JP4561253B2 - 画像送信装置、画像加工装置、及び、画像送受信システム - Google Patents

画像送信装置、画像加工装置、及び、画像送受信システム Download PDF

Info

Publication number
JP4561253B2
JP4561253B2 JP2004256509A JP2004256509A JP4561253B2 JP 4561253 B2 JP4561253 B2 JP 4561253B2 JP 2004256509 A JP2004256509 A JP 2004256509A JP 2004256509 A JP2004256509 A JP 2004256509A JP 4561253 B2 JP4561253 B2 JP 4561253B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
command information
operation command
processing
editing operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004256509A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006074541A (ja
Inventor
仁久 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2004256509A priority Critical patent/JP4561253B2/ja
Publication of JP2006074541A publication Critical patent/JP2006074541A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4561253B2 publication Critical patent/JP4561253B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、画像送信装置、画像加工装置、及び、画像送受信システムに関し、詳しくは、カメラで連続的に撮影した画像(特に動画)をネットワーク上の記憶装置に保存する画像送信装置、画像加工装置、及び、画像送受信システムに関する。
近年、カメラ付携帯通信端末が普及している。たとえば、その代表は、カメラ付携帯電話機である。以下、このカメラ付携帯電話機のことを、単に「携帯電話機」ということにすると、この携帯電話機は、電話回線を介して携帯電話機同士又は一般加入電話機との間で音声通話を行うことに加え、インターネットプロトコル対応の電子メールを送受信したり、ホームページにアクセスしたり、さらには、付属のカメラを使用して静止画や動画を撮影したりすることができる利便性の高い携帯型の多用途機器である。
ところで、携帯電話機のカメラで撮影した画像ファイル、とりわけ、動画ファイルは、サイズが大きく、携帯電話機のメモリ容量を圧迫する。このため、ネットワーク上に携帯電話機ユーザ専用の記憶空間を設けておき、必要の都度、その記憶空間に画像ファイルをアップロードして遠隔保存できるサービスが提供されている(たとえば、非特許文献1参照)。
また、このサービスを利用する際の面倒な手続を簡略化して、ワンタッチで所望の画像ファイルをアップロードできるようにした技術(たとえば、特許文献1参照)や、上記の記憶空間を家庭内ネットワーク上のサーバ(ホームサーバ)として、このホームサーバにアップロードされた画像ファイルを当該家庭内ネットワーク上のテレビなどで自由に再生できるようにした技術(たとえば、特許文献2参照)なども知られている。
"イメージステーション"、[online]、株式会社ソニー、[平成16年5月1日検索]、インターネット<URL:http://www.sony.jp/products/Consumer/PCOM/Software_01q2/ImageStation/> 特開2002−101373号公報 特開2002−95071号公報
しかしながら、上記の各文献に記載の従来技術にあっては、単に、“撮影済”の画像ファイルをネットワーク上の記憶空間にアップロードするだけのものに過ぎず、たとえば、一時停止や各種エフェクト処理等の編集操作を行う場合には、もっぱら携帯電話機内部でそれらの処理を実行してからアップロードしなければならず、携帯電話機の処理負担が大きくなるという問題点がある。
そこで、本発明の目的は、撮影された画像(動画)の加工処理について、画像送信側の負担を軽減する画像送信装置、画像加工装置、及び、画像送受信システムを提供することにある。
請求項1記載の画像送信装置は、連続的に取得された画像を編集操作指令情報に基づいて加工する機能を有する画像受信装置へ前記連続的に取得された画像及び前記編集操作指令情報を送信する画像送信装置であって、画像を連続的に取得する画像取得手段と、この画像取得手段によって連続的に取得された画像を送信する画像送信手段と、それぞれ異なる何れかの特殊効果を連続的に取得される画像に施すよう指示するための複数の操作ボタンと、前記画像取得手段によって連続的に画像が取得されている期間に前記操作ボタンの操作を検出することにより発生した何れかの特殊効果を表すステータスとこのステータスが発生した撮影時間情報とを検出する検出手段と、前記画像取得手段による取得後に前記検出手段によって検出されたステータス及び撮影時間情報とから成る編集操作指令情報を送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の画像送信装置は、請求項1に記載の画像送信装置において、前記特殊効果は、ボカシ、デジタルズームイン/ズームアウトであることを特徴とする。
請求項3記載の画像送信装置は、請求項1又は2に記載の画像送信装置において、撮像手段を更に備え、前記画像取得手段は、この撮像手段によって撮像された画像を連続的に取得することを特徴とする。
請求項記載の画像加工装置は、画像送信装置から連続的に送信された画像を受信する画像受信手段と、前記画像受信手段による画像の受信が完了した後に前記画像送信装置から送信された当該画像送信装置が操作部の操作を検出することにより発生した特殊効果を表すステータスとこのステータスが発生した撮影時間情報とから成る編集操作指令情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって編集操作指令情報が受信されると、前記画像受信手段によって受信された画像を当該編集操作指令情報に基づいて加工する画像加工手段とを備えたことを特徴とする。
請求項記載の画像送受信システムは、画像を連続的に取得して送信する画像送信装置と、この画像送信装置から送信された画像を受信する画像受信装置とからなる画像送受信システムであって、前記画像送信装置は、それぞれ異なる何れかの特殊効果を連続的に取得される画像に施すよう指示するための複数の操作ボタンと、画像取得中に前記操作ボタンの操作を検出することにより発生した何れかの特殊効果を表すステータスとこのステータスが発生した撮影時間情報とを検出する検出手段と、前記画像の取得後に前記検出手段によって検出されたステータス及び撮影時間情報とから成る編集操作指令情報を送信する送信手段とを備え、前記画像受信装置は、前記送信手段より送信された編集操作指令情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって編集操作指令情報が受信されると、この編集操作指令情報に基づいて前記画像を加工する画像加工手段とを備えたことを特徴とする。

本発明によれば、編集操作が画像受信装置で実行されるため、画像送信装置の処理負担を大幅に軽減することができる。
以下、本発明の実施例を、携帯電話機を例にして、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明における様々な細部の特定ないし実例および数値や文字列その他の記号の例示は、本発明の思想を明瞭にするための、あくまでも参考であって、それらのすべてまたは一部によって本発明の思想が限定されないことは明らかである。また、周知の手法、周知の手順、周知のアーキテクチャおよび周知の回路構成等(以下「周知事項」)についてはその細部にわたる説明を避けるが、これも説明を簡潔にするためであって、これら周知事項のすべてまたは一部を意図的に排除するものではない。かかる周知事項は本発明の出願時点で当業者の知り得るところであるので、以下の説明に当然含まれている。
図1は、本発明の画像送受信システムの一実施形態の概念的なシステム構成図である。この図において、携帯電話機1(画像送信装置)は、基地局2及び当該携帯電話機1のキャリアサーバ3を介して、不図示の電話回線網にアクセスし、携帯電話機同士又は一般加入電話機との間で音声通話を行うことができることに加え、キャリアサーバ3に接続されているインターネット4にアクセスして、インターネットプロトコル対応の電子メールの送受信したりできる公知の仕組みを備えたものであり、さらに、この携帯電話機1は、カメラ付きのもの、すなわち、カメラ5(画像取得手段、撮像手段)と、このカメラ5を用いて、たとえば、動画を撮影するときに操作される動画撮影開始ボタン6と、動画撮影終了ボタン7と、動画撮影の一時停止ボタン8と、一個ないしは数個のエフェクトボタン9とを備えたものである。なお、これら以外にも、フックボタンやテンキーボタンなどの各種ボタン類10、液晶ディスプレイ11、音声通話用のマイク12やスピーカ13、及び、アンテナ14などが備えられている。
ここで、インターネット4には、インターネットサービスプロバイダ(ISP)のサービスサーバ15が接続されており、このサービスサーバ15にはホームサーバ16が接続されている。サービスサーバ15は、契約ユーザ(携帯電話機1のユーザ)に対して所要のサービスを提供するためのサーバであり、そのサービスの一つは、携帯電話機1のカメラ5で撮影した画像ファイルの保存サービスである。画像ファイルの保存先は、ホームサーバ16(画像加工装置、画像受信装置)の記憶装置17に予め設定されているユーザ固有のファイルディレクトリ(ユーザディレクトリ)である。以下、記憶装置17それ自体を携帯電話機1のユーザディレクトリとする。
このような構成において、携帯電話機1のユーザは、(1)その携帯電話機1を用いて、他の携帯電話機や一般加入電話機との間で音声通話を行うことができる他、(2)インターネット4を介して電子メールを送受信したり、(3)さらには、カメラ5で撮影した画像ファイルをインターネット4上の任意のサーバに遠隔保存したりすることができる。本発明の課題は(3)に関するものである。すなわち、カメラ5で撮影した画像ファイル、とりわけ、動画ファイルをインターネット4上の記憶装置17に遠隔保存する際の携帯電話機1の処理負担の軽減を図ることにある。
携帯電話機1のカメラ5で動画を撮影する際のケースとしては、まず、任意の時間だけ単純に動画を撮影し続ける第一のケースがある。この第一のケースにあっては、動画撮影開始ボタン6が押されてから動画撮影終了ボタン7が押されるまでの間が撮影時間であり、この時間に相当する大きさの動画ファイルが生成され、その動画ファイルがインターネット4上の記憶装置17に遠隔保存されることになる。この第一のケースにおける携帯電話機1の処理負担は、もっぱら画像ファイルの生成とアップロード(送信)に要する処理だけであり、概ね許容できる負担である。
しかし、動画の撮影と並行して一時停止や各種エフェクト等の編集操作を行う第二のケースにあっては、その編集操作に伴い発生したステータスに応じた処理の分だけ携帯電話機1の負担が増えるため、特に、処理能力が低い携帯電話機1の場合、動画ファイルのフレーム欠損等の不都合を招くおそれがあり、何らかの解決策が求められる。
そこで、本実施形態においては、かかる第二のケースの不都合を回避するために、動画の撮影と並行して一時停止や各種エフェクト等の編集操作を行う場合には、その編集操作に伴って発生したステータスを動画撮影後にインターネット4上にアップロードして、インターネット4上で後処理的にこのステータスに対応する編集操作を行うことにより、携帯電話機1の処理負担を大幅に軽減するようにしている。
図2は、実施形態の全体的なブロック図である。この図において、携帯電話機1は、前述のカメラ5を含む画像取得部18(画像取得手段、撮像手段)と、前述の各種ボタン(動画撮影開始ボタン6、動画撮影終了ボタン7、一時停止ボタン8、エフェクトボタン9など)を含む操作部19と、前述のマイク12を含む音声入力部20と、前述のスピーカ13を含む音声出力部21と、画像取得部18で取得された画像(静止画や動画)を処理する画像処理部22と、音声入力部20からの入力音声や音声出力部21への出力音声を処理する音声処理部23と、アンテナ14(画像送信手段、送信手段)を介して最寄りの基地局2との間でデジタルデータを送受信する通信部24(画像送信手段、送信手段)と、携帯電話機1の各部の動作を統括制御し、動画撮影中に前記操作部9の操作を検出することにより発生したステータスとこのステータスが発生した撮影時間情報とを対応付けて一時記憶するメモリ251を備える制御部25(検出手段)とを備える。なお、これ以外にも液晶ディスプレイ11の表示制御部や電源部などが備えられているが、図面の輻輳を避けるために図示を略している。
一方、ホームサーバ16(画像加工装置、画像受信装置)は、少なくとも、通信部26(画像受信手段、受信手段)と画像処理部27(画像加工手段、制御手段)とを有しており、このホームサーバ16は、携帯電話機1からアップロードされた未編集の動画ファイル28を取り込み、その動画ファイル28を記憶装置17に保存する。ここで、動画ファイル28に関するステータスとしてメモリ251に一時記憶された編集操作指令情報が携帯電話機1からアップロードされた場合には、ホームサーバ16は、動画ファイル28を記憶装置17から取り出し、画像処理部27において、その編集操作指令情報で指定された所要の加工処理を動画ファイル28に施した後、その加工済の動画ファイル29を記憶装置17に保存すると共に、元の動画ファイル28を削除するという操作を行う。
つまり、ホームサーバ16は、単に携帯電話機1からアップロードされた未編集の動画ファイル28を記憶装置17に保存するだけでなく、その動画ファイル28に関する編集操作指令情報が携帯電話機1からアップロードされた場合には、当該編集操作指令情報で指定された所要の加工処理を動画ファイル28に施した後、その加工済の動画ファイル29を記憶装置17に保存すると共に、元の動画ファイル28を削除するという従来技術にない新たな操作を行う点に動作上の特徴がある。
図3は、ホームサーバ16における編集操作の概念図である。この図において、(a)及び(c)は携帯電話機1からアップロードされた未編集の動画ファイル28であり、(b)及び(d)は編集操作後の動画ファイル29である。これらの動画ファイル28、29の升目はフレームを表しており、各フレーム中の番号(F1、F2、・・・・)は便宜的なフレーム番号を表している。
まず、(a)の動画ファイル28と(b)の動画ファイル29について説明する。動画ファイル28は、F1〜F7までの7つのフレームで構成されている。最初のフレームF1は動画撮影開始直後のもの、すなわち、携帯電話機1の動画撮影開始ボタン6が押されたときのものであり、また、最後のフレームF7は動画撮影終了直前のもの、すなわち、携帯電話機1の動画撮影終了ボタン7が押されたときのものである。
ここで、動画ファイル28のいくつかのフレーム(F3、F4)がハッチングで示されている。これらのフレームは携帯電話機1の一時停止ボタン8が押されている間に生成されたフレームである。
このように、動画撮影中に携帯電話機1の一時停止ボタン8が押された場合、本実施形態では、一時停止ボタン8の押圧操作に関わらず、すべてのフレーム(F1〜F7)を含む未編集の動画ファイル28を記憶装置17に保存する。そして、この場合、ホームサーバ16は、携帯電話機1からアップロードされたステータスである編集操作指令情報(一時停止コマンド)に基づいて、保存済の動画ファイル28に加工処理(この場合は不要なフレームF3、F4の削除操作)を施し、その加工処理後の動画ファイル29を記憶装置17に保存すると共に、元の動画ファイル28を記憶装置17から消去する。なお、いちいち動画ファイル28を消去せずに、加工処理後の動画ファイル29で未編集の動画ファイル28を上書きしても構わない。
次に、(c)の動画ファイル28と(d)の動画ファイル29について説明する。この動画ファイル28も上記の(a)と同様にF1〜F7までの7つのフレームで構成されている。最初のフレームF1は動画撮影開始直後のもの、すなわち、携帯電話機1の動画撮影開始ボタン6が押されたときのものであり、また、最後のフレームF7は動画撮影終了直前のもの、すなわち、携帯電話機1の動画撮影終了ボタン7が押されたときのものである。
ここで、動画ファイル28の任意のフレーム(F4)の期間でエフェクト操作が行われている。すなわち、フレームF4の期間で携帯電話機1のエフェクトボタン9が押されている。エフェクト操作とは、当該フレームの画像に何らかのデジタル加工を施す特殊効果のことをいい、たとえば、ボカシ加工やデジタルズームイン/ズームアウト処理などである。
このように、動画撮影中に携帯電話機1のエフェクトボタン9が押された場合、本実施形態では、エフェクトボタン9の押圧操作に関わらず、すべてのフレーム(F1〜F7)を含む動画ファイル28を記憶装置17に保存する。そして、この場合、ホームサーバ16は、携帯電話機1からアップロードされたステータスとして編集操作指令情報(たとえば、ボカシ加工を指示する編集操作指令情報)に基づいて、保存済の動画ファイル28のフレームF4にボカシ処理を施し、その後、この動画ファイル29を記憶装置17に保存すると共に、元の動画ファイル28を記憶装置17から消去する。
図4は、携帯電話機1とホームサーバ16の間のタイムランを示す図である。この図において、携帯電話機1の動画撮影開始ボタン6が押されると、携帯電話機1のカメラ5で動画の撮影が開始される。そして、携帯電話機1からホームサーバ16へと動画ファイル28のアップロードが開始される。動画ファイル28のアップロード終了は、携帯電話機1の動画撮影終了ボタン7の操作の検出で判断される。かかる動画ファイル28のアップロード中に、たとえば、一時停止(携帯電話機1の一時停止ボタン8の押圧操作)、又は、エフェクト(携帯電話機1のエフェクトボタン9の押圧操作)が行われた場合、携帯電話機1は、それらの編集操作を実行せずにこれらの操作に関わるステータスを記録時間情報とともにメモリ251に一時記憶し、アップロード終了後、このメモリ251に一時記憶された内容をセッションを維持した状態でホームサーバ16にアップロードする。
ホームサーバ16は、携帯電話機1からステータスとして編集操作指令情報がアップロードされた場合、動画ファイル28のアップロード終了後に、その編集操作指令情報に基づいて動画ファイル28に所要の加工処理を施し、加工処理された動画ファイル29を記憶装置17に保存すると共に、元の動画ファイル28を消去するという一連の「後処理」を実行する。
以上のとおりであるから、本実施形態においては、実際の加工処理をホームサーバ16で実行することができ、携帯電話機1の処理負担を大幅に軽減することができる。すなわち、携帯電話機1は、単に動画ファイルの生成とアップロードの機能に加え、一時停止や各種エフェクト等、ステータスとして所望の編集操作指令情報のホームサーバ16へのアップロード機能を備えればよく、とりわけ、処理負担の大きな動画ファイルの加工処理機能を携帯電話機1から取り除くことができるという優れた利点が得られる。
なお、以上の実施形態では、ホームサーバ16は、携帯電話機1から編集操作指令情報がアップロードされた場合、動画ファイル28のアップロード終了後に、その編集操作指令情報に基づいて動画ファイル28に所要の加工処理を施し、その編集操作後の動画ファイル29を記憶装置17に保存すると共に、元の動画ファイル28を消去するという一連の「後処理」を実行しているが、たとえば、後処理実行中には、新たな動画ファイル28のアップロードを受け付けることができないという点で不都合がある。
図5は、他の実施形態を示すフローチャートであり、後処理実行中でも、新たな動画ファイル28のアップロードを受け付けるよう改良した実施形態を示す図である。この図において、まず、動画撮影開始(携帯電話機1の動画撮影開始ボタン6の押圧操作)を検出すると(ステップS1)、後処理実行中であるか否かを判定する(ステップS2)。そして、後処理実行中でなければ、動画撮影終了(携帯電話機1の動画撮影終了ボタン7の押圧操作)を検出(ステップS4)するまで、動画ファイル27の記憶装置17への保存操作を行い、一方、後処理実行中であれば、その後処理を中断(ステップS3)した後、上記と同様に、動画撮影終了(携帯電話機1の動画撮影終了ボタン7の押圧操作)を検出(ステップS4)するまで、動画ファイル28の記憶装置17への保存操作を行う。
そして、動画撮影終了(携帯電話機1の動画撮影終了ボタン7の押圧操作)を検出(ステップS4)すると、次に、中断中の後処理の有無を判定し(ステップS5)、中断中の後処理がない場合には、今回の後処理を実行(ステップS7)する一方、中断中の後処理がある場合には、その中断中の後処理を再開し(ステップS6)、当該後処理が完了してから、今回の後処理を実行(ステップS7)する。
このように、この改良された実施形態では、仮に後処理を実行中に新たな動画ファイル28がアップロードされた場合でも、その実行中の後処理を中断して、当該動画ファイル28のアップロードを受け付けることができ、動画ファイル28の保存後に、先の後処理(中断中の後処理)を再開して、その後処理の完了後に今回の動画ファイル28の後処理を実行できるから、上記の不都合を解消することができる。
本発明は、以上の実施形態に限定されない。その発明の思想の範囲で様々な発展例や変形例を包含することはもちろんであり、たとえば、以下のようにしてもよい。
前記の実施形態においては、カメラ付の携帯電話機を例にしたが、たとえば、カメラ付情報端末等の通信端末であってもよい。また、動画ファイルの保存先も、インターネット4上のホームサーバ16を介した記憶装置17に限定されない。有線や無線等のLAN(ローカルエリアネットワーク)上の記憶装置であってもよい。また、ホームサーバ16や記憶装置17の数は図示のように単一である必然性はなく、複数備えてもよい。
実施形態の概念的なシステム構成図である。 実施形態の全体的なブロック図である。 ホームサーバ16における編集操作の概念図である。 携帯電話機1とホームサーバ16の間のタイムランを示す図である。 他の実施形態を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話機(画像送信装置)
4 インターネット(ネットワーク)
5 カメラ(画像取得手段、撮像手段)
14 アンテナ(画像送信手段、送信手段)
16 ホームサーバ(画像加工装置、画像受信装置)
17 記憶装置
18 画像取得部(画像取得手段)
24 通信部(画像送信手段、送信手段)
25 制御部(検出手段)
26 通信部(画像受信手段、受信手段)
27 画像処理部(編集加工手段、制御手段)
28 画像ファイル

Claims (5)

  1. 連続的に取得された画像を編集操作指令情報に基づいて加工する機能を有する画像受信装置へ前記連続的に取得された画像及び前記編集操作指令情報を送信する画像送信装置であって、
    画像を連続的に取得する画像取得手段と、
    この画像取得手段によって連続的に取得された画像を送信する画像送信手段と、
    それぞれ異なる何れかの特殊効果を連続的に取得される画像に施すよう指示するための複数の操作ボタンと、
    前記画像取得手段によって連続的に画像が取得されている期間に前記操作ボタンの操作を検出することにより発生した何れかの特殊効果を表すステータスとこのステータスが発生した撮影時間情報とを検出する検出手段と、
    前記画像取得手段による取得後に前記検出手段によって検出されたステータス及び撮影時間情報とから成る編集操作指令情報を送信する送信手段と
    を備えたことを特徴とする画像送信装置。
  2. 前記特殊効果は、ボカシ、デジタルズームイン/ズームアウトであることを特徴とする請求項1に記載の画像送信装置。
  3. 撮像手段を更に備え、
    前記画像取得手段は、この撮像手段によって撮像された画像を連続的に取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像送信装置。
  4. 画像送信装置から連続的に送信された画像を受信する画像受信手段と、
    前記画像受信手段による画像の受信が完了した後に前記画像送信装置から送信された当該画像送信装置が操作部の操作を検出することにより発生した特殊効果を表すステータスとこのステータスが発生した撮影時間情報とから成る編集操作指令情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって編集操作指令情報が受信されると、前記画像受信手段によって受信された画像を当該編集操作指令情報に基づいて加工する画像加工手段と
    を備えたことを特徴とする画像加工装置。
  5. 画像を連続的に取得して送信する画像送信装置と、この画像送信装置から送信された画像を受信する画像受信装置とからなる画像送受信システムであって、
    前記画像送信装置は、
    それぞれ異なる何れかの特殊効果を連続的に取得される画像に施すよう指示するための複数の操作ボタンと、
    画像取得中に前記操作ボタンの操作を検出することにより発生した何れかの特殊効果を表すステータスとこのステータスが発生した撮影時間情報とを検出する検出手段と、
    前記画像の取得後に前記検出手段によって検出されたステータス及び撮影時間情報とから成る編集操作指令情報を送信する送信手段と
    を備え、前記画像受信装置は、
    前記送信手段より送信された編集操作指令情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって編集操作指令情報が受信されると、この編集操作指令情報に基づいて前記画像を加工する画像加工手段と
    を備えたことを特徴とする画像送受信システム。
JP2004256509A 2004-09-03 2004-09-03 画像送信装置、画像加工装置、及び、画像送受信システム Expired - Fee Related JP4561253B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004256509A JP4561253B2 (ja) 2004-09-03 2004-09-03 画像送信装置、画像加工装置、及び、画像送受信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004256509A JP4561253B2 (ja) 2004-09-03 2004-09-03 画像送信装置、画像加工装置、及び、画像送受信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006074541A JP2006074541A (ja) 2006-03-16
JP4561253B2 true JP4561253B2 (ja) 2010-10-13

Family

ID=36154645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004256509A Expired - Fee Related JP4561253B2 (ja) 2004-09-03 2004-09-03 画像送信装置、画像加工装置、及び、画像送受信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4561253B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2547007T3 (es) * 2006-06-15 2015-09-30 Sony Corporation Dispositivo, método y programa informático de procesamiento de información
JP5006659B2 (ja) * 2007-01-30 2012-08-22 キヤノン株式会社 映像送信装置、映像送信方法、プログラム及び記憶媒体
JP5213359B2 (ja) * 2007-06-06 2013-06-19 キヤノン株式会社 情報処理装置および制御方法、制御プログラム
JP5658778B2 (ja) * 2013-02-25 2015-01-28 キヤノン株式会社 情報処理装置および制御方法、制御プログラム
EP2963909A4 (en) 2013-02-28 2016-10-19 Nikon Corp ELECTRONIC DEVICE

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001177798A (ja) * 1999-12-17 2001-06-29 Minolta Co Ltd 画像処理装置、画像処理システム、画像処理プログラムを記録した記録媒体および画像処理方法
JP2001189886A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Canon Inc 撮像装置、情報処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体
JP2002117653A (ja) * 2000-10-11 2002-04-19 Sony Corp 編集補助システムおよび編集範囲記録方法
JP2002185846A (ja) * 2000-12-19 2002-06-28 Olympus Optical Co Ltd 電子カメラシステム、電子カメラ、サーバコンピュータおよび携帯情報端末
JP2003199031A (ja) * 2001-12-28 2003-07-11 Canon Inc データ処理装置、データ処理サーバ、データ処理システム、データ処理装置の制御方法、データ処理サーバの制御方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体
JP2004118561A (ja) * 2002-09-26 2004-04-15 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理方法および装置並びにプログラム
JP2004128684A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Fuji Photo Film Co Ltd 撮影装置
JP2004222017A (ja) * 2003-01-16 2004-08-05 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 撮像装置及び携帯通信端末

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001177798A (ja) * 1999-12-17 2001-06-29 Minolta Co Ltd 画像処理装置、画像処理システム、画像処理プログラムを記録した記録媒体および画像処理方法
JP2001189886A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Canon Inc 撮像装置、情報処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び記憶媒体
JP2002117653A (ja) * 2000-10-11 2002-04-19 Sony Corp 編集補助システムおよび編集範囲記録方法
JP2002185846A (ja) * 2000-12-19 2002-06-28 Olympus Optical Co Ltd 電子カメラシステム、電子カメラ、サーバコンピュータおよび携帯情報端末
JP2003199031A (ja) * 2001-12-28 2003-07-11 Canon Inc データ処理装置、データ処理サーバ、データ処理システム、データ処理装置の制御方法、データ処理サーバの制御方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体
JP2004118561A (ja) * 2002-09-26 2004-04-15 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理方法および装置並びにプログラム
JP2004128684A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Fuji Photo Film Co Ltd 撮影装置
JP2004222017A (ja) * 2003-01-16 2004-08-05 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 撮像装置及び携帯通信端末

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006074541A (ja) 2006-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100889406B1 (ko) 화상 분배 서버
JP4932159B2 (ja) 通信端末、通信端末の表示方法、及び、コンピュータプログラム
JP3748509B2 (ja) 撮像装置及び方法、並びに記憶媒体、並びに通信装置及び方法、並びに記憶媒体
US8379073B2 (en) Method for storing data of video telephony call in mobile terminal and system thereof
KR100725186B1 (ko) 이동통신 단말기의 화상 촬영 방법 및 그 장치
KR100722308B1 (ko) 촬영 사진 입력된 주소정보로 전송하기 위한 카메라를구비한 휴대용 단말기 및 그 방법
JP2001016568A (ja) 画像通信システム
EP1652187B1 (en) Video playback device, playback method and video playback program
JP4561253B2 (ja) 画像送信装置、画像加工装置、及び、画像送受信システム
KR100438540B1 (ko) 이동통신 단말기의 이미지 송수신 방법 및 시스템
JP2001016351A (ja) 情報端末装置およびその制御方法
JP7218164B2 (ja) 通信装置およびその制御方法
JP4403542B2 (ja) 携帯端末、ディレクトリ管理方法およびディレクトリ管理プログラム
JP2002190877A (ja) 撮像装置、通信装置、画像データ送信方法、通信装置の発呼方法、プログラム、通信装置の発呼プログラムおよび記憶媒体
JP2014183426A (ja) データ処理装置、その制御方法、プログラム
JP5151570B2 (ja) 携帯端末
JP5047127B2 (ja) 撮像装置
JP2009218795A (ja) 携帯電話機及びその制御方法
KR20050112998A (ko) 연속 촬영 영상의 선택 저장 기능을 가지는무선통신단말기 및 그 방법
JP2010245602A (ja) ファイル記憶システム及びファイル記憶方法
JP2004235804A (ja) 携帯端末機器
JP2021064971A (ja) 通信装置、制御方法、およびプログラム
JP2006074430A (ja) 外部スイッチ機能付き情報携帯端末
JP2005295114A (ja) 撮影装置
JP2002344649A (ja) 携帯電話端末を利用した動画像撮影、画像保存及び画像復元のための方法、システム及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100423

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100706

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100719

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4561253

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees