JP2002190877A - 撮像装置、通信装置、画像データ送信方法、通信装置の発呼方法、プログラム、通信装置の発呼プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、通信装置、画像データ送信方法、通信装置の発呼方法、プログラム、通信装置の発呼プログラムおよび記憶媒体

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JP2002190877A
JP2002190877A JP2001281614A JP2001281614A JP2002190877A JP 2002190877 A JP2002190877 A JP 2002190877A JP 2001281614 A JP2001281614 A JP 2001281614A JP 2001281614 A JP2001281614 A JP 2001281614A JP 2002190877 A JP2002190877 A JP 2002190877A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯性を損なうことなく、撮像された画像デ
ータを所望の送信先に即座に送信することができる撮像
装置を提供する。 【解決手段】 撮像装置100と通信装置300とは無
線回線を介して通信可能に接続され、撮像装置100
は、画像データを通信装置300へ転送する際に、画像
データに該画像データの送信先相手に対する発呼情報を
付加し、発呼情報が付加された画像データを通信装置3
00へ無線回線を介して転送する。通信装置300は、
撮像装置100から転送された画像データに付加された
発呼情報に基づき対応する送信先相手へ発呼し、発呼し
た送信先相手と接続されると、通信網400を介して画
像データを送信先相手へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信機能を有
する撮像装置、無線通信が可能な通信装置、画像データ
送信方法、通信装置の発呼方法、プログラム、通信装置
の発呼プログラムおよび記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラで撮影した画像を所望の
相手に送信する場合、デジタルカメラで撮影した画像
を、パーソナルコンピュータなどに、一旦転送し、この
転送された画像データを、パーソナルコンピュータの画
像伝送機能によって、希望のアドレスヘ送信する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
形態で通信を行う場合には、デジタルカメラの即時性を
活かした通信を実行することが困難である。
【0004】本発明の目的は、携帯性を損なうことな
く、撮像された画像データを所望の送信先に即座に送信
することができる撮像装置、通信装置、画像データ送信
方法、通信装置の発呼方法、プログラム、通信装置の発
呼プログラムおよび記憶媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
通信装置と無線通信を行う無線通信手段と、画像データ
と発呼情報とを記憶するメモリ手段とを備え、前記無線
通信手段は、前記画像データに対応する発呼情報を前記
通信装置に送信し、前記発呼情報は、前記通信装置が前
記画像データの送信先と接続するための発呼に用いられ
ることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の撮
像装置において、前記メモリ手段は、画像の撮影時に、
該撮影により得られる画像データに対応する発呼情報を
記憶することを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1記載の撮
像装置において、前記メモリ手段は、相手の情報を記憶
する手段を有し、画像の撮影時に、前記相手の情報に応
じた発呼情報を前記撮影により得られる画像データに対
応付けて記憶することを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1記載の撮
像装置において、前記メモリ手段は、画像の撮影後に入
力された相手の情報に応じた発呼情報を該撮影により得
られた画像データに対応付けて記憶することを特徴とす
る。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1記載の撮
像装置において、前記メモリ手段は、前記画像データに
対応する発呼情報を書き換える手段を有することを特徴
とする。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項1記載の撮
像装置において、前記無線通信手段は、通信可能な通信
装置を検出する検出手段を有し、前記検出された通信装
置に前記発呼情報を送信することを特徴とする。
【0011】請求項7記載の発明は、請求項1記載の撮
像装置において、前記無線通信手段は、通信可能な通信
装置の中から選択された通信装置に前記発呼情報を送信
することを特徴とする。
【0012】請求項8記載の発明は、請求項1記載の撮
像装置において、前記無線通信手段は、前記発呼情報を
含む画像データを前記通信装置に送信することを特徴と
する。
【0013】請求項9記載の発明は、請求項1記載の撮
像装置において、前記メモリ手段は、相手の情報を発呼
情報に変換する変換手段を有することを特徴とする。
【0014】請求項10記載の発明は、撮像装置と無線
で接続された通信装置を介して該撮像装置から送信先に
画像データを送信する方法であって、画像データと発呼
情報とを記憶する記憶ステップと、前記画像データに対
応する発呼情報を前記通信装置に送信する送信ステップ
とを備え、前記発呼情報は、前記通信装置が前記画像デ
ータの送信先と接続するための発呼に用いられることを
特徴とする。
【0015】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の画像データ送信方法において、前記記憶ステップで
は、画像の撮影時に、該撮影により得られる画像データ
に対応する発呼情報を記憶することを特徴とする。
【0016】請求項12記載の発明は、前記記憶ステッ
プでは、相手の情報を記憶し、更に、画像の撮影時に、
前記相手の情報に応じた発呼情報を該撮影により得られ
る画像データに対応付けて記憶することを特徴とする。
【0017】請求項13記載の発明は、請求項10記載
の画像データ送信方法において、前記記憶ステップで
は、画像の撮影後に入力された相手の情報に応じた発呼
情報を該撮影により得られた画像データに対応付けて記
憶することを特徴とする。
【0018】請求項14記載の発明は、請求項10記載
の画像データ送信方法において、前記記憶ステップで
は、前記画像データに対応する発呼情報を書き換えるス
テップを有することを特徴とする。
【0019】請求項15記載の発明は、請求項10記載
の画像データ送信方法において、前記送信ステップで
は、通信可能な通信装置を検出する検出ステップを有
し、前記検出された通信装置に前記発呼情報を送信する
ことを特徴とする。
【0020】請求項16記載の発明は、請求項10記載
の画像データ送信方法において、前記送信ステップで
は、通信可能なデバイスの中から、選択された通信装置
に前記発呼情報を送信することを特徴とする。
【0021】請求項17記載の発明は、請求項10記載
の画像データ送信方法において、前記送信ステップで
は、前記発呼情報を含む画像データを通信装置に送信す
ることを特徴とする。
【0022】請求項18記載の発明は、請求項10記載
の画像データ送信方法において、前記記憶ステップで
は、相手の情報を発呼情報に変換する変換ステップを有
することを特徴とする。
【0023】請求項19記載の発明は、撮像装置と無線
で接続された通信装置を介して該撮像装置から送信先に
画像データを送信するためのプログラムであって、画像
データと発呼情報とを記憶するステップと、前記画像デ
ータに対応する発呼情報を前記通信装置に送信するステ
ップとを備え、前記発呼情報は、前記通信装置が前記画
像データの送信先と接続するための発呼に用いられるこ
とを特徴とする。
【0024】請求項20記載の発明は、請求項19記載
のプログラムにおいて、前記記憶ステップでは、画像の
撮影時に、該撮影により得られる画像データに対応する
発呼情報を記憶することを特徴とする。
【0025】請求項21記載の発明は、請求項19記載
のプログラムにおいて、前記記憶ステップでは、相手の
情報を記憶し、更に、画像の撮影時に、前記相手の情報
に応じた発呼情報を前記撮影により得られる画像データ
に対応付けて記憶することを特徴とする。
【0026】請求項22記載の発明は、請求項19記載
のプログラムにおいて、前記記憶ステップでは、画像の
撮影後に入力された相手の情報に応じた発呼情報を前記
撮影により得られた画像データに対応付けて記憶するこ
とを特徴とする。
【0027】請求項23記載の発明は、請求項19記載
のプログラムにおいて、前記記憶ステップでは、前記画
像データに対応する発呼情報を書き換えるステップを有
することを特徴とする。
【0028】請求項24記載の発明は、請求項19記載
のプログラムにおいて、前記送信ステップでは、通信可
能な通信装置を検出する検出ステップを有し、前記検出
された通信装置に前記発呼情報を送信することを特徴と
する。
【0029】請求項25記載の発明は、請求項19記載
のプログラムにおいて、前記送信ステップでは、通信可
能な通信装置の中から選択された通信装置に前記発呼情
報を送信することを特徴とする。
【0030】請求項26記載の発明は、請求項19記載
のプログラムにおいて、前記送信ステップでは、前記発
呼情報を含む画像データを前記通信装置に送信すること
を特徴とする。
【0031】請求項27記載の発明は、請求項19記載
のプログラムにおいて、前記記憶ステップでは、相手の
情報を発呼情報に変換する変換ステップを有することを
特徴とする。
【0032】請求項28記載の発明は、請求項19記載
のプログラムを格納したことを特徴とする。
【0033】請求項29記載の発明は、画像データ及び
発呼情報の受信機能を有する無線通信手段と、前記無線
通信手段による画像データ及び発呼情報の受信が終了し
た後、該受信した発呼情報に応じて前記受信した画像デ
ータの送信先と接続するために発呼する発呼手段とを備
えることを特徴とする。
【0034】請求項30記載の発明は、請求項29記載
の通信装置において、前記発呼手段は、前記送信先と接
続された後、前記受信した画像データを前記送信先に送
信することを特徴とする。
【0035】請求項31記載の発明は、請求項29記載
の通信装置において、前記無線通信手段は、接続要求を
受信すると、無線接続処理を行うことを特徴とする。
【0036】請求項32記載の発明は、請求項29記載
の通信装置において、前記無線通信手段は、前記発呼情
報が付加された画像データを受信することを特徴とす
る。
【0037】請求項33記載の発明は、無線信号を受信
する受信ステップと、前記受信ステップでの画像データ
及び発呼情報の受信が終了した後、該受信した発呼情報
に応じて前記受信した画像データの送信先と接続するた
めに発呼する発呼ステップとを備えることを特徴とす
る。
【0038】請求項34記載の発明は、請求項33記載
の通信装置の発呼方法において、前記発呼ステップで
は、前記送信先と接続された後、前記受信した画像デー
タを前記送信先に送信することを特徴とする。
【0039】請求項35記載の発明は、請求項33記載
の通信装置の発呼方法において、前記受信ステップで
は、接続要求を受信すると、無線接続処理を行うことを
特徴とする。
【0040】請求項36記載の発明は、請求項33記載
の通信装置の発呼方法において、前記受信ステップで
は、前記発呼情報が付加された画像データを受信するこ
とを特徴とする。
【0041】請求項37記載の発明は、無線信号を受信
するステップと、前記受信ステップでの画像データ及び
発呼情報の受信が終了した後、該受信した発呼情報に応
じて前記受信した画像データの送信先と接続するために
発呼する発呼ステップとを備えることを特徴とする。
【0042】請求項38記載の発明は、請求項37記載
の通信装置の発呼プログラムにおいて、前記発呼ステッ
プでは、前記送信先と接続された後、前記受信した画像
データを前記送信先に送信することを特徴とする。
【0043】請求項39記載の発明は、請求項37記載
の通信装置の発呼プログラムにおいて、前記受信ステッ
プでは、接続要求を受信すると、無線接続処理を行うこ
とを特徴とする。
【0044】請求項40記載の発明は、請求項37記載
の通信装置の発呼プログラムにおいて、前記受信ステッ
プでは、前記発呼情報が付加された画像データを受信す
ることを特徴とする。
【0045】請求項41記載の発明は、請求項37記載
の通信装置の発呼プログラムを格納したことを特徴とす
る。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0047】図1は本発明の実施の一形態に係る画像通
信システムにおける撮像装置の構成を示すブロック図、
図2は本発明の実施の一形態に係る画像通信システムに
おける通信装置の構成を示すブロック図、図3は図1の
撮像装置と図2の通信装置により構成される画像通信シ
ステムの外観構成を模式的に示す図、図4は図1の撮像
装置と図2の通信装置により構成される画像通信システ
ムの全体構成を模式的に示す図である。
【0048】画像通信システムは、図4に示すように、
撮像装置100と通信装置300とから構成され、撮像
装置100と通信装置300とは、無線回線により接続
される。通信装置300は通信網400に接続され、撮
像装置100で撮像された画像を、通信網400を介し
て受信端末500に送信することが可能である。
【0049】具体的には、図3に示すように、撮像装置
100はアンテナ112を介して、通信装置300はア
ンテナ332を介して、無線通信により相互にコマン
ド、撮影画像を含むデータを送受する。ここで、撮像装
置100と通信装置300間の無線通信は、例えばBlue
toothなどのスペクトラム拡散方式により行われる。こ
のBluetoothは、2.4GHzの周波数帯域を使用し、小電
力で近距離通信に適した無線通信方式であり、500Kb
ps〜1Mbpsの高速な伝送速度が得られる。なお、この無
線通信方式に代えて、例えばIrDAなどの赤外線通信方式
も用いることもできる。
【0050】撮像装置100は、撮影レンズ10を通し
て撮像した画像データを記録媒体120に記憶し、また
アンテナ112を介して送信する。通信装置300は、
アンテナ332を介して画像データを受信し、受信した
画像データを、アンテナ328を介して通信網400に
収容されている通信装置または通信基地局に送信する。
【0051】次に、撮像装置100の詳細構成について
図1を参照しながら説明する。
【0052】撮影レンズ10は、被写体の光学像を取り
込むための光学レンズ群からなる。撮像素子14は、撮
影レンズ10を介して取り込んだ光学像を電気信号に変
換し、A/D変換器16は、撮像素子14から出力され
たアナログ信号をデジタル信号に変換して画像データと
して出力する。
【0053】画像処理回路20は、A/D変換器16か
らの画像データまたはメモリ制御回路22からの画像デ
ータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
また、画像処理回路20においては、撮像した画像デー
タを用いて所定の演算処理を行う。
【0054】メモリ制御回路22は、A/D変換器1
6、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変
換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御す
る。A/D変換器16からの画像データは、画像処理回
路20、メモリ制御回路22を介して、またはA/D変
換器16の画像データは直接メモリ制御回路22を介し
て、画像表示メモリ24またはメモリ30に書き込まれ
る。画像表示器28は、TFT LCD(TFT方式の液晶表示パ
ネル)などから構成される。画像表示メモリ24に書き
込まれた表示用の画像データは、D/A変換器26によ
りアナログビデオ信号に変換された後に、画像表示器2
8に入力されて表示される。ここで、撮像した画像デー
タを、画像表示器28を用いて逐次表示するようにすれ
ば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。
【0055】メモリ30は、撮影した静止画像や動画像
を格納するための揮発性メモリおよび/または不揮発性
メモリからなるメモリであり、所定枚数の静止画像や所
定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を有する。
また、メモリ30は、システム制御回路50の作業領域
としても使用される。
【0056】圧縮・伸長回路32は、適応離散コサイン
変換(ADCT)などにより画像データを圧縮・伸長す
る回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込ん
で圧縮処理または伸長処理を行い、処理を終えたデータ
をメモリ30に書き込む。
【0057】システム制御回路50は、撮像装置100
全体を制御する。メモリ52は、システム制御回路50
の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶する。表示
器54は、システム制御回路50でのプログラムの実行
に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッ
セージなどを表示する液晶表示装置、スピーカなどであ
り、撮像装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単
数または複数設置され、例えばLCDやLED、発音素
子などの組み合わせにより構成されている。
【0058】不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記
録可能なメモリであり、例えばEEPROMなどが用い
られる。識別情報58には、通信回路110、アンテナ
112を介して通信装置300と通信を行う際に通信に
先立って認証を行うための各種識別情報が格納されてい
る。シャッタスイッチ64、操作部70は、システム制
御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段
であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知
によるポインティング、音声認識装置などの単数または
複数の組み合わせで構成される。
【0059】シャッタスイッチ64は、図3に示すシャ
ッタボタン62の操作完了でONとなり、撮像素子14
から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回
路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光
処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算
を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出
し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体120
に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動
作開始を指示する。
【0060】操作部70は、各種ボタンやタッチパネル
などから構成され、メニューボタン、セットボタン、マ
クロボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュ
ー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラ
ス)ボタン、再生画像移動−(マイナス)ボタン、再生
モード/マイナス画面再生・消去モード/PC接続モー
ド等の各機能モードを設定することができる再生スイッ
チなどがある。
【0061】光学ファインダ104は、画像表示部28
による電子ファインダ機能を使用することなく、撮影を
行うことを可能にするためのものである。
【0062】通信回路110は、Bluetoothなどのスペ
クトラム拡散通信方式による近距離高速データ通信機能
を有する。
【0063】インタフェース128は、メモリカードや
ハードディスクなどの記録媒体120とのインタフェー
スを司り、コネクタ127は、記録媒体120との接続
を行う。
【0064】なお、本実施の形態では記録媒体を取り付
けるインタフェースおよびコネクタを1系統持つものと
して説明しているが、記録媒体を取り付けるインタフェ
ースおよびコネクタは、複数系統数を備える構成として
もよい。また、異なる規格のインタフェースおよびコネ
クタを組み合わせて備える構成としてもよい。インタフ
ェースおよびコネクタとしては、PCMCIA(Personal Com
puter Memory Card International Association)カー
ドやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カー
ド、MMC(マルチメディアカード)などの規格に準拠
したものを用いて構成しても構わない。さらに、インタ
フェース128、そしてコネクタ127をPCMCIAカード
やCFカードなどの規格に準拠したものを用いて構成し
た場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEE
E(Institute of Electrical and Electronic Engineer
s)1394カード、P1284カード、SCSI(Small C
omputer System Interface)カード、PHSなどの通信
カード、等の各種通信カードを接続することにより、他
のコンピュータやプリンタなどの周辺機器との間で画像
データや画像データに付属した管理情報を転送し合うこ
とができる。
【0065】記録媒体120は、半導体メモリや磁気デ
ィスクなどから構成される記録部122、撮像装置10
0とのインタフェース124、撮像装置100と接続を
行うコネクタ126、識別情報129を有する。
【0066】次に、通信装置300の詳細構成について
図2を参照しながら説明する。
【0067】通信装置300は、携帯電話機である。
【0068】マイク310は、音声を電気信号に変換
し、A/D変換器312は、マイク310から出力され
たアナログ出力信号をデジタル信号に変換し、このデジ
タル信号を音声データとして出力する。メモリ制御回路
314は、A/D変換器312の音声データのメモリ3
20への書き込み/読み出しを制御するとともに、メモ
リ320から読み出されたデータのD/A変換器316
への入力を制御する。D/A変換器316は、音声デー
タをアナログ信号に変換してスピーカ318に入力す
る。スピーカ318は、入力されたアナログ信号を音声
信号に変換して出力する。
【0069】メモリ320は、マイク310で入力した
音声及び或いは撮像装置100から送信された静止画像
や動画像を格納するものであり、所定時間の音声及び或
いは所定枚数の静止画像、所定時間の動画像を格納する
のに十分な記憶量を備えている。D/A変換器322
は、メモリ320に格納された静止画像データや動画像
データをアナログ信号に変換して画像信号として画像表
示器324に出力する。画像表示器324は、D/A変
換器322からの画像信号を表示する。
【0070】通信回路326は、TDMA(Time Division
Multiple Access:時分割多重)、CDMA(Code Division
Multiple Access:符号分割多重)、W-CDMA(Wide-ban
d Code Division Multiple Access:広帯域符号分割多
重)などの遠距離無線通信機能を有し、アンテナ328
を介して通信装置300を他の通信装置および/または
通信基地局と回線接続する。
【0071】通信回路330は、Bluetoothのスペクト
ラム拡散通信の近距離高速データ通信機能を有し、アン
テナ332を介して通信装置300を他の機器と接続す
る。
【0072】通信システム制御回路350は、通信装置
300全体を制御する。メモリ352は、通信システム
制御回路350の動作用の定数、変数、プログラム等を
記憶する。不揮発性メモリ354は、電気的に消去可能
なメモリであり、例えばEEPROMなどが用いられ
る。
【0073】識別情報356には、通信回路330、ア
ンテナ332を介して撮像装置100と通信を行う際に
通信に先立って認証を行うための各種識別情報が格納さ
れている。表示器360は、通信システム制御回路35
0でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声な
どを用いて動作状態やメッセージなどを表示する液晶表
示装置、スピーカなどから構成され、通信装置300の
操作手段近辺の視認し易い位置に単数または複数設置さ
れ、例えばLCDやLED、発音素子などの組み合わせ
により構成されている。
【0074】操作部362は、通信システム制御回路3
50の各種の動作指示を入力するためのものであり、ス
イッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポイ
ンティング、音声認識装置などの単数または複数の組み
合わせで構成される。操作手段362は、通信装置30
0の電源オン/オフ、通話の実行(オフフック)/停止
(オンフック)、電話番号入力、電話番号検索、通信モ
ード切り替え、等の操作を行うことが可能である。着信
通知部364は、他の通信装置や通信基地局から通話の
着信があった場合に、呼出し音、発声音、音楽などの音
声および/またはアイコン、動画、静止画、発光等の画
像および/または振動などにより通信装置300の使用
者に着信を通知することができる。記録媒体着脱検知器
366は、コネクタ392に記録媒体200が装着され
ているか否かを検知する。
【0075】インタフェース390は、メモリカードや
ハードディスクなどの記録媒体200とのインタフェー
スを司り、コネクタ392は、記録媒体200との接続
を行う。
【0076】なお、本実施の形態では、記録媒体200
を取り付けるインタフェースおよびコネクタを1系統持
つものとして説明しているが、記録媒体を取り付けるイ
ンタフェースおよびコネクタは、単数または複数いずれ
の系統数を備える構成としてもよい。また、異なる規格
のインタフェースおよびコネクタを組み合わせて備える
構成としても構わない。インタフェースおよびコネクタ
としては、PCMCIA(Personal Computer Memory Card In
ternational Association)カードやCF(コンパクト
フラッシュ(登録商標))カード、MMC(マルチメデ
ィアカード)などの規格に準拠したものを用いてよい。
さらに、インタフェース390、そしてコネクタ392
をPCMCIAカードやCFカードなどの規格に準拠したもの
を用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、
USBカード、IEEE(Instituteof Electrical and Ele
ctronic Engineers)1394カード、P1284カー
ド、SCSI(Small Computer System Interface)カー
ド、PHSなどの通信カード、等の各種通信カードを接
続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周
辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理
情報を転送し合うことができる。
【0077】記録媒体200は、半導体メモリや磁気デ
ィスクなどから構成される記録部202、通信装置30
0とのインタフェース204、通信装置300と接続を
行うコネクタ206、および識別情報208を有する。
【0078】本実施の形態において、撮像装置100
は、画像データを通信装置300へ転送する際に、画像
データに該画像データの送信先相手に対する発呼情報を
付加し、発呼情報が付加された画像データを通信装置3
00へ無線回線を介して転送する機能を有する。また、
通信装置300は、撮像装置100から転送された画像
データに付加された発呼情報に基づき対応する送信先相
手へ発呼し、発呼した送信先相手と接続されると、通信
網400を介して画像データを送信先相手へ送信する機
能を有する。
【0079】ここで、撮像装置100は、特定の送信先
相手を示す送信先情報を不揮発性メモリ56に保持し、
特定の送信先相手へ画像データを送信する場合、不揮発
性メモリ56から特定の送信先情報を読み出して対応す
る発呼情報に変換し、この発呼情報を画像データに付加
する。また、特定の送信先相手とは異なる相手へ画像デ
ータを送信する場合、特定の送信先相手とは異なる相手
の送信先情報を入力し、この入力された送信先情報を対
応する発呼情報に変換し、この発呼情報を画像データに
付加する。
【0080】この送信先情報から発呼情報への変換につ
いて図5を参照しながら説明する。図5は図1の撮像装
置における送信先情報から発呼情報への変換例を示す図
である。ここでは、撮像装置100の不揮発性メモリ5
6に保持されている特定の送信先情報を読み出して発呼
情報に変換する場合を例に説明する。
【0081】不揮発性メモリ56には、例えば図5
(a)に示すように、特定の送信先情報として、相手の
電話番号が格納されている。ここで、特定の送信先相手
へ画像データを送信する場合、不揮発性メモリ56から
特定の送信先情報例えば「03-3758-2101・41124」が読み
出され、この送信先情報は、図5(b)に示すように、
発呼情報502(「P0337582101 120.130.25.1 120.12
9.25.0」)に変換される。
【0082】そして、この発呼情報が画像データ(100
_002.JPG)に付加される。また、特定の送信先情報例
えば「011-025-2354・452」を発呼情報に変換する場合、
図5(b)に示すように、発呼情報503(「P0110252
354P452」)に変換される。そして、この発呼情報が画
像データ(100_0032.JPG)に付加される。
【0083】また、本実施の形態においては、撮像装置
100から転送された画像データを通信装置300によ
り受信し、この受信した画像データを着脱可能な記録媒
体200に記録するモードが設けられている。
【0084】次に、上記発呼情報を付加して画像データ
を送信する画像送信モードについて図6ないし図10を
参照しながら説明する。図6ないし図8は図1の撮像装
置における動作の手順を示すフローチャート、図9は図
7のステップS522の通信処理の手順を示すフローチ
ャートである。また、図10は図2の通信装置における
動作の手順を示すフローチャートである。
【0085】ここで、図6ないし図9に示す手順は、シ
ステム制御回路50の制御に従い実行されるものであ
り、図10に示す手順は、通信システム制御回路350
に制御に従い実行されるものである。図6ないし図9
は、メモリ52に記憶されたプログラムの一部を示し、
図10は、メモリ352に格納されたプログラムの一部
を示す。
【0086】システム制御回路50は、図6ないし図9
に示す手順を実行するコンピュータであり、メモリ52
は、このプログラムは、システム制御回路50が読み出
すことができるように記憶した記憶媒体である。また、
このプログラムを記憶媒体120に記憶し、システム制
御回路50が、インタフェース128、コネクタ127
を介して、このプログラムを記憶媒体120から読み出
す形態では、記憶媒体120は、このプログラムをシス
テム制御回路50が読み出すことができるように記憶し
た記憶媒体に相当する。また、このプログラムを、通信
回路110を介して外部からシステム制御回路50に供
給するようにしてもよい。
【0087】通信システム制御回路350は、図10に
示す手順を実行するコンピュータであり、メモリ352
は、このプログラムは、通信システム制御回路350が
読み出すことができるように記憶した記憶媒体である。
また、このプログラムを記憶媒体200に記憶し、通信
システム制御回路350が、インタフェース390、コ
ネクタ392を介して、このプログラムを記憶媒体20
0から読み出す形態では、記憶媒体200は、このプロ
グラムを通信システム制御回路350が読み出すことが
できるように記憶した記憶媒体に相当する。また、この
プログラムを、通信回路326、330を介して外部か
ら通信システム制御回路350に供給するようにしても
よい。
【0088】以下、システム制御回路50の制御の元
に、撮像装置100が行う動作を説明する。
【0089】発呼情報を付加して画像データを送信する
画像送信モードを実行する場合、図6に示すように、撮
像装置100においては、まずステップS501におい
て、各ブロックの状態をチェックし、続くステップS5
02で、状態チェックの結果に基づき異常があるか否か
を判定し、異常があれば、ステップS509に進み、異
常の内容を表す表示を行い、そして、ステップS510
に進む。
【0090】ステップS510では、通信装置300と
無線接続中であるか否かを判定し、通信装置300と無
線接続中であるときには、ステップS511に進み、通
信装置300との接続断を行うか否かを判定し、この接
続断を行うときには、ステップS512に進み、切断コ
マンドを通信回路110から通信装置300へ送信し
て、通信装置300との無線接続を切断し、ステップS
513に進む。これに対し、接続断を行わないときに
は、上記ステップS512をスキップしてステップS5
13に進む。接続を切断するか否かは、使用者が操作部
70を用いて選択する。
【0091】ステップS513では、画像送信モードを
終了するか否かを判定し、終了しないときには、上記ス
テップS501に戻り、終了するときには、本処理を抜
ける。画像送信モードを終了するか否かは、使用者が操
作部70を用いて選択する。これに対し、上記ステップ
S510において通信装置300と無線接続中でないと
判定されると、ステップS510に進む。
【0092】上記ステップS502において異常がない
と判定されると、ステップS503に進み、モードが撮
影モードであるか否かを判定する。この撮像モードは、
撮像し、その直後にこの撮像により得られた画像データ
を送信するモードである。モードが撮影モードでなけれ
ば、ステップS504に進み、モードがメモリ画像モー
ドであるか否かを判定する。このメモリ画像モードは、
メモリ30または記録媒体120に格納された画像デー
タを送信するモードである。モードがメモリ画像モード
でなければ、ステップS505に進み、モードが情報設
定モードであるか否かを判定する。このモードの選択
は、使用者が操作部70を用いて行う。
【0093】モードが情報設定モードでなければ、上記
ステップS510に進み、モードが情報設定モードであ
るときには、ステップS506に進み、特定の相手に対
する情報を設定する。
【0094】具体的には、画像データの送信先として予
め決められている特定の送信先相手を示す送信先情報、
本実施の形態では電話番号を、操作部70を用いて設定
する。続いて、ステップS507に進み、各種パラメー
タ(カメラ情報)を設定する。この設定されたパラメー
タは、撮像時に画像データとともに記録される。そし
て、ステップS508において、設定された送信先情報
および各種パラメータを不揮発性メモリ56に記憶し、
ステップS510に進む。このステップS510以降の
処理は上述した通りである。
【0095】上記ステップS503において撮影モード
であると判定されると、図7に示すステップS514に
進み、シャッタスイッチ64がオンすると、撮影動作を
行い、続くステップS515で、撮像した画像データを
メモリ30に格納し、そしてステップS516におい
て、特定の相手への送信であるか否かを判定する。特定
の相手への送信であるときには、ステップS517に進
み、特定の相手に対する情報すなわち不揮発性メモリ5
6に記憶されている送信先情報を読み出して発呼情報に
変換する。特定の相手への送信であるか否かは、使用者
が操作部70を用いて行う。この特定の相手に対する情
報は、ステップS506で設定された情報である。本実
施の形態では、使用者による特別な指示が無い限り、撮
影後に、特定の相へに対する発呼情報を、撮影画像デー
タに付加して、メモリ30に記憶する。
【0096】なお、複数の送信先情報が記憶されている
場合には、複数送信先情報の中から対応する送信先情報
を選択するための画面を画像表示部28に表示し、この
操作部70を用いて送信先情報の選択を行う。そして、
ステップS520に進む。
【0097】これに対し、特定の相手への送信でないと
きには、ステップS518に進み、発呼先に対する情報
(本実施の形態では電話番号)を、操作部70を用いて
入力し、続くステップS519で、入力された情報を発
呼情報に変換する。そして、ステップS520に進む。
【0098】ステップS520では、発呼情報を画像デ
ータに付加してメモリ30に格納する。続いて、ステッ
プS521に進み、発呼情報を付加した画像データを送
信するか否かを判定し、何らかの不具合、例えば、使用
者が、相手先の誤入力などに気付いて画像データの送信
を中止する操作を操作部70で行ったとき、あるいは、
後で、送信することを希望するときには、ステップS5
24に進み、メモリ30に格納された画像データを保持
するか否かを操作部70から入力する。メモリ30に格
納された画像データを保持するときには、ステップS5
10に進む。このステップS510以降の処理は上述し
た通りである。保持した画像データは、操作部70から
メモリ画像モードを選択することにより、後で、送信す
ることが可能である。
【0099】これに対し、画像データを保持しないとき
には、ステップS525においてメモリ30に格納され
た画像データを消去し、ステップS510に進む。
【0100】上記ステップS521において画像データ
の送信を行うと判定されると、ステップS522に進
み、通信処理を実行する。この通信処理では、図9に示
すように、まずステップS801において、通信回路1
10を用いて、通信可能デバイスを検出するための処理
を行い、続くステップS802で、通信可能なデバイス
が検出されたか否かを判定する。ここで、通信可能なデ
バイスが検出されなかったときには、ステップS807
に進み、「通信不可(デバイス無)」を画像表示器28
に表示し、そして本処理を抜ける。
【0101】上記ステップS802において通信装置3
00が検出されると、ステップS803に進み、メモリ
30から画像データを読み出し、続くステップS804
で通信処理手順を実行する。ここでは、通信回路110
を介して、通信装置300とネゴシエーションを行う。
ステップS802では、検出したデバイスを表示器2に
表示し、使用者は、表示されたデバイスの中から、通信
装置300を選択する。通信回路110は、この選択さ
れた通信装置300とネゴシエーションを行う。
【0102】通信装置300との間でコネクションが成
立すると、通信回路110から発呼情報が付加された画
像データを送信する。そして、ステップS805におい
て、「通信中」を画像表示器28に表示する。
【0103】次いで、ステップS806に進み、通信が
終了したか否かを判定し、終了していなければ、上記ス
テップS803に戻り、画像データの転送を続行し、通
信が終了すると、本処理を抜ける。
【0104】上記通信処理を抜けると、ステップS52
3(図7に示す)に進み、通信が正常に終了したか否か
を判定し、通信が正常に終了したときには、ステップS
510に進む。このステップS510以降の処理は上述
した通りである。これに対し、通信が正常に終了しなか
ったときには、ステップS509に進み、異常表示を行
い、そして、ステップS510に進む。
【0105】上記ステップS504(図6に示す)にお
いてモードがメモリ画像モードであると判定されると、
図8に示すステップS526に進み、メモリ30内の画
像データを送信するか否かを判定する。メモリ30内の
画像データを送信するか否かは、操作部70から入力す
る。メモリ30内の画像データを送信するときには、ス
テップS527に進み、メモリ30から送信する画像デ
ータを操作部70で選択する。
【0106】続くステップS528で、選択された画像
データに付加されている発呼情報を変更するか否かを操
作部70から入力する。発呼情報を変更するときには、
ステップS529に進み、発呼先に対する情報を操作部
70から入力し、続くステップS530で、図5を用い
て説明したように、入力された情報を発呼情報に変換す
る。次いで、ステップS531において、発呼情報を画
像データに付加してメモリ30に格納し、図7に示すス
テップS521に進む。これ以降の処理は上述した通り
である。発呼情報を変更しないときには、上記ステップ
S529〜531をスキップしてステップS521に進
む。
【0107】上記ステップS526においてメモリ30
内の画像データを送信しないときには、記録媒体120
内の画像データを送信すると判断してステップS532
に進む。そして、記録媒体120から送信する画像デー
タを操作部70から選択し、続くステップS533で、
選択された画像データをメモリ30に格納する。
【0108】そして、ステップS534において、選択
された画像データの送信先相手が特定の相手であるか否
かを操作部70から指定する。送信先相手が特定の相手
であるときには、ステップS535に進み、特定の相手
に対する情報すなわち不揮発性メモリ56に記憶されて
いる送信先情報を読み出して発呼情報に変換する。そし
て、ステップS531に進み、発呼情報を画像データに
付加してメモリ30に格納し、図7に示すステップS5
21に進む。
【0109】これに対し、特定の相手への送信でないと
きには、ステップS529に進み、発呼先に対する情報
を操作部70から入力し、続くステップS530で、入
力された情報を発呼情報に変換する。そして、ステップ
S531に進み、発呼情報を画像データに付加してメモ
リ30に格納し、図7に示すステップS521に進む。
【0110】ここで、上記記録媒体120に記録されて
いる画像データには、発呼情報が付加されていないもの
としているが、発呼情報が付加されている画像データが
記録媒体120に記録されている場合には、上記ステッ
プS528からの処理と同様に、発呼情報の変更の有無
に応じて処理する。
【0111】次に、通信システム制御回路350の制御
の元に、通信装置300が行う動作を説明する。
【0112】通信装置300においては、図10に示す
ように、まずステップS901において、撮像装置10
0からの接続要求を通信回路330で受信したか否かを
判定し、この接続要求の受信がないときには、ステップ
S913に進み、その他の処理を実行し、そして、上記
ステップS901に戻る。
【0113】撮像装置100からの接続要求を受信する
と、ステップS902に進み、通信回路330を介して
撮像装置100と無線接続するための接続処理を行い、
続くステップS903で、コネクションが成立したか否
かを判定し、コネクションが成立しないときには、上記
ステップS901に戻る。
【0114】コネクションが成立すると、撮像装置10
0との無線通信可能な状態になり、ステップS904に
おいて、通信回路330を介して、撮像装置100から
送信された画像データおよびそれに付加された発呼情報
を受信する。そして、ステップS905で、撮像装置1
00との通信の終了を待ち、通信が終了すると、ステッ
プS906に進む。
【0115】ステップS906では、発呼情報を受信し
たか否かを判定し、発呼情報を受信していないときに
は、ステップS913に進み、対応する処理例えば撮像
装置100へ再送信要求を出すなどの処理を行う。再送
要求を受信した場合、撮像装置100は、発呼情報を通
信装置300に送信する。
【0116】これに対し、発呼情報を受信しているとき
には、ステップS907に進み、通信回路326から通
信網400へ発信可能であるか否かを判定する。発信可
能でないとき(例えば圏外にあるとき)には、上記ステ
ップS901に戻り、発信可能であるときには、ステッ
プS908に進む。
【0117】ステップS908では、受信した発呼情報
に基づき、通信回路326を介して対応する送信先相手
へ発呼し、続くステップS909で、送信先相手(図4
示の受信端末500)とコネクションが成立したか否か
を判定する。コネクションが成立しないときには、上記
ステップS901に戻る。
【0118】コネクションが成立すると、ステップS9
10に進み、撮像装置100から受信した画像データ
を、通信回路326を介して送信先へ送信する。続くス
テップS911で、通信の終了を待ち、通信が終了する
と、ステップS912に進み、送信先相手との接続を切
断し、上記ステップS901に戻る。
【0119】図10において、通信装置300における
撮像装置100との接続断の認識タイミングは、明示し
ていないが、撮像装置100からの接続断コマンドを通
信回路330で受信すると、その接続断コマンドを、ス
テップS913のその他の処理で認識して、撮像装置1
00との接続を切断する。
【0120】以上、本実施の形態においては、撮像装置
100側から無線回線を介して通信装置300の発呼を
制御し、撮像装置100の操作のみで撮像した画像デー
タの送信を行う場合を示している。
【0121】次に、通信装置300の搭載メモリや処理
の都合上等から、転送される画像データを公衆回線に即
時送信するか、通信装置300に一旦蓄積させ、通信装
置300の操作により送信指示情報を与えるか、取得し
た画像データの情報を用いて通信装置300のメモリの
空き状況等の状態に応じて撮像装置100から画像デー
タを取得する機能を付加する場合を説明する。
【0122】上述の機能を付加した場合、撮像装置10
0から画像データの公衆回線への転送タイミングを選択
できるようになり、携帯性が損なわれることなく、使い
勝手を向上させることができる。
【0123】以下に上述の場合の撮像装置100、通信
装置300間の一連の通信シーケンスを図11に示し、
順次説明する。
【0124】ここでは、図8のステップS26がNOの
場合に対応する動作を例に説明する。この場合、最初
に、“回線接続情報入力”1529、および、“転送画
像選択操作”1532を行う。
【0125】ここで、“回線接続情報”とは、宛先のニ
ックネーム、インターネットサービスプロバイダーのア
クセスポイント等の電話番号、メールアドレス等を示
し、“回線接続情報入力”1532では、撮像装置10
0で、操作部70からこれらの設定を行う。ここでの情
報は、例えば電話帳のように接続情報をニックネームに
より管理するようなデータベースを用い、登録データを
選択させることも可能である。
【0126】“転送画像選択操作”1532では、FTP
転送か、メールによる転送か、転送されたデータを通信
装置300において回線上へ即時転送させるか、通信装
置300に接続情報及び指定された画像ファイル等デー
タを蓄積保存させるか等を操作部70から指定する。
【0127】これらの指定を、表示部28および操作部
70を用いた“画像確認操作”1521にて確認する。
【0128】撮像装置100においてメールによる転送
が設定された場合、図に示す様な一連の手順により通信
装置300との間で下位プロトコルによる接続1841
が行われ、次に上位プロトコルによるサービスの確認動
作1842が行われる。撮像装置100より送信先メー
ルアドレス、転送画像情報などを含む回線接続情報18
43が転送される。
【0129】この回線接続情報を受信した通信装置30
0は、まず回線接続情報1941を保存した後に、回線
接続情報から、撮像装置100で選択指定された画像フ
ァイル名1942を抽出し、この選択された画像ファイ
ルのデータ取得要求1844、1846を順次撮像装置
100に送信する。
【0130】このデータ取得要求1844,1846を
受けた撮像装置100は、指定された画像データファイ
ル1845,1847を、取得要求に従って分割(もし
くは一括)して通信装置300に対して転送する。この
動作は、通信装置300のバッファがフルになるか、も
しくは指定された全ての画像データファイルが転送され
るまで繰り返される。
【0131】本通信シーケンスでは、1画像データを連
続して2回に分けて転送させる場合の例を示している
が、画像データファイルのファイルサイズが大きい場合
は、更に複数回に分割されて転送される。また、指定さ
れた画像データファイルがローカル通信で一度に転送で
きるサイズの範囲に入っている場合、一度の画像転送要
求で1画像データファイルが転送される。
【0132】更に、画像データファイルの転送は通信装
置300からの指示により行われることから、通信装置
300の状態によって連続して要求することも、一旦転
送を中断することも可能である。
【0133】この画像データの転送終了後は、通信状態
表示画面操作による切断指示1511が出されるまで、
通信路の接続は確保された状態となる。
【0134】ここで、図11では、動作を容易にするた
めに画像データ転送前の指定された画像ファイルに関す
るサイズ等の情報取得手順及びテキストファイルをはじ
めとする関連データの転送手順は省いている。しかしな
がら、他の場合、例えば通信装置300のメモリ容量が
あまり無い場合や複数の画像データを撮像装置100が
指定してきた場合、ネゴシエーション手順1842にお
いて、通信装置300のメモリの空き状況に応じたデー
タ転送制御を行うために必要となる画像データサイズ情
報の取得が行われる。
【0135】上記説明では、画像ファイルの取得動作を
記載したが、回線接続情報に、テキストデータファイル
名や、画像データファイルに関連した音声ファイル等情
報が記載されている場合は、前記画像データファイルの
取得手順と同様の取得手順によりデータの取得要求を送
出しデータ転送が行われる。
【0136】また、回線接続情報に画像データファイル
に関連したデータファイルの情報が記載されていない場
合においても、画像サイズ等の情報に関連したデータフ
ァイルの情報が記載されている場合は、この情報から関
連データを取得させることも可能である。
【0137】また、他の場合では、通信装置300のメ
モリフル状態の処理において、撮像装置100と通信装
置300間の通信接続を維持したまま、回線接続により
画像伝送を行い、メモリが空いた時点で指定された画像
データを撮像装置100から取得する。
【0138】また、接続情報及び、転送画像情報は各々
ファイルとして保存されるが、この情報ファイルをDPOF
(Digital Print Order Format)などで生成されるファ
イルと共用することも可能である。
【0139】また、上述した、画像データファイルの指
定情報やテキストファイル・音声ファイル等のファイル
指定情報、メールアドレス、FTPの接続情報、即時送信
指示等の転送設定情報を含む回線接続情報を、DPOFファ
イルと共用することも可能であり、DPOFファイルと共用
した場合、実施形態に記載の手順においては撮像装置1
00から転送される回線接続情報が、このDPOFファイル
となる。
【0140】次に、図11のシーケンスチャートを元
に、撮像装置100と通信装置300の間の無線通信シ
ーケンスの他の例を説明する。ここでは、図6のステッ
プS503の撮影モードの場合を説明する。この場合、
回線接続情報入力1529では、図7のステップS52
0で、画像情報に付加して、発呼情報がメモリ30に格
納される。転送画像選択操作1532では、撮影された
最新の画像が選択される。
【0141】図7のステップS522の通信処理におい
て、通信装置100は、通信回路110を用いて、デバ
イス検索手順1801を行い、検索されたデバイスの一
覧1821を表示器28に表示する。この検索されたデ
バイスの中から、使用者が操作部70を用いて、通信装
置300の選択1822を行うと、通信回路110は、
接続手順1841、ネゴシエーション手順1842を行
う。その結果、通信装置300とのコネクションが成立
すると、通信回路110は、回線接続情報1843を通
信装置300に送信する。撮像装置100は、ステップ
S520又はS530でメモリ30に格納された発呼情
報、及び、送信画像データを指定する画像ファイル情報
(ファイル名、又は、送信画像データが格納されたメモ
リ30のアドレス)を、この回線接続情報に含める。
【0142】通信装置300は、この回線接続情報18
43を通信回路300で受信すると、この回線接続情報
1843をメモリ320に保存する保存処理1941を
行い、回線接続情報1843から画像ファイル情報19
42を抽出して、画像ファイル情報を含む画像データ要
求1844を通信回路330から撮像装置100に送信
する。一方、撮像装置100は、画像データ要求184
4を通信回路110で受信すると、画像データ要求18
44に含まれる画像ファイル情報により特定される画像
データ1845を通信回路110から通信装置300へ
送信する。
【0143】そして、通信装置300は、撮像装置10
0から画像データ1845が通信回路330で受信され
ると、受信された画像データ1845のメモリ320へ
の一時保存1943を行う。ここで、画像データは、複
数のパケットに分割して伝送されるので、画像データの
送信が終了するまで、画像データ要求1846の送信と
画像データ1847の受信を繰り返す。
【0144】画像データ1847の受信が終了すると、
通信回路326から通信網400への発信が可能である
場合、撮像装置100から受信した回線接続情報に基づ
いて、通信回路326から通信網400へ発呼する。そ
して、受信端末500とのコネクションが成立すると、
通信装置300は、メーラーの起動1908を行い、メ
モリ320に記憶した画像データをメールで転送する。
通信装置300は、送信結果1848を通信回路330
から撮像装置100に送信する。
【0145】撮像装置100は、その送信結果1848
を受信して、表示器28に表示し、通信装置300との
接続の切断1511が操作部70から指示されると、通
信装置300との接続手順1806を行う。
【0146】なお、上記場合において、撮像装置100
は、回線接続情報1843を送信後、通信装置300と
の接続を切断し、その後、通信装置300が撮像装置1
00との接続手順を行って、コネクションの確立後、通
信装置300が画像データ要求を撮像装置100に行っ
て、画像データを受信し、受信終了後、受信端末500
への送信を行う このように、本実施の形態では、撮像装置100におい
て、画像データを通信装置300へ転送する際に、画像
データに該画像データの送信先相手に対する発呼情報を
付加し、発呼情報が付加された画像データを通信装置3
00へ無線回線を介して転送する。通信装置300にお
いて、撮像装置100から転送された画像データに付加
された発呼情報に基づき対応する送信先相手へ発呼し、
発呼した送信先相手と接続されると、通信網400を介
して画像データを送信先相手へ送信する。
【0147】これにより、撮像された画像データを所望
の送信先に即座に送信することができる。また、撮像装
置100側から無線回線を介して通信装置300の発呼
を制御するので、撮像装置100の操作のみで撮像した
画像データの送信を行うことができ、携帯性が損なわれ
ることはない。
【0148】以上、本発明を好ましい実施の形態に基づ
いて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定され
るものではなく、特許請求の範囲内で、種々の変形が可
能である。
【0149】特定の送信先相手を示す送信先情報が不揮
発性メモリ56に保持されているので、特定の送信先相
手へ画像データを送信する場合の操作を簡単化すること
ができる。さらに、特定の送信先相手とは異なる相手へ
画像データを送信する場合、特定の送信先相手とは異な
る相手の送信先情報を入力し、この入力された送信先情
報を対応する発呼情報に変換し、この発呼情報を画像デ
ータに付加するように構成されているので、特定の相手
以外の相手への画像データの送信を容易に行うことがで
き、使い勝手を向上させることができる。
【0150】なお、上述の処理の一部または全部を、コ
ンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシ
ステム)に実行させるようにしてもよい。
【0151】また、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能を実現するように
してもよい。
【0152】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
携帯性を損なうことなく、撮像された画像データを所望
の送信先に即座に送信することができる。
【0153】また、特定の送信先相手へ画像データを送
信する場合の操作を簡単化することができる。
【0154】また、特定の相手以外の相手への画像デー
タの送信を容易に行うことができ、使い勝手を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る画像通信システム
における撮像装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係る画像通信システム
における通信装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図1の撮像装置と図2の通信装置により構成さ
れる画像通信システムの外観構成を模式的に示す図であ
る。
【図4】図1の撮像装置と図2の通信装置により構成さ
れる画像通信システムの全体構成を模式的に示す図であ
る。
【図5】図1の撮像装置における送信先情報から発呼情
報への変換例を示す図である。
【図6】図1の撮像装置における動作の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図7】図1の撮像装置における動作の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図8】図1の撮像装置における動作の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図9】図7のステップS522の通信処理の手順を示
すフローチャートである。
【図10】図2の通信装置における動作の手順を示すフ
ローチャートである。
【図11】図1の撮像装置と図2の通信装置の間の無線
通信シーケンスの他の例を示すシーケンスチャートであ
る。
【符号の説明】
28,324 画像表示器 30 メモリ 50 システム制御回路 56,354 不揮発性メモリ 70 操作部 100 撮像装置 110,326,330 通信手段 112,332,328 アンテナ 120,200 記録媒体 300 通信装置 326 通信手段 350 通信システム制御回路 400 通信網 500 受信端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 Z 5K067 5/907 B 5K101 5/765 101:00 5/907 5/91 L // H04N 101:00 H04B 7/26 M Fターム(参考) 5C022 AA13 AC01 AC42 AC52 AC69 5C052 GA02 GA05 GA07 GA08 GA09 GB01 GB09 GC05 GD03 GE06 GE08 5C053 FA08 FA24 FA27 FA30 GA11 GB06 GB40 JA24 JA30 KA01 KA24 KA25 LA02 LA11 LA14 5C062 AA01 AA12 AA37 AB38 AB42 AC22 AC43 AE01 AF02 BD09 5C075 AB06 BA08 BA90 CA14 CA90 FF90 5K067 AA34 BB02 BB21 DD52 EE02 EE12 FF02 FF23 5K101 KK02 LL11 LL12 NN06 NN18 NN21 PP03 RR12 RR19

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信装置と無線通信を行う無線通信手段
    と、 画像データと発呼情報とを記憶するメモリ手段とを備
    え、 前記無線通信手段は、前記画像データに対応する発呼情
    報を前記通信装置に送信し、 前記発呼情報は、前記通信装置が前記画像データの送信
    先と接続するための発呼に用いられることを特徴とする
    撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリ手段は、画像の撮影時に、該
    撮影により得られる画像データに対応する発呼情報を記
    憶することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリ手段は、相手の情報を記憶す
    る手段を有し、画像の撮影時に、前記相手の情報に応じ
    た発呼情報を前記撮影により得られる画像データに対応
    付けて記憶することを特徴とする請求項1記載の撮像装
    置。
  4. 【請求項4】 前記メモリ手段は、画像の撮影後に入力
    された相手の情報に応じた発呼情報を該撮影により得ら
    れた画像データに対応付けて記憶することを特徴とする
    請求項1記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記メモリ手段は、前記画像データに対
    応する発呼情報を書き換える手段を有することを特徴と
    する請求項1記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記無線通信手段は、通信可能な通信装
    置を検出する検出手段を有し、前記検出された通信装置
    に前記発呼情報を送信することを特徴とする請求項1記
    載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記無線通信手段は、通信可能な通信装
    置の中から選択された通信装置に前記発呼情報を送信す
    ることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記無線通信手段は、前記発呼情報を含
    む画像データを前記通信装置に送信することを特徴とす
    る請求項1記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記メモリ手段は、相手の情報を発呼情
    報に変換する変換手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 撮像装置と無線で接続された通信装置
    を介して該撮像装置から送信先に画像データを送信する
    方法であって、 画像データと発呼情報とを記憶する記憶ステップと、 前記画像データに対応する発呼情報を前記通信装置に送
    信する送信ステップとを備え、 前記発呼情報は、前記通信装置が前記画像データの送信
    先と接続するための発呼に用いられることを特徴とする
    画像データ送信方法。
  11. 【請求項11】 前記記憶ステップでは、画像の撮影時
    に、該撮影により得られる画像データに対応する発呼情
    報を記憶することを特徴とする請求項10記載の画像デ
    ータ送信方法。
  12. 【請求項12】 前記記憶ステップでは、相手の情報を
    記憶し、更に、画像の撮影時に、前記相手の情報に応じ
    た発呼情報を該撮影により得られる画像データに対応付
    けて記憶することを特徴とする請求項10記載の画像デ
    ータ送信方法。
  13. 【請求項13】 前記記憶ステップでは、画像の撮影後
    に入力された相手の情報に応じた発呼情報を該撮影によ
    り得られた画像データに対応付けて記憶することを特徴
    とする請求項10記載の画像データ送信方法。
  14. 【請求項14】 前記記憶ステップでは、前記画像デー
    タに対応する発呼情報を書き換えるステップを有するこ
    とを特徴とする請求項10記載の画像データ送信方法。
  15. 【請求項15】 前記送信ステップでは、通信可能な通
    信装置を検出する検出ステップを有し、前記検出された
    通信装置に前記発呼情報を送信することを特徴とする請
    求項10記載の画像データ送信方法。
  16. 【請求項16】 前記送信ステップでは、通信可能なデ
    バイスの中から、選択された通信装置に前記発呼情報を
    送信することを特徴とする請求項10記載の画像データ
    送信方法。
  17. 【請求項17】 前記送信ステップでは、前記発呼情報
    を含む画像データを通信装置に送信することを特徴とす
    る請求項10記載の画像データ送信方法。
  18. 【請求項18】 前記記憶ステップでは、相手の情報を
    発呼情報に変換する変換ステップを有することを特徴と
    する請求項10記載の画像データ送信方法。
  19. 【請求項19】 撮像装置と無線で接続された通信装置
    を介して該撮像装置から送信先に画像データを送信する
    ためのプログラムであって、 画像データと発呼情報とを記憶するステップと、 前記画像データに対応する発呼情報を前記通信装置に送
    信するステップとを備え、 前記発呼情報は、前記通信装置が前記画像データの送信
    先と接続するための発呼に用いられることを特徴とする
    プログラム。
  20. 【請求項20】 前記記憶ステップでは、画像の撮影時
    に、該撮影により得られる画像データに対応する発呼情
    報を記憶することを特徴とする請求項19記載のプログ
    ラム。
  21. 【請求項21】 前記記憶ステップでは、相手の情報を
    記憶し、更に、画像の撮影時に、前記相手の情報に応じ
    た発呼情報を前記撮影により得られる画像データに対応
    付けて記憶することを特徴とする請求項19記載のプロ
    グラム。
  22. 【請求項22】 前記記憶ステップでは、画像の撮影後
    に入力された相手の情報に応じた発呼情報を前記撮影に
    より得られた画像データに対応付けて記憶することを特
    徴とする請求項19記載のプログラム。
  23. 【請求項23】 前記記憶ステップでは、前記画像デー
    タに対応する発呼情報を書き換えるステップを有するこ
    とを特徴とする請求項19記載のプログラム。
  24. 【請求項24】 前記送信ステップでは、通信可能な通
    信装置を検出する検出ステップを有し、前記検出された
    通信装置に前記発呼情報を送信することを特徴とする請
    求項19記載のプログラム。
  25. 【請求項25】 前記送信ステップでは、通信可能な通
    信装置の中から選択された通信装置に前記発呼情報を送
    信することを特徴とする請求項19記載のプログラム。
  26. 【請求項26】 前記送信ステップでは、前記発呼情報
    を含む画像データを前記通信装置に送信することを特徴
    とする請求項19記載のプログラム。
  27. 【請求項27】 前記記憶ステップでは、相手の情報を
    発呼情報に変換する変換ステップを有することを特徴と
    する請求項19記載のプログラム。
  28. 【請求項28】 請求項19記載のプログラムを格納し
    たことを特徴とする記憶媒体。
  29. 【請求項29】 画像データ及び発呼情報の受信機能を
    有する無線通信手段と、 前記無線通信手段による画像データ及び発呼情報の受信
    が終了した後、該受信した発呼情報に応じて前記受信し
    た画像データの送信先と接続するために発呼する発呼手
    段とを備えることを特徴とする通信装置。
  30. 【請求項30】 前記発呼手段は、前記送信先と接続さ
    れた後、前記受信した画像データを前記送信先に送信す
    ることを特徴とする請求項29記載の通信装置。
  31. 【請求項31】 前記無線通信手段は、接続要求を受信
    すると、無線接続処理を行うことを特徴とする請求項2
    9記載の通信装置。
  32. 【請求項32】 前記無線通信手段は、前記発呼情報が
    付加された画像データを受信することを特徴とする請求
    項29記載の通信装置。
  33. 【請求項33】 無線信号を受信する受信ステップと、 前記受信ステップでの画像データ及び発呼情報の受信が
    終了した後、該受信した発呼情報に応じて前記受信した
    画像データの送信先と接続するために発呼する発呼ステ
    ップとを備えることを特徴とする通信装置の発呼方法。
  34. 【請求項34】 前記発呼ステップでは、前記送信先と
    接続された後、前記受信した画像データを前記送信先に
    送信することを特徴とする請求項33記載の通信装置の
    発呼方法。
  35. 【請求項35】 前記受信ステップでは、接続要求を受
    信すると、無線接続処理を行うことを特徴とする請求項
    33記載の通信装置の発呼方法。
  36. 【請求項36】 前記受信ステップでは、前記発呼情報
    が付加された画像データを受信することを特徴とする請
    求項33記載の通信装置の発呼方法。
  37. 【請求項37】 無線信号を受信するステップと、 前記受信ステップでの画像データ及び発呼情報の受信が
    終了した後、該受信した発呼情報に応じて前記受信した
    画像データの送信先と接続するために発呼する発呼ステ
    ップとを備えることを特徴とする通信装置の発呼プログ
    ラム。
  38. 【請求項38】 前記発呼ステップでは、前記送信先と
    接続された後、前記受信した画像データを前記送信先に
    送信することを特徴とする請求項37記載の通信装置の
    発呼プログラム。
  39. 【請求項39】 前記受信ステップでは、接続要求を受
    信すると、無線接続処理を行うことを特徴とする請求項
    37記載の通信装置の発呼プログラム。
  40. 【請求項40】 前記受信ステップでは、前記発呼情報
    が付加された画像データを受信することを特徴とする請
    求項37記載の通信装置の発呼プログラム。
  41. 【請求項41】 請求項37記載の通信装置の発呼プロ
    グラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
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