JP2001165944A - センサの異常検出方法 - Google Patents

センサの異常検出方法

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JP2001165944A
JP2001165944A JP2000173090A JP2000173090A JP2001165944A JP 2001165944 A JP2001165944 A JP 2001165944A JP 2000173090 A JP2000173090 A JP 2000173090A JP 2000173090 A JP2000173090 A JP 2000173090A JP 2001165944 A JP2001165944 A JP 2001165944A
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JP2000173090A
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Hiroto Miura
広土 三浦
Koichi Mizutani
浩市 水谷
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
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  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短絡や断線により所定の抵抗を持って接地し
たり電源に接続したりして、検出信号の信号レベルが高
レベル値と低レベル値との間の中間の値になった場合
も、異常として検出できるようにする。 【解決手段】 磁気センサからスイッチング装置を経て
供給される検出信号SIGDの信号レベルが正常時の高
レベル値EH より高い異常領域1、または低レベル値E
L より低い異常領域2に入った場合(異常A、B)に異
常判定が行われるだけでなく、高レベル値EH と低レベ
ル値EL との間の異常領域3に入る異常C、D、Eなど
についても異常判定が為されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング装置
によって略一定の高レベル値と低レベル値との間で変化
する検出信号を出力するセンサの異常検出方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】(a) 磁性体が設けられた被検出部材に対
して相対移動させられるとともに、ホール効果または磁
気抵抗効果によりその磁性体との距離に対応する磁気信
号を出力する磁気検出素子と、(b) 前記磁気信号の信号
レベルに基づいてON・OFFされることにより、略一
定の高レベル値と低レベル値との間で変化する検出信号
を出力するスイッチング装置と、を有する磁気センサ
が、例えば自動車などのエンジン回転数センサ、車速セ
ンサ、工作機械などに付設されるポテンショメータ、変
位センサなど、種々の産業分野で使用されている。前記
被検出部材は、例えば軸心まわりに回転させられる円板
状のロータや、一直線方向へ往復移動させられる直線移
動体などで、それ等のロータや直線移動体には1または
複数の磁性体が設けられ、検出信号の変化周期や回数な
どに基づいて回転速度や移動速度、或いは回転数や移動
量などを検出できる。
【0003】上記ホール効果は、ある方向に電流を流し
た固体に、これと垂直な方向の磁界を加えると、電流お
よび磁界のそれぞれに対して垂直な方向に電圧が生じる
現象で、磁気抵抗効果は、磁界によって電気抵抗が変化
(増加)する現象であり、何れも磁界の強さ、すなわち
磁性体との距離に対応する磁気信号が得られる。ホール
効果を利用した磁気検出素子はホール素子と呼ばれ、磁
気抵抗効果を利用した磁気検出素子は磁気抵抗素子と呼
ばれるが、回路が異なるだけで素子自体は一般に同じも
のである。
【0004】一方、このような磁気センサの異常、例え
ば前記磁気検出素子に電源電圧を供給する電源線や前記
検出信号を出力する信号線、或いは接地線等の断線や短
絡などの異常を、磁気センサから出力される検出信号に
基づいて検出する方法が、例えば特開平8−12234
5号公報に記載されている。すなわち、前記高レベル値
が電源電圧よりも所定値だけ低い値になるようにすると
ともに、前記低レベル値が接地レベルよりも所定値だけ
高い値になるようにして、短絡や断線により検出信号の
信号レベルが電源電圧或いは接地レベルになった場合
に、正常時の高レベル値および低レベル値との相違によ
り、それ等の短絡や断線による異常を相対移動時である
か否かに拘らず迅速に検出できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の異常検出方法では、短絡や断線によって検出
信号の信号レベルが電源電圧か接地レベルになった場合
には異常として検出できるが、短絡や断線により所定の
抵抗を持って接地したり電源に接続したりして、検出信
号の信号レベルが前記高レベル値と低レベル値との間の
中間の値になった場合には、異常として検出されなかっ
た。
【0006】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、短絡や断線などの異
常により検出信号の信号レベルが高レベル値と低レベル
値との間の中間の値になった場合でも異常として検出で
きるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、第1発明は、スイッチング装置によって略一定の
高レベル値と低レベル値との間で変化する検出信号を出
力するセンサの異常を、その検出信号に基づいて判定す
る異常検出方法であって、(a) 前記検出信号の信号レベ
ルが、前記高レベル値と前記低レベル値との間に設定さ
れた中間領域に入ったか否かを判断する信号レベル判断
工程と、(b) 前記検出信号の信号レベルが前記中間領域
に入った場合に、所定の条件下で異常と判定する異常判
定工程と、を有することを特徴とする。
【0008】第2発明は、(a) 磁性体が設けられた被検
出部材に対して相対移動させられるとともに、ホール効
果または磁気抵抗効果によりその磁性体との距離に対応
する磁気信号を出力する磁気検出素子と、(b) 前記磁気
信号の信号レベルに基づいてON・OFFされることに
より、略一定の高レベル値と低レベル値との間で変化す
る検出信号を出力するスイッチング装置と、を有する磁
気センサの異常を、前記検出信号に基づいて判定する異
常検出方法であって、(c) 前記検出信号の信号レベル
が、前記高レベル値と前記低レベル値との間に設定され
た中間領域に入ったか否かを判断する信号レベル判断工
程と、(d) 前記検出信号の信号レベルが前記中間領域に
入った場合に、所定の条件下で異常と判定する異常判定
工程と、を有することを特徴とする。
【0009】第3発明は、第1発明または第2発明のセ
ンサの異常検出方法において、前記異常判定工程では、
前記検出信号の信号レベルが前記中間領域に予め定めら
れた所定時間継続して入っている場合に異常と判定する
ことを特徴とする。
【0010】第4発明は、第1発明または第2発明のセ
ンサの異常検出方法において、(a)前記信号レベル判断
工程では、予め定められた時間内に前記検出信号の信号
レベルが前記中間領域、前記高レベル値を含んで設定さ
れた第1正常領域、および前記低レベル値を含んで設定
された第2正常領域、にそれぞれ入ったか否かを判断
し、(b) 前記異常判定工程では、前記検出信号の信号レ
ベルが前記第1正常領域および前記第2正常領域の何れ
か一方と前記中間領域とにそれぞれ入ったが、その第1
正常領域および第2正常領域の他方には入らなかった場
合、またはその検出信号の信号レベルがその中間領域の
みに入っている場合に異常と判定することを特徴とす
る。
【0011】
【発明の効果】第1発明、第2発明の異常検出方法によ
れば、短絡や断線により所定の抵抗を持って接地したり
電源に接続したりして、センサから出力される検出信号
の信号レベルが高レベル値と低レベル値との間の中間の
値になった場合でも異常として検出されるようになり、
短絡や断線などの異常の検出精度が向上する。なお、第
2発明は、第1発明が磁気センサに適用された場合の一
実施態様に相当する。
【0012】第3発明では、検出信号の信号レベルが中
間領域に予め定められた所定時間継続して入っている場
合に異常と判定するため、複雑な処理が不要で本発明方
法を実施する装置を簡単且つ安価に構成できる。また、
第2発明の磁気センサのように、被検出部材とセンサと
が相対移動させられる場合、相対移動しているか否かに
拘らず正常時に検出信号の信号レベルが中間領域に所定
時間継続して入っていることはないため、被検出部材と
センサとが相対移動している時だけでなく、相対移動が
停止している時にも短絡や断線などによる異常を良好に
検出できる。
【0013】第4発明では、所定時間内の検出信号の信
号レベルが中間領域のみに入っている場合に異常判定を
行うだけでなく、第1正常領域や第2正常領域へ入った
場合でも、その一方の正常領域および中間領域へ入った
だけで他方の正常領域へ入らなかった場合は異常と判定
するため、例えば第2発明の磁気センサのように被検出
部材とセンサとの相対移動に伴って検出信号の信号レベ
ルが所定の周期で第1正常領域または第2正常領域へ入
った場合でも、短絡や断線などによる異常を高い精度で
検出できる。また、第2発明の磁気センサのように、被
検出部材とセンサとが相対移動させられる場合、被検出
部材とセンサとが相対移動しているか否かに拘らず正常
時に検出信号の信号レベルが中間領域のみに入っている
ことはないため、相対移動しているか否かに拘らず異常
を良好に検出することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、第2発明のように磁気
検出素子およびスイッチング素子を有する磁気センサの
異常検出に好適に適用されるが、光を検出する光電変換
素子や歪を検出する歪ゲージ、圧力を検出する圧電変換
素子、等の種々の検出素子を有するとともにスイッチン
グ装置によって略一定の高レベル値と低レベル値との間
で変化する検出信号を出力する種々のセンサの異常検出
に適用され得る。
【0015】第2発明は、被検出部材が軸心まわりに回
転させられる円板状のロータで、その外周部に設けられ
た1または複数の磁性体を検出することにより、検出信
号の変化周期や回数などから回転速度や回転数を検出す
る磁気センサ(磁気式回転センサ)に好適に適用される
が、例えば被検出部材と磁気センサとが一直線方向へ相
対的に往復移動させられるとともに、その被検出部材に
設けられた1または複数の磁性体を磁気センサによって
検出することにより、検出信号の変化周期や回数などか
ら移動速度や移動量、或いは往復移動周期や往復移動回
数などを検出するものや、被検出部材と磁気センサとの
離間距離が所定値になった時に検出信号の信号レベルが
切り換えられることにより、それ等の接近または離間を
検出するものなど、種々の磁気センサに適用され得る。
【0016】磁気検出素子は、例えばホール効果により
磁界の強さ、すなわち磁性体との距離に応じた磁気信号
を出力するホール素子や、磁気抵抗効果により磁界の強
さ、すなわち磁性体との距離に応じた磁気信号を出力す
る磁気抵抗素子である。また、スイッチング装置として
は、トランジスタや電界効果トランジスタなどが好適に
用いられ、一般に高レベル値は電源電圧で低レベル値は
接地レベル(電圧0)である。
【0017】本発明は、検出信号の信号レベルが高レベ
ル値と低レベル値との間の中間領域に入る場合の異常を
検出するもので、スイッチング装置から出力される検出
信号の高レベル値が電源電圧で低レベル値が接地レベル
であっても良いが、前記特開平8−122345号公報
に記載されているように、高レベル値を電源電圧よりも
所定値だけ低い値にする第1変更手段、および低レベル
値を接地レベルよりも所定値だけ高い値にする第2変更
手段を設け、検出信号の信号レベルがその高レベル値よ
りも高くて電源電圧を含む第1異常領域であるか否か、
或いは低レベル値よりも低くて接地レベルを含む第2異
常領域であるか否か、をそれぞれ判定することにより、
断線や短絡などで検出信号の信号レベルが電源電圧や接
地レベルになった場合も異常として検出できるようにす
ることが望ましい。その場合、第4発明の第1正常領域
は上記第1異常領域と前記中間領域との間に設定され、
第2正常領域は第2異常領域と中間領域との間に設定さ
れる。
【0018】上記第1変更手段および第2変更手段は、
例えばスイッチング装置の正側および負側にそれぞれ設
けられたダイオードなどによって構成されるが、スイッ
チング装置から検出信号を出力する信号線と接地レベル
の接地線との間に配設されて、予め定められた一定の電
流を接地線へ流す共通の定電流源を用いることもできる
など、種々の態様を採用できる。
【0019】スイッチング装置から出力される検出信号
は、高レベル値と低レベル値との間で切り換えられる際
に、短時間ではあるが中間領域の値になるため、第3発
明の異常判定工程で異常と判定する所定時間は、通常の
切換え時間よりも十分に長い時間が設定される。時間の
計測は、例えば水晶発振子などのクロック信号源を用い
てタイマにより行うことができるが、時間に対応するも
のであれば差し支えなく、例えば一定時間毎に加算する
カウンタなどを用いるようにしても良い。
【0020】第3発明では、中間領域に所定時間継続し
て入っているか否かによって異常判定が行われるが、第
1発明、第2発明の実施に際しては、例えば予め定めら
れた一定の時間内に正常時ではあり得ない所定時間以
上、継続か否かに関わらず中間領域に入っている場合に
異常と判定するようにしても良い。
【0021】第4発明の信号レベル判断工程では、検出
信号の信号レベルが第1正常領域、第2正常領域、中間
領域に入ったか否かを検出するものであるが、ノイズな
どで一時的に入った場合を排除するため、例えば所定時
間内に各領域に入った時間をそれぞれ積算したり、各領
域に継続して入った時間を計測したりして、それ等の時
間が所定時間以上か否かにより各領域に入ったか否かを
判断することが望ましい。
【0022】本発明方法は、マイクロコンピュータを含
んで構成される異常検出装置によって好適に実施され、
その異常検出装置は、コンピュータ読み取り可能な記録
媒体に予め記録されたプログラムに従って信号処理が行
われることにより、前記信号レベル判断工程を実行する
信号レベル判断手段、および前記異常判定工程を実行す
る異常判定手段、を含んで構成される。記録媒体は、異
常検出装置に位置固定に配設されたROMなどでも良い
し、異常検出装置の読み取り装置に対して着脱可能なC
D−ROM、フロッピー(登録商標)ディスクなどでも
良い。
【0023】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ
詳細に説明する。図1のECU(電子制御装置)10
は、磁気センサとしての磁気式回転センサ12から出力
される検出信号SIGに基づいて、ロータ14の回転速
度や回転数を演算したり、本発明方法に従って異常検出
を行ったりするもので、異常検出装置としても機能する
ようになっている。ロータ14は被検出部材に相当し、
円板形状を成しているとともに、例えば自動車の各部の
回転部材などに配設されて軸心まわりに回転させられる
ようになっており、その外周部には複数の磁性体(実施
例では永久磁石)16が等角度間隔で一体的に設けられ
ている。
【0024】図2は、上記ECU10および回転センサ
12の回路構成を示す図で、VCCは電源17の電源電
圧であり、例えば5Vが適用される。GNDは接地レベ
ルで、通常は0Vである。また、R1は保護抵抗で、R
2はプルアップ抵抗である。
【0025】図2において、回転センサ12は、(a) 磁
気抵抗効果により磁界の強さ、すなわち磁性体16との
距離、に応じた磁気信号を出力する磁気抵抗素子(MR
E)18、(b) その磁気信号の信号レベルに基づいてO
N・OFFされることにより、略一定の高レベル値EH
および低レベル値EL との間で変化する検出信号SIG
を出力するトランジスタ20を備えて構成されており、
電源線22を介してECU10と共通の電源17から電
源電圧VCCが供給されるとともに、接地線24を介し
てECU10と共通の接地レベルGNDに接地させら
れ、信号線26を介して検出信号SIGをECU10に
供給するようになっている。磁気抵抗素子18は磁気検
出素子に相当し、トランジスタ20はスイッチング装置
に相当する。
【0026】上記トランジスタ20のコレクタに接続さ
れた信号線26と、エミッタに接続された接地線24と
の間には、予め定められた一定の電流を接地線24へ流
す定電流源28が配設されており、これにより図3に示
すように検出信号SIGの高レベル値EH が電源電圧V
CCよりも所定値だけ低い値に変更されるとともに、検
出信号SIGの低レベル値EL が接地レベルGNDより
も所定値だけ高い値に変更される。例えば、定電流源2
8の電流値を0.23mA、電源電圧VCCを5V、保
護抵抗R1の抵抗値を550Ω、プルアップ抵抗R2の
抵抗値を2.2kΩとすると、検出信号SIGの高レベ
ル値EH は、電源電圧VCC=5Vより約0.5V低い
約4.5Vになり、低レベル値EL は、接地レベル=0
Vより約1V高い約1Vになる。定電流源28は、検出
信号SIGの高レベル値EH を電源電圧VCCよりも所
定値だけ低い値にする第1変更手段、および低レベル値
L を接地レベルGNDよりも所定値だけ高い値にする
第2変更手段、の両方の機能を兼ねている。
【0027】前記ECU10は、CPU30および記録
媒体としてのROM32を有するマイクロコンピュータ
を含んで構成されており、図示しないRAMの一時記憶
機能を利用しつつROM32に予め記録されたプログラ
ムに従って信号処理を行うことにより、所定の機能を発
揮するもので、コンパレータ34およびADC(アナロ
グ/デジタル変換器)36を介して前記検出信号SIG
が供給されるようになっている。コンパレータ34は、
図3に示すように所定のヒステリシスを持って検出信号
SIGをHI(ハイ)/LO(ロー)信号に切り換える
もので、検出信号SIGの信号レベルがHI側比較電圧
3 を越えて高くなるとLOからHIへ切り換わり、検
出信号SIGの信号レベルがLO側比較電圧E2 を越え
て低くなるとHIからLOへ切り換わる。HI側比較電
圧E3 は、検出信号SIGの高レベル値EH (例えば
4.5V)よりも所定値だけ低い値で、例えば3.5V
程度の電圧であり、LO側比較電圧E2 は、検出信号S
IGの低レベル値EL (例えば1.0V)よりも所定値
だけ高い値で、例えば2.0V程度の電圧であり、検出
信号SIGが高レベル値EH と低レベル値EL との間で
変化すると、HI/LO信号のHIとLOが確実に切り
換わるようになっている。また、ADC36は、アナロ
グの検出信号SIGをデジタルの検出信号SIGDに変
換するものである。
【0028】そして、CPU30は、上記コンパレータ
34から供給されるHI/LO信号に基づいて、例えば
HIとLOが切り換わる1サイクルの周期TS(図3参
照)からロータ14の回転速度や回転数を算出する。ま
た、ADC36から供給される検出信号SIGDが、図
3に示すように予め設定された異常領域1〜3、および
正常領域1、2の何れに入っているかを判断することに
より、回転センサ12の異常を検出する。回転センサ1
2の異常は、例えば電源線22、接地線24、信号線2
6の断線や、電源線22と信号線26との短絡、信号線
26と接地線24との短絡などである。
【0029】図3の異常領域1〜3は、何れも正常時に
検出信号SIGDが取り得る高レベル値EH の近傍およ
び低レベル値EL の近傍を含まない領域で、異常領域1
は第1異常領域に相当し、検出信号SIGDの高レベル
値EH (例えば4.5V)よりも高くて電源電圧VCC
を含むE4 〜VCC=4.8〜5.0V程度の電圧範囲
が設定される。異常領域2は第2異常領域に相当し、検
出信号SIGDの低レベル値EL (例えば1.0V)よ
りも低くて接地レベルGNDを含むGND〜E 1 =0〜
0.5V程度の電圧範囲が設定される。異常領域3は、
高レベル値EHと低レベル値EL との間の中間領域で、
本実施例では前記コンパレータ34の比較電圧E2 〜E
3 =2.0〜3.5Vの範囲が設定されている。また、
正常領域1は第1正常領域に相当し、正常時に検出信号
SIGDの高レベル値EH が取り得る電圧値(例えば
4.5V程度)を含むように、上記異常領域1と3との
間のE3 〜E4 =3.5〜4.8V程度の電圧範囲が設
定される。正常領域2は第2正常領域に相当し、正常時
に検出信号SIGDの低レベル値EL が取り得る電圧値
(例えば1.0V程度)を含むように、上記異常領域2
と3との間のE1 〜E 2 =0.5〜2.0V程度の電圧
範囲が設定される。これ等の領域は、回路構成やワイヤ
リングハーネスなどによる電圧降下分、グラウンド浮き
分などを考慮して設定される。
【0030】そして、検出信号SIGDの信号レベルが
上記正常領域1、2および異常領域1〜3の何れの領域
に入ったかを判断することにより、例えば図4に示す正
常パターンおよび異常パターンの判定条件に従って、正
常か異常かの判定を行うことができる。図4の「○」
は、その領域に検出信号SIGDが入った場合で、
「×」は、その領域に検出信号SIGDが入らなかった
場合であり、正常パターンA〜Cの何れかであれば正常
と判定でき、異常パターンA〜Hの何れかであれば異常
と判定できる。図5の(a) に示す正常A〜Cは、正常時
のパターンA〜Cの場合の検出信号SIGDの波形の一
例で、正常パターンAおよびBはロータ14の回転が停
止している場合で、正常パターンCはロータ14が回転
している場合である。また、図5の(b) に示す異常A〜
Eは、異常時の代表的なパターンA〜Eの場合の検出信
号SIGDの波形の一例で、異常パターンA〜Cはロー
タ14が回転しているか否かに拘らず発生するもので、
異常パターンD〜Hは通常はロータ14が回転している
場合に生じる。なお、図5(b) における異常A〜Cは、
便宜的に同じ時間帯に示しただけで、同時に発生するわ
けではない。
【0031】ここで、このような異常判定においては、
常時正常領域1または2に入っているような異常は検出
できないが、正常領域1、2をできるだけ小さくするこ
とにより、異常の検出不可領域を小さくして、殆ど総て
の異常を検出できるようにすることができる。
【0032】次に、CPU30の信号処理により、検出
信号SIGDに基づいて回転センサ12の異常を判定す
る際の作動の一例を、図6のフローチャートを参照して
説明する。本実施例では、図6のフローチャートを所定
のサイクルタイムで繰り返し実行して回転センサ12の
異常を常時監視しているが、予め定められた一定の判定
実施時間にだけ実行して異常の有無を判定するようにし
ても良い。
【0033】図6のステップSA1では、検出信号SI
GDを読み込み、ステップSA2で、その信号レベルが
前記異常領域1か否かを判断し、異常領域1の場合は直
ちにステップSA5を実行する。異常領域1でない場合
は、ステップSA3で異常領域2か否かを判断し、異常
領域2の場合は直ちにステップSA5を実行する。異常
領域2でない場合は、ステップSA4で異常領域3か否
かを判断し、異常領域3の場合はステップSA5を実行
するが、異常領域3でない場合すなわち異常領域1〜3
の何れの領域にも入っていない場合は、前記正常パター
ンAまたはBであるため、そのまま終了してステップS
A1以下の実行を繰り返す。検出信号SIGDの信号レ
ベルが異常領域3すなわち中間領域に入っているか否か
を判断する上記ステップSA4は信号レベル判断工程
で、CPU30による一連の信号処理のうちステップS
A4を実行する部分は、信号レベル判断手段として機能
している。
【0034】ステップSA5では、上記異常領域1、
2、または3に検出信号SIGDが予め定められた所定
時間継続して入っているか否かを判断し、所定時間継続
しない場合はステップSA1以下を繰り返すが、所定時
間継続して入っていた場合はステップSA6で異常判定
を行い、必要に応じて他の手段で回転速度や回転数を検
出するようにしたり、ダイアグノーシスに記録したり、
異常表示を行ったりするなどの異常処理を実行する。検
出信号SIGDは、高レベル値EH と低レベル値EL
の間で切り換えられる際に、短時間ではあるが異常領域
3の値になるため、正常パターンCを異常と判定するこ
とがないように、異常領域3に入った場合に異常と判定
する継続時間は、トランジスタ20による通常の切換え
時間よりも十分に長い時間、例えば数秒〜数十秒程度の
時間が設定される。異常領域1、2に入った場合も、異
常領域3の場合と同じ継続時間で異常判定を行うように
なっていても良いが、正常時に検出信号SIGDが異常
領域1、2に入ることはないため、ワイヤハーネス等に
よるノイズで異常領域1または2に入った場合に誤判定
することを回避できる範囲で、異常領域3の場合よりも
短い継続時間を設定しても良い。時間の計測は、例えば
水晶発振子などのクロック信号源を用いてタイマにより
行うことができる。検出信号SIGDの信号レベルが異
常領域3すなわち中間領域に所定時間継続して入ってい
る場合に異常と判定する上記ステップSA5およびSA
6は、第3発明の異常判定工程で、CPU30による一
連の信号処理のうちステップSA5およびSA6を実行
する部分は、異常判定手段として機能している。
【0035】このように各継続時間を適当に設定するこ
とにより、異常領域1に入った場合は、前記異常パター
ンA〜Hのうち異常領域1を含む異常パターンA、F、
Gの異常を検出することができ、異常領域2に入った場
合は、異常領域2を含む異常パターンB、F、Hの異常
を検出することができる。また、異常領域3に入った場
合は、異常領域3を含む異常パターンC〜Hのうち異常
領域3のみの異常パターンC、および異常領域3と正常
領域1または2とから成る異常パターンD、Eを検出す
ることができる。正常パターンCおよび異常パターンF
〜Hも異常領域3を含んでいるが、その継続時間はトラ
ンジスタ20の切換え時間程度で短いため、その時の異
常領域3に基づいて異常判定が行われることはなく、異
常パターンF〜Hについては異常領域1または2に基づ
いて異常判定が為される。
【0036】ここで、本実施例では、検出信号SIGD
の信号レベルが高レベル値EH より高い異常領域1、ま
たは低レベル値EL より低い異常領域2に所定時間継続
して入った場合に異常の判定が為されるだけでなく、高
レベル値EH と低レベル値E L との間の中間の異常領域
3に所定時間継続して入った場合も異常と判定されるた
め、例えば短絡や断線により所定の抵抗を持って接地レ
ベルGNDに接地したり電源17に接続したりして検出
信号SIGDの信号レベルが高レベル値EH と低レベル
値EL との間の中間の値になる異常パターンC、D、E
の場合も異常として検出されるようになり、短絡や断線
などの異常の検出精度が向上する。
【0037】また、検出信号SIGDが異常領域1〜3
の何れかに所定時間継続して入ったか否かを判断するだ
けで良いため、複雑な信号処理が不要でプログラムなど
を含む装置(ECU10)が簡単且つ安価に構成される
とともに、ロータ14が回転しているか否かに拘らず、
正常時に検出信号SIGDの信号レベルが異常領域1〜
3の何れかに所定時間継続して入ることはないため、ロ
ータ14の回転時だけでなく、ロータ14が停止してい
る場合でも、検出信号SIGDが異常領域1〜3の何れ
かに継続して保持される異常パターンA〜Cの異常を検
出信号SIGDのみに基づいて良好に検出できる。
【0038】図7は、前記CPU30の信号処理によ
り、検出信号SIGDに基づいて回転センサ12の異常
を判定する際の作動の別の例を説明するフローチャート
である。図7のステップSB1およびSB2は、予め定
められた一定の判定時間が経過してステップSB3の判
断がYES(肯定)になるまで繰り返し実行され、ステ
ップSB1で検出信号SIGDを読み込み、ステップS
B2では、その時の検出信号SIGDの信号レベルが異
常領域1〜3、および正常領域1、2の何れに入ってい
るか判断するとともに、その領域に入っている時間をカ
ウンタやタイマを利用して逐次積算する。そして、その
判定時間内に検出信号SIGDが何れの領域に入ったか
に基づいて、以下のステップSB4〜SB6で異常判定
を行うが、積算時間が極めて短い領域はノイズなどに起
因するものとして除去する。また、上記判定時間は、異
常領域3を通過するだけの正常パターンCを異常と判定
することがないように、トランジスタ20による通常の
切換え時間よりも十分に長い時間、例えば数秒〜数十秒
程度以上の時間が設定される。この実施例では、前記ス
テップSA5の継続時間よりも長い時間を設定すること
が望ましい。検出信号SIGDの信号レベルが所定の判
定時間内に何れの領域に入ったかを判断する上記ステッ
プSB1、SB2、SB3は第4発明の信号レベル判断
工程で、CPU30による一連の信号処理のうちステッ
プSB1、SB2、SB3を実行する部分は、信号レベ
ル判断手段として機能している。
【0039】ステップSB4では、検出信号SIGDが
入った領域に異常領域1または2が含まれているか否か
を判断し、異常領域1または2が含まれている場合は、
直ちにステップSB7で異常判定を行う。これにより、
異常領域1または2を含む異常パターンA、B、F〜H
の異常が検出される。
【0040】異常領域1、2を共に含まない場合は、ス
テップSB5で異常領域3を含むか否かを判断し、異常
領域3を含まない場合、すなわち異常領域1〜3を何れ
も含まない場合は、正常パターンAまたはBであるた
め、そのまま終了してステップSB1以下を繰り返す。
また、異常領域3を含む場合は、ステップSB6で正常
領域1および2を共に含むか否かを判断し、正常領域1
および2を共に含む場合は前記正常パターンCであるた
め、そのまま終了してステップSB1以下を繰り返す
が、そうでない場合、すなわち正常領域1および2を何
れも含まない異常領域3のみの場合、或いは正常領域1
および2の何れか一方と異常領域3とを含む場合は、何
れもステップSB7で異常判定を行う。正常領域1およ
び2を何れも含まない異常領域3のみの場合は前記異常
パターンCで、正常領域1および異常領域3を含むが正
常領域2を含まない場合は前記異常パターンDで、正常
領域2および異常領域3を含むが正常領域1を含まない
場合は前記異常パターンEである。上記ステップSB
5、SB6、SB7は第4発明の異常判定工程で、CP
U30による一連の信号処理のうちステップSB5、S
B6、およびSB7を実行する部分は、異常判定手段と
して機能している。
【0041】本実施例においても、検出信号SIGDの
信号レベルが高レベル値EH より高い異常領域1、また
は低レベル値EL より低い異常領域2に入った場合に異
常の判定が為されるだけでなく、高レベル値EH と低レ
ベル値EL との間の異常領域3に入った場合も所定の条
件下、すなわち正常領域1および2を共に含む場合を除
いて、異常と判定されるため、例えば短絡や断線により
所定の抵抗を持って接地レベルGNDに接地したり電源
17に接続したりして検出信号SIGDの信号レベルが
高レベル値EH と低レベル値EL との間の中間の値にな
る異常パターンC、D、Eの場合も異常として検出され
るようになり、短絡や断線などの異常の検出精度が向上
する。
【0042】また、所定の判定時間内の検出信号SIG
Dの信号レベルが異常領域3のみに入っている場合に異
常判定を行うだけでなく、正常領域1または2へ入った
場合でも、その一方の正常領域1または2および異常領
域3へ入っただけで他方の正常領域2または1へ入らな
かった場合は異常と判定するため、ロータ14の回転に
伴って検出信号SIGDの信号レベルが所定の周期で正
常領域1または2に入る異常パターンD、Eの異常につ
いても高い精度で検出できる。
【0043】また、ロータ14が回転しているか否かに
拘らず、正常時に検出信号SIGDの信号レベルが異常
領域1〜3の何れか一つの領域のみに保持されることは
ないため、ロータ14の回転時だけでなく、ロータ14
が停止している場合でも、検出信号SIGDが異常領域
1〜3の何れか一つの領域のみに保持される異常パター
ンA〜Cの異常を検出信号SIGDのみに基づいて良好
に検出できる。
【0044】なお、上記実施例では回転センサ12から
出力される検出信号SIGをデジタル変換した検出信号
SIGDのみに基づいて異常検出するようになっている
が、異常領域3がコンパレータ34の比較電圧E2 〜E
3 の電圧範囲に設定されているため、例えば前記異常パ
ターンD、Eの場合、検出信号SIGDはロータ14の
回転に伴って正常領域1または2と異常領域3との間を
周期的に変化するのに対し、コンパレータ34から供給
されるHI/LO信号は変化しないため、それ等の信号
SIGDおよびHI/LO信号の相違に基づいて異常判
定を行うこともできる。この場合も、回転センサ12か
ら出力される検出信号SIGに基づいて異常判定を行う
一形態である。
【0045】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、これ等はあくまでも一実施形態であ
り、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良
を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法に従って磁気式回転センサの異常を
検出する装置の一例を示す概略構成図である。
【図2】図1の磁気式回転センサおよびECUの電気回
路の要部を示す回路図である。
【図3】正常時に磁気センサから出力される検出信号S
IGおよびコンパレータから出力されるHI/LO信号
の一例を示す図である。
【図4】検出信号SIGDが図3に示す各領域の何れに
入ったかにより、正常か異常かを判定する際の判定条件
(パターン)を説明する図である。
【図5】正常時および異常時における検出信号SIGD
の波形の一例を示す図で、正常A〜C、異常A〜Eは図
4のパターンに対応する。
【図6】図1のCPUによって行われる異常判定の信号
処理の一例を説明するフローチャートである。
【図7】異常判定の別の信号処理を説明するフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10:ECU 12:回転センサ(磁気センサ、セン
サ) 14:ロータ(被検出部材) 16:磁性体
18:磁気抵抗素子(磁気検出素子) 20:トランジスタ(スイッチング装置) SIG、
SIGD:検出信号 異常領域3:中間領域 正常領域1:第1正常領域
正常領域2:第2正常領域 ステップSA4:信号レベル判断工程 ステップSA5、SA6:異常判定工程 ステップSB1〜SB3:信号レベル判断工程 ステップSB5〜SB7:異常判定工程
フロントページの続き Fターム(参考) 2F077 AA02 AA10 CC02 NN02 NN04 NN17 PP12 PP14 TT35 TT58 2G014 AA02 AA03 AB25 AC18 2G017 AA02 AD53 AD55 AD61 BA05 2G032 AA03 AA10 AB00 AB20 AC03 AD08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング装置によって略一定の高レ
    ベル値と低レベル値との間で変化する検出信号を出力す
    るセンサの異常を、該検出信号に基づいて判定する異常
    検出方法であって、 前記検出信号の信号レベルが、前記高レベル値と前記低
    レベル値との間に設定された中間領域に入ったか否かを
    判断する信号レベル判断工程と、 前記検出信号の信号レベルが前記中間領域に入った場合
    に、所定の条件下で異常と判定する異常判定工程と、 を有することを特徴とするセンサの異常検出方法。
  2. 【請求項2】 磁性体が設けられた被検出部材に対して
    相対移動させられるとともに、ホール効果または磁気抵
    抗効果により該磁性体との距離に対応する磁気信号を出
    力する磁気検出素子と、 前記磁気信号の信号レベルに基づいてON・OFFされ
    ることにより、略一定の高レベル値と低レベル値との間
    で変化する検出信号を出力するスイッチング装置と、 を有する磁気センサの異常を、前記検出信号に基づいて
    判定する異常検出方法であって、 前記検出信号の信号レベルが、前記高レベル値と前記低
    レベル値との間に設定された中間領域に入ったか否かを
    判断する信号レベル判断工程と、 前記検出信号の信号レベルが前記中間領域に入った場合
    に、所定の条件下で異常と判定する異常判定工程と、 を有することを特徴とするセンサの異常検出方法。
  3. 【請求項3】 前記異常判定工程では、前記検出信号の
    信号レベルが前記中間領域に予め定められた所定時間継
    続して入っている場合に異常と判定することを特徴とす
    る請求項1または2に記載のセンサの異常検出方法。
  4. 【請求項4】 前記信号レベル判断工程では、予め定め
    られた時間内に前記検出信号の信号レベルが前記中間領
    域、前記高レベル値を含んで設定された第1正常領域、
    および前記低レベル値を含んで設定された第2正常領
    域、にそれぞれ入ったか否かを判断し、 前記異常判定工程では、前記検出信号の信号レベルが前
    記第1正常領域および前記第2正常領域の何れか一方と
    前記中間領域とにそれぞれ入ったが、該第1正常領域お
    よび該第2正常領域の他方には入らなかった場合、また
    は該検出信号の信号レベルが該中間領域のみに入ってい
    る場合に異常と判定することを特徴とする請求項1また
    は2に記載のセンサの異常検出方法。
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