JP2011066806A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信機能付き記憶媒体に記憶された画像ファイルを、ユーザが所望する形態で所定の外部機器に転送することができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置の一例であるデジタルカメラ100の中央制御部107は、DCFディレクトリに所定の形式で画像ファイルが保存されたときにその画像ファイルの転送を自動的に行う記憶媒体であるか否かを判定し(ステップS11)、撮影時に転送を自動的に行う記憶媒体を認識した場合において、ユーザによって撮影で得られるオリジナル画像データが記憶媒体の非DCFディレクトリに保存されるものと予め設定されているときは、オリジナル画像データを非DCFディレクトリに保存し(ステップS15)、かつ、ユーザによって予め設定された表示用画像データを生成してDCFディレクトリに保存する(ステップS17)。
【選択図】図5

Description

本発明は、カメラファイルシステム(Design rule for Camera File system、以下「DFC」という)規格に準拠したディレクトリを有する記憶媒体が装着された画像処理装置に関する。
デジタルスチルカメラ(以下「デジタルカメラ」という)による撮像で得られる画像データは、デジタルカメラに内蔵又は装着された記憶媒体に画像ファイルとして記憶され、多くの場合、パーソナルコンピュータ(以下「パソコン」という)に転送され、保存される。デジタルカメラからの画像ファイルの転送に関して、記憶媒体に記憶された画像ファイルを外部機器に転送するファイル送受信装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、通信機能の1つである無線LAN機能を搭載した記憶媒体の1つである“Eye−Fi(登録商標)”が知られている(例えば、非特許文献1参照)。Eye−Fi(登録商標)は、DCF規格に準拠したディレクトリ(以下「DFCディレクトリ」という)に所定の形式で画像ファイルが保存されると、その画像ファイルをパソコンやネットワークストレージ等の外部機器に自動的に転送する。
特許第2921156号明細書
Eye−Fi Japan K.K.、[平成21年8月19日検索]、インターネット(URL:http://www.eye.fi.co.jp/)
デジタルカメラのユーザは、画像ファイルを転送するに際して、画像ファイルの形態を変更したいと所望することがある。例えば、ユーザは、画像ファイルをパソコンに転送する場合に、後に様々な用途に利用するためのマスターデータとして管理するために、デジタルカメラで撮像可能な最大画素数で撮像した画像ファイルを転送したいと所望する場面が考えられる。また、ユーザは、画像ファイルをネットワークストレージに転送する場合に、閲覧用として不特定多数のユーザに公開するために、縮小画像等の表示用画像ファイルを転送したいと所望する場面が考えられる。
しかしながら、例えば、Eye−Fi(登録商標)は、DCFディレクトリに所定の形式で保存された画像ファイルを、パソコン等の外部機器へ一意に且つ自動的に転送する。そのため、ユーザは画像ファイルを所望の形態で所定の外部機器に転送することができず、また、ユーザがデジタルカメラにだけ記憶させておきたいと考える画像ファイルがユーザの意図しないタイミングで勝手に転送されてしまうことがあり、ユーザビリティがよいとは言えない。さらに、常に画像ファイルの転送が自動的に行われる設定になっていると、デジタルカメラの駆動用電池に掛かる負荷が大きくなるという問題もある。
本発明はこのような従来技術の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、記憶媒体に記憶された画像ファイルをユーザが所望する形態で所定の外部機器に転送することができる画像処理装置を提供することにある。また、本発明の目的は、ユーザが所望するタイミングで画像ファイルを転送することができる画像処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の画像処理装置は、記憶媒体が装着される画像処理装置であって、装着された前記記憶媒体が、DCFディレクトリと非DCFディレクトリとを有しており、前記DCFディレクトリに所定の形式で画像ファイルが保存されたときに前記画像ファイルの転送を自動的に行う記憶媒体であるか否か、を判定する判定部と、撮影時に前記判定部が前記転送を自動的に行う記憶媒体を認識した場合において、撮影により得られるオリジナル画像データが前記記憶媒体の前記非DCFディレクトリにオリジナル画像ファイルとして保存されるものと予め設定されているとき、前記オリジナル画像データに基づいて表示用画像データを生成し、前記DCFディレクトリに前記表示用画像データを表示用画像ファイルとして保存する制御部と、を備えることを特徴とする。
請求項8記載の画像処理装置は、記憶媒体が装着される画像処理装置であって、装着された前記記憶媒体が、DCFディレクトリと非DCFディレクトリとを有しており、前記DCFディレクトリに所定の形式で画像ファイルが保存されたときに前記画像ファイルの転送を自動的に行う記憶媒体であるか否か、を判定する判定部と、前記記憶媒体による前記画像ファイルの自動転送の開始時期を示す複数の転送モードをユーザに提示して前記複数の転送モードから1つの転送モードを選択させる選択部と、前記記憶媒体が前記転送を自動的に行う記憶媒体であると前記判定部が判断した場合に、前記ユーザが選択した転送モードにしたがって前記記憶媒体による前記画像ファイルの転送を開始させる転送制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、通信機能を備えた記憶媒体に記憶された画像ファイルをユーザが所望する形態で所定の外部機器に転送することができる。また、ユーザが所望するタイミングで画像ファイルを転送することができる。
本発明の実施の形態に係る画像処理装置としてのデジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。 デジタルカメラでの設定項目の一例を示す図である。 デジタルカメラでの設定項目の別の例を示す図である。 デジタルカメラに装着された記憶媒体のディレクトリ構造を示す概略図である。 デジタルカメラにおいて、ユーザの設定に応じて画像ファイルを記憶媒体に記憶する処理の一例を示すフローチャートである。 図4のディレクトリ構造において、非DCFディレクトリに新たにオリジナル画像ファイルが保存された後のファイル構成を示す概略図である。 DCFディレクトリに保存された画像ファイルの自動転送後に行われる処理の概要を示すフローチャートである。 DCFディレクトリに保存された画像ファイルの自動転送後に行われる別の処理の概要を示すフローチャートである。 マルチピクチャフォーマットのデータ構造の一例を概略的に示す図である。 パーソナルコンピュータの概略構造を示すブロック図である。 デジタルカメラとパーソナルコンピュータとが接続された状態を示す概略図である。 デジタルカメラからパーソナルコンピュータへの画像ファイルの転送時におけるデジタルカメラでの処理の概要を示すフローチャートである。 デジタルカメラからパーソナルコンピュータへの画像ファイルの転送時におけるパーソナルコンピュータでの処理の概要を示すフローチャートである。 デジタルカメラにおける設定項目の更に別の例を示す図である。 デジタルカメラに装着された記憶媒体のディレクトリ構造を示す別の概略図である。 デジタルカメラにおいて、ユーザの設定に応じて画像ファイルを記憶媒体に記憶する処理の別の例を示すフローチャートである。 通信機能付き記憶媒体の転送モードが撮影モードに設定されている場合の画像ファイルの転送処理の概要を示すフローチャートである。 通信機能付き記憶媒体の転送モードが再生モードに設定されている場合の画像ファイルの転送処理の概要を示すフローチャートである。 通信機能付き記憶媒体の転送モードがシャットダウンモードに設定されている場合の画像ファイルの転送処理の概要を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。ここでは、本発明の実施の形態に係る画像処理装置として、所謂、デジタルカメラを取り上げることとする。
<<第1の実施の形態>>
<デジタルカメラの構成>
図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置としてのデジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ100は、撮影レンズ101と絞り量を調節する機能を備えるシャッタ102とを通して、撮像素子103に光学像を結像させる構造を備える。撮像素子103は、撮像素子103上に結像した光学像を電気信号に変換してアナログ信号を出力し、このアナログ信号をA/D変換器104がデジタルデータに変換する。
なお、撮影レンズ101を含む撮像部を汚れや破損等から保護するために、バリア128が設けられている。撮像素子103としてはCCDやCMOSイメージセンサ等、周知の素子を用いることができる。
A/D変換器104から出力されるデジタルデータは、画像処理部109とメモリ制御部106を介して、又は、メモリ制御部106のみを介して、メモリ110(又は図示しない画像表示メモリ)に画像データとして書き込まれる。タイミング発生部105は、メモリ制御部106と中央制御部107により制御され、撮像素子103、A/D変換器104及びD/A変換器108にクロック信号や制御信号を供給する。メモリ制御部106は、A/D変換器104、タイミング発生部105、画像処理部109、D/A変換器108、メモリ110、圧縮/伸長部111等を制御する。
画像処理部109は、A/D変換器104からのデジタルデータ又はメモリ制御部106から供給されたデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理部109は、撮像された画像データを用いて所定の演算処理を行い、この演算結果を中央制御部107に供給する。更に、画像処理部109は、撮像された画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL[Through the Lens]方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を実現する。
中央制御部107は、画像処理部109で得られた演算結果に基づいて撮影レンズ101のレンズ位置やシャッタ102の絞り量を制御することにより、TTL方式のAF(オートフォーカス)やAE(自動露光調整)を行う。また、中央制御部107は、画像処理部109で得られた演算結果に基づいてフラッシュ114を制御することにより、TTL方式のEF(フラッシュプリ発光)処理を実現する。
撮像により得られた静止画像データと動画像データは、メモリ110に記憶される。メモリ110は、所定枚数分の静止画像データや所定時間分の動画像データを記憶するのに十分な記憶容量を備えている。これにより、デジタルカメラ100は、複数枚の静止画像を連続して撮像する連写撮影やパノラマ撮影を行う場合にも、高速かつ大量の画像データの書き込みをメモリ110に対して行うことが可能になる。なお、メモリ110は、中央制御部107の作業領域としても使用される。
メモリ110に書き込まれた画像データは、D/A変換器108によってアナログ信号に変換された後に、画像表示部112に表示される。画像表示部112は、例えば、TFT[Thin Film Transistor]を用いたLCD[Liquid Crystal Display]等を備えている。
なお、デジタルカメラ100では、撮像により得られた画像データを画像表示部112において逐次表示することで、EVF(電子ビューファインダ)機能を実現することができる。また、中央制御部107の指示により、画像表示部112の表示のオン/オフが可能になっている。画像表示部112の表示をオフにすることで、デジタルカメラ100の電力消費量を大幅に低減することができる。
圧縮/伸長部111は、適応離散コサイン変換[Adaptive Discrete Cosine Transform]等により、画像データの圧縮(データの符号化)又は画像データの伸長(データの復号化)を行う。例えば、圧縮/伸長部111は、メモリ110に記憶された画像データを読み込んで圧縮処理又は伸長処理を行い、処理後のデータをメモリ110に書き込む。
音声制御部135は、中央制御部107の制御の下で、D/A変換器108によってアナログ信号に変換された音声データを受け付け、増幅回路(不図示)を介してスピーカ136の音声出力を制御する。また、音声制御部135は、中央制御部107の制御の下で、マイク137からのアナログ信号の音声データを、増幅回路(不図示)を介して調整して、A/D変換器104へ入力させる。
デジタルカメラ100は、不図示の露光制御部と、測距制御部と、ズーム制御部と、バリア制御部とを備えている。
露光制御部は、中央制御部107の制御の下で、シャッタ102を制御する。例えば、露光制御部は、フラッシュ114と連携してシャッタ102を制御することで、フラッシュ調光を行う。測距制御部は、中央制御部107の制御の下で、撮影レンズ101のフォーカシングを制御する。測距制御部は、具体的には、撮影レンズ101におけるフォーカスレンズを駆動してレンズ位置を制御する。例えば、TTL方式を用いる場合は、中央制御部107は、撮像により得られた画像データを画像処理部109で演算した演算結果に基づいて、露光制御部と測距制御部を制御する。
ズーム制御部は、中央制御部107の制御の下で、撮影レンズ101のズーミングを制御する。具体的には、ズーム制御部は、撮影レンズ101におけるズームレンズを駆動してレンズ位置を制御する。バリア制御部は、中央制御部107の制御の下で、バリア128における覆い部材の開閉を制御する。例えば、撮像を行わないときは、覆い部材が閉じられて、撮影レンズ101が保護される。
中央制御部107は、デジタルカメラ100全体を統括制御する。すなわち、中央制御部107は、システムメモリ115に格納されたプログラムデータを読み出してメモリ110の作業領域に展開し、展開したプログラムデータとの協働によりデジタルカメラ100全体の動作を制御する。
デジタルカメラ100は光学ファインダ113を備える。光学ファインダ113を用いることで、画像表示部112によるEVF機能を使用することなしに撮像を行うことができる。光学ファインダ113は、撮影レンズ101と撮像素子103の間において撮像素子103での露出時に跳ね上げる鏡やペンタプリズムを用いて、撮影レンズ101を通して入射する光をスクリーンに投射する。これにより、被写体像が光学的に表示される。
なお、ユーザが光学ファインダ113を用いて撮像を行う際には、操作部120の操作指示により画像表示部112の表示をオフにすることで、省電力を図ることができる。
フラッシュ114は、中央制御部107の制御の下で発光し、被写体に補助光を照射する。フラッシュ114は、AF時において被写体に補助光を照射する投光機能や被写体へ照射する光量の調整を行うフラッシュ調光機能等を有していてもよい。
システムメモリ115には、中央制御部107の動作用の定数、変数、プログラムデータ等が格納されている。また、システムメモリ115には、AEで用いるプログラム線図が格納されている。プログラム線図は、TTL方式のAE実行時等に参照されるデータであり、画像処理部109で得られた演算結果(例えば、輝度値)に対する絞り量やシャッタ速度等の制御値が予め定義されたテーブルデータである。
デジタルカメラ100では、中央制御部107でのプログラムの実行に応じて、中央制御部107が画像表示部112や音声制御部135を制御することで、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等がユーザに提示される。ユーザに各種の情報を提示する構成要素である画像表示部112とスピーカ136は、例えば、デジタルカメラ100の操作部120近辺においてユーザが視認、聴認しやすい位置に配置される。
なお、デジタルカメラ100では、光学ファインダ113内に画像表示部112の一部が設けられた構成となっている。この場合、光学ファインダ113内に設置された画像表示部112からも、ユーザに所定の情報が提供される。また、デジタルカメラ100は、中央制御部107の制御の下で、動作状態やメッセージ等を画像表示部112やスピーカ136からユーザに提示した後に、操作部120等からの操作を受け付けるように構成される。例えば、ユーザがデジタルカメラ100から後述する外部機器へ転送すべき画像ファイルを指定する際には、画像ファイルの指定を行う画面が画像表示部112に表示され、操作部120を通してユーザの指定が受け付けられる。
画像表示部112の表示内容のうち、外部機器へ転送すべき画像ファイルの指定を行う画面以外に画像表示部112のLCD等において表示するものとしては、撮像に関する動作状態と撮像以外の動作状態が挙げられる。
撮像に関する動作状態の表示としては、例えば、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、撮像画素数表示、撮像枚数表示、残撮像可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露光補正表示等がある。さらに、撮像に関する動作状態の表示は、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示等を含んでもよい。
撮像以外の動作状態の表示としては、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記憶媒体199の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示等がある。画像表示部112の表示内容のうち光学ファインダ113内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露光表示等がある。
不揮発性メモリ116は、電気的に消去と記憶が可能なメモリであり、例えばEEPROM[Electrically Erasable and Programmable ROM]等が用いられる。
デジタルカメラ100は、自動撮影モード、標準撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードの切り替えをユーザが設定するためのモード切替スイッチ117を備える。
第1シャッタスイッチ118(SW1)は、シャッタボタン(不図示)の操作途中(例えば、半押し状態)でオンとなる。第1シャッタスイッチ118のオン入力により、中央制御部107は、AF、AE、AWB、EF等の処理動作を開始する。
第2シャッタスイッチ119(SW2)は、シャッタボタンの操作完了(例えば、全押し状態)でオンとなるスイッチである。第2シャッタスイッチ119のオン入力により、中央制御部107は、撮像に関わる一連の動作、すなわち、露光処理、現像処理、記憶処理を実行する。
露光処理では、撮像素子103から読み出されたアナログ信号が、A/D変換器104とメモリ制御部106を介して、デジタルデータとしてメモリ110に書き込まれる。現像処理では、画像処理部109やメモリ制御部106がメモリ110に書き込まれたデジタルデータに対して画像処理を施し、画像処理後のデジタルデータが再びメモリ110に書き込まれる。記憶処理では、現像処理後にメモリ110に書き込まれたデジタルデータが読み出され、圧縮/伸長部111で圧縮された後に、記憶媒体199に書き込まれる。
デジタルカメラ100の操作部120は、機械式設定ボタンとタッチパネル式設定ボタンで構成されている。タッチパネル機能は、画像表示部112のLCDに付与される。
各種設定ボタンとしては、マクロボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切替ボタン、露出補正ボタン、撮像画質選択ボタン等がある。その他には、撮像した画像の再生や出力すべき画像の選択設定を行うためのマルチ画面再生改ページボタン、再生画像移動ボタンや、日付等の設定を行うための日付/時間設定ボタン等がある。
タッチパネル機能により表示される設定ボタンとしては、メニューボタン、メニュー移動ボタン、セットボタン等がある。デジタルカメラ100から外部機器へ転送すべき画像ファイルを指定する際に、その画像ファイルは、複数の候補データの中からメニュー移動ボタン等により選択され、セットボタンで指定されることで、転送すべき画像ファイルとして確定される。
デジタルカメラ100は、動画撮影の開始と終了の指示をユーザから受け付けるための動画ボタン138を備える。動画撮影が行われていないときに動画ボタン138が押下されると動画撮影が開始され、動画撮影中に動画ボタン138が押下されると動画撮影は終了する。また、デジタルカメラ100は、動画撮影中の静止画撮影においてWB(ホワイトバランス)の動作を設定するためのユーザインターフェイスを備えていてもよい。動画撮影中の静止画撮影時におけるWBの動作設定では、色再現性優先モード、動画優先モード、静止画優先モードの3種類のモードから所望のモードを選択することができるように構成することも好ましい。
電源制御部121は、不図示の電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されている。電源制御部121は、中央制御部107の制御の下で、電池の接続やその出力電圧等の検出、デジタルカメラ100の各部への電力供給の制御等を行う。コネクタ122、123は、電源制御部121と電源部124を接続する。電源部124は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、リチウムイオン電池等の二次電池、家庭用電源からの電力供給を受けるACアダプタ等であり、デジタルカメラ100へ電力を供給する。
デジタルカメラ100は、本体の電源をオンにするための電源オンボタン(不図示)と、本体の電源をオフにするための電源オフボタン(不図示)とを備えている。なお、1つのボタンを押下する毎に本体の電源のオン/オフが切り替わる構成が知られているが、デジタルカメラ100では、電源オンボタンと電源オフボタンとが別々に設けられているものとする。
I/F125は、コネクタ126を介して接続される記憶媒体199と内部バス(不図示)とを通信可能にする。コネクタ126は、記憶媒体199と電気的、且つ、物理的に接続し、記憶媒体199とI/F125とを通信可能とするコネクタである。
記憶媒体着脱検知部127は、コネクタ126と記憶媒体199との物理的な接続を検出するスイッチ等であり、記憶媒体199がコネクタ126に装着されているか否かを検出し、その検出信号を中央制御部107へ出力する。不揮発性メモリ116には予め通信機能を備えた記憶媒体(以下「通信機能付き記憶媒体」という)のデバイスID(識別情報)の一覧(以下「デバイスID一覧」という)が格納されている。中央制御部107は、所定のプログラムに従って、装着された記憶媒体199のデバイスIDをデバイスID一覧と照らし合わせ、装着された記憶媒体199が通信機能付き記憶媒体であるか否かを認識する。
デジタルカメラ100は、記憶媒体199を取り付けるためのインターフェイス及びコネクタを1系統(I/F125、コネクタ126)備えているが、記憶媒体199を取り付けるインターフェイス及びコネクタの系統数に限定はない。また、異なる規格のインターフェイス及びコネクタを備えた構成となっていても構わない。
インターフェイス及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード、SDメモリカード等の規格に準拠したものを用いて構成することができる。また、コネクタ126に通信カードを装着した場合は、コンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像ファイル(画像データ及び画像データに関する管理情報等の関連情報)を転送し合うことが可能となる。例えば通信カードの例としては、LANカード、モデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1294カード、SCSIカード、PHSデータ通信カード等が挙げられる。
通信部129は、RS232C、USB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信等により、外部機器との間でシリアル/パラレル通信によるデータの送受信を有線/無線で行う。コネクタ(アンテナ)130は、通信部129によりデジタルカメラ100と外部機器とを、接続形態が有線であればコネクタで、無線であればアンテナで接続する。
RTC[Real Time Clock]134は、中央制御部107の制御の下で、時刻情報を出力する。なお、RTC134は、電源制御部121とは別に内部電源(不図示)を保持しており、電源部124から通電がない状態であっても計時可能となっている。
記憶媒体199は、コネクタ126を介してデジタルカメラ100への着脱が可能なメモリカード又はハードディスクドライブ等である。記憶媒体199は、半導体メモリや磁気ディスク等で構成される記憶部131と、記憶部131とデジタルカメラ100のコネクタ126とを電気的、且つ物理的に接続するためのI/F132及びコネクタ133を備えている。
なお、デジタルカメラ100の中央制御部107は、1つのハードウエアであってもよいし、複数のハードウエアから構成され、それらのハードウエアが協働して1つの中央制御部107としての機能を実現するものであってもよい。
デジタルカメラ100を制御するプログラムデータは、不揮発性メモリ116に格納されており、中央制御部107によってメモリ110に展開され、実行される。中央制御部107でプログラムデータが実行されることで、デジタルカメラ100では、記憶部131に記憶された画像ファイルのデータがロードされ、画像表示部112に再生表示される。また、デジタルカメラ100では、後述するように、通信部129を介して接続された外部機器へ記憶部131に記憶された画像ファイルのデータの転送と、外部機器からの画像データの取得等を行うことができるようになっている。
<ユーザによる設定項目>
上記の通りに構成されたデジタルカメラ100を用いて撮影を行うために、ユーザが撮像前に予め設定すべき項目について、以下に説明する。
図2はデジタルカメラ100での設定項目の一例を示す図である。デジタルカメラ100は、画像形式やホワイトバランス、画像データの再生方法等の画像撮影機能や画像再生機能に関連する複数の設定項目を備えている。これらの設定項目は、不揮発性メモリ116に記憶される。ユーザの操作に応じて、デジタルカメラ100は各種の設定項目を画像表示部112のLCDに表示し、ユーザによる操作部120の操作を通して設定内容が変更される。
図2に示されるように、デジタルカメラ100では、画像表示部112のLCDに、設定項目の1つとして、撮影によって得られるオリジナル画像の保存場所(すなわち、オリジナル画像データの保存場所)を設定するための画面が表示される。ユーザは、デジタルカメラ100の操作部120を操作し、撮像により得られたオリジナル画像データの保存場所を、DCFディレクトリと非DCFディレクトリのどちらにするかを設定する。
図3は、デジタルカメラ100での設定項目の別の例を示す図である。デジタルカメラ100では、画像表示部112のLCDに、設定項目の1つとして表示用画像のサイズの設定画面が表示される。表示用画像は、具体的には、小サイズ画像、低解像度画像及びサムネイル画像である。ここでは、1920×1080pixel、1280×720pixel、640×480pixel、320×240pixelの4種類のサイズの中から、所望のサイズを設定することができるようになっているものとする。
なお、表示用画像に関する設定項目としては、この他に、画像データの圧縮率、画像データの保存形式等が挙げられる。デジタルカメラ100は、表示用画像の画像データを記憶する必要がある場合、これら項目の設定値を読み取り、設定値に従った画像サイズで表示用画像ファイルを生成し、記憶する。表示用画像ファイルの生成条件については後に説明する。
<記憶媒体のディレクトリ構造>
デジタルカメラ100に装着された記憶媒体199における画像ファイルの保存形態について図4を参照して説明する。図4は記憶媒体199のディレクトリ構造を示す概略図である。
記憶媒体199の記憶部131には、DCFディレクトリと非DCFディレクトリが形成されている。DCF規格で定められたルールでは、ROOTディレクトリ直下のディレクトリ名を“DCIM”と命名しなければならない。そこで、図4に示される通り、記憶部131には、“ROOT>DCIM>100ABC>”で示されるDCFディレクトリと“ROOT>DCIM2>100ABC>”で示される非DCFディレクトリによって、ディレクトリが構成されている。
なお、ROOT直下のディレクトリ名以外は、すべて同じディレクトリ名、ディレクトリ構成となる。デジタルカメラ100で用いられる静止画像ファイルは、Exif−JPEGに準拠したフォーマットで生成されているものとする。Exif規格とは、Exif規格に準拠した画像ファイルのヘッダに含まれる情報であり、Exif情報には、画像の画素数や撮影日時等の情報(関連情報)が含まれる。Exif規格はすでに公知である自明の規格であるため、詳細の説明は省略する。デジタルカメラ100では、RAW画像ファイルや動画像ファイル等も、勿論、用いられる。
<撮影時のデジタルカメラでの処理>
撮影時にデジタルカメラ100において行われる処理について説明する。図5は、デジタルカメラ100において、ユーザの設定に応じて画像ファイルを記憶媒体199に記憶する処理の一例を示すフローチャートである。
デジタルカメラ100の使用開始前に、デジタルカメラ100には記憶媒体199が装着されており、記憶媒体199の記憶部131には、図4に示された通りに画像ファイルが記憶されているものとする。
デジタルカメラ100のシャッタボタンが押下されて撮影が行われると、中央制御部107は、デジタルカメラ100に装着された記憶媒体199が通信機能付き記憶媒体であるか否かを判定する判定部としての処理を行う(ステップS11)。中央制御部107は、所定のプログラムの実行により、このような判定部として機能する。
ステップS11では、中央制御部107は、先ず、記憶媒体199の着脱情報を記憶媒体着脱検知部127から取得し、記憶媒体199が装着されているとの情報を得ると、記憶媒体199からデバイスIDを取得する。次いで、中央制御部107は、取得した記憶媒体199のデバイスIDを、不揮発性メモリ116に登録されているデバイスID一覧と照合する。
その結果、デバイスID一覧に記憶媒体199のデバイスIDと同一のデバイスIDが存在した場合(ステップS11で“YES”)、通信機能付き記憶媒体が装着されていると判定され、処理はステップS12へ進む。一方、記憶媒体199のデバイスIDがデバイス一覧に無い場合(ステップS11で“NO”)、中央制御部107は、記憶媒体199は通信機能付き記憶媒体ではないと判定し、処理をステップS18へ進める。
ユーザは予めオリジナル画像データの保存場所を設定しているので(図2参照)、中央制御部107は、ステップS12において、オリジナル画像データの保存場所の設定値を不揮発性メモリ116から取得し、その後、処理をステップS13に進める。ここでは、図2に示された通りに、オリジナル画像データの保存場所が非DCFディレクトリに設定されているものとする。
中央制御部107は、ステップS13において、オリジナル画像データの保存場所が非DCFディレクトリに設定されているか否かを判定する。オリジナル画像データの保存場所が非DCFディレクトリに設定されている場合(ステップS13で“YES”)、処理はステップS14に進み、一方、オリジナル画像データの保存場所がDCFディレクトリに設定されている場合(ステップS13で“NO”)、処理はステップS18に進む。
中央制御部107は、ステップS14において、記憶媒体199における記憶部131のDCFディレクトリと非DCFディレクトリに保存されている画像ファイルのファイル番号から、最大のファイル番号を取得する。中央制御部107は、画像ファイルが重複しないように、読み取ったファイル番号をインクリメントし、メモリ110に保持する。画像ファイルのファイル番号は、図4に示されるように、4桁の数字(例えば、“XYZ_0002.JPG”の“0002”)で表現されている。
図4の場合、DCFディレクトリ(DCIM)と非DCFディレクトリ(DCIM2)に保存された画像ファイルの最大番号は、DCFディレクトリに保存されている“XYZ_0003.JPG”の“0003”である。よって、中央制御部107は、ファイル名の発番に際して、“0003”を取得した後、ファイル番号をインクリメントし、“0004”をメモリ110に保持する。
ステップS14の後、中央制御部107は、オリジナル画像データを非DCFディレクトリにオリジナル画像ファイルとして保存する(ステップS15)。具体的には、中央制御部107は、撮影によってメモリ110に展開されたオリジナル画像データに、ステップS14にてメモリ110に保持したファイル番号と撮影情報等のヘッダ部に記憶する情報(関連情報)を付加したオリジナル画像ファイルを生成する。こうして生成されたオリジナル画像ファイルが、記憶部131の非DCFディレクトリに保存される。
ステップS15の後、中央制御部107は、表示用画像の画像サイズの設定値を取得する(ステップS16)。画像サイズの設定値は、先に図3を参照して説明した通り、ユーザによって予め選択され、不揮発性メモリ116に記憶されているので、中央制御部107は不揮発性メモリ116から画像サイズの設定値を取得することができる。図3の場合には、640×480pixelである。
ステップS16の後、中央制御部107は、オリジナル画像ファイルのデータに基づいて、ステップS16で取得した画像サイズで、表示用画像ファイルを生成し、記憶部131のDCFディレクトリに保存する(ステップS17)。
中央制御部107が表示用画像ファイルを生成する際には、先ず、オリジナル画像データから表示用画像データを生成する。そして、オリジナル画像ファイルの生成のときと同様に、ファイル番号と撮影情報等のヘッダ部に記憶する情報が表示用画像データに付加され、これにより表示用画像ファイルが生成される。表示用画像ファイルをDCFディレクトリに保存するに際して、表示用画像ファイルのヘッダ部に、画像サイズの情報と表示用画像である旨の情報が新規に追加される。表示用画像ファイルのファイル名は、オリジナル画像ファイルのファイル名と同じとされる。
図3の設定に従えば、ステップS17では、640×480pixelの表示用画像ファイルがDCFディレクトリに保存される。通常、表示用画像ファイルの大きさはオリジナル画像ファイルの大きさよりも小さいため、ステップS17の実行に際して、オリジナル画像ファイルの縮小(圧縮)処理が行われる。
ステップS11において記憶媒体199が検知されなかった場合及びステップS13においてオリジナル画像データを非DCFディレクトリに保存しない場合、中央制御部107は、DCFディレクトリに保存されている画像ファイルのファイル番号から、最大のファイル番号を取得する(ステップS18)。中央制御部107は、ステップS18において、画像ファイルが重複しないよう、読み取ったファイル番号をインクリメントし、得られたファイル番号をメモリ110に保持する。
ステップS18の後、中央制御部107は、DCFディレクトリにオリジナル画像ファイルを保存する(ステップS19)。中央制御部107は、撮影によってメモリ110に展開されたオリジナル画像データに、ステップS18においてメモリ110に保持したファイル番号を付加し、記憶部131のDCFディレクトリにオリジナル画像ファイルとして保存する。
以上の処理をもって、画像ファイルの保存処理が完了する。上述の通り、中央制御部107は、記憶部131への画像ファイルの記憶に関する種々の処理を制御する制御部として機能する。
<保存処理完了後の記憶媒体のファイル構成>
デジタルカメラ100において、図5で示したフローチャートの処理のうち、オリジナル画像ファイルを記憶部131の非DCFディレクトリに保存する処理が完了した後のファイル構成について、図6を参照して説明する。図6は、図4に示されるディレクトリ構造において、非DCFディレクトリ(DCIM2)に新たにオリジナル画像ファイルが保存されたときのファイル構成を示す概略図である。
図5のフローチャートに従って、“ROOT>DCIM2>100ABC>”で示される非DCFディレクトリに、オリジナル画像ファイルが保存され、このときのファイル名は“XYZ_0004.JPG”とされる。また、“ROOT>DCIM>100ABC>”で示すDCFディレクトリには、表示用画像ファイルが保存され、そのファイル名は、オリジナル画像ファイルと同じ“XYZ_0004.JPG”とされる。
<画像ファイル転の送処理>
デジタルカメラ100では、通信機能付き記憶媒体のDCFディレクトリに保存された画像ファイルは、後に図14等を参照して説明するように、所定のタイミングで予め定められた外部機器へと自動転送される。この自動転送では、自動転送された画像ファイルと同じ画像ファイルがDCFディレクトリに残るようになっており、自動転送済みの画像ファイルのファイル名は送信ログとして記憶部131に記憶されるようになっているものとする。
図6の場合、例えば、DCFディレクトリに保存されている表示用画像ファイル“XYZ_0004.JPG”のみが未転送である場合には、この“XYZ_0004.JPG”だけが、記憶媒体の通信機能によって自動転送されることとなる。表示用画像ファイルはデータ量の少ない画像データであるので、短時間で送信が可能であり、デジタルカメラ100の電源への負荷を小さく抑えることができる。
<画像ファイルの自動転送後の処理−1>
デジタルカメラ100に通信機能付き記憶媒体が記憶媒体199として装着されている場合において、DCFディレクトリに保存された画像ファイルが記憶媒体の通信機能により自動転送された後の画像ファイルの処理について、図7を参照して説明する。図7は、DCFディレクトリに保存された画像ファイルの自動転送後に行われる処理の概要を示すフローチャートである。
中央制御部107は、DCFディレクトリに保存された画像ファイルが表示用画像ファイルであるか否かを判定する(ステップS21)。ステップS21では、中央制御部107は、DCFディレクトリに保存された画像ファイルのヘッダ部に記憶された“表示用画像ファイルである旨の情報”を読み取る。その結果、表示用画像ファイルであると判定された場合(ステップS21で“YES”)、処理はステップS22に進み、表示用画像ファイルではないと判定された場合(ステップS21で“NO”)、処理はステップS27に進む。
中央制御部107は、ステップS22において、DCFディレクトリに保存された表示用画像ファイルが外部機器に自動転送されているか否かを判定する。前述したように、記憶媒体199には送信ログが記憶されているので、中央制御部107は、チェック対象となっている表示用画像ファイルのファイル名が送信ログにあるか否かを判定する。
表示用画像ファイルが既に自動転送されている場合(ステップS22で“YES”)、中央制御部107は、チェック対象となっている表示用画像ファイルのヘッダ部に記憶された撮影日時情報を読み取り、メモリ110に保持し、処理をステップS23に進める。一方、表示用画像ファイルが自動転送されていない場合(ステップS22で“NO”)、中央制御部107は、処理をステップS27に進める。
中央制御部107は、ステップS23において、非DCFディレクトリにオリジナル画像ファイルがあるか否かを判定する。すなわち、中央制御部107は、ステップS21でチェック対象となった表示用画像ファイルと同名のオリジナル画像ファイルを、非DCFディレクトリに保存された画像ファイルの中から探す。
その結果、同名のオリジナル画像ファイルが見つかった場合(ステップS23で“YES”)、中央制御部107は、その同名のオリジナル画像ファイルのヘッダ部に記憶された撮影日時情報を読み取り、ステップS22でメモリ110に保持した表示用画像の撮影日時情報と比較する。中央制御部107は、これらの撮影日時情報が一致した場合には、処理をステップS24に進める。
一方、中央制御部107は、表示用画像ファイルと同名のオリジナル画像ファイルが非DCFディレクトリにない場合(ステップS23で“NO”)、処理をステップS27に進める。また、中央制御部107は、表示用画像ファイルと非DCFディレクトリに保存された同名のオリジナル画像ファイルのそれぞれの撮影日時情報が一致しない場合も、処理をステップS27に進める。
中央制御部107は、ステップS24において、ステップS25以降の処理が実行可能な否かを判定する。例えば、デジタルカメラ100のステータスが撮影の最中である場合や画像再生中である場合には、中央制御部107は実行中の処理が終了するまで、ステップS25以降の処理を行わない待機状態になる(ステップS24で“NO”)。中央制御部107は、ステップS25以降の処理が実行可能であると判定した場合(ステップS24で“YES”)、処理をステップS25に進める。
中央制御部107は、ステップS25において、DCFディレクトリに保存されており、かつ、チェック対象となっている表示用画像ファイルを削除する。更に、中央制御部107は、非DCFディレクトリに保存されたオリジナル画像ファイルをDCFディレクトリに移動する(ステップS26)。
なお、DCFディレクトリに移動された画像は、ステップS25で削除した画像と同じファイル名であり、前述の送信ログで、送信済みの画像として判断されるので、ステップS26の処理を行っても、移動されたオリジナル画像ファイルが送信されてしまうことはない。
ステップS26の後、中央制御部107は、DCFディレクトリに保存された画像ファイルのうち、チェック対象となる画像ファイルが他に有るか否かを判定する(ステップS27)。ステップS27において、中央制御部107がチェック対象となる画像ファイルがないと判定した場合、すなわち、DCFディレクトリの画像ファイルを全てチェックし終えたとき(ステップS27で“NO”)、中央制御部107は処理を終了する。一方、ステップS27において、中央制御部107がチェック対象となる画像ファイルがあると判定した場合、すなわち、他にチェック対象とする画像ファイルがある場合(ステップS27で“YES”)、処理はステップS21に戻って、引き続き、上述した処理が行われる。
以上の処理をもって、DCFディレクトリに保存された画像ファイルが、記憶媒体199から自動転送された後の処理が完了する。
これにより、送信処理はあまり大きくない画像で実行するので、送信負荷や消費電力の低減につながるとともに、表示用画像でメモリの容量を圧迫することを防止できる。
<画像ファイルの自動転送後の処理−2>
図7のフローチャートに示される処理では、記憶媒体199における記憶部131のDCFディレクトリに保存されて自動転送済みとなった表示用画像ファイルは削除され、非DCFディレクトリに保存されていたオリジナル画像ファイルがDCFディレクトリに移動されるとした。しかし、これに限られず、他の形態を採用することもできる。
そこで、DCFディレクトリに保存された画像ファイルが自動転送された後に行うことができる画像ファイルの別の処理について、図8を参照して説明する。図8は、DCFディレクトリに保存された画像ファイルの自動転送後に行われる別の処理の概要を示すフローチャートである。
図8に示されるステップS31〜S34の処理は、図7に示されるステップS21〜S24の処理と同じ処理であるため、ここでの説明を省略する。
ステップS34の後、中央制御部107は、マルチピクチャフォーマット(以下「MPF」という)形式のデータを生成する(ステップS35)。MPFは、複数の静止画データを同一のファイルに格納するためのデータ構造を定義したものである(例えば、インターネット[URL:http://www.cipa.jp/]参照)。
図9は、MPF形式のデータ構造の一例を概略的に示す図である。MPF形式のデータ900は、オリジナル画像データと表示用画像データとで構成されている。オリジナル画像データは、オリジナル画像のExif901とオリジナル画像の本体データ902からなり、表示用画像データは、表示用画像のExif903と表示用画像の本体データ904とからなる。
中央制御部107は、非DCFディレクトリに保存されたオリジナル画像ファイルとDCFディレクトリに保存された表示用画像ファイルを読み取り、メモリ110に保持し、図9で示したようなMPF形式の画像データを生成する。こうして生成されたMPF形式の画像データはメモリ110に保持される。
ステップS35の後、中央制御部107は、非DCFディレクトリに保存されたオリジナル画像ファイルとDCFディレクトリに保存された表示用画像ファイルを削除する(ステップS36)。次いで、中央制御部107は、ステップS35においてメモリ110に保持したMPF形式の画像データを、MPF形式の画像ファイルとしてDCFディレクトリに保存する(ステップS37)。このとき、MPF形式ファイルのファイル名には、オリジナル画像ファイル及び表示用画像ファイルと同じファイル名が用いられる。
ステップS37の後に行われるステップS38の処理は、図7に示されるステップS27同じ処理であるため、ステップS38についてのここでの説明は省略する。
以上の処理をもって、DCFディレクトリに保存された画像ファイルが、記憶媒体199から自動転送された後の処理が完了する。
<デジタルカメラ100から外部機器への画像ファイルの転送>
デジタルカメラ100と外部機器としてのパーソナルコンピュータ(以下「PC」という)とを通信させたときのデジタルカメラ100に保存された画像ファイルのPCへの転送処理について、以下に説明する。
《PCの構造》
図10は、PC1000の概略構成を示すブロック図である。PC1000は、CPU1001、RAM1002、HDD1003、外部記憶装置1004、ネットワークI/F1005、VRAM1006、表示装置1007、サウンドデバイス1008、キーボード1009及びポインティングデバイス1010を備える。また、PC1000は印刷装置1011及び通信I/F1012を備える。
CPU(Central Processing Unit)1001は、PC1000全体を制御する。RAM(Random Access Memory)1002には、プログラムや画像データ等が展開される。プログラムは、通信や画像表示、画像処理等を制御するためのプログラムコードを有し、CPUによって実行される。RAM1002は、CPU1001のワーク領域やエラー処理時のデータの退避領域等として使用される。HDD(Hard Disk Drive)1003は、PC1000で実行される各制御プログラムや、画像ファイルやテキストファイル等のコンテンツファイル等を格納する。
外部記憶装置(Removable Storage Drive)1004は、外部記憶媒体に対して読み出しおよび書込みを行う装置である。プログラムや画像データ等が外部記憶媒体に記憶されている場合、これらは外部記憶装置1004を介してRAMにロードされる。外部記憶媒体としては、例えば、DVD-RWドライブ、CD-ROM、CD-R、DVD-RAM等の光ディスクや、フレキシブルディスクやMO等の磁気ディスク、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリがある。
ネットワークI/F(Network I/F)1005を介して、PC1000は、LANやインターネット等に接続される。そして、ネットワークI/F1005は、アクセス可能な記憶装置に記憶されているプログラムや画像データ等をロードするために用いられる。
VRAM(Video RAM)1006は、画像データや実行されたプログラムのUI(Use Interface)等の映像信号を出力する。表示装置(Display Device)1007は、VRAM1006に入力された映像信号の表示処理を行う。表示装置1007には、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCDを用いることができる。また、SED(Surface−conduction Electron−Emitter Display)やEL(Electro Luminescent)を用いることができる。
サウンドデバイス(Sound Device)1008は、例えば、画像データに添付されている音声データを処理し、スピーカ等に送信する。キーボード(Keyboard)1009は文字等を入力するための各種キーを有する。
ポインティングデバイス(Pointing Device)1010として、例えば、マウスが挙げられる。ポインティングデバイス1010は、表示装置1007の表示画面上に表示されたポインタを制御し、プログラムのメニューやその他のオブジェクトを操作するために使用される。
印刷装置(Printing Device)1011は、例えば、インクジェットプリンタや昇華型プリンタが挙げられる。印刷装置1011は、HDD1003に格納され、又は、外部記憶装置1004から読み込まれた画像やテキスト等のコンテンツデータを紙等の媒体に印刷する。
通信I/F(communication I/F)1012として、例えば、PTP(Picture Transfer Protocol)規格が挙げられる(PIMA 15740:2000、PHOTOGRAPHIC AND IMAGING MANUFACTURERS ASSOCIATION,INC.参照)。PC1000は、この通信I/F1012を用いて、外部機器とのデータ通信が行われる。
なお、本実施の形態では、HDD1003に格納されたプログラムや画像データをRAM1002にロードし、CPU1001がプログラムを実行することにより、PC1000を通信装置として機能させる。
《PCとデジタルカメラの接続構成》
図11は、デジタルカメラ100とPC1000とが接続された状態を示す概略図である。PC1000およびデジタルカメラ100は、通信ケーブル1101を介して接続される。
通信ケーブル1101としては、PTP規格に従ってデータを送受信できるものであればよい。例えば、USB(Universal Serial Bus)ケーブルを用いることができる。また、PC1000とデジタルカメラ100とは、有線接続に限られず、例えば、IEEE802.11x(x:a,b,g等)に準拠した無線インターフェイスによって接続されていてもよい。本実施の形態では、PC1000の通信インターフェイス1012とデジタルカメラ100の通信部129とは、USBケーブルで接続されており、PTP規格に従った通信によりデータの送受信が行われるものとする。
PC1000のHDD1003には、PTP規格に従ってデジタルカメラ100との通信を可能にするためのプログラムが格納されている。また、HDD1003又はデジタルカメラ100に装着された記憶媒体199の記憶部131には、予め一定の画像ファイルが記憶されているものとする。
《デジタルカメラからPCへの画像ファイルの転送》
デジタルカメラ100からPC1000への画像ファイルの転送について、図12及び図13を参照して説明する。
〔デジタルカメラでの処理内容〕
図12はデジタルカメラ100からPC1000への画像ファイルの転送時おけるデジタルカメラでの処理の概要を示すフローチャートである。
最初に中央制御部107は、デジタルカメラ100とPC1000とが接続されたか否かを判定する(ステップS41)。例えば、図11に示したように、通信ケーブル1101でデジタルカメラ100とPC1000とが接続されると、デジタルカメラ100の通信部129は接続を検知し、検知信号を中央制御部107に送信する。中央制御部107は、この検知信号を受信したときに、デジタルカメラ100とPC1000とが接続されたと判定する。
中央制御部107は、接続を検知した場合(ステップS41で“YES”)に処理をステップS42へ進め、接続が検知されるまでの間(ステップS41で“NO”)はループ処理を行う。
中央制御部107は、ステップS42において、PC1000との通信を可能にするために不揮発性メモリ116に格納されているプログラムを起動させ、PTP規格に従って通信可能な環境を実現する。このプログラムには、画像ファイルの転送を可能とするプログラムが含まれているものとする。
その後、中央制御部107は、PC1000から送信される画像ファイルの転送要求を受信したか否かを判定する(ステップS43)。後述するように、図13のステップS53において画像ファイル転送の機能を選択すると、PC1000の通信I/F1012を通じて、転送要求がデジタルカメラ100に通知される。中央制御部107は、通信部129を介してこの転送要求を受信する。中央制御部107は、転送要求を受信すると(ステップS43で“YES”)、処理をステップS44に進め、転送要求を受信するまでの間(ステップS43で“NO”)はループ処理を行う。
中央制御部107は、ステップS44において、DCFディレクトリに保存された画像ファイルが表示用画像ファイルであるか否かを判定する。具体的には、中央制御部107は、DCFディレクトリに保存された画像ファイルのヘッダ部の表示用画像ファイルである旨の情報を読み取る。
その結果、中央制御部107は、表示用画像ファイルであると判定した場合(ステップS44で“YES”)、非DCFディレクトリに保存されている同じファイル名で、且つ、撮影日時が同一の画像ファイル(つまり、オリジナル画像ファイル)を、PC1000に転送する(ステップS45)。一方、中央制御部107は、表示用画像ファイルではないと判定した場合(ステップS44で“NO”)、ステップS44で参照したDCFディレクトリの画像ファイルをPC1000に転送する(ステップS46)。
ステップS45及びステップS46の転送が終了すると、中央制御部107は、DCFディレクトリに保存されている画像ファイルにチェック対象となる画像ファイルが他にあるか否かを判定する(ステップS47)。
中央制御部107は、チェック対象となる画像ファイルがないと判定した場合、つまりDCFディレクトリ内の全ての画像ファイルをチェックし終えた場合(ステップS47で“NO”)、転送を終了し、処理をステップS48に進める。一方、中央制御部107は、チェック対象となる画像ファイルがあると判定した場合、つまりチェック対象とする画像ファイルが残っていると判定した場合(ステップS47で“YES”)、処理をステップS44に戻す。
中央制御部107は、ステップS48において、PC1000に対して転送の完了示す転送完了通知を送信する。この転送完了通知は、デジタルカメラ100の通信部129を通じて、PC1000に送信される。
〔PCでの処理内容〕
図13はデジタルカメラ100からPC1000への画像ファイルの転送時におけるPC1000での処理の概要を示すフローチャートである。
中央制御部107は、最初に、デジタルカメラ100とPC1000が接続されたことを判定する(ステップS51)。例えば、図11で示したように、通信ケーブル1101でデジタルカメラ100とPC1000とが接続されると、通信I/F1012が接続を検知し、検知信号をCPU1001に送信する。CPU1001は、この検知信号を受信したときに、デジタルカメラ100とPC1000とが接続されたと判定する。
CPU1001は、デジタルカメラ100との接続を検知した場合(ステップS51で“YES”)に処理をステップS52に進め、接続が検知されるまで(ステップS51で“NO”)はループ処理を行う。
CPU1001は、ステップS52において、PTP規格に従ってデジタルカメラ100との通信を可能にするために、HDD1003に格納されているアプリケーションを起動させる。このアプリケーションには、画像ファイルの転送を可能とするアプリケーションが含まれている。
ステップS52の後、CPU1001は、画像ファイルの転送を実行することが選択されたか否かを判定する(ステップS53)。図示しないが、アプリケーションにはUIが備わっており、CPU1001は表示装置1007にアプリケーションのUI(メニュー)を表示する。ユーザはポインティングデバイス1010を操作して、メニューから画像ファイルの転送を実行するためのボタンをクリックする。CPU1001は、このクリックによって画像ファイルの転送の実行が選択されたことを検知すると(ステップS53で“YES”)、処理をステップS54に進める。一方、CPU1001は、画像ファイルの転送の実行が選択されたことを検知するまで(ステップS53で“NO”)、ループ処理を行う。
CPU1001は、ステップS54において、通信I/F1012を介してデジタルカメラ100に対して画像ファイルの転送開始を要求するために、デジタルカメラ100に転送要求を送信する。先に説明した通り、デジタルカメラ100は、図12に示されるステップS43において、この転送要求を受信する。これにより、デジタルカメラ100から所定の画像ファイルの転送が開始され、PC1000は、デジタルカメラ100から送信されてきた画像ファイルを、通信I/F1012を通じて取得する(ステップS55)。こうして取得した画像ファイルは、HDD1003や外部記憶装置1004に記憶される。
CPU1001は、図12のステップS48においてデジタルカメラ100からPC1000への画像ファイルの転送完了通知を受信したか否かを判定する(ステップS56)。CPU1001は、通信I/F1012を通じて転送完了通知を検知したときに転送が完了したと判定し、処理を終了させる。一方、転送完了通知を検知するまでは、転送は完了していないと判定し、処理をステップS55に戻して、デジタルカメラ100からの画像ファイルを取得する。
上述した第1の実施の形態によれば、データサイズの小さい表示用画像データを記憶媒体が備える通信機能を利用して、所定のタイミングで所定の外部装置に自動転送することができる。また、データサイズの大きいオリジナル画像データをPCに接続したときに、自動的にPCに転送することができる。このように、外部装置に対して所望の形態で画像データを送ることができるようになる。
<<第2の実施の形態>>
<デジタルカメラの構成>
第2の実施の形態においても、第1の実施の形態で説明したデジタルカメラ100を用いる。よって、ここでのデジタルカメラ100の構成についての詳細な説明は省略する。
なお、第2の実施の形態では、デジタルカメラ100に、記憶媒体199として通信機能付き記憶媒体が装着された場合における、記憶媒体の通信機能を利用した画像ファイルの自動転送の各種形態について説明する。
<ユーザによる設定項目>
デジタルカメラ100に通信機能付き記憶媒体が装着された場合に、ユーザが予め設定すべき項目について、以下に説明する。図14は、デジタルカメラ100における設定項目の更に別の例を示す図である。通信機能付き記憶媒体は、撮像により得られた画像データを外部機器へ無線通信により自動的に転送する機能を備えており、図14に示したように、ユーザは自動転送の開始時期(タイミング)を示す転送モードを設定することができるようになっている。
“撮影モード”では、撮影により得られた画像データが、通信機能付き記憶媒体に記憶され、速やかに設定された外部機器へ転送される。“再生モード”では、撮影後の画像再生時に、通信機能付き記憶媒体に記憶された画像ファイルのデータが設定された外部機器へ転送される。“シャットダウンモード”では、デジタルカメラ100の電源オフボタンを押下すると、通信機能付き記憶媒体に記憶された画像ファイルのデータが設定された外部機器へ転送され、その後、デジタルカメラ100がシャットダウンする。
ユーザは、デジタルカメラ100の操作部120を操作し、これら“撮影モード”、“再生モード”及び“シャットダウン”の中から1つの転送モードを選ぶことで、自動転送の開始時期を設定する。中央制御部107は、複数の転送モードをユーザに提示して選択させる選択部として機能し、また、以下に説明する通りに、設定された転送モードに従って画像ファイルを転送する転送制御部として機能する。
<記憶媒体のディレクトリ構造>
図15は記憶媒体199の記憶部131におけるディレクトリ構造を示す別の概略図である。記憶媒体199の記憶部131には、先に説明した図4と同様に、“ROOT/DCIM/100ABC/”で示されるDCFディレクトリと、“ROOT/DCIM2/100ABC/” で示される非DCFディレクトリが設けられている。ここでは、非DCFディレクトリに2つの画像ファイル(XYZ_0001.JPG、XYZ_0002.JPG)が予め保存されているものとする。
<デジタルカメラでの撮影時の処理>
撮影時にデジタルカメラ100において行われる処理について、図16を参照して説明する。図16は、ユーザの設定に応じて画像ファイルを記憶媒体199に記憶する処理の別の例を示すフローチャートである。
デジタルカメラ100には、予め記憶媒体199が装着されているものとする。シャッタボタンが押下されて撮影が行われると、中央制御部107は、デジタルカメラ100に装着されている記憶媒体199が通信機能付き記憶媒体であるか否かを判定する(ステップS61)。
中央制御部107は、記憶媒体199のデバイスIDを取得し、不揮発性メモリ116に記憶されているデバイスID一覧に照合する。その結果、中央制御部107は、記憶媒体199のデバイスIDがデバイスID一覧に存在した場合、通信機能付き記憶媒体が装着されていると判定し(ステップS61で“YES”)、処理をステップS62に進める。一方、中央制御部107は、記憶媒体199のデバイスIDがデバイスID一覧に無い場合(ステップS61で“NO”)、記憶媒体199は通信機能付き記憶媒体ではないと判定し、処理をステップS65に進める。
中央制御部107は、ステップS62において、画像ファイルの自動転送の転送モードの設定値を取得する。具体的には、中央制御部107は、ユーザが予め設定した転送モード(図14参照)を不揮発性メモリ116から取得する。その後、中央制御部107は、転送モードが撮影モードになっているか否かを判定する(ステップS63)。
転送モードが撮影モードに設定されている場合(ステップS63で“YES”)、中央制御部107は、非DCFディレクトリにオリジナル画像ファイルを保存する(ステップS64)。ステップS64では、中央制御部107は、撮影によってメモリ110に展開されたオリジナル画像データに、メモリ110に保持したファイル番号と撮影情報等のヘッダ部に記憶する情報を付加してオリジナル画像ファイルを生成し、非DCFディレクトリに保存する。
一方、転送モードが撮影モードになっていない場合、つまり、再生モード又はシャットダウンモードになっている場合(ステップS63で“NO”)、中央制御部107は、オリジナル画像ファイルをDCFディレクトリに保存する(ステップS65)。なお、前述したように、記憶媒体199が通信機能付き記憶媒体ではない場合(ステップS61で“NO”)にも、ステップS65の処理が行われる。
ステップS65の処理では、オリジナル画像ファイルを非DCFディレクトリに保存するとユーザが予め設定している場合(図2参照)には、表示用画像ファイルを生成し、それをDCFディレクトリに保存する。表示用画像ファイルは、中央制御部107により、撮影によってメモリ110に展開された画像データが所定のサイズに変更され、これにメモリ110に保持されたファイル番号と撮影情報等のヘッダ部に記憶する情報が付加されることにより、生成される。
<転送モードが撮影モードに設定されている場合>
デジタルカメラ100に装着されている記憶媒体199が通信機能付き記憶媒体の一例である“Eye−Fi(登録商標)”であり、転送モードが撮影モードに設定されている場合の画像ファイルの自動転送について、図17を参照して説明する。図17は、通信機能付き記憶媒体において転送モードが撮影モードに設定されている場合の画像ファイルの転送処理の概要を示すフローチャートである。
デジタルカメラ100の起動が撮影モードに設定された状態で行われ、又は、デジタルカメラ100の起動後に再生モード又はシャットダウンモードから撮影モードに変更されることで、転送モードは撮影モードに設定される。
最初に、中央制御部107は、非DCFディレクトリに保存された画像ファイルがある場合、それらの画像ファイルをDCFディレクトリに移動させる(ステップS71)。なお、ステップS71の処理は、既にDCFディレクトリに画像ファイルがある場合には、実行不要である。
ステップS71の後、中央制御部107は、Eye−Fi(登録商標)による無線通信が可能な状態にあるか否か、すなわち、デジタルカメラ100が無線通信の可能なエリア内にあるか否か、を判定する(ステップS72)。
無線通信が可能であると判定された場合(ステップS72で“YES”)、DCFディレクトリにある画像ファイルの転送が開始される(ステップS73)。一方、無線通信が不可能と判定された場合(ステップS72で“NO”)、転送モードの変更の有無が判断される(ステップS76)。なお、「無線通信が不可能な場合」とは、「無線通信が可能であると判定されるまでの時間において」という意味である(後述するステップS82において同様とする)。
ステップS76で転送モードの変更がないと判定された場合(ステップS76で“NO”)、ステップS72へ戻って通信可能な状態になるまで待機する状態となる。ステップS76においてモード変更があった場合(ステップS76で“YES”)、中央制御部107は、DCFディレクトリに保存されている画像ファイルを非DCFディレクトリに移動させ、その後、指定された転送モードに変更する(ステップS77)。
ステップS73で画像ファイルの転送が開始された後(つまり、転送中)にも、転送モードの変更の有無が判断される(ステップS74)。転送モードの変更があった場合(ステップS74で“YES”)、中央制御部107は、DCFディレクトリに保存されている画像ファイルを非DCFディレクトリに移動させ、転送を中止する(ステップS75)。転送モードの変更がない場合(ステップS74で“NO”)、転送完了となるまで転送が続けられる。
<転送モードが再生モードに設定されている場合>
記憶媒体199がEye−Fi(登録商標)であり、転送モードが再生モードに設定されている場合の画像ファイルの転送について、図18を参照して説明する。図18は、通信機能付き記憶媒体において転送モードが再生モードに設定されている場合の画像ファイルの転送処理の概要を示すフローチャートである。
デジタルカメラ100の起動が再生モードに設定された状態で行われ、又は、デジタルカメラ100の起動後に撮影モード又はシャットダウンモードから再生モードに変更されることで、転送モードは再生モードに設定される。
最初に、中央制御部107は、非DCFディレクトリに画像ファイルが保存されている場合に、それらの画像ファイルをDCFディレクトリに移動させる(ステップS81)。なお、ステップS81の処理は、既にDCFディレクトリに画像ファイルがある場合には、実行不要である。
続いて、中央制御部107は、Eye−Fi(登録商標)によって無線通信が可能か否かを判定する(ステップS82)。無線通信が可能な場合(ステップS82で“YES”)、DCFディレクトリにある画像ファイルの転送を開始する(ステップS83)。一方、無線通信が不可能な場合(ステップS82で“NO”)、転送モードの変更の有無が判断される(ステップS86)。
転送モードの変更がない場合(ステップS86で“NO”)、ステップS82へ戻って通信可能な状態になるまで待機する状態となる。ステップS86においてモード変更があった場合(ステップS86で“YES”)、中央制御部107は、DCFディレクトリに保存されている画像ファイルを非DCFディレクトリに移動させた後、指定された転送モードに変更する(ステップS87)。
ステップS83によって画像ファイルの転送処理が開始された後も、転送モードの変更の有無が判断される(ステップS84)。転送モードの変更があった場合(ステップS84で“YES”)、中央制御部107は、DCFディレクトリに保存されている画像ファイルを非DCFディレクトリに移動させ、転送を中止する(ステップS85)。転送モードの変更がない場合(ステップS84で“NO”)、転送完了となるまで転送が続けられる。
<転送モードがシャットダウンモードに設定されている場合>
記憶媒体199がEye−Fi(登録商標)であり、転送モードがシャットダウンモードに設定されている場合の画像ファイルの転送について、図19を参照して説明する。図19は、通信機能付き記憶媒体において転送モードがシャットダウンモードに設定されている場合の画像ファイルの転送処理の概要を示すフローチャートである。
電源オフボタン(図示せず)を押下することによって、シャットダウンモードが起動する。すなわち、電源オフボタンが押下されても、デジタルカメラ100の電源は直ちにオフ状態にはならない。
シャットダウンモードが起動すると、中央制御部107は、Eye−Fi(登録商標)による無線通信が可能か否かを判定する(ステップS91)。その結果、中央制御部107は、無線通信が可能と判定すると(ステップS91で“YES”)、非DCFディレクトリに画像ファイルが保存されている場合には、それらの画像ファイルをDCFディレクトリに移動させる。一方、中央制御部107は、無線通信が不可能と判定すると(ステップS91で“YES”)、デジタルカメラ100の電源をオフ状態にする(ステップS96)。
ステップS92の後、DCFディレクトリにある画像ファイルの転送が開始される(ステップS93)。画像ファイルの転送開始後には、転送モードの変更の有無と電源オフボタンの再度の押下の有無が判定される(ステップS94)。
転送モードの変更も電源オフボタンの再度の押下もない場合(ステップS94で“A”)、画像ファイルが転送完了となるまで転送が続けられる。転送モードの変更がある場合(ステップS94で“B”)、DCFディレクトリに保存されている画像ファイルを非DCFディレクトリに移動させ、転送は中止される(ステップS95)。電源オフボタンが再度押下された場合(ステップS94で“C”)、デジタルカメラ100の電源はオフ状態となる。すなわち、デジタルカメラ100では、電源オフボタンを2回押下することで、電源を強制的にオフ状態にすることができるようになっている。
上述した第2の実施の形態によれば、ユーザは、通信機能付き記憶媒体の通信機能を利用して所望するタイミングで、DCFディレクトリにある画像ファイルを所定の外部機器に転送することができる。このとき、非DCFディレクトリに保存されている画像ファイルについても、DCFディレクトリに移動させるために、記憶媒体に記憶されている画像ファイルを漏れなく転送することができる。
<<その他の実施の形態>>
上述した第1、第2の実施の形態は、本発明の一例を示すものであって、これに限定されるものではなく、各実施の形態の構成及び動作は、本発明の趣旨の範囲内において、適宜変更が可能である。
例えば、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPU、MPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、上記の説明では、画像処理装置として動画の撮影が可能なデジタルカメラを採用したが、これに限られず、画像処理装置は、デジタル一眼レフカメラやデジタルカムコーダ等であってもよい。さらに、デジタルカメラから外部機器としてのPCへオリジナル画像ファイルを転送する形態について説明したが、外部機器は、通信機能を備えたテレビシステム等の情報処理装置であってもよい。
100 デジタルカメラ
101 撮影レンズ
102 シャッタ
103 撮像素子
104 A/D変換器
105 タイミング発生部
106 メモリ制御部
107 中央制御部
108 D/A変換器
109 画像処理部
110 メモリ
111 圧縮/伸長部
112 画像表示部
113 光学ファインダ
114 フラッシュ
115 システムメモリ
116 不揮発性メモリ
117 モード切替スイッチ
118 第1シャッタスイッチ
119 第2シャッタスイッチ
120 操作部
121 電源制御部
122 コネクタ
123 コネクタ
124 電源部
125 I/F
126 コネクタ
127 記憶媒体着脱検知部
128 バリア
129 通信部
130 コネクタ(アンテナ)
131 記憶部
132 I/F
133 コネクタ
134 RTC
135 音声制御部
136 スピーカ
137 マイク
138 動画ボタン
199 記憶媒体

Claims (16)

  1. 記憶媒体が装着される画像処理装置であって、
    装着された前記記憶媒体が、DCFディレクトリと非DCFディレクトリとを有しており、前記DCFディレクトリに所定の形式で画像ファイルが保存されたときに前記画像ファイルの転送を自動的に行う記憶媒体であるか否か、を判定する判定部と、
    撮影時に前記判定部が前記転送を自動的に行う記憶媒体を認識した場合において、撮影により得られるオリジナル画像データが前記記憶媒体の前記非DCFディレクトリにオリジナル画像ファイルとして保存されるものと予め設定されているとき、前記オリジナル画像データに基づいて表示用画像データを生成し、前記DCFディレクトリに前記表示用画像データを表示用画像ファイルとして保存する制御部と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記表示用画像データは、前記オリジナル画像データよりもデータ量の少ない小サイズ画像、低解像度画像又はサムネイル画像のデータであることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記制御部は、前記オリジナル画像データの関連情報を前記オリジナル画像データに付加して所定のファイル名で前記非DCFディレクトリに前記オリジナル画像ファイルを保存し、前記オリジナル画像ファイルの関連情報と同じ関連情報を前記表示用画像データに付加して前記オリジナル画像ファイルのファイル名と同じファイル名で前記DCFディレクトリに前記表示用画像ファイルを保存することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記制御部は、前記オリジナル画像ファイルのファイル名の発番を、前記DCFディレクトリ及び前記非DCFディレクトリに既に保存されている画像ファイルの最大番号の次の番号から行うことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記制御部は、前記DCFディレクトリに保存された所定の表示用画像ファイルが前記記憶媒体によって転送済みであり、かつ、前記表示用画像ファイルと同名のオリジナル画像ファイルが前記非DCFディレクトリに存在する場合に、前記表示用画像ファイルを前記オリジナル画像ファイルと置き替えることを特徴とする請求項3又は4記載の画像処理装置。
  6. 前記制御部は、前記DCFディレクトリに保存された所定の表示用画像ファイルが前記記憶媒体によって転送済みであり、かつ、前記表示用画像ファイルと同名のオリジナル画像ファイルが前記非DCFディレクトリに存在する場合に、前記表示用画像ファイルをマルチピクチャフォーマットの画像ファイルに変換して前記DCFディレクトリに保存することを特徴とする請求項3又は4記載の画像処理装置。
  7. 前記制御部は、前記画像処理装置をコンピュータに接続して前記記憶媒体に記憶された画像ファイルを前記コンピュータに転送する際に、前記DCFディレクトリに保存された画像ファイルが前記表示用画像ファイルである場合には、前記非DCFディレクトリに保存され前記表示用画像ファイルと同じファイル名のオリジナル画像ファイルを、前記コンピュータに移動させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 記憶媒体が装着される画像処理装置であって、
    装着された前記記憶媒体が、DCFディレクトリと非DCFディレクトリとを有しており、前記DCFディレクトリに所定の形式で画像ファイルが保存されたときに前記画像ファイルの転送を自動的に行う記憶媒体であるか否か、を判定する判定部と、
    前記記憶媒体による前記画像ファイルの自動転送の開始時期を示す複数の転送モードをユーザに提示して前記複数の転送モードから1つの転送モードを選択させる選択部と、
    前記記憶媒体が前記転送を自動的に行う記憶媒体であると前記判定部が判断した場合に、前記ユーザが選択した転送モードにしたがって前記記憶媒体による前記画像ファイルの転送を開始させる転送制御部と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  9. 前記転送制御部は、前記非DCFディレクトリに保存されている画像ファイルを前記DCFディレクトリに移動させた後に、前記画像ファイルの転送を行うことを特徴とする請求項8記載の画像処理装置。
  10. 前記選択部により提供される前記複数の転送モードは、撮影モード、再生モード及びシャットダウンモードであり、前記ユーザは前記撮影モード、前記再生モード及び前記シャットダウンモードの中から1つのモードを選択することが可能であることを特徴とする請求項8又は9記載の画像処理装置。
  11. 撮影時に前記再生モード又は前記シャットダウンモードが選択されている場合、前記転送制御部は、撮影により得られたオリジナル画像データを前記非DCFディレクトリにオリジナル画像ファイルとして保存することを特徴とする請求項10記載の画像処理装置。
  12. 前記シャットダウンモードが選択されている場合において、前記画像処理装置の電源をオフにするための電源オフボタンが押下されたときに、前記記憶媒体による前記画像ファイルの転送が不可能な場合、前記画像処理装置の電源がオフされることを特徴とする請求項10又は11記載の画像処理装置。
  13. 前記シャットダウンモードが選択されている場合において、前記画像処理装置の電源をオフにするための電源オフボタンが押下されることで実行される前記記憶媒体による前記画像ファイルの転送中に再び前記電源オフボタンが押下されると、前記画像処理装置の電源がオフされることを特徴とする請求項10又は11記載の画像処理装置。
  14. 前記シャットダウンモードが選択されている場合において、前記画像処理装置の電源をオフにするための電源オフボタンが押下されることで実行される前記記憶媒体による前記画像ファイルの転送中に前記シャットダウンモードから前記撮影モード又は前記再生モードへの変更が指示されると、前記転送制御部は、前記DCFディレクトリに保存されている画像ファイルを前記非DCFディレクトリに移動させると共に指示されたモードに変更することを特徴とする請求項10又は11記載の画像処理装置。
  15. 撮影時に前記撮影モードが選択されている場合、前記転送制御部は、撮影により得られたオリジナル画像データを非DCFディレクトリにオリジナル画像ファイルとして保存すると共に、前記オリジナル画像データに基づいて表示用画像データを生成し、表示用画像ファイルとして前記DCFディレクトリに保存することを特徴とする請求項10記載の画像処理装置。
  16. 前記記憶媒体による前記画像ファイルの転送中に、前記ユーザによる前記転送モードの変更があった場合、前記転送制御部は、前記DCFディレクトリに保存されている画像ファイルを前記非DCFディレクトリに移動させることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013135447A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Canon Inc 記録媒体及びそれを用いる撮像装置
JP2015070586A (ja) * 2013-10-01 2015-04-13 リコーイメージング株式会社 撮影装置

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