JP4561435B2 - 電話装置 - Google Patents
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Description
この従来技術では、着信時に網側から通知される発信者情報に基づき、その発信者が予め登録されている特定者であると確認された場合は、その着信検出から所定時間経過するまでに発信側で着信を中断した場合、その発信者に対して当該電話装置から呼び返しを行うものとなっていた。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、着信中断を利用した発信者からの呼び返し要求を的確に検出して呼び返し発信を行うことができる電話装置を提供することを目的としている。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる電話装置について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる電話装置の構成を示すブロック図である。
この電話装置1は、公衆電話網(PSTN:Public Switched Telephone Networks)、ISDN(Integrated Services Digital Network)、またはIP電話網などの電話網6の電話回線10に接続されて、電話網6に接続されている発信電話機5と音声通話を行う電話装置である。
外線I/F部11は、電話回線10を終端制御する回路部であり、電話回線10を介した電話網6からの着信通知を検出する機能と、着信時に電話回線10を介して電話網6から通知される発信者情報を取得する機能と、電話回線10を用いて電話網6に接続されている任意の電話機へ発信する機能とを有している。
表示部14は、LEDやLCDなどの表示器からなり、制御部16からの指示に応じて、電話回線10や電話装置1自体の状態を表示する機能と、発信者情報などの着信に関する情報を表示する機能、通話時間、通話料金など通話に関する情報を表示する機能、および各種報知のための情報を可視表示する機能を有している。
制御部16で実現される主な機能手段としては、呼制御手段16A、着信中断判定手段16B、呼び返し要求判定手段16C、計時手段16D、およびリモート制御手段16Eがある。
次に、図3〜図5を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる電話装置の動作について説明する。図3は、本発明の第1の実施の形態にかかる電話装置の着信処理を示すフローチャートである。図4は、本発明の第1の実施の形態にかかる電話装置の着信処理で用いられる着信中断判定処理を示すフローチャートである。図5は、本発明の第1の実施の形態にかかる電話装置の着信処理で用いられる呼び返し要求判定処理を示すフローチャートである。
電話装置1は、発信電話機5での発信操作に応じて電話網6から電話回線10を介して通知された着信と発信者情報とを外線I/F部11で検出する。この際、電話網6が公衆電話網の場合、着信は着信信号で通知され、発信者情報は着信信号に先立つ周波数変調などの信号で通知される。また電話網6がISDNやIP電話網の場合、着信および発信者情報が所定メッセージで通知される。
まず、呼制御手段16Aにより、外線I/F部11から発信者情報を取得し(ステップ100)、記憶部15の呼び返し情報15Bを参照して、発信者情報に含まれる発信者電話番号が特定者に該当するか判断する(ステップ101)。ここで、発信者が特定者に該当する場合(ステップ101:YES)、着信中断判定手段16Bにより、図4の着信中断判定処理を実行する(ステップ102)。
一方、ステップ202において、外線I/F部11で当該着信の切断が検出される前に中断判定タイマがタイムアップした場合(ステップ202:YES)、当該着信が通常の着信であると判定し(ステップ205)、一連の着信中断判定を終了する。
呼び返し要求判定手段16Cは、図5の呼び返し要求判定処理において、まず記憶部15の呼び返し情報15Bを参照し、当該特定者の呼び返し要求判定開始時刻が有効値を示し、かつこの開始時刻と現在時刻との時刻差に基づき当該特定者に対する呼び返し要求判定期間tbが継続中であることを判定する(ステップ300)。
一方、ステップ300において、開始時刻が有効値を示しており、かつ上記時刻差が呼び返し要求判定期間tb以下場合(ステップ300:YES)、着信中断判定処理で判定された着信中断動作が呼び返しを要求する動作であると判断し、呼び返し情報15Bのうち当該特定者の着信中断回数を「1」だけ加算する(ステップ305)。
またステップ103において、当該着信が通常着信であると判断された場合(ステップ103:NO)、呼制御手段16Aは、呼び返し情報15Bのうち当該特定者の着信中断回数および判定開始時刻を初期化した後(ステップ107)、当該着信に対する呼制御処理を通常の着信処理へ移行させ(ステップ108)、例えば音声処理部12からの着信音送出や表示部14での着信表示を行う。
また、呼び返し発信を行う特定者を呼び返し情報として管理しておき、着信時に発信者情報で通知された発信者が特定者に該当する場合にのみ、当該着信に対する着信中断動作の有無を判定するようにしたので、特定者のみが呼び返し機能の対象とすることができ、高いセキュリティ性が得られる。
次に、図6を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる電話装置の動作例について説明する。図6は、本発明の第1の実施の形態にかかる電話装置の動作例を示すシーケンス図である。
ここでは、発信電話機5から電話装置1に対して呼び返し要求を行う場合を例として説明する。
図7では、時刻Ts1に着信が検出されて発信者情報が取得され、その後の時刻Te1に当該着信の切断が検出されている。この際、時刻Ts1から時刻Te1までの期間長txが着信中断判定期間ta以下であるため、これら着信および切断が1回目の呼び返し要求用着信中断動作と判定されている。
この際、時刻Tenにおいて、最初の呼び返し要求用着信中断動作を確定した時刻Te1(切断時刻)から直前に呼び返し要求用着信中断動作を確定した時刻Ten(切断時刻)までの期間長tyが呼び返し要求判定期間tb以下であり、この期間長ty内に呼び返し要求用着信中断動作が規定のn(nは2以上の整数)回数分検出されていることから、呼び返し要求の判定基準を満たしていることになる。
例えば、最初に検出した着信中断動作の着信検出時刻Ts1から直前に検出した着信中断動作の着信検出時刻Tsnまでの期間長ty1を呼び返し要求判定期間tbと比較してもよい。
また、着信と発信者情報の通知タイミングが異なる場合、着信中断判定期間taと比較される期間txは、着信検出時点からでなく発信者情報受信時点を起点としてもよい。
次に、図8を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる電話装置について説明する。図8は、本発明の第2の実施の形態にかかる電話装置(電話システム)の構成を示すブロック図である。
前述した第1の実施の形態では、電話装置1が1回線分の電話回線10に接続されている場合を例として説明したが、本実施の形態では、2回線以上の複数回線分の電話回線10に接続されている場合を例として説明する。
電話制御装置2には、外線インターフェース部(以下、外線I/F部という)21、内線インターフェース部(以下、内線I/F部という)22、スイッチ部23、記憶部24、および制御部25が設けられている。なお、内線電話機3の構成については、一般的な電話システムで用いられる公知の内線電話機と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
スイッチ部23は、外線I/F部21の通話回線に対応する通話パスと、内線I/F部22の各内線電話機に対応する通話パスとを任意に交換接続することにより、電話回線10のうち任意の通話回線を用いた音声通話を実現する回路部である。
制御部25で実現される主な機能手段としては、呼制御手段25A、着信中断判定手段25B、呼び返し要求判定手段25C、計時手段25D、およびリモート制御手段25Eがある。
次に、図10を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる電話装置の動作について説明する。図10は、本発明の第2の実施の形態にかかる電話装置の着信処理を示すフローチャートであり、前述した図3と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。なお、着信中断判定処理や呼び返し要求判定処理については、前述した図4および図5と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
電話制御装置2は、発信電話機5での発信操作に応じて電話網6から電話回線10を介して通知された着信と発信者情報とを外線I/F部21で検出する。この際、電話網6が公衆電話網の場合、着信は着信信号で通知され、発信者情報は着信信号に先立つ周波数変調などの信号で通知される。また電話網6がISDNやIP電話網の場合、着信および発信者情報が所定メッセージで通知される。
まず、呼制御手段25Aにより、外線I/F部21から発信者情報を取得し(ステップ100)、記憶部24の呼び返し情報24Bを参照して、発信者情報に含まれる発信者電話番号が特定者に該当するか判断する(ステップ101)。ここで、発信者が特定者に該当する場合(ステップ101:YES)、当該特定者の呼び返し要求判定期間が継続中か否かを判断する(ステップ110)。
一方、当該特定者の呼び返し要求判定開始時刻が有効値を示している場合(例えば、初期値以外を示している場合)、呼び返し要求判定期間が継続中であると判断し(ステップ110:YES)、当該特定者の呼び返し情報24Bを参照して、前回、当該特定者の着信中断動作が行われた着信回線と今回の着信が検出された着信回線とを比較する(ステップ111)。
また、今回の着信が検出された着信回線が前回の着信中断動作が行われた着信回線と異なる場合(ステップ111:NO)、前述したステップ107へ移行して、呼び返し情報24Bのうち当該特定者の着信中断回数および判定開始時刻を初期化した後(ステップ107)、当該着信に対する呼制御処理を通常の着信処理へ移行させ(ステップ108)、例えば内線電話機3で着信音送出や着信表示を行う。
また、本実施の形態では、複数の電話回線が接続されている場合、呼び返し要求用着信中断動作が同一電話回線で行われることを呼び返し要求判定の条件とした場合を例として説明したが、これに限定されるものではなく、同一発信者による呼び返し要求用着信中断動作であれば、いずれの電話回線で行われた場合でも着信中断回数として計数するようにしてよく、発信者にとって利用しやすくなる。
以上の各実施の形態において、呼び返し要求判定期間中、その呼び返し要求用着信中断動作が検出された電話回線に対して、他者からの着信が通知された場合、その着信を拒否するようにしてもよい。例えば、呼び返し要求判定期間中、次の呼び返し要求用着信中断動作までの期間に、他者からの着信に利用者が応答して通話が開始された場合、当該電話回線に対して呼び返し要求用着信中断動作を行うことができなくなり、予備開始要求判定期間が終了してしまうこともある。したがって、呼び返し要求判定期間中は当該電話回線への着信通知に対して着信拒否を電話網6へ通知することにより、後続する呼び返し要求着信動作をスムーズに受け付けることができる。
Claims (4)
- 着信時に電話網から電話回線を介して通知される当該発信者の発信者情報を取得し、当該着信が発信電話機から切断される着信中断動作が検出された場合、当該発信者に対して呼び返し発信を行う電話装置であって、
着信から前記着信中断判動作の検出を行うための着信中断判定期間が経過するまでに当該着信が発信電話機から切断される着信中断動作の有無を判定する着信中断判定手段と、
前記発信者情報で通知された発信者による着信中断動作の回数が所定の呼び返し要求判定期間内で規定の複数回数に達したか否かに応じて、前記発信者からの呼び返し要求の有無を判定する呼び返し要求判定手段と、
この呼び返し要求判定手段で、前記発信者からの呼び返し要求ありと判定された場合、当該発信者に対して呼び返し発信を行う呼制御手段と、
前記着信中断動作を検出した電話回線とその発信者とを呼び返し情報として管理する記憶部とを備え、
前記呼制御手段は、複数の電話回線のうち前記発信者からの新たな着信を検出した電話回線が前記呼び返し情報の電話回線と同一の場合にのみ、前記着信中断判定手段により当該着信に対する着信中断動作の有無を判定する
ことを特徴とする電話装置。 - 請求項1に記載の電話装置において、
前記呼制御手段は、前記着信中断判定手段で着信中断動作ありと判定された場合、当該着信中断判動作を検出した電話回線を用いた当該電話装置からの発信を禁止する
ことを特徴とする電話装置。 - 請求項1に記載の電話装置において、
前記呼制御手段は、前記発信者へ前記呼び返し発信を行う際、前記呼び返し情報の当該発信者に対応する電話回線を用いて呼び返し発信を行う
ことを特徴とする電話装置。 - 請求項1に記載の電話装置において、
前記呼制御手段は、前記呼び返し要求判定手段での前記呼び返し要求判定期間中、当該電話回線への他の発信者から着信を拒否することを特徴とする電話装置。
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Citations (2)
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JPH0918613A (ja) * | 1995-06-27 | 1997-01-17 | Sharp Corp | 発信者電話番号通知機能付き電話装置のコレクトコール装置 |
JPH1065833A (ja) * | 1996-08-23 | 1998-03-06 | Tamura Electric Works Ltd | 機能電話装置 |
-
2005
- 2005-03-29 JP JP2005094517A patent/JP4561435B2/ja active Active
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