JP4559118B2 - ビットマスク生成システムおよびプリンタドライバーおよび生成されたビットマスクマスクを取り込んだ印刷方法ならびにその使用方法 - Google Patents

ビットマスク生成システムおよびプリンタドライバーおよび生成されたビットマスクマスクを取り込んだ印刷方法ならびにその使用方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像処理に関する。より具体的には、本発明は、マルチレベルの画像をハーフトーン画像に変換することに関するものである。
英国特許番号2352579
米国特許番号5726772
米国特許番号4920501
画像において色の濃さ(shades of colour)を表現することは、プリンターにとって長い間の懸案であった。ブラウン管およびLCD等の表示装置は、ほとんどの場合、色純度およびグレーシェードが変化する画像を生成することができるが、ほとんどのプリンターは、インクのドットを印刷するか否かを行うことができるだけである。したがって、印刷された画像において中間の濃さを表すためには、マルチレベルの画像を、印刷領域ならびに非印刷領域により影が現されるものに変換する必要がある。
マルチレベルの画像を、印刷領域ならびに非印刷領域の組み合わせにより影が表される画像に変換することは、ハーフトーニングとして知られている。ハーフトーニングに対しては、さまざまな取り組みがなされている。
既知の方法の一つに誤差拡散(error distribution)がある。誤差拡散の基本的な概念は、ある階調の値(例えば、黒を表す0と白を表す255範囲の値)を有する画素が印刷された場合に、当該階調値を、しきい値と比較するものである。階調値がしきい値を超えない場合、画素が印刷される。階調値がしきい値を超える場合、画素は印刷されない。次に、元の画像の階調値と、印刷画像において実際に現れた階調値(0か255のいずれか)の差であるエラー値が、演算される。このエラー比率が、複数の近接する複数の画素の階調値に加えられ、あるいは、それから減じられる。
誤差拡散を用いるハーフトーニングは、高い品質の画像を作り出すが、誤差拡散は、多くの欠点を有している。第一に、誤差値が近接する画素に加えられ、あるいは、それから減じられるにつれ、誤差拡散は、画素ごとに多くの演算を必要とする。比較的演算能力が求められ、したがって、誤差拡散を用いるハーフトーニングは、比較的速度が遅い。
また、誤差拡散を用いるハーフトーニングの場合、特定の問題を生じさせる、25%、33%、および50%等の、グレーレベルが存在する。例えば、50%のグレーレベルのための典型的なパターンは、チェッカーボード・パターンである。しかし、誤差拡散は、チェッカーボード・パターンのドットの代わりに、ドットによる行又は列を生成しかねない。ドットによる行又は列を生成させることから生じる、かかる副作用は、最終的な出力画像において識別可能である。
誤差拡散の前記欠点を克服するため、さまざまな代替の方法が提案されている。ある提案は、しきい値のアレイあるいはデイザーマトリクスを使用することである。かかるシステムにおいては、処理される画像にわたってモザイク模様になる、固定されたしきい値のアレイが生成される。いずれの画素座標においても、画像のグレーレベル値は、しきい値アレイ中の対応する値と比べられる。画像のグレーレベル値が、しきい値アレイのそれよりも小さい場合、画素が印刷される。画像のグレーレベル値が、しきい値アレイの対応する値よりも大きい場合、画素は印刷されない。特定の方法によりしきい値アレイ中のしきい値を配置することにより、達成可能な誤差拡散と同様の結果を生じさせる。適切なしきい値アレイを生成するシステムの例は、英国特許番号2352579ならびに米国特許番号5726772に開示されている。
しきい値アレイを用いるハーフトーニングについての代替システムは、ビットマスクを用いるシステムである。しきい値アレイは、例えば0から255の範囲のしきい値のアレイから構成されるが、ビットマスクを用いるシステムにおいては、それぞれのアレイが0と1の配置により構成される256のビットマスクアレイが記憶される。各ビットマスクにおける0と1の配置は、ビットマスクに関連するグレーレベルを表すドット配列を表している。したがって、例えば、明るい色を表す、あるグレーレベル用のビットマスクは、印刷がされていないとを表す0を含むアレイからほぼ構成されている。これとは逆に、暗い色用のビットマスクは、ほぼ1から構成されている。
マルチレベル画像が、ビットマスクを用いて変換される場合、まず、記憶されたビットマスクの1つを選択するため、印刷されるイメージ画素のグレーレベル値が用いられる。次に、ビットマスクにおける入力の1つを識別するため、印刷される当該画素のx、y座標が用いられる。これは、グレースケールのレベルによって決定される特定のビットマスク用の1と0の比率を有する1か0のいずれかであって、ビットマスクが表現しようとするものである。識別されたビットマスク入力が1と等しくドットが印刷されておらず、識別されたビットマスク入力が0と等しい場合、インクのドットが印刷される。
ビットマスクを用いた印刷は、しきい値アレイを用いるシステムを越える顕著な効果を有する。表現される各グレーレベルのために、ビットマスクが記憶されるにつれ、各グレーレベルのため印刷されるドット配置が最適化される。したがって、グレーの特定の影を表すドットが、外見上好ましくなるよう分布される。すなわち、独立したドットのセットではなく、色の濃さとして認識されるよう、ドットの各配置を、入念に演算することができる。従来、このことは、配置用の空間周波数を決定するため、候補となるドット配置を処理することにより達成されていた。好ましい外観を実現するため、低い空間周波数ではなく、高い空間周波数を有するドット配置が選択される。これにより、色の濃さではなく、ドットのパターンという印象を与えるドットの凝集を確実に減少させる。従来の、ビットマスク生成システムの例は米国特許4920501に開示されている。しかし、ビットマスクシステムは、2つの不利益を甘受しなければならなかった。2の近似する色の濃さが隣同士に表される場合、2つの濃さの間の境界は、影が混ざり合ったように見えることが好ましい。しかし、画像の2つの部分が隣接して印刷されると、当該2のレベルのドット配置を最適化しても、認識可能な境界を生じさせてしまう。これは、一の配置の端部におけるドットの拡散が、他の影用の配置におけるドット位置に近い位置にあるからである。したがって、配置の異なるものを隣接して印刷すると、前記2の濃さの間の境界にドットの凝集を生じさせてしまう。こような問題は、輪郭削り(contouring)として知られている。
ビットマスクアレイが有する二番目の問題は、一つのしきい値アレイを記憶するのに必要とされる記憶容量は、ビットマスクのセットを記憶するのに要求される容量よりかなり少ないことである。したがって、例えば、0から255の範囲のしきい値用の32X32のしきい値アレイの場合、210の8ビット数が記憶のため必要となる。これに対し、256の32X32ビットマスクを表すデータと近似するデータを記憶するため、32倍に匹敵するデータを記憶しなければならない。
したがって、各レベル用に印刷されたドット配置を最適化することができるとともに、前記課題を軽減することのできるビットマスクに基づく印刷システムが、求められている。
本発明のある側面は、隣接するグレーレベル間での輪郭削りを低減させるビットマスクのセットを生成可能とする、ビットマスク生成システムを提供する。
本発明の他の側面は、圧縮形式により記憶されるビットマスクを生成可能とする、ビットマスク生成システムを提供する。
本発明の別の側面ならびに実施形態は、添付する図面に示された特定の実施形態を参照することにより明らかになる。
発明の実施の形態
ビットマスクを用いた印刷システムの概要
まず、本発明に基づくビットマスクを用いた印刷の概略を、図1Aならびに図1Bを参照して説明する。
図1Aは、画像の印刷に伴うステップを示している。印刷される元の画像100の一部が示される。この例において、かかる部分100は、似てはいるが同じでないグレーの影(shades of grey)を有する2の隣接する領域101、102を含んでいる。最初に、元の画像100は、アレイにおける各画素が、元の画像における画素の濃さを示す値を有するマルチレベル画素200のアレイとして、コンピュータのメモリ内に記憶される。これにより、例示した画像100の場合、領域101が影225に対応し、領域102が影224に対応すると、図1Aに示されたマルチレベル画素データ200が記憶される。
画像が印刷される際、アレイ内の各2値の画素が0又は1の値を有する2値の画素300を生成するため、マルチレベル画素200が用いられる。マルチレベル画素200の2値画素300への変換は、値1を有する2値画素に変換される特定の値を有するマルチレベル画素の割合が、徐々に、明るいグレーの濃さを表す画素について減少するのようなものである。2値の画素300のアレイが生成されると、次に、当該2値画素300は、インクドットのパターンを有する出力画像400を生成するため、値1を有する2値画素300における各画素を、プリンターがインクのドットで印刷するよう動作させるため、に用いられる。
2値画素の値を設定するため、ビットマスクアレイのセットが記憶される。図1Bは、それぞれが各グレーレベル用であってマルチレベル画素を示すことができる、256ビットのマスクアレイ350−255から350−0を記憶する、メモリ310を示している。図1Bにおいては、階調255、225、224ならびに0用ビットマスクアレイの一部の詳細が示されている。
図1Bから見て取れるように、黒色であること示すレベル0と関連するビットマスクアレイ350−0は、全体が1で占められたアレイにより構成される。これとは逆に、白色であること示すレベル255と関連する2値アレイ350−255は、全体が0で占められたアレイにより構成される。連続した暗いグレー濃度用のアレイのための1の入力数が増加した場合、レベル224および225等の中間のグレー値のための中間のビットマスクアレイは、1の入力と0の入力が混在するビットマスクアレイ350−224ならびに350−225を含む。
2値の画素値が設定されると、メモリ310に記憶されたビットマスクアレイ350−255から350−0の一つを選択するため、当該2値画素に対応するマルチレベル画素の値が用いられる。次に、マルチレベル画素の座標が、選択されたビットマスクから各入力を選択するため用いられる。次に、選択された入力値である1又は0は、その2値画素用の値として記憶される。
図1Aの2値画素のアレイを、図1Bに示すレベル224及び225のビットマスクアレイと比較することにより、この方法でビットマスクアレイを用いることの効果が、ビットマスクアレイの一部を、生成された2値の画素300のアレイに複製することであることが判る。これにより、225の値を有するマルチレベル画素に対応する2値画素300の最初の3行は、グレイレベル225用のビットマスクアレイ350−25の最初の3行の複製に対応する。同様に、244の値を有するマルチレベル画素に対応する2値の画素300の次の3行は、グレイレベル224用のビットマスクアレイ350−224における数の2番目の3行の入力の複製に対応する。
外見上好ましい画像を生成するため、各グレーレベル用のビットマスクアレイにおける1ならびに0の配置は、印刷された画像が、ドットの独立したパターンではなく、グレーの影であると認識されるようインクドットを拡散させること、が重要である。印刷された画像の2の隣接する領域が、同じようなグレーの影で構成されている場合、境界が一つのグレイレベルから次のレベルへと融合することも好ましい。しかし、各レベル用のドットの拡散を最適化することは、画像中に2の異なる階調が互いに隣接する場合、輪郭削り(contouring)として知られる問題を生じさせる。ドットの拡散を表すためそれ自身が最適化された異なるアレイから入力を選択することは、境界に、ドットの凝集、あるいは、ギャップを生じさせてしまうからである。
本発明によると、このような問題を増大させるビットマスク350−0から350−255のセットが提供される。このことは、特定のグレーの影を表すためのドットの拡散を生じさせるため、各ビットマスクアレイは、最適化されているが、かかる最適化のプロセスは、あるグレーレベル用のアレイのほとんどの入力が、かかるアレイにおける隣接する階調と同じである、ビットマスクのセットを有することにより達成される。このことは、レベル225用のビットマスクアレイ350−225における入力のほとんどが、レベル224用のビットマスクアレ350−224における対応する入力と等しいレベル224ならにび225用のアレイの類似性により、図1Bに示されている。各グレーレベル用のビットマスクの最適化を行うことにより、ビットマスクが、ドットの集合ではなく、影であると認識されるドットのパターンを生成することを、確実とする。しかし、グレーレベルの一のビットマスクの多くが、次のグレーレベル用のビットマスクに対応するので、印刷された画像中のドットの配置であって、隣接する階調の領域間の境界に沿ったものは、ドットが外見上好ましい拡散を達成することもできる。また、一のレベルにおけるビットマスクアレイのほとんどの部分が、他のものの当該部分と等しいことを確保することにより、ビットマスクアレイのセットは、後に詳細を説明する圧縮に非常に適したものとなる。
ビットマスクアレイ、プリンタドライバー、ならびに印刷画像を生成するシステム
ここで、ビットマスクアレイ、本発明に基づき前記ビットマスクアレイを組み込むプリンタドライバー、を生成するシステムの詳細について図2を参照して説明する。
よく知られているように、プリンタドライバーは、プリンターの動作を制御するソフトウエアプログラムである。したがって、各プリンターのメーカーは、自身の特定のプリンターに適したプリンタドライバーを要求する。この目的を達するため、各プリンターメーカーは、特定のプリンターにおいて利用可能なプリンタの機能を選択可能であり、適切なプリンタドライバーを生成可能であるように、各プリンタドライバー制作会社によりプリンタドライバー生成キットが作られる。
図2を参照すると、プリンタドライバー制作会社により用いられるビットマスク生成コンピュータ1が設けられている。かかるビットマスク生成コンピュータ1は、プリンタドライバーに組み込まれるビットマスクアレイデータを生成するようプログラムされている。次に、プリンタメーカーによって用いられるプリンタドライバー生成コンピュータ2が設けられている。かかるプリンタドライバー生成コンピュータ2は、ビットマスクアレイ生成コンピュータ1により生成されたビットマスクアレイデータを組み込むプリンタドライバーを生成するためのプリンタドライバー生成キットを有するコンピュータを備えており、マルチレベル画像データを、その後、印刷可能なハーフトーン画像データに変換するため、プリンタドライバが、ビットマスク生成コンピュータ1によって前に生成されたデータを用いる場合、最終的に生成されたプリンタドライバーは、ホストコンピュータ2のメモリおよびデジタル複製部4内でロードされる。
後に詳細を説明するように、ビットマスクアレイ生成コンピュータ1によって生成されたビットマスクアレイは、外見上好ましい配列で分散される各グレーレベル用に生成されたドットのパターンを生じさせるようなものである。また、かかる生成は、異なる階調が、隣接して印刷される場合、隣接するビットマスクアレイのほとんどの部分が同じであるので、異なるレベル用のビットマスクアレイにより表されるドットパターンが、許容できる程度の量の輪郭削りを保持するようなものである。
本実施形態において、ビットマスク生成コンピュータ1は、そのメモリ内に、印刷される階調の範囲を示すドットの位置を表すビットマスクアレイのセットを生成する生成モジュール8、および、生成されたデータを圧縮するための圧縮モジュール9、を備えている。生成モジュール8により、ビットマスクのセットが生成されると、それらは、圧縮されたビットマスクデータを生成する圧縮モジュール9に送られる。次に、圧縮されたビットマスクデータは、その後、プリンタドライバー生成コンピュータ2に送られるCD ROM10上に記録される。
当該プリンタドライバー生成コンピュータ2は、CD ROM10上に記録された圧縮データを読み取る。また、プリンタドライバー生成コンピュータ2のメモリ内には、テキストドライバー11、画像ドライバー13のセットおよびドライバーエンジン14のセットが設けられる。
前記テキストドライバー11は、テキストデータに対応する画像を印刷するため、テキストデータを処理し、テキストデータをプリンタの命令に変換するための、従来のプリンタドライバ用テキストドライバーを備えている。同様に、画像ドライバー13は、画像データを処理し、画像データをプリンタの命令に変換する、画像処理モジュールを備えている。ドライバーエンジン14は、文書をプリンタの命令に変換するため、テキストドライバーおよびプリンタドライバーを調整する、関数のライブラリを備えている。
使用に際し、プリンタドライバー生成コンピュータ2は、CD ROM10から読み取った圧縮済みのビットマスクデータを、生成されるプリンタドライバー内に含まれる選択された画像ドライバー13内に組み込む。次に、選択された画像ドライバー13および選択されたテキストドライバー11ならびにドライバーエンジン14を表すデータは、CD ROM20、21上に、プリンタドライバーとして記憶される。CD ROM20、21上に記憶されたプリンタドライバーは、次に、ホストコンピュータ3およびデジタル複製部4のメモリ内でロードされる。
ホストコンピュータ3の場合、プリンタドライバー生成コンピュータ2により記録されたCD ROM 20から読み取られたデータは、ホストコンピュータ3のメモリ内にプリンタドライバーとして記憶される。ホストコンピュータ3のメモリ内には、ワードプロセッシングプログラム等の文書生成プログラム27を含む他のプログラムも記憶される。文書生成部27により生成された文書ファイルが印刷されると、ビットマスク生成コンピュータ1によって前に生成された圧縮ビットマスクを伴うプリンタドライバー25が呼び出される。次に、プリンタドライバー25は、圧縮されたビットマスクデータを解凍し、後に画像29を印刷するホストコンピュータ3に接続されたプリンタ28に送られる、ハーフトーン画像データを生成するため、解凍されたビットマスクデータを用いる。
プリンタドライバー生成部2により生成されたデジタル複製部4用のプリンタードライバーの場合、その上に、生成されたプリンタドライバーを表すデータが記憶されたCD ROM 21から当該データが読み出され、デジタル複製部4のメモリ内にプリンタドライバー30として記憶される。このようなデジタル複製部は、スキャナ31およびプリンター32を備えている。画像が複製されると、デジタル複製部のスキャナ31は、まず、画像を走査する。次に、ビットマスク生成コンピュータ1により生成された圧縮済みビットマスクデータを含む、プリンタドライバー30であって、走査された画像を処理し、デジタル複製部のプリンター32に印刷済みの画像36を出力させるもの、が呼び出される。
ビットマスクデータ生成の概略
ハーフトーン出力画像29、36を生成するため用いることができるビットマスクのセットを生じさせるビットマスク生成コンピュータ1の生成モジュール8によりビットマスクを生成することにより、画像を表すインクドットが、好ましい態様により配置され、輪郭削りが制御されることの詳細について、図3から図10を参照しつつ、ここで、説明する。
図3は、図1のビットマスク生成コンピュータ1の生成モジュール8のブロック図である。
この実施形態において、生成モジュール8は、ビットマスクのセットを表すデータの生成を調整するマスク生成モジュール40;後に詳細を述べる重みづけ関数を表すデータを記憶するよう構成される重みづけマスク記憶部(weight mask store)42;1および−1の間の範囲の浮動小数点数であって、かかる数は、アレイ内にランダムに配置され、1から−1間の範囲内でランダムに拡散する当該数、が記憶されたアレイを含む乱数テーブル44;現在生成されているビットマスクを表す0ならびに1のアレイ用の記憶部である現在のマスク記憶部46;生成されているビットマスクに関連する浮動小数点数のアレイ用の記憶部である重みづけマップ記憶部(wight map store)48;生成中の現在のビットマスクアレイにおける座標を識別するデータ記憶部である位置外れリスト(out of position list)50およびニュードットリスト52;ならびに、生成モジュール40により前もって生成されたグレースケールの複数のレベル用のビットマスク、を表すデータを記憶するビットマスク記憶部54;を備えている。
本実施形態において、マスク生成モジュール40は、各ビットマスクが32X32の0と1のアレイを備えた、256ビットのマスクのセットを生成するよう構成される。したがって、現在のビットマスク記憶部46は、32X32の2値アレイ、および、浮動小数点数による32X32のアレイを有する重みづけマップ記憶部48ならびに乱数テーブル44、を記憶するよう構成される。まず、重みづけマップ記憶部48における入力は、全て0に設定される。ランダムに配置されたランダム浮動小数点数は、乱数テーブル44に前もって記憶されている。
マスク生成モジュール40により生成された各ビットマスクは、アレイと関連する階調を示す、ドットの配置を表している。ある階調の平面的な画像を、ハーフトーン画像に変換するためビットマスクが用いられている場合、その領域を表す無地の色を表す、結果としてのインクドットのパターンは、生成されたアレイにおける1の配置に対応する。外見上好ましい画像を生成するため、無地色の領域を表す画像中のドットは、均等に分散され、過度に集中しないことが好ましい。このような理由から、マスク生成モジュール40は、生成されたビットマスクアレイの1の位置が当該アレイにわたって拡散する、ビットマスクを生成するよう配置される。
画像においてドットの列が生成される場合に生じる副作用(artefacts)を防止するよう、生成パターンが、何らかの方法でランダム化されていることも好ましい。後に詳細を述べるように、このことは、生成されたビットマスクアレイ中の1の位置を、乱数テーブル44内の乱数によって決定することにより、本実施形態において達成される。
使用に際し、まず、マスク生成モジュール40は、重みづけマスク記憶部42における重みづけ関数を表すデータを生成し、記憶する。次に、マスク生成モジュール40は、生成されているビットマスクのセット用の第1ビットマスクにおける初期ドットの初期位置を選択するため、乱数テーブル44を用いる。ここでは、現在のビットマスク記憶部46に記憶されたアレイ内に、A1がその位置で入力される。次に、重みづけマップ記憶部48内に記憶されたデータは、重みづけマスク記憶部42内に記憶された重みづけ関数データを用いて更新される。
次に、マスク生成モジュール40は、1に変更される現在のビットマスク記憶部46内に記憶された32X32のアレイにおける次の0の位置を選択するため、重みづけマップ48および乱数テーブル44を用いる。このプロセスは、現在のビットマスクにおいて、必要とされる数の0が、1に変換されるまで繰り返される。
本実施形態において、32X32の2値アレイを有する256ビットのマスクが生成されると、現在のビットマスク記憶部46内に記憶されたアレイ内の4つの0が、各レベルについて、1に変換される。
必要とされる数の0が、1に変更されると、次に、マスク生成モジュール40は、重みづけマップ記憶部中の重みづけマップ、重みづけマスク記憶部中の重みづけマスク、乱数テーブル44ならびに位置外れリスト50およびニュードットリスト52を用い、作成されているレベルのため、ビットマスク上で平滑化動作(smoothing operation)を実行する。この平滑化動作は、複数の1がアレイを用いて好ましいグレースケールの画像を生成するような方法により分布されるよう、現在のビットマスクにおける1の分布を最適化するとともに、直前のビットマスク用のビットマスク内に現れる1の大部分が、現在のビットマスクにも確実に現れるようにする。
特定のグレーレベルについてかかる最適化が実行された後、現在のマスク記憶部4中の現在のビットマスクの複製が生成され、ビットマスク記憶部54内に記憶される。ビットマスク生成モジュール40は、次に、前のレベル用のビットマスクを用い、次のレベル用に新しいビットマスクを生成する。あるレベルから次のレベルへとデータを複製することにより、近接するグレーレベル用のドットの拡散は、同じとなり、したがって、輪郭削りを確実に減少させる。これにより、ビットマスク生成モジュール40は、ビットマスク記憶部54内に、ビットマスクのセットを表す32X32の2値アレイであって、256セットを生成し、記憶させる。
256のビットマスクセットが完全に生成され、記憶されると、次に、圧縮モジュール9が呼び出される。かかる圧縮モジュール9は、元のビットマスクデータの約10分の1のサイズの圧縮データを生成するため、記憶されたビットマスクを処理する。この圧縮済みデータは、プリンタドライバー生成コンピュータ2により生成されたプリンタドライバー25、30内に組み込むためにCD ROM10上に記録される。
ビットマスク生成コンピュータによる処理
ここで、ビットマスクデータを生成するビットマスク生成コンピュータ1の全体的な処理を、ビットマスク生成コンピュータ1の処理のフロー図である図4を参照して詳細に説明する。
(i) ビットマスクの生成
まず、ビットマスク生成コンピュータ1は、マスク生成モジュール40を呼び出す。かかるマスク生成モジュール40が、初めて呼び出されると、当該マスク生成モジュール40は、重みづけマスクデータを重みづけマスク記憶部42に記憶させる(S4−1)。
かかる重みづけマスクデータは、生成されるビットマスク内で1の拡散を可能にする関数を表す。この目的を達するため、マスク生成モジュール40は、ビットマスクアレイにおける各位置のため、他の複数の1に対する当該位置の相対的な近似性(relative closeness)を表す値が演算可能となるよう、データを記憶する。具体的には、本実施形態において、以下の距離関数が用いられる。
Figure 0004559118
ここで、∂xおよび∂yは、アレイ内の2点おけるx座標とy座標とのそれぞれの差分である。
xおよびyの整数の異なるペアについての距離関数の演算値は、重みづけマスク記憶部42内に記憶される。
図5は、上記距離関数を用いて演算され重みづけマスク記憶部42内に記憶された、データのアレイの一例である。後に詳述するように、これらの値を演算し、それらを重みづけマスク記憶部42に記憶することにより、ビットマスク内における1のどのような配列も、非常に迅速に決定することができる。
重みづけマスク記憶部42内に距離関数が記憶された後、マスク生成モジュール40は、現在のビットマスクにおける必要とされる数の0が1に変換されたかどうかを判断する(S4−2)。本実施形態において、256レベルそれぞれのために32X32のビットマスクが生成されると、ビットマスク記憶部に記憶された生成済みの各ビットマスクは、最初のビットマスクが全体が0で構成されている前のレベル用のビットマスクよりも、1を4つ多く有することになる。
必要とされる追加の0が1に変換されていない場合、マスク生成モジュール40は、現在のビットマスク記憶部46に記憶されたアレイ内の0を選択し、かかる0を1と等しくなるよう変更する(S4−3)。
より具体的には、図6のフロー図に詳細を示すように、マスク生成モジュール40は、まず、重みづけマップ内における数配列の最小値を特定するため、重みづけマップ記憶部48に記憶された重みづけマップを検索する(S6−1)。
本実施形態において、重みづけマップは、まず、0による32X32のアレイを有しているので、ここでの最小値は0に等しい。
次に、マスク生成モジュール40は、しきい値パーセンテージより小さく、重みづけマップにおける入力の最小値を越える値に関連づけられている、重みづけマップにおける位置の座標を特定する(S6−2)。前記重みづけマップは、乱数テーブル44の最小の乱数にも関連づけられている。本実施形態において、前記しきい値は、特定された最小値の2%に設定されている。
実際には、1に変換される初期0の位置を選択した場合、重みづけマップ記憶部48に記憶された重みづけマップの全ての値は、0と等しく、重みづけマップの全ての座標は、重みづけマップ記憶部48における最小値と異なるしきい値パーセンテージ以下の値に関連づけられるので、マスク生成モジュール40は、最小の乱数に関連づけられている乱数テーブル44内の数の座標を特定する。
次に、マスク生成モジュール40は、1となる特定された座標に現れた0の値を変更することにより、現在のビットマスク記憶部46に記憶されたビットマスクアレイを更新する(S6−3)。図7Aは、第3コラムの3番目の0が1に変更されたビットマスクアレイの一部の例示である。
次に、アレイ内の更新された数の座標は、ニュードットリスト52に加えられ(S6−4)、マスク生成モジュール40は、重みづけマップ記憶部42内に記憶されたデータを用い、重みづけマップ記憶部48内の値を更新する(S6−5)。
具体的には、マスク生成モジュール40は、重みづけマップ記憶部48内の重みづけマップの各入力を、順次取り出し、更新されているグリッド上の点の相対位置についてのxの距離およびyの距離、および、以下の式を用いて1に変更されていた、ビットマスクにおける0の位置、を特定する。
Figure 0004559118
ここで、X1、Y1は、1に変更されていた、現在のビットマスク46内の0の座標であり、X2、Y2は、更新されようとする重みづけマップ記憶部48におけるアレイ内の位置の座標であり、wおよびhは、本実施形態では、アレイの幅と高さに対応する、そのいずれもが32に等しい値である。
xおよびyの距離が7に満たない場合、マスク生成モジュール40は、当該xおよびyの距離を用い、重みづけマップ記憶部42内で、ある値を探し、以下の式を用いて、重みづけマップ記憶部48における重みづけマップ内の識別された位置のための入力を更新する。
Figure 0004559118
ここで、Wnewは、重みづけマップ記憶部48内のアレイの位置に記憶された新たな値であり、Woldは、重みづけマップ記憶部48内のアレイに記憶された前の値であり、Weightmaskvalueは、重みづけマスク記憶部42を用いて取り込まれた値であり、f(level)は、これに対しビットマスクが生成されるグレーのレベルに基づいて変更される0と1間に存する関数であり、r(x、y)は、更新されている重みづけマップ48内の位置に対する、乱数テーブル内の対応する場所に記憶された乱数の値である。
図8は、本発明の本実施形態において用いられる関数f(レベル)を示すグラフである。本実施形態においては、最初に生成された64のビットマスク、ならびに、生成されているビットマスクのセット内の128番目のビットマスクの最大値を1に増加させる関数f(レベル)を有するビットマスクのセット内の少なくとも64のビットマスク用に、f(レベル)用の0と等しい値が用いられる。本実施形態において、関数f(レベル)は、変形し、シフトした正規曲線であり、値が70から100において急に増加し、値が130から160で急に下落する形式である。
乱数テーブル44内の1から−1の乱数により決定される重みづけ値の生成は、重みづけマップ記憶部48内に記憶された重みづけ値にノイズ成分を取り込むことになる。充たされた0の4分の1から充たされた0の4分の3の間(between quarter full of 0's and three quarter full of 0's) でビットマスクが生成されている場合、距離関数のみに基づ居て決定される1と0の拡散によって、一連のラインやコラム等の規則正しく並べられた形式のアレイとなるビットマスクを生じさせる。かかる規則正しいドット配列は、出力画像内の副産物のように見えるという傾向がある。この方法でノイズ成分を取り込むことにより、前記の規則正しく並べられたアレイの生成は、阻止される。乱数テーブル44内に記憶された値を用いることでこれを達成しようとすると、0から1へ変更されるのに適切である位置の識別が繰り返し行われる。
重みづけマップが更新された(S6−5)後、図4に戻り、マスク生成モジュール40が、再度、現在のビットマスク46において必要とされる数の0が1に変換されたかどうか判断する(S4−2)。変換されていない場合、マスク生成モジュール40は、現在のビットマスク記録部46を変更し、さらに、重みづけマップ記録部48を更新する前に、更新された重みづけマップ記憶部48を用いて選択された現在のマスク記憶部内の現在のマスク中の別の0を変更する。したがって、マスク生成モジュール40は、現在のビットマスク記憶部46に記憶されたアレイが、さらに1を4つ含むように変更する。このことは、重みづけマップが更新されると、アレイ内の1の配列は、1の位置をアレイ中に拡散するというこの方法の本質から起こる。
アレイにおいて必要とされる数の0が変更されると(S4−2)、次に、マスク生成モジュール40は、(S4−3)図9Aから9Cおよび図10を参照して説明するように、新しく演算されたビットマスク内の1の位置を最適化する(S4−4)。
(ii) ビットマスクの変更
これまで述べたように、現在のビットマスク記憶部46内での、1に変換される0の選択は、現在のマスク記憶部46におけるアレイ内の他の1の位置に基づいて決定される、関数に基づいて行われる。このことは、1に変更される0の初期の選択が、後のレベル用のビットマスクにおいて後に行われる1の位置合わせに非常に大きな影響を有していること、を意味する。したがって、例えば、ビットマスクの一部を図示するものであって、文字AからEがビットマスク内の1を表し、ブランクの四角が0を表す図9Aを参照すると、図9Aに示される1の拡散は、図9Bに示されるようなアレイに対する1の追加について行われる選択に影響を及ぼす。図9Aの配置によっても外観的に好ましい画像を生じさせるであろうが、文字AからEにより表されるドットの影響により、理想には少し及ばない程度の配置を有する図9Bに示すような、次のレベルを生じさせる。したがって、例えば、図9Bの場合、かかる配列は、文字F、C、BならびにE、G、Dで示される2の斜線を作り出す。
このように、本実施形態においては、グレーレベル用の最初のアレイを生成した後、次に、マスク生成モジュール40が、以前に行われたアレイにおける1の位置合わせによるバイアスを除去するようアレイを変更する。したがって、例えば、図9Bに示された1の配置が、図9Cにより示された配置に変換されることもある。この配置において、文字D、E、FならびにGにより表されるドットの位置は、ビットマスクにおける1の拡散が向上するよう変更される。ここで、マスク生成モジュール40によるビットマスクの変更について、図10を参照しつつ詳しく説明する。
あるレベル用の初期のビットマスクが変更されると、マスク生成モジュール40は、まず、アレイ内の最初の1が選択されるまで当該アレイを走査する(S10−1)。
次に、マスク生成モジュール40は、アレイ内で選択された1が、ニュードットリスト52により特定された座標と対応するかどうか、を判断する(S10−2)。対応する場合、このことは、選択された1が、前のレベル用のビットマスク内の0によって表されること、を示している。アレイ内で選択された1の座標が、ニュードットリスト52内に記憶されていない場合、このことは、アレイ内の当該1が、前のレベル用のアレイ内の1によって表されることを示している。
マスク生成モジュール40が、選択された1は、前のレベルのビットマスク内の1によっても表されると判断すると(S10−2)、次に、マスク生成モジュール40は、位置外れリスト50内に座標がいくつ含まれているかを判断し(S10−3)、これとしきい値を比較する。
本実施形態において、最初の16ビットのマスクについて輪郭削りの影響を減少させるため、あるレベル用のアレイ内に1が存在する場合、次のレベル内にも存在させるようにする。アレイ内に1がほとんどなく、したがって、インクドットが印刷されていない場合には、1の配置を変更し、これにより、輪郭削りを識別できるよう印刷されるドット配置を増加させることができる。これとは逆に、ミッドレンジの影用のビットマスクアレイの場合のように、アレイ内により多くの1が見られ、より多くのインクドットが印刷される場合、これらのドットの比較的少ない数の位置を変更したことによる影響は、輪郭削りを識別できる程度に増加しないが、中間階調を表すドットのアレイの外観を向上させる。
このように、本実施形態において、変更可能な前のレベル用のアレイ内の1の数を識別するために用いられるしきい値は、ビットマスクで表されるように、グレーレベルに基づいて変化する。具体的には、本実施形態において、最初の16レベルについては、前のアレイ内に表されていない1を変更することができ、第4まで全てのレベルについては、前のアレイからの1を移動させることができる。
このように、例えば、マスク生成モジュール40が、最初の16レベルの一のビットマスクを処理しており、当該マスク生成モジュール40が、アレイから選択された1が前のアレイ内にも示されていることを識別する場合、マスク生成モジュール40は、前記アレイ内の当該1の位置を変更しようとしない。これとは逆に、生成されるビットマスクのレベルが、16より大きく、その位置が変更されている、前のアレイにおける1を表す現在のアレイにおける1の4つの位置より小さい場合、マスク生成モジュール40は、現在の1の入力位置が改良可能かどうかを判断する(S10−5からS10−7)。
まず、マスク生成モジュール40は、前記アレイから選択された現在の1が存在することの影響を取り除くため、重みづけマップ記憶部48内の重みづけマップを更新する(S10−5)。
具体的には、新しい1が、現在のマスク記憶部46内の現在のマスクに追加されると、マスク生成モジュール40が、重みづけマップ記憶部48内の重みづけマップの入力値を更新するのと同様の方法により、マスク生成モジュール40は、重みづけマップの0から1より、以下の式を用いて重みづけマップの入力を更新することによって、選択された現在の1が変更されたことの影響を除去する。
Figure 0004559118
ここで,Wnew,Woldは、重みづけマップの値であり、f(level)およびr(x,y)は、前に説明したのと同様の方法で演算された値である。
この方法により重みづけマップ記憶部48内の重みづけマップを更新することによる影響は、現在のビットマスクにおける現在の1の位置から生じる追加の重みづけ値を除去することである。
次に、マスク生成モジュール40は、現在考慮されている1の位置用の更新された重みづけ値が、更新された重みづけマップ内の最小の重みづけ値入力を越えるしきい値パーセンテージをより大きくなる、範囲を決定する(S10−6)。本実施形態において、かかるしきいパーセンテージは、2%に設定されている。
現在の位置のための値が、かかるしきい値より大きい場合、このことは、現在のビットマスク内のアレイ内に複数の1をうまく拡散させるよう生成するアレイ内に現在の1の位置よりもよい位置が存在することを示す。そうである場合、マスク生成モジュール40は、考慮されている現在の1の用にアレイ内で別の位置を特定する(S10−7)。
このような別の位置の選択は、マクス生成モジュール40が、ビットマスク内で1の初期位置を選択するのと全く同じ方法により実行される。すなわち、マスク生成モジュール40は、重みづけマップ記憶部48内の現在の重みづけマップ入力の最小値の2%を越えない、重みづけマップ記憶部48内の重みづけマップの重みづけ値に関連する現在のビットマスクにおいて、全ての0の座標を識別するとともに、重みづけマップにおける最小値の2%を越えない重みづけ値、ならびに、乱数テーブル44内の最も小さい乱数に関連する値の両方、と関連する位置を、現在のビットマスクにおける1入力用の可能な代替位置として選択する。
現在のものの代替位置が特定されると、マスク生成モジュール40は、現在のものの代替位置の座標、ならびに、それ自身の現在の位置における1用の重みづけ値と、提案された自身の代替位置との間の差を特定する値を記憶する。
かかるデータが記憶された(S10−7)後、あるいは、アレイ内で選択された現在の1の位置が、変更されていないと判断された(S10−6)後、マスク生成モジュール40は、重みづけマップ記憶部48内の重みづけマップに対して前になされた変更を反転させる(S10−8)。
すなわち、以下の式を用い、重みづけマップが、更新される。
Figure 0004559118
ここで,Wnew,Woldは、重みづけマップの値であり、f(level)およびr(x,y)は、前に説明したのと同様の方法で演算された値である。
次に、マスク生成モジュール40は、アレイ内の全ての1が処理されたかどうかを判断する(S10−9)。処理されていない場合、次に、マスク生成モジュールは、現在のビットマスク内の1の入力が最後までいったかどうかを再度判断する(S10−9)前に、現在のビットマスク記憶部46における現在のビットマスク内の次の1の入力を特定し(S10−10)、かかる次の1の入力位置が改良可能かどうかを判断する(S10−2からS10−8)。
アレイ内の1が最後に達した場合、マスク生成モジュール40は、現在のビットについて何らかの変更がなされたかを判断する(S10−11)。 この時点で、マスク生成モジュール40は、その位置を改良可能な、現在のアレイ内のそれぞれの1について、前記1の現在の座標を特定するデータ、前記1の代替位置を特定する座標、ならびに、各変更が、現在のビットマスクアレイ内の1の入力の拡散についてどのくらいの改良を生じさせるかを示す値、を記憶する。かかるデータが記憶されていない場合、現在のレベル用のビットマスク内における1の最適な配置が見つけられ、現在のレベルについてのマスク生成モジュールの処理は終了する。何らかのデータが記憶されている場合、最大の改良値に関連づけられている座標が特定され(S10−12)、関連する座標における現在のレベル用のビットマスク内の入力は、反転される。すなわち、現在の1の座標によって特定された1の入力は、0に設定され、当該1用の代替座標よって特定された0の入力は、1に設定される。かかる更新済みビットマスクは、現在のマスク記憶部46に記憶される。
次に、重みづけマップ記憶部48内の重みづけマップは、以下の式を用いて更新される。
Figure 0004559118
ここで,Wnew,Wold、f(level)およびr(x,y)は、前に説明した演算値に対応する値であり、weightmask value 1ならびにweightmask valueは、重みづけマスク記憶部42を用いて得られた値であり、更新されている重みづけマップ内の位置、および、変更されている1の元の位置の座標、ならびに、かかる1用の新しい座標は、前述の方法とそれぞれ同じ方法で処理されている。
次に、マスク生成モジュール40は、位置外れリスト50ならびにニュードットリスト52を更新する。具体的には、変更されている1用の元の座標は、ニュードットリスト52内に現れず、これらの座標は、位置外れリスト50上に入力される。次に、1の入力用の新たな座標は、位置外れリスト50内の座標と比較される。位置外れリスト50内に新たな座標が現れる場合、これらの座標は、かかるリストから削除される。新たな座標が位置外れリスト50に内に現れない場合、これらの新しい座標は、ニュードットリスト52に追加される。
次に、マスク生成モジュール40は、特定の、現在のマスクが処理された回数を判断する(S10−13)。本実施形態においては、変更について終わりのないループに陥るのを防止するため、繰り返しの回数を1000回までとする。位置変更が1000回行われない場合、マスク生成モジュール40は、アレイにおける1の全体的な位置を改良するため(S10−2からS10−12)アレイにおける1の配列を変更しようとする前に、生成されているビットマスクアレイにおける最初の1の入力を選択する(S10−1)。アレイが1000回処理され、あるいは、前記アレイにおける1の配列について全く改良が認められない場合、マスク生成モジュール40によるかかるレベル用のビットマスクにおける位置の最適化処理は、終了する。生成されたビットマスクの処理の結果、アレイ内で拡散した1を有するビットマスクが生成される。平滑化処理を行うので、新たな1が特定のレベル用のアレイに追加される順番は、関係ないが、全ての新しい1がアレイに追加された後に、適切な位置の選択は再評価される。
アレイの処理は、ビットマスクアレイを使用することにより生じる輪郭削りを許容可能なレベルにすることもできる。隣接するグレーレベル用の出力パターンを比較すると、第1レベルにおける限られた数のドットしか、第2レベルにおいて表示されない。具体的には、最初の16階調の場合、連続する各レベルにおいて、追加の4ドットが現れる。次の階調においては、連続する各レベルにおいて追加の4つのドットが現れ、最大4つの位置まで、レベル間で追加のドットを変更してもよい。ドットのほとんどが、連続するレベルにおいて同じ位置に現れるので、連続するグレーレベル用の出力におけるドットの配置は、各出力におけるドットは、それら自身の間で均等に拡散し、大量の共通ドットを有することから、外観的に好ましいものでなければならない。
図4を参照すると、マスク生成モジュール40による平滑化動作が完了した後、次に、マスク生成モジュール40は、(S4−5)ビットマスク記憶部54のビットマスクの複製を記憶する。マスク生成モジュール40は、次に、256の異なるグレーレベル用の256ビットのマスクが、この時点でビットマスク記憶部54に記憶されたどうかを判断する。記憶がなされていない場合、マスク生成モジュール40は、次のグレーレベル用に新しいビットマスクを演算する前に(S4−2からS4−5)、位置外れリスト50およびニュードットリスト52をクリアする(S4−7)。
したがって、マスク生成モジュール40は、それぞれがビットマスク記憶部54内に記憶された256のマスクのセットを生成する。連続する各ビットマスクは、前のレベルのビットマスクおよび重みづけマップを用いて生成されるので、各レベルのビットマスクを生成するには、前のレベルのビットマスクが考慮される。生成を行うためビットマスクの完全なセットが決定されると、(S4−6)次に、記憶されたビットマスクは、ここで、図11から13を参照して詳細が説明されるように、圧縮のため圧縮モジュール9に送られる。
(iii) 生成されたビットマスクの圧縮
図11は、本実施形態の圧縮モジュール9のブロック図である。本実施形態において、圧縮モジュール9は、生成モジュール3により用いられたビットマスク記憶部54と同じであるビットマスク記憶部54、ラインマスク記憶部56、排他的論理和プロセッサ58、排他的論理和ラインマスク記憶部60、ランレングス・エンコーダー62ならびに圧縮データ記憶部64、を備えている。
本実施形態において、0と1で構成される、256の32X32のアレイ形式のビットマスクのセットがビットマスク記憶部54に記憶されている場合、圧縮モジュール9は、まず、ラインマスク記憶部56に記憶されたラインマスクのセットを生成して(S4−8)最初に生成されたビットマスク、ラインマスク記憶部56に記憶されたラインマスクのセットを処理する。次に、圧縮モジュール9は、排他的論理和ラインマスク記憶部60に記憶される排他的論理和ラインマスクを生成するため、排他的論理和プロセッサ58を用い、ラインマスク記憶部56内の生成されたラインマスクを処理する。
最後に、排他的論理和ラインマスク記憶部60内に記憶されたデータは、圧縮データプリンタドライバー内に組み込むことができるよう、最初に圧縮データ記憶部64に記憶され、次に、CD ROM10上に記録される(S4−10)圧縮データを生成するため(S4−9)、従来のランレングス・エンコーダー62を用いて処理される。
ここで、圧縮モジュール9の処理について、図12および図13を参照しつつ、詳述する。
図12は、ビットマスク記憶部54、ラインマスク記憶部56、排他的論理和ラインマスク記憶部60、ならびに、圧縮データ記憶部64内、に記憶されたデータを示している。
本実施形態において、ビットマスク記憶部54内に記憶されたデータは、最初に、256の32X32ビットマスクアレイのセットを有している。これらのアレイのそれぞれは、第1レベルのビットが全て0の入力から構成され、256番目のレベルのビットマスクは全て1から構成され、中間レベルは、それらのアレイにおいて、1の数が増加している32X32の2値アレイを有する。
後で詳述するように、マルチレベル画像を、ハーフトーン画像に変換するためにビットマスクが用いられた場合、マルチレベル画像データは、ライン毎に処理される。したがって、圧縮モジュールは、まず、それぞれの独立したライン状データを処理するため、関連するビットマスク記憶部54内の異なるビットマスクから全てのデータを集める。
すなわち、圧縮モジュール9は、256番目のレベルのビットマスク用のビットマスクから、最初の32ビットのデータを、最初のラインマスク用の最初の32ビットデータとして複製する。圧縮モジュール9は、次に、255番目のレベルのビットマスク用の最初の32ビットデータを特定する。これは、ビットマスク記憶部における二番目の32ビットデータとして記憶される。この動作は、第1レベルのビットマスクからの最初の32ビットデータが、ラインマスク記憶部56における32ビットデータの256番目のグループとして記憶されるまで繰り返される。
次に、圧縮モジュール9は、ビットマスク記憶部54内の256レベルのビットマスクから、32ビットデータの二番目のグループを複製する。このように、ラインマスク記憶部56は、それぞれが、256の32ビット数を含む32セットのデータであって、ラインマスクデータのm番目のセットにおける32ビット数のn番目が、ビットマスク記憶部54から(256−n)番目のビットマスクの番目のビットマスクのm番目の32ビット数に対応するもの、をそれ自身の中に記憶させる。
かかる方法によりデータを再配置することは、そこで、各ビットマスクにおける0に対する1の比率が各レベルにおいて増加するビットマスク記憶部54内の256のビットマスクとは逆に、ラインマスク記憶部54におけるデータのセットは、そこで、セットにおける32ビットデータの各グループ0の数が、最初の32ビットゼロから徐々に増加し、32ビットの256番目のグループにおいて32の入力全てが0となる、32セットのデータを有すること、を意味する。
図13Aは、ラインマスク記憶部56内に記憶されたデータのある部分の例である。図13Aから見られるように、ラインマスク記憶部56内に記憶されたラインマスクにおいて、アレイにおける1の入力は、かかる再配置の結果、異なるグレーレベル用の異なるビットマスク間に同じ値1が複製される、コラムを構成する。特定のレベルに対して新しい1が追加されるとともに、連続するレベルを通じて続き、次に、1が平滑化プロセスにおいて変更されなかった場合、新しい1のコラムが始まる。特定の1の入力が、異なるビットマスクを生成することにより行われる、平滑化プロセスに移ると、1のコラムは終了する。
ビットマスク記憶部54からの全てのデータが、ラインマスク記憶部56内に複製されると、圧縮モジュール9は、排他的論理和ラインマスク記憶部60内に記憶される排他的論理和ラインマスクデータを生成するため、ラインマスク記憶部56内のデータを用いるよう、排他的論理和プロセッサ58を呼び出す。
具体的には、排他的論理和プロセッサ58は、まず、ラインマスク記憶部56から、表された最初の32ビット数を取り出し、その数について、32個の1を有する32ビット数を用いて排他的論理和動作を実行する。すなわち、排他的論理和プロセッサ58は、32個の1から構成される二番目の32ビット数を有する前記32ビットの32ビット数それぞれについて、以下の真理値表に基づき、ビットに関する(bit wise)排他的論理和動作を実行する。
Figure 0004559118
次に、かかる排他的論理和の結果は、排他的論理和ラインマスク記憶部内に最初の32ビットデータとして記憶される。排他的論理和プロセッサ58は、ラインマスク記憶部56から次の32ビットデータを選択し、この32ビット数、ならびに、最初のビットマスクから最初の32ビットデータのセットについて排他的論理和動作を実行する。かかる排他的論理和動作の結果は、排他的論理和ラインマスク記憶部60内に二番目の32ビットデータとして記憶される。かかる動作は、二番目および三番目の32ビットデータの間続けられ、その後、最初のラインビットマスクから次の32ビット数の各ペアまでの間続けられる。同じ処理が、ラインマスク記憶部56内のラインビットマスクの次の各セットからのデータについて行われる。
排他的論理和プロセッサ58によるかかる処理の結果を、図13Bに示す。図13Aと図13Bを比較すると、排他的論理和プロセッサによる処理は、0、ならびに、1であって、それぞれが、ラインマスク記憶部56に記憶されたデータ中の1のコラムがどこで始まりあるいは終了するか示すものが、まばらに配された(sparsely filled)アレイを生成するものである。
次に、圧縮モジュール9は、ランレングス・エンコーダー62を呼び出させる。かかるランレングス・エンコーダー62は、排他的論理和ラインマスク記憶部60内に記憶されたデータを、当該排他的論理和ラインマスク記憶部60内に記憶されたそれぞれの1を分離する0の数を決定することにより、従来の方法で処理する。したがって、例えば、図13Cに示すように、図13Bにおける数のアレイは、図13Cに示す数のセットに変換される。かかるデータは、次に、圧縮データ記憶部64に記憶される。
ビットマスク形式から、ラインマスク記憶部56に記憶されたラインマスク形式へのデータの再配置は、ビットマスクを表すサイズを減少させない。しかし、排他的論理和動作の実行し、その後、ランレングス・エンコーデイングを用いる動作の組み合わせは、記憶するデータの全体量を約10分の1(a factor of 10)に減少させる。これは、ほとんどの場合、あるレベルに存在する1は、次のレベルにおいて1によって表され、同様に、あるレベルに存する0は、次のレベルにおいて0によって表されるからである。したがって、排他的論理和プロセッサによる処理結果は、まばらに配されたアレイとなり、これにより、ランレングス・エンコーデイングによって大幅に圧縮されたアレイとなる。次に、圧縮データは、それが、プリンタドライバー25、30内に組み込まれるよう、プリンタドライバー生成コンピュータ2に送られるCD ROM10上に記録される。
プリンタドライバーにおける圧縮済みビットマスクの使用
ここで、プリンタドライバー25、30において、本発明に基づき生成された圧縮データを使用することについて、図14から図20を参照しつつ説明する。
図14は、本発明の本実施形態に基づくホストコンピュータ3のブロック図である。ホストコンピュータ3のメインメモリ内に記憶されているのは、ワードプロセッシングプログラム等の文書生成プログラム27およびプリンタドライバー25である。さらに、ホストコンピュータは、データを処理するマイクロプロセッサ80、マイクロプロセッサによりアクセス可能なキャッシュメモリ82、ならびに、プロセッサ80により最近用いられたデータを記憶するページメモリ84、をも備えている。
本実施形態において、プリンタドライバー25は、当該プリンタドライバーに組み込まれたプリンタドライバ生成コンピュータ2により選択されたテキストドライバー11であるテキストプロセッサ86、ならびに、プリンタドライバー生成コンピュータ2により画像ドライバー13から選択された画像ドライバーである画像プロセッサ88、を備えている。
また、画像プロセッサ88は、ビットマスク生成コンピュータ1によりCD ROM10記録され、プリンタドライバ生成コンピュータ2により画像データプロセッサ88に組み込まれたデータである圧縮ビットマスクデータ92、を含んでいる。かかる画像プロセッサ88は、圧縮データ92からラインビットマスクのセットを生成する解凍モジュール94、解凍ラインマスク記憶部95、文書作成部27から受けた画像データを記憶する生画像データ記憶部96、ならびに、画像プロセッサ88により生成されたハーフトーンデータを記憶するハーフトーン画像データ記憶部98、を備えている。さらに、プリンタドライバ25は、それにホストコンピュータ3が接続されているプリンタ28(図14には図示せず)用に現在選択されている構成を記憶する設定データ記憶部99を含んでいる。
図15を参照すると、ハーフトーン画像を生成するためのホストコンピュータ3の動作がここで示されている。
まず、ホストコンピュータ3は、印刷される文書を生成する(S15−1)ため、文書作成プログラム27を用いる。かかる文書は、ワードプロセッシング、画像、あるいは、テキストおよび画像データの両方を含む、文書の形式により構成することもできる。
文書ファイルの生成後、ホストコンピュータ3は、ユーザーが生成された文書を印刷する旨表明したかどうかを判断する(S15−2)。そうである場合、ホストコンピュータ3は、生成された文書ファイルをハーフトーン画像データ98に変換するため、プリンタドライバー25を呼び出す。
具体的には、プリンタドライバー25は、印刷画像29を出力するため用いられるプリンタ28用に現在選択されている設定を識別するため、まず、設定データ99をチェックする(S15−3)。したがって、例えば、設定データ99は、用いられる特定の印刷密度を表してもよい。設定データ99をチェックした後、プリンタドライバ25は、生データをハーフトーン画像に変換するために用いられる、圧縮ビットマスクデータ92を選択する。
具体的には、特定のプリンタ設定用のビットマスクのセット対応する圧縮ビットマスクデータ92が、プリンタドライバー25により識別される。かかるデータは、ビットマスク生成コンピュータ1の圧縮モジュール9により前もって生成された、ランレングスに符号化されたデータを含んでいる。
ランレングスに符号化されたデータの一部の例を、図16Aに示す。次に、排他的論理和ビットマスクデータを生成するため、ランレングスに符号化されたデータを最初に用いたプリンタドライバー25の解凍モジュール94が、(S15−4)が呼び出される。
これは、各ラインが、圧縮ラインマスク記憶部95に記憶された32の入力を含む、0と1のアレイを生成する解凍部94によって達成される。ランレングスに符号化されたデータの要素を順次取り出すことにより、解凍部は、生成されたアレイに、ランレングス符号化データの第1の数に対応する一連のゼロを組み込む。かかる数のゼロがアレイ内に組み込まれた後、かかるアレイの次の入力は、1に設定される。次に、ランレングス符号化データの次の要素が、処理される。ランレングス符号化データの次の要素に対応する複数の入力は、アレイ内で再び0に設定され、その後、別の入力が1に設定される。
図16Bは、図16Aに示すランレングス符号化データを用いて生成された32X32のアレイの一部の例である。
圧縮ラインマスク記憶部95に記憶された生成データは、全て0のデータから構成される32ビットの2値数を有する解凍データにおける最後の32ビットについて、排他的論理和動作を実行することにより、解凍部94によって処理される。かかる排他的論理和動作の結果は、記憶され、次に、かかる数、ならびに、アレイ内の32ビットの次のセットについて行われた排他的論理和動作の結果が記憶される。この動作は、32ビットの最初のセットが256の32ビット数の各グループに達するまで、連続するそ32ビットの間繰り返される。
図16Bのアレイに対する、かかる処理の結果を、図16Cに示す。処理の効果は、ビットマスクが図12に示されたよう元々作られていた場合に、解凍ラインマスク記憶部95内の解凍データを、ビットマスク生成コンピュータ1の圧縮モジュール9のラインマスク記憶部56内に前から存在していたものとして、32のラインビットマスクのセットに変換することである。すなわち、本実施形態において、解凍ラインマスク記憶部内に記憶されるのは、それぞれが256の32ビットマスク数を有する、32セットのリンクマスクであって、各セットの最初のラインは、全て1から構成される32ビット数からなり、32ビット数の256番目は、全て0から構成され、中間の数は、通常、0の数が徐々に増加する、ものである。
図15に戻ると、次に、プリンタドライバー25は、印刷される文書ファイルの一部である文書ファイルが、テキストデータあるいは画像データを含むかどうかを判断する(S15−5)。処理される文書の一部がテキストデータを含んでいる場合、テキストプロセッサモジュール86が呼び出され、従来の方法により、テキストデータを画像データに変換するため用いられる(S15−6)。
それに代え、生成される文書ファイルの一部が、画像を表す場合には、画像プロセッサモジュール88が呼び出され、その詳細を後述するハーフトーンデータを生成するため用いられる(S15−7)。テキストプロセッサ86又は画像プロセッサ88のいずれかによりハーフトーンデータが生成されると、かかるデータは、生成されたハーフトーン画像内で1が表される場合、インクのドットを記憶することによりハーフトーン画像を印刷するため当該ハーフトーンデータを用いるプリンタ28に送られる(S15−8)。
生成されたラインマスクを用いてのマルチレベルデータの変換
ここで、解凍リンクマスクを用いた画像プロセッサ88による、マルチレベル画像データのハーフトーンデータへの変換について、図17から図20を参照して説明する。
画像プロセッサ88が、最初に呼び出されると、画像プロセッサ88は、処理のため、生画像データ記憶部96から画像データのラインを抽出する(S17−1)。
図18は、画像を表すマルチレベル画像データの一部の例である。図18の例において、マルチレベル画像データ154、153、153、154、153、154、20、15・・・を有する画像データの最初のラインは、画像プロセッサ88により抽出される。従来、これらの数は、0から255の範囲にあり、0は黒を表し、255は白を表す。
次に、画像プロセッサ88は、ホストコンピュータ3のページメモリ84内に、リンクマスクをロードする(S17−2)。画像の最初のラインである場合、ページメモリ84内に、256の32ビット数であるラインマスクの最初のセットが、ロードされる。
次に、マルチレベル画像データプロセッサのラインの、最初の画素が選択される(S17−3)。図18の例の場合、かかる画素は、図18のアレイ内の位置(1、1)における154である。
次に、画像プロセッサ88は、かかる数を、直前に用いられていた値と比較する(S17−4)。かかる値が、前に用いられていた値と等しくない場合、画像プロセッサは、次に、n+1番目の32ビット数を、ページメモリ84からキャッシュメモリ82内に記憶させる(S17−5)。ここで、nは、考慮されるマルチレベル画素の値と等しい。このように、黒を表す0に設定されたマルチレベルデータを処理する場合、一連の1を有する最初の32ビット数が取り込まれる。
図19は、キャッシュメモリ82内に記憶された32ビット数の例である。
画像プロセッサ88は、キャッシュメモリ82内に記憶された32ビット数の入力の一つを識別するため、処理されるマルチレベルデータ用のx座標を用いる(S17−6)。より具体的には、プリンタドライバ25は、画素が処理される度に増やされ32画素のそれぞれが処理された後0にリセットされる、座標値を記憶する。これは、32を法とする数の算法(modulo 32 arithmetic)における現在のx座標と等しい。
次に、画像プロセッサ88は、キャッシュメモリ82内の32ビット数中の入力を特定するため、32を法とする当該現在のx座標値を用いる。これは、0か1のどちらかであり、かかる値は、現在生成されているライン用のハーフトーン画像データ98に加えられる。
次に、画像プロセッサ88は、処理される画像データのラインにおける最後の画素に達したかかどうか判断する(S17−7)。達してない場合、前記ラインに沿った現在の位置用の現在のカウンターを、インクリメントし(S17−8)、ページメモリ84から32ビット数を選択し、それをキャッシュメモリ82に記憶し、次に、記憶された32ビット数を、ハーフトーンデータに変換するよう用いるため、マルチレベル画像データの次の要素を、特定し、用いる(S17−4からS17−5)。
処理されているラインのマルチレベル画素データの最後の入力に達すると、かかるライン用のハーフトーンデータ98は、プリンタドライバー25によって、画像データ内で1に出くわす度にインクドットを印刷することにより印刷画像の画像のラインを生成するため用いることができる、プリンター29に出力される(S17−9)。
画像プロセッサ88は、マルチレベル画素データの最終ラインが処理されたかどうかを判断する(S17−10)。未処理の場合、マルチレベルデータをハーフトーンデータで生成するために画像データの新しいセットが用いられる前に、生画像データ96の次のラインが特定され(S17−11)、ページメモリ84内のデータは、解凍されたビットマスクデータからの256の32ビット数の次のセットにおけるリンクマスクデータの次のセット、により上書きされる(S17−1からS17−2)。
ラインマスクデータを記憶し、用いることにより、生の画像データ96のラインをハーフトーン画像データに変換するメモリ動作の回数は減少する。具体的には、画像データの各ラインについて、256の32ビット数であるラインマスクデータの単一セットが、ページメモリ84に転送される。かかるデータセットは、マルチレベルデータの全てのライン用の全ての画像データを、ハーフトーンデータに変換するため用いられる。全部のラインが処理された場合にのみ、別のデータがページメモリに書き込まれる。このことは、32X32の異なるビットマスクが、特定の階調の画素が印刷される毎にアクセスされる従来のビットマスク処理と対比される。
図20は、ハーフトーン画像に変換された後の、図18に示されたマルチレベルデータの一部の例である。図20と図18を比較することにより判るが、一般に、低いレベルのマルチレベル画像データは、暗い色を表す画素のように見られるので、対応するほとんどのハーフトーンの値は、1に設定される。これとは逆に、高いレベルのマルチレベル画像データは、明るい色を表す画素のように見られるので、対応するのほとんどハーフトーンの値は、0に等しい。特定の画素が、0又は1のいずれに変換されているかに拘わらず、前記画素用のマルチレベル値、ならびに、マルチレベル画像データをハーフトーンデータに変換するために用いられた生成されたビットマスクは、画素の両方の位置により決定される。
デジタル複製部が、マルチレベル画像データの形式で表される画像内でスキャンされたものだけを処理するよう構成されているので、デジタル複製部用のプリンタドライバー30が、テキスト文書を処理するテキストプロセッサを必要としないことを除き、プリンタドライバー生成コンピュータ2により生成されたデジタル複製部4のプリンタドライバー30は、ホストコンピュータ3に記憶されたプリンタドライバー25と同じように動作する。
他の変形例ならびに他の実施形態
上記実施形態においては、生成モジュール8の重みづけマスク記憶部42に記憶されたデータを生成するため、単一の関数が用いられていたが、異なるレベル用の重みづけマップを生成するのに、異なる関数を用いることもできる。より具体的には、ほとんど0からなる(predominately zero)アレイと関連するビットマスク用の重みづけマップを生成する場合、長い距離の後ゼロに下落する、距離により決定される関数を用いることもでき、ビットマスクアレイに多数の1を含むビットマスクデータの複数のレベルについては、より急激にゼロに下落するので、小規模な近接するアレイに基づき値を生成させる関数を用いることもできる。
上記実施形態においては、重みづけ値の演算に用いられた関数は、特定の点と1の値を含むアレイの一部との間のユークリッド距離(Euclidian distance)、に反比例するが、他の関数を用いるようにしてもよい。具体的には、
Figure 0004559118
ここで、∂xは、x軸に沿った2点間の距離であり、∂yは、y軸上の2点間の距離であり、上記に比例する関数を有する代わりに、いかなる適切な、例えば、以下の関数、を用いるようにしても良い。
Figure 0004559118
ここで、nは、用いることが可能な選択値である。
これに代え、以下のような、より複雑な関数を用いることもできる。
Figure 0004559118
ここで、maxおよびminは、それぞれ、使用可能な最大および最小関数である。
重みづけ関数は、最終的な印刷画像においてドットを拡散させることを目的としているので、x方向おおよびy方向におけるドットのアクペクト比が異なる場合、重みづけ関数は、かかる相違を反映させる必要がある。したがって、例えば、ドット間のx方向への分離が、y方向におけるドット分離の?倍である場合、前記式における値∂xならびに∂yは、それぞれ、?∂xならびに∂yに置き換えられる。
前の実施形態において、特定の方法で生成されたビットマスクは、ラインマスクのセットに再配置し、その後、排他的論理和の実行に続き、ランレングス・エンコーデイングをすることにより圧縮することで処理されると説明したが、そこで初期マスクが生成されるやり方を、本実施形態で説明した方法に限定する必要はないこと、が理解されよう。
前述した方法でビットマスクを生成する効果としては、まず、生成されたビットマスクが、過度の輪郭削りを生じさせず、よく拡散されたドットパターンを含む画像を生成することができること、ならびに、かかる方法により、あるレベル用のアレイ内の1のほとんどは、通常、次のレベルにおける1まで繰り返され、排他的論理和データ内の0の列は、比較的長くなるので、データ圧縮がうまくいくこと、がある。
上記実施形態において、圧縮されたビットマスクセットの全ては、印刷が行われる際に、解凍されると説明したが、ビットマスクの選択された部分を異なる時点で圧縮しても良いことが理解される。より具体的には、処理されるマルチレベル画像の各ライン用に、かかるラインだけを処理するためのビットマスクデータが圧縮され、マルチレベルデータを2値のハーフトーンデータに変換するために用いられる。マルチレベルデータの次のラインが処理されていた場合、次に、当該次のラインを処理するためのかかるビットマスクデータが、解凍される。したがって、画像の特定のラインを処理するためのビットマスクデータが解凍される度に、画像データの前のラインを処理するためのビットマスクデータを前に記憶したのと同じメモリ位置に記憶することができるので、ビットマスクデータを記憶するためのメモリの全体量を最小にすることができる。
上記実施形態においては、32X32のビットマスクアレイが生成されることが説明されていたが、それにふさわしいサイズ又は形状であれば、現在のマスク記憶部46、重みづけマップ記憶部48ならびに乱数記憶部を適切に設定することにより、どのようなアレイを生成しても良いことが理解される。同様に、上記実施形態においては、近接するレベル用に次のビットマスクのため変更された1の数は、最初の16レベルについては4に設定され、後のレベルについては、さらに最大4まで追加すると述べたが、これらの数は、他の実施形態において変更可能であることが理解される。一般に、これが輪郭削りを減少させ、データ圧縮を向上させるので、あるレベルのビットマスクにおける1のいくつかが、続くビットマスクに複製されることが好ましい。
なお、異なるレベルについて変更される現在の1の数を、連続する各レベルに加えられる、異なる1の数の倍数あるいは除数(fraction)に設定してもよい。また、変更される現在の1入力数は、全ての連続するレベルについて同じである必要はない。
したがって、例えば、各レベルにおいて変更される現在の1の入力の平均値を表す値によって増えたカウントを、そのまま保つことも可能である。特定のレベルについて変更が可能な最大値を、現在のカウントの整数値と等しく設定することもできる。かかるレベル用のビットマスクデータが決定されると、変更される実際の1の入力数が、現在のカウントから減じられる。したがって、例えば、2.5が許容される場合、レベル毎に変更される1の入力は、最初のレベルの間、2ドット変更され、第二レベルついてのカウントは、2.5−2+2.5=3に設定される。第二レベルのビットマスクにおいて、1つの1入力のみが変更されていた場合、カウントは、次のレベルにおいて4つの1入力の変更を許容する3−1+2.5=4.5となるよう、更新される。
上記実施形態においては、直前のビットマスクを示さない1入力の総数が既定値を超えない場合、いつでも、どの1入力の位置でも変更可能なシステムについて説明した。かかる実施形態においては、各インターアクションにおいて、ビットマスク内で1および0の拡散についての改良を最大にする、許容された変更が行われる。かかる位置変更は、1および0の拡散についての改良がなされなくまるまで、あるいは、繰り返しの最大数に達するまで、行われる。
明るい影用に印刷されたドットが、暗い影を印刷するためのドットパターンに現れない場合に、輪郭削りに伴う問題が生じる。直前のビットマスク内に表された1入力が移動するたびに、輪郭削りの潜在的な量を増加させる。それとは逆に、明るい影に現れない暗い影内の印刷ドット数は増加しないので、前のビットマスクに現れていない1入力の位置を変更しても、輪郭削りの量を増加させない。しかし、直前のビットマスク内に現れない1入力の一部を変更することにより、ビットマスクにおける1および0の全体的な拡散について改良が見られる。
別の実施形態において、変更に供される入力を選択するため、より複雑なルールであって、さらに輪郭削りを制限するもの、を用いてもよい。したがって、例えば、アレイにおいて1入力の全体的な拡散を大きく改良させることのみが生じるよう、1入力の位置変更を限定してもよい。これは、拡散の改良度合を監視し、改良がしきい値を超えるとともに、現在の1入力のみの変更を許容することによって達成することもできる。適切な度合は、現在の1入力用に提案された新しい位置に関連する重みが、少なくとも、現在の1入力の現在位置に関連する重みより1%低い値である。拡散に関する改良が、しきい値に満たないことが判っていた場合、1入力の変更は、前のレベル内の1入力に対応しない1入力に限定してもよい。
代替のシステムは、本実施形態において、拡散についての最大の改良を生じさせる変更が、最初に起こるよう選択された、という事実を利用することもできる。輪郭削りをさらに減少させるためのシステムにおいては、そのアレイのための新たな入力が変更されていなかった場合にのみ、移動する現在の1入力を許容してもよい。各アレイ用の新たな入力が適切と考えられる初期位置に位置するので、新たな入力の位置を、アレイにおける1入力の拡散についてわずかな変更のみを生じさせるよう変更する。しかし、かかる変更は、輪郭削りを増加させないので、新たな入力位置の全てを最適化することが賢明である。変更用のいずれか新たな入力を選択する前に選択された、現在の入力変更のみを許容することにより、現在の1入力の位置の変更を許容する柔軟性のあるしきい値であって、アレイ用の新たな入力位置の変更から可能になる、拡散について改良を生じさせるレベルに設定されるもの、を得ることができる。
前述の実施形態を用いて生成されたビットマスクデータは、比較的小さいので、圧縮後は、特定のプリンタドライバー内に多数のビットマスクを記憶することができる。したがって、例えば、あるプリンターにおいて異なる解像度において印刷された、異なるアスペクト比用の多数の異なるビットマスクを、記憶し、プリンタドライバーを用いて選択された設定データに基づいて、それぞれ解凍することもできる。
上記実施形態は、グレーレベルデータを参照しているが、本発明は、カラー印刷にも同様に適用可能であることが理解される。単一のマルチレベル画像ではなく、カラー印刷の場合、各画像を表現するため、それぞれが印刷される各色用の3又は4のマルチレベル画像が用いられる。これらのマルチレベル画像は、印刷される各色用のハーフトーン画像のセットを生成するため、既述の方法によりビットマスクデータを用い、別途処理される。次に、かかるハーフトーン画像は、1枚のカラー画像を出力するため、互いにその上に印刷される。
カラー画像用のビットマスク場合、各色用のハーフトーンデータを生成するため、異なるビットマスクデータが用いられることが好ましい。したがって、最終的な出力画像におけるドットの拡散は、外見上好ましいものとなる。かかるビットマスクのセットを生成するため、全ての色の表現を明らかにする、より複雑な重みづけ関数を用いることもできる。 それに代えて、カラー画像について、全ての色用にビットマスクの単一セットを用いることもできる。かかるシステムにおいては、異なる色用のビットマスクの使用を相殺する(to offset)よう、マルチレベルデータ用の座標を処理することが望ましい。したがって、例えば、座標x、yの画素の場合、1色で印刷するかどうかは、y番目のライン用のラインマスクのx番目の入力をチェックすることにより決定され、他の色については、y+∂番目のライン用のラインマスクのx+∈番目の入力をチェックすることにより決定される。ここで、∈および∂は、異なる色についての相違を相殺するものである。
上記実施形態においては、マルチレベル画像データの各画素用にギャップ又は単一のインクドットを生成するシステムが説明されていたが、出力画像の解像度は、元のマルチレベル画像以下でもそれ以上でもよいこと、が理解される。出力画像が、元のマルチレベル画像の解像度より低い場合、当該画像をハーフトーン画像に変換するビットマスクを選択するため、画素ブロック用の平均されたマルチレベルデータ値を用いてもよい。これとは逆に、出力画像が、元のマルチレベル画像の解像度より高い場合、出力画像の対応する領域を表すためにビットマスクデータのブロックを識別するよう、画素用のマルチレベルデータ値を用いるようにしてもよい。
上記実施形態においては、プリンタドラーバーについて説明がなされたが、本発明は、ビットマスクを用いて処理されるどのようなハーフトーン画像に対しても同様に適用可能であることが理解される。したがって、例えば、本発明は、ハードウエアあるいはソフトウエアによるラスター画像処理プロセッサ、ならびに、プリンタ自身の中で実行されるハーフトーン処理に適用可能である。
図面を参照して説明された本発明複数の実施形態は、コンピュータ装置ならびにコンピュータ装置内で実行されるプロセスを含んでおり、また、当該発明は、コンピュータプログラム、具体的には、キャリヤ上又はその中のコンピュータプログラムであって、本発明を具現化するもの、にも及ぶ。前記プログラムは、ソース又はオブジェクトコード、あるいは、本発明にかかるプロセスを実行するために用いられるのに適切であれば、他のどのような形式であってもよい。前記キャリアは、プログラムを搬送することができる実体、あるいは、装置のいずれであってもよい。
例えば、前記キャリアは、例えば、ROM、すなわち、CD ROM、又は、半導体ROM、フロッピィディスク又はハードデイスク等の磁気記録媒体、等の記憶媒体を備えていてもよい。また、かかるキャリアは、電気または光学ケーブル又は無線、あるいは、他の方法を通じて搬送される電気的または光学的信号等の、送信可能なキャリアでもよい。 プログラムが、ケーブル又は他の装置あるいは手段で直接搬送される信号により具現化された場合、前記キャリアは、かかるケーブル又は装置あるいは手段により構成される。
なお、かかるキャリアは、その中に前記プログラムが埋め込まれている集積回路であってもよく、当該集積回路は、関連するプロセスを実行するよう、あるいは、かかる実行で使用されるよう改造される。
図1Aは、本発明の一実施形態に基づき、ビットマスクのセットを用いる印刷に伴うステップの略図を示している。 図1Bは、本発明に基づきメモリ内に記憶されたビットマスクのセットブロック図である。 図2は、本発明の一実施形態に基づく、ビットマスクアレイ生成システム、プリンタドライバーの部品の全体、ならびに、印刷された画像、を示すブロック図である。 図3は、図2のシステムのビットマスク生成コンピュータの一部を構成する、生成モジュールのブロック図である。 図4は、図2のシステムのビットマスク生成コンピュータにより行われる、処理のフロー図である。 図5は、図3の生成モジュールにより生成された、重みづけマスクの一例である。 図6は、図3の生成モジュールにより生成されたビットマスクアレイ内に含まれる1の位置を決定するための、処理のフロー図である。 図7Aは、生成されるビットマスクを表す、数の配置の抜粋の一例である。 図7Bは、図5に示す重みづけマスクを用い図7Aの数の配置用に生成された、重みづけマップの一例である。 図8は、そのためにビットマスクが生成される、異なるレベルの階調用の重みづけマップの生成を変更するための、関数を示すグラフである。 図9Aは、ビットマスクへの1の追加、ならびに、1が追加された後のその後の変更を示す例である。 図9Bは、ビットマスクへの1の追加、ならびに、1が追加された後のその後の変更を示す例である。 図9Cは、ビットマスクへの1の追加、ならびに、1が追加された後のその後の変更を示す例である。 図10は、ビットマスクを変更するための、図3の生成モジュールの処理を示すフロー図である。 図11は、図2のシステムのビットマスク生成コンピュータの一部を構成する、圧縮モジュールのブロック図である。 図12は、図3の生成モジュールにより生成されたビットマスクを、圧縮可能にするための、データの再配置を示すブロック図である。 図13Aは、圧縮されるビットマスクを表す、データの一例である。 図13Bは、圧縮されるビットマスクを表す、データの一例である。 図13Cは、圧縮されるビットマスクを表す、データの一例である。 図14は、図2のプリンタドライバー生成部により生成されたプリンタドライバーを含み図2のシステムの一部を構成する、ホストコンピュータのブロック図である。 図15は、図14のプリンタドライバーを用いた、印刷プロセスのフロー図である。 図16Aは、図14のプリンタドライバーによる、データの圧縮の一例である。 図16Bは、図14のプリンタドライバーによる、データの圧縮の一例である。 図16Cは、図14のプリンタドライバーによる、データの圧縮の一例である。 図17は、図14のホストコンピュータのプリンタドライバーによる、ハーフトーン画像の生成フロー図である。 図18は、画像の一部を表す、マルチレベル階調値の一例である。 図19は、印刷される画像において画素をどのように表すかを決定するため、図14のホストコンピュータのプリンタドライバーを用いた、ビットマスクの一部の例である。 図20は、図18の階調値の配列を変換することにより生成された、ハーフトーン画像の一部の例である。

Claims (26)

  1. マルチレベル画像データの要素(items)、を受け取る受信部であって、前記マルチレベル画像データの要素は、画像における位置と、影の範囲(range of shades)のそれぞれ、を関連づけるもの、
    2値のビットマスクアレイのセットを表すデータを記憶するビットマスク記憶部であって、前記アレイのそれぞれは、前記影の範囲のそれぞれの影と関連づけられ、前記アレイの入力は、前記関連づけられた影を表現するためのドットおよびギャップのパターンを定義するもの、および
    変換されるマルチレベル画像データの要素用の前記影に関連づけられた前記ビットマスクアレイを選択し、前記選択されたビットマスク中の一以上の入力を、マルチレベルデータの前記要素により特定された前記位置を用いて特定し、前記ビットマスクアレイ中の前記一以上の特定された入力を、前記位置のためのハーフトーンデータとして出力することにより、マルチレベル画像データの要素を、ハーフトーン画像データに変換するよう動作可能な変換ユニット、を備えた、マルチレベル画像データをハーフトーン画像データに変換する画像処理装置において、
    前記ビットマスク記憶部内に記憶されたデータにより定義される2値のビットマスクアレイ内の入力は、個々のビットマスクアレイ内の同じ形式の入力の広がりに従属する距離関数を最大化するように分散され、
    明るい影用のビットマスクアレイにより定義される前記ドットパターンのほとんど、あるいは、全部が、次の連続する、暗い影用のビットマスクにより定義される前記ドットパターンのサブセットとして含まれるものである連続する影であって、前記影の範囲の中間域における連続する影の、少なくともいくつかのペアと、関連づけられる前記2値のビットマスクアレイは、
    その全てではないが、前記ペアのビットマスクアレイにより定義される明るい影用のドットのパターンのほとんどが、前記ペアの暗い影用のビットマスクにより定義されるドットパターンのサブセットとして含まれるものであり、
    連続する影に関連づけられる2値ビットマスクのペア間で異なる、対応する入力の数は、前記ビットマスク記憶部にデータが記憶される、全ての前記アレイ用のしきい値より少ないこと、
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1にかかる画像処理装置において、前記影の範囲中の明るい影の範囲において連続する影に関連づけられた前記2値ビットマスクアレイは、前記影の範囲の明るい影用のビットマスクアレイにより定義される前記ドットパターンの全部が、次の連続する暗い影用の前記ビットマスクにより定義される前記ドットパターンのサブセットとして含まれるもの、であること、
    を特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1または請求項2にかかる画像処理装置において、前記影の範囲中の暗い影の前記範囲において連続する影に関連づけられた前記2値ビットマスクアレイは、暗い影用のビットマスクアレイにより定義されるドットのパターンが、前記パターンにおける一連のギャップを特定し、当該ギャップのセットは、次の連続する明るい影用の前記ビットマスクにより定義される前記ドットパターンにより特定される前記一連のギャップのサブセット、であること、
    を特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1乃至3のうちのいずれか一にかかる画像処理装置において、前記しきい値は、前記影の範囲における影の数により除される各ビットマスクアレイにおける入力の2倍に対応する値を含むこと、
    を特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項4にかかる画像処理装置において、前記影の範囲の明るい影の範囲において連続する影に関連づけられている2値ビットマスクアレイのペア間で異なる、対応入力の数は、前記影の数により除される各ビットマスクアレイの入力の数、と等しいこと、
    を特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項4にかかる画像処理装置において、前記影の範囲の暗い影の範囲において連続する影に関連づけられた2値ビットマスクのペア間で異なる、対応入力の数は、前記影の数により除される各ビットマスクアレイの入力の数、と等しいこと、
    を特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項1乃至6のうちのいずれか一にかかる画像処理装置において、前記2値ビットマスクアレイは、それぞれがnXm個の入力アレイを有し、前記変換ユニットは、前記選択されたビットマスクにおけるnを法とするx(x modulo n)、 mを法とするy(y modulo m)位置における入力を、座標x、y、に関連づけられた位置のため選択されたビットマスクにおける入力、として選択するよう動作可能であること、
    を特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項1乃至6のうちのいずれか一にかかる画像処理装置において、前記ビットマスク記憶部は、2値ビットマスクアレイのセットを表すデータを記憶し、マルチレベル画像の同じラインにおける異なる影用のマルチレベルデータの要素を処理するビットマスクデータは、前属するメモリ位置に記憶されること、
    を特徴とする画像処理装置。
  9. 請求項8にかかる画像処理装置において、前記ビットマスク記憶部は、各データセットが前記影の範囲の影の数に対応する複数の2値数を含む、複数のデータのセットを備えたデータを記憶し、前記データセットのそれぞれは、マルチレベル画像のラインを処理するためのデータを含み、前記変換ユニットは、処理されるマルチレベル画像データの要素により表される前記影に基づき処理されるマルチレベル画像データのライン用の数の集合から2値数を選択するよう動作可能であること、
    を特徴とする画像処理装置。
  10. 請求項8または請求項9にかかる画像処理装置において、前記変換ユニットは、処理されるマルチレベル画像データのラインにおける要素数をカウントするカウンターを備え、前記変換手段は、前記カウンターの現在の値を用いて選択された前記マルチレベル画素用の前記マルチレベル値に基づき選択された2値数の入力を、マルチレベルデータの要素についてのハーフトーンデータとして、出力するよう動作可能であること、
    を特徴とする画像処理装置。
  11. 請求項1乃至10のうちのいずれか一にかかる画像処理装置において、さらに、
    ランレングスデータの複数の要素を受け取り、
    ランレングスデータの前記要素用の他の形式の入力に続き、そこに、ランレングスデータの各要素用に第1の形式の複数の入力データが含まれている2値アレイのデータを生成し、および、
    前記アレイの連続する2値数のグループのため、ビットマスクを表すデータを生成するよう、数の各ペアについて排他的論理和演算動作を行うことにより、
    2値ビットマスクのセットを表すデータを生成する解凍ユニット、を備えること、
    を特徴とする画像処理装置。
  12. 請求項1乃至11のうちのいずれか一に記載の画像処理装置と、
    出力ハーフトーン画像データを受け取り、前記受け取ったハーフトーン画像データに対応する画像を記録するように動作可能なプリンターと
    を含む印刷システム。
  13. マルチレベル画像データをハーフトーン画像データに変換する画像処理方法であって、
    アレイのそれぞれが影の範囲の各影と関連づけられ、当該アレイにおける入力が、前記影を表すためのドットならびにギャップのパターンを定義する、2値のビットマスクアレイのセットを表すデータを記憶し、
    マルチレベル画像データの要素であって、画像内の位置と前記影の範囲の各影を関連づける、前記マルチレベル画像データの要素を受け取り、ならびに
    変換される前記マルチレベル画像データの要素に関する影と関連づけられた前記ビットマスクアレイを選択し、
    マルチレベルデータの前記要素により特定された前記位置を用いて、前記選択されたビットマスクにおける入力を特定し、および、
    前記ビットマスクアレイにおける前記識別済み入力を、前記部分のためのハーフトーンデータとして出力することにより、
    マルチレベル画像データの各要素を、ハーフトーン画像データに変換するステップ、
    を備え、
    前記ビットマスク記憶部内に記憶されたデータにより定義される2値のビットマスクアレイ内の入力は、個々のビットマスクアレイ内の同じ形式の入力の広がりに従属する距離関数を最大化するように分散され、
    明るい影用のビットマスクアレイにより定義される前記ドットパターンのほとんど、あるいは、全部が、次の連続する、暗い影用のビットマスクにより定義される前記ドットパターンのサブセットとして含まれるものである連続する影であって、前記影の範囲の中間域における連続する影の、少なくともいくつかのペアと、関連づけられる前記2値のビットマスクアレイは、
    その全てではないが、前記ペアのビットマスクアレイにより定義される明るい影用のドットのパターンのほとんどが、前記ペアの暗い影用のビットマスクにより定義されるドットパターンのサブセットとして含まれるものであり、
    連続する影に関連づけられる2値ビットマスクのペア間で異なる、対応する入力の数は、データが記憶される、全ての前記アレイ用のしきい値より少ないこと、
    を特徴とする画像処理方法。
  14. 請求項13にかかる画像処理方法において、影の前記範囲の明るい影の範囲において連続する影と関連付けられた前記2値ビットマスクアレイは、明るい影の前記範囲における明るい影用のビットマスクアレイにより定義される全てのドットパターンが、次の連続する暗い影用の前記ビットマスクにより定義される前記ドットパターンのサブセットとして含まれるものであること、
    を特徴とする画像処理方法。
  15. 請求項13または請求項14にかかる画像処理方法において、影の前記範囲の暗い影の範囲において連続する影と関連づけられた前記2値ビットマスクアレイは、暗い影の前記範囲における暗い影用のビットマスクアレイにより定義された前記ドットパターンが、前記パターンにおける一連のギャップを特定するものであり、前記ギャップのセットは、次の連続する明るい影用のビットマスクにより定義される前記ドットパターンにより特定される前記一連のギャップのサブセットであること、
    を特徴とする画像処理方法。
  16. 請求項13乃至15のうちのいずれか一にかかる画像処理方法において、前記しきい値は、影の前記範囲における影の数により除される各ビットマスクアレイにおける入力の2倍の数に対応する値を含むこと、
    を特徴とする画像処理方法。
  17. 請求項16にかかる画像処理方法において、影の前記範囲の明るい影の範囲において連続する影と関連づけられた2値のビットマスクアレイのペア間で異なる対応する入力の数は、前記影の数により除される各ビットマスクアレイにおける入力の数と等しいこと、
    を特徴とする画像処理方法。
  18. 請求項16にかかる画像処理方法において、影の前記範囲の暗い影の範囲において連続する影と関連付けられた2値のビットマスクアレイのペア間で異なる対応する入力の数は、前記影の数により除される各ビットマスクアレイにおける入力の数と等しいこと、
    を特徴とする画像処理方法。
  19. 請求項13乃至18のうちのいずれか一にかかる画像処理方法において、前記ビットマスクアレイは、それぞれ、n×m個のアレイの入力を有し、座標x、yに関連づけられた位置用の選択されたビットマスクにおける入力の特定は、前記選択されたビットマスクにおける、nを法とするx、mを法とするy位置における入力の特定を含むこと、
    を特徴とする画像処理方法。
  20. 請求項13乃至19のうちのいずれか一にかかる画像処理方法において、2値ビットマスクアレイのセットを表すデータを記憶することは、連続したメモリ位置におけるマルチレベル画像の同じラインの異なる影のマルチレベルデータの要素を処理するためのビットマスクデータ、を記憶することを含むこと、
    を特徴とする画像処理方法。
  21. 請求項20にかかる画像処理方法において、さらに、処理されるマルチレベルデータ画像データのラインにおけるマルチレベルデータの要素の数をカウントし、ならびに、前記カウンター用の現在の値を用い、選択された2値ビットマスクアレイの入力を、マルチレベルデータ要素用のハーフトーンデータとして出力するステップ、を含むこと、
    を特徴とする画像処理方法。
  22. 請求項13乃至21のうちのいずれか一にかかる画像処理方法において、さらに、
    ランレングスデータの複数の要素を受け取り、
    ランレングスデータの前記要素用の他の形式の入力に続き、そこに、ランレングスデータの各要素用に第1の形式の複数の入力データが含まれている2値データのアレイを生成し、および、
    前記アレイの連続する2値数のグループのため、ビットマスクアレイを表すデータを生成するよう、数の各ペアについて排他的論理和動作を行うことにより、
    2値ビットマスクのセットを表すデータを生成すること、
    を特徴とする画像処理方法。
  23. 印刷方法であって、
    請求項13乃至22のうちのいずれか一の画像処理方法に基づき、マルチレベル画像データを処理し、および
    プリンターに画像を印刷させるため、前記出力されたハーフトーンデータを用いること、を備えたこと、
    を特徴とする印刷方法。
  24. プリンタドライバーであって、プログラム可能なコンピュータを、請求項1乃至11のうちのいずれか一にかかる画像処理装置として構成させること、
    を特徴とするプリンタドライバー。
  25. コンピュータが解釈可能な命令を記憶する記憶媒体であって、
    前記命令は、プログラム可能なコンピュータを、請求項1乃至11のうちのいずれか一にかかる装置として構成させるためのものであること
    を特徴とする記憶媒体。
  26. コンピュータが解釈可能な命令を記憶する記憶媒体であって、
    前記命令は、プログラム可能なコンピュータに、請求項13乃至22のうちのいずれか一にかかる方法を実行させるためのものであること
    を特徴とする記憶媒体。
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