JP4561160B2 - 回転角検出装置及び電気式動力舵取装置 - Google Patents

回転角検出装置及び電気式動力舵取装置 Download PDF

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Description

本発明は、レゾルバを用いて被検出対象の回転角を検出する回転角検出装置、及び、ステアリングホイールに連結されたトーションバーにレゾルバを取り付け、レゾルバで求めた回転角に基づき操舵トルクを検出し、アシスト量を決定してモータを制御して操舵をアシストする電気式動力舵取装置に関するものである。
従来より、ステアリング軸に連結された操舵機構へモータによるアシスト力を与えることにより、ステアリングホイールによる操舵力を軽減させる電気式動力舵取装置が知られている。このような電気式動力舵取装置において、トーションバーの捻れから操舵トルクを求めるトルクセンサが用いられることがある。この種のトルクセンサの回転角センサとしては、機械的信頼性の高いレゾルバが一般的に用いられている。係る構成の電気式動力舵取装置として、特許文献1がある。
レゾルバからの出力は、sin相、cos相の交流アナログ信号であるため、CPUによる処理を可能にするため、一般的に、sin相、cos相信号にオフセット電圧印加回路でオフセット電圧を印加して嵩上げして直流アナログ信号に変換した後、A/D変換器を介してデジタル信号に変換している。特許文献2には、レゾルバの断線を検出する構成が示されている。特許文献3には、センサの断線、地絡を検出する構成が示されている。
特開平11−321689号公報 特開2000−132226号公報 特開平11−37797号公報
電気式動力舵取装置では、信頼性を高めるために、操舵トルクを検出するレゾルバとCPUとの間で断線及び地絡を検出し、断線、地絡が発生した際には、徐々にアシスト力を低下させる等の対応を取ることが望ましい。例えば、振動等によりハーネスが外れて断線が生じたり、車両が縁石に乗り上げた際に配線が車体側と接触して地絡が生じた際には、レゾルバからの信号による操舵のアシストを停止する必要がある。
断線、地絡を検出する方法として、オフセット電圧印加回路にてオフセット電圧を印加したレゾルバからの信号が、正常時に対して断線、地絡時に電位が変化するため、これにより検出することができる。断線の際は、レゾルバを構成する出力コイルの直流分抵抗値が無限大になり電位変化が大きいため、正確に検出することができる。しかしながら、電圧変化で地絡を検出しようとしても、レゾルバを構成する出力コイルの直流分抵抗値は小さく地絡により零になっても電位の変化量が小さいために、レゾルバ自体、電子回路の特性のバラツキ、温度変化により、上記電圧の変化量が正常時の信号電位のバラツキの中に含まれてしまい、誤フェイル検出による操舵アシスト停止の危険性を考慮すると、地絡は事実上検出することができなかった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、レゾルバの地絡を誤り無く検出できる回転角検出装置、及び、電気式動力舵取装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、回転角を検出する被検出対象に取り付けられたレゾルバ35と、
前記レゾルバ35からの出力に直流オフセット電圧を印加する直流オフセット電圧印加回路64Aと、
前記直流オフセット電圧印加回路64Aからの出力をA/D変換するA/D変換器と、
前記レゾルバに励磁電圧を印加すると共に、前記A/D変換器からの出力に基づいて前記レゾルバの回転角を検出する演算器62とを備える回転角検出装置において、
前記直流オフセット電圧印加回路64Aが、差動増幅器OP1と、該差動増幅器OP1の反転入力と基準電位との間に接続された第1抵抗R1と、該差動増幅器OP1の出力と前記反転入力との間に接続された負帰還用の第2抵抗R2と、基準電位に接続されたレゾルバと差動増幅器OP1の非反転入力との間に直列に接続された第3抵抗R3と、オフセット電位と前記非反転入力との間に接続された第4抵抗R4とからなり、
前記差動増幅器OP1の出力Voutが、前記第1抵抗R1、第2抵抗R2、第3抵抗R3、第4抵抗R4の値、前記レゾルバ出力コイルの直流抵抗分のバラツキにより生じ得る前記レゾルバの非地絡の際の最低出力電位Vout Minと、前記レゾルバ35の地絡の際の最高電位Vout Maxとの差が、前記演算器側での誤地絡検出と成らないための所定のマージン以上となるように、前記第1抵抗R1、第2抵抗R2、第3抵抗R3、第4抵抗R4の値を設定したことを技術的特徴とする。
請求項3の発明は、ステアリング軸22に取り付けられたトーションバー31と、
前記トーションバーの捻れに相当する回転角を検出するレゾルバ35と、
前記ステアリング軸22に連結された操舵機構による操舵をアシストするモータ40と、
前記レゾルバ35からの出力に直流オフセット電圧を印加する直流オフセット電圧印加回路64Aと、前記直流オフセット電圧印加回路64Aからの出力をA/D変換するA/D変換器と、前記レゾルバに励磁電圧を印加すると共に、前記A/D変換器からの出力に基づいて前記レゾルバで検出した前記トーションバーの捻れ角を演算する捻れ角演算手段62と、
演算された捻れ角からアシスト量を決定して前記モータを制御するモータ制御手段62とを備える電気式動力舵取装置において、
前記直流オフセット電圧印加回路64Aが、差動増幅器OP1と、該差動増幅器OP1の反転入力と基準電位との間に接続された第1抵抗R1と、該差動増幅器OP1の出力と前記反転入力との間に接続された負帰還用の第2抵抗R2と、基準電位に接続されたレゾルバと差動増幅器OP1の非反転入力との間に直列に接続された第3抵抗R3と、オフセット電位と前記非反転入力との間に接続された第4抵抗R4とからなり、
前記差動増幅器OP1の出力が、前記第1抵抗R1、第2抵抗R2、第3抵抗R3、第4抵抗R4の値、前記レゾルバ出力コイルの直流抵抗分のバラツキにより生じ得る前記レゾルバの非地絡の際の最低出力電位Vout Minと、前記レゾルバの地絡の際の最高電位Vout Maxとの差が、前記演算器側での誤地絡検出と成らないための所定のマージン以上となるように、前記第1抵抗R1、第2抵抗R2、第3抵抗R3、第4抵抗R4の値を設定したことを技術的特徴とする。
請求項1の発明では、差動増幅器の出力が、第1抵抗R1、第2抵抗R2、第3抵抗R3、第4抵抗R4の値、レゾルバ出力コイルの直流抵抗分のバラツキにより生じ得るレゾルバの非地絡の際の最低出力電位と、レゾルバの地絡の際の最高電位との差が、演算器側での誤地絡検出と成らないための所定のマージン以上となるように、第1抵抗R1、第2抵抗R2、第3抵抗R3、第4抵抗R4の値を設定してある。即ち、レゾルバの非地絡の際の最低出力電位Vout Minと、レゾルバの地絡の際の最高電位Vout Maxとの差が、誤地絡検出と成らないための所定のマージン以上あるため、レゾルバの地絡を差動増幅器の出力電位Voutに基づき、誤り無く検出することができる。
請求項2の発明では、先ず、レゾルバの非地絡の際の最低出力電位Vout Minと、レゾルバの地絡の際の最高電位Vout Maxとの差が所定のマージン以上となるように、レゾルバ出力コイルの直流抵抗分に対する第3抵抗R3の倍率Kを定める。そして、倍率Kにより定めらた第3抵抗R3の値から、最低出力電位と最高電位との差が所定のマージン以上となるように定められる差動増幅器のゲインGainが所定範囲となるように定める。そして、ゲインGainから第1抵抗R1、第2抵抗R2、第4抵抗R4の値を設定する。先ず、レゾルバ出力コイルの直流抵抗分Rdcに対する第3抵抗R3の倍率Kを例えば、4倍以下と低く定めるため、地絡によりレゾルバの直流分抵抗Rdcが零になった際に、レゾルバの非地絡時に対して差動増幅器の出力が相対的に大きく変化する。これにより、レゾルバの非地絡の際の最低出力電位Vout Minと、レゾルバの地絡の際の最高電位Vout Maxとの差を所定のマージン以上となるように設定することが可能となる。
請求項3の発明では、差動増幅器の出力が、第1抵抗R1、第2抵抗R2、第3抵抗R3、第4抵抗R4の値、レゾルバ出力コイルの直流抵抗分のバラツキにより生じ得るレゾルバの非地絡の際の最低出力電位と、レゾルバの地絡の際の最高電位との差が、演算器側での誤地絡検出と成らないための所定のマージン以上となるように、第1抵抗R1、第2抵抗R2、第3抵抗R3、第4抵抗R4の値を設定してある。即ち、レゾルバの非地絡の際の最低出力電位Vout Minと、レゾルバの地絡の際の最高電位Vout Maxとの差が、誤地絡検出と成らないための所定のマージン以上あるため、レゾルバの地絡を差動増幅器の出力電位Voutに基づき、誤り無く検出することができる。
以下、本発明の電気式動力舵取装置の実施形態について図を参照して説明する。
まず、本実施形態に係る電気式動力舵取装置20の主な構成を図1〜図4に基づいて説明する。図1および図4に示すように、電気式動力舵取装置20は、主に、ステアリングホイール21、ステアリング軸22、ピニオン軸23、ラック軸24、トルクセンサ30、モータ40、モータレゾルバ44、ボールねじ機構50、ECU60等から構成されており、ステアリングホイール21による操舵状態を検出し、その操舵状態に応じたアシスト力をモータ40により発生させて運転者による操舵をアシストするものである。なお、ラック軸24の両側には、それぞれタイロッド等を介して図略の車輪が連結されている。
即ち、図1および図2に示すように、ステアリングホイール21には、ステアリング軸22の一端側が連結され、このステアリング軸22の他端側には、ピニオンハウジング25内に収容されたピニオン軸23の入力軸23aおよびトーションバー(弾性部材)31がピン32により連結されている。またこのトーションバー31の他端側31aには、ピニオン軸23の出力軸23bがスプライン結合によって連結されている。
このピニオン軸23の入力軸23aはベアリング33aにより、また出力軸23bもベアリング33bにより、それぞれピニオンハウジング25内を回動自在に軸受されており、さらに入力軸23aとピニオンハウジング25との間には、第1レゾルバ35が、また出力軸23bとピニオンハウジング25との間には、第2レゾルバ37が、それぞれ設けられている。第1レゾルバ35および第2レゾルバ37は、ステアリングホイール21による操舵角を検出し得るもので、端子39を介してECU60にそれぞれ電気的に接続されている(図4参照)。
ピニオン軸23の出力軸23bの端部には、ピニオンギヤ23cが形成されており、このピニオンギヤ23cにはラック軸24のラック溝24aが噛合可能に連結されている。これにより、ラックアンドピニオン機構を構成している。
このように構成することにより、ステアリング軸22とピニオン軸23とをトーションバー31により相対回転可能に連結することができるとともに、ステアリング軸22の回転角、即ちステアリングホイール21の回転角(機械角)θmを、第1レゾルバ35による第1操舵角(電気角)θe1および第2レゾルバ37による第2操舵角(電気角)θe2によって、検出することができる。また、第1操舵角θe1と第2操舵角θe2との角度差からトーションバー31の捻れ量(操舵トルクに対応するもの)を捻れ角として検出することができる。
図1および図3に示すように、ラック軸24は、ラックハウジング26およびモータハウジング27内に収容されており、その中間部には、螺旋状にボールねじ溝24bが形成されている。このボールねじ溝24bの周囲には、ラック軸24と同軸に回転可能にベアリング29により軸受される円筒形状のモータ軸43が設けられている。このモータ軸43は、ステータ41や励磁コイル42等とともにモータ40を構成するもので、ステータ41に巻回された励磁コイル42により発生する界磁が、回転子に相当するモータ軸43の外周に設けられた永久磁石45に作用することより、モータ軸43が回転し得るように構成されている。
モータ軸43は、その内周にボールねじナット52が取り付けられており、このボールねじナット52にも、螺旋状にボールねじ溝52aが形成されている。そのため、このボールねじナット52のボールねじ溝52aとラック軸24のボールねじ溝24bとの間に多数のボール54を転動可能に介在させることによって、モータ軸43の回転によりラック軸24を軸方向に移動可能なボールねじ機構50を構成することができる。
即ち、両ボールねじ溝24b、52a等から構成されるボールねじ機構50により、モータ軸43の正逆回転の回転トルクをラック軸24の軸線方向における往復動に変換することができる。これにより、この往復動は、ラック軸24とともにラックアンドピニオン機構を構成するピニオン軸23を介してステアリングホイール21の操舵力を軽減するアシストカとなる。
なお、モータ40のモータ軸43とモータハウジング27との間には、モータ軸43の回転角(電気角)θMeを検出し得るモータレゾルバ44が設けられており、このモータレゾルバ44は図略の端子を介してECU60に電気的に接続されている(図4参照)。
図4は、第1実施形態の電気式動力舵取装置20の制御構成を示している。ECU60は、出力ポート60a、60b、60cから第1レゾルバ35、第2レゾルバ37、モータレゾルバ44に励磁信号を与える。上述した第1レゾルバ35のsin出力端子35sからのsin相出力と、cos出力端子35cからのcos相出力、及び、第2レゾルバ37のsin出力端子37sからのsin相出力と、cos出力端子37cからのcos相出力が、電気式動力舵取装置20のECU60に入力される。各sin相出力、cos相出力は、ECU60のバッファ64を介して直流オフセット電圧が印加され、CPU62のA/D変換器側へ入力され、A/D変換される。CPU62は、A/D変換したsin相出力、cos相出力から第1レゾルバ35、第2レゾルバ37の回転角を検出して操舵トルクTを演算し、操舵トルクTに応じて操舵力をアシストするためのアシスト指令をモータ駆動回路70側に出力する。モータ駆動回路70は、アシスト指令に応じたトルクをモータ40に発生させる。モータ40の回転角は、モータレゾルバ44により検出され、sin出力端子44sからのsin相出力と、cos出力端子44cからのcos相出力がモータ駆動回路70へフィードバックされると共に、ECU60へも出力される。ECU60は、第1レゾルバ35、第2レゾルバ37、モータレゾルバ44からの出力に基づき、それぞれ操舵角を演算すると共に操舵角に応じて上述した操舵力のアシスト量を補正し、また、レゾルバの地絡を検出する。
ここで、第1レゾルバ35、第2レゾルバ37およびモータレゾルバ44の構成を図5(A) に基づいて説明する。なお、これらのレゾルバは、構成がほぼ同様であるので、共通部分については第1レゾルバ35を代表して説明する。
図5(A) に示すように、第1レゾルバ35は、第1ヨークYK1 、第2ヨークYK2 、第3ヨークYK3 および第4ヨークYK4 と、第1コイルCL1 、第2コイルCL2 、第3コイルCL3 および第4コイルCL4 とから構成されるレゾルバである。
第1ヨークYK1 は、ピニオンハウジング25の内周に沿って円環状に形成されており、当該ピニオンハウジング25に固定されている。また、第1ヨークYK1 の内周には、第1コイルCL1 が巻回されている。一方、第2ヨークYK2 は、第1ヨークYK1 と同様、円環状に形成されており、第1ヨークYK1 と対向するようにピニオン軸23の入力軸23aの外周に固定されて、第2コイルCL2 が巻回されている。これにより、第2ヨークYK2 は入力軸23aと一体に回転できる。
第3ヨークYK3 は、第2ヨークYK2 と入力軸23aの軸方向にずれて、入力軸23aの外周上に固定されており、入力軸23aと一体に回転可能に構成されている。この第3ヨークYK3 には、第3コイルCL3 が巻回されており、この第3コイルCL3 は、第2ヨークYK2 の第2コイルCL2 に電気的に並列接続されている。一方、第4ヨークYK4 は、第1ヨークYK1 と同様、ピニオンハウジング25の内周に沿って円環状に形成されており、当該ピニオンハウジング25に固定されている。なお、第4コイルCL4 は、位相を90度ずらした2種類のコイルから構成されている。
なお、第2レゾルバ37は、第2ヨークYK2 および第3ヨークYK3 と第2コイルCL2 および第3コイルCL3 とが出力軸23bに設けられている点が第1レゾルバ35と異なる以外は、第1レゾルバ35と同様に構成されている。
また、モータレゾルバ44は、第1ヨークYK1 および第4ヨークYK4 と第1コイルCL1 および第4コイルCL4 とがモータハウジング27に設けられている点と、第2ヨークYK2 および第3ヨークYK3 と第2コイルCL2 および第3コイルCL3 とがモータ軸43に設けられている点が第1レゾルバ35と異なる以外は、第1レゾルバ35と同様に構成されている。
次に、第1レゾルバ35、第2レゾルバ37およびモータレゾルバ44の電気的特性を図5(B) に基づいて説明する。なお、これらのレゾルバは、電気的特性がほぼ同様であるので、ここでは第1レゾルバ35を代表して説明する。
第1レゾルバ35は、前述したように、第1コイルCL1 〜第4コイルCL4 により構成され、これらの各コイルは図5(B) に示すような回路図による接続関係を持つ、いわゆる1相励磁2相出力(電圧検出)型のレゾルバである。そのため、ECU60の出力ポート60a から出力される励磁信号E1を、トランスである第1コイルCL1 および第2コイルCL2 に与え、さらに1相の励磁コイルである第3コイルCL3 に与えることにより、2相の出力コイルである第4コイルCL4 から検出角度θ(電気角)に応じたレゾルバ出力信号E2(図4中のsin相出力)、E3(図4中のcos相出力)を得ることができる。そして、このような第1レゾルバ35から出力されるレゾルバ出力信号は、 sin相信号および cos相信号により構成されるアナログ交流信号であるため、図4に示すようにECU60のバッファ64を介して直流オフセット電圧が印加されて直流のアナログ信号に変換された後、CPU62のA/D変換器側へ入力され、A/D変換されることにより、CPU62により処理可能なディジタル信号に変換される。
sin相信号および cos相信号に直流オフセット電圧を印加するバッファ64の構成について図6を参照して説明する。
バッファ64は、図6(A)に示す第1レゾルバ35のsin相信号に直流オフセット電圧を印加する直流オフセット電圧印加回路64Aと、図6(B)に示す該直流オフセット電圧印加回路64Aのためのオフセット電圧(2.5V)を生成するオフセット電圧生成回路64Bとから成る。
直流オフセット電圧印加回路64Aは、第1差動増幅器OP1と、該第1差動増幅器OP1の反転入力とアース(基準電位)との間に接続された第1抵抗R1と、該第1差動増幅器OP1の出力と反転入力との間に接続された負帰還用の第2抵抗R2と、アース(基準電位)に接続されたレゾルバ35と第1差動増幅器OP1の非反転入力との間に直列に接続された第3抵抗R3と、オフセット電位と非反転入力との間に接続された第4抵抗R4とからなる。図中でレゾルバ35の出力コイルの直流抵抗分をRdcで示している。
オフセット電圧生成回路64Bは、第2差動増幅器OP2と、電源Vcc(5V)を分圧する第5抵抗R5、第6抵抗R6とから成り、第6抵抗R6はアースに接続され、第5抵抗R5と第6抵抗R6とで分圧された電位は第2差動増幅器OP2の非反転入力に接続され、第2差動増幅器OP2の出力は反転入力に接続されることで負帰還されている。ここで、第5抵抗R5と第6抵抗R6の値を同一にすることで、第2差動増幅器OP2から電源Vcc(5V)の半分である2.5V(オフセット電圧)が出力される。
直流オフセット電圧印加回路64Aの出力VoutのDC電圧計算式を以下に示す。
ここで、第1差動増幅器OP1の非反転入力への印加電圧Viは次式で表される。
Vi=OFFSET×(Rdc+R3)/(Rdc+R3+R4)
出力Voutは次式で表される。
Vout=Vi×(R2+R1)/R1
従って、
Vout={OFFSET×(Rdc+R3)/(Rdc+R3+R4)}
×(R2+R1)/R1
Figure 0004561160
ここで、(a)R5=R6、(b)R1=R3、(c)R2=R4とすると、短絡時(図6(A)中のスイッチSWの接続状態)は、レゾルバ35の直流抵抗分をRdcが0となるため、Vout=2.5 [V] となる。
第1実施形態では、第3抵抗R3の抵抗値をRdc(30Ω程度)に対して倍率Kを小さくし、正常時の出力Voutを2.5Vからシフトさせることで、地絡を出力Voutから正確に検出できるようにする。
数1の式でR4/R3=R1/R2=Gainとすると、次の様に表すことができる。
Vout=OFFSET×(1+R4/(R3+Rdc))−1×(1+R2/R1)
=OFFSET×(1+(R3・Gain)/(R3+Rdc))−1
×(1+Gain)
上述したように第3抵抗R3の抵抗値をRdc(30Ω程度)に対する倍率Kとすれば、倍率KとGainとの2変数で、地絡を検出可能にするための条件を導くことができる。
ここで、地絡検出可能とは、図10に示すように、正常時(Rdc≠0)の出力Voutの電圧範囲(上限から下限まで)と地絡時(Rdc=0)の出力Voutの電圧範囲(上限から下限まで)とが、即ち、正常時の出力Voutの電圧範囲(下限)と地絡時の出力Voutの電圧範囲(上限)とが、所定のマージン(例えば0.11V)を確保して重複しないことを意味する。即ち、全温度(−40〜125°)で構成部品を特性の最悪なものを組み合わせても所定のマージン(例えば0.11V)を確保でき、正常、地絡が分別可能であることを言う。なお、0.11Vの内訳は、自動車で発生するノイズ0.10Vに、A/D変換の際の誤差0.01Vを加えたものである。
出力Voutが上限(Vout Max)、下限(Vout Min)となる組み合わせは、次式により決まる。
Figure 0004561160
出力Voutがばらつく原因を図11中に示す。数2中の上限(Vout Max)、下限(Vout Min)となる組み合わせを用いて各構成部材の上限値、下限値を定める。
上述したように第3抵抗R3の抵抗値をRdc(30Ω程度)に対する倍率KとGainとの2変数で、正常時の出力Voutの電圧範囲(下限)と地絡時の出力Voutの電圧範囲(上限)とが、所定のマージン(例えば0.11V)を確保できる範囲を図7中に示す。なお、第1実施形態では、R4/R3=R1/R2とする。例えば、Gainが2.7の時には、倍率Kが4.0以下の場合に、即ち、第3抵抗R3の抵抗値を120Ω以下にすれば、所定のマージン(0.11V)を確保でき、地絡の検出が可能である。同様に、Gainが10.8の時には、倍率Kが3.5以下の場合に、即ち、第3抵抗R3の抵抗値を105Ω以下にすれば、所定のマージンを確保できる。
図8は、実施形態においてK=2、Gain=8.1に設定した際における、温度変化に伴う正常時の出力Voutの電圧範囲(上限から下限まで)と地絡時の出力Voutの電圧範囲(上限から下限まで)を示している。図7に表されている条件が成立しているため、常に所定のマージン(例えば0.11V)を確保できている。ここで、正常時の出力Voutの電圧範囲の方が温度に伴い大きく変化しているのは、温度変化が大きいレゾルバ35の直流抵抗分をRdcを含むためである。なお、倍率Kは、地絡検出が可能な範囲で大きい値を設定した方が、オフセット電流がレゾルバを介してアース側に流れる量が小さくなり、オフセット電圧生成回路64Bを小さくできるので好適である。
一方、図9は、K=11、Gain=2.7に設定した際における、温度変化に伴う正常時の出力Voutの電圧範囲(上限から下限まで)と地絡時の出力Voutの電圧範囲(上限から下限まで)を示している。図7に表されている条件が成立していないため、正常時の出力Voutと地絡時の出力Voutの電圧範囲とが重複しており、地絡を検出することができないことが分かる。
図12を参照して第1実施形態の電気式動力舵取装置のECU60による正常時、地絡時の制御について説明する。
先ず、各レゾルバ35、37、44からのsin相、cos相信号をバッファ64を介して入力し(S12)、出力Voutから地絡が発生しているか判断する(S14)。地絡が発生していない際には(S14:No)、通常の制御、即ち、検出された回転角に応じて操舵のアシストを行う(S18)。ここでは、第1レゾルバ35で検出した回転角と第2レゾルバ37で検出した回転角の差分からトーションバー31の捻れ角を演算して、演算された捻れ角からアシスト量を決定してモータ40を制御する。一方、第1レゾルバ35、第2レゾルバ37、モータレゾルバ44の何れかに地絡が発生した際には(S14:Yes)、地絡時の制御、即ち、正常の値として記憶している過去のデータ中で最も新しい回転角に応じて操舵のアシストを行い、このアシスト量を徐々に低減させてゼロにする(S16)。
第1実施形態では、レゾルバの非地絡の際の最低出力電位Vout Minと、レゾルバの地絡の際の最高電位Vout Maxとの差が所定のマージン以上となるように、レゾルバ出力コイルの直流抵抗分Rdcに対する第3抵抗R3の倍率Kを定める。そして、倍率Kにより定められた第3抵抗R3の値から、最低出力電位と最高電位との差が所定のマージン以上となるように定められる差動増幅器のゲインGainが所定範囲となるように定める。そして、ゲインGainから第1抵抗R1、第2抵抗R2、第4抵抗R4の値を設定する。好適には、R4/R3=R1/R2とすることで、差動増幅器を安定して動作させることができる。先ず、レゾルバ出力コイルの直流抵抗分Rdcに対する第3抵抗R3の倍率Kを、例えば、4倍以下と低く定めることで、地絡によりレゾルバの直流分抵抗Rdcが零になった際に、レゾルバの非地絡時に対して差動増幅器の出力が相対的に大きく変化する。これにより、レゾルバの非地絡の際の最低出力電位Vout Minと、レゾルバの地絡の際の最高電位Vout Maxとの差を所定のマージン以上となるように設定することが可能となる。
即ち、第1実施形態では、第1抵抗R1、第2抵抗R2、第3抵抗R3、第4抵抗R4の値、レゾルバ出力コイルの直流抵抗分Rdcのバラツキにより生じ得るレゾルバの非地絡の際の第1差動増幅器OP1の最低出力電位Vout Minと、レゾルバの地絡の際の第1差動増幅器OP1の最高電位Vout Maxとの差が、CPU62側で誤地絡検出と成らないための所定のマージン(例えば0.11V)以上となるように、第1抵抗R1、第2抵抗R2、第3抵抗R3、第4抵抗R4の値を設定してある。即ち、レゾルバの非地絡の際の最低出力電位Vout Minと、レゾルバの地絡の際の最高電位Vout Maxとの差が、誤地絡検出と成らないための所定のマージン以上あるため、レゾルバの地絡を第1差動増幅器OP1の出力電位Voutに基づき、CPU62側で誤り無く検出することができる。
上述した実施形態では、電気式動力舵取装置のステアリング軸の回転角、トーションバーの捻れ角、モータの回転検出に用いるレゾルバの地絡検出を例に挙げたが、本発明の構成は、種々のレゾルバを用いる回転角検出装置に適用可能である。更に、上述した実施形態では、バッファ64の出力をA/D変換したが、A/D変換する代わりに、コンパレータを用いて閾値との比較で地絡検出を行うことも可能である。
本発明の第1実施形態に係る電気式動力舵取装置の構成を示す構成図である。 図2は図1に示す一点鎖線IIによる楕円内の拡大図である。 図1に示す一点鎖線III による楕円内の拡大図である。 本実施形態の電気式動力舵取装置を制御するECUとレゾルバとの接続構成を示すブロック図である。 図5(A) は第1実施形態の電気式動力舵取装置に用いられるレゾルバの構成を示す説明図で、図5(B) は同レゾルバの回路図である。 図6(A)は直流オフセット電圧印加回路の回路図であり、図6(B)はオフセット電圧生成回路の回路図である。 倍率KとGainとの2変数で、正常時の出力Voutの電圧範囲(下限)と地絡時の出力Voutの電圧範囲(上限)とが所定のマージン(0.11V)を確保できる範囲を示すグラフである。 K=2、Gain=8.1に設定した際における、温度変化に伴う正常時の出力Voutの電圧範囲と地絡時の出力Voutの電圧範囲を示すグラフである。 実施形態においてK=11、Gain=2.7に設定した際における、温度変化に伴う正常時の出力Voutの電圧範囲と地絡時の出力Voutの電圧範囲を示すグラフである。 地絡検出可能な正常時(Rdc≠0)の出力Voutの電圧範囲(上限から下限まで)と地絡時(Rdc=0)の出力Voutの電圧範囲(上限から下限まで)とを示すグラフである。 出力Voutがばらつく原因を示す図表である。 第1実施形態に係る電気式動力舵取装置のECUによる正常時、地絡時の制御を示すフローチャートである。
符号の説明
20 電気式動力舵取装置
21 ステアリングホイール
22 ステアリング軸
23 ピニオン軸
30 トルクセンサ
31 トーションバー
35 第1レゾルバ
37 第2レゾルバ
40 モータ
44 モータレゾルバ
50 ボールねじ機構
60 ECU
64 バッファ
64A 直流オフセット電圧印加回路
OP1 第1差動増幅器
Rdc レゾルバの出力コイルの直流分抵抗

Claims (3)

  1. 回転角を検出する被検出対象に取り付けられたレゾルバと、
    前記レゾルバからの出力に直流オフセット電圧を印加する直流オフセット電圧印加回路と、
    前記直流オフセット電圧印加回路からの出力をA/D変換するA/D変換器と、
    前記レゾルバに励磁電圧を印加すると共に、前記A/D変換器からの出力に基づいて前記レゾルバの回転角を検出する演算器とを備える回転角検出装置において、
    前記直流オフセット電圧印加回路が、差動増幅器と、該差動増幅器の反転入力と基準電位との間に接続された第1抵抗と、該差動増幅器の出力と前記反転入力との間に接続された負帰還用の第2抵抗と、基準電位に接続されたレゾルバと差動増幅器の非反転入力との間に直列に接続された第3抵抗と、オフセット電位と前記非反転入力との間に接続された第4抵抗とからなり、
    前記差動増幅器の出力が、前記第1抵抗、第2抵抗、第3抵抗、第4抵抗の値、前記レゾルバ出力コイルの直流抵抗分のバラツキにより生じ得る前記レゾルバの非地絡の際の最低出力電位と、前記レゾルバの地絡の際の最高電位との差が、前記演算器側での誤地絡検出と成らないための所定のマージン以上となるように、前記第1抵抗、第2抵抗、第3抵抗、第4抵抗の値を設定したことを特徴とする回転角検出装置。
  2. 前記最低出力電位と前記最高電位との差が前記所定のマージン以上となるように、前記レゾルバ出力コイルの直流抵抗分に対する前記第3抵抗の倍率を定め、
    前記倍率により定められた第3抵抗の値から、前記最低出力電位と前記最高電位との差が前記所定のマージン以上となるように定められる前記差動増幅器のゲインが所定範囲となるように、前記第1抵抗、第2抵抗、第4抵抗の値を設定したことを特徴とする請求項1の回転角検出装置。
  3. ステアリング軸に取り付けられたトーションバーと、
    前記トーションバーの捻れに相当する回転角を検出するレゾルバと、
    前記ステアリング軸に連結された操舵機構による操舵をアシストするモータと、
    前記レゾルバからの出力に直流オフセット電圧を印加する直流オフセット電圧印加回路と、前記直流オフセット電圧印加回路からの出力をA/D変換するA/D変換器と、前記レゾルバに励磁電圧を印加すると共に、前記A/D変換器からの出力に基づいて前記レゾルバで検出した前記トーションバーの捻れ角を演算する捻れ角演算手段と、
    演算された捻れ角からアシスト量を決定して前記モータを制御するモータ制御手段とを備える電気式動力舵取装置において、
    前記直流オフセット電圧印加回路が、差動増幅器と、該差動増幅器の反転入力と基準電位との間に接続された第1抵抗と、該差動増幅器の出力と前記反転入力との間に接続された負帰還用の第2抵抗と、基準電位に接続されたレゾルバと差動増幅器の非反転入力との間に直列に接続された第3抵抗と、オフセット電位と前記非反転入力との間に接続された第4抵抗とからなり、
    前記差動増幅器の出力が、前記第1抵抗、第2抵抗、第3抵抗、第4抵抗の値、前記レゾルバ出力コイルの直流抵抗分のバラツキにより生じ得る前記レゾルバの非地絡の際の最低出力電位と、前記レゾルバの地絡の際の最高電位との差が、前記演算器側での誤地絡検出と成らないための所定のマージン以上となるように、前記第1抵抗、第2抵抗、第3抵抗、第4抵抗の値を設定したことを特徴とする電気式動力舵取装置。
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