JP2002190878A - 画像通信システム、通信装置、撮像装置、画像通信方法、撮像装置の画像転送方法、通信装置の画像送信方法および記憶媒体 - Google Patents

画像通信システム、通信装置、撮像装置、画像通信方法、撮像装置の画像転送方法、通信装置の画像送信方法および記憶媒体

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JP2002190878A
JP2002190878A JP2001281615A JP2001281615A JP2002190878A JP 2002190878 A JP2002190878 A JP 2002190878A JP 2001281615 A JP2001281615 A JP 2001281615A JP 2001281615 A JP2001281615 A JP 2001281615A JP 2002190878 A JP2002190878 A JP 2002190878A
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Fumihiro Ueno
史大 植野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯性を損なうことなく、撮像された画像デ
ータを所望の送信先に即座に送信することができる画像
通信システムを提供する。 【解決手段】 撮像装置100と通信装置300とは無
線回線を介して通信可能に接続され、撮像装置100
は、撮像した画像データを通信装置300から所定の相
手へ送信するとき、無線回線を介して通信装置300へ
画像データ送信先相手に対する発呼情報を転送する。通
信装置300は、撮像装置100からの発呼情報に基づ
き対応する送信先相手へ発呼する。そして、通信装置3
00の音声モードにより、ユーザと発呼情報の送信先相
手間の音声通話を終了した後に、通信装置300は音声
通話モードをデータ通信モードに切り換え、撮像措置1
00は無線回線を介して画像データを通信装置300へ
転送する。通信装置300は、転送された画像データを
送信先相手へ通信網400を介して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置と、撮像
装置と無線回線により接続される通信装置とを備える画
像通信システム、それに用いられる撮像装置、通信装
置、画像通信方法、撮像装置の画像転送方法、通信装置
の画像送信方法および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体技術等の進歩によって、携
帯通信装置の普及にはめざましいものがある。そして、
電話を用いたコミュニケーションは、電話番号に対する
通話(Call to number)から人に対する通話(Call to
person)に移りつつある。
【0003】さらに、携帯型無線通信装置のほとんどが
音声通話に加えて、文字メール機能や簡易的なWebブ
ラウザ機能を実現可能である。次世代携帯型無線通信装
置のさらなるコミュニケーション能力の向上を考える
と、画像の撮影機能とその通信機能とが重要になってく
るものと思われる。
【0004】従来、カメラで撮影した画像をデジタル化
して携帯型無線通信装置を使用し伝送することは試みら
れているが、通信速度の向上とデジタルカメラの高画質
化とによって、その実用性は一段と向上している。
【0005】実際、デジタルカメラは、近年その性能が
飛躍的に向上し、いわゆるLサイズ程度の印字であれ
ば、銀塩カメラ(銀塩フィルムを用いたカメラ)に近い
画質で撮影を行うことができる。したがって、銀塩カメ
ラを用いて撮影し、ミニラボなどにおいて現像、焼き付
けを行い、これにより得られた画像をスキャナなどでデ
ジタル化して伝送する時間や手間を考えると、デジタル
カメラと携帯型無線通信装置を使って画像通信を行う方
が、はるかに効率的にであるといえる。
【0006】また、上記のように、デジタルカメラと携
帯型無線通信装置とを使って画像通信を行うことは、通
信需要の多様化、マルチメディア化という現代社会の方
向性にも合致するものである。
【0007】ところで、銀塩カメラによって得た画像を
デジタル化して行う従来の画像の通信を、デジタルカメ
ラと電子メール機能とによって実現しようとすると、デ
ジタルカメラからパーソナルコンピュータなどに、送信
する画像データを一旦転送し、この転送された画像デー
タを、パーソナルコンピュータの画像伝送機能によっ
て、希望のアドレスヘ送付する必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
形態で通信する場合には、送受信の度に、デジタルカメ
ラとパーソナルコンピュータとの間をケーブルで接続
し、パーソナルコンピュータを操作する必要があるの
で、使用者の利便性が損なわれるばかりでなく、デジタ
ルカメラで撮影した画像を素早く送信することが困難で
あるので、デジタルカメラの即時性を活かした通信を実
行することが困難であるという問題がある。
【0009】また、携帯型無線通信装置にデジタルカメ
ラ機能を組み込むことによって、ケーブル配線等を不要
とし、画像通信を行おうとする試みもあるが、このよう
にすると、デジタルカメラ自体の機能が急速に向上され
ているので、携帯型無線通信装置にデジタルカメラを組
み込むと、デジタルカメラの機能を発展させることがで
きないという問題があり、また、携帯型無線通信装置の
みを使用しデジタルカメラ機能を利用しない場合でも、
一体型であるが故に、デジタルカメラ部分を持ち歩かね
ばならず、機器の大きさや重量、使用時間等によって制
約を受けるという問題がある。
【0010】すなわち、デジタルカメラとパーソナルコ
ンピュタとを用いて画像通信する従来例においては、撮
影した画像を即時に送信することができないという問題
があり、一方、デジタルカメラと携帯型無線通信装置と
を一体化した従来例においては、携帯性が悪いという問
題がある。
【0011】また、電話網の回線品質が劣化すると、受
信エラーとなったデータの再送が増大して、通信時間が
増大する。特に、画像サイズ大のときには、画像通信に
時間がかかるので、無線周波数あるいチャネルを占有
(浪費)する、電力(電池)を消費するという問題があ
る。
【0012】さらに、電話網のデータ伝送容量(データ
転送速度)が小、画像サイズ大のとき、画像通信に時間
がかかるので、無線周波数あるいチャネルを占有(浪
費)する、電力(電池)を消費するという問題がある。
【0013】さらに、携帯型無線通信装置の電池残量が
低下した状態で無線部を長時間動作させると、電池の負
荷が増大して、電池の劣化を促進したり、回路電圧の低
下が生じて回路の誤動作により通信が断になるという問
題がある。
【0014】本発明の目的は、携帯性を損なうことな
く、撮像された画像データを所望の送信先に即座に送信
することができる画像通信システム、撮像装置、通信装
置、画像通信方法および記憶媒体を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
撮像装置と、該撮像装置と無線回線により接続可能であ
るとともに、通信網に接続可能である通信装置とを備
え、前記撮像装置により撮像された画像データを前記通
信装置から前記通信網を介して送信する画像通信システ
ムであって、前記撮像装置は、前記画像データの送信先
相手に対する発呼情報を前記通信装置へ前記無線回線を
介して転送する発呼情報転送手段と、前記発呼情報の送
信先相手に送信する画像データを前記通信装置へ前記無
線回線を介して転送する画像転送手段とを有し、前記通
信装置は、前記撮像装置から転送された発呼情報に基づ
き対応する送信先相手へ発呼する発呼手段と、前記通信
網を介したユーザと前記発呼情報の送信先相手間の音声
通話終了を指示する音声通話終了指示に応じて、前記通
信網を介して前記発呼した送信先相手と音声通話を行う
ための音声通話モードをデータ通信モードに切り換える
モード切換手段と、前記データ通信モードへの切換が行
われると、前記撮像装置から転送された画像データを前
記送信先相手へ前記通信網を介して送信する送信手段と
を有することを特徴とする。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像通信システムにおいて、前記撮像装置は、前記ユーザ
からの入力操作に基づき前記音声通話終了指示を発行す
る発行手段と、前記音声通話終了指示が発行されると、
その旨を前記通信装置へ前記無線回線を介して通知する
通知手段とを有し、前記通信装置の前記モード切換手段
は、前記音声通話終了指示の発行の旨が通知されると、
前記音声通話モードを前記データ通信モードに切り換え
ることを特徴とする。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項2記載の画
像通信システムにおいて、前記撮像装置の前記画像転送
手段は、前記音声通話終了指示が発行されると、前記画
像データの転送を開始することを特徴とする。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1記載の画
像通信システムにおいて、前記通信装置は、前記ユーザ
からの入力操作に基づき前記音声通話終了指示を発行す
る発行手段を有し、前記モード切換手段は、前記音声通
話終了指示が発行されると、前記音声通話モードを前記
データ通信モードに切り換えることを特徴とする。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項4記載の画
像通信システムにおいて、前記通信装置は、前記音声通
話終了指示が発行されると、その旨を前記撮像装置へ前
記無線回線を介して通知する通知手段を有し、前記撮像
装置の前記画像転送手段は、前記音声通話終了指示の発
行の旨が通知されると、前記画像データの転送を開始す
ることを特徴とする。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項1記載の画
像通信システムにおいて、前記撮像装置は、前記ユーザ
と前記発呼情報の送信先相手間の音声通話が可能なよう
に、前記通信装置との間で前記無線回線を介して音声デ
ータの送受を行う音声データ通信手段を有することを特
徴とする。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項1記載の画
像通信システムにおいて、前記無線回線は、スペクトラ
ム拡散方式による至近距離高速データ通信が可能な無線
回線であることを特徴とする。
【0022】請求項8記載の発明は、通信網を介して画
像データを送信先に送信するための通信装置と無線回線
を介して接続される撮像装置であって、前記画像データ
の送信先相手に対する発呼情報を前記通信装置へ前記無
線回線を介して転送する発呼情報転送手段と、前記通信
網を介したユーザと該通信装置が前記発呼情報に基づき
発呼した送信先相手間の音声通話の終了後に、前記発呼
情報の送信先相手に送信する画像データを前記通信装置
へ前記無線回線を介して転送する画像転送手段とを有す
ることを特徴とする。
【0023】請求項9記載の発明は、請求項8記載の撮
像装置において、前記通信装置と該通信装置が前記発呼
情報に基づき発呼した送信先相手間の音声通話の終了を
指示する音声通話終了指示を発行する発行手段を有し、
前記画像転送手段は、前記音声通話終了指示が発行され
ると、前記画像データの転送を開始することを特徴とす
る。
【0024】請求項10記載の発明は、請求項7記載の
撮像装置において、前記音声通話終了指示は前記通信装
置により発行され、前記画像転送手段は、前記通信装置
から前記音声通話終了指示の発行の旨が通知されると、
前記画像データの転送を開始することを特徴とする。
【0025】請求項11記載の発明は、請求項8記載の
撮像装置において、前記ユーザと前記発呼情報の送信先
相手間の音声通話が可能なように、前記通信装置との間
で前記無線回線を介して音声データの送受を行う音声デ
ータ通信手段を有することを特徴とする。
【0026】請求項12記載の発明は、請求項7記載の
撮像装置において、前記無線回線は、スペクトラム拡散
方式による至近距離高速データ通信が可能な無線回線で
あることを特徴とする。
【0027】請求項13記載の発明は、撮像装置と無線
回線を介して接続されるとともに、通信網に接続される
通信装置であって、前記撮像装置から前記無線回線を介
して画像データの送信先相手に対する発呼情報が転送さ
れると、前記発呼情報に基づき対応する送信先相手へ発
呼する発呼手段と、前記通信網を介したユーザと前記発
呼情報の送信先相手間の音声通話終了を指示する音声通
話終了指示に応じて、前記通信網を介して前記発呼した
送信先相手と音声通話を行うための音声通話モードをデ
ータ通信モードに切り換えるモード切換手段と、前記デ
ータ通信モードへの切換が行われると、前記撮像装置か
ら前記無線回線を介して転送された画像データを前記送
信先相手へ前記通信網を介して送信する送信手段とを有
することを特徴とする。
【0028】請求項14記載の発明は、請求項13記載
の通信装置において、前記音声通話終了指示は前記撮像
装置から発行され、前記撮像装置から前記無線回線を介
して前記音声通話終了指示の発行の旨が通知されると、
前記モード切換手段は、前記音声通話モードを前記デー
タ通信モードに切り換えることを特徴とする。
【0029】請求項15記載の発明は、請求項13記載
の通信装置において、前記ユーザからの入力操作に基づ
き前記音声通話終了指示を発行する発行手段を有し、前
記モード切換手段は、前記音声通話終了指示が発行され
ると、前記音声通話モードを前記データ通信モードに切
り換えることを特徴とする。
【0030】請求項16記載の発明は、請求項15記載
の通信装置において、前記音声通話終了指示が発行され
ると、その旨を前記撮像装置へ前記無線回線を介して通
知する通知手段を有し、前記音声通話終了指示の発行の
旨を通知することによって、前記撮像装置からの画像デ
ータの転送開始を制御することを特徴とする。
【0031】請求項17記載の発明は、請求項13記載
の通信装置において、前記無線回線は、スペクトラム拡
散方式による至近距離高速データ通信が可能な無線回線
であることを特徴とする。
【0032】請求項18記載の発明は、撮像装置と、該
撮像装置と無線回線により接続可能であるとともに、通
信網に接続可能である通信装置とを備え、前記撮像装置
により撮像された画像データを前記通信装置から前記通
信網を介して送信するための画像通信方法であって、前
記撮像装置から前記無線回線を介して前記通信装置へ前
記画像データの送信先相手に対する発呼情報を転送する
工程と、前記通信装置により、前記撮像装置から転送さ
れた発呼情報に基づき対応する送信先相手へ発呼する工
程と、前記通信装置の音声モードにより、前記通信網を
介したユーザと前記発呼情報の送信先相手間の音声通話
を行う工程と、前記音声通話の終了を指示する音声通話
終了指示に応じて、前記音声通話モードをデータ通信モ
ードに切り換える工程と、前記撮像装置から前記無線回
線を介して前記通信装置へ前記発呼情報の送信先相手に
送信する画像データを転送する工程と、前記データ通信
モードへの切換が行われると、前記撮像装置から転送さ
れた画像データを前記送信先相手へ前記通信網を介して
送信する工程とを有することを特徴とする。
【0033】請求項19記載の発明は、請求項18記載
の画像通信方法において、前記撮像装置から、前記ユー
ザからの入力操作に基づき前記音声通話終了指示を発行
する工程と、前記音声通話終了指示が発行されると、そ
の旨を前記通信装置へ前記無線回線を介して通知する工
程とを有し、前記音声通話終了指示の発行の旨が通知さ
れると、前記通信装置により、前記音声通話モードを前
記データ通信モードに切り換えることを特徴とする。
【0034】請求項20記載の発明は、請求項19記載
の画像通信方法において、前記音声通話終了指示が発行
されると、前記撮像装置により、前記画像データの転送
を開始することを特徴とする。
【0035】請求項21記載の発明は、請求項18記載
の画像通信方法において、前記通信装置から、前記ユー
ザからの入力操作に基づき前記音声通話終了指示を発行
する工程を有し、前記音声通話終了指示が発行される
と、前記通信装置により、前記音声通話モードを前記デ
ータ通信モードに切り換えることを特徴とする。
【0036】請求項22記載の発明は、請求項21記載
の画像通信方法において、前記通信装置により、前記音
声通話終了指示が発行されると、その旨を前記撮像装置
へ前記無線回線を介して通知する工程を有し、前記音声
通話終了指示の発行の旨が通知されると、前記撮像装置
により、前記画像データの転送を開始することを特徴と
する。
【0037】請求項23記載の発明は、請求項18記載
の画像通信方法において、前記通信装置の音声モードに
よる前記通信網を介したユーザと前記発呼情報の送信先
相手間の音声通話時、前記撮像装置と前記通信装置間で
の前記無線回線を介した音声データの送受を行うことを
特徴とする。
【0038】請求項24記載の発明は、請求項18記載
の画像通信方法において、前記無線回線は、スペクトラ
ム拡散方式による至近距離高速データ通信が可能な無線
回線であることを特徴とする。
【0039】請求項25記載の発明は、撮像装置と、該
撮像装置と無線回線により接続可能であるとともに、通
信網に接続可能である通信装置とを備え、前記撮像装置
により撮像された画像データを前記通信装置から前記通
信網を介して送信する画像通信システムを構築するため
のプログラムを格納した記憶媒体であって、前記プログ
ラムは、前記撮像装置により実行されるプログラムモジ
ュールおよび前記通信装置により実行されるプログラム
モジュールを含み、前記撮像装置により実行されるプロ
グラムモジュールは、前記画像データの送信先相手に対
する発呼情報を前記通信装置へ前記無線回線を介して転
送するための発呼情報転送モジュールと、前記発呼情報
の送信先相手に送信する画像データを前記通信装置へ前
記無線回線を介して転送するための画像転送モジュール
とを有し、前記通信装置により実行されるプログラムモ
ジュールは、前記撮像装置から転送された発呼情報に基
づき対応する送信先相手へ発呼するための発呼モジュー
ルと、前記通信網を介したユーザと前記発呼情報の送信
先相手間の音声通話終了を指示する音声通話終了指示に
応じて、前記通信網を介して前記発呼した送信先相手と
音声通話を行うための音声通話モードをデータ通信モー
ドに切り換えるためのモード切換モジュールと、前記デ
ータ通信モードへの切換が行われると、前記撮像装置か
ら転送された画像データを前記送信先相手へ前記通信網
を介して送信するための送信モジュールとを有すること
を特徴とする。
【0040】請求項26記載の発明は、請求項25記載
の記憶媒体において、前記撮像装置により実行されるプ
ログラムモジュールは、前記ユーザからの入力操作に基
づき前記音声通話終了指示を発行するための発行モジュ
ールと、前記音声通話終了指示が発行されると、その旨
を前記通信装置へ前記無線回線を介して通知するための
通知モジュールとを有し、前記モード切換モジュール
は、前記音声通話終了指示の発行の旨が通知されると、
前記音声通話モードを前記データ通信モードに切り換え
ることを特徴とする。
【0041】請求項27記載の発明は、請求項26記載
の記憶媒体において、前記画像転送モジュールは、前記
音声通話終了指示が発行されると、前記画像データの転
送を開始することを特徴とする。
【0042】請求項28記載の発明は、請求項25記載
の記憶媒体において、前記通信装置により実行されるプ
ログラムモジュールは、前記ユーザからの入力操作に基
づき前記音声通話終了指示を発行するための発行モジュ
ールを有し、前記モード切換モジュールは、前記音声通
話終了指示が発行されると、前記音声通話モードを前記
データ通信モードに切り換えることを特徴とする。
【0043】請求項29記載の発明は、請求項28記載
の記憶媒体において、前記通信装置により実行されるプ
ログラムモジュールは、前記音声通話終了指示が発行さ
れると、その旨を前記撮像装置へ前記無線回線を介して
通知するための通知モジュールを有し、前記画像転送モ
ジュールは、前記音声通話終了指示の発行の旨が通知さ
れると、前記画像データの転送を開始することを特徴と
する。
【0044】請求項30記載の発明は、請求項25記載
の記憶媒体において、前記撮像装置により実行されるプ
ログラムモジュールは、前記ユーザと前記発呼情報の送
信先相手間の音声通話が可能なように、前記通信装置と
の間で前記無線回線を介して音声データの送受を行うた
めの音声データ通信モジュールを有することを特徴とす
る。
【0045】請求項31記載の発明は、請求項25記載
の記憶媒体において、前記無線回線は、スペクトラム拡
散方式による至近距離高速データ通信が可能な無線回線
であることを特徴とする。
【0046】請求項32記載の発明は、通信網を介して
画像データを送信先に送信するための通信装置と無線回
線を介して接続される撮像装置であって、前記画像デー
タの送信先相手に関する相手先情報を前記通信装置へ前
記無線回線を介して転送する発呼情報転送手段と、前記
通信装置と前記送信先相手間の接続の確立を検出する
と、前記送信先相手に送信する画像データを前記通信装
置へ前記無線回線を介して転送する画像転送手段とを有
することを特徴とする。
【0047】請求項33記載の発明は、通信網を介して
画像データを送信先に送信するための通信装置と無線回
線を介して接続される撮像装置の画像転送方法であっ
て、前記画像データの送信先相手に関する相手先情報を
前記通信装置へ前記無線回線を介して転送し、前記通信
装置と前記送信先相手間の接続の確立を検出すると、前
記送信先相手に送信する画像データを前記通信装置へ前
記無線回線を介して転送することを特徴とする。
【0048】請求項34記載の発明は、通信網を介して
画像データを送信先に送信するための通信装置と無線回
線を介して接続される撮像装置で行う画像転送プログラ
ムを記憶した記憶媒体であって、前記画像転送プログラ
ムは、前記画像データの送信先相手に関する相手先情報
を前記通信装置へ前記無線回線を介して転送する発呼情
報転送モジュールと、前記通信装置と前記送信先相手間
の接続の確立を検出すると、前記送信先相手に送信する
画像データを前記通信装置へ前記無線回線を介して転送
する画像転送モジュールとを有することを特徴とする。
【0049】請求項35記載の発明は、撮像装置と無線
回線を介して接続されるとともに、通信網に接続される
通信装置であって、前記撮像装置から前記無線回線を介
して画像データの送信先相手に関する相手先情報が転送
されると、前記相手先情報に基づき対応する送信先相手
との接続処理を行う接続手段と、前記接続手段により前
記送信先相手との接続が確立されると、該接続の確立を
前記撮像装置に通知する通知手段と、前記送信先相手と
の接続の確立の通知後に、前記撮像装置から転送される
画像データを前記送信先相手へ前記通信網を介して送信
する送信手段とを有することを特徴とする。
【0050】請求項36記載の発明は、撮像装置と無線
回線を介して接続されるとともに、通信網に接続される
通信装置の画像送信方法であって、前記撮像装置から前
記無線回線を介して画像データの送信先相手に関する相
手先情報が転送されると、前記相手先情報に基づき対応
する送信先相手との接続処理を行い、前記接続処理によ
り前記送信先相手との接続が確立されると、該接続の確
立を前記撮像装置に通知し、前記送信先相手との接続の
確立の通知後に、前記撮像装置から転送される画像デー
タを前記送信先相手へ前記通信網を介して送信すること
を特徴とする。
【0051】請求項37記載の発明は、撮像装置と無線
回線を介して接続されるとともに、通信網に接続される
通信装置で行う画像送信プログラムを記憶した記憶媒体
であって、前記画像送信プログラムは、前記撮像装置か
ら前記無線回線を介して画像データの送信先相手に関す
る相手先情報が転送されると、前記相手先情報に基づき
対応する送信先相手との接続処理を行う接続モジュール
と、前記接続モジュールにより前記送信先相手との接続
が確立されると、該接続の確立を前記撮像装置に通知す
る通知モジュールと、前記送信先相手との接続の確立の
通知後に、前記撮像装置から転送される画像データを前
記送信先相手へ前記通信網を介して送信する送信モジュ
ールとを有することを特徴とする。
【0052】請求項38記載の発明は、撮像装置と、該
撮像装置と無線回線により接続可能であるとともに、通
信網に接続可能である通信装置とを備え、前記撮像装置
により撮像された画像データを前記通信装置から前記通
信網を介して送信する画像通信システムであって、前記
撮像装置は、前記画像データの送信先相手に関する相手
先情報を前記通信装置へ前記無線回線を介して転送し、
前記通信装置は、前記相手先情報に基づき対応する相手
先と接続処理を行い、該相手先との接続が確立される
と、該接続の確立を前記撮像装置に通知し、前記撮像装
置は、前記接続の確立が通知されると、前記送信先相手
に送信する画像データを前記通信装置へ前記無線回線を
介して転送し、前記通信装置は、前記撮像装置から転送
された画像データを前記送信先相手に送信することを特
徴とする。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0054】図1は本発明の実施の一形態に係る画像通
信システムにおける撮像装置の構成を示すブロック図、
図2は本発明の実施の一形態に係る画像通信システムに
おける通信装置の構成を示すブロック図、図3は図1の
撮像装置と図2の通信装置により構成される画像通信シ
ステムの外観構成を模式的に示す図、図4は図1の撮像
装置と図2の通信装置により構成される画像通信システ
ムの全体構成を模式的に示す図である。
【0055】画像通信システムは、図4に示すように、
撮像装置100と通信装置300とから構成され、撮像
装置100と通信装置300とは、無線回線により接続
される。通信装置300は通信網400に接続され、撮
像装置100で撮像された画像を通信網400を介して
受信端末500に送信することが可能である。
【0056】具体的には、図3に示すように、撮像装置
100は通信手段110およびアンテナ112を介し
て、通信装置300は通信手段330およびアンテナ3
32を介して、無線通信により相互にコマンド、撮影画
像を含むデータを送受する。ここで、撮像装置100と
通信装置300間の無線通信は、例えばBluetoothなど
のスペクトラム拡散方式により行われる。このBluetoot
hは、2.4GHzの周波数帯域を使用し、小電力で近距離
通信に適した無線通信方式であり、500Kbps〜1Mbps
の高速な伝送速度が得られる。なお、この無線通信方式
に代えて、例えばIrDAなどの赤外線通信方式も用いるこ
ともできる。
【0057】撮像装置100は、撮影レンズ10を通し
て撮像した画像データを記録媒体120に記憶し、また
通信手段110およびアンテナ112を介して送信す
る。通信装置300は、アンテナ332および通信手段
330を介して画像データを受信し、受信した画像デー
タを着脱可能な記録媒体200に記録すると共に、通信
手段326、アンテナ328を介して通信網400に収
容されている通信装置または通信基地局に送信する。
【0058】次に、撮像装置100の構成を詳細に説明
する。
【0059】撮像装置100は、デジタルカメラであ
り、このデジタルカメラは、図1に示すように、保護手
段102、撮影レンズ10、シャッタ12、撮像素子1
4、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像
処理回路20、メモリ制御回路22、画像表示メモリ2
4、D/A変換器26、画像表示手段28、メモリ3
0、圧縮・伸長回路32、光学ファインダ104、通信
手段110、アンテナ112、システム制御回路50、
露光制御手段40、測距制御手段42、ズーム制御手段
44、バリア制御手段46、フラッシュ48、電源制御
手段80、コネクタ82、84、電源86、メモリ5
2、表示手段54、不揮発性メモリ56、識別情報5
8、モードダイアルスイッチ60、シャッタスイッチ6
2、64、単写/連写スイッチ66、圧縮モードスイッ
チ68、操作部70、およびメインスイッチ72を備え
る。
【0060】撮影レンズ10は、被写体の光学像を取り
込むための光学レンズ群からなり、ズーム機能を有す
る。シャッタ12は、絞り機能を有する。撮像素子14
は、撮影レンズ10を介して取り込んだ光学像を電気信
号に変換し、A/D変換器16は、撮像素子14から出
力されたアナログ信号をデジタル信号に変換して画像デ
ータとして出力する。タイミング発生回路18は、撮像
素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロ
ック信号や制御信号を供給する回路であり、メモリ制御
回路22およびシステム制御回路50により制御され
る。
【0061】画像処理回路20は、A/D変換器16か
らの画像データまたはメモリ制御回路22からの画像デ
ータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
また、画像処理回路20においては、撮像した画像デー
タを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に
基づいてシステム制御回路50が露光制御手段40、測
距制御手段42に対して制御を行う、TTL(スルー・
ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、A
E(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理
を行う。さらに、画像処理回路20においては、撮像し
た画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた
演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイ
トバランス)処理も行う。
【0062】メモリ制御回路22は、A/D変換器1
6、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像
表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮
・伸長回路32を制御する。A/D変換器16からの画
像データは、画像処理回路20、メモリ制御回路22を
介して、またはA/D変換器16の画像データは直接メ
モリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24または
メモリ30に書き込まれる。画像表示手段28は、TFT
LCD(TFT方式の液晶表示パネル)などから構成される。
画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データ
は、D/A変換器26によりアナログビデオ信号に変換
された後に、画像表示手段28に入力されて表示され
る。ここで、撮像した画像データを画像表示手段28を
用いて逐次表示するようにすれば、電子ファインダ機能
を実現することが可能である。また、画像表示手段28
は、システム制御回路50の指示により任意に表示をオ
ン/オフすることが可能であり、表示をオフにした場合
には、撮像装置100の電力消費を大幅に低減すること
ができる。
【0063】メモリ30は、撮影した静止画像や動画像
を格納するための揮発性メモリおよび/または不揮発性
メモリからなるメモリであり、所定枚数の静止画像や所
定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を有する。
これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写
撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書
き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。ま
た、メモリ30は、システム制御回路50の作業領域と
しても使用される。
【0064】圧縮・伸長回路32は、適応離散コサイン
変換(ADCT)などにより画像データを圧縮・伸長す
る回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込ん
で圧縮処理または伸長処理を行い、処理を終えたデータ
をメモリ30に書き込む。
【0065】露光制御手段40は、絞り機能を有するシ
ャッタ12を制御するものであり、フラッシュ48と連
携することによりフラッシュ調光機能を実現する。測距
制御手段42は、撮影レンズ10のフォーカシングを制
御する。ズーム制御手段44は、撮影レンズ10のズー
ミングを制御する。バリア制御手段46はバリアである
保護手段102の動作を制御する。フラッシュ48は、
AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能を有する。
露光制御手段40および測距制御手段42は、TTL方
式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像
処理回路20によって演算した演算結果に基づき、シス
テム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段4
2に対して制御を行う。
【0066】システム制御回路50は、撮像装置100
全体を制御する。メモリ52は、システム制御回路50
の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶する。表示
手段54は、システム制御回路50でのプログラムの実
行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメ
ッセージなどを表示する液晶表示装置、スピーカなどで
あり、撮像装置100の操作部近辺の視認し易い位置に
単数または複数設置され、例えばLCDやLED、発音
素子などの組み合わせにより構成されている。また、表
示手段54は、その一部の機能が光学ファインダ104
内に設置されている。
【0067】表示手段54の表示内容の内、LCDなど
に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影
表示、セルフタイマ表示、圧縮率表示、記録画素数表
示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタスピ
ード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表
示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、
時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数
桁の数字による情報表示、記録媒体120の着脱状態表
示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示、などがあ
る。また、表示手段54の表示内容の内、光学ファイン
ダ104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ
警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタスピード表
示、絞り値表示、露出補正表示、などがある。
【0068】不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記
録可能なメモリであり、例えばEEPROMなどが用い
られる。識別情報58には、通信手段110、アンテナ
112を介して通信装置300と通信を行う際に通信に
先立って認証を行うための各種識別情報が格納されてい
る。モードダイアルスイッチ60、シャッタスイッチ6
2、64、単写/連写スイッチ66、圧縮モードスイッ
チ68、操作部70およびメインスイッチ72は、シス
テム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操
作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視
線検知によるポインティング、音声認識装置などの単数
または複数の組み合わせで構成される。
【0069】ここで、これらの操作手段の具体的な説明
を行う。メインスイッチ72は、電源オン及び電源オフ
を切り替え設定することができる。モードダイアルスイ
ッチ60は、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮
影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、
PC(パーソナルコンピュータ)接続モード等の各機能
モードを切り替え設定することができる。シャッタスイ
ッチSW1・62は、不図示のシャッタボタンの操作途
中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE
(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)
処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を
指示する。
【0070】シャッタスイッチ64(SW2)は、不図
示のシャッタボタンの操作完了でONとなり、撮像素子
14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制
御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む
露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での
演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読
み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体1
20に画像データを書き込む記録処理という一連の処理
の動作開始を指示する。単写/連写スイッチ66は、シ
ャッタスイッチ64(SW2)を押した場合に1コマの
撮影を行って待機状態とする単写モードと、シャッタス
イッチ64(SW2)を押している間は連続して撮影を
行い続ける連写モードとを設定するためのスイッチであ
る。圧縮モードスイッチ68は、JPEG(Joint Phot
ographic Experts Group)圧縮の圧縮率を選択するため
または撮像素子14の信号をそのままデジタル化して記
録媒体に記録するCCDRAWモードを選択するための
スイッチである。
【0071】操作部70は、各種ボタンやタッチパネル
などから構成され、メニューボタン、セットボタン、マ
クロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシ
ュ設定ボタン、セルフタイマボタン、メニュー移動+
(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタ
ン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像移動−
(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボ
タン、日付/時間設定ボタン、再生モード/マイナス画
面再生・消去モード/PC接続モード等の各機能モード
を設定することができる再生スイッチ、シャッタスイッ
チ62(SW1)を押すとオートフォーカス動作を開始
し一旦合焦したならばその合焦状態を保ち続けるワンシ
ョットAFモードとシャッタスイッチ62(SW1)を
押している間は連続してオートフォーカス動作を続ける
サーボAFモードとを設定することができるAFモード
設定スイッチ、画像表示手段28のオン/オフを設定す
る画像表示ON/OFFスイッチ、撮影直後に撮影した
画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定
するクイックレビューON/OFFスイッチなどがあ
る。なお、上記プラスボタンおよびマイナスボタンの各
機能は、回転ダイアルスイッチを備えることによって、
より軽快に数値や機能を選択することが可能となる。
【0072】電源制御手段80は、電池検出回路、DC
−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイ
ッチ回路などにより構成されており、電源部86の装着
の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果
およびシステム制御回路50の指示に基づいてDC−D
Cコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録
媒体を含む各部へ供給する。電源部86は、アルカリ電
池やリチウム電池などの一次電池、NiCd電池やNiMH電
池、Li-ion電池などの二次電池などから構成される。ま
た、電源部86にACアダプタなどから構成されるもの
を使用することも可能である。電源制御手段80と電源
部86とは、コネクタ82,84を介して接続される。
【0073】保護手段102は、撮像装置100の撮影
レンズ10を含む撮像部を覆うことにより、撮像部の汚
れや破損を防止するバリアである。光学ファインダ10
4は、画像表示手段28による電子ファインダ機能を使
用することなく、撮影を行うことを可能にするためのも
のである。また、光学ファインダ104内には、表示手
段54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表
示、フラッシュ充電表示、シャッタスピード表示、絞り
値表示、露出補正表示などが表示可能である。
【0074】通信手段110は、Bluetoothなどのスペ
クトラム拡散通信方式による近距離高速データ通信機能
を有する。
【0075】インタフェース128は、メモリカードや
ハードディスクなどの記録媒体120とのインタフェー
スを司り、コネクタ127は、記録媒体120との接続
を行う。
【0076】なお、本実施の形態では記録媒体を取り付
けるインタフェースおよびコネクタを1系統持つものと
して説明しているが、記録媒体を取り付けるインタフェ
ースおよびコネクタは、複数系統数を備える構成として
もよい。また、異なる規格のインタフェースおよびコネ
クタを組み合わせて備える構成としてもよい。インタフ
ェースおよびコネクタとしては、PCMCIA(Personal Com
puter Memory Card International Association)カー
ドやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カー
ド、MMC(マルチメディアカード)などの規格に準拠
したものを用いて構成しても構わない。さらに、インタ
フェース128、そしてコネクタ127をPCMCIAカード
やCFカードなどの規格に準拠したものを用いて構成し
た場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEE
E(Institute of Electrical and Electronic Engineer
s)1394カード、P1284カード、SCSI(Small C
omputer System Interface)カード、PHSなどの通信
カード、等の各種通信カードを接続することにより、他
のコンピュータやプリンタなどの周辺機器との間で画像
データや画像データに付属した管理情報を転送し合うこ
とができる。
【0077】記録媒体120は、半導体メモリや磁気デ
ィスクなどから構成される記録部122、撮像装置10
0とのインタフェース124、撮像装置100と接続を
行うコネクタ126、識別情報129を有する。
【0078】次に、通信装置300の詳細構成について
説明する。
【0079】通信装置300は、携帯電話機であり、こ
の携帯電話機は、図2に示すように、マイク310、ス
ピーカ318、A/D変換器312、D/A変換器31
6、メモリ制御回路314、メモリ320、D/A変換
器322、画像表示手段324、アンテナ328、通信
手段326、インタフェース390、コネクタ392、
アンテナ332、通信手段330、通信システム制御回
路350、識別情報356、電源制御手段380、コネ
クタ382、384、電源386、メモリ352、不揮
発性メモリ354、表示手段360、操作手段362、
着信通知手段364、記録媒体着脱検知手段366を備
える。
【0080】マイク310は、音声を電気信号に変換
し、A/D変換器312は、マイク310から出力され
たアナログ出力信号をデジタル信号に変換し、このデジ
タル信号を音声データとして出力する。メモリ制御回路
314は、A/D変換器312の音声データのメモリ3
20への書き込み/読み出しを制御するとともに、メモ
リ320から読み出されたデータのD/A変換器316
への入力を制御する。D/A変換器316は、音声デー
タをアナログ信号に変換してスピーカ318に入力す
る。スピーカ318は、入力されたアナログ信号を音声
信号に変換して出力する。メモリ320は、マイク31
0で入力した音声及び或いは撮像装置100から送信さ
れた静止画像や動画像を格納するものであり、所定時間
の音声及び或いは所定枚数の静止画像、所定時間の動画
像を格納するのに十分な記憶量を備えている。D/A変
換器322は、メモリ320に格納された静止画像デー
タや動画像データをアナログ信号に変換して画像信号と
して画像表示手段324に出力する。画像表示手段32
4は、D/A変換器322からの画像信号を表示する。
【0081】通信手段326は、TDMA(Time Division
Multiple Access:時分割多重)、CDMA(Code Division
Multiple Access:符号分割多重)、W-CDMA(Wide-ban
d Code Division Multiple Access:広帯域符号分割多
重)などの遠距離無線通信機能を有し、アンテナ328
を介して通信装置300を他の通信装置および/または
通信基地局と回線接続する。
【0082】通信手段330は、Bluetoothのスペクト
ラム拡散通信の近距離高速データ通信機能を有し、アン
テナ332を介して通信装置300を他の機器と接続す
る。
【0083】通信システム制御回路350は、通信装置
300全体を制御する。メモリ352は、通信システム
制御回路350の動作用の定数、変数、プログラム等を
記憶する。不揮発性メモリ354は、電気的に消去可能
なメモリであり、例えばEEPROMなどが用いられ
る。本実施の形態においては、後述するように、不揮発
性メモリ354が、発信先格納手段、画像保管場所格納
手段、送信画像指定手段を構成する。詳細については後
述する。
【0084】識別情報356には、通信手段330、ア
ンテナ332を介して撮像装置100と通信を行う際に
通信に先立って認証を行うための各種識別情報が格納さ
れている。表示手段360は、通信システム制御回路3
50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声
などを用いて動作状態やメッセージなどを表示する液晶
表示装置、スピーカなどから構成され、通信装置300
の操作手段近辺の視認し易い位置に単数または複数設置
され、例えばLCDやLED、発音素子などの組み合わ
せにより構成されている。
【0085】操作手段362は、通信システム制御回路
350の各種の動作指示を入力するためのものであり、
スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポ
インティング、音声認識装置などの単数または複数の組
み合わせで構成される。操作手段362は、通信装置3
00の電源オン/オフ、通話の実行(オフフック)/停
止(オンフック)、電話番号入力、電話番号検索、通信
モード切り替え、等の操作を行うことが可能である。着
信通知手段364は、他の通信装置や通信基地局から通
話の着信があった場合に、呼出し音、発声音、音楽など
の音声および/またはアイコン、動画、静止画、発光等
の画像および/または振動などにより通信装置300の
使用者に着信を通知することができる。記録媒体着脱検
知手段366は、コネクタ392に記録媒体200が装
着されているか否かを検知する。
【0086】電源制御手段380は、アルカリ電池やリ
チウム電池等の一次電池やNiCd電池、NiMH電池、Li-ion
電池などの二次電池などからなる電源部386の有無を
検出する電源検出回路、DC−DCコンバータ、通電す
るブロックを切り替えるスイッチ回路などにより構成さ
れており、電源部386の装着の有無、その電池の種
類、電池残量の検出を行い、その検出結果および通信シ
ステム制御回路350の指示に基づいてDC−DCコン
バータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体2
00を含む各部へ供給する。電源制御手段380と電源
部386とは、コネクタ82,84を介して接続され
る。また、この電源部386をACアダプタなどから構
成することも可能である。
【0087】インタフェース390は、メモリカードや
ハードディスクなどの記録媒体200とのインタフェー
スを司り、コネクタ392は、記録媒体200との接続
を行う。
【0088】なお、本実施の形態では、記録媒体200
を取り付けるインタフェースおよびコネクタを1系統持
つものとして説明しているが、記録媒体を取り付けるイ
ンタフェースおよびコネクタは、単数または複数いずれ
の系統数を備える構成としてもよい。また、異なる規格
のインタフェースおよびコネクタを組み合わせて備える
構成としても構わない。インタフェースおよびコネクタ
としては、PCMCIA(Personal Computer Memory Card In
ternational Association)カードやCF(コンパクト
フラッシュ(登録商標))カード、MMC(マルチメデ
ィアカード)などの規格に準拠したものを用いてよい。
さらに、インタフェース390、そしてコネクタ392
をPCMCIAカードやCFカードなどの規格に準拠したもの
を用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、
USBカード、IEEE(Instituteof Electrical and Ele
ctronic Engineers)1394カード、P1284カー
ド、SCSI(Small Computer System Interface)カー
ド、PHSなどの通信カード、等の各種通信カードを接
続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周
辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理
情報を転送し合うことができる。
【0089】記録媒体200は、半導体メモリや磁気デ
ィスクなどから構成される記録部202、通信装置30
0とのインタフェース204、通信装置300と接続を
行うコネクタ206、および識別情報208を有する。
【0090】本実施の形態においては、撮像装置100
により撮像した画像データを通信装置から所定の相手へ
送信するとき、撮像装置300から無線回線を介して通
信装置300へ画像データの送信先相手に対する発呼情
報を転送し、通信装置300により、撮像装置100か
ら転送された発呼情報に基づき対応する送信先相手へ発
呼し、通信装置300の音声モードにより、通信網40
0を介したユーザと発呼情報の送信先相手間の音声通話
を行う。この音声通話中にその終了を指示する音声モー
ド終了指示がユーザの入力操作により出されると、通信
装置300の音声通話モードがデータ通信モードに切り
換えられた後に、撮像装置100から無線回線を介して
通信装置300へ発呼情報の送信先相手に送信する画像
データが転送され、この転送された画像データは通信装
置300により送信先相手へ通信網400を介して送信
される。
【0091】ここで、本実施の形態では、音声モード終
了指示の発行を通信装置300から行うように構成し、
音声モード終了指示が発行されると、その旨が撮像装置
100に通知され、撮像装置100は画像データの転送
を開始する。また、撮像装置100においては、特定の
送信先相手を示す送信先情報を発呼リストとして不揮発
性メモリ56に保持し、特定の送信先相手へ画像データ
を送信する場合、不揮発性メモリ56から特定の相手の
送信先情報を読み出して対応する発呼情報に変換して通
信装置300へ転送するように構成されている。また、
特定の送信先相手とは異なる相手へ画像データを送信す
る場合、特定の送信先相手とは異なる相手の送信先情報
を入力し、この入力された送信先情報を対応する発呼情
報に変換し、この発呼情報を通信装置300へ転送する
ように構成されている。
【0092】この送信先情報から発呼情報への変換にお
いては、特定の送信先情報として、相手の電話番号が不
揮発性メモリ56に格納されており、特定の送信先相手
へ画像データを送信する場合、不揮発性メモリ56から
特定の送信先情報(電話番号)が読み出され、この送信
先情報は、通信装置300が処理可能なフォーマットの
発呼情報に変換される。
【0093】また、本実施の形態においては、撮像装置
100から無線回線を介して転送された画像データを通
信装置300により受信し、この受信した画像データを
着脱可能な記録媒体200に記録するモードが設けられ
ているが、このモードは、公知の技術であるので、ここ
では、その説明を省略する。
【0094】次に、発呼情報を送信して送信先相手と通
話後に画像データを送信する画像送信モードについて図
5ないし図10を参照しながら説明する。図5ないし図
7は図1の撮像装置における動作の手順を示すフローチ
ャート、図8は図6のステップS516の発呼送信処理
の手順を示すフローチャート、図9および図10は図2
の通信装置における動作の手順を示すフローチャートで
ある。ここで、図6ないし図8に示す手順は、システム
制御回路50の制御に従い実行されるものであり、図9
および図10に示す手順は、通信システム制御回路35
0に従い実行されるものである。
【0095】撮像装置100においては、図5に示すよ
うに、まずステップS501において、各ブロックの状
態をチェックし、続くステップS502で、状態チェッ
クの結果に基づき異常があるか否かを判定し、異常があ
れば、ステップS509に進み、異常の内容を表す表示
を行い、そして、ステップS510に進む。
【0096】ステップS510では、通信装置300と
無線接続中であるか否かを判定し、通信装置300と無
線接続中であるときには、ステップS511に進み、通
信装置300との接続断を行うか否かを判定し、この接
続断を行うときには、ステップS512に進み、通信装
置300との無線接続を切断し、ステップS513に進
む。これに対し、接続断を行わないときには、上記ステ
ップS512をスキップしてステップS513に進む。
ステップS513では、画像送信モードを終了するか否
かを判定し、終了しないときには、上記ステップS50
1に戻り、終了するときには、本処理を抜ける。これに
対し、上記ステップS510において通信装置300と
無線接続中でないと判定されると、ステップS510に
進む。
【0097】上記ステップS502において異常がない
と判定されると、ステップS503に進み、モードが撮
影モードであるか否かを判定する。この撮像モードは、
撮像し、その直後にこの撮像により得られた画像データ
を送信するモードである。モードが撮影モードでなけれ
ば、ステップS504に進み、モードがメモリ画像モー
ドであるか否かを判定する。このメモリ画像モードは、
メモリ30または記録媒体120に格納された画像デー
タを送信するモードである。モードがメモリ画像モード
でなければ、ステップS505に進み、モードが情報設
定モードであるか否かを判定する。
【0098】モードが情報設定モードでなければ、上記
ステップS510に進み、モードが情報設定モードであ
るときには、ステップS506に進み、特定の相手に対
する情報を設定する。具体的には、画像データの送信先
として予め決められている特定の送信先相手を示す送信
先情報、本実施の形態では電話番号を設定する。続い
て、ステップS507に進み、各種パラメータ(カメラ
情報)を設定する。この設定されたパラメータは、撮像
時に画像データとともに記録される。そして、ステップ
S508において、設定された送信先情報および各種パ
ラメータを不揮発性メモリ56に記憶する。ここで、設
定された送信先情報は不揮発性メモリ56内の発呼先リ
ストに登録される。次いで、ステップS510に進む。
このステップS510以降の処理は上述した通りであ
る。
【0099】上記ステップS503において撮影モード
であると判定されると、図6に示すステップS514に
進み、撮影動作を行い、続くステップS515で、撮像
した画像データをメモリ30に格納し、そしてステップ
S516において、発呼送信処理を行う。
【0100】この発呼送信処理では、図8に示すよう
に、まずステップS601において、通信可能デバイス
を検出するための処理を行い、続くステップS602
で、通信可能なデバイスが検出されたか否かを判定す
る。ここで、通信可能なデバイスが検出されなかったと
きには、ステップS615に進み、対応するエラー処理
を行う。例えば、「通信不可(デバイス無)」を示すフ
ラグをセットする。そして、本処理を抜ける。
【0101】通信可能なデバイスが検出されると、ステ
ップS603に進み、送信先相手を不揮発性メモリ56
の発呼先リストから選択するか否かを判定する。ここ
で、発呼先リストから選択するときには、ステップS6
04に進み、この発呼先リスト内の送信先情報の一覧を
画像表示手段28に表示し、入力操作によりこの一覧か
ら所望の送信先情報を選択する。そして、ステップS6
06に進む。これに対し、発呼先リストから送信先情報
を選択しないときには、ステップS605に進み、発呼
先に対する情報(本実施の形態では電話番号)を入力
し、そして、ステップS606に進む。ステップS60
6では、上記ステップS604またはS605において
入力された情報を発呼情報に変換する。
【0102】次いで、ステップS607に進み、通信手
段110を介して、通信装置300との間で通信手順を
実行し、無線通信を開始する。続いて、ステップS60
8において、通信手段110を介して発呼情報送を通信
装置300に転送する。そして、ステップS609に進
み、通信装置300が上記発呼情報に基づき発呼した送
信先相手との接続を確立したか否かを判定する。この判
定は、通信装置300が後述のS709(図9)で送信
する接続ステータスを受信するか、否かに、基づいて行
う。この接続が確立しないときには、ステップS615
に進み、対応するエラーを示すフラグをセットするエラ
ー処理を行う。
【0103】通信装置300が上記発呼情報に基づき発
呼した送信先相手との接続を確立すると、ステップS6
10に進み、通信装置300における現在のモードが音
声モードであるか否かを判定し、音声モードでないとき
には、ステップS615に進み、対応するエラー処理を
行う。これに対し、音声モードであるときには、ステッ
プS611に進み、画像表示手段28に「音声モード」
を表示し、続くステップS612で、音声モード終了指
示が出されたか否かを判定する。この音声モード終了指
示が出されるまでは、音声モードが保持され、ユーザは
通信装置300を用いて送信先相手と音声通話を行うこ
とができる。この音声通話により、送信先相手に画像デ
ータを送信する旨が伝えられる。そして、ユーザは、送
信先相手との音声通話による確認後、ユーザは、通信装
置300を操作して音声モード終了指示(または、デー
タ通信モードへの移行指示)を出す。この音声モード終
了指示(または、データ通信モードへの移行指示)が出
されると、その旨が通信装置300から撮像装置100
に通知され、また通信装置300において音声モードが
データ通信モードに切り換えられる。
【0104】このようにして音声モード終了指示(また
は、データ通信モードへの移行指示)の発行の旨が通知
されると、ステップS613に進み、画像データを通信
装置300に転送する。ここで、転送される画像データ
は、撮像モードにおいては、撮影直後の画像データであ
り、メモリ画像モードにおいては、メモリ30に格納さ
れた画像データまたは記録媒体120に格納された画像
データである。
【0105】なお、本発明の他の実施の形態では、S6
09で、発呼先との接続が確立したことが検出される
と、S613へ進み、画像データを送信する。本形態に
おいても、発呼先との接続が確立されなければ、S61
5へ進み、エラー処理を行い、発呼先との接続ができな
かったことの表示などを行う。
【0106】続いて、ステップS614に進み、通信装
置300との通信が正常に終了したか否かを判定し、通
信が正常に終了しなかったときには、ステップS615
に進み、対応するエラー処理を行う。通信が正常に終了
すると、本処理を抜ける。
【0107】上記発呼送信処理が終了すると、図6に示
すステップS517に進み、上記ステップS615にお
いてセットされたフラグを参照して通信装置300との
通信が正常終了したか否かを判定し、この通信が正常に
終了した場合は、ステップS510に進む。このステッ
プS510以降の処理は上述した通りである。上記通信
が正常に終了しなかったときには、ステップS518に
進み、メモリ30に画像データを保持するか否かをユー
ザに問い合わせ、ユーザからメモリ30に画像データを
保持するという返答がえられたときには、上記ステップ
S510に進む。これに対し、メモリ30に画像データ
を保持しないという返答が得られたときには、ステップ
S519に進み、メモリ30内の画像データを消去し、
そして、上記ステップS510に進む。
【0108】上記ステップS504(図5に示す)にお
いてモードがメモリ画像モードであると判定されると、
図7に示すステップS520に進み、メモリ30内の画
像データを送信するか否かを判定する。メモリ30内の
画像データを送信するときには、ステップS521に進
み、メモリ30内の画像データを送信する画像として設
定し、図6に示すステップS516に進み、発呼送信処
理を行い、メモリ30内の画像データを通信装置300
に転送する。この発呼送信処理およびそれ以降の処理は
上述した通りであり、その説明は省略する。
【0109】上記ステップS504においてメモリ30
内の画像データを送信しないときには、記録媒体120
内の画像データを送信すると判断してステップS522
に進み、記録媒体120から送信する画像データを選択
し、続くステップS523で、選択された画像データを
メモリ30に格納する。そして、図6に示すステップS
516に進み、発呼送信処理を行い、記録媒体120か
ら選択された画像データを通信装置300に転送する。
【0110】通信装置300においては、図9に示すよ
うに、まずステップS701において、撮像装置100
からの接続要求を受信したか否かを判定し、この接続要
求の受信がないときには、ステップS711に進み、そ
の他の処理を実行し、そして、上記ステップS901に
戻る。
【0111】撮像装置100からの接続要求を受信する
と、ステップS702に進み、通信手段330を介して
撮像装置100と無線接続するための接続処理を行い、
続くステップS703で、コネクションが成立したか否
かを判定し、コネクションが成立しないときには、上記
ステップS901に戻る。コネクションが成立すると、
ステップS704に進み、通信手段330を介して、撮
像装置100との無線通信を開始し、撮像装置300か
ら転送されたデータの受信を開始する。続いて、ステッ
プS705において、撮像装置100から転送された発
呼情報を受信したか否かを判定し、発呼情報を受信して
いないときには、ステップS711に進み、対応する処
理例えば撮像装置100へ再送信要求を出すなどの処理
を行う。
【0112】これに対し、発呼情報を受信しているとき
には、ステップS706に進み、発信可能であるか否か
を判定する。発信可能でないとき(例えば圏外にあると
き)には、ステップS710に進み、対応するエラー処
理を行い、上記ステップS701に戻る。発信可能であ
るときには、ステップS707に進む。
【0113】ステップS707では、通信手段326を
介して、受信した発呼情報に基づき対応する送信先相手
へ発呼し、続くステップS708で、送信先相手との接
続が確立したか否かを判定し、この接続が確立しないと
きには、上記ステップS710に進み、対応するエラー
処理を行う。送信先相手との接続が確立すると、ステッ
プS709に進み、送信先相手との接続が確立したこと
を示す接続ステータスを撮像装置100に送信する。
【0114】次いで、図10に示すステップS712に
進み、音声モードを選択し、続くステップS713で、
上述した音声モード終了指示(または、データ通信モー
ドへの移行指示)による音声モード終了(データ通信モ
ードへの移行)を待ち、音声モード終了指示(または、
データ通信モードへの移行指示)による音声モード終了
が終了すると、データ通信モードへ移行した後に、ステ
ップS714に進む。ステップS714では、撮像装置
100から転送された画像データの受信を待ち、画像デ
ータを受信すると、ステップS715に進み、通信手段
326を介して、受信した画像データを送信先相手へ送
信する。そして、ステップS716で、送信先相手との
通信が正常に終了したか否かを判定し、通信が正常に終
了すると、ステップS717に進む。これに対し、送信
先相手との通信が正常に終了しなかったときには、ステ
ップS718に進み、エラー処理を行い、そして、ステ
ップS717に進む。
【0115】ステップS717では、送信先相手との接
続を切断し、上記ステップS701に戻る。
【0116】このように、本実施の形態では、撮像装置
100により撮像した画像データを通信装置から所定の
相手へ送信するとき、撮像装置300から無線回線を介
して通信装置300へ画像データの送信先相手に対する
発呼情報を転送し、通信装置300により、撮像装置1
00から転送された発呼情報に基づき対応する送信先相
手へ発呼し、通信装置300の音声モードにより、ユー
ザと発呼情報の送信先相手間の音声通話を行い、この音
声通話中にその終了を指示する音声通話終了指示(また
は、データ通信モードへの切り換えを指示するデータ通
信モード切換指示)がユーザの入力操作により出される
と、通信装置300の音声通話モードをデータ通信モー
ドに切り換えた後に、撮像装置100から無線回線を介
して通信装置300へ発呼情報の送信先相手に送信する
画像データを転送し、この転送された画像データを通信
装置300により送信先相手へ通信網400を介して送
信する。これにより、画像データの送信先相手を確認し
た後に、撮像された画像データを送信先相手に即座に送
信することができる。また、撮像装置100側から無線
回線を介して通信装置300の発呼を制御するので、撮
像装置100の操作のみで撮像した画像データの送信を
行うことができ、携帯性が損なわれることはない。
【0117】また、特定の送信先相手を示す送信先情報
が不揮発性メモリ56に保持されているので、特定の送
信先相手へ画像データを送信する場合の操作を簡単化す
ることができる。さらに、特定の送信先相手とは異なる
相手へ画像データを送信する場合、特定の送信先相手と
は異なる相手の送信先情報を入力し、この入力された送
信先情報を対応する発呼情報に変換するように構成され
ているので、特定の相手以外の相手への画像データの送
信を容易に行うことができ、使い勝手を向上させること
ができる。
【0118】なお、本実施の形態では、音声モード終了
指示(または、データ通信モードへの切換指示)の発行
を通信装置300から行うように構成しているが、撮像
装置100から音声モード終了指示(または、データ通
信モードへの切換指示)の発行を行うように構成するこ
とも可能である。この場合、音声モード終了指示(また
は、データ通信モードへの切換指示)が発行されると、
その旨が通信装置300に通知され、この通知を受けて
音声モードからデータ通信モードへ切換が行われるよう
に構成する必要がある。また、撮像装置100から音声
モード終了指示(または、データ通信モードへの切換指
示)の発行を行うように構成する場合には、通信装置3
00を介して送信先相手との通話を撮像装置100側か
ら可能にするように、通信装置300と撮像装置100
との間で音声データの送受を行うように構成することも
可能である。これにより、撮像装置100側で全ての操
作を行うことが可能になり、より優れた使い勝手を得る
ことが可能になる。
【0119】上記実施の形態においては、撮像装置10
0にて撮像した画像データの発呼情報送信後、音声モー
ド終了後、画像データの送信を行う例を示したが、他の
実施形態として、通信装置300の搭載メモリーや処理
の都合上等から、転送される画像データを公衆回線に即
時送信するか、通信装置300に一旦蓄積させ、通信装
置300の操作により送信指示情報を与えるか、取得し
た画像データの情報を用いて通信装置300のメモリー
の空き状況等の状態に応じて撮像装置100から画像デ
ータを取得する機能を付加することによって、撮像装置
100から画像データの公衆回線への転送タイミングを
選択することが可能になり、携帯性が損なわれることな
く、使い勝手を向上させることができる。
【0120】以下に上述の場合の撮像装置100、通信
装置300間の一連の通信シーケンスを図11に示し、
順次説明する。
【0121】“回線接続情報”とは、宛先のニックネー
ム、インターネットサービスプロバイダーのアクセスポ
イント等の電話番号、メールアドレス等を示し、これら
の設定を行う。ここでの情報は、例えば電話帳のように
接続情報をニックネームにより管理するようなデータベ
ースを用い、登録データを選択させることも可能であ
る。
【0122】次に“転送画像選択操作”に移り、FTP転
送か、メールによる転送か、転送されたデータを通信装
置300において回線上へ即時転送させるか(上記実施
の形態に記載)、通信装置300に接続情報及び指定さ
れた画像ファイル等データを蓄積保存させるか(他の実
施の形態)等を指定する。これらの指定を“画像確認操
作”にて確認し、撮像装置100においてメールによる
転送が設定された場合、図の示す様な一連の手順により
通信装置300間で下位プロトコルによる接続が行わ
れ、次に上位プロトコルによるサービスの確認動作が行
われる。撮像装置100より送信先メールアドレス、転
送画像情報などを含む回線接続情報が転送される。この
回線接続情報を受信した通信装置300は、まず回線接
続情報を保存した後に、音声モードに切り替え、相手先
との画像授受の確認(E-mailファイル添付である旨)等
の通信を行い、音声モード終了後、撮像装置100で選
択指定された画像ファイル名を抽出し、この選択された
画像ファイルのデータ取得要求を順次撮像装置100に
送信する。このデータ取得要求を受けた撮像装置100
は、指定された画像データファイルを、取得要求に従っ
て分割もしくは一括して携帯電話に対して転送する。こ
の動作は前記同様携帯電話のバッファーがフルになる
か、もしくは指定された全ての画像データファイルが転
送されるまで繰り返される。本通信シーケンスでは1画
像データを連続して2回に分けて転送させる場合の例を
示しているが、画像データファイルのファイルサイズが
大きい場合は、更に複数回に分割されて転送される。ま
た、指定された画像データファイルがローカル通信で一
度に転送できるサイズの範囲に入っている場合、一度の
画像転送要求で1画像データファイルが転送されること
は言うまでもない。更に、画像データファイルの転送は
通信装置300からの指示により行われることから、通
信装置300の状態によって連続して要求することも、
一旦転送を中断することも可能である。この画像データ
の転送終了後は通信状態表示画面操作による切断指示が
出されるまで、通信路の接続は確保された状態となる。
【0123】ここで、図11では、動作を容易にするた
めに画像データ転送前の指定された画像ファイルに関す
るサイズ等の情報取得手順及びテキストファイルをはじ
めとする関連データの転送手順は省いているが、例えば
通信装置300のメモリー容量があまり無い場合や複数
の画像データを撮像装置100が指定してきた場合、通
信装置300のメモリーの空き状況に応じたデータ転送
制御を行うために必要となる画像データサイズ情報の取
得が行われる。
【0124】本実施形態の説明では、画像ファイルの取
得動作のみしか記載していないが、回線接続情報にテキ
ストデータファイル名や、画像データファイルに関連し
た音声ファイル等情報が記載されている場合は、前記画
像データファイルの取得手順と同様の取得手順によりデ
ータの取得要求を送出しデータ転送が行われる。また、
回線接続情報に画像データファイルに関連したデータフ
ァイルの情報が記載されていない場合においても、画像
サイズ等の情報に関連したデータファイルの情報が記載
されている場合は、この情報から関連データを取得させ
ることも可能である。
【0125】また、通信装置300のメモリーフル状態
の処理においても、前述以外に、撮像装置100通信装
置300間の通信接続を維持したまま、回線接続により
画像伝送を行い、メモリーが空いた時点で指定された画
像データを撮像装置100から取得する方法も可能であ
る。
【0126】また、接続情報及び、転送画像情報は各々
ファイルとして保存されるが、この情報ファイルをDPOF
(Digital Print Order Format)などで生成されるファ
イルと共用することも可能である。 また、上記実施形
態で説明を行った画像データファイルの指定情報やテキ
ストファイル・音声ファイル等のファイル指定情報、メ
ールアドレス、FTPの接続情報、即時送信指示等の転送
設定情報を含む回線接続情報を、DPOFファイルと共用す
ることも可能であり、DPOFファイルと共用した場合、実
施形態に記載の手順においては、撮像装置100から転
送される回線接続情報が、このDPOFファイルとなる。
【0127】なお、上述の実施形態の機能(図6ないし
図10に示すフローチャートを含む)を実現するソフト
ウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、シス
テムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置
のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に
格納されたプログラムコードを読出し実行することによ
っても、達成されることはいうまでもない。
【0128】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0129】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROMなどを用いることができる。
【0130】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0131】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることはいうまでもない。
【0132】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像通信
システムによれば、撮像装置は、画像データの送信先相
手に対する発呼情報を通信装置へ無線回線を介して転送
する発呼情報転送手段と、発呼情報の送信先相手に送信
する画像データを通信装置へ無線回線を介して転送する
画像転送手段とを有し、通信装置は、撮像装置から転送
された発呼情報に基づき対応する送信先相手へ発呼する
発呼手段と、通信網を介したユーザと発呼情報の送信先
相手間の音声通話終了を指示する音声通話終了指示に応
じて、通信網を介して発呼した送信先相手と音声通話を
行うための音声通話モードをデータ通信モードに切り換
えるモード切換手段と、データ通信モードへの切換が行
われると、撮像装置から転送された画像データを送信先
相手へ通信網を介して送信する送信手段とを有するの
で、携帯性を損なうことなく、撮像された画像データを
所望の送信先に即座に送信することができる。
【0133】また、撮像装置は、ユーザと発呼情報の送
信先相手間の音声通話が可能なように、通信装置との間
で無線回線を介して音声データの送受を行う音声データ
通信手段を有することによって、ユーザの使い勝手を向
上させることができる。
【0134】本発明の撮像装置によれば、画像データの
送信先相手に対する発呼情報を通信装置へ無線回線を介
して転送する発呼情報転送手段と、通信網を介したユー
ザと該通信装置が発呼情報に基づき発呼した送信先相手
間の音声通話の終了後に、発呼情報の送信先相手に送信
する画像データを通信装置へ無線回線を介して転送する
画像転送手段とを有するので、通信装置と協働して、携
帯性を損なうことなく、撮像された画像データを所望の
送信先に即座に送信することが可能な画像通信システム
を構成することができる。さらに、画像データの公衆回
線への転送タイミングを選択することが可能であり、携
帯性が損なわれることなく、使い勝手を向上させること
ができる。
【0135】本発明の通信装置によれば、撮像装置から
無線回線を介して画像データの送信先相手に対する発呼
情報が転送されると、発呼情報に基づき対応する送信先
相手へ発呼する発呼手段と、通信網を介したユーザと発
呼情報の送信先相手間の音声通話終了を指示する音声通
話終了指示に応じて、通信網を介して発呼した送信先相
手と音声通話を行うための音声通話モードをデータ通信
モードに切り換えるモード切換手段と、データ通信モー
ドへの切換が行われると、撮像装置から無線回線を介し
て転送された画像データを送信先相手へ通信網を介して
送信する送信手段とを有するので、撮像装置と協働し
て、携帯性を損なうことなく、撮像された画像データを
所望の送信先に即座に送信することが可能な画像通信シ
ステムを構成することができる。
【0136】本発明の画像通信方法によれば、撮像装置
から無線回線を介して通信装置へ画像データの送信先相
手に対する発呼情報を転送する工程と、通信装置によ
り、撮像装置から転送された発呼情報に基づき対応する
送信先相手へ発呼する工程と、通信装置の音声モードに
より、通信網を介したユーザと発呼情報の送信先相手間
の音声通話を行う工程と、音声通話の終了を指示する音
声通話終了指示に応じて、音声通話モードをデータ通信
モードに切り換える工程と、撮像装置から無線回線を介
して通信装置へ発呼情報の送信先相手に送信する画像デ
ータを転送する工程と、データ通信モードへの切換が行
われると、撮像装置から転送された画像データを送信先
相手へ通信網を介して送信する工程とを有するので、携
帯性を損なうことなく、撮像された画像データを所望の
送信先に即座に送信することができる。
【0137】本発明の記憶媒体によれば、プログラム
は、撮像装置により実行されるプログラムモジュールお
よび通信装置により実行されるプログラムモジュールを
含み、撮像装置により実行されるプログラムモジュール
は、画像データの送信先相手に対する発呼情報を通信装
置へ無線回線を介して転送するための発呼情報転送モジ
ュールと、発呼情報の送信先相手に送信する画像データ
通信装置へ無線回線を介して転送するための画像転送モ
ジュールとを有し、通信装置により実行されるプログラ
ムモジュールは、撮像装置から転送された発呼情報に基
づき対応する送信先相手へ発呼するための発呼モジュー
ルと、通信網を介したユーザと発呼情報の送信先相手間
の音声通話終了を指示する音声通話終了指示に応じて、
通信網を介して発呼した送信先相手と音声通話を行うた
めの音声通話モードをデータ通信モードに切り換えるた
めのモード切換モジュールと、データ通信モードへの切
換が行われると、撮像装置から転送された画像データを
送信先相手へ通信網を介して送信するための送信モジュ
ールとを有するので、携帯性を損なうことなく、撮像さ
れた画像データを所望の送信先に即座に送信することが
できる。
【0138】本発明の撮像装置によれば、画像データの
送信先相手に関する相手先情報を通信装置へ無線回線を
介して転送する発呼情報転送手段と、通信装置と送信先
相手間の接続の確立を検出すると、送信先相手に送信す
る画像データを通信装置へ無線回線を介して転送する画
像転送手段とを有するので、通信装置と協働して、携帯
性を損なうことなく、撮像された画像データを所望の送
信先に即座に送信することが可能な画像通信システムを
構成することができる。
【0139】本発明の撮像装置の画像転送方法によれ
ば、画像データの送信先相手に関する相手先情報を通信
装置へ無線回線を介して転送し、通信装置と送信先相手
間の接続の確立を検出すると、送信先相手に送信する画
像データを通信装置へ無線回線を介して転送するので、
通信装置と協働して、携帯性を損なうことなく、撮像さ
れた画像データを所望の送信先に即座に送信することが
可能な画像通信システムを構成することができる。
【0140】本発明の記憶媒体によれば、画像転送プロ
グラムは、画像データの送信先相手に関する相手先情報
を通信装置へ無線回線を介して転送する発呼情報転送モ
ジュールと、通信装置と送信先相手間の接続の確立を検
出すると、送信先相手に送信する画像データを通信装置
へ無線回線を介して転送する画像転送モジュールとを有
するので、通信装置と協働して、携帯性を損なうことな
く、撮像された画像データを所望の送信先に即座に送信
することが可能な画像通信システムを構成することがで
きる。
【0141】本発明の通信装置によれば、撮像装置から
無線回線を介して画像データの送信先相手に関する相手
先情報が転送されると、相手先情報に基づき対応する送
信先相手との接続処理を行う接続手段と、接続手段によ
り送信先相手との接続が確立されると、該接続の確立を
撮像装置に通知する通知手段と、送信先相手との接続の
確立の通知後に、撮像装置から転送される画像データを
送信先相手へ通信網を介して送信する送信手段とを有す
るので、撮像装置と協働して、携帯性を損なうことな
く、撮像された画像データを所望の送信先に即座に送信
することが可能な画像通信システムを構成することがで
きる。
【0142】本発明の通信装置の画像送信方法によれ
ば、撮像装置から無線回線を介して画像データの送信先
相手に関する相手先情報が転送されると、相手先情報に
基づき対応する送信先相手との接続処理を行い、接続処
理により送信先相手との接続が確立されると、該接続の
確立を撮像装置に通知し、送信先相手との接続の確立の
通知後に、撮像装置から転送される画像データを送信先
相手へ通信網を介して送信するので、撮像装置と協働し
て、携帯性を損なうことなく、撮像された画像データを
所望の送信先に即座に送信することが可能な画像通信シ
ステムを構成することができる。
【0143】本発明の記憶媒体によれば、画像送信プロ
グラムは、撮像装置から無線回線を介して画像データの
送信先相手に関する相手先情報が転送されると、相手先
情報に基づき対応する送信先相手との接続処理を行う接
続モジュールと、接続モジュールにより送信先相手との
接続が確立されると、該接続の確立を撮像装置に通知す
る通知モジュールと、送信先相手との接続の確立の通知
後に、撮像装置から転送される画像データを送信先相手
へ通信網を介して送信する送信モジュールとを有するの
で、撮像装置と協働して、携帯性を損なうことなく、撮
像された画像データを所望の送信先に即座に送信するこ
とが可能な画像通信システムを構成することができる。
【0144】本発明の画像通信システムによれば、撮像
装置は、画像データの送信先相手に関する相手先情報を
通信装置へ無線回線を介して転送し、通信装置は、相手
先情報に基づき対応する相手先と接続処理を行い、該相
手先との接続が確立されると、該接続の確立を撮像装置
に通知し、撮像装置は、接続の確立が通知されると、送
信先相手に送信する画像データを通信装置へ無線回線を
介して転送し、通信装置は、撮像装置から転送された画
像データを送信先相手に送信するので、携帯性を損なう
ことなく、撮像された画像データを所望の送信先に即座
に送信することが可能な画像通信システムを構成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る画像通信システム
における撮像装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係る画像通信システム
における通信装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図1の撮像装置と図2の通信装置により構成さ
れる画像通信システムの外観構成を模式的に示す図であ
る。
【図4】図1の撮像装置と図2の通信装置により構成さ
れる画像通信システムの全体構成を模式的に示す図であ
る。
【図5】図1の撮像装置における動作の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】図1の撮像装置における動作の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図7】図1の撮像装置における動作の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図8】図6のステップS516の発呼送信処理の手順
を示すフローチャートである。
【図9】図2の通信装置における動作の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図10】図2の通信装置における動作の手順を示すフ
ローチャートである。
【図11】撮像装置、通信装置間の通信シーケンスを示
す図である。
【符号の説明】
28,324 画像表示手段 30 メモリ 50 システム制御回路 56,354 不揮発性メモリ 70 操作部 100 撮像装置 110,326,330 通信手段 112,332,328 アンテナ 120,200 記録媒体 300 通信装置 326 通信手段 350 通信システム制御回路 400 通信網 500 受信端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 Z 5K067 5/907 B 5K101 5/765 101:00 5/907 5/91 L // H04N 101:00 H04B 7/26 M Fターム(参考) 5C022 AA13 AC01 AC42 AC52 AC69 AC72 5C052 GA02 GA07 GA08 GA09 GB01 GB09 GC05 GD03 GE06 GE08 GF05 5C053 FA08 FA23 FA27 FA30 GA11 GB06 GB21 GB40 JA21 JA24 JA30 KA01 KA24 KA25 LA02 LA11 LA14 5C062 AA01 AA12 AA37 AB38 AC38 AC43 AE01 AE11 AF02 5C075 AA90 AB06 BA90 BB14 CA14 CA90 CD90 FF90 5K067 AA34 BB02 BB21 DD52 EE02 EE12 FF02 FF23 5K101 KK02 LL11 LL12 NN06 NN18 NN21 PP03 QQ01 QQ16 QQ17 RR12 RR19

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置と、該撮像装置と無線回線によ
    り接続可能であるとともに、通信網に接続可能である通
    信装置とを備え、前記撮像装置により撮像された画像デ
    ータを前記通信装置から前記通信網を介して送信する画
    像通信システムであって、 前記撮像装置は、前記画像データの送信先相手に対する
    発呼情報を前記通信装置へ前記無線回線を介して転送す
    る発呼情報転送手段と、前記発呼情報の送信先相手に送
    信する画像データを前記通信装置へ前記無線回線を介し
    て転送する画像転送手段とを有し、前記通信装置は、前
    記撮像装置から転送された発呼情報に基づき対応する送
    信先相手へ発呼する発呼手段と、前記通信網を介したユ
    ーザと前記発呼情報の送信先相手間の音声通話終了を指
    示する音声通話終了指示に応じて、前記通信網を介して
    前記発呼した送信先相手と音声通話を行うための音声通
    話モードをデータ通信モードに切り換えるモード切換手
    段と、前記データ通信モードへの切換が行われると、前
    記撮像装置から転送された画像データを前記送信先相手
    へ前記通信網を介して送信する送信手段とを有すること
    を特徴とする画像通信システム。
  2. 【請求項2】 前記撮像装置は、前記ユーザからの入力
    操作に基づき前記音声通話終了指示を発行する発行手段
    と、前記音声通話終了指示が発行されると、その旨を前
    記通信装置へ前記無線回線を介して通知する通知手段と
    を有し、前記通信装置の前記モード切換手段は、前記音
    声通話終了指示の発行の旨が通知されると、前記音声通
    話モードを前記データ通信モードに切り換えることを特
    徴とする請求項1記載の画像通信システム。
  3. 【請求項3】 前記撮像装置の前記画像転送手段は、前
    記音声通話終了指示が発行されると、前記画像データの
    転送を開始することを特徴とする請求項2記載の画像通
    信システム。
  4. 【請求項4】 前記通信装置は、前記ユーザからの入力
    操作に基づき前記音声通話終了指示を発行する発行手段
    を有し、前記モード切換手段は、前記音声通話終了指示
    が発行されると、前記音声通話モードを前記データ通信
    モードに切り換えることを特徴とする請求項1記載の画
    像通信システム。
  5. 【請求項5】 前記通信装置は、前記音声通話終了指示
    が発行されると、その旨を前記撮像装置へ前記無線回線
    を介して通知する通知手段を有し、前記撮像装置の前記
    画像転送手段は、前記音声通話終了指示の発行の旨が通
    知されると、前記画像データの転送を開始することを特
    徴とする請求項4記載の画像通信システム。
  6. 【請求項6】 前記撮像装置は、前記ユーザと前記発呼
    情報の送信先相手間の音声通話が可能なように、前記通
    信装置との間で前記無線回線を介して音声データの送受
    を行う音声データ通信手段を有することを特徴とする請
    求項1記載の画像通信システム。
  7. 【請求項7】 前記無線回線は、スペクトラム拡散方式
    による至近距離高速データ通信が可能な無線回線である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像通信システム。
  8. 【請求項8】 通信網を介して画像データを送信先に送
    信するための通信装置と無線回線を介して接続される撮
    像装置であって、 前記画像データの送信先相手に対する発呼情報を前記通
    信装置へ前記無線回線を介して転送する発呼情報転送手
    段と、 前記通信網を介したユーザと該通信装置が前記発呼情報
    に基づき発呼した送信先相手間の音声通話の終了後に、
    前記発呼情報の送信先相手に送信する画像データを前記
    通信装置へ前記無線回線を介して転送する画像転送手段
    とを有することを特徴とする撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記通信装置と該通信装置が前記発呼情
    報に基づき発呼した送信先相手間の音声通話の終了を指
    示する音声通話終了指示を発行する発行手段を有し、前
    記画像転送手段は、前記音声通話終了指示が発行される
    と、前記画像データの転送を開始することを特徴とする
    請求項8記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記音声通話終了指示は前記通信装置
    により発行され、前記画像転送手段は、前記通信装置か
    ら前記音声通話終了指示の発行の旨が通知されると、前
    記画像データの転送を開始することを特徴とする請求項
    7記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記ユーザと前記発呼情報の送信先相
    手間の音声通話が可能なように、前記通信装置との間で
    前記無線回線を介して音声データの送受を行う音声デー
    タ通信手段を有することを特徴とする請求項8記載の撮
    像装置。
  12. 【請求項12】 前記無線回線は、スペクトラム拡散方
    式による至近距離高速データ通信が可能な無線回線であ
    ることを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 撮像装置と無線回線を介して接続され
    るとともに、通信網に接続される通信装置であって、 前記撮像装置から前記無線回線を介して画像データの送
    信先相手に対する発呼情報が転送されると、前記発呼情
    報に基づき対応する送信先相手へ発呼する発呼手段と、 前記通信網を介したユーザと前記発呼情報の送信先相手
    間の音声通話終了を指示する音声通話終了指示に応じ
    て、前記通信網を介して前記発呼した送信先相手と音声
    通話を行うための音声通話モードをデータ通信モードに
    切り換えるモード切換手段と、 前記データ通信モードへの切換が行われると、前記撮像
    装置から前記無線回線を介して転送された画像データを
    前記送信先相手へ前記通信網を介して送信する送信手段
    とを有することを特徴とする通信装置。
  14. 【請求項14】 前記音声通話終了指示は前記撮像装置
    から発行され、前記撮像装置から前記無線回線を介して
    前記音声通話終了指示の発行の旨が通知されると、前記
    モード切換手段は、前記音声通話モードを前記データ通
    信モードに切り換えることを特徴とする請求項13記載
    の通信装置。
  15. 【請求項15】 前記ユーザからの入力操作に基づき前
    記音声通話終了指示を発行する発行手段を有し、前記モ
    ード切換手段は、前記音声通話終了指示が発行される
    と、前記音声通話モードを前記データ通信モードに切り
    換えることを特徴とする請求項13記載の通信装置。
  16. 【請求項16】 前記音声通話終了指示が発行される
    と、その旨を前記撮像装置へ前記無線回線を介して通知
    する通知手段を有し、前記音声通話終了指示の発行の旨
    を通知することによって、前記撮像装置からの画像デー
    タの転送開始を制御することを特徴とする請求項15記
    載の通信装置。
  17. 【請求項17】 前記無線回線は、スペクトラム拡散方
    式による至近距離高速データ通信が可能な無線回線であ
    ることを特徴とする請求項13記載の通信装置。
  18. 【請求項18】 撮像装置と、該撮像装置と無線回線に
    より接続可能であるとともに、通信網に接続可能である
    通信装置とを備え、前記撮像装置により撮像された画像
    データを前記通信装置から前記通信網を介して送信する
    ための画像通信方法であって、 前記撮像装置から前記無線回線を介して前記通信装置へ
    前記画像データの送信先相手に対する発呼情報を転送す
    る工程と、 前記通信装置により、前記撮像装置から転送された発呼
    情報に基づき対応する送信先相手へ発呼する工程と、 前記通信装置の音声モードにより、前記通信網を介した
    ユーザと前記発呼情報の送信先相手間の音声通話を行う
    工程と、 前記音声通話の終了を指示する音声通話終了指示に応じ
    て、前記音声通話モードをデータ通信モードに切り換え
    る工程と、 前記撮像装置から前記無線回線を介して前記通信装置へ
    前記発呼情報の送信先相手に送信する画像データを転送
    する工程と、 前記データ通信モードへの切換が行われると、前記撮像
    装置から転送された画像データを前記送信先相手へ前記
    通信網を介して送信する工程とを有することを特徴とす
    る画像通信方法。
  19. 【請求項19】 前記撮像装置から、前記ユーザからの
    入力操作に基づき前記音声通話終了指示を発行する工程
    と、前記音声通話終了指示が発行されると、その旨を前
    記通信装置へ前記無線回線を介して通知する工程とを有
    し、前記音声通話終了指示の発行の旨が通知されると、
    前記通信装置により、前記音声通話モードを前記データ
    通信モードに切り換えることを特徴とする請求項18記
    載の画像通信方法。
  20. 【請求項20】 前記音声通話終了指示が発行される
    と、前記撮像装置により、前記画像データの転送を開始
    することを特徴とする請求項19記載の画像通信方法。
  21. 【請求項21】 前記通信装置から、前記ユーザからの
    入力操作に基づき前記音声通話終了指示を発行する工程
    を有し、前記音声通話終了指示が発行されると、前記通
    信装置により、前記音声通話モードを前記データ通信モ
    ードに切り換えることを特徴とする請求項18記載の画
    像通信方法。
  22. 【請求項22】 前記通信装置により、前記音声通話終
    了指示が発行されると、その旨を前記撮像装置へ前記無
    線回線を介して通知する工程を有し、前記音声通話終了
    指示の発行の旨が通知されると、前記撮像装置により、
    前記画像データの転送を開始することを特徴とする請求
    項21記載の画像通信方法。
  23. 【請求項23】 前記通信装置の音声モードによる前記
    通信網を介したユーザと前記発呼情報の送信先相手間の
    音声通話時、前記撮像装置と前記通信装置間での前記無
    線回線を介した音声データの送受を行うことを特徴とす
    る請求項18記載の画像通信方法。
  24. 【請求項24】 前記無線回線は、スペクトラム拡散方
    式による至近距離高速データ通信が可能な無線回線であ
    ることを特徴とする請求項18記載の画像通信方法。
  25. 【請求項25】 撮像装置と、該撮像装置と無線回線に
    より接続可能であるとともに、通信網に接続可能である
    通信装置とを備え、前記撮像装置により撮像された画像
    データを前記通信装置から前記通信網を介して送信する
    画像通信システムを構築するためのプログラムを格納し
    た記憶媒体であって、 前記プログラムは、前記撮像装置により実行されるプロ
    グラムモジュールおよび前記通信装置により実行される
    プログラムモジュールを含み、 前記撮像装置により実行されるプログラムモジュール
    は、前記画像データの送信先相手に対する発呼情報を前
    記通信装置へ前記無線回線を介して転送するための発呼
    情報転送モジュールと、前記発呼情報の送信先相手に送
    信する画像データを前記通信装置へ前記無線回線を介し
    て転送するための画像転送モジュールとを有し、 前記通信装置により実行されるプログラムモジュール
    は、前記撮像装置から転送された発呼情報に基づき対応
    する送信先相手へ発呼するための発呼モジュールと、前
    記通信網を介したユーザと前記発呼情報の送信先相手間
    の音声通話終了を指示する音声通話終了指示に応じて、
    前記通信網を介して前記発呼した送信先相手と音声通話
    を行うための音声通話モードをデータ通信モードに切り
    換えるためのモード切換モジュールと、前記データ通信
    モードへの切換が行われると、前記撮像装置から転送さ
    れた画像データを前記送信先相手へ前記通信網を介して
    送信するための送信モジュールとを有することを特徴と
    する記憶媒体。
  26. 【請求項26】 前記撮像装置により実行されるプログ
    ラムモジュールは、前記ユーザからの入力操作に基づき
    前記音声通話終了指示を発行するための発行モジュール
    と、前記音声通話終了指示が発行されると、その旨を前
    記通信装置へ前記無線回線を介して通知するための通知
    モジュールとを有し、前記モード切換モジュールは、前
    記音声通話終了指示の発行の旨が通知されると、前記音
    声通話モードを前記データ通信モードに切り換えること
    を特徴とする請求項25記載の記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記画像転送モジュールは、前記音声
    通話終了指示が発行されると、前記画像データの転送を
    開始することを特徴とする請求項26記載の記憶媒体。
  28. 【請求項28】 前記通信装置により実行されるプログ
    ラムモジュールは、前記ユーザからの入力操作に基づき
    前記音声通話終了指示を発行するための発行モジュール
    を有し、前記モード切換モジュールは、前記音声通話終
    了指示が発行されると、前記音声通話モードを前記デー
    タ通信モードに切り換えることを特徴とする請求項25
    記載の記憶媒体。
  29. 【請求項29】 前記通信装置により実行されるプログ
    ラムモジュールは、前記音声通話終了指示が発行される
    と、その旨を前記撮像装置へ前記無線回線を介して通知
    するための通知モジュールを有し、前記画像転送モジュ
    ールは、前記音声通話終了指示の発行の旨が通知される
    と、前記画像データの転送を開始することを特徴とする
    請求項28記載の記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記撮像装置により実行されるプログ
    ラムモジュールは、前記ユーザと前記発呼情報の送信先
    相手間の音声通話が可能なように、前記通信装置との間
    で前記無線回線を介して音声データの送受を行うための
    音声データ通信モジュールを有することを特徴とする請
    求項25記載の記憶媒体。
  31. 【請求項31】 前記無線回線は、スペクトラム拡散方
    式による至近距離高速データ通信が可能な無線回線であ
    ることを特徴とする請求項25記載の記憶媒体。
  32. 【請求項32】 通信網を介して画像データを送信先に
    送信するための通信装置と無線回線を介して接続される
    撮像装置であって、 前記画像データの送信先相手に関する相手先情報を前記
    通信装置へ前記無線回線を介して転送する発呼情報転送
    手段と、 前記通信装置と前記送信先相手間の接続の確立を検出す
    ると、前記送信先相手に送信する画像データを前記通信
    装置へ前記無線回線を介して転送する画像転送手段とを
    有することを特徴とする撮像装置。
  33. 【請求項33】 通信網を介して画像データを送信先に
    送信するための通信装置と無線回線を介して接続される
    撮像装置の画像転送方法であって、 前記画像データの送信先相手に関する相手先情報を前記
    通信装置へ前記無線回線を介して転送し、 前記通信装置と前記送信先相手間の接続の確立を検出す
    ると、前記送信先相手に送信する画像データを前記通信
    装置へ前記無線回線を介して転送することを特徴とする
    撮像装置の画像転送方法。
  34. 【請求項34】 通信網を介して画像データを送信先に
    送信するための通信装置と無線回線を介して接続される
    撮像装置で行う画像転送プログラムを記憶した記憶媒体
    であって、 前記画像転送プログラムは、 前記画像データの送信先相手に関する相手先情報を前記
    通信装置へ前記無線回線を介して転送する発呼情報転送
    モジュールと、 前記通信装置と前記送信先相手間の接続の確立を検出す
    ると、前記送信先相手に送信する画像データを前記通信
    装置へ前記無線回線を介して転送する画像転送モジュー
    ルとを有することを特徴とする記憶媒体。
  35. 【請求項35】 撮像装置と無線回線を介して接続され
    るとともに、通信網に接続される通信装置であって、 前記撮像装置から前記無線回線を介して画像データの送
    信先相手に関する相手先情報が転送されると、前記相手
    先情報に基づき対応する送信先相手との接続処理を行う
    接続手段と、 前記接続手段により前記送信先相手との接続が確立され
    ると、該接続の確立を前記撮像装置に通知する通知手段
    と、 前記送信先相手との接続の確立の通知後に、前記撮像装
    置から転送される画像データを前記送信先相手へ前記通
    信網を介して送信する送信手段とを有することを特徴と
    する通信装置。
  36. 【請求項36】 撮像装置と無線回線を介して接続され
    るとともに、通信網に接続される通信装置の画像送信方
    法であって、 前記撮像装置から前記無線回線を介して画像データの送
    信先相手に関する相手先情報が転送されると、前記相手
    先情報に基づき対応する送信先相手との接続処理を行
    い、 前記接続処理により前記送信先相手との接続が確立され
    ると、該接続の確立を前記撮像装置に通知し、 前記送信先相手との接続の確立の通知後に、前記撮像装
    置から転送される画像データを前記送信先相手へ前記通
    信網を介して送信することを特徴とする通信装置の画像
    送信方法。
  37. 【請求項37】 撮像装置と無線回線を介して接続され
    るとともに、通信網に接続される通信装置で行う画像送
    信プログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記画像送信プログラムは、 前記撮像装置から前記無線回線を介して画像データの送
    信先相手に関する相手先情報が転送されると、前記相手
    先情報に基づき対応する送信先相手との接続処理を行う
    接続モジュールと、 前記接続モジュールにより前記送信先相手との接続が確
    立されると、該接続の確立を前記撮像装置に通知する通
    知モジュールと、 前記送信先相手との接続の確立の通知後に、前記撮像装
    置から転送される画像データを前記送信先相手へ前記通
    信網を介して送信する送信モジュールとを有することを
    特徴とする記憶媒体。
  38. 【請求項38】 撮像装置と、該撮像装置と無線回線に
    より接続可能であるとともに、通信網に接続可能である
    通信装置とを備え、前記撮像装置により撮像された画像
    データを前記通信装置から前記通信網を介して送信する
    画像通信システムであって、 前記撮像装置は、前記画像データの送信先相手に関する
    相手先情報を前記通信装置へ前記無線回線を介して転送
    し、 前記通信装置は、前記相手先情報に基づき対応する相手
    先と接続処理を行い、該相手先との接続が確立される
    と、該接続の確立を前記撮像装置に通知し、 前記撮像装置は、前記接続の確立が通知されると、前記
    送信先相手に送信する画像データを前記通信装置へ前記
    無線回線を介して転送し、 前記通信装置は、前記撮像装置から転送された画像デー
    タを前記送信先相手に送信することを特徴とする画像通
    信システム。
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JP2013098936A (ja) * 2011-11-04 2013-05-20 Canon Inc 撮像装置、通信装置、それらの制御方法、およびプログラム

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