JP4560902B2 - 熱交換器およびその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、チューブとタンクとフィンとをろう付け接合する熱交換器に関するもので、車両用空調装置の凝縮器に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の凝縮器(熱交換器)は、図3に示すように、冷媒通路を有する多数のアルミニウム製チューブ14を積層配置し、このチューブ14の長手方向端部にアルミニウム製タンク11を配置し、チューブ相互の間にアルミニウム製フィン15(図1参照)を配置する構成になっている。
【0003】
この凝縮器のタンク11は断面略U字状の2つのプレート111、112で構成され、このうち、チューブ14と接合される第1プレート111は、芯材111aとろう材111bを有するクラッド材を用いている。また、フィン15もクラッド材を用いており、チューブ14は押し出し多穴チューブであるためベア材を用いている。
【0004】
そして、タンク11、チューブ14、フィン15等を所定構造に組み付けた後に、第1プレート111のろう材111b等にフラックスfをかけ、その後、組付体をろう材の融点まで加熱して、組付体全体を一体ろう付けしている。この際、第1プレート111のろう材111bによりチューブ14と第1プレート111とをろう付け接合し、フィン15のろう材によりチューブ14とフィン15とをろう付け接合する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の凝縮器はチューブ14と接合される第1プレート111のろう材111bがタンク11の外側にあるため、第1プレート111のろう材111bは、チューブ14と第1プレート111の接合部のみでなく、フィン15側にも流れていく。
【0006】
従って、フィン15における第1プレート111側の端部には、フィン15自体のろう材に加えて、さらに上記の第1プレート111のろう材111bが集まり、多量のろう材が供給されてしまう。
【0007】
その結果、フィン15における第1プレート111側の端部は、多量のろう材の拡散作用により、エロージョンが発生しやすいという問題があった。特に、フィン15はチューブ14やタンク11よりも厚みが薄いため、上記の問題が顕著であった。
【0008】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、チューブとタンクとフィンとをろう付け接合する熱交換器において、ろう付け時のろう材の拡散作用によるフィンのエロージョンを防止ないしは抑制することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、内部に流体通路を有し、積層配置される多数のチューブ(14)と、チューブ(14)の長手方向端部と接合されて流体通路に連通するタンク(11、12)と、チューブ(14)の相互の間に配置されてチューブ(14)と接合されるフィン(15)とを備え、チューブ(14)、タンク(11、12)、およびフィン(15)は、アルミニウム製であり、チューブ(14)は亜鉛を含有しない材料からなり、タンク(11、12)の外側に、亜鉛を含有する材料からなる犠牲腐食層を設け、チューブ(14)とタンク(11、12)とを、タンク(11、12)の内側に保持されたろう材(111b、121b)によりろう付け接合したことを特徴とする。
【0010】
これにより、タンクの内側にろう材を保持しているため、タンクの外側に位置するフィン側へのろう材の流れ込みが防止され、フィンにおけるタンク側の端部に多量のろう材が供給されるのを防止することができる。従って、多量のろう材によるフィンのエロージョンを防止ないしは抑制することができる。
【0011】
請求項2に記載の発明では、内部に流体通路を有し、積層配置される多数のチューブ(14)と、チューブ(14)の長手方向端部と接合されて流体通路に連通するタンク(11、12)と、チューブ(14)の相互の間に配置されてチューブ(14)と接合されるフィン(15)とを備え、チューブ(14)、タンク(11、12)、およびフィン(15)は、アルミニウム製であり、チューブ(14)は亜鉛を含有しない材料からなり、タンク(11、12)の外側に、亜鉛を含有する材料からなる犠牲腐食層を設けた熱交換器の製造方法であって、チューブ(14)とタンク(11、12)とを接合するろう材を、タンク(11、12)の内側に保持するろう材保持工程と、ろう材保持工程の後に、チューブ(14)とタンク(11、12)とフィン(15)とを組み付ける組み付け工程と、組み付け工程の後に、チューブ(14)とタンク(11、12)とフィン(15)とをろう付け接合するろう付け工程とを有することを特徴とする。
【0012】
これにより、タンクの内側にろう材を保持しているため、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られる。
【0013】
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の熱交換器の製造方法において、組み付け工程の前に、チューブ(14)にフラックスを塗布するフラックス塗布工程を有することを特徴とする。
【0014】
これにより、チューブとタンクとのろう付け接合部およびチューブとフィンとのろう付け接合部には、ろう付け接合時にチューブからフラックスが供給されるため、タンクおよびフィンへのフラックス塗布を廃止することができる。
【0015】
なお、請求項1または2でいうアルミニウムは、アルミニウム合金を含む。
【0016】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の参考例となる実施形態を図に基づいて説明する。
【0018】
図1、図2は本発明を車両用空調装置の凝縮器(熱交換器)に適用した例を示すもので、凝縮器10は車両用空調装置の冷凍サイクルにおいて圧縮機(図示せず)から吐出された高温高圧の過熱ガス冷媒を冷却して凝縮させるものである。
【0019】
図1において、凝縮器10は、所定間隔を開けて配置された第1、第2の一対のヘッダタンク11、12を有し、この第1、第2ヘッダタンク11、12はアルミニウム製で、上下方向に略円筒状に延びる形状になっている。これらのヘッダタンク11、12は、後述する各チューブ14への冷媒の分配、あるいは、各チューブ14からの冷媒の集合を行うものである。
【0020】
本例の凝縮器10は、一般にマルチフロータイプと称されているものであって、熱交換用のコア部13は、第1、第2ヘッダタンク11、12の間に、水平方向に冷媒を流す偏平状のチューブ14を上下方向に多数並列に積層配置し、この多数のチューブ14の間にフィン15を介在して構成されている。チューブ14は、内部に多数の冷媒通路(流体通路)を押し出し加工で成形した、アルミニウム製の押し出し多穴偏平チューブである。また、フィン15は波状に折り曲げ加工された、アルミニウム製のコルゲートフィンである。
【0021】
チューブ14の長手方向一端部は第1ヘッダタンク11内に挿入され、チューブ14の冷媒通路と第1ヘッダタンク11内とが連通している。同様に、チューブ14の長手方向他端部は第2ヘッダタンク12内に挿入され、チューブ14の冷媒通路と第2ヘッダタンク12内とが連通している。そして、第1ヘッダタンク11の上方側に冷媒の入口側配管ジョイント(冷媒入口部)16を配置し接合している。また、第2ヘッダタンク12の下方側に冷媒の出口側配管ジョイント(冷媒出口部)17を配置し接合している。
【0022】
これにより、入口側配管ジョイント16からの冷媒は、第1ヘッダタンク11を通ってコア部13のチューブ14に流入した後、第2ヘッダタンク12を通って出口側配管ジョイント17へ流れるようになっている。
【0023】
コア部13の上下両側には、断面コ字形状に成形されたサイドプレート19、20が配置され、このサイドプレート19、20は最も外側のフィン15および第1、第2ヘッダタンク11、12に接合されるものであって、凝縮器10の車体側への取付部材の役割を果たす。
【0024】
次に、第1、第2ヘッダタンク11、12について、図1、図2により詳細に説明する。なお、第1、第2ヘッダタンク11、12は同一構造である。
【0025】
第1、第2ヘッダタンク11、12は、断面形状が略U字状の第1、2プレート111、112、121、122を接合して、上下方向に延びる空間を内部に形成しており、また両プレート111、112、121、122の上下端部に第1、2キャップ113、114、123、124を接合して上下端部を閉塞している。
【0026】
第1プレート111、121には、チューブ14と同数の開口部(図示せず)が形成されており、チューブ14の長手方向端部をその開口部に挿入して第1プレート111、121とチューブ14とが接合される。
【0027】
チューブ14と接合される第1プレート111、121は、アルミニウム芯材(例えばA3003)111a、121aにろう材(例えばA4045)111b、121bをクラッド(被覆)した片面クラッド材を用いており、ろう材111b、121bが芯材111a、121aの内側(第1、第2ヘッダタンク11、12の内部側)に被覆されている。なお、このろう材111b、121bをクラッドする工程が、本明細書でいうろう材保持工程に相当する。
【0028】
一方、第2プレート112、122は、アルミニウム芯材(例えばA3003)112a、122aの両側にろう材(例えばA4045)112b、112c、122b、122cをクラッドした両面クラッド材を用いている。
【0029】
なお、上記凝縮器10において、押し出し加工によって成形されるチューブ14は例えばA1050のアルミニウムベア材であり、フィン15はアルミニウムの芯材(例えばA3003)にろう材(例えばA4045)をクラッドしたアルミニウムクラッド材であり、サイドプレート19、20および第1、2キャップ123、124は例えばA3003のアルミニウムベア材である。また、入口側配管ジョイント16および出口側配管ジョイント17はアルミニウムベア材からなる。
【0030】
次に、上記凝縮器10の製造方法を説明する。
【0031】
まず、上記したアルミニウムクラッド材またはアルミニウムベア材を用いて、凝縮器10を構成する各部品を、それぞれ所定の形状に加工する(部品加工工程)。
【0032】
次に、第2プレート112、122、第1、2キャップ113、114、123、124、チューブ14およびサイドプレート19、20に、浸漬またはロールコート等の方法によってフラックスを塗布し、乾燥させる(フラックス塗布工程)。
【0033】
このフラックスとしては、非腐食性フラックス(例えばフッ化物系の、KAlF4 とK2 Al6 との混合物)と、フラックスの付着性をよくするためのバインダー(例えばメタクリル酸2−エチルヘキシルを主成分とするアクリル樹脂)とを混合したものでもよいし、このフラックスとバインダーの混合物にろう付け作用のあるSiをさらに混合したものでもよい。
【0034】
次いで、第1、第2ヘッダタンク11、12、チューブ14、フィン15、サイドプレート19、20等の構成部品を積層し、さらに配管ジョイント16、17を組付けて、図1に示す所定の熱交換器構造に仮組付けする。そして、積層方向両側から適宜の治具にて締めつけ力を加えて、熱交換器構造の組付け状態を保持する(組み付け工程)。
【0035】
次に、この組付け状態を保持したまま、ろう付け炉内に組付体を搬入し、窒素ガスまたは不活性ガスが充填されたろう付け炉内にて組付体をろう材の融点まで加熱して、組付体各部の接合箇所を一体ろう付けする(ろう付け工程)。これにより、凝縮器10本体の組付けを完了する。
【0036】
上記のろう付け工程において、第1プレート111、121とチューブ14は、第1プレート111、121のろう材111b、121bとチューブ14に塗布したフラックスとによってろう付けされる。
【0037】
そして、本実施形態では、第1プレート111、121のろう材111b、121bが芯材111a、121aの内側(第1、第2ヘッダタンク11、12の内部側)に被覆(保持)されているため、すなわち、ろう材111b、121bとフィン15とが芯材111a、121aによって隔てられているため、第1プレート111、121のろう材111b、121bのフィン15側への流れ込みが防止される。従って、フィン15における第1プレート111、121側の端部に多量のろう材が供給されるのを防止することができ、
また、従来は、第1プレート111、121とチューブ14のろう付け接合およびチューブ14とフィン15とのろう付け接合のために必要なフラックスfを、組み付け工程後にスプレー等でかけていたため、フラックスを塗布する必要のない部品にもフラックスがかかってしまい、そのためフラックスの使用量が多くなってしまうという問題があった。
【0038】
これに対し、本実施形態では、第1プレート111、121とチューブ14のろう付け接合およびチューブ14とフィン15とのろう付け接合のために必要なフラックスは、ろう付け接合時にチューブ14から供給される。そして、組み付け工程の前にチューブ14にフラックスを塗布するため、フラックスを塗布する必要のない部品(本例では第1プレート111、121およびフィン15)に対するフラックスの塗布を防止できる。従って、フラックスの使用量を少なくすることができる。
【0039】
(本発明の実施形態)
本発明は、上記した凝縮器に限らず、車両用の各種熱交換器(例えばラジエータ)に適用可能であり、さらには車両用以外の熱交換器にも適用可能である。
【0040】
また、上記実施形態では、ろう材が必要な部位にはろう材をクラッドしたアルミニウムクラッド材を用いたが、クラッド材を用いるかわりに、アルミニウムベア材にペースト状のろう材を塗布してもよいし、アルミニウムベア材にろう付け作用のあるSi粒を塗布してもよい。なお、このペースト状のろう材またはSi粒を塗布する工程が、本明細書でいうろう材保持工程に相当する。
【0041】
また、上記実施形態では、第1プレート111、121とチューブ14のろう付け接合のために、チューブ14にフラックスを塗布したが、必要に応じて第1プレート111、121のろう材111b、121bの表面にもフラックスを塗布してもよい。あるいは、第1プレート111、121のろう材111b、121bの表面にフラックスを塗布し、チューブ14へのフラックスの塗布を廃止してもよい。
【0042】
また、上記実施形態では第1プレート111、121に内側ろう材をクラッドした2層材を用いたが、本発明の実施形態では外側に犠牲腐食材(例えばA7022、A3003+1.0wt%Zn等)をクラッドした3層クラッド材を用いる。
【0043】
また、上記実施形態では押し出し多穴チューブ14を用いた熱交換器を示したが、プレス成形したチューブを用いる熱交換器にも適用できることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例となる実施形態を示す凝縮器(熱交換器)の正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】従来の熱交換器の要部の断面図である。
【符号の説明】
11、12…タンク、111b、121b…ろう材、14…チューブ、
15…フィン。
Claims (3)
- 内部に流体通路を有し、積層配置される多数のチューブ(14)と、
前記チューブ(14)の長手方向端部と接合されて前記流体通路に連通するタンク(11、12)と、
前記チューブ(14)の相互の間に配置されて前記チューブ(14)と接合されるフィン(15)とを備え、
前記チューブ(14)、前記タンク(11、12)、および前記フィン(15)は、アルミニウム製であり、
前記チューブ(14)は亜鉛を含有しない材料からなり、
前記タンク(11、12)の外側に、亜鉛を含有する材料からなる犠牲腐食層を設け、
前記チューブ(14)と前記タンク(11、12)とを、前記タンク(11、12)の内側に保持されたろう材(111b、121b)によりろう付け接合したことを特徴とする熱交換器。 - 内部に流体通路を有し、積層配置される多数のチューブ(14)と、
前記チューブ(14)の長手方向端部と接合されて前記流体通路に連通するタンク(11、12)と、
前記チューブ(14)の相互の間に配置されて前記チューブ(14)と接合されるフィン(15)とを備え、
前記チューブ(14)、前記タンク(11、12)、および前記フィン(15)は、アルミニウム製であり、
前記チューブ(14)は亜鉛を含有しない材料からなり、
前記タンク(11、12)の外側に、亜鉛を含有する材料からなる犠牲腐食層を設けた熱交換器の製造方法であって、
前記チューブ(14)と前記タンク(11、12)とを接合するろう材を、前記タンク(11、12)の内側に保持するろう材保持工程と、
前記ろう材保持工程の後に、前記チューブ(14)と前記タンク(11、12)と前記フィン(15)とを組み付ける組み付け工程と、
前記組み付け工程の後に、前記チューブ(14)と前記タンク(11、12)と前記フィン(15)とをろう付け接合するろう付け工程とを有することを特徴とする熱交換器の製造方法。 - 請求項2に記載の熱交換器の製造方法において、
前記組み付け工程の前に、前記チューブ(14)にフラックスを塗布するフラックス塗布工程を有することを特徴とする熱交換器の製造方法。
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