JP2005147791A - 物理量検出装置およびトルク検出装置 - Google Patents

物理量検出装置およびトルク検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、物理量検出装置およびトルク検出装置に関し、2つのレゾルバセンサの同相同士の短絡による異常を容易に検出することを目的とする。
【解決手段】 車両のステアリングシャフト12に作用する車両運転者による操舵トルクを検出すべく、そのステアリングシャフト12に一対のレゾルバセンサ30,32を配設する。この際、これら一対のレゾルバセンサ30,32を互いに180°の電気角位相差を有するように配置する。また、ECU50に、レゾルバセンサ30,32ごとにsin相信号の振幅sinωtとcos相信号の振幅cosωtとが(sinωt)2+(cosωt)2=1の関係を満たすか否かを判別させ、その判別結果に基づいて両レゾルバセンサ30,32の同相同士の短絡異常を検出させる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、物理量検出装置およびトルク検出装置に係り、特に、同一対象に配設された2つのレゾルバセンサを備え、それら2つのレゾルバセンサの出力に基づいて対象の物理量又はトルクを検出する物理量検出装置およびトルク検出装置に関する。
従来より、ステアリングシャフトの操作側および車輪側に配設された一対のレゾルバセンサを備える装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。各レゾルバセンサは、位相が90°異なるsin相信号及びcos相信号を出力する。ステアリング操舵が行われると、ステアリングシャフトの操作側と車輪側とにねじれが生じ、両レゾルバセンサの配設部位の回転角が互いに異なるものとなる。上記した装置においては、両レゾルバセンサそれぞれの出力の増減傾向及び大小に基づいてステアリング操舵時における操舵方向及び操舵トルクが検出される。
特開平11−321689号公報
しかしながら、上記従来の装置において、一対のレゾルバセンサは、ステアリングシャフトにねじれが生じていない場合に出力信号の位相同士が等しくなるように配置され組み付けされている。この場合、一対のレゾルバセンサの同相端子或いは同相信号線同士が短絡(ショート)すると、それらの出力が互いに同一レベルとなって大きく変動することとなる。従って、上記従来の装置では、特にステアリングシャフトにトルクが加わっていない場合に、一対のレゾルバセンサの同相同士の短絡が生じても、それらの出力が正常時とほとんど区別のつかない値を示すこととなり、このため、それらの出力から短絡による異常を検出することは極めて困難である。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、2つのレゾルバセンサの同相同士の短絡による異常を容易に検出することが可能な物理量検出装置およびトルク検出装置を提供することを目的とする。
上記の目的は、請求項1に記載する如く、同一対象に配設された第1及び第2のレゾルバセンサを備え、前記第1のレゾルバセンサの出力及び前記第2のレゾルバセンサの出力に基づいて前記対象の物理量を検出する物理量検出装置であって、
前記第1のレゾルバセンサと前記第2のレゾルバセンサとが互いに180°の電気角位相差を有するように配置されると共に、
前記第1のレゾルバセンサの出力及び前記第2のレゾルバセンサの出力に基づいて両レゾルバセンサの短絡異常を検出する異常検出手段を備える物理量検出装置により達成される。
請求項1記載の発明において、第1のレゾルバセンサと第2のレゾルバセンサとは、互いに180°の電気角位相差を有するように配置されている。かかる構成においては、2つのレゾルバセンサの同相の位相は通常時に互いに180°異なるものとなるため、それらの同相同士が短絡した場合における両出力の振幅は共にほぼゼロとなる。従って、本発明によれば、第1のレゾルバセンサと第2のレゾルバセンサとの同相同士の短絡が生じた際に、両レゾルバセンサの出力が特定の電気角以外において共に正常時にほとんど現れない値(振幅ゼロ)を示すこととなるため、両レゾルバセンサの出力に基づいてその短絡異常を容易に検出することが可能となる。
この場合、各レゾルバセンサのsin相信号の振幅とcos相信号の振幅との二乗和は常に“1”であることが正常であるため、請求項2に記載する如く、請求項1記載の物理量検出装置において、前記異常検出手段は、両レゾルバセンサそれぞれについてsin相信号の振幅sinωtとcos相信号の振幅cosωtとが(sinωt)2+(cosωt)2=1の関係を満たさない場合に、両レゾルバセンサの信号線同士が短絡したと判定することとすればよい。
また、上記の目的は、請求項3に記載する如く、対象の相対回転可能な部位に配設された一対のレゾルバセンサを備え、前記一対のレゾルバセンサの出力差に基づいて前記対象に作用するトルクを検出するトルク検出装置であって、
前記一対のレゾルバセンサが互いに180°の電気角位相差を有するように配置されると共に、
前記一対のレゾルバセンサの出力に基づいて両レゾルバセンサの短絡異常を検出する異常検出手段を備えるトルク検出装置により達成される。
請求項3記載の発明において、一対のレゾルバセンサは、互いに180°の電気角位相差を有するように配置されている。かかる構成においては、2つのレゾルバセンサの同相の位相は通常時に互いに180°異なるものとなるため、それらの同相同士が短絡した場合における両出力の振幅はトルクが加わっていない場合は電気角によらず共にほぼゼロとなる。従って、本発明によれば、一対のレゾルバセンサの同相同士の短絡が生じた際に、両レゾルバセンサの出力が共に正常時にほとんど現れない値を示すこととなるため、両レゾルバセンサの出力信号に基づいてその短絡異常を容易に検出することが可能となる。
この場合、各レゾルバセンサのsin相信号の振幅とcos相信号の振幅との二乗和は常に“1”であることが正常であるため、請求項4に記載する如く、請求項3記載のトルク検出装置において、前記異常検出手段は、両レゾルバセンサそれぞれについてsin相信号の振幅sinωtとcos相信号の振幅cosωtとが(sinωt)2+(cosωt)2=1の関係を満たさない場合に、両レゾルバセンサの信号線同士が短絡したと判定することとすればよい。
請求項1及び2記載の発明によれば、同一対象の物理量を検出するために設けられた第1のレゾルバセンサと第2のレゾルバセンサとを電気角位相差が180°となるように配置したため、両レゾルバセンサの同相同士の短絡による異常を容易に検出することができる。このため、本発明によれば、対象の物理量検出を精度よく行うことができる。
また、請求項3及び4記載の発明によれば、対象に作用するトルクを検出するために設けられた一対のレゾルバセンサを電気角位相差が180°となるように配置したため、両レゾルバセンサの同相同士の短絡による異常を容易に検出することができる。このため、本発明によれば、対象に作用するトルクの検出を精度よく行うことができる。
図1は、本発明の一実施例である対象の物理量を検出するシステムの構成図を示す。本実施例のシステムは、車両に搭載されるトルク検出装置10に係るシステムである。トルク検出装置10は、車両の有するステアリングシャフト12に作用する車両運転者による操舵トルクを検出する装置である。
図1に示す如く、ステアリングシャフト12の一端には、車両運転者が操作可能なステアリングホイール14が接続されている。ステアリングシャフト12は、ステアリングホイール14の回転に伴って回転する。また、ステアリングシャフト12の他端には、ステアリングギヤボックス16を介してタイロッド18が連結されている。ステアリングギヤボックス16は、ステアリングシャフト12の回転運動をタイロッド18の車幅方向への直進運動に変換する機能を有している。タイロッド18の両端には、ナックルアーム(図示せず)を介して車輪FL,FRが連結されている。従って、車輪FL,FRは、ステアリングシャフト12の回転に伴ってタイロッド18が車幅方向へ変位することにより転舵される。
上記したステアリングシャフト12は、ステアリングホイール14が固定される入力シャフト20と、ステアリングギヤボックス16を介してタイロッド18に連結する出力シャフト22と、を備えている。入力シャフト20には上部軸24が、出力シャフト22には下部軸26が、それぞれ連結されていると共に、上部軸24と下部軸26との間には、軸回り方向へのねじれが許容されるトーションバー28が介在されている。トーションバー28の一端は上部軸24に固定され、他端は下部軸26に固定されている。
上部軸24及び下部軸26は共に、軸方向の互いに対向する側の端部24a,26a同士が軸方向においてラップするように配設されている。上部軸24と下部軸26とは、軸回りの相対的な回転を、機械的なストッパ(図示せず)により所定のねじれ角の範囲内に規制されている。すなわち、トーションバー28は、機械的なストッパによりねじれ角を所定の範囲内に制限されている。
図2は、本実施例のステアリングシャフト12の断面図を示す。本実施例において、ステアリングシャフト12には、第1レゾルバセンサ30及び第2レゾルバセンサ32が配設されている。第1レゾルバセンサ30は、下部軸26の回転角度θ1に応じた信号を出力するセンサであり、第2レゾルバセンサ32は、上部軸24の回転角度θ2に応じた信号を出力するセンサである。第1及び第2レゾルバセンサ30,32はそれぞれ、下部軸26又は上部軸24が車体側に対して機械的に一回転する過程においてN周期(例えば、8周期)の正弦波状の波形信号を、すなわち、下部軸26又は上部軸24が360°/N回転するごとに同一振幅レベルの信号を出力するように構成されている。
図2に示す如く、第1レゾルバセンサ30は、第1レゾルバロータ34と第1レゾルバステータ36とにより構成されている。第1レゾルバロータ34と第1レゾルバステータ36とは、下部軸26が回転することにより相対的に回転可能となるように構成されている。すなわち、第1レゾルバロータ34は、下部軸26の外周に一体に設けられた円環状の第1支持体38に固定して配設されている。第1レゾルバロータ34は、環状に形成されており、唯一のコイルを有している。また、ステアリングシャフト12の上部軸24及び下部軸26の外周側には、その上部軸24及び下部軸26を取り囲むように円筒状のケース40が車体側に固定されて配設されている。上記した第1レゾルバステータ36は、ケース40の内周に、第1レゾルバスロータ34に対して径方向に対向するように固定して配設されている。第1レゾルバステータ36は、環状に形成されており、互いに直交する電気的に90°位相のずれた一対のコイルを有している。
第2レゾルバセンサ32は、第2レゾルバロータ42と第2レゾルバステータ44とにより構成されている。第2レゾルバロータ42と第2レゾルバステータ44とは、上部軸24が回転することにより相対的に回転可能となるように構成されている。すなわち、第2レゾルバロータ42は、上部軸24の外周に一体に設けられた円環状の第2支持体46に固定して配設されている。第2レゾルバロータ42は、環状に形成されており、唯一のコイルを有している。また、第2レゾルバステータ44は、ケース40の内周に、第1レゾルバステータ36に軸方向で隣接しかつ第2レゾルバロータ42に対して径方向に対向するように固定して配設されている。第2レゾルバステータ44は、環状に形成されており、互いに直交する電気的に90°位相のずれた一対のコイルを有している。
図1に示す如く、第1及び第2レゾルバセンサ30,32は、電子制御ユニット(以下、ECUと称す)50に接続されている。具体的には、第1レゾルバロータ34及び第1レゾルバステータ36の有するコイル並びに第2レゾルバロータ及び第2レゾルバステータ42,44の有するコイルはそれぞれ、ECU50に接続されている。ECU50は、第1及び第2レゾルバロータ34,42の有するコイルにそれぞれ、正弦波状の交流電圧E・sinωt(但し、Eは最大入力電圧であり、ωは励磁周波数であり、tは時間である)を印加する。
上記の構成において、上部軸24が回転すると、それに伴って、上部軸24に固定される第2レゾルバロータ42と、車体側に固定される第2レゾルバステータ44との位置関係が変化する。また、下部軸26が回転すると、それに伴って、下部軸26に固定される第1レゾルバロータ34と、車体側に固定される第1レゾルバステータ36との位置関係が変化する。ロータとステータとの位置関係が変化すると、両者間の磁気抵抗の変化に起因してステータ側の各コイルを通過する磁束が変化し、それらのコイルに次式(1)及び(2)に示す如き回転角(電気角)に応じた位相差を有する電圧Ecos,Esinが誘起される。
cos=K・E・sin(ωt+α)・cos(N・θ) ・・・(1)
sin=K・E・sin(ωt+α)・sin(N・θ) ・・・(2)
但し、Kは最大出力電圧と入力電圧との比(変圧比)であり、αは励磁周波数と出力周波数との位相の差(位相ずれ)であり、Nはステアリングシャフト12の上部軸24又は下部軸26の機械的な一回転当たりの電気回転角の振動数(軸倍角)である。
第1レゾルバステータ36の各コイルに誘起される誘起電圧Ecos,Esin、及び、第2レゾルバステータ44の各コイルに誘起される誘起電圧Ecos,Esinはそれぞれ、各レゾルバセンサ30,32のcos相信号及びsin相信号としてECU50に供給される。ECU50は、第1レゾルバロータ34に正弦波状の交流電圧を印加する状況下、第1レゾルバセンサ30の出力するcos相信号及びsin相信号具体的には第1レゾルバステータ36の各コイルから供給される電圧Ecos,Esinに基づいて、両電圧Ecos,Esinの位相差を比較することにより、第1レゾルバロータ34と第1レゾルバステータ36との相対的な角度位置を検出し、下部軸26の回転角度θ1を検出する。また、ECU50は、第2レゾルバロータ42に正弦波状の交流電圧を印加する状況下、第2レゾルバセンサ32のcos相信号及びsin相信号具体的には第2レゾルバステータ44の各コイルから供給される電圧Ecos,Esinに基づいて、両電圧Ecos,Esinの位相差を比較することにより、第2レゾルバロータ36と第2レゾルバステータ44との相対的な角度位置を検出し、上部軸24の回転角度θ2を検出する。
そして、ECU50は、検出した下部軸26の回転角度θ1と上部軸24の回転角度θ2との角度差(すなわち、トーションバー28のねじれ角)を算出し、ステアリングホイール14を通じてステアリングシャフト12に作用する車両運転者による操舵トルク(=(ねじれ角)×(ねじりバネ定数))を検出する。
ECU50には、ステアリングギヤボックス26に接続するモータ52が接続されている。モータ52は、ECU50からの指令に従って、ステアリングシャフト12の回転によるタイロッド18の車幅方向への変位を補うアシストトルクをステアリングギヤボックス26に付与する。すなわち、車輪FL,FRが車両運転者のステアリング操作により転舵される際にステアリングシャフト12の操舵トルクを補うトルクを発生する。ECU50は、トーションバー28のねじれ角すなわち車両運転者による操舵トルクに応じたアシストトルクが発生するようにモータ52を駆動する。従って、本実施例によれば、車両運転者による操舵トルクに応じたアシストトルクが発生するので、車両運転者の操舵操作の負担を軽減することが可能となっている。
図3は、第1レゾルバセンサ30と第2レゾルバセンサ32とが常態で同相出力信号位相が等しくなるように配置・組み付けされている構成において両レゾルバセンサ30,32の同相同士が短絡した場合における出力を表した図を示す。尚、図3(A)には第1レゾルバセンサ30のsin相信号と第2レゾルバセンサ32のsin相信号とが短絡した場合を、また、図3(B)には第1レゾルバセンサ30のcos相信号と第2レゾルバセンサ32のcos相信号とが短絡した場合を、それぞれ示している。
ところで、第1レゾルバセンサ30と第2レゾルバセンサ32との同相同士が短絡した場合には、両出力信号の振幅は共に、それらの第1レゾルバセンサ30側に現れるべき信号と第2レゾルバセンサ32側に現れるべき信号との平均値となる。第1レゾルバセンサ30と第2レゾルバセンサ32とが常態で同相出力信号位相が等しくなるように配置・組み付けされている構成では、同相の出力信号間に電気角位相差はほとんど生じない。このため、かかる構成においてトーションバー28が捩れていない状態でsin相間或いはcos相間の同相同士が短絡すると、図3(A)及び(B)に示す如く、それらの出力は互いに同一レベルとなって、かつ、その振幅は短絡の生じていない場合と同様に電気角変化に対してある程度大きく変動することとなる。
従って、常態で同相出力信号位相が等しくなるような一対のレゾルバセンサ30,32では、同相同士の短絡が生じても、それらの出力が正常時とほとんど区別のつかない値を示すこととなる。このため、上記の短絡が発生すると、トルクが加わっていない状態では検出トルクはほぼゼロである正常値を示すこととなる一方、トルクが加わっている状態では検出トルクはほぼゼロである異常値を示すこととなって、その短絡に起因して下部軸26の回転角度θ1又は上部軸24の回転角度θ2の演算すなわちトーションバー28のねじれ角の算出が誤って行われる事態が生じ、車両運転者による操舵トルクが誤検出され、モータ52によってステアリングシャフト12の操舵トルクを補うアシストトルクが適切に付与されない不都合が生ずると共に、トルクが加わっていない状態では一対のレゾルバセンサ30,32の出力から短絡による異常を検出することが極めて困難となる。
図4は、第1レゾルバセンサ30と第2レゾルバセンサ32とが常態で同相出力信号位相が180°異なるように配置・組み付けされている構成において両レゾルバセンサ30,32の同相同士が短絡した場合における出力を表した図を示す。尚、図4(A)には第1レゾルバセンサ30のsin相信号と第2レゾルバセンサ32のsin相信号とが短絡した場合を、また、図4(B)には第1レゾルバセンサ30のcos相信号と第2レゾルバセンサ32のcos相信号とが短絡した場合を、それぞれ示している。
一方、第1レゾルバセンサ30と第2レゾルバセンサ32とが常態で同相出力信号位相が180°異なるように配置・組み付けされている構成では、同相の出力信号間に180°の電気角位相差が生ずる。従って、例えばsin相同士が短絡すると、両出力信号の振幅は共に、以下の式に示す如く、それらの第1レゾルバセンサ30側に現れるべき信号sinθaと第2レゾルバセンサ32側に現れるべき信号sinθbとの平均値を示すこととなる。
(sinθa+sinθb)/2=2・sin((θa+θb)/2)・cos((θa-θb)/2)/2 ・・・(1)
ここで、上記の構成ではθb=θa+180°+α(但し、αはトーションバーねじれによる相対電気角)が成立するので、上記(1)式は次式(2)のように変形できる。
(sinθa+sin(θa+180+α))/2=sin((θa+(θa+180+α))/2)・cos((θa-(θa+180+α))/2)
=sin(θa+90+α/2)・cos(-90-α/2)
=sin(θa+90+α/2)・(-sin(α/2)) ・・・(2)
また、sin(θa+90+α/2)は次式(3)の如く変形できる。
sin(θa+90+α/2)=sinθa・cos(90+α/2)+cosθa・sin(90+α/2)
=sinθa・(-sin(α/2))+cosθa・cos(α/2)
=cosθa・cos(α/2)-sinθa・sin(α/2)
=cos(θa+α/2) ・・・(3)
この(3)式を用いて、上記(2)式は次式(4)のように変形できる。
(sinθa+sin(θa+180+α))/2=cos(θa+α/2)・(-sin(α/2)) ・・・(4)
従って、第1レゾルバセンサ30と第2レゾルバセンサ32とが常態で同相出力信号位相が180°異なるように配置・組み付けされている構成において、sin相同士が短絡した場合におけるその出力信号の振幅は、トーションバーねじれによる相対電気角αがゼロである非操舵時においては、sin(α/2)=0が成立するので、図4(A)に示す如く必ず“0”になる。また、その相対電気角αがゼロでない場合においては、α/2が極めて小さい値となるので、上記(4)式におけるsin(α/2)の項により、短絡が生じていない正常時と比較して極めて小さな値になる。同様に、cos相同士が短絡した場合においても、その出力信号の振幅は、上記した相対電気角αがゼロである非操舵時においては図4(B)に示す如く常に“0”になり、また、相対電気角αがゼロでない場合においては短絡が生じていない正常時と比較して極めて小さな値になる。
このため、常態で同相出力信号位相が180°異なるような一対のレゾルバセンサ30,32においては、sin相間或いはcos相間の同相同士が短絡すると、第1レゾルバセンサ30側の出力及び第2レゾルバセンサ32側の出力が共に正常時にほとんど現れない値(振幅ゼロ)を示すこととなるため、それらのレゾルバセンサ30,32の出力信号に基づいて同相信号線同士の短絡異常を容易に検出することが可能となる。
そこで、本実施例のシステムにおいて、第1レゾルバセンサ30と第2レゾルバセンサ32とは、常態でsin相信号の位相が互いに電気角180°異なり(すなわち信号レベルが互いに反転し)かつcos相信号の位相が互いに電気角180°異なる(すなわち信号レベルが互いに反転する)ように配置・組み付けされている。尚、この配置・組み付けは、第1及び第2レゾルバセンサ30,32の軸倍角Nが例えば“8”である場合には、第1レゾルバセンサ30と第2レゾルバセンサ32とに機械角22.5°(=電気角180°/8)のオフセットが生ずるように行われ、また、軸倍角Nが例えば“1”である場合には、第1レゾルバセンサ30と第2レゾルバセンサ32とに機械角180°(=電気角180°/1)のオフセットが生ずるように行われる。
また、図5は、各レゾルバセンサ30,32におけるsin相信号の振幅sinωtとcos相信号の振幅cosωtとの正常時における関係を表した図を示す。ここで、各レゾルバセンサ30,32において、一対の出力コイルは互いに直交しており、電気的に90°位相のずれた構成を有しているため、sin相信号の振幅sinωtとcos相信号の振幅cosωtとは、通常、図5に示す如くその二乗和が常に“1”となる関係を満たす(次式(5))。一方、本実施例の如く常態で同相信号の位相が互いに電気角180°異なるような第1及び第2レゾルバセンサ30,32において同相同士が短絡した場合には、その相の振幅はゼロ近傍になるため、sin相信号の振幅sinωtとcos相信号の振幅cosωtとは、その二乗和が“1”となる関係を満たさないものとなる。
(sinωt)2+(cosωt)2=1 ・・・(5)
そこで、ECU50は、第1レゾルバセンサ30からsin相信号及びcos相信号が供給された際にそのsin相信号の振幅とcos相信号の振幅とが上記(5)式を満たすか否かを判別すると共に、第2レゾルバセンサ32からsin相信号及びcos相信号が供給された際にそのsin相信号の振幅とcos相信号の振幅とが上記(5)式を満たすか否かを判別する。より具体的には、sin相信号の振幅の二乗とcos相信号の振幅の二乗との和が、“1”よりも僅かに小さい“1−β(例えば0.9)”以上であるか否かを判別する(次式(6))。
(sinωt)2+(cosωt)2≧1−β ・・・(6)
そして、ECU50は、第1及び第2レゾルバセンサ30,32の双方について上記した条件が成立すると判別した場合は、両レゾルバセンサ30,32の同相同士の短絡は生じていないと判定する一方、第1及び第2レゾルバセンサ30,32の双方について上記した条件が成立しないと判別した場合は、両レゾルバセンサ30,32のsin相間或いはcos相間の同相同士が短絡したと判定する。
図6は、上記の機能を実現すべく、本実施例においてECU50が実行する制御ルーチンの一例のフローチャートを示す。図6に示すルーチンは、所定時間ごとに繰り返し起動されるルーチンである。図6に示すルーチンが起動されると、まずステップ100の処理が実行される。
ステップ100では、各レゾルバセンサ30,32から供給されるsin相信号及びcos相信号を受信する処理が実行される。ステップ102では、レゾルバセンサ30,32ごとにsin相信号の振幅sinωtとcos相信号の振幅cosωtとが上記(6)式を満たすか否かが判別される。その結果、肯定判定がなされた場合は、第1及び第2レゾルバセンサ30,32の双方が正常に機能していると判断できるので、以後は何ら処理が進められることなく今回のルーチンは終了される。一方、否定判定がなされた場合は、sin相信号及びcos相信号の少なくとも一方が短絡していると判断できるので、次にステップ104の処理が実行される。
ステップ104では、第1レゾルバセンサ30と第2レゾルバセンサ32との同相同士で短絡異常が生じていると判定される。本ステップ104の処理が実行されると、以後、両レゾルバセンサ30,32同士の同相短絡に起因してステアリングシャフト12の操舵トルクの検出が不可能となるので、その旨及びモータ52を用いたアシストトルクの付与が行われない旨を車両運転者に知らせるべくスピーカやディスプレイ等による警報や表示が行われる。本ステップ104の処理が終了すると、今回のルーチンは終了される。
上記図6に示すルーチンによれば、常態で同相信号の位相が互いに電気角180°異なるように配置した第1及び第2レゾルバセンサ30,32からのsin相信号及びcos相信号が所定の条件を満たすか否かに基づいて、両レゾルバセンサ30,32の同相同士の短絡異常を検出することができる。
このように本実施例のシステムにおいては、ステアリングシャフト12の操舵トルクを検出するための第1及び第2レゾルバセンサ30,32を、常態で同相信号の位相が互いに電気角180°異なるように配置することにより、全電気角範囲にわたってそれらの同相同士が短絡した場合における両出力の振幅をほぼゼロとすることができ、このため、両レゾルバセンサ30,32の出力信号に基づいてそれらの同相同士が短絡する異常を容易に検出することが可能となる。このため、本実施例によれば、第1及び第2レゾルバセンサ30,32を用いたステアリングシャフト12に加わる車両運転者による操舵トルクの検出を精度よく行うことができ、車両運転者の操舵操作の負担を軽減するためにモータ52によりアシストトルクを付与する制御を適切に行うことが可能となっている。
尚、第1及び第2レゾルバセンサ30,32の電気角が0°又は180°近傍である場合には両sin相信号の振幅は共にほぼ“0”でありかつ両cos相信号の振幅は共にほぼ“1”であるので、かかる状況下においてsin相同士が短絡していても、本実施例の手法を用いてその短絡異常を検出することは不可能である。また同様に、第1及び第2レゾルバセンサ30,32の電気角が90°又は270°近傍である場合には両cos相信号の振幅は共にほぼ“0”でありかつ両sin相信号の振幅は共にほぼ“1”であるので、かかる状況下においてcos相同士が短絡していても、本実施例の手法を用いてその短絡異常を検出することは不可能である。
しかしながら、かかる状況においても、同相短絡が生じているsin相信号又はcos相信号は、その振幅がほぼゼロであって正常値と大きく乖離するものではないため、ステアリングシャフト12の上部軸24及び下部軸26の電気角を演算すること自体に影響は現れない。従って、本実施例によれば、特定の電気角位置においては第1及び第2レゾルバセンサ30,32の同相短絡が生じていても、その短絡異常検出を実現することは不可能である一方、この場合においても正確な電気角演算結果を得ることすなわちステアリングシャフト12に加わる操舵トルクを正確に検出することは可能であるので、モータ52によるアシストトルク付与を適切に行うことは可能となっている。
ところで、上記の実施例においては、ステアリングシャフト12が特許請求の範囲に記載した「対象」に、第1レゾルバセンサ30及び第2レゾルバセンサ32が特許請求の範囲に記載した「第1及び第2のレゾルバセンサ」及び「一対のレゾルバセンサ」に、操舵トルクが特許請求の範囲に記載した「物理量」に、それぞれ相当していると共に、ECU50が、上記図6に示すルーチン中ステップ102,104の処理を実行することにより特許請求の範囲に記載した「異常検出手段」が実現されている。
尚、上記の実施例においては、第1及び第2レゾルバセンサ30,32の双方についてsin相信号の振幅とcos相信号の振幅とが所定の条件を満たさない場合に両レゾルバセンサ30,32の同相同士の短絡異常が生じたと判定することとしているが、第1及び第2レゾルバセンサ30,32の何れか一方について所定の条件が成立しない場合に短絡異常が生じたと判定することとしてもよい。
また、上記の実施例においては、2つのレゾルバセンサ30,32の同相短絡異常の検出を、sin相信号の振幅及びcos相信号の振幅が上記(5)式や(6)式に示す条件を満たすか否かに基づいて行うこととしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、電気角変化に対して同相出力信号の振幅が変化するか否かに基づいて行うこととしてもよい。すなわち、同相出力信号の振幅は、同相短絡が生じていない場合はその電気角変化に伴って大きく変化する一方、同相短絡が生じている場合はその電気角変化に対してほとんどゼロに維持される。従って、短絡の生じていない相(例えばcos相)の同相出力信号を用いて電気角変化を検知し、その電気角変化が所定以上生じているにもかかわらず他相(例えばsin相)の同相出力信号の振幅がほとんど変化しない場合はその他相において同相短絡異常が生じていると判定することが可能となる。
また、上記の実施例においては、2つのレゾルバセンサ30,32を車両のステアリングシャフト12に配設し、両レゾルバセンサ30,32の出力差に基づいてステアリングシャフト12に加わる車両運転者による操舵トルクを検出することとしているが、本発明は操舵トルクを検出するものに限らず、2つのレゾルバセンサ30,32を冗長系として用いてステアリングシャフト12の回転角を物理量として検出することとしてもよい。また、本発明は2つのレゾルバセンサ30,32を車両のステアリングシャフト12に配設するものに限らず、他の対象に配設するものであってもよい。
更に、上記の実施例においては、一相励磁二相出力のレゾルバセンサ30,32を用いることとしたが、二相励磁一相出力のレゾルバセンサを用いることとしてもよい。
本発明の一実施例である対象の物理量を検出するシステムの構成図である。 本実施例のトルク検出対象であるステアリングシャフトの断面図である。 一対のレゾルバセンサが常態で同相出力信号位相が等しくなるように配置・組み付けされている構成において両レゾルバセンサの同相同士が短絡した場合における出力を表した図である。 一対のレゾルバセンサが常態で同相出力信号位相が180°異なるように配置・組み付けされている構成において両レゾルバセンサの同相同士が短絡した場合における出力を表した図である。 各レゾルバセンサにおけるsin相信号の振幅とcos相信号の振幅との正常時における関係を表した図である。 本実施例において実行される制御ルーチンのフローチャートである。
符号の説明
10 トルク検出装置
12 ステアリングシャフト
28 トーションバー
30 第1レゾルバセンサ
32 第2レゾルバセンサ
50 電子制御ユニット(ECU)

Claims (4)

  1. 同一対象に配設された第1及び第2のレゾルバセンサを備え、前記第1のレゾルバセンサの出力及び前記第2のレゾルバセンサの出力に基づいて前記対象の物理量を検出する物理量検出装置であって、
    前記第1のレゾルバセンサと前記第2のレゾルバセンサとが互いに180°の電気角位相差を有するように配置されると共に、
    前記第1のレゾルバセンサの出力及び前記第2のレゾルバセンサの出力に基づいて両レゾルバセンサの短絡異常を検出する異常検出手段を備えることを特徴とする物理量検出装置。
  2. 前記異常検出手段は、両レゾルバセンサそれぞれについてsin相信号の振幅sinωtとcos相信号の振幅cosωtとが(sinωt)2+(cosωt)2=1の関係を満たさない場合に、両レゾルバセンサの信号線同士が短絡したと判定することを特徴とする請求項1記載の物理量検出装置。
  3. 対象の相対回転可能な部位に配設された一対のレゾルバセンサを備え、前記一対のレゾルバセンサの出力差に基づいて前記対象に作用するトルクを検出するトルク検出装置であって、
    前記一対のレゾルバセンサが互いに180°の電気角位相差を有するように配置されると共に、
    前記一対のレゾルバセンサの出力に基づいて両レゾルバセンサの短絡異常を検出する異常検出手段を備えることを特徴とするトルク検出装置。
  4. 前記異常検出手段は、両レゾルバセンサそれぞれについてsin相信号の振幅sinωtとcos相信号の振幅cosωtとが(sinωt)2+(cosωt)2=1の関係を満たさない場合に、両レゾルバセンサの信号線同士が短絡したと判定することを特徴とする請求項3記載のトルク検出装置。
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