指やタッチペン等で押下された場合、押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置に対応付けられた操作信号を制御部11に出力する。なお、タッチパネルは感圧式に限らず、例えば静電式や光式等であってもよい。また、操作部152は、ハードキーが押下された場合、押下されたキーに対応付けられた操作信号を制御部11に出力する。ユーザーは、操作部152を操作して、画質設定、倍率設定、応用設定、出力設定及び用紙設定等の画像形成に関する設定、用紙搬送指示、並びに装置の停止操作などを行うことができる。
清掃装置5は、図3に示すように、2次転写ローラー3よりも中間転写ベルト2の進行方向(回動方向)下流側に設けられた上流清掃装置(上流清掃部)51と、上流清掃装置51よりも中間転写ベルト2の進行方向下流側に設けられた下流清掃装置(下流清掃部)52と、を備えて構成され、2次転写後に中間転写ベルト2上に残留するトナーを除去する。
本発明の搬送部材としては、例えば、上記のスクリュー形態(上記の廃トナー回収スクリュー512)を採用することが可能であり、モーターでスクリューを回すことで廃トナーを搬送することができる。なお、廃トナーとして搬送することが可能であり、かつ、トルクとして検知することが可能な部材であれば、いかなる部材を搬送部材として採用するようにしてもよい。
また、制御部11は、トルク検知部による検知結果に基づいて、清掃部材(ブレード511、スクレーパー521)の状態を予測する。すなわち、制御部11は、本発明の状態予測部として機能する。本実施形態では、特に、制御部11は、トルク検知部による検知結果に基づいて、上流清掃装置51のブレード511の状態を予測する。
また、制御部11は、状態予測部による予測結果に基づいて、清掃部材(ブレード511、スクレーパー521)の交換時期を予測する。すなわち、制御部11は、本発明の交換時期予測部として機能する。本実施形態では、特に、制御部11は、状態予測部による予測結果に基づいて、ブレード511の交換時期を予測する。
本実施形態において、制御部11は、プリント枚数又は中間転写ベルト2の走行距離に基づいて清掃部材(ブレード511、スクレーパー521)の寿命を管理する。すなわち、制御部11は、本発明の寿命管理部として機能する。
例えば、制御部11は、現像剤を交換した際に、予め決められたトナー量を清掃装置5に供給する。このとき、制御部11は、搬送部材(本実施形態では、特に、廃トナー回収スクリュー522)が供給部により供給されたトナーの廃トナーを搬送する際のトルクを検知するトルク検知部による検知結果に基づいて、清掃部材(本実施形態では、特に、ブレード511)の状態を予測する。一般に、現像剤を交換した場合には、転写効率が向上するため、像担持体上の残トナーが減少する傾向にある。また、クリーニングもしやすくなることから、寿命の閾値の変更やカウントアップの補正を行うことが好ましい。したがって、現像剤を交換した場合には、非画像形成時に予め決められたトナー量を清掃装置5に供給して清掃部材の状態を予測し、必要であれば、プリント枚数の閾値の変更やカウントアップの補正を実施することが好ましい。
また、制御部11は、供給部として機能する際、最も粒径が小さいトナーを供給することが好ましい。一般に、カラー画像形成装置で複数のトナーを使用している場合、トナー色ごとに粒径が異なるケースがあり得る。そのような場合、清掃部材によるクリーニング性は、粒径が小さいほど不利に働くため、最も粒径が小さいトナーを供給することで、トナーの拭き残しの検知感度を高めることが可能となり、早期に清掃部材の寿命を予測することができる。
一般に、通紙枚数が増えるにつれて、上流清掃装置51(ブレード511)の清掃能力は徐々に低下し、下流清掃装置52(スクレーパー521)に到達するトナー量が増大するため、廃トナー回収スクリュー522の駆動トルクが上昇する。例えば、図7に示すように、下流清掃装置52内に廃トナーがない状態の駆動電流(駆動トルク)Y1と比べ、ある枚数を通紙したときの廃トナー回収スクリュー522の駆動電流Y2が上昇している。このように、ある通紙枚数が経過したタイミングにおける駆動トルクを第2トルク値とした場合、第1トルク値との差分が上流清掃装置51(ブレード511)をすり抜けてくるトナー量に相当し、ブレード511の清掃能力の代用値となる。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、ユーザーによっていろいろな使われ方をした場合であっても、清掃部材の交換時期の予測精度を向上させることができるので、清掃部材の寿命をより精度よく、装置構成が複雑化することなく、簡単に予測することができる。また、清掃部材の交換時期の予測結果に基づいて清掃部材の交換をユーザーやサービスマンに通知することができるので、確実に部品寿命を全うすることが可能となり、低コスト化を実現することができる。また、より正確に部材の交換タイミングを見積ることで、必要なタイミングでサービスマンが交換に出向くことが可能となり、必要なタイミングで必要な場所に部材を提供することができる。よって、無駄なサービスマンの訪問や作業時間を減らすことができるので、サービスの提供者側にとって人件費を削減することができる。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、清掃部材を2つ有することで、リアルタイムで清掃部材の劣化を把握することができるので、より早い段階で清掃部材の寿命を予測することが可能となり、より確実に人件費の削減や低コスト化を実現することができる。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、清掃部材の寿命を予測することができるので、精度よく清掃部材の交換タイミングを決定/通知することができる。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、清掃部材の寿命を精度よく予測して変更することができるので、より精度よく清掃部材の交換タイミングを決定/通知することができる。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、清掃部材の寿命を精度よく予測して補正することができるので、より精度よく清掃部材の交換タイミングを決定/通知することができる。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、非画像形成時に評価用のモードを実施することができるので、より精度よく清掃部材の寿命を予測することができる。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、現像剤交換時の残トナーが減少する傾向やクリーニング性の向上を踏まえて清掃部材の状態を予測することができるので、より現実に即した形で清掃部材の寿命を予測することができる。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、より確実にトナーの拭き残し発生の有無を検知することができるので、検知感度を高めることが可能となり、早期に清掃部材の寿命を予測することができる。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、トナーの拭き残しの検知感度を高めることが可能となり、早期に清掃部材の寿命を予測することができる。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、耐久に伴って摩耗が進行し、クリーニング能力が低下するような清掃部材に本発明を適用することができるので、清掃部材の寿命をより精度よく予測することができる。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置10によれば、清掃部材の交換時期の予測精度を向上させることができるので、清掃部材の寿命をより精度よく予測することができる。
この場合、トナー量検知部53は、清掃装置5Aよりも中間転写ベルト2の進行方向(回動方向)上流側に設けられる。そして、制御部11は、トナー量検知部53により検知された入力トナー量及びトルク検知部による検知結果に基づいて、清掃部材(ブレード511A)の状態を予測する。
このように、清掃部に突入する入力トナーの量を検知するトナー量検知部53を備え、状態予測部が、トナー量検知部53により検知された入力トナー量及びトルク検知部による検知結果に基づいて、清掃部材の状態を予測することで、清掃装置を2つ備えることなく、清掃部材の寿命を予測することができる。
この場合、トナー量検知部53は、上流清掃装置51よりも中間転写ベルト2の進行方向(回動方向)上流側に設けられる。なお、トナー量検知部53は、上流清掃装置51及び下流清掃装置52の間に設けられる構成であってもよい。そして、制御部11は、トナー量検知部53により検知された入力トナー量及びトルク検知部による検知結果(ここでは下流清掃装置52の廃トナー回収スクリュー522のトルク)に基づいて、清掃部材(ここでは下流清掃装置52のスクレーパー521)の状態を予測する。
このように、2つの清掃装置に加えてトナー量検知部53を備える構成を採用することで、下流清掃装置52の清掃部材(スクレーパー521)の寿命を予測することができるので、清掃装置を複数設ける構成であっても全ての清掃部材の寿命を予測することができる。
11 制御部(トルク検知部、状態予測部、交換時期予測部、寿命管理部、供給部)
12 画像読取部
13 画像形成部
1 書込みユニット
2 中間転写ベルト(像担持体)
3 2次転写ローラー(転写部)
4 定着装置
5、5A 清掃装置(清掃部)
51 上流清掃装置(上流清掃部)
511、511A ブレード(清掃部材)
512、512A 廃トナー回収スクリュー(搬送部材)
52 下流清掃装置(下流清掃部)
521 スクレーパー(清掃部材)
522 廃トナー回収スクリュー(搬送部材)
53 トナー量検知部
14 記憶部
15 操作パネル
151 表示部
152 操作部
16 通信部
Claims (14)
- 像担持体上の残トナーを清掃する清掃部材と、前記清掃部材により清掃された残トナーを廃トナーとして搬送する搬送部材と、を有する清掃部と、
前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知するトルク検知部と、
前記トルク検知部による検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測する状態予測部と、
前記状態予測部による予測結果に基づいて、前記清掃部材の交換時期を予測する交換時期予測部と、
前記清掃部に突入する入力トナーの量を検知するトナー量検知部を備え、
前記状態予測部は、前記トナー量検知部により検知された入力トナー量及び前記トルク検知部による検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測することを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体上の残トナーを清掃する清掃部材と、前記清掃部材により清掃された残トナーを廃トナーとして搬送する搬送部材と、を有する清掃部と、
前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知するトルク検知部と、
前記トルク検知部による検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測する状態予測部と、
前記状態予測部による予測結果に基づいて、前記清掃部材の交換時期を予測する交換時期予測部と、
を備え、
前記清掃部は、転写部よりも前記像担持体の進行方向下流側に設けられた上流清掃部と、前記上流清掃部よりも前記像担持体の進行方向下流側に設けられた下流清掃部と、を有し、
前記トルク検知部は、前記下流清掃部の前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知し、
前記状態予測部は、前記トルク検知部による検知結果に基づいて、前記上流清掃部の前記清掃部材の状態を予測することを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体上の残トナーを清掃する清掃部材と、前記清掃部材により清掃された残トナーを廃トナーとして搬送する搬送部材と、を有する清掃部と、
前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知するトルク検知部と、
前記トルク検知部による検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測する状態予測部と、
前記状態予測部による予測結果に基づいて、前記清掃部材の交換時期を予測する交換時期予測部と、
非画像形成時に予め決められたトナー量を前記清掃部に供給する供給部と、
を備え、
前記供給部は、現像剤を交換した際に、前記予め決められたトナー量を前記清掃部に供給し、
前記状態予測部は、前記搬送部材が前記供給部により供給されたトナーの前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知する前記トルク検知部による検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測することを特徴とする画像形成装置。 - 前記供給部は、画像形成時よりも多いトナー量を供給することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記供給部は、最も粒径が小さいトナーを供給することを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
- 像担持体上の残トナーを清掃する清掃部材と、前記清掃部材により清掃された残トナーを廃トナーとして搬送する搬送部材と、を有する清掃部と、
前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知するトルク検知部と、
前記トルク検知部による検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測する状態予測部と、
前記状態予測部による予測結果に基づいて、前記清掃部材の交換時期を予測する交換時期予測部と、
を備え、
前記状態予測部は、清掃部材交換時に前記清掃部に突入する入力トナーがない状態で前記トルク検知部により検知された第1トルク値と、前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際に前記トルク検知部により検知された第2トルク値と、の差分に基づいて、前記清掃部材の状態を予測することを特徴とする画像形成装置。 - プリント枚数又は前記像担持体の走行距離に基づいて前記清掃部材の寿命を管理する寿命管理部を備えることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記寿命管理部は、前記状態予測部による予測結果に基づいて、前記清掃部材の寿命となる閾値を変更することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記寿命管理部は、前記状態予測部による予測結果に基づいて、カウント枚数又は前記走行距離に補正をかけることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記清掃部材は、弾性を有するブレード又は金属の薄板形状のスクレーパーであることを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 像担持体上の残トナーを清掃する清掃部材と、前記清掃部材により清掃された残トナーを廃トナーとして搬送する搬送部材と、を有する清掃部と、前記清掃部に突入する入力トナーの量を検知するトナー量検知部と、を備える画像形成装置の清掃部材寿命予測方法であって、
前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知するトルク検知工程と、
前記トルク検知工程における検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測する状態予測工程と、
前記状態予測工程における予測結果に基づいて、前記清掃部材の交換時期を予測する交換時期予測工程と、
を含み、
前記状態予測工程は、前記トナー量検知部により検知された入力トナー量及び前記トルク検知工程における検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測することを特徴とする清掃部材寿命予測方法。 - 像担持体上の残トナーを清掃する清掃部材と、前記清掃部材により清掃された残トナーを廃トナーとして搬送する搬送部材と、を有する清掃部を備える画像形成装置の清掃部材寿命予測方法であって、
前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知するトルク検知工程と、
前記トルク検知工程における検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測する状態予測工程と、
前記状態予測工程における予測結果に基づいて、前記清掃部材の交換時期を予測する交換時期予測工程と、
を含み、
前記清掃部は、転写部よりも前記像担持体の進行方向下流側に設けられた上流清掃部と、前記上流清掃部よりも前記像担持体の進行方向下流側に設けられた下流清掃部と、を有し、
前記トルク検知工程は、前記下流清掃部の前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知し、
前記状態予測工程は、前記トルク検知工程における検知結果に基づいて、前記上流清掃部の前記清掃部材の状態を予測することを特徴とする清掃部材寿命予測方法。 - 像担持体上の残トナーを清掃する清掃部材と、前記清掃部材により清掃された残トナーを廃トナーとして搬送する搬送部材と、を有する清掃部を備える画像形成装置の清掃部材寿命予測方法であって、
前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知するトルク検知工程と、
前記トルク検知工程における検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測する状態予測工程と、
前記状態予測工程における予測結果に基づいて、前記清掃部材の交換時期を予測する交換時期予測工程と、
非画像形成時に予め決められたトナー量を前記清掃部に供給する供給工程と、
を含み、
前記供給工程は、現像剤を交換した際に、前記予め決められたトナー量を前記清掃部に供給し、
前記状態予測工程は、前記搬送部材が前記供給工程において供給されたトナーの前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知する前記トルク検知工程における検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測することを特徴とする清掃部材寿命予測方法。 - 像担持体上の残トナーを清掃する清掃部材と、前記清掃部材により清掃された残トナーを廃トナーとして搬送する搬送部材と、を有する清掃部を備える画像形成装置の清掃部材寿命予測方法であって、
前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際のトルクを検知するトルク検知工程と、
前記トルク検知工程における検知結果に基づいて、前記清掃部材の状態を予測する状態予測工程と、
前記状態予測工程における予測結果に基づいて、前記清掃部材の交換時期を予測する交換時期予測工程と、
を含み、
前記状態予測工程は、清掃部材交換時に前記清掃部に突入する入力トナーがない状態で前記トルク検知工程において検知された第1トルク値と、前記搬送部材が前記廃トナーを搬送する際に前記トルク検知工程において検知された第2トルク値と、の差分に基づいて、前記清掃部材の状態を予測することを特徴とする清掃部材寿命予測方法。
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