JPH0622123A - ディジタル画像用ハーフトーンマスク及びその作成方法 - Google Patents

ディジタル画像用ハーフトーンマスク及びその作成方法

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JPH0622123A
JPH0622123A JP5055731A JP5573193A JPH0622123A JP H0622123 A JPH0622123 A JP H0622123A JP 5055731 A JP5055731 A JP 5055731A JP 5573193 A JP5573193 A JP 5573193A JP H0622123 A JPH0622123 A JP H0622123A
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grayscale
halftone
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digital image
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Peter G Anderson
ジー アンダーソン ピーター
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Eastman Kodak Co
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Eastman Kodak Co
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4051Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a dispersed dots halftone pattern, the dots having substantially the same size

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Abstract

(57)【要約】 【目的】グレースケールのディジタル画像をハーフトー
ン画像に変換する際、目障りとなる加工影像が生じない
ようにするためのマスクを提供する。 【構成】 ハーフトーン・マスクを、ディジタル画像
(の部分)に対応するN×Mの配列(図2に13×9の
例を示す)で構成し、マスク配列を原画像(の部分)に
対応させる。マスク配列の各座標に異なるグレースケー
ル/ハーフトーン変換用のしきい値を割り振る。即ち、
黄金分割の2次元応用の整数倍の端数部に従って座標を
順次決定しながら、しきい値として、0からKの一連の
整数(KはM×N より1少ない数)を各座標に順次割
り振る。これによって一連のしきい値を分散させ、変換
後のハーフトーン画像に目障りな低周波の加工影像を生
じないようにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、ディジタル画
像の処理システムに関し、より詳細には、ハーフトーン
画像マスクを生成するメカニズムに関し、ディジタル画
像の各画素におけるコード化されたグレースケール値を
しきい値によって2値(バイナリ値)に変換し、ディジ
タル画像をハーフトーン化するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル画像処理システムは、最近、
空間的なデータ解像能力が向上し、写真処理のアプリケ
ーションの多くに利用されるようになってきた。例えば
静止写真においては、ディジタル化し付随するデータベ
ースに蓄積した画像(例えば写真フィルムあるいは高解
像ディジタルカメラに撮影された多レベルのグレースケ
ール画像)を、各種の再生装置により最適の画像として
再生する。もっとも、ドットマトリックス・プリンタや
レーザープリンタなどのディジタル画像出力装置は通
常、2値の出力能力しか有していないもの、即ち2色
(例えば白と黒)の出力しかできないものが多い。その
ため、このような装置によって連続的な色調、即ちグレ
ースケールの画像を再生するには、元のディジタル画像
のグレースケール・レベルを2値(例えば0=黒、1=
白)に符号化して「ハーフトーン化」し、それに基づい
て個々の画素を表現する信号を作成することが必要とな
る。
【0003】2値のディジタル符号の分解能が低下する
と、画質の著しい低下(即ちグレースケールのコード幅
の喪失)をもたらすので、2値画像がグレースケール、
即ち連続的な色調の画像を表現しうるように、元のディ
ジタル画像をハーフトーン化するメカニズムが必要とな
る。
【0004】このようなハーフトーン化の機構は、「デ
ィザ」(白黒の粗密で表現する技術)の付加用マスクと
して、A行B列の配列M [A] [B] によって空間的に
表現し得る。M [i] [ j] の値(エントリ)は、0.
0より大または等しく、1.0より小または等しい。こ
こで、[ i] [j] は画素の座標であり、[ i] は、0
より大または等しく、Aより小または等しい。また
[j] は、0より大または等しく、Bより小または等し
い。原ディジタル画像の各画素の配列に対応する各グレ
ースケール値を、マスク内の値と比較する。ディジタル
画像の各グレースケール値を、ディジタル画像と空間的
に重ねあわせたとした場合のマスク内の対応するマトリ
ックス座標の値(しきい値)と比較し、大であるか否か
により、それぞれ0か1かのハーフトーン値に変換す
る。
【0005】すなわち、ハーフトーン・マスクMを原画
像のグレースケール値を持つ画素に対応させたとき、ハ
ーフトーン出力値 H [i] [ j] は、マスクMに従い
下記条件により定義し得る。
【0006】もし、H [I] [ J] が M [i%A] [
j%B] より大又は等しいなら、H [i] [ j] =0
(黒)を出力する。
【0007】そうでなければ H [i] [ j] =1
(白)を出力する。
【0008】ここで、i%A は、整数の除算i/Aの
余り、また、j%Bは整数の除算j/Bの余りの意であ
る。
【0009】従来からあるハーフトーン・メカニズムで
は、マスクのエントリ値の設定に白色雑音信号源、例え
ば疑似乱数分布関数を使用していた。白色雑音のスペク
トル分布は各周波数で一様であるため、ハーフトーン化
画像には、視覚的に目障りに感じる低周波の影が生じや
すい。この問題を解決し、より望ましいマスクを作成す
る技術の提案が、B.E.バイヤー(Bayer)によ
る論文「アン・オプティマム・メソッド・フォア・ツー
レベル・レンディション・オブ・コンティニュアス・ト
ーン・ピクチャーズ(An optimum method for two-leve
l renditionof continuous-tone pictures )」IE
EE国際コミュニケーション会議、1973年1月11
−15日 に記されている。バイヤー(Bayer)の
機構は、人間の視覚系が非常に高い周波数の信号に対し
て知覚力が低下することを利用しており、大きさ 2m
×2m 及び2(m+1) ×2m の固定のハーフトーン・マス
クの組を用いて、低い周波数における低スペクトル成分
を取り込むようなしきい値による最適な基準を設定した
ものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マスク生成法は、往々にして膨大な計算が必要であり、
要求される画像によっては、特に非常に高解像度の画像
(例えば画素配列 1024 × 2048)の場合に
は、マスク自体が非常に大きなものとなり、しきい値の
蓄積領域として極度に大きなメモリ空間が必要であっ
た。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、従
来のハーフトーン・マスクにおけるしきい値生成の複雑
さ及び蓄積データ量を以下の方法により著しく簡素化す
るものである。即ち、ディザの付加用のハーフトーン・
マスクの配列内におけるしきい値を代数的に分散化し、
ほぼ同じ値のしきい値のかたまり(クラスタ)が形成さ
れないようにする。また、各種のマスク配列の大きさに
対してしきい値を計算・蓄積できるようにし、あるいは
原ディジタル画像のハーフトーンへの変換を実行中の過
程で計算できるようにするものである。
【0012】本発明によれば、マスク自体はN×Mの配
列であり、配列内の各座標は、少なくともディジタル画
像の画素の1部分と対応する。マスク配列の大きさは比
較的小さな画素座標を持つものとすることができ、比較
的高解像度(例えば1024×2048)のディジタル
画像の画素の互いに隣り合ったサブセット(副配列)に
空間的に対応させる。例えば9×13、13×19、1
9×28などの大きさのマスク配列を用いて、高解像度
グレースケール画像の隣り合う部分を2値の出力画像に
ハーフトーン変換する。マスクの大きさは着目する画像
の全体を包含するような大きなものとすることもでき
る。その場合でもマスクの各しきい値の算出を変換の実
行中に行なうことができ、したがってマスクの全しきい
値をあらかじめ蓄積しておく必要はない。
【0013】マスクアレイの各座標を、互いに異なるグ
レースケール/ハーフトーン変換用しきい値に対応させ
る。これらのしきい値は、「黄金分割」(Golden Mean
)の2次元適用に相当するもの(two-dimensional ana
log of the Golden Mean )に従って、マスク配列の各
座標内に配分する。詳しくいえば、マスク配列を進める
場合、後続の次座標を、黄金分割の2次元拡張に相当す
るものの整数倍(integral multiples)の端数部分(fr
actional parts)により決定する。一連の各マスク座標
にはそれぞれ異なる(順次増加する数の)グレースケー
ルからハーフトーンへの変換しきい値を割りつける。こ
れらのしきい値は0からKまでの一連の整数であり、K
は M×Nより1小さい数である。ここで、黄金分割の
2次元相当を利用すると、一連の整数のしきい値が代数
的に分散化され、マスクにより得られるハーフトーンの
画像が視覚上目障りとなる低周波の加工影像で汚染され
ないことが好都合な点である。要するに、黄金分割の2
次元相当の整数倍の端数部分により一連のマスクの座標
を効果的に割りつける分配演算子を用いることである。
【0014】本発明の好ましい実施態様においては、空
間的にかなりの高解像度をもつ2次元の大きさ1278
×1873のマスクが発見されている。これらはともに
分配演算子としての座標上の端数要素が近似しており、
その誤差が非常に小さい(比1873/1278の座標
上の端数要素の近似値は小数7桁まで等しい。したがっ
て誤差は3×10の−8乗のオーダーとなる。)、その
結果、人間の視覚系で観察される画像として非常に高い
グレーレベル品質を持つ出力画像を得ることができる。
【0015】
【実施例】本発明の、ハーフトーン変換マスクの改良の
詳細な説明に先立ち、本発明は主として、ディジタル画
像処理システム内のマイクロコントローラに適用する制
御ソフトウェアという記述物によって有効となることに
留意されたい。これによって例えばドットマトリックス
・プリンタなどの2値を基本とする出力装置が、再生画
像をグレースケールつまり連続的な色調をもつ画像の形
に印刷しうるようになる。以下に、本発明のマスクが適
用されるシステムの全体構成を理解しやすいブロック図
で示しているが、これは以下の記述によって利益を享受
する本技術分野の精通者が十分理解しうる詳細部分の開
示を不明瞭にしないようにするためであり、本発明に関
する特定の詳細を例示するものに過ぎない。ブロック図
による説明は、ディジタル画像処理システムを機能的に
都合のよいように群分けし、これにより本発明のより容
易な理解を意図したものである。
【0016】図1は、本出願と同一人に譲渡され、S.
クリスティ(Kristy) により1990年9月14日提出
の、同時係属中の米国特許出願番号第582,305号
「マルチレゾリューション・ディジタル・イメジリー・
フォトフィニッシング・システム(Multiresolution
Digital Imagery Photofinishing System)」に記述され
ているものと同一形式のディジタル化装置を図式的に表
わしたものであり、その開示を以下に行なう。このよう
な装置は、高解像度のオプトエレクトロニクスによるフ
ィルム走査装置12を用いることができ、その出力をホ
ストのディジタル画像処理装置(ホスト・コンピュー
タ)14に接続する。走査装置12は極めて高解像度の
センサ画素配列(例えば3072×2048画素マトリ
ックス)からなり、空間的に高密度を表わす出力信号を
生成することができる。出力信号はディジタル形式に変
換され、ディジタル化された写真画像ファイルが作成さ
れ、高解像度の印刷が行なわれる。図では走査装置12
は、写真記録媒体(例えば35mmのカラーフィルム1
6など)に光学的に結合しているように示してある。フ
ィルム16は36mm×24mmのカラー画像の駒を複
数個(例えば24個あるいは36個)有することができ
る。走査される各画像の駒について、高解像走査装置1
2はその高解像イメージングセンサの画素配列のオプト
エレクトロニクス上の応答としてディジタル符号化され
たデータを出力する。画素配列上にはフィルム16の個
々の写真画像の駒が、走査装置の入力レンズ系によって
投影される。
【0017】このディジタル符号化されたデータ(即ち
ディジタル化画像)は所定のグレーコード幅(例えば8
ビット)に変換され、画像の画素を配列で表現したビッ
トマップの形でホストプロセッサ14に供給される。ホ
ストプロセッサ14は画像をコード化し蓄積する演算機
能を持ち、これにより各高解像ディジタル化画像ファイ
ルを蓄積する。ディジタル化された画像は例えばディジ
タル駆動のドットマトリックスプリンタあるいはレーザ
ージェットプリンタ18など、各種の装置による再生の
ため検索されるが、その解像度は装置により異なる。
【0018】ディジタル画像出力装置、例えばドットマ
トリックスプリンタ18は2値の出力能力しか有してお
らず、ハーフトーンのしきい値マスクを使用することに
より、8ビットコード(原ディジタル画像のグレーレベ
ルを規定する)を2値(例えば0=黒、1=白)の配列
に変換し、プリンタを駆動するための各画素を表わす信
号を作成する。本発明は、しきい値がディザを付加する
ハーフトーン配列全体にわたり代数的に分散するように
マスクを構成し、しきい値において同一に近い値のある
かたまり(クラスタ)が生じないようにし(同一値に近
いと出力画像に局所的な人工の影像が生じやすい)、さ
らにマスク配列の様々な大きさに対してしきい値を計算
し蓄積することを可能とするか、あるいは原ディジタル
画像のハーフトーン変換を実行する過程でしきい値を算
出できるようにするものである。
【0019】図2は、本発明による13×9のハーフト
ーン・マスクの内容を図式的に表わしたものである。こ
のマスクはN=13 × M=9 のハーフトーン化用
のしきい値の配列からなり、これをディジタル(グレー
トーン)画像の2次元の画素の区画(セグメント)と空
間的に対応づける。本例でのマスク配列の大きさとして
は画素座標の比較的小さいもの(13×9=117)で
あり、このマスクを、走査装置の出力である高解像度の
ディジタル画像(例えば1024×2048)の互いに
隣り合うサブセット(副配列)に空間的に対応させる。
【0020】マスク配列の各座標にはそれぞれ異なるグ
レースケール/ハーフトーン変換のしきい値を割りつけ
る。これらのしきい値は、黄金分割の2次元相当にした
がって、ハーフトーンマスク配列の行および列に分配す
る。即ち、マスク配列の(N=13 × M=9)の座
標位置を定める処理を進める際、配列の次の座標は、黄
金分割の2次元相当の整数倍の端数部に従うこととす
る。そして、その座標位置に順次増加(1ずつ加算)さ
せるしきい値を割り振っていく。
【0021】本実施例における黄金分割の2次元拡張的
応用の具体的内容は、後述の表1に示す計算式で表され
る。すなわち、縦と横の差分に対し、一定のしきい値k
を乗算しつつ、縦と横で前記差分をそれぞれ割った場合
の余り(整数)が、当該しきい値Kが割り当てられる縦
と横の座標を特定する。
【0022】以下にさらに詳細に説明する。
【0023】図2における13×9のマスク配列では、
上記の端数部は、後続のマトリックスの増分ΔN=4,
ΔM=4と順次対応する。ここで、4はマスクの縦横の
差分である。
【0024】まず、マスク配列の最上部左端をゼロ座標
(0,0)として出発し、ここにしきい値「0」を割り
当てる。次に、黄金分割の2次元に相当するもの(2次
元応用)の整数倍の端数部(整数の余り)に従って、マ
トリックス上を横断的に移動し、マスクの次の座標
(4,4)に到達し、この位置にしきい値「1」を割り
当てる。更に、黄金分割の2次元応用の整数倍の端数部
に従って、マトリックス上を続行し、次の座標(8,
8)にしきい値「2」を割り当てる。次の座標は(1
2,12)であるが、ここでマスクの大きさに従ってモ
ジュロ変換を行ない、座標(12,3)の位置に、ゼロ
から(N×M−1)までの間の次の連続数、この場合
「3」を割り当てる。この手順をマスクに117のすべ
ての数を割り当てるまで繰り返す。結局、各一連のマス
ク座標には互いに異なる(順次増加する)数が、グレー
スケールからハーフトーンへの変換のしきい値として割
り当てられる。これらのしきい値の値は、0からKまで
の整数であり、ここでKは、M×Nより1だけ小さい数
である。
【0025】図2の13×9のマスク配列内のしきい値
を詳細に調べてみると、本発明で使用した黄金分割の2
次元的応用によって、かたまり(クラスタ)のない、分
散化した特性が明らかになる。配列の13列の中に、数
字的に連続したマスク値は互いの列に理想的に分散して
おり、ほぼ同じしきい値という「かたまり」は生じてい
ない。1例として、すべてのマスク値が構成される値の
組の中から端数の範囲の値、例えばマスクの値の組0−
117の中から値0−12をみると、各々の値0,1,
2,...11,12はマスク配列中の異なる列にあっ
て、各値は行位置も空間的に実質上分散している。マト
リックスを調べると、他の範囲の連続する13個の数に
ついても同様であることがわかる。
【0026】都合のよいことに、黄金分割の2次元拡張
の利用により、一連の整数のしきい値が代数的に分散化
され、ほぼ同一のしきい値をもつ固まりはできず、マス
クにより得られるハーフトーンの画像が視覚上目障りと
なる低周波の加工影像で汚染されない。要するに、分散
化の演算子を有効に使用し、黄金分割の2次元相当の整
数倍の端数部により、一連のマスクの座標を効果的に割
り付ける。これによって、連続する各マスク値の座標
は、G1=G2=G3=1、n>3に対して、Gn=G
(n−1)+G(n−3) で与えられるフィボナッチ
数列に類似の数列により定義することができる。
【0027】先に述べたように、本発明の好ましい実施
態様において、2次元の大きさが1278×1873と
いう、相当大きな空間的解像度を持ったマスクが発見さ
れているが、これは、誤差の極めて小さい座標上の端数
要素をもつ分散化演算子の1つとして近似され(比18
73/1278は端数座標要素の近似値は小数7桁まで
等しく、誤差は3×10の−8乗のオーダーとな
る。)、その結果人間の視覚系で観察される画像として
非常に高いグレーレベル品質を持つ出力画像を得ること
ができる。
【0028】図2に示す13×9のハーフトーン・マス
クの実施態様は、コンピュータのC言語コードを用いて
下記の表1に示すシーケンスにより求めることができ
る。
【0029】
【表1】 記憶スペース節約のため実行時の計算が課題となる場合
には、必要な時に座標に対するマスク値を画素画素の関
数として求めることができる。表1で示すマスクのしき
い値を例えば本例の13×9のマスクの場合でみると、
マスク配列の先頭行(第0行)は列の大きさの整数倍の
数であり、左列(第0列)は行の大きさの整数倍の数で
ある。マスクは、モジュロA×Bの加算表の形式をと
る。即ち、 M [i] [ j] =M [i] [ 0] +M [0] [ j] modulo A×B である。したがって、単純な計算を行ない、マスクのし
きい値を退避する、より詳しくはマスクの第0行および
第0列を退避する(その数はA×BでなくA+B)こと
によって、メモリをかなり節約することができる。
【0030】しかし、M [i] [ 0] およびM [0] [
j] もまた必要に応じ容易に計算することができる。
(実行時間の効率をあげるため、’for’ループのネ
ストの計算を取り除くこともできる。)第0行および第
0列は下記の数列(モジュロA×B)で表わされる。
【0031】 M [0] [ j] =jM [0] [ 1] M [i] [ 0] =iM [1] [ 0] 2つの数、M [0] [ 1] および M [1] [ 0] は、
C言語のルーチンではそれぞれ、コード定数 change_
on_move_right およびchange_on_move_down と
して下記の表2のように表わされる。これらはユークリ
ッド・アルゴリズム(gcdアルゴリズム)を用いて容
易に決定することができる。
【0032】
【表2】 ここで、定数を加算し次に条件により「1を減算」する
2つの演算の部分は、次のようにしてハードウェアによ
り実現しうることに注目されたい。即ち、とりうる2つ
の右辺(最初の演算の組においては M+col _delta
および M+(col _delta-1 ))を計算し、第2の
ものは、それが正である場合に限り選択するようにす
る。
【0033】しきい値数が例えば図2の13×9の配列
のように固定でかつ小さい数の有限のマスクを、画像の
隣り合うサブセットに複数対応させる代わりに、黄金分
割の2次元相当を直接用いることにより、実質的に「無
限」のマスクを生成することができる。本発明によれば
このような2次元の黄金分割を基本とした連続する(増
加する)値の分配方法は、次のように定義することがで
きる。
【0034】M[i][j]=((αi+βj)) ここで、((x))は、xの端数部分、即ち((x))
=x−[x] αは、α(α+1)2 =1 の唯1つの実根、β=α
(α+1) α=ほぼ0.4656, β=ほぼ0.6823 (α
はニュートンの反復法により迅速に近似される。)2次
元の組(α,β)は、ディオファンタスの解析を基に、
1次元の黄金分割γのふるまいを2次元に疑似して導か
れる。γ=0.618033は、等式γ(γ+1)=1
を満たす解であるが、この無理数は有理数による近似
が非常に困難である。
【0035】2次の無理数 γ=lim(Fn
n+1 )= (√5−1)/2 n →∞ ここで、Fn は、n番目のフィボナッチ数(フィボナッ
チ数列の最初の数個は、1,1,2,3,5,8,1
3,21,34,55,89,144,...この数列
の各値は、先行する2つの数の和である。)である。3
次の無理数の組(α,β)も同様の等式を満足する。
【0036】数列 Gn は、フィボナッチ数列と類似
の数列:Gn+1 =Gn + Gn-2(G1 =G2 =G3
=1より開始)により定義できる。この数列の最初の2
5個の数は、1,1,1,2,3,4,6,9,13,
19,28,41,60,88,129,189,27
7,406,595,872,1278,1873,2
745,4023 である。
【0037】これにより、 β=lim Gn /Gn+1 n →∞ 他の関係式としては、β2 =α および β-1=α+1
が成り立つ。
【0038】先に記したように、本発明の好ましい実施
態様によるマスクの大きさは1278×1873であ
り、比1873/1278とα+1の近似値は小数7位
まで等しい。(即ち誤差は約3×10-8となり、人間の
視覚系にとって高いグレーレベル品質を有するものとし
て観察される画像を生成する。より小さい大きさのマス
クとして比が小数4位まで一致したものも利用しうる。
上記の比率についてさらに近似を向上させるには、58
425×85626 以上のマスクの大きさが必要とな
る。しかし比率85626/58425は誤差が半分に
減少するだけであって、しかもこれら2つのパラメータ
は互いに素ではない。よってさらに大きなパラメータが
必要となる。)以上、本発明のいくつかの実施例を記述
したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本
分野に精通する者に知られる多くの変更や修正を生じや
すいことが理解されねばならない。したがってここに記
載し説明した詳細に限定されることなく、本分野に通じ
る者にとって明らかなすべての変更や修正をも包含する
ことを意図するものである。
【0039】
【発明の効果】本発明によって、従来複雑であったハー
フトーンマスクのしきい値生成及びデータ値の蓄積が著
しく簡単化される。ディザを施すハーフトーンマスク配
列全体にしきい値を分散化し、ほぼ同じ値のしきい値を
持つかたまり(クラスタ)をなくすことができ、種々の
大きさのマスク配列に対ししきい値を計算し蓄積するこ
と、あるいはまた原ディジタル画像をハーフトーンに変
換する処理を実行する過程で算出することができる。
【0040】本発明の利点は、大きさの異なるマスクに
対して適用することができること、またこれらのマスク
をファイルあるいはメモリに蓄積する必要がないことで
ある。マスクは非常に簡単なプログラム(あるいはハー
ドウェアによる場合は、小数のレジスタ、加算器、定
数、ゲートからなるもの)により実現可能な簡単な規則
によって計算でき、このためマスクの個々の値はそれら
を用いる際に計算すればよい。実際に描かれた画像は、
外観上、垂直・水平あるいは45度角の加工影像のな
い、高品質のものであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタル化装置を示す概略図である。
【図2】2次元の黄金分割の応用によって得られる13
×9のハーフトーン・マスクの内容を示す図である。
【符号の説明】
12 高解像度フィルム走査装置 18 プリンタ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル画像の画素の個々のグレース
    ケール値を2値に変換するためのディジタル画像用ハー
    フトーンマスクを生成する方法であって、 (a)当該ディジタル画像の少なくとも1部分の画素に
    関連して、マスク値をもつマスク座標をN×Mの配列に
    より定義し、 (b)黄金分割の2次元応用に基づいて定まる順序で、
    当該マスク座標の処理を順次進める過程で、数字的に連
    続する、グレースケールからハーフトーンへの変換用し
    きい値が出現するように、当該マスクの個々の座標にし
    きい値を割り当てることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法であって、 ステップ(b)は、当該マスクの個々の座標に対応する
    グレースケールからハーフトーンへの変換用しきい値
    を、任意の順序により計算するステップからなることを
    特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法であって、 ステップ(b)は、黄金分割の2次元応用の整数倍の端
    数部分に基づいて定まる順序で、当該マスク座標の処理
    を順次進め、当該マスクの個々の座標に対し、数字的に
    連続した、グレースケールからハーフトーンへの変換用
    しきい値を割り当てるステップからなることを特徴とす
    る方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の方法であって、 ステップ(b)は、黄金分割の2次元応用に基づいて定
    まる順序で当該マスク座標の処理を順次進め、グレース
    ケールからハーフトーンへの変換用しきい値として、順
    次増加する値が出現するように、当該マスクの個々の座
    標にしきい値を割り当てることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の方法であって、 黄金分割の2次元応用の整数倍の端数部分に基づいて定
    まる順序で、当該マスク値座標の処理を順次進める過程
    で、当該マスクの各座標に対応するグレースケールから
    ハーフトーンへの変換用しきい値として、0からK(K
    はM×Nより1小さい数)の連続する整数を割りつける
    ステップからなることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 グレースケールのディジタル画像をハー
    フトーンのディジタル画像に変換する方法であって、 (a) 当該ディジタル画像の少なくとも1部分に関す
    る画素に対して、マスク座標のN×Mの配列を持つグレ
    ースケールからハーフトーンへの変換用のマスクを作成
    し、黄金分割の2次元応用に基づいて定まる順序で、当
    該マスク座標の処理を順次進める過程で、数字的に連続
    したグレースケールからハーフトーンへの変換用しきい
    値が出現するように、当該マスクの個々の座標にしきい
    値を割り当て、 (b) ステップ(a)で作成されたグレースケールか
    らハーフトーンへの変換用マスクを当該グレースケール
    のディジタル画像に適用し、当該マスクのしきい値と、
    当該マスクが対応するディジタル画像の各座標上の画素
    のグレースケール値と、の間であらかじめ定めた関係に
    基づいて、当該ディジタル画像の各画素のグレースケー
    ル値をハーフトーン値に適正に変換するステップからな
    ることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の方法であって、 ステップ(a)は、当該マスクの各座標に対応するグレ
    ースケールからハーフトーンへの変換用のしきい値の計
    算を任意の順序により行なうステップからなることを特
    徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の方法であって、 ステップ(a)は、当該マスクの各座標に対応するグレ
    ースケールからハーフトーンへの変換用のしきい値を計
    算するステップからなり、 ステップ(b)は、計算で得たグレースケールからハー
    フトーンへの変換値を当該グレースケールのディジタル
    画像の選択された画素に適用し、当該マスクのしきい値
    と、当該マスクが対応するディジタル画像の各座標上の
    画素のグレースケール値と、の間であらかじめ定めた関
    係に基づいて、当該ディジタル画像の各画素のグレース
    ケール値をハーフトーン値に適正に変換するステップか
    らなることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の方法であって、 ステップ(a)及び(b)は、当該ディジタル画像の各
    画素について、当該ディジタル画像の画素が処理される
    順序で実行することを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の方法であって、 ステップ(a)は、各マスク座標に対応して、グレース
    ケールからハーフトーンへの変換のしきい値を作成する
    ステップからなり、黄金分割の2次元応用の整数倍の端
    数部分に基づいて定まる順序で、当該マスク座標の処理
    を順次進める過程で、数字的に連続したグレースケール
    からハーフトーンへの変換用しきい値が出現するよう
    に、当該マスクの各座標に対応したしきい値を生成する
    ステップからなることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項6記載の方法であって、 ステップ(a)は、各マスク座標に対応してグレースケ
    ールからハーフトーンへの変換のしきい値を生成し、黄
    金分割の2次元応用の整数倍の端数部分に基づいて定ま
    る順序で、当該マスク座標の処理を順次進める過程で、
    当該マスク座標の各座標に対応するしきい値が0からK
    (KはM×Nより1小さい数)の連続する整数となるよ
    うな変換マスクを生成するステップからなることを特徴
    とする方法。
  12. 【請求項12】 グレースケールのディジタル画像を処
    理する方法であって、 (a) 当該ディジタル画像の各画素に対して、当該グ
    レースケール値と、グレースケールからハーフトーンへ
    の変換機構のしきい値と、の間であらかじめ定めた関係
    に基づいて、当該ディジタル画像のグレースケール値を
    ハーフトーン値に変換し、当該機構は配列の各座標をデ
    ィジタル画像の少なくとも1部分に関する画素に対して
    空間的に対応づけられているN×Mのマスク値の配列に
    よって表わすことができ、各マスク値はそれぞれ異なる
    値を有するグレースケールからハーフトーンへの変換用
    のしきい値であって、黄金分割の2次元応用に基づいて
    定まる順序で当該マスク座標の処理を順次進める過程
    で、数字的に連続したグレースケールからハーフトーン
    への変換用しきい値が出現するものであり、 (b) ステップ(a)で作成されるグレースケールか
    らハーフトーンへの変換用マスクを当該グレースケール
    のディジタル画像に適用し、当該マスクのしきい値と、
    当該マスクが対応するディジタル画像の各座標上の画素
    のグレースケール値と、の間であらかじめ定めた関係に
    基づいて、当該ディジタル画像の各画素のグレースケー
    ル値をハーフトーン値に適正に変換するステップからな
    ることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の方法であって、 グレースケールからハーフトーンへの変換用マスクの各
    座標におけるしきい値は、黄金分割の2次元応用の整数
    倍の端数部分に基づいて定まる順序で当該マスク座標の
    処理を順次進める過程で順次増加することを特徴とする
    方法。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の方法であって、 黄金分割の2次元応用の整数倍の端数部分に基づいて定
    まる順序で当該マスク座標の処理を順次進める過程で、
    グレースケールからハーフトーンへの変換用のマスクの
    各座標におけるしきい値は整数群内で連続する整数であ
    って、その整数群の範囲は当該M×Nの配列のマスク座
    標の数に対応することを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の方法であって、 黄金分割の2次元応用の整数倍の端数部分に基づいて定
    まる順序で当該マスク座標の処理を順次進める過程で、
    各マスク座標に対応するグレースケールからハーフトー
    ンへの変換のしきい値は0からK(KはM×Nより1小
    さい数)の連続する整数とすることを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項12記載の方法であって、 ステップ(a)は、当該マスクの各座標に対応するグレ
    ースケールからハーフトーンへの変換のしきい値の計算
    を任意の順序により行なうステップからなることを特徴
    とする方法。
  17. 【請求項17】 ディジタル画像処理システムに用いる
    グレースケールからハーフトーンへの変換用マスクであ
    って、 ディジタル画像の各画素に対して、当該グレースケール
    値と、グレースケールからハーフトーンへのしきい値
    と、の間であらかじめ定めた関係に基づいてグレースケ
    ール値をハーフトーン値に変換し、該しきい値はマスク
    値のN×Mの配列からなり、配列の座標は当該ディジタ
    ル画像の少なくとも1部分に関する画素に空間的に対応
    づけるものであり、各マスク値はそれぞれ異なる値を有
    するグレースケールからハーフトーンへの変換用のしき
    い値であって、黄金分割の2次元応用に基づいて定まる
    順序で当該マスク座標の処理を順次進める過程で、数字
    的に連続した値が出現するようなしきい値であることを
    特徴とするマスク。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のマスクであって、 グレースケールからハーフトーンへの変換のしきい値
    は、黄金分割の2次元応用の整数倍の端数部分に基づい
    て定まる順序で当該マスク値座標の処理を順次進める過
    程で、連続的に増加する数であることを特徴とするマス
    ク。
  19. 【請求項19】 請求項17記載のマスクであって、 黄金分割の2次元応用の整数倍の端数部分に基づいて定
    まる順序で当該マスク値座標の処理を順次進める過程
    で、グレースケールからハーフトーンへの変換用のマス
    クの各座標におけるしきい値は整数群内で連続する整数
    であって、その整数群の範囲は当該M×Nの配列のマス
    ク座標の数に対応することを特徴とするマスク。
  20. 【請求項20】 請求項19記載のマスクであって、 黄金分割の2次元応用の整数倍の端数部分に基づいて定
    まる順序で当該マスク値座標の処理を順次進める過程
    で、各マスク座標に対応するグレースケールからハーフ
    トーンへの変換のしきい値は0からK(KはM×Nより
    1小さい数)の連続する整数とすることを特徴とするマ
    スク。
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