JP2000141028A - ろう付け用プレートおよび熱交換器の製造方法 - Google Patents

ろう付け用プレートおよび熱交換器の製造方法

Info

Publication number
JP2000141028A
JP2000141028A JP10313712A JP31371298A JP2000141028A JP 2000141028 A JP2000141028 A JP 2000141028A JP 10313712 A JP10313712 A JP 10313712A JP 31371298 A JP31371298 A JP 31371298A JP 2000141028 A JP2000141028 A JP 2000141028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
brazing
flux
groove
fins
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10313712A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Torigoe
栄一 鳥越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP10313712A priority Critical patent/JP2000141028A/ja
Publication of JP2000141028A publication Critical patent/JP2000141028A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレート4と他の構成部品とがろう付けによ
り一体に接合される熱交換器において、部品搬送中のフ
ラックス脱落によるろう付け不良を防止する。 【解決手段】 チューブ2を構成するプレート4のろう
付け部分に、フラックスを保持するための溝6を形成す
る。フラックスが溝6内に保持されるため、少なくとも
溝6部分においては、部品搬送中に部品同士の摩擦によ
りフラックスが脱落することを防止できる。従って、ろ
う付け時には溝(6)内からろう付け部分にフラックス
が供給され、ろう付け不良を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ろう付けにより組
み立てられる熱交換器に用いられるろう付け用プレート
および熱交換器の製造方法に関し、例えば車両用空調装
置の冷媒蒸発器や凝縮器に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な熱交換器においては、一
対のプレートの間にインナーフィンを配置し、プレート
とインナーフィンをろう付け接合すると共に、一対のプ
レートの外周縁部をろう付け接合して偏平状のチューブ
が形成される。また、チューブ間にアウターフィンを配
置し、チューブとアウターフィンもろう付け接合され
る。そして、酸化皮膜によるろう付け不良を防ぐため
に、ろう付け接合前にプレートにフラックスが塗布され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、熱交換
器の製造過程において、プレートをフラックス塗布工程
から組付け工程に移動する場合、プレートが重ねられて
搬送される。そのため、搬送中のプレート同士の摩擦に
よりプレート表面のフラックスが脱落する場合があり、
それによりろう付け不良が発生し、強度不足やシール不
良が発生する恐れがある。
【0004】また、フラックスの塗布は乾式(パウダー
吹き付け)または湿式(捲濁液に浸漬)により行ってい
るが、フラックスの塗布量にムラができ易く、塗布量の
少ない部分ではろう付け不良が起こりやすい。これを防
ぐため、必要量以上のフラックスを塗布しており、その
結果フラックス量の多い部分ではろう付け後もフラック
スが残り、フラックス残さによる冷媒通路の詰まりや、
剥離した残さが冷凍サイクル構成部品の作動に悪影響を
与えるという問題がある。また、フラックス使用量が増
加し、コスト増加につながるという問題もある。
【0005】一方、特許第2718453号公報には、
一対のプレートのろう付け面を粗面加工して、フラック
スの濡れ性を向上させた熱交換器が示されている。しか
しながら、この従来熱交換器においても、前述の従来熱
交換器と同様に、プレート搬送中のプレート同士の摩擦
によるフラックス脱落の問題がある。また、フラックス
塗布量のムラを十分改善し得るものでもない。
【0006】本発明は上記の点に鑑み、プレート搬送中
のフラックス脱落によるろう付け不良を防止でき、しか
もフラックス使用量を低減可能にすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1ないし3に記載の発明では、熱交換器に用
いられるチューブ(2)を構成するプレート(4)であ
って、このプレート(4)におけるろう付け部分に、フ
ラックスを保持する溝(6)を形成したことを特徴とし
ている。
【0008】これによれば、プレート(4)をフラック
ス塗布工程から組付け工程に移動する場合にプレート
(4)が重ねられて搬送されても、フラックスが溝
(6)内に保持されるため、少なくとも溝(6)部分に
おいては、プレート(4)搬送中に摩擦によりフラック
スが脱落することを防止できる。従って、ろう付け時に
は溝(6)内からろう付け部分に確実にフラックスを供
給することができ、ろう付け不良を確実に防止できる。
しかも、フラックス塗布後の部品搬送や保管時の取扱い
も容易になる。
【0009】また、溝(6)内に必要量のフラックスを
保持させることにより、溝(6)以外の部分にフラック
スを塗布する必要がなくなるため、溝(6)以外の部分
へのフラックス塗布量を少なくして、フラックス使用量
を低減することが可能になる。また、請求項2に記載の
発明では、波板状に折り曲げられたフィン(3、5)の
頂部(51)がプレート(4)にろう付けされるもので
あって、溝(6)は、フィン(3、5)の頂部(51)
と交差する方向に延びていることを特徴としている。
【0010】これによれば、溝(6)とフィン(3、
5)の頂部(51)とが交差することにより、溝(6)
と頂部(51)が必ず重なり合う。従って、ろう付けの
際、プレート(4)とフィン(3、5)とのろう付け部
に、溝(6)からフラックスが確実に供給される。ま
た、請求項3に記載の発明では、プレート(4)を芯材
層(48)とろう材層(49)とで構成し、このろう材
層(49)に溝(6)を形成することを特徴としてい
る。
【0011】これによれば、芯材層(48)には溝
(6)は形成されないので、芯材層(48)の強度を低
下させることがない。また、請求項4および5に記載の
発明では、プレート(4)とフィン(3、5)とをろう
付けにより一体に接合する熱交換器の製造方法におい
て、プレート(4)におけるろう付け部分に溝(6)を
形成し、プレート(4)にフラックスを塗布し、プレー
ト(4)とフィン(3、5)とを組付け、この組付体を
ろう付けにより一体に接合することを特徴としている。
【0012】これによれば、プレート(4)とフィン
(3、5)とがろう付けにより一体に接合される熱交換
器の製造に際して、請求項1と同様の効果が得られる。
なお、請求項5に記載の発明のように、インナーフィン
(5)を有する熱交換器においては、プレート(4)に
おけるインナーフィン(5)とろう付けされる面に溝
(6)を形成してもよい。
【0013】なお、上記した括弧内の符号は、後述する
実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。 (第1実施形態)図1〜図3は本発明を車両用空調装置
の冷凍サイクルにおける冷媒蒸発器1(積層型熱交換
器)に適用した第1実施形態を示しており、この蒸発器
1には、図示しない温度作動式膨張弁で減圧され膨張し
た低温低圧の気液二相冷媒が流入するようになってい
る。
【0015】図1はこの蒸発器1の全体構成を示してお
り、蒸発器1は、図1に示す上下方向を上下にして、車
両用空調装置の空調ユニットケース(図示せず)内に設
置され、空調送風機の送風空気が図1の紙面垂直方向に
流れるようになっている。この蒸発器1は、内部に冷媒
通路を有する多数の偏平状のチューブ2が並列に配置さ
れ、隣接するチューブ2間に波板状のアウターフィン3
がろう付け接合され、このチューブ2内の冷媒通路を流
れる冷媒とチューブ2の外部を流れる空調用送風空気と
を熱交換させるようになっている。
【0016】このチューブ2は、図1、2に示すよう
に、2枚(一対)のプレート4を対向させた状態でろう
付け接合することにより形成される。プレート4は、そ
の幅方向(空気流れ方向Z)の中央部に、長手方向に延
びるリブ形状の中央仕切り部41が形成され、プレート
4の外縁部の全周にわたってリブ形状の外周縁部42が
形成されている。
【0017】そして、2枚のプレート4の中央仕切り部
41および外周縁部42をろう付け接合することによ
り、中央仕切り部41の両側に2つの冷媒通路(流体通
路)43が並列に形成される。また、各プレート4の上
下両端部には、プレート4の外方側へ突出する楕円筒状
のタンク部44〜47が、図1の紙面垂直方向に2個づ
つ並べて形成されている。
【0018】図2に示すように、各冷媒通路43には、
冷媒側の伝熱面積を増大させるインナーフィン5がそれ
ぞれ配置され、このインナーフィン5は冷媒流れ方向と
直交する方向に波板状に曲げ成形され、その頂部51が
プレート4とろう付け接合される。このインナーフィン
5および前記アウターフィン3は、ろう材をクラッドし
てないアルミニュウムベア材(例えばA3003)より
なり、板厚は0.1mm程度である。
【0019】配管ジョイント8(図1)は、アルミニュ
ウムベア材にて略長円形のブロック体に成形されてお
り、外部冷媒回路との接続用の冷媒出口通路穴8aと冷
媒入口通路穴8bが2つ並んで設けられている。ところ
で、プレート4は略長方形の板材であり、図3に示すよ
うにアルミニュウム芯材層48(A3000番系の材
料、板厚は例えば0.4mm)の両面にろう材層49
(A4000番系の材料、片面の厚さは0.05〜0.
15mm)をクラッドした両面クラッド材を用いる。
【0020】そして、図2、3に示すように、プレート
4においてインナーフィン5がろう付け接合される面に
は、プレート4表面にフラックスを保持しやすくするた
めに、断面円弧状の溝6が多数形成されている。この溝
6は、インナーフィン5の頂部51と直交する方向に、
かつ冷媒通路43の幅一杯に延びている。この溝6の深
さはろう材層49の厚さと同じかそれよりも少し浅く
し、溝6の幅は例えば0.5〜1.0mmとする。溝6
のピッチは、フラックス付着量が2g/m2 以上、望ま
しくは5g/m2 程度になるように設定するのが、ろう
付け性の確保やフラックス使用量低減の観点から好まし
い。
【0021】次に、蒸発器1の製造方法を説明する。ま
ず、チューブ2を構成するプレート4を、前記両面クラ
ッド材にて前記所定形状にプレス成形し、この際、溝6
も同時にプレス成形する。また、他の構成部品も、それ
ぞれ前記所定の形状に加工する。一方、非腐食性フラッ
クス(例えばフッ化物系の、KAlF4 とK2 Al6
の混合物)と、フラックスの付着性をよくするためのバ
インダー(例えばメタクリル酸2−エチルヘキシルを主
成分とするアクリル樹脂)と、溶剤(例えばイソプロピ
ルアルコール)とを混合した、フラックス塗布液を準備
しておく。
【0022】次に、上記のフラックス塗布液中にプレー
ト4を常温下で浸漬して、プレート4のろう材層49表
面にフラックスを塗布し、その後150〜200°Cの
温度下でフラックスを乾燥させる。ここで、溝6の大き
さや数を適宜設定することにより、プレート4とインナ
ーフィン5とのろう付けに必要な量のフラックスが溝6
に保持される。
【0023】次いで、プレート4、インナーフィン5、
アウターフィン3等の構成部品を積層し、さらに配管ジ
ョイント8を組付けて、図1に示す所定の熱交換器構造
に仮組付けする。そして、積層方向両側から適宜の治具
にて締めつけ力を加えて、熱交換器構造の組付け状態を
保持する。次に、この組付け状態を保持したまま、ろう
付け炉内に組付け体を搬入し、窒素ガスまたは不活性ガ
スが充填されたろう付け炉内にて組付け体をろう材層4
9の融点まで加熱して、組付け体各部の接合箇所を一体
ろう付けする。これにより、蒸発器1全体の組付けを完
了する。
【0024】ところで、本実施形態においては、フラッ
クスが溝6内に保持されるため、少なくとも溝6部分に
おいては、プレート4搬送中に摩擦によりフラックスが
脱落することを防止できる。従って、ろう付け時には溝
6部分から、プレート4とインナーフィン5の頂部51
とのろう付け部分にフラックスが供給され、ろう付け不
良を防止できる。しかも、フラックス塗布後の部品搬送
や保管時の取扱いも容易になる。
【0025】また、溝6は、インナーフィン5の頂部5
1と直交する方向に、かつ冷媒通路43の幅一杯に延び
ているため、溝6とインナーフィン5の頂部51とは交
差し、溝6と頂部51が多くの個所で重なり合う。従っ
て、ろう付けの際、プレート4とインナーフィン5の頂
部51とのろう付け部分に、溝6からフラックスが確実
に供給される。
【0026】さらに、溝6以外の平面部へのフラックス
塗布量にムラがあったとしても、ろう付け部分には溝6
からフラックスが確実に供給されるため、フラックス不
足によるろう付け不良は起こらない。また、プレート4
をフラックス塗布液中に浸漬した場合、溝6は溝6以外
の平面部と比較してフラックスが保持され易い。そこ
で、フラックス塗布液の粘度を低くして、溝6以外の平
面部へのフラックス付着量が少なくなるようにし、溝6
内に必要量のフラックスを保持させることにより、フラ
ックス使用量を低減することができる。
【0027】(第2〜4実施形態)上記実施形態では、
溝6をインナーフィン5の頂部51と直交する方向に延
びるものとしたが、この溝6は、図4のようにインナー
フィン5の頂部51に対して斜めにしたり、図5のよう
にクロス状にしたり、さらには図6のように波形にして
もよく、いずれにおいても溝6と頂部51が多くの個所
で交差して重なり合うようにしているため、第1実施形
態と同様の効果が得られる。
【0028】(第5実施形態)上記各実施形態では、チ
ューブ2の耐圧強度確保に特に配慮して、プレート4に
おいてインナーフィン5が接合される面のみに溝6を設
けて、プレート4とインナーフィン5のろう付けが確実
に行われるようにしているが、図7のように、溝6を中
央仕切り部41および外周縁部42まで延長してもよ
い。
【0029】これによれば、ろう付けの際に中央仕切り
部41および外周縁部42にも、溝6からフラックスが
供給され、中央仕切り部41および外周縁部42のろう
付け不良を防止できる。 (他の実施形態)プレート4においてアウターフィン3
がろう付け接合される面に、フラックス保持のための溝
を形成してもよい。この場合、波板状アウターフィン3
の頂部(プレート4にろう付けされる部分)と溝とが交
差して重なり合うように、溝を形成する。
【0030】また、プレート4においてインナーフィン
5およびアウターフィン3が接合される面、さらには中
央仕切り部41および外周縁部42の全てに、フラック
ス保持のための溝を形成するのが望ましい。また、イン
ナーフィン5の代わりに、プレート4に伝熱面積増大と
耐圧強度確保のための多数のリブを形成してもよく、そ
の場合、そのリブにフラックス保持のための溝を形成し
てもよい。
【0031】さらに、プレート4の素材としては、ろう
材層49のない、芯材層48のみのアルミニュウムベア
材を使用することも可能である。この場合は、芯材層4
8に直接フラックス保持のための溝を形成する。そし
て、フラックス塗布液中に例えばシリコンを混ぜ、ろう
付け炉内で加熱した際に、芯材層48のアルミニュウム
とシリコンとの反応により芯材層48の表面部が溶解す
るようにして、プレート4と他の部材(例えばインナー
フィン)のろう付けを行う。
【0032】さらにまた、溝6の断面形状をコの字状に
すれば、断面円弧状の溝6よりもフラックス保持性が高
まり、フラックス脱落防止効果をさらに高めることがで
きる。また、プレート4は、最初に溝6のみを形成し、
その後プレス成形にて所定の形状に成形してもよい。
【0033】さらに、以上の実施形態においては、2枚
のプレート4を接合してチューブ2を形成したが、1枚
のプレートを中央部で折り曲げてチューブ2を形成する
ものにおいても本発明は適用できる。さらにまた、蒸発
器1全体としての冷媒通路構成等は種々変更してもよい
ことは勿論である。例えば、中央仕切り部41をなくし
てチューブ2内に1つの冷媒通路のみを形成するタイプ
の蒸発器にも本発明は適用できる。
【0034】また、蒸発器以外の熱交換器(例えば、空
調用の凝縮器、ヒータコア、エンジン冷却用ラジエー
タ)にも本発明は適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を適用する蒸発器の正面
図である。
【図2】図1の蒸発器の要部の分解斜視図である。
【図3】図2のプレートの拡大断面斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す要部の斜視図であ
る。
【図5】本発明の第3実施形態を示す要部の斜視図であ
る。
【図6】本発明の第4実施形態を示す要部の斜視図であ
る。
【図7】本発明の第5実施形態を示す要部の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…蒸発器(熱交換器)、2…チューブ、3…アウター
フィン、5…インナーフィン、6…溝、43…冷媒通路
(流体通路)、48…芯材層、49…ろう材層、51…
頂部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブ(2)内を流れる流体と前記チ
    ューブ(2)の外を流れる流体との熱交換を行う熱交換
    器に用いられ、フィン(3、5)とろう付け接合される
    前記チューブ(2)を構成するプレート(4)であっ
    て、このプレート(4)におけるろう付け部分に、フラ
    ックスを保持する溝(6)を形成したことを特徴とする
    ろう付け用プレート。
  2. 【請求項2】 前記フィン(3、5)は波板状に折り曲
    げられ、このフィン(3、5)の頂部が前記プレート
    (4)にろう付けされるものであって、前記溝(6)
    は、前記フィン(3、5)の頂部(51)と交差する方
    向に延びていることを特徴とする請求項1に記載のろう
    付け用プレート。
  3. 【請求項3】 前記プレート(4)は、芯材層(48)
    と、この芯材層(48)の表面にクラッドされたろう材
    層(49)とからなり、前記溝(6)は前記ろう材層
    (49)に形成されることを特徴とする請求項1または
    2に記載のろう付け用プレート。
  4. 【請求項4】 チューブ(2)を構成するプレート
    (4)とフィン(3、5)とをろう付けにより一体に接
    合する熱交換器の製造方法において、 前記プレート(4)におけるろう付け部分に、フラック
    スを保持する溝(6)を形成し、 前記プレート(4)にフラックスを塗布し、 前記プレート(4)とフィン(3、5)とを組付け、こ
    の組付体をろう付けにより一体に接合することを特徴と
    する熱交換器の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記フィンは、前記チューブ(2)内に
    配置されるインナーフィン(5)であり、前記溝(6)
    は、前記プレート(4)における前記インナーフィン
    (5)とろう付けされる面に形成されることを特徴とす
    る請求項4に記載の熱交換器の製造方法。
JP10313712A 1998-11-04 1998-11-04 ろう付け用プレートおよび熱交換器の製造方法 Pending JP2000141028A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10313712A JP2000141028A (ja) 1998-11-04 1998-11-04 ろう付け用プレートおよび熱交換器の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10313712A JP2000141028A (ja) 1998-11-04 1998-11-04 ろう付け用プレートおよび熱交換器の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000141028A true JP2000141028A (ja) 2000-05-23

Family

ID=18044618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10313712A Pending JP2000141028A (ja) 1998-11-04 1998-11-04 ろう付け用プレートおよび熱交換器の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000141028A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007093025A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Showa Denko Kk 熱交換器およびその製造方法
JP2010197002A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Furukawa-Sky Aluminum Corp 板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブ、アルミニウム製熱交換器及び板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブの製造方法
CN103252628A (zh) * 2012-02-20 2013-08-21 株式会社京滨冷暖科技 带蓄冷功能的蒸发器的制造方法
KR101773663B1 (ko) * 2015-05-22 2017-08-31 (주)해송엔지니어링 열교환기용 코어 어셈블리 제조방법
CN107252947A (zh) * 2017-06-13 2017-10-17 西北工业大学 一种用于散热连接件的夹具
JP2020085418A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 昭和電工パッケージング株式会社 熱交換器
US11333436B2 (en) 2018-01-19 2022-05-17 Denso Corporation Heat exchanger
DE112018006891B4 (de) 2018-01-19 2022-10-06 Denso Corporation Wärmetauscher

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007093025A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Showa Denko Kk 熱交換器およびその製造方法
JP2010197002A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Furukawa-Sky Aluminum Corp 板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブ、アルミニウム製熱交換器及び板折り曲げ式のアルミニウム製熱交換器用チューブの製造方法
CN103252628A (zh) * 2012-02-20 2013-08-21 株式会社京滨冷暖科技 带蓄冷功能的蒸发器的制造方法
JP2013170730A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Keihin Thermal Technology Corp 蓄冷機能付きエバポレータの製造方法
KR101773663B1 (ko) * 2015-05-22 2017-08-31 (주)해송엔지니어링 열교환기용 코어 어셈블리 제조방법
CN107252947A (zh) * 2017-06-13 2017-10-17 西北工业大学 一种用于散热连接件的夹具
CN107252947B (zh) * 2017-06-13 2019-07-05 西北工业大学 一种用于散热连接件的夹具
US11333436B2 (en) 2018-01-19 2022-05-17 Denso Corporation Heat exchanger
DE112018006891B4 (de) 2018-01-19 2022-10-06 Denso Corporation Wärmetauscher
JP2020085418A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 昭和電工パッケージング株式会社 熱交換器
JP7166153B2 (ja) 2018-11-30 2022-11-07 昭和電工パッケージング株式会社 熱交換器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050173100A1 (en) Heat exchanger
JPH11311497A (ja) 複式熱交換器
JP3591102B2 (ja) 積層型熱交換器
JP4560902B2 (ja) 熱交換器およびその製造方法
CN101274383A (zh) 钎焊方法
JPH1089870A (ja) 熱交換器の製造方法及び熱交換器
JP2001194080A (ja) 熱交換器
JP2004020174A (ja) 平板形放熱フィン、それを用いた熱交換器及びその製造方法
JP2000141028A (ja) ろう付け用プレートおよび熱交換器の製造方法
JP2000202620A (ja) ろう付け用アルミニウム板材及び熱交換器の製造方法
JPH1038487A (ja) 熱交換器の製造方法及び熱交換器
JP2003181629A (ja) アルミニウム熱交換器の製造方法
JP2006275353A (ja) 熱交換器及びその製造方法
JPS59173693A (ja) 熱交換器
JP4575697B2 (ja) 熱交換器
JPH11101594A (ja) 空調用熱交換器
JP4081883B2 (ja) 熱交換器
JPH1071463A (ja) 偏平状熱交換管の製造方法
JPH10170101A (ja) 積層型熱交換器
JP2003225760A (ja) アルミニウム熱交換器の製造方法
JPH10267580A (ja) プレート式熱交換器
JP2000271735A (ja) 熱交換器のろう付け用フラックス混合物の塗布方法及び熱交換器
JP3770684B2 (ja) アルミニウム合金製熱交換器
JP2004050185A (ja) 熱交換器の製造方法
JP4405819B2 (ja) 熱交換器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060912

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070123