JPH04213774A - イメージ処理の方法及びシステム - Google Patents

イメージ処理の方法及びシステム

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JPH04213774A
JPH04213774A JP2415182A JP41518290A JPH04213774A JP H04213774 A JPH04213774 A JP H04213774A JP 2415182 A JP2415182 A JP 2415182A JP 41518290 A JP41518290 A JP 41518290A JP H04213774 A JPH04213774 A JP H04213774A
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JP
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video
image
pixels
mask
slices
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JP2415182A
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Arthur Appel
アーサー・アピール
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Original Assignee
International Business Machines Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4055Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、グレースケール・イ
メージをバイナリ・イメージに変換するイメージ処理の
方法及びシステムに関し、特に、バイナリ出力デバイス
上のグレースケール・イメージの表示を改良するために
、バイナリ・イメージ・スライスを独自のマスクと組み
合わせる処理に関する。
【0002】
【従来の技術】情報をバイナリ・フォーマットで表示す
るデータ出力デバイスは数多い。すなわちデータは、黒
(オフ)か白(オン)の画素(ピクセル)であらわされ
る。かかるデバイスには、プリンタ、コンピュータ・デ
ィスプレイ、ファクシミリなどがある。線やキャラクタ
などのバイナリ・データのディスプレイは、バイナリ出
力デバイスと互換性があり、表示上は何ら問題はない。 問題になるのは、写真などのグレースケール・イメージ
をバイナリ出力デバイスに表示するときである。グレー
スケール・イメージは、黒や白ではなくグレーの濃淡が
様々な階調/中間調の領域が連続している。グレースケ
ール・イメージを表示できるデバイスは、通常は0ない
し256の強度レベルでそれらを各ピクセルに表示でき
る。強度レベルは、8ビットすなわち1バイトのコンピ
ュータ・メモリによって決まるのが普通である。バイナ
リ出力デバイスが各ピクセルに表示できるのは、2つの
強度レベルのいずれかであり、1ピクセル1ビットのメ
モリによる。そのため、黒か白のピクセルしか表示でき
ないデバイスでは、グレーの濃淡を表示するのが難しい
【0003】グレースケール・イメージをバイナリ出力
デバイスに表示するためには、イメージを1ピクセル1
ビットに変換しなければならない。この変換を行う手法
は従来からいくつか考案されている。たとえば、しきい
値処理(thresholding)という手法では、
各ピクセルの強度レベルと所定の強度しきい値との関係
を基に、イメージからバイナリ・ビデオ・スライスが生
成される。スライス・ピクセルは、元のイメージの対応
するピクセル位置の光強度値が、ある特定の値よりも大
きい場合には、オンまたは白になる。同様に、対応する
ピクセル位置の光強度値がしきい値より小さい場合は、
スライス・ピクセルがオフまたは黒になる。これはしき
い値処理法として基本的なものであるが、元のグレース
ケール・イメージの連続した階調を表示するには難があ
る。米国特許第4672682号明細書(Naruse
他)は、この基本的なしきい値処理法を改良するために
、スライスのしきい値を連続的に増加させて、ビデオ走
査デバイスで各ピクセルを表示するのに最適なしきい値
を決定することによって、走査時の温度変化などの減光
効果を補正する方法を提案している。
【0004】もう1つ、グレースケール・イメージをバ
イナリ変換する手法にディザ法がある。この手法では、
元のグレースケール・イメージ・ピクセルの強度に対応
するローカル・グレー・スポットを形成するために、ピ
クセルのグループが選択される。白にセットされるグレ
ー・スポットのピクセル数は、グレースケール値に比例
する。ディザ処理されたイメージの滑らかさと鮮明さを
改良するためにいろいろな技法が考えられている。米国
特許第4517606号明細書(Yokomizo他)
は、キャラクタ用および中間調をもつイメージ用に2つ
のディザ・パターンを利用する方法を提示している。パ
ターンごとに異なるしきい値レベルが選択される。米国
特許第4709274号明細書 (Tioka)は、こ
の2つのディザ・パターンを用いた方法の改良に向けら
れている。元のイメージの非中間調領域と中間調領域の
選択方法を工夫してバイナリ・グレースケール・イメー
ジを生成するために、AND演算とOR演算が利用され
る。元のグレースケール・レベルを近似するのにディザ
・パターンを生成または計算するには、実行にかなり時
間のかかるプログラムを要し、このプログラムは、ウォ
ーム(worms)、ステアケーシング (stair
casing)、クォンティタティブ・レジデュ(qu
antitative residue) など従来か
らの独特なエラーが生じやすい。
【0005】このほか、ディザ法を改良した手法に誤差
の拡散がある。グレー・スポットの計算によるグレース
ケール・レベルの近似誤差は、隣接する数個のピクセル
に拡散できる。誤差の拡散では、領域のグレースケール
が混合され、不自然な輪郭が少なくなるが、表示値には
ウォームやハーモニック・パターンなどの好ましくない
効果が残る。誤差拡散法についての説明は、Floyd
他による記事Proc.S.I.D.Vol.17(1
976)、にみられる。さらに、Jarvis他による
記事CGIB  5(1976)では、グレースケール
・イメージをバイナリ・デバイスに表示するための様々
な手法が検討されている。
【0006】アプリケーションによっては、元の連続し
た階調イメージを、バイナリ出力デバイスに表示すると
きに圧縮する必要がある。これまでのグレースケール・
イメージの圧縮は困難な処理であるが、バイナリ・イメ
ージは、IEEEProc.68(1980)の中でK
nowltonが示しているように、比較的圧縮しやす
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、マスク・
ビデオ・スライスを利用してグレースケール・イメージ
を2レベル出力デバイスに表示するイメージ処理の方法
及びシステムを対象とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の方法の第1ス
テップでは、2値しきい値処理法によって、イメージか
らN個のビデオ・スライスが形成される。各スライスを
得るためのしきい値は、N個のスライスの各々によって
、最大輝度から最小輝度までのレベルでイメージが表示
されるように、異なる強度レベルにある。各スライスに
対するしきい値レベルは、最終的なピクチャ情報が最も
包括的になるように選択する必要がある。本発明の方法
に従って、N個のビデオ・マスクも形成される。これは
、オン・ピクセルとオフ・ピクセルの所定パターンN個
の1つである。各パターン内のオン・ピクセルは、イメ
ージのピクセルに対応づけて選択される。N個のマスク
すべてのオン・ピクセルを各々1つのマトリクスとして
組み合わせた場合に、イメージ全体が表示されるのが望
ましい。N個のビデオ・マスクと、イメージ・スライス
のうち対応する1個とのANDがとられて、N個のマス
ク・ビデオ・スライスが生成される。マスク・ビデオ・
スライスは互いに組み合わせられ、バイナリ出力デバイ
スに表示可能な、元のイメージのグレースケール・イメ
ージが生成される。
【0009】しきい値処理したビデオ・スライスは、デ
ジタル化されコンピュータ・メモリに格納されたイメー
ジを処理することによって、または従来の光学式走査デ
バイスによって、形成できる。こうした手法では、最適
しきい値レベルは、ヒストグラム平坦化によって得られ
る。また、ビデオ・スライスは、ビデオ・デジタル化ス
キャナによってリアルタイムに生成することもでき、そ
の場合しきい値レベルは、ビデオ・カメラ・レンズの調
整によって得られる。そしてビデオ・スライス相互の差
分が最も均一になった一組のビデオ・スライスが得られ
るまで走査を繰り返すことによって、自動的に最適ビデ
オ・スライスが得られる。スキャナを使用する場合、ス
ライスは、ビデオ走査デバイスから直接、メモリに格納
される。
【0010】ビデオ・マスクは、ビデオ・スライスを形
成するピクセルのマトリクスと、個数、サイズが一致し
たピクセルのグリッドまたはマトリクスである。マスク
は、ピクセルのサブパターンがN個反復したものから成
り、サブパターンは各々、連続なピクセルのグループ(
N個のピクセルが望ましい)から成る。オン・ピクセル
とオフ・ピクセルの配置は、ピクセルのサブパターンご
とに異なる。サブパターンは各々、すべてのパターンと
の論理ANDがとられた場合に、元のイメージがグレー
スケールを伴わずに表示されるように選択される。ここ
で論理ANDをとるとは、ピクセルは、対応するピクセ
ルが、ANDのとられたビデオ・グリッドの両方で表示
されときにのみ、出力イメージとして表示されるか、ま
たはオンになる、という意味である。論理ORをとった
場合、ピクセルは、組み合わせられたグリッドの一方ま
たは両方で、対応するピクセルがオン状態にあるときに
オンとなる。したがって、すべてのマスクの論理ORが
とられると、イメージの全体が表示される。各ビデオ・
マスクもメモリに格納される。
【0011】論理AND演算プロセスでは、N個のビデ
オ・スライスとN個のビデオ・マスクが組み合わせられ
て、N個のマスク・ビデオ・スライスが形成される。論
理AND演算を上記のように定義すると、マスク・スラ
イスは、対応するピクセルが、マスクとスライスのいず
れにおいてもオンのときにのみピクセル上に表示される
。マスク・ビデオ・スライスは、メモリに格納されてか
ら、論理OR演算プロセスで連続的に組み合わせられ、
1つのグレースケール・イメージが形成される。グレー
スケール・イメージはそこでバイナリ出力デバイスに表
示できる。
【0012】
【実施例】図1に、この発明の、グレースケール・イメ
ージをバイナリ出力デバイスに表示するイメージ処理シ
ステムを示す。イメージ処理システム10は、イメージ
14の複数のビデオ・スライスをしきい値処理によって
生成する手段12を含む。しきい値処理プロセスでは、
イメージのある点の光強度と、光強度のしきい値が比較
され、その結果を基に、対応するピクセルとスライスが
黒または白となる。代表例では、ある特定の位置の光強
度がしきい値レベルよりも大きい場合は、ピクセルとス
ライスは白に、その位置での光強度がしきい値レベルよ
りも小さい場合、ピクセルは黒になる。
【0013】イメージ14は、ある実施例では、イメー
ジをグレーの濃淡であらわす写真などの媒体のイメージ
である。スライスを生成する手段12は、所定の強度し
きい値レベルでビデオ・スライスを生成する従来の一般
的な光学式デジタル処理コンポーネントから構成できる
。従来のスライス生成システムでは、写真などの媒体が
光線によって照らされ、反射光線が電気信号に変換され
る。この信号は、しきい値と比較されて、対応するスラ
イス・ピクセルが黒か白かが決定される。このようにし
て、バイナリ・スライスが完成するまでイメージの全域
が走査される。
【0014】また、しきい値処理された元のグレースケ
ール・イメージは、デジタル化されメモリに格納された
イメージでもよい。その場合、各ピクセルの様々な強度
レベルが数値であらわされる。各ピクセルのデジタル値
は、デジタルしきい値と比較され、ピクセルがオンかオ
フかが決定される。
【0015】この発明の手段12は、同じイメージにつ
いて複数のビデオ・スライスを生成する。各スライスは
、複数のしきい値レベルのいずれかで生成されメモリに
格納される。図1に示すように、N個のビデオ・スライ
スが生成されて、N個のメモリ・ロケーションに対応づ
けて格納される。しきい値レベルは、人手によって、ま
たはスライスの生成に用いられるシステムを制御するソ
フトウェアによって選択できる。
【0016】スライス生成手段12には、別の実施例で
は、テレビ・カメラなど、スライスをビデオ・カメラか
らリアルタイムに生成できるビデオ・デジタル化スキャ
ナが使用できる。ビデオ・デジタル化スキャナ・システ
ムでは、人手によりカメラ・レンズのFナンバを調節す
るか、またはシステム制御用ソフトウェアによってデジ
タル強度しきい値を自動調整することによって、様々な
スライスしきい値レベルを選択できる。一般に利用でき
る走査システムは、Imaging Technolo
gy IncorporatedのFG−100−AT
システムである。FG−100−ATシステムなどのビ
デオ・デジタル化スキャナは、デジタル出力デバイスに
表示するために、ビデオ入力信号を受信してデジタル化
し、コンピュータ・メモリに入力する。したがってビデ
オ・デジタル化スキャナは、強度レベルの異なる複数の
ビデオ・スライスをリアルタイムに生成するのに使用で
きる。
【0017】図3は、あるイメージの8個のビデオ・ス
ライスを示す。ここでは説明の便宜上、元のイメージの
グレースケール強度レベルが0ないし256とすると、
各スライスのしきい値レベルは、(a)が30、(b)
が60、(c)が90、(d)が120、(e)が15
0、(f)が180、(g)が210、(h)が240
となる。ここで分かるように、しきい値レベルが30か
ら240へ連続的に増加するとき、しきい値レベルより
も大きいという要件を満たすピクセルは少なくなり、よ
って、生成されるビデオ・スライスは明るい方から暗い
方へ連続的に変化する。ここで注意しておきたいが、図
3に示したイメージは、黒い線で示されているが、イメ
ージは、実際には、普通にディスプレイ・スクリーンに
表示されるときのように、背景が黒に、イメージをつく
る線が白になる。
【0018】代表例では、8個のビデオ・スライスから
、画質を高めるのに充分な解像度が得られるが、生成す
るスライス数は任意である。ただし、最小限の表示品質
を得るには、通常は少なくとも4個のスライスがあれば
充分であることが分かっている。
【0019】上記のしきい値レベルの一例では、レベル
相互の間隔が等しい。さらに、元のイメージが異常に明
るいか異常に暗い場合、しきい値レベルの間隔を等しく
するのは好ましくないことが確かめられている。ビデオ
・スライスに差分がない場合は、コントラストが問題に
なるので、その場合には、間隔が不均一なしきい値と強
度値を選ぶ必要がある。ヒストグラム平坦化によって選
択されたしきい値レベルを選ぶのは、特に有益な手順で
ある。ヒストグラム平坦化を用いた例は、Pavlid
isのAlgorithms for Graphic
s and Image Processing(Co
mputer SciencePress、pp.50
−53(1982))、にみられる。ヒストグラム平坦
化のプロセスは基本的に、イメージのダイナミック・レ
ンジが拡大するように、使用可能な平坦化レベルの再割
当を伴う。ビデオ・デジタル化スキャナを使用するとき
は、ビデオ・スライス相互の差分が最も均一になる一組
のビデオ・スライスが生成されるまで走査を繰り返すこ
とによって、最適なビデオ・スライスが自動的に得られ
る。
【0020】この発明で生成されるビデオ・スライスは
、バイナリ・フォーマットであり、1ピクセル1ビット
のモードで格納される。元のイメージの代表的な入力イ
メージの情報は、ピクセル当たり1バイトである。1ピ
クセル・イメージ1バイトを1ピクセル・イメージ1ビ
ットに変換する前には、ローカル差分とピクセルの強度
を大きくし、ピクセル値の範囲もイメージ全体にわたっ
て拡大することによって、元のイメージの質を高めるの
が通例である。前者のプロセスはハイ・パス・フィルタ
リング、後者のプロセスはリアレンジングという。明ら
かな解像度の不足を補正する際には、いずれのプロセス
も、本発明の方法及びシステムに任意に利用できる。
【0021】このほか、本発明の方法の範囲内で利用で
きるプロセスに、ビデオ・スライス・イメージの圧縮が
ある。ビデオ入力イメージを1ピクセル1バイトから1
ピクセル1ビットに変換する操作に加えて、イメージを
圧縮してピクセル数を少なくしなければならないケース
も多い。イメージの圧縮は周知の技法であり、ランレン
グス符号化法などによって行える。ビデオ・スライスは
本来がバイナリであるので、グレースケール・イメージ
よりもはるかに圧縮しやすい。これまでの圧縮技法の解
説は、KnowltonのIEEE  Proc.68
(7)1980、にみられる。圧縮は、従来のデジタル
処理システムまたはソフトウェアによって行える。図1
に示した圧縮手段18は、スライス16を圧縮して、圧
縮された各スライスをそのメモリ・ロケーションにリス
トアする。
【0022】本発明では、N個のビデオ・イメージ・ス
ライスの生成に加えて、これに対応する個数のビデオ・
マスクも生成しなければならない。図1に示したように
、マスク生成手段20は、N個のビデオ・マスクを生成
する。このマスクも、システム10のメモリ内の各ロケ
ーションに格納される。マスク22は各々、各ビデオ・
スライスを形成するピクセルの個数と等しいピクセルの
グリッドから成る。グリッドの一例を図4に示した。 これは512×512のピクセル21から成る。マスク
は、グリッドに、オン・ピクセルとオフ・ピクセルの所
定のパターンを設定することによって生成される。N個
のマスク22は各々、他のマスクとは異なる独自のパタ
ーンをもつ。パターンは、代表例では、連続なピクセル
のサブパターンを繰り返すことによって形成される。図
4の例では、ピクセルのサブパターン23は、垂直に2
個、水平に4個を並べた四角形のピクセル・グループか
ら成る。オン・ピクセルとオフ・ピクセルのサブパター
ン23を形成する際、各サブパターン23の所定個数の
ピクセルがオン、所定個数がオフとなる。各サブパター
ン23は、グループ内の個々のピクセルが1つのマスク
でのみオンとなり、どのマスクでもオーバラップするピ
クセルがないように選択するのが望ましい。このような
配置の例を図5に示した。これは各グループ(サブパタ
ーン)23内のオンになったピクセルを示す。図5の斜
線は、そのピクセルがオン状態であり、グループの他の
ピクセルはオフ状態であることを示している。つまり(
a)では、ピクセル21aだけがオンで、(b)ではピ
クセル21bだけがオンということである。したがって
、図4のグリッドのように形成された第1マスクでは、
ピクセル・グループ23の構成は各々、図5(a)のも
のと同一である。第2マスクでは、ピクセル・グループ
23の構成は各々、図5(b)と同一になる。他のマス
ク(8個目のマスクまで)のピクセル構成は、図5の(
c)、(d)、(e)、(f)、(g)、(h)のよう
になる。一例として、図5(a)ないし(h)のいずれ
かの構成をもつマスクの全体を図6に示した。
【0023】マスクとサブパターンの形状は重要ではな
い。ピクセルのサブパターンは、四角形のほか、正方形
、円形など他の形状でもよい。オン・ピクセルとオフ・
ピクセルのパターンも主観的なものであり、得られるい
mに様々な効果を与えるように選択あるいは調整できる
。たとえばマスクの全体は、必要に応じて、特別な形状
、デザインなどにできる。図7に、マスク全体を円形に
デザインした例を示す。この例の各種スライス用マスク
は各々、オン・ピクセルの円形パターンの直径が異なる
。どのような構成も適用できるが、各スライスに独自の
マスクを用意することが唯一の条件である。
【0024】生成・格納されたN個のビデオ・スライス
と生成・格納されたN個のビデオ・マスクが組み合わせ
られてN個のマスク・ビデオ・スライスが得られる。マ
スクとスライスの組み合わせは論理AND演算プロセス
による。これは従来のデジタル処理やソフトウェアで実
現可能な手段24によって行われる。N個のスライスは
各々、組み合わせ手段24によってN個のマスクの1つ
と組み合わせられ、N個のマスク・ビデオ・スライス2
6が得られる。論理AND演算プロセスでは、スライス
の各ピクセルと、マスク内の対応ピクセルとのANDが
とられ、マスク・ビデオ・スライスにより、対応ピクセ
ルがスライスとマスクの両方でオン状態のときにのみオ
ン・ピクセルが表示される。図1に示したとおり、ビデ
オ・スライス1は、マスク1と組み合わせられて、マス
ク・スライス1が生成される。このプロセスはスライス
1ないしNに対して継続される。マスク・ビデオ・スラ
イス26はメモリに格納され、組み合わせ手段28によ
って組み合わせられて、バイナリ出力ディスプレイ手段
32上に表示するのに適したグレースケール・イメージ
30が得られる。
【0025】組み合わせ手段28は、論理OR演算を行
い、N個のマスク・スライスの各々を順次に組み合わせ
る。手段28はまた、従来のデジタル処理やソフトウェ
アによっても実現できる。OR演算プロセスの実施例と
しては、すべてのマスク・スライスを形成してメモリに
格納することができる。その後マスク・スライス1はマ
スク・スライス2と組み合わせられて、ピクセルがオン
状態にあり、マスク1またはマスク2の対応ピクセルも
オン状態にある第1中間イメージが得られる。次にマス
ク・スライス3が、同じようにOR演算プロセスで第1
中間イメージと組み合わせられ、第2中間イメージが形
成される。マスク・スライスは各々、N個のマスク・ス
ライスがすべて組み合わせられて最終イメージが形成さ
れるまで、同じように順次に組み合わせられていく。
【0026】図2に示した別の実施例では、N個のスラ
イスがメモリ11のN個のロケーションに、N個のマス
クがメモリ13のN個のロケーションに格納される。次
に最初のスライスとマスクがAND演算手段15で組み
合わせられ、第1中間イメージとしてイメージ・ストレ
ージ17に格納される。それからi個目が各々、対応す
るi個目のマスクと組み合わせられる前に、(i−1)
個目のマスク・スライスがOR手段21で、(i−1)
個目の中間イメージと組み合わせられてi個目の中間イ
メージが形成されメモリ17に格納される。カウンタ1
9は、生成されたマスク・スライスの個数をカウントす
る。後続のマスク・スライスは各々、前に格納された中
間イメージとのORがとられてから格納され、これが最
終グレースケール・イメージが生成されるまで続けられ
る。
【0027】別の実施例では、N個のスライスが生成さ
れてメモリ11のN個のロケーションに格納される。各
マスクは、生成されると、組み合わせ手段15において
対応スライスと直接組み合わせられる。次に上述のよう
に、マスク・スライスがカウンタ19においてカウント
され、手段21で組み合わせられて、手段17に格納さ
れる。
【0028】この発明に従って生成された代表的なグレ
ースケール・イメージ30を、バイナリ・ディスプレイ
・デバイス32に表示した状態で図8に示す。図8のイ
メージは、4×4ピクセルのサブパターンを用い、元の
写真から16個のスライスを生成・組み合わせて得られ
たものである。図9は、8個のスライスを、図7のよう
な円形パターンのマスクと組み合わせて生成した代表的
なグレースケール・イメージである。
【0029】図10は、ソフトウェアとして実現された
システム10について図1とあわせて説明した処理のフ
ローチャートである。ここではビデオ・イメージ・スラ
イスがすでに作成され、メモリに格納されているとする
。本発明の方法に従って、開始モジュール34が提供さ
れる。このモジュールにより、プロセスの最初の処理(
ブロック36)が実行され、グラフィック・メモリが、
本発明の方法に用いられるようクリアされる。第2の処
理(フローチャートのブロック38)では、N個のマス
クが、ピクセルに求められるサブパターンに従って生成
される。次の処理では(ブロック40)、前のステップ
で生成されたN個のマスクが、呼び出して使用できるよ
うに、所定の一組のメモリ・ロケーションにロードまた
は移動される。次の処理では(ブロック42)、変数K
が初期化される。これはマスクと組み合わせられたスラ
イスの個数を記録しておくカウンタ変数として用いられ
る。次の処理では(ブロック44)、カウンタ変数Kが
1だけインクリメントされる。次のブロック46は、判
断モジュールで、ビデオ・イメージ・スライスの個数が
マスクの個数を超えるかどうかの判定をあらわす。Kが
Nよりも大きい場合、プログラムは終了し、終了モジュ
ール48がプログラムを停止させる。スライス数がマス
ク数を超えない場合、プログラムは実行を続ける。次の
処理では(ブロック50)、カウンタ変数Kによって判
定された特定のビデオ・イメージ・スライスが特定のメ
モリ領域にロードされる。次の処理では(ブロック52
)、特定のマスクと、対応するビデオ・イメージ・スラ
イスとのANDがとられる。次のブロック54は第2の
判断モジュールで、マスク数がビデオ・イメージ・スラ
イス数と等しいかどうかの判定をあらわす。KがNと等
しくない場合、AND演算ステップ52によって生成さ
れた現在または中間のディスプレイ・イメージと、先に
(ブロック56によって)格納されていたイメージとの
ORがとられる。次に、現在のイメージがブロック58
によって格納される。マスク数がビデオ・イメージ・ス
ライス数と等しくない限り、AND演算とOR演算が、
ブロック44、46、50、52、54、56、58に
よるループの中で継続される。マスク数とビデオ・イメ
ージ・スライス数が等しいときは、ブロック58によっ
て格納された現在のイメージが最終イメージとなる。次
に、判断ブロック46においてKがNと等しくなり、プ
ログラムが終了する。
【0030】表1は、図10のフローチャートのプロシ
ージャを適用するために用いられるソフトウェア・プロ
グラム例の一部である。このプログラムは、パーソナル
・コンピュータ上で実行されるBASICAで書かれて
いる。プログラムは、BLOAD、GET、およびPU
Tの並びだけで構成されているので、きわめて高速に実
行される。ハードウェアまたは他のプログラミング言語
で実現した場合でもすべての処理を非常に高速に行える
【0031】
【表1】
【0032】表1の部分リストは、カラー・グラフィッ
ク・アダプタ/ディスプレイ、拡張グラフィック・アダ
プタ/ディスプレイ、Herculesグラフィック・
アダプタ、ビデオ・グラフィック・アレイなどIBMの
パーソナル・コンピュータ・ディスプレイを対象にした
ものである。
【0033】以下に、プログラム・リストを読むときの
参考として、特定のビットマップ・コマンドの定義を挙
げる。
【0034】GET(X1、Y1)−(X2、Y2)、
C(ステップ24)は、(X1、Y1)と(X2、Y2
)との間の四角形内のサブイメージを取得して、変数ア
レイCにセーブすることを示す。
【0035】Put(X、Y)、C、HOWは、変数ア
レイCに格納されたイメージを、HOWによって記述さ
れたとおりにロケーションX、Yから再描画することを
示す。HOWの意味は次のいずれかである。
【0036】PRESET−−イメージを描画する際に
白黒反転を行う。
【0037】PSET−−イメージを格納されたとおり
に再描画する。
【0038】AND−−イメージをANDモードで再描
画する。すなわちピクセルが白になっている場合にのみ
ピクセルをオン(白)にする(他の場合ピクセルは黒の
まま)。
【0039】OR−−イメージをORモードで再描画す
る。すなわち変数アレイCに格納されたイメージ内のピ
クセルがオン(白)であれば、それを白として再描画す
る。前のピクセルが白で、スクリーンも白なら、それを
白のまま残す。これはイメージを別のイメージに追加す
る1方法である。
【0040】DEF  SEG=&HB800:BLO
AD“FILENAME”、Oは、“FILENAME
”で格納されたイメージを取得し、グラフィック・メモ
リにロードすることを示す。スクリーンはそこでこの新
しいイメージのみとなる。
【0041】SCREEN  2は、ディスプレイを6
40×200の白黒モードにセットすることを示す。
【0042】SUB  200は、モノクロ・ディスプ
レイ上でのみ描画することを示す。
【0043】SUB  300は、カラー・グラフィッ
ク・ディスプレイ上でのみ描画することを示す。後者の
2ステップは2スクリーン・システム上でのみ有効であ
る。
【0044】LINE(X、Y)−(U、V)、3は、
白線X,YからU,Vを描画することを示す。代表的な
線(10、J)−(352、J)は水平線である。LI
NE(I、10)−(I、199)は垂直である。
【0045】表1に示したプログラム・リストでは、ス
テートメント10ないし25の結果として、190×3
41のドット・マトリクスが描画されてマスクが形成さ
れる。ステートメント26は、このドット・マトリクス
をサブピクチャCとしてセーブする。ステートメント3
0は先に格納されていたビデオ・スライスをロードする
。ステートメント31はこのスライスとドット・マトリ
クス(マスク)とのANDをとり、結果をサブピクチャ
Dにセーブする。
【0046】ステートメント32は先に格納されていた
別のビデオ・スライスをロードする。ステートメント3
3はこのスライスと、別の位置(開始位置の新しいロケ
ーションに注意)にあるマスクとのANDをとり、結果
を先のサブピクチャDに追加して、その結果を新しいサ
ブピクチャDとしてセーブする。後続のステートメント
は、ビデオ・スライスとマスクの新しい位置とのAND
をとって結果をサブピクチャDに追加するこの簡単なサ
イクルを繰り返す。このプログラムから、図8に示した
イメージと同じようなグレースケール・イメージが表示
される。
【0047】
【発明の効果】この発明の方法では、簡単に記録された
ビデオ・スライスが利用され、簡単に形成されたシンプ
ルなビデオ・マスクがビデオ・スライスと組み合わせら
れて、バイナリ出力デバイスに表示可能なグレースケー
ル・イメージが形成される。本発明では、イメージを生
成する速度のほか、マスク・パターンの形状は、所望の
結果を得るために任意に設定・選択できるという融通性
を備える。また、ビデオ・スライスがバイナリであって
、従来の技法によって簡単に圧縮できるので、データの
圧縮が促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のイメージ処理システムをあらわすブロ
ック図である。
【図2】本発明の別のイメージ処理システムの一部をあ
らわすブロック図である。
【図3】しきい値処理され、各々のしきい値レベルを変
えて形成されたビデオ・スライスの例をあらわす図であ
る。
【図4】ビデオ・マスクを形成するためのメモリ・アレ
イの図である。
【図5】8個のビデオ・マスクを形成するためのピクセ
ル・サブパターンの1シーケンスをあらわす図である。
【図6】四角形のピクセル・サブパターンをもつ実際の
マスクをあらわす図である。
【図7】全体が円形のピクセル・パターンをもつ実際の
マスクをあらわす図である。
【図8】図6に示したマスクを使用して、バイナリ出力
デバイスに表示した実際のグレースケール・イメージを
あらわす図である。
【図9】図7に示したマスクを使用して、バイナリ出力
デバイスに表示した実際のグレースケール・イメージを
あらわす図である。
【図10】本発明の方法のフローチャートを示す図であ
る。

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イメージのしきい値を、連続して増加する
    N個の光強度値でN回設定し、よって各々がイメージ・
    スライスをあらわす、しきい値処理されたN個のバイナ
    リ出力を生成するステップと、各々がオン・ピクセルと
    オフ・ピクセルのN個の所定パターンの1つから成るN
    個のビデオ・マスクを形成するステップと、上記N個の
    ビデオ・マスクと、上記N個のイメージ・スライスのう
    ち対応する1つとのANDをとって、N個のマスク・ビ
    デオ・スライスを生成するステップと、上記N個のマス
    ク・ビデオ・スライスの各々について順次にORをとり
    、グレースケール・イメージを生成するステップと、上
    記グレースケール・イメージをバイナリ出力デバイスに
    表示するステップとを含む、イメージ処理方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の方法であって、N個の所
    定ピクセル・パターンが各々、反復するN個のサブパタ
    ーンの1つを複数個含み、該サブパターンが各々、連続
    なN個のピクセルを含む、イメージ処理方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の方法であって、連続なN
    個のピクセルの各サブパターンが1個のオン・ピクセル
    とN−1個のオフ・ピクセルとを含む、イメージ処理方
    法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の方法であって、N個のサ
    ブパターンの各々が、他のどのサブパターンとも異なる
    オン・ピクセルをもつ、イメージ処理方法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の方法であって、N個のサ
    ブパターンの各々の連続なN個のピクセルが、四角形、
    正方形、および円形のピクセル・アレイのうち1つを含
    む、イメージ処理方法。
  6. 【請求項6】グレースケール・イメージをバイナリ出力
    デバイスに表示するイメージ処理方法であって、(a)
    強度レベルが、しきい値処理されたN個の強度レベルの
    1つに等しいかまたはより大きいイメージのピクセルに
    のみ、オン・ピクセルが対応し、他のピクセルがすべて
    オフであるN個のバイナリ・ビデオ・スライスを、表示
    対象のイメージから形成するステップと、(b)上記N
    個のバイナリ・ビデオ・スライスをメモリに格納するス
    テップと、(c)各々がオン・ピクセルとオフ・ピクセ
    ルのN個の所定パターンの1つから成るバイナリ・ビデ
    オ・マスクをN個形成するステップと、(d)上記N個
    のバイナリ・ビデオ・マスクを各々メモリに格納するス
    テップと、(e)上記N個のビデオ・スライスの各々を
    上記N個のビデオ・マスクのうち対応する1つと組み合
    わせてN個のマスク・ビデオ・スライスを生成するステ
    ップと、(f)上記N個のマスク・ビデオ・スライスを
    メモリに格納するステップと、(g)上記N個のマスク
    ・ビデオ・スライスを組み合わせて1つのグレースケー
    ル・イメージを生成するステップと、(h)上記1つの
    グレースケール・イメージをバイナリ出力デバイスに表
    示するステップとを含む、イメージ処理方法。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の方法であって、N個のバ
    イナリ・ビデオ・スライスによって表示されるイメージ
    が第1のスライスからN個目のスライスまで、最大輝度
    から最小輝度へ連続的に変化するように、しきい値を定
    めた強度レベルが、最下位レベルから最上位レベルまで
    連続的に選択される、イメージ処理方法。
  8. 【請求項8】請求項6に記載の方法であって、N個のバ
    イナリ・ビデオ・スライスがビデオ・スキャナによって
    生成される、イメージ処理方法。
  9. 【請求項9】請求項6に記載の方法であって、N個のバ
    イナリ・ビデオ・スライスがコンピュータ手段によって
    、先に格納されていたグレースケール・イメージから生
    成される、イメージ処理方法。
  10. 【請求項10】請求項6に記載の方法であって、しきい
    値処理されたN個の強度レベルが、イメージ強度レベル
    0から最大の間でランダムに選択される、イメージ処理
    方法。
  11. 【請求項11】請求項6に記載の方法であって、しきい
    値処理されたN個の強度レベルが、イメージ強度レベル
    0から最大の間で等間隔になるように選択される、イメ
    ージ処理方法。
  12. 【請求項12】請求項6に記載の方法であって、しきい
    値処理されたN個の強度レベルが、ヒストグラム平坦化
    によって選択される、イメージ処理方法。
  13. 【請求項13】請求項6に記載の方法であって、Nが4
    以上である、イメージ処理方法。
  14. 【請求項14】請求項6に記載の方法であって、N個の
    所定ピクセル・パターンが、反復するN個のサブパター
    ンの1つを複数個含み、該サブパターンが、連続なN個
    のピクセルを含む、イメージ処理方法。
  15. 【請求項15】請求項14に記載の方法であって、連続
    なN個のピクセルのサブパターンが各々、1個のオン・
    ピクセルとN−1個のオフ・ピクセルとを含む、イメー
    ジ処理方法。
  16. 【請求項16】請求項15に記載の方法であって、N個
    のサブパターンが各々、他のどのサブパターンとも異な
    るオン・ピクセルをもつ、イメージ処理方法。
  17. 【請求項17】請求項16に記載の方法であって、N個
    のサブパターンの各々の連続なN個のピクセルが、四角
    形のピクセル・アレイを含む、イメージ処理方法。
  18. 【請求項18】請求項16に記載の方法であって、N個
    のサブパターンの各々の連続なN個のピクセルが、正方
    形のピクセル・アレイを含む、イメージ処理方法。
  19. 【請求項19】請求項16に記載の方法であって、N個
    のサブパターンの各々の連続なN個のピクセルが、円形
    のピクセル・アレイを含む、イメージ処理方法。
  20. 【請求項20】請求項17に記載の方法であって、Nが
    8に等しい、イメージ処理方法。
  21. 【請求項21】請求項6に記載の方法であって、N個の
    ビデオ・スライスとN個のビデオ・マスクを組み合わせ
    るステップが、該スライスの各ピクセルと、該マスクの
    対応するピクセルとの論理ANDをとるステップを含み
    、該スライスと該マスクとが1対1に対応し、マスク・
    ビデオ・スライスが、対応するピクセルが該スライスと
    該マスクの両方でオンの場合にのみオン・ピクセルをも
    つ、イメージ処理方法。
  22. 【請求項22】請求項6に記載の方法であって、N個の
    マスク・ビデオ・スライスを組み合わせて1つのグレー
    スケール・イメージを生成するステップが、該マスク・
    スライスの各々の対応ピクセルの論理ORをとるステッ
    プを含み、該マスク・スライスの各々についてピクセル
    が1対1で対応し、該グレースケール・イメージがオン
    ・ピクセルをもち、該ピクセルにおいて、該マスク・ス
    ライスの少なくとも1つの対応ピクセルがオンである、
    イメージ処理方法。
  23. 【請求項23】請求項6に記載の方法であって、各ビデ
    オ・スライスとビデオ・マスクとのANDがとられる前
    に、各ビデオ・スライスによって表示されるイメージを
    、ピクセル数が圧縮前の各ビデオ・スライスのピクセル
    数よりも少なくなるように圧縮するステップを含む、イ
    メージ処理方法。
  24. 【請求項24】連続して増加するN個の光強度値でイメ
    ージのしきい値をN回設定し、よって各々がイメージ・
    スライスをあらわす、しきい値処理されたN個のバイナ
    リ出力を生成する手段と、各々がオン・ピクセルとオフ
    ・ピクセルのN個の所定パターンの1つから成るN個の
    ビデオ・マスクを形成する手段と、上記N個のビデオ・
    マスクと、上記N個のイメージ・スライスのうち対応す
    る1つとのANDをとって、N個のマスク・ビデオ・ス
    ライスを生成する手段と、上記N個のマスク・ビデオ・
    スライスの各々について順次にORをとり、グレースケ
    ール・イメージを生成する手段と、上記グレースケール
    ・イメージをバイナリ出力デバイスに表示する手段とを
    含む、イメージ処理システム。
  25. 【請求項25】請求項24に記載のシステムであって、
    N個の所定ピクセル・パターンが各々、反復するN個の
    サブパターンの1つを複数個含み、該サブパターンが各
    々、連続なN個のピクセルを含む、イメージ処理システ
    ム。
  26. 【請求項26】請求項25に記載のシステムであって、
    連続なN個のピクセルの各サブパターンが1個のオン・
    ピクセルとN−1個のオフ・ピクセルとを含む、イメー
    ジ処理システム。
  27. 【請求項27】請求項26に記載のシステムであって、
    N個のサブパターンの各々が、他のどのサブパターンと
    も異なるオン・ピクセルをもつ、イメージ処理システム
  28. 【請求項28】請求項27に記載のシステムであって、
    N個のサブパターンの各々の連続なN個のピクセルが、
    四角形、正方形、および円形のピクセル・アレイのうち
    1つを含む、イメージ処理方法。
  29. 【請求項29】グレースケール・イメージをバイナリ出
    力デバイスに表示するイメージ処理システムであって、
    (a)各々が、しきい値処理されたN個の強度レベルの
    1つに強度レベルが等しいかまたはより大きいイメージ
    のピクセルを表示する、N個のバイナリ・ビデオ・スラ
    イスを、表示対象のイメージから形成する手段と、(b
    )上記N個のバイナリ・ビデオ・スライスをメモリに格
    納する手段と、(c)各々がオン・ピクセルとオフ・ピ
    クセルのN個の所定パターンの1つから成るバイナリ・
    ビデオ・マスクをN個形成する手段と、(d)上記N個
    のバイナリ・ビデオ・マスクを各々メモリに格納する手
    段と、(e)上記N個のビデオ・スライスの各々を上記
    N個のビデオ・マスクのうち対応する1つと組み合わせ
    てN個のマスク・ビデオ・スライスを生成する手段と、
    (f)上記N個のマスク・ビデオ・スライスをメモリに
    格納する手段と、(g)上記N個のマスク・ビデオ・ス
    ライスを組み合わせて1つのグレースケール・イメージ
    を生成する手段と、(h)上記1つのグレースケール・
    イメージをバイナリ出力デバイスに表示する手段とを含
    む、イメージ処理システム。
  30. 【請求項30】請求項29に記載のシステムであって、
    N個のバイナリ・ビデオ・スライスによって表示される
    イメージが1個目のスライスからN個目のスライスまで
    、最大輝度から最小輝度へ連続的に変化するように、し
    きい値処理された強度レベルが最下位レベルから最上位
    レベルまで連続的に選択される、イメージ処理システム
  31. 【請求項31】請求項29に記載のシステムであって、
    N個のバイナリ・ビデオ・スライスがビデオ・スキャナ
    によって生成される、イメージ処理システム。
  32. 【請求項32】請求項29に記載のシステムであって、
    N個のバイナリ・ビデオ・スライスがコンピュータ手段
    によって生成される、イメージ処理システム。
  33. 【請求項33】請求項29に記載のシステムであって、
    N個のしきい値強度レベルが、イメージ強度レベル0か
    ら最大の間でランダムに選択される、イメージ処理シス
    テム。
  34. 【請求項34】請求項29に記載の方法であって、N個
    のしきい値強度レベルが、イメージ強度レベル0から最
    大の間で等間隔になるように選択される、イメージ処理
    システム。
  35. 【請求項35】請求項29に記載のシステムであって、
    N個のしきい値強度レベルが、ヒストグラム平坦化によ
    って選択される、イメージ処理システム。
  36. 【請求項36】請求項29に記載のシステムであって、
    N個の所定ピクセル・パターンの各々が、反復するN個
    のサブパターンの1つを複数個含み、該サブパターンが
    、連続なN個のピクセルを含む、イメージ処理システム
  37. 【請求項37】請求項36に記載のシステムであって、
    連続なN個のピクセルのサブパターンが各々、1個のオ
    ン・ピクセルとN−1個のオフ・ピクセルとを含む、イ
    メージ処理方法。
  38. 【請求項38】請求項37に記載のシステムであって、
    N個のサブパターンが各々、他のどのサブパターンとも
    異なるオン・ピクセルをもつ、イメージ処理システム。
  39. 【請求項39】請求項38に記載のシステムであって、
    N個のサブパターンの各々の連続なN個のピクセルが、
    四角形、正方形、および円形のピクセル・アレイのうち
    1つを含む、イメージ処理システム。
  40. 【請求項40】請求項29に記載のシステムであって、
    N個のビデオ・スライスとN個のビデオ・マスクを組み
    合わせる手段が、該スライスの各ピクセルと、該マスク
    の対応ピクセルとの論理ANDをとる手段を含み、該ス
    ライスと該マスクとが1対1に対応し、マスク・ビデオ
    ・スライスが、対応するピクセルが該スライスと該マス
    クの両方でオンの場合にのみオン・ピクセルをもつ、イ
    メージ処理システム。
  41. 【請求項41】請求項29に記載のシステムであって、
    N個のマスク・ビデオ・スライスを組み合わせて1つの
    グレースケール・イメージを生成する手段が、該マスク
    ・スライスの各々の対応ピクセルの論理ORをとる手段
    を含み、該マスク・スライスの各々についてピクセルが
    1対1で対応し、該グレースケール・イメージがオン・
    ピクセルをもち、該ピクセルにおいて、該マスク・スラ
    イスの少なくとも1つの対応ピクセルがオンである、イ
    メージ処理システム。
  42. 【請求項42】請求項29に記載のシステムであって、
    各ビデオ・スライスとビデオ・マスクとのANDがとら
    れる前に、各ビデオ・スライスによって表示されるイメ
    ージを、ピクセル数が圧縮前の各ビデオ・スライスのピ
    クセル数よりも少なくなるように圧縮する手段を含む、
    イメージ処理システム。
  43. 【請求項43】オン・ピクセルとオフ・ピクセルのN個
    の所定パターンのうち第1パターンから成る第1ビデオ
    ・マスクを形成するステップと、上記第1ビデオ・マス
    クと第1イメージ・スライスとのANDをとって第1マ
    スク・ビデオ・スライスを生成するステップと、上記第
    1マスク・ビデオ・スライスをメモリに格納するステッ
    プと、オン・ピクセルとオフ・ピクセルの上記N個の所
    定パターンのうち第2パターンから成る第2ビデオ・マ
    スクを形成するステップと、上記第2ビデオ・マスクと
    第2イメージ・スライスとのANDをとって第2マスク
    ・ビデオ・スライスを生成するステップと、上記第2マ
    スク・ビデオ・スライスと、格納された上記マスク・ビ
    デオ・スライスとのORをとって表示イメージを生成す
    るステップと、上記表示イメージをメモリに格納するス
    テップと、上記形成とAND演算のステップをN−2回
    繰り返し、繰り返しのたびに、上記マスク・ビデオ・ス
    ライスと先に格納されていた上記表示イメージとのOR
    をとってバイナリ・グレースケール・イメージを生成す
    るステップと、上記バイナリ・グレースケール・イメー
    ジをバイナリ出力デバイスに表示するステップとを含む
    、イメージ処理方法。
  44. 【請求項44】請求項43に記載の方法であって、N個
    の所定ピクセル・パターンの各々が、反復するN個のサ
    ブパターンの1つを複数個含み、該サブパターンが、連
    続なN個のピクセルを含む、イメージ処理方法。
  45. 【請求項45】請求項44に記載の方法であって、連続
    なN個のピクセルのサブパターンが各々、1個のオン・
    ピクセルとN−1個のオフ・ピクセルとを含む、イメー
    ジ処理方法。
  46. 【請求項46】請求項45に記載の方法であって、N個
    のサブパターンが各々、他のどのサブパターンとも異な
    るオン・ピクセルをもつ、イメージ処理方法。
  47. 【請求項47】請求項46に記載の方法であって、N個
    のサブパターンの各々の連続なN個のピクセルが、四角
    形、正方形、および円形のピクセル・アレイのうち1つ
    を含む、イメージ処理方法。
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