JP5562059B2 - 通信装置及びその制御方法、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置と通信することができる通信装置及びその制御方法、プログラムに関する。
デジタルスチルカメラ(以下、デジタルカメラという)で撮影した画像ファイルは、一般的に、保管することを目的としてパーソナルコンピュータ(以下、PCという)に保存する。例えば、デジタルカメラやデジタルカメラに挿入していた記録メディアをPCに接続して画像ファイルを転送する。
また、近年では、無線LAN機能を内蔵したデジタルカメラや、無線LAN機能を搭載した記録メディアが登場している。これらは、DCF規格に準拠したディレクトリに所定の形式で画像ファイルが記録されたとき、そのファイルを自動的に転送する。転送先として、PCやネットワークストレージに設定することにより、デジタルカメラで撮影した後、画像ファイルをすぐにPCに転送することも可能である。
デジタルカメラで撮影した画像ファイルを転送する際、カメラの様々な条件によって、転送が可能な場合とそうでない場合がある。特許文献1では、バッテリーの蓄積状態やデータ量など、所定の転送許可条件が成立するかを判断し、条件が成立したときに画像の転送を許可するデジタルカメラが開示されている。
特開2002−84448号公報
無線機能を内蔵したデジタルカメラや、無線機能付き記録メディアは、保存された画像ファイルを、無線で転送できることが利点である。しかし、例えばUSB(Universal Serial Bas)ポートを備えたデジタルカメラが、無線機能付き記録メディアを装着した場合など、画像ファイルを転送する通信経路を複数取りうる場合がある。特許文献1では、このように複数の通信経路がある場合にどう取り扱うかは特に考慮されていない。したがって、無線での転送と他の接続方式での転送が競合してしまう場合がある。
本発明は前述の問題点に鑑み、撮像装置と情報処理装置とが接続された場合に、無線での転送処理を制限することで、不要な転送を防止することを目的とする。
本発明の通信装置は、情報処理装置と接続することが可能な通信装置であって、所定の接続経路を介した前記情報処理装置との接続が検知されたことに応じて、前記接続経路を介した前記情報処理装置と通信を確立する通信手段と、前記通信装置から受信したデータを記録する記録手段を有する記録媒体と接続する接続手段と、前記接続手段により接続される記録媒体が、前記通信装置から受信したデータを他の装置に転送する転送手段を有するか否かを判断する判断手段と、前記所定の接続経路を介した前記情報処理装置との接続が検知された場合、かつ前記判断手段により前記記録媒体が前記転送手段を有していると判断された場合、前記記録媒体の転送手段を無効に設定するよう制御し、前記所定の接続経路を介した前記情報処理装置との接続が検知された場合、かつ前記判断手段により前記記録媒体が前記転送手段を有していないと判断された場合、前記転送手段の設定を行わないよう制御する制御手段を有し、前記所定の接続経路を介した前記情報処理装置との接続が検知された場合、前記制御手段は、前記記録媒体の転送手段が無効に設定されるまで、前記情報処理装置との通信を確立しないよう前記通信手段を制御することを特徴とする。
本発明によれば、不要な転送行為を防ぎ、撮像装置と情報処理装置との間で画像ファイルを良好に転送することが可能となる。
本実施形態に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るPCの構成を示すブロック図である。 デジタルカメラとPCとを接続している状態を示すブロック図である。 USB接続したデジタルカメラの処理手順を示すフローチャートである。 USB接続したPCの第1の処理手順を示すフローチャートである。 USB接続したPCの第2の処理手順を示すフローチャートである。 PCプログラムのユーザインターフェイスの一例を示す図である。
(第1の実施形態)
以下、この発明の実施の形態について図を参照して説明するが、この発明は以下の実施の形態に限定されない。また、この発明の実施の形態は発明の最も好ましい形態を示すものであり、発明の範囲を限定するものではない。
[デジタルカメラの構成]
以下の説明では、撮像装置の一例として、デジタルカメラを例示して説明する。図1は、本実施形態に係るデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。本実施形態のデジタルカメラ100は、画像の転送機能を持つ記録媒体を装着可能である。
図1に示すように、本実施形態のデジタルカメラ100では、撮影レンズ101、絞り量を調節する機能を備えるシャッター102を通して撮像素子103に光学像が結像される。撮像素子103は、結像された光学像を電気信号に変換し、アナログ信号を出力する。なお、撮像素子103としてはCCDやCMOSイメージセンサ等、周知の素子を用いてよい。A/D変換器104は、撮像素子103から出力されたアナログ信号をデジタルデータに変換する。
画像処理部109は、A/D変換器104からのデジタルデータ或いはメモリ制御部106から供給されたデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理部109は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、この演算結果を中央制御部107に供給する。また、画像処理部109は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を実現する。
中央制御部107は、画像処理部109で得られた演算結果に基づいて、A/D変換器104のレンズ位置やシャッター102の絞り量を制御することで、TTL方式のAF(オートフォーカス)や、AE(自動露光調整)を行う。同様に、中央制御部107は、画像処理部109で得られた演算結果に基づいて、フラッシュ114を制御することでTTL方式のEF(フラッシュプリ発光)処理を実現する。
メモリ制御部106は、A/D変換器104、画像処理部109、メモリ110を制御する。A/D変換器104からのデジタルデータは、画像処理部109とメモリ制御部106を介して、或いはメモリ制御部106を直接介して、メモリ110(或いは別途に設けられた画像表示メモリ)に画像データとして書き込まれる。
メモリ110に書き込まれた画像データは、D/A変換器108を介して画像表示部112に表示される。画像表示部112は、例えばTFTを用いたLCDなどから構成される。なお、デジタルカメラ100では、撮像した画像データを画像表示部112から逐次表示すれば、EVF(電子ビューファインダ)機能を実現することが可能である。また、画像表示部112は、中央制御部107の指示により表示をON/OFFすることが可能である。画像表示部112の表示をOFFにした場合には、デジタルカメラ100の電力消費量を大幅に低減することが可能となる。従って、ユーザが光学ファインダ(図示せず)を用いて撮影を行う際には、操作部120の操作指示により表示をOFFにすることで、省電力を図ることが可能となる。
メモリ110には、撮影により取得した静止画像データや動画像データが格納される。メモリ110は、所定枚数の静止画像データや所定時間の動画像データを格納するのに十分な記憶容量を備えている。これにより、デジタルカメラ100は、複数枚の静止画像を連続して撮像する連写撮影やパノラマ撮影の場合でも、高速かつ大量の画像データの書き込みをメモリ110に対して行うことが可能となる。また、メモリ110は、中央制御部107の作業領域としても使用される。
中央制御部107は、デジタルカメラ100の全体を中央制御する。具体的には、中央制御部107は、システムメモリ115に記憶されたプログラムデータを読み出してメモリ110の作業領域に展開し、その展開したプログラムデータとの協働によりデジタルカメラ100全体の動作を制御する。
システムメモリ115は、中央制御部107の動作用の定数、変数、プログラムデータ等を記憶する。システムメモリ115はまた、AEで用いるプログラム線図も格納している。なお、プログラム線図は、TTL方式のAE時などに参照されるデータであり、画像処理部109で得られた演算結果(例えば輝度値)に対する絞り量やシャッター速度などの制御値が予め定義されたテーブルデータである。
デジタルカメラ100では、中央制御部107でのプログラムデータの実行に応じて、画像表示部112や音声制御部(図示せず)を中央制御部107が制御することで、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等をユーザに提示する。ユーザに提示する構成(画像表示部112やスピーカ(図示せず))は、例えば、デジタルカメラ100の操作部120近辺の視認しやすい位置に配置される。また、デジタルカメラ100では、中央制御部107の制御の下、動作状態やメッセージ等を画像表示部112やスピーカ(図示せず)からユーザに提示した後に、操作部120などからの操作を受け付ける。例えば、後述する外部機器から転送すべきデータを指定する場合には、データの指定を行う画面を画像表示部112に表示し、操作部120からユーザの指定を受け付けることで、指定手段としての機能を実現する。
不揮発性メモリ116は、電気的に消去・記録が可能なメモリであり、例えば、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等であってよい。
モード切替スイッチ117は、電源OFF、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードの切り替えをユーザが設定するためのスイッチである。
第1シャッタースイッチ118(SW1)は、不図示のシャッターボタンの操作途中(例えば半押し状態)でONとなるスイッチである。第1シャッタースイッチ118のON入力により、中央制御部107は、AF、AE、AWB、EFなどの処理動作を開始する。
第2シャッタースイッチ119(SW2)は、シャッターボタンの操作完了(例えば全押し状態)でONとなるスイッチである。第2シャッタースイッチ119のON入力により、中央制御部107は、撮影に関わる一連の動作、即ち、露光処理、現像処理、記録処理を実行する。
操作部120は、各種ボタンやタッチパネル等からなる。具体的には、各種設定メニューを表示させて設定を行うためのメニューボタン、メニュー移動ボタン、セットボタンなどがある。例えば、後述する外部機器から転送すべきデータを指定する場合には、複数の候補データの中からメニュー移動ボタンなどにより選択されて、セットボタンで指定されたデータが転送すべきデータとして指定される。また、撮像した画像の再生や出力すべき画像の選択設定を行うためのマルチ画面再生改ページボタン、再生画像移動ボタンや、日付などの設定を行うための日付/時間設定ボタンなどがある。
デジタルカメラ100は、動画撮影の開始と終了の指示をユーザから受け付けるための動画ボタン138を備え、動画撮影されていない時に動画ボタン138が押下されると動画撮影開始となり、動画撮影中に動画ボタン138が押下されると動画撮影終了となる。また、デジタルカメラ100は、動画撮影中の静止画撮影においてWB(ホワイトバランス)の動作を設定するためのユーザインターフェイスを備えてもよい。なお、動画撮影中の静止画撮影時におけるWBの動作設定では、色再現性優先モード、動画優先モード、静止画優先モードの3種類のモードから1つを選択してもよい。
電源制御部121は、中央制御部107の制御の下、電池の接続やその出力電圧などの検出、デジタルカメラ100の各部への電力供給の制御などを行う。電源部124は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等であり、デジタルカメラ100へ電力を供給する。
I/F125は、コネクタ126を介して接続する記録媒体199と内部バスとを通信可能に接続する。コネクタ126は、記録媒体199と電気的且つ物理的に接続し、記録媒体199とI/F125とを通信可能とするコネクタであり、記録媒体199を装着する装着部として機能する。記録媒体着脱検知部127は、コネクタ126と記録媒体199との物理的な接続を検出するスイッチなどであり、記録媒体199がコネクタ126に装着されているか否かを検出し、その検出信号を中央制御部107へ出力する。
なお、本実施形態では、記録媒体199を取り付けるインターフェイス及びコネクタを1系統持つものとして説明している。もちろん、記録媒体199を取り付けるインターフェイス及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインターフェイス及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。インターフェイス及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成しても構わない。
コネクタ126に通信手段を有する記録媒体(通信カード)を装着した場合は、他のコンピュータやプリンタなどの周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことが可能となる。例えば、通信カードの例としては、LANカード、モデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1294カード、SCSIカード、PHSデータ通信カードなどが挙げられる。
バリア128は、デジタルカメラ100の撮影レンズ101を含む撮像部を覆うことにより、撮像部の汚れや破損を防止する。通信部129は、RS232C、USB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信などにより、外部機器との間でシリアル/パラレル通信によるデータの送受信を有線/無線で行う。コネクタ(アンテナ)130は、通信部129によりデジタルカメラ100と他の機器(外部機器)とを、接続形態が有線であればコネクタで、無線であればアンテナで接続する。
RTC134(Real Time Clock)は、中央制御部107の制御の下、時刻情報を出力する。なお、RTC134は、電源制御部121とは別に内部電源を保持し、電源部124から通電がない状態であっても、計時可能となっている。
記録媒体199は、コネクタ126を介してデジタルカメラ100への着脱が可能なメモリカード或いはハードディスクドライブ等である。記録媒体199は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部131、記録部131とのデジタルカメラ100とのI/F132及びデジタルカメラ100とコネクタ126を介して電気的且つ物理的に接続するためのコネクタ133を備えている。
なお、デジタルカメラ100の中央制御部107は、1つのハードウエアであってもよいし、複数のハードウエアから構成され、それらのハードウエアが協働して制御部としての機能を実現するものであってもよい。また、撮像素子103で撮像された画像データなど、外部装置へ供給に係るデータは、記録媒体199の記録部131に予め保存されているものとする。
また、デジタルカメラ100を制御するプログラムデータは、不揮発性メモリ116に記憶されており、実行されると共にメモリ110にプログラムデータが展開され、中央制御部107にて展開されたプログラムデータが実行される。中央制御部107でプログラムデータが実行されることで、デジタルカメラ100では、記録部131に保存された画像データがロードされて画像表示部112に再生表示される。また、デジタルカメラ100では、後述する処理が行われて、通信部129を介して接続する外部機器へ記録部131に保存された画像データの供給、又は、外部機器から指定した画像データの取得などが行われる。本実施形態の説明では、動画の撮影が可能なデジタルカメラを採用したが、デジタル一眼レフカメラやデジタルカムコーダを用いることができる。
[パーソナルコンピュータ(PC)の構成]
以下の説明では、無線通信により外部装置へデータを供給する撮像装置からデータを取得する情報処理装置(データ取得装置)がパーソナルコンピュータ(PC)である場合を例示して説明する。図2は、本実施形態に係るPC200の構成を示すブロック図である。
PC200は、CPU201、RAM202、HDD203、外部記録装置204、ネットワークI/F205、VRAM206、表示装置207、サウンドデバイス208、キーボード209およびポインティングデバイス210を有する。また、PC200は印刷装置211および通信インターフェイス212を有する。
CPU201は、入力信号やプログラムに基づき、情報処理装置の表示制御、記録制御、通信制御などを実現する。RAM202には、プログラムや画像データが展開される。プログラムは、画像表示や画像処理を制御するためのプログラムコードであり、CPU201によって実行される。その他、RAM202は、CPU201のワーク領域、エラー処理時のデータの退避領域などとして使用される。HDD203は、画像表示装置で実行される各制御プログラムや、画像ファイルやテキストファイルなどのコンテンツファイルなどを格納する。
外部記録装置(Removable Drive)204は、外部記録媒体に対して読み出しおよび書き込みを行う装置である。プログラムや画像データが外部記録媒体に記録されている場合、これらは外部記録装置204を介してRAM202にロードされる。外部記録媒体には、例えば、DVD-RWドライブ、CD-ROM、CD-R、DVD-RAMなどの光ディスクや、フレキシブルディスク、MOなどの磁気ディスク、またフラッシュメモリなどの不揮発性メモリが含まれる。
第2の通信部の一例である無線インターフェイス205は、外部装置との通信を行うためのインターフェイスである。このデバイスを介して、PC200は外部装置との無線通信を行うことができる。VRAM206は、画像データや実行されたプログラムのUIなどの映像信号を出力する。
表示装置207は、VRAM206に入力された映像信号を表示処理を行う。表示装置207には、例えば、CRTやLCDを用いることができる。また、SED(Surface―conduction Electron―emitter Display)やEL(Electro Luminescent)を用いることができる。サウンドデバイス208は、例えば、画像データに添付されている音声データを処理し、スピーカなどに転送する。キーボード209は文字などを入力するための各種キーを有する。ポインティングデバイス210として、例えば、マウスパッドが挙げられる。ポインティングデバイス210は、表示装置207の表示画面上に表示されたマウスポインタを制御し、プログラムのメニューやその他のオブジェクトを操作するために使用される。
第1の通信部の一例である通信インターフェイス212は、例えばUSB規格にしたがったインターフェイスであり、撮像装置100の通信部129を介して撮像装置100と通信するために用いられる。本実施形態ではUSBを用いるが、もちろんLANやBlueToothなど、他の規格を用いてもよい。上位層で撮像装置100と通信するためのプロトコルとして、例えば、PTP(Picture Transfer Protocol)規格があげられる。PC200は、この通信インターフェイスを用いて、外部デバイスとデータを送受信することが可能となる。本実施形態では、HDD203に記録されたプログラムや画像ファイルをRAM202にロードし、CPU201がプログラムを実行することにより、PC200を通信装置として機能させる。
なお、本実施形態では無線インターフェイス205と通信インターフェイス212とを別個のデバイスとして記載したが、例えばPC200は、両者の機能を備えた1つのチップを有してもよい。
[デジタルカメラとPCの接続構成]
図3は、デジタルカメラ100とPC200が接続された構成を示すブロック図である。
PC200およびデジタルカメラ100は、通信ケーブル301を介して接続される。
通信ケーブル301としては、PTP規格に従ってデータを送受信できるものである限り、いかなるものでも構わない。一例として、USBケーブルが利用可能である。また、デジタルカメラ100とPC200とは、有線ではなく、例えば、IEEE802.11x(xはa,b,g,nなど)に準拠した無線インターフェイスによって接続されていてもよい。
本実施の形態では、デジタルカメラ100の記録部131に装着された無線LAN機能付き記録メディアと、PC200の通信インターフェイス212とは、無線インターフェイスによって接続されている。そして、IEEE802.11x規格に従った通信を行い、データの送受信を行う。
また、本実施の形態では、デジタルカメラ100の通信部129とPC200の通信インターフェイス212とは、USBの有線ケーブルで接続されており、PTP規格に従った通信を行い、データの送受信を行う。また、本実施の形態のPC200には、PTPに従ってデジタルカメラ100と通信可能なプログラムがHDD203にインストールされている。また、PC200内のHDD203、あるいはデジタルカメラ100内の記録部131には、あらかじめ画像ファイルが保存されているものとする。また、デジタルカメラから供給された画像ファイルはHDD203の任意のディレクトリに保存されることを想定している。
[無線LAN機能付き記録メディアの構成について]
以下、通信記録媒体の一例である無線LAN機能付き記録メディアについて説明する。無線LAN機能付き記録メディアは、不図示の記録メディア内のフラッシュメモリに画像が保存されると、画像を無線LAN機能で接続したPC200などの情報処理装置に接続し、画像ファイルを転送する。また、無線LAN機能付き記録メディアは、デジタルカメラ100から現在の通信状態を確認することが可能であり、無線通信の有効・無効を設定することが可能である。本実施形態においては、記録媒体199として無線LAN機能付き記録メディアを用いるものとする。
例えば、無線通信を有効にした場合、無線LAN機能付き記録メディアと情報処理装置との無線接続が確立され、無線LAN機能付き記録メディアの画像から情報処理装置へ画像ファイルの転送が行われる。無効にした場合、有効にするまで無線接続の確立、画像ファイルのデータ転送は行われない。また、無線LAN機能付き記録メディアは、不図示の記録メディア内のフラッシュメモリに保存された画像ファイルのうち、情報処理装置にまだ転送されていない画像ファイルのみを転送する。
[無線通信で画像転送中にUSB通信が開始された場合のデジタルカメラの処理]
以下の処理では、予めデジタルカメラ100の記録部131に装着された無線LAN機能付き記録メディアとPC200との無線通信が確立されているものとする。そして、無線LAN機能付き記録メディアに保存された画像ファイルをPC200に転送している状態において、USB接続を検知した場合のデジタルカメラ100の処理について、図4を参照して説明する。
図4に示すように、S401においては、中央制御部107は、通信相手であって情報処理装置として機能するPC200との接続が行われたか否かを判断する接続判断処理を行う。具体的には、PC200とUSBにより接続されたかを検知する処理を行う。USB接続が検知されたと判断した場合は、S402に進む。USB接続が検知されない場合は、検知されるまでループする処理を行う。
S402においては、中央制御部107は、デジタルカメラ100に装着された記録媒体199が、画像の転送機能を持つLAN機能付き記録メディアであるか否かを判断する媒体判断処理を行う。これは、中央制御部107が記録媒体にアクセスし、所定の領域を参照することにより判断する。この処理の結果、無線LAN機能付き記録メディアが装着されていることを検知した場合は、S403に進む。そうでない場合は、S407に進む。
S403においては、中央制御部107は、装着された無線LAN機能付き記録メディアにアクセスし、通信設定の有効・無効を確認する処理を行う。この通信設定の有効・無効とは、無線LAN機能付き記録メディアの無線LAN機能の有効・無効を示す。本実施形態では、この無線LAN機能が無効に設定されると、無線LAN機能付き記録メディアは電波を出さなくなる。また、中央制御部107は、無線LAN機能付き記録メディアに対して、現在の通信状態を確認する処理を行う。この通信状態とは、例えばアクセスポイントとの接続状況や、現在転送中の画像データが存在するか、といった情報である。その後、S404に進む。
S404においては、中央制御部107は、無線LAN機能付き記録メディアの通信設定が有効であるか否かの判定を行う。この判定の結果、通信設定が有効である場合、S405に進み、通信設定が無効であった場合はS407に進む。
S405においては、中央制御部107は、無線LAN機能付き記録メディアに対して、通信設定の無効を指示する処理を行う。指示を受けた無線LAN機能付き記録メディアは、通信機能を無効にする機能制御処理を行う。このように、中央制御部107は無線LAN機能付き記録メディアの通信設定の有効・無効を指示することで、画像の転送制御が行うことが可能である。
S406においては、中央制御部107は、無線LAN機能付き記録メディアの通信設定の無効処理が完了したか否かの検知を行う。通信設定の無効処理が完了した場合、S407に進む。そうでない場合は、完了するまでループする処理を行う。通信設定の無効処理が完了すると、無線LAN機能付き記録メディアとPC200の無線通信は切断され、画像ファイルの転送を行わなくなる。
上記のように無線LAN機能付き記録メディアとPC200の無線通信が行われなくなった後、S407において中央制御部107は、PC200との通信準備処理を行う。本実施形態では、PTP通信のためのプログラムを起動し、PTPに従った通信を確立する。通信準備処理が終了すると、その後、S408に進む。
S408においては、中央制御部107は、通信ケーブル301を介してUSB通信を行い、PC200に対し画像を転送する処理を行う。
次に、S409において、中央制御部107は、PC200とのUSB通信が切断されたかを検知する処理を行う。USB通信が切断され、情報処理装置との接続が解除された場合は、S410に進む。そうでない場合は、切断を検知するまでループする処理を行う。
S410においては、中央制御部107は、PC200とのUSB接続における通信切断処理を行う。通信切断処理では、画像の転送など、通信処理を行うのに必要なプログラムの終了、メモリ110を開放するなどの処理を行う。その後、S411に進む。
S411においては、中央制御部107は、デジタルカメラ100の記録部131に無線LAN機能付き記録メディアが装着されているかを検出する処理を行う。無線LAN機能付き記録メディアが装着されていることを検知した場合は、S412に進む。そうでない場合は、処理が完了する。
S412においては、中央制御部107は、無線LAN機能付き記録メディアに対して通信設定を有効にする指示を行う。指示された無線LAN機能付き記録メディアは、再び無線通信を確立し、無線LAN機能付き記録メディアの通信機能を有効にすることで画像転送を行うことが可能となる。
以上の処理をもって、デジタルカメラの記録部131に保存された画像ファイルをPC200に転送している状態において、USB通信が開始された場合のデジタルカメラ100の処理が完了する。上記の処理により、デジタルカメラの通信部129を用いた通信と無線LAN機能付き記録メディアによる通信との競合を防止することが可能となる。
[変形例1・無線通信で画像転送中にUSB通信が開始された場合のPCの処理]
図4では、無線通信の有効・無効の設定が可能な無線LAN機能付き記録メディアの制御について説明した。しかしながら、通信設定の有効、無線LAN機能付き記録メディアとデジタルカメラ100の組み合わせによっては、デジタルカメラ100から通信設定を制御できない場合がある。本変形例は、このような場合に、PC200側で通信の競合を防止するための処理を行う。なお、以下に示す種々の変形例は、前述の実施形態と共通する部分が多い。そこで、共通の部分は説明を省略し、各変形例に特有の部分を中心に説明する。
以下、第1の、変形例においてPC200が実行する処理を、図5のフローチャートを参照して説明する。なお、以下の処理は入力信号やHDD203に記録されたプログラムを、CPU201が読み込んで実行することにより実現される。
図5に示すように、S501において、CPU201は、デジタルカメラ100とUSB接続されたかを検知する処理を行う。USB接続が検知された場合はPTPの規格に従って通信準備の処理を行い、S502に進む。USB接続が検知されない場合は、検知されるまでループする処理を行う。本変形例では、まずPC200とデジタルカメラ100との間でPTPによる接続を確立する。
S502においては、CPU201は、デジタルカメラ100に無線LAN機能付き記録メディアが装着されているかを検出する処理を行う。PC200とデジタルカメラ100はPTP規格に従って通信し、PC200はデジタルカメラ100に装着された記録メディアの種類を知ることが可能である。CPU201は、デジタルカメラ100に記録メディアの種類を問い合わせ、その結果、無線LAN機能付き記録メディアが装着されていることを検知した場合はS503に進む。そうでない場合は、S509に進む。
S503においては、CPU201は、無線LAN機能付き記録メディアが、通信設定の変更が可能な記録媒体あるか否かをデジタルカメラ100に問い合わせる。これにより、PC200は無線LAN機能付き記録メディアに対する通信設定の変更が可能であるかを知ることができる。また、CPU201は、デジタルカメラ100に無線通信の設定能力の有無を問い合わせる問い合せ処理を行う。この処理の結果、デジタルカメラ100から通信設定の変更が可能であると判断した場合は、S505に進む。そうでない場合は、S504に進む。
以下、S504に進んだ場合を説明する。このステップは、デジタルカメラ100から通信設定の変更ができないと判断された場合に実行される。この場合、無線LAN機能付き記録メディアの通信を無効にすることはできないため、PC200がUSBによる通信を行わないよう制御し、通信の競合を防ぐ。以下、S504以下の処理について説明する。
S504においては、CPU201は、デジタルカメラ100の記録部131に装着された無線LAN機能付き記録メディアに保存されている画像ファイルの中に未転送画像があるか否かを判定する処理を行う。PC200はデジタルカメラ100に問い合わせることで、無線LAN機能付き記録メディアに保存された画像ファイルが未転送画像であるか否かを判定することが可能である。未転送画像がないと判定された場合、S509に進む。未転送画像があると判定された場合、未転送画像がないと判定されるまでループする処理を行う。つまり、ここでは無線LAN機能付き記録メディアの無線機能からの画像ファイルの転送が完了するまで、USB通信を待機する処理を行う。S505からS508の各ステップにおいては、CPU201が、図4のフローチャートにおけるS403からS406と同様の処理を行うため、説明を省略する。また、S509は、CPU201が図4のS408と同様の処理を行う。
S510においては、CPU201は、USB接続による画像ファイルの転送が完了したか否かの判定を行う。画像ファイルの転送が完了したと判定された場合はS511に進む。そうでない場合は、転送が完了するまでループする処理を行う。
S511からS512は、S502からS503と同様の処理を行う。
S513は、CPU201が図4のS412と同様の処理を行う。
以上が、変形例1における処理である。本変形例によれば、無線LAN機能付き記録メディアの通信を無効にすることはできない場合であっても、PC200がUSBによる通信を行わないよう制御し、通信の競合を防ぐことができる。
[変形例2・無線通信で画像転送中にUSB通信が開始された場合のPC200の処理(デジタルカメラへの画像アップロード機能がある場合)]
本変形例におけるPC200は、HDD203に保存された画像ファイルを、デジタルカメラ100に装着された記録媒体199に転送する機能を有するものとする(以下、アップロードという)。
以下、アップロード機能を備えたPC200の処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。
図6に示すように、S601においては、図5のS501と同様の処理を行う。
S602においては、CPU201は、HDD203にインストールされているPTPに従ってデジタルカメラ100するためのプログラムを起動する。この処理が行われることにより、プログラムはRAM202に展開される。
S603は、図5のS502と同様の処理を行う。この処理の結果、無線LAN機能付き記録メディアである場合はS603へ進み、そうでない場合はS612へ進む。
S604は、図5のS503と同様の処理を行う。無線通信の設定変更が可能である場合はS606へ進み、そうでない場合はS605へ進む。
S605においては、CPU201は、アップロード機能の無効処理を行う。無線通信の設定変更が不可能な無線LAN機能付き記録メディアである場合は、アップロード機能を無効にする。一例として、図7(a)に示す通り、表示装置207に表示される画面からアップロード機能のボタンが指定できないよう処理を行う。それ以外にも、アップロード機能を非表示にしたり、ボタンが指定されてもアップロードを行わないようにするなど、アップロード機能が利用できない状態になればよい。
S606においては、CPU201は、アップロード機能が有効であるか否かを判定する処理を行う。例えば、図7(a)に示す画面に画像アップロード機能の有効・無効を設定可能な機能選択部を設け、ユーザに設定させるおくことが可能である。アップロード機能が有効に設定されている場合、S607へ進む。無効に設定されている場合、S605に進み、アップロード機能の無効処理を行う。
S607においては、CPU201は、メッセージの表示を行う。無線LAN機能付き記録メディアに画像ファイルをアップロードした場合、USB接続が切断され、無線通信が再開されると、アップロードで保存した画像ファイルを再び転送する。このため、このメッセージ表示においてその旨をユーザに伝える。一例として、図7(b)に示す通り、メッセージがプログラムのユーザインターフェイス上に警告メッセージが表示される。
S608からS611は、図5のS505からS508と同様の処理を行う。
S612においては、CPU201は、ユーザの指示に基づいて、アップロードする画像を選択する処理を行う。アップロード機能を利用すると、表示装置207にアップロード対象とする画像の選択画面が表示される。ユーザは、キーボード209やポインティングデバイス210を用いてアップロードする画像を選択する。CPU201は、選択された画像ファイルをRAM202に記憶する処理を行う。
S613においては、CPU201は、画像アップロード機能による処理を開始する。HDD203などに保存されている画像ファイルの中から、選択されたアップロード対象の画像ファイルを、デジタルカメラ100の記録部131に転送する処理を行う。アップロード処理は、選択されたアップロード対象の画像ファイルを全て転送し終えるか、処理がキャンセルされるまで実行する。
S614においては、CPU201は、デジタルカメラ100とのUSB通信が切断されたかを検知する処理を行う。USB通信が切断された場合は、S615に進む。そうでない場合は、切断を検知するまでループする処理を行う。
S615においては、CPU201は、デジタルカメラ100とのUSB接続における通信切断処理を行う。通信切断処理では、画像の転送など、通信処理を行うのに必要なプログラムの終了、メモリ110を開放するなどの処理を行う。
S616からS618は、図5のS511からS513と同様の処理を行う。
以上の処理をもって、本変形例における処理が完了する。
(その他の実施形態)
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。前述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。また、前述の実施形態の機能を実現するプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。また、プログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムを記憶し、接続のあったクライアントコンピュータがコンピュータプログラムをダウンロードしてプログラムするような方法も考えられる。

Claims (13)

  1. 情報処理装置と接続することが可能な通信装置であって、
    所定の接続経路を介した前記情報処理装置との接続が検知されたことに応じて、前記接続経路を介した前記情報処理装置と通信を確立する通信手段と、
    前記通信装置から受信したデータを記録する記録手段を有する記録媒体と接続する接続手段と、
    前記接続手段により接続される記録媒体が、前記通信装置から受信したデータを他の装置に転送する転送手段を有するか否かを判断する判断手段と、
    前記所定の接続経路を介した前記情報処理装置との接続が検知された場合、かつ前記判断手段により前記記録媒体が前記転送手段を有していると判断された場合、前記記録媒体の転送手段を無効に設定するよう制御し、
    前記所定の接続経路を介した前記情報処理装置との接続が検知された場合、かつ前記判断手段により前記記録媒体が前記転送手段を有していないと判断された場合、前記転送手段の設定を行わないよう制御する制御手段を有し、
    前記所定の接続経路を介した前記情報処理装置との接続が検知された場合、前記制御手段は、前記記録媒体の転送手段が無効に設定されるまで、前記情報処理装置との通信を確立しないよう前記通信手段を制御することを特徴とする通信装置。
  2. 前記転送手段を無効にする設定が完了したことを検知する検知手段を更に有し、
    前記情報処理装置との接続が検知された場合、かつ前記判断手段により前記記録媒体が前記転送手段を有していると判断された場合、前記制御手段は、前記検知手段により前記転送手段を無効にする設定が完了したことが検知された後に、前記通信手段による前記情報処理装置との通信を確立するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記情報処理装置との接続が検知された場合、かつ前記判断手段により前記記録媒体が前記転送手段を有していると判断された場合、前記制御手段は、前記通信手段により前記情報処理装置との通信を確立するための所定のプログラムを、前記記録媒体の転送手段による通信が停止した後に実行することで、前記通信手段による通信の確立を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記情報処理装置との通信が切断された場合、かつ前記判断手段により前記記録媒体が前記転送手段を有していると判断された場合、前記制御手段は、前記記録媒体の転送手段を有効にするよう制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記接続手段は、前記記録媒体を着脱可能に接続することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記制御手段は、前記接続手段を介して前記記録媒体の記録手段に記録されているデータを読み出し、前記通信手段により、前記読み出したデータを前記情報処理装置に送信するよう制御し、
    前記記録媒体は、前記記録手段に記録されているデータを、前記転送手段により、他の装置に転送することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記判断手段により前記記録媒体が前記転送手段を有していると判断された場合、前記転送手段を持つ記録媒体の転送手段が有効であるか無効であるかを問い合わせる問い合わせ手段を更に有し、
    前記問い合わせ手段の問い合わせの結果、前記転送手段が無効であった場合、前記制御手段は、前記記録媒体の転送手段の設定を行うことなく、前記通信手段により前記情報処理装置との通信を確立するよう制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 被写体を撮像して画像データを生成する撮像手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記撮像手段で得られた画像データを前記データとして、前記接続手段を介して前記記録媒体の記録手段に記録するよう制御することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記通信手段により確立される通信はPicture Transfer Protocolに従った通信であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 前記通信手段により確立される通信は、USBケーブルを介することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. バッテリーからの電力の供給を制御する電力制御手段を更に有し、
    前記電力制御手段は、前記通信装置の各部に前記バッテリーからの電力を供給するよう制御することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の通信装置。
  12. 情報処理装置と接続することが可能な通信装置の制御方法であって、
    所定の接続経路を介した前記情報処理装置との接続が検知されたことに応じて、前記接続経路を介した前記情報処理装置と通信を確立する通信ステップと、
    前記通信装置から受信したデータを記録する記録手段を有する記録媒体と接続する接続ステップと、
    前記接続ステップで接続される記録媒体が、前記通信装置から受信したデータを他の装置に転送する転送手段を有するか否かを判断する判断ステップと、
    前記所定の接続経路を介した前記情報処理装置との接続を検知した場合、かつ前記判断ステップにより前記記録媒体が前記転送手段を有していると判断された場合、前記記録媒体の転送手段を無効に設定するよう制御するステップと、
    前記所定の接続経路を介した前記情報処理装置との接続を検知した場合、かつ前記判断ステップにより前記記録媒体が前記転送手段を有していないと判断された場合、前記転送手段の設定を行わないよう制御するステップと
    前記所定の接続経路を介した前記情報処理装置との接続が検知された場合、前記記録媒体の転送手段が無効に設定されるまで、前記情報処理装置との通信を確立しないよう制御するステップとを有する通信装置の制御方法。
  13. コンピュータを、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の通信装置の各手段として機能させるための、コンピュータが読み取り可能なプログラム。
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