JPH08228288A - 画像の粒状性を減らすための改良された適応性のあるフィルタリングおよび閾値設定の方法及び装置 - Google Patents

画像の粒状性を減らすための改良された適応性のあるフィルタリングおよび閾値設定の方法及び装置

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JPH08228288A
JPH08228288A JP7256634A JP25663495A JPH08228288A JP H08228288 A JPH08228288 A JP H08228288A JP 7256634 A JP7256634 A JP 7256634A JP 25663495 A JP25663495 A JP 25663495A JP H08228288 A JPH08228288 A JP H08228288A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットプリンタ又はレーザプリンタ
のような2値印刷装置によって生成された出力画像の誤
差拡散法による中間調化処理において、画像のノイズパ
ターンを最少にする。 【解決手段】 入力グレースケール画像を誤差拡散法に
より2値化するための誤差拡散回路900は、処理され
たピクセルの量子化誤差を周辺のピクセルへ拡散するた
めの複数の誤差フィルタ930A〜930Cを有し、各
誤差フィルタは互いに異なるサイズと重み係数とを有し
ている。それら誤差フィルタ930A〜930Cは、処
理するピクセル領域のグレースケール階調値934と所
望の出力印刷解像度とに応じて、選択的にそのピクセル
領域に適用される。さらに、この誤差拡散回路900
は、可視パターンのゆがみを除去するために、入力画像
の選択されたピクセル範囲と、異なる誤差フィルタに通
された2つの領域の境界とにおいて、2値化しきい値9
16に“雑音”誤差を付加するための雑音回路920を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル印刷装
置、特に、誤差拡散中間調化によって引き起こされる印
刷出力のノイズパターン(一般に“ウォーム”などと呼
ばれる)を最少にするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタ、ドットマトリックスプ
リンタ及びインクジェットプリンタのようなハードコピ
ーを生成する大部分のコンピュータ駆動形の印刷装置は
2値形式で印刷を行う。出力媒体は画素つまりピクセル
のアレイに分割され、印刷装置は各ピクセル位置で小さ
いカラードットを印刷するか、又はピクセル位置をブラ
ンクのままにする。単色プリンタの場合、ドットの全て
が単一のカラーで印刷されるが、カラープリンタの場合
はドットカラーが小数のカラーセットの中から選択され
る。いかなる場合も、ドットそれ自体は一様なカラーを
有しているので、得られる出力はカラーピクセル及びブ
ランクピクセルの配列からなる。所望の解像度に応じて
出力媒体上に電子的に印刷されたドット密度を異ならせ
ることができ、例えば360ドット/インチ(dpi)
や720dpiなどである。
【0003】それに反して、写真技術又はコンピュータ
画像システムによって生成されるような画像は色調にお
いて連続的である。このような画像がピクセルに分割さ
れるならば、各ピクセルは、ある範囲にわたる複数階調
値の内のいずれかの値をもつ“グレースケール”カラー
を示す。したがって、電子印刷によってそのような“連
続的な色調”の画像を再生するためには、画像は印刷装
置の特性に適している形式、すなわち一般に2値フォー
マットに変換されなければならない。この変換処理は、
多くの態様があるが、一般に“ハーフトーニング”とか
“中間調化”などと称される。中間調化された画像は、
実際に2値ピクセル(カラードット又はブランクドッ
ト)の空間パターンからのみなるけれども、人間の視覚
システムはこのパターンを統合して連続的な色調画像の
幻影を形成する。
【0004】印刷処理中、印刷対象の画像は一連のピク
セルに分割され、各ピクセルの画像の値は、ピクセルの
階調値を表す多ビットのディジタルワードを発生するた
めに量子化される。こうして、元の画像は印刷装置に供
給されるディジタルワードストリームに変換される。各
ワードのフォーマットをディジタル装置で再生に適した
フォーマットに変換するために、中間調化は、“前処
理”と呼ばれる処理の間にディジタルワードストリーム
に対して実行される。多数の中間調化技術が開発され、
数年間にわたって改良された。その最も簡単な方式に従
う技術は、ディジタルワードの値としきい値レベルとを
比較し、比較結果に応じた2値出力ピクセル値を発生す
る。
【0005】例えば、連続的な色調画像を処理するディ
ジタルスキャナは、検出された光度を表す多ビットワー
ドストリームを発生することができる。一般に、これら
のワードの数値は、256グレースケール、すなわち8
ビットワードに対応する0から255までの値をとり得
る。このようなディジタルワードストリームが2値印刷
装置で再生されるとき、中間調化処理は、要求される2
値出力ピクセルストリームを生成するために、スキャナ
出力ワードを単一のしきい値又は一連のしきい値と比較
する。このようなシステムでは、各8ビットスキャナワ
ードは単一ビットの出力ワードに圧縮される。
【0006】このような圧縮は、当然、視覚情報の著し
い損失を生じ、原画像に存在しない再生画像のゆがみも
また生じさせる。そこで、中間調化処理によって形成さ
れる画像ゆがみを減少させるために、更なる技術が開発
された。“誤差拡散法”として公知の一つの方式は、
“量子化誤差”(すなわち、複数ビットワードで表され
る入力値と単一ビットよって表される出力値との差、又
は2つの複数ビットワード間の差)を周辺のピクセルに
所定の割合で“拡散”する。この拡散は、処理行の次の
ピクセルの入力値及び次の行の隣接ピクセルの入力値に
量子化誤差の一部を加えるための比例重みを有する誤差
フィルタ回路を使用して実行される。量子化誤差は、幾
つかのピクセルにわたって“拡散される”ようにして処
理前のピクセル値に加えられる。
【0007】従来の誤差拡散法による中間調化処理で
は、スキャナ出力ワードとの比較のために使用されるし
きい値は一般に一定値であり、フィルタ回路は一般に単
一のタイプのものである。さらに、入力ワードによって
表される入力ピクセルは、従来の“ラスタ”走査パター
ンで(ピクセル行が上から下への順序で処理され、各ピ
クセル行は1行置きに反対方向へ、つまり、まず左から
右へ、次いで右から左へと)処理される。この誤差拡散
処理は卓越した再生画像を生じるけれども、その一方
で、画質を劣化させる“ウォーム”とか“スノープロウ
イング”などと呼ばれる周知のノイズパターンを形成す
る。この“ウォーム”は、均一なグレーの領域に曲線又
はまっすぐな対角線として現れ、中間調画像にパターン
化された外観を生じる。そこで、これらのノイズパター
ンの種類を減少させるか又は除去するために種々の技術
が利用されてきた。
【0008】その一つの公知の技術は、誤差を拡散する
前に、連続的な色調画像データの多ビットワードに所定
量のランダム雑音を加えるというものである。反復する
ノイズパターンを最少化するようにウォームを再調整す
る一方で、この技術はまた、雑音を画像へ導入すること
によって画質を劣化させてしまう。
【0009】他の公知の方法は、画像全域の各ピクセル
で中間調化演算を行うために使用されるしきい値に対し
雑音を加えるものである。この誤差拡散処理では、しき
い値はランダム誤差値によって調整され、よってもはや
固定されてない。前述の先行技術と同様に、この方法
は、反復するノイズパターンを“分割”する一方で、画
質を犠牲にしてしまう傾向がある。
【0010】ウォームパターンを減らすためのさらに他
の技術は、1990年9月4日発行のUlicheyの米国特許第4,9
55,065号「連続的な色調画像データからディザー化され
た画像を発生するためのシステム」の明細書に開示され
ている。ここでは、量子化誤差には摂動が乗算される。
しかしながら、誤差フィルタの比例重みにこのようなラ
ンダム雑音を加えることは、得られる画質を低下させる
ことになる。
【0011】さらに、“大きい”誤差フィルタ、つまり
広範な隣接したピクセル領域にわたって拡散する誤差フ
ィルタは、画質が高階調ぎみとなり且つぼやけが画像の
鋭いエッジで生じるけれど、その広範な領域にわたって
“より滑らかな”画像を発生することが知られている。
これは、主に大きなフィルタが拡散するためのより多く
の要素を有し、切り捨て処理つまり丸め処理のために画
像の細部が失われるためである。これに対し、“小さ
い”誤差フィルタは中階調域及び高階調域でウォームパ
ターンを増加さえることが知られている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
一つの目的は、2値印刷装置で生成される中間調化画像
の画質を改良するための装置及び方法を提供することに
ある。
【0013】本発明の他の目的は、インクジェットプリ
ンタ又はレーザプリンタのような2値印刷装置によって
生成された出力画像の誤差拡散法による中間調化処理に
おいて、画像のノイズパターンを最少にするための方法
及び装置を提供することにある。
【0014】さらに、本発明の他の目的は、特別のハー
ドウェア又は現状のプリンタドライバのいずれかで比較
的容易に実施されることができる方法を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、誤差拡散中間
調化処理によるノイズパターンを最少にすることによっ
て中間調化画像の画質を改良する適応フィルタリング及
びしきい値処理装置を備えている。この適応装置の一つ
の側面によれば、異なる大きさ及び異なる比例重み係数
を有する誤差フィルタのセットが、画像の所定の階調領
域において周辺ピクセルへ量子化誤差を拡散するために
用意されている。これらの誤差フィルタは、入力画像ピ
クセルのグレースケール階調及びそれらピクセルに対す
る印刷ドットの半径に応じて、それら入力画像ピクセル
に選択的に適用される。その場合、所定の数学的モデル
が、所望の出力印刷解像度に関連した誤差フィルタ群を
決定するために使用される。例えば、“小さい”フィル
タは、画像領域の細部を保持するために、高解像度にお
ける高階調ピクセルに適用することができるが、“大き
い”フィルタは、そのような解像度で滑らかな中間調を
生成するために、より暗い中階調領域に適用することが
できる。
【0016】本発明のこの側面は、全色調範囲にわたっ
て画像の粒状性を減らすけれども、可視パターンのゆが
みが、ある入力画像ピクセル値、特に2つの著しく異種
のフィルタを通された領域の交差点、で発生する。そこ
で、本発明の別の側面によれば、選択されたピクセル位
置で、“雑音”がしきい値に適応的に印加される。すな
わち、画像の各ピクセルで雑音がしきい値に絶えず加え
られる従来の処理技術と違って、本発明では、入力画像
の選択されたピクセル範囲及び異なるようにフィルタリ
ングされた領域の境界でのみ、ランダム雑音によってし
きい値が調整される。さらに、加えられた雑音量は、入
力ピクセル値の範囲及び異なるフィルタの程度により変
動する。
【0017】本発明の適応フィルタリング及びしきい値
処理装置は、比較的少ない費用で、印刷装置のドライバ
ソフトウェアに容易に組み込まれ得るか、又はプリンタ
ポート若しくはプリンタそのものの特別のハードウェア
により実施され得る。本発明の装置によれば、ウォーム
タイプのノイズパターンを最少化するような誤差拡散中
間調化処理によって、高品質の中間調化された画像を得
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、好ましくはIBM社の
PS/2又はアップル社のマッキントッシュのようなパ
ーソナルコンピュータに常駐するオペレーティングシス
テムに関連して実施される。図1は、本発明を実施する
ことのできるコンピュータ100の典型的なハードウェ
ア構成を示す。コンピュータ100は、従来のマイクロ
プロセッサのような中央処理装置(CPU)102によ
って制御される。システムバス108を介して全て相互
接続される複数の他の装置が、特定のタスクを果たすた
めに設けられている。ある特定のコンピュータは図1に
示された装置のうちの一部しか持たなかったり、又は図
示されていない構成要素が追加されているかもしれない
が、多くのコンピュータは図示された装置を少なくとも
具備するものである。
【0019】特に、図1に示されたコンピュータ100
は、情報の一時的記憶のためのランダムアクセスメモリ
(RAM)106、コンピュータ構成の永久記憶及び基
本オペレーティングコマンドのための読み出し専用メモ
リ(ROM)104、及びディスク装置113やプリン
タ114のような周辺装置をそれぞれケーブル112及
び115を介してバス108に接続するための入出力
(I/O)アダプタ110を含んでいる。ユーザインタ
ーフェース116はまた、キーボード120のような入
力装置、及びマウス、スピーカ及びマイクロホンを含む
他の公知のインターフェース装置をバス108に接続す
るためのものである。画像出力は、バス108をビデオ
モニタのようなディスプレイ装置122に接続するため
のディスプレイアダプタ118によって与えられる。コ
ンピュータ100は、そこに常駐するオペレーティング
システムを有し、これによって制御され且つ調整され
る。
【0020】図1に示されるようなコンピュータシステ
ムは、一般に印刷装置を含み、これはコンピュータシス
テムに電気的に接続され、選択された媒体上に永久画像
を生成するためにコンピュータシステムによって制御さ
れる。モニタ上に表示され又はメモリ内に記憶されてい
るドキュメントを印刷するために、幾つかの動作が行わ
れなければならない。第1に、印刷媒体は一般に一定サ
イズを有しているので、印刷可能な情報は、選択された
媒体に合った小部分に分割されなければならなず、この
処理をページ分けという。さらに、その情報は、ディス
プレイ又は記憶されているときのフォーマットから、媒
体上に印刷されるように印刷装置を制御するのに適した
フォーマットへと、再フォーマット化される必要もあり
得る。この再フォーマット化には、前述の中間調化処理
によってグラフィック表示が印刷装置で使用される形式
に変換される前処理ステップが含まれール値の一つが予
め定められたグレースケール値より大きいか又は等し
く、かつ前記量子化誤差の絶対値が予め定められた誤差
値よりも小さいとき、比較的少数の周辺ピクセルへ前記
量子化誤差を拡散するような誤差フィルタを選択するス
テップを含むことを特徴とする請求項1記載のページ分
け処理は、初期出力を発生したアプリケーションプログ
ラム、又は基本ファイル操作機能を実行するユーティリ
ティプログラムの集合であるオペレーティングシステム
のいずれかによって実行される。中間調化処理を含む再
フォーマット化処理は印刷装置に特有のものであり、こ
れは通常はオペレーティングシステムの一部であっても
よい“ドライバ”と呼ばれるソフトウェアプログラムに
通常含まれているが、特定の印刷装置に特別に関連した
ものである。ドライバプログラムは、コンピュータシス
テムからテキスト情報及び画像情報を受け取り、直接印
刷装置を制御することができる信号を発生するように前
述のような処理を実行する。
【0021】例えば、図2はアプリケーションプログラ
ム、オペレーティングシステム及びプリンタドライバを
使用する典型的なコンピュータシステムの概略図であ
る。コンピュータシステムは破線のボックス200で概
略的に表され、アプリケーションプログラムはボックス
202で表され、オペレーティングシステムはボックス
206で表される。アプリケーションプログラム202
とオペレーティングシステム206間のインタラクショ
ンは矢印204で示される。このプログラムシステムは
メインフレームからパーソナルコンピュータまで及ぶ多
くの種類のコンピュータシステムで使用される。
【0022】しかしながら、印刷を処理する方法はコン
ピュータにより異なり、この点に関して、図2は典型的
な従来のパーソナルコンピュータシステムを表してい
る。印刷機能を与えるために、アプリケーションプログ
ラム202はプリンタドライバソフトウェア210と
(矢印208で概略的に示されるように)相互作用す
る。このプリンタドライバソフトウェア210は一般に
中間調化処理を実行し、また、矢印214で概略的に示
すように、組み込みコマンド及び変換された画像情報を
含む再フォーマット化された情報ストリームを生成する
ための他の処理を実行することもある。次に、この変換
された情報ストリームは、入力そた情報ストリームを電
気信号に変換する回路を含むプリンタポート212に印
加される。次に、その電気信号はケーブル216を介し
てプリンタ218に送られる。プリンタ218は、入力
情報ストリームを受け取り、それを実際の印刷要素を駆
動するのに必要である電気信号に変換するためのハード
ウェア装置又はROMプログラムされたコンピュータで
ある“画像化エンジン”を通常含む。この結果は、選択
された媒体上の“ハードコピー”出力である。本発明の
誤差拡散処理を実行する装置はまた、プリンタポート2
12又はプリンタ218自体にある特別のハードウェア
に組み込まれてもよい。
【0023】誤差拡散処理そのものは周知であり、例え
ば、1990年、米国マサチューセッツ州ケンブリッジ及び
英国ロンドンのMIT出版で出版されたロバート・ウル
チネイ(Robert Ulchney)著「ディジタル中間調化(Digit
al Halftoning)」に詳細に記載されている。誤差拡散処
理中、原画像を含むピクセルは、ピクセルの一つ置きの
行が反対方向に(左から右へ及び右から左へ)処理され
るラインバイライン法で処理される。共通の行処理パタ
ーンは、図3に示すように、ピクセル行300、304
及び308のそれぞれは左から右へ処理され、ピクセル
行302及び306のそれぞれは右から左へ処理され、
このように、全画像が上部から下部まで処理されるま
で、各行が交互に反対方向に処理される。
【0024】公知のように、誤差拡散法は、量子化誤差
の一部を処理行の次のピクセル及び次の行の隣接ピクセ
ルの入力値にそれぞれ加えるための複数の比例重みを有
する誤差フィルタ回路を使用して実行される。量子化誤
差は、幾つかのピクセルにわたって拡散されるようにし
て、それらピクセル値が処理される前に、それらピクセ
ル値に加えられる。このような誤差拡散は優れた再生画
像を生じるけれども、それはまた画質を劣化する“ウォ
ーム”と呼ばれる周知のノイズパターンを形成する。
【0025】本発明の一実施形態では、画質を改良する
ために誤差フィルタのセットが設けられている。特に、
これらの誤差フィルタは、異なるサイズを有し、また、
滑らかな画質の中間調化画像を達成するために、画像の
所定の階調域にある周辺ピクセルに量子化誤差を拡散す
るための比例重み係数を有する。以下に詳述するよう
に、誤差フィルタ回路は、ピクセルのグレースケールカ
ラー階調値及びこれらのピクセルに対する印刷ドットの
半径に応じて、選択された入力画像ピクセルに適応的に
適用される。
【0026】特に、所望の出力印刷解像度に応じて誤差
フィルタ回路群を決定するために、所定の数学的モデル
が使用される。この実施形態では、下記の数学的モデル
を使用する。
【0027】(1) 第1のモデル
【0028】
【数1】
【0029】(2) 第2のモデル
【0030】
【数2】
【0031】ここに、半径は印刷ドットの半径で、dp
iはドット数/インチである。モデル1は、解像度に対
し相対的に大きな印刷ドットサイズ(例えば、720d
piでの印刷モード)の場合を意味しており、この場合
は図4及び図5で示されたタイプの誤差フィルタ回路が
使用される。一方、モデル2は、通常の印刷ドットサイ
ズ(例えば、360dpiでの印刷モード)の場合を意
味しており、この場合は図7及び図8に示されたタイプ
の誤差フィルタを使用する。
【0032】図4(A)及び(B)は、モデル1によっ
て指定された高解像度のハードコピー印刷を行うために
“小さい”誤差フィルタが選択された場合において、入
力画像ピクセルの処理中に発生した量子化誤差の周辺ピ
クセルへの拡散の様子を示す。これらの小さい誤差フィ
ルタは、典型的には、高階調の画像ピクセルを最適化し
且つその画像の細部を保持するために使用される。本実
施形態では、これらの小さい誤差フィルタは、例えば7
20dpiのピクセル密度で印刷するために使用される
(勿論、モデル1に従う他のピクセル密度でも使用でき
る)。
【0033】各入力画像ピクセルは、そのピクセル値と
所定のしきい値とを比較することによって処理される。
ここで、上記ピクセル値とは、原入力グレースケール値
に、他のピクセルの前処理の結果として生じた誤差調整
値を加算した値を意味する。このピクセル値がしきい値
を越えるならば、“1”すなわちドットが出力される。
一方、ピクセル値がしきい値よりも小さいならば、
“0”すなわちドットが出力されない。そして、ピクセ
ル値から実際に出力されるドットの値を減算することに
よって誤差値が決定される。続いて、この誤差値は、周
辺の未処理のピクセルに“拡散”される、つまり周辺の
ピクセルに分配されてそれらのピクセル値に加算され
る。
【0034】図4(A)は、左から右の方向へ“拡散”
処理が進められている場合の誤差拡散の様子を示してい
る。処理されているピクセルがボックス400で示さ
れ、このピクセル400の処理結果として生じた誤差
は、ピクセル400のすぐ真下及びすぐ右側にあるピク
セルをスキップして他の周辺のピクセルに拡散される。
すなわち、量子化誤差は、矢印402で示すように処理
済みピクセル400の右隣のピクセルの更に右隣のピク
セル、矢印404及び矢印408で示すように処理済み
ピクセル400の次行のピクセル、及び矢印406で示
すように処理済みピクセル400の下隣のピクセルの更
に下隣のピクセルを含む誤差フィールドに拡散される。
【0035】誤差値は、周辺ピクセルに加えられる前
に、比例重み係数を乗算される。これらの重み係数の
値、q1、q2、q3及びq4は、q1+q2+q3+q4=1
であるように配分されている。例えば、720dpiの
印刷密度のために、次の様な重み係数を使用することが
好ましい。すなわち、q1=7/16、q2=3/16、q3=1/1
6及びq4=5/16である。ピクセル400が処理された
後、ピクセル400の右側に隣接したピクセルは、比例
配分された誤差値をピクセル値に加えられ、そしてピク
セル400と同様な方法で処理される。行の各ピクセル
がこの方法で処理され終わるまでこの方法は継続する。
【0036】図4(B)は、右から左の方向へピクセル
の行を処理する場合の誤差拡散の様子を示している。処
理されているピクセルはボックス410で示され、この
ピクセル400の処理結果として生じた誤差は、矢印4
12、414、416及び418で示すように、つまり
図4(A)の前のフィルタとは左右反転した態様で、周
辺ピクセルに拡散される。誤差値は、周辺ピクセルに加
えられる前に、比例重み係数を乗算される。係数q1、
q2、q3及びq4の値は、q1+q2+q3+q4=1であ
るように配分されている。例えば720dpiの印刷密
度のために、次の係数値が使用されるのが好ましい。す
なわち、q1=7/16、q2=3/16、q3=1/16及びq4=5/
16である。ピクセル410が処理された後、ピクセル4
10のすぐ左隣のピクセルは、比例配分された誤差値を
ピクセル値に加えられ、そしてピクセル400と同様な
方法で処理される。行の各ピクセルが同様な方向で処理
され、そして、次の行は図4(A)のように処理され
る。
【0037】図5(A)及び図5(B)は、モデル1に
より指定された高解像度の印刷を行うために“大きい”
誤差フィルタが選択された場合において、入力画像ピク
セルの処理中に発生した誤差を誤差フィールド内の周辺
ピクセルに拡散する様子を示す。これらの大きな誤差フ
ィルタは、暗い中階調ピクセル領域に使用されて、その
ような陰の階調領域に滑らかな最適な中間調化画像を生
じさせるために適している。
【0038】図5(A)は、左から右の方向にピクセル
の行を処理する場合の誤差拡散の様子を示している。処
理されているピクセルはボックス500で示され、この
ピクセル500の処理結果として生じる誤差は、図4
(A)の小さい誤差フィルタの誤差フィールドに拡散さ
れるだけでなく、この誤差フィールドの外周に隣接した
ピクセルをスキップして更に外側の周辺ピクセルへも拡
散される。すなわち、量子化誤差は、矢印502で示す
ように処理済みピクセル500の右隣のピクセルの更に
右となりのピクセルと、矢印504、506、510及
び512で示すようにピクセル500の次の行の2個置
きの4つのピクセルと、矢印508で示すようにピクセ
ル500の下隣のピクセルの更に下隣のピクセルとに拡
散される。
【0039】誤差値は、それら周辺ピクセルに加えられ
る前に、合計が1であるように配分された比例重み係数
q1、q2、q3、q4、q5及びq6を乗算される。例えば
720dpiの印刷密度のためには、q1=9/32、q2=
1/32、q3=6/32、q4=5/32、q5=8/32及びq6=3/32
のような係数値が好ましい。ピクセル500が処理され
た後、ピクセル500のすぐ右隣のピクセルは、比例配
分された誤差値をピクセル値に加えられ、そしてピクセ
ル500と同様な方法で処理される。行の各ピクセルが
この方法で処理され終わるまでこの方法は継続する。
【0040】右から左の方向へピクセルの行を処理する
ための拡散処理は図5(B)に示されている。処理され
ているピクセルはボックス520で示され、その処理結
果として生じた誤差は、図5(A)の場合と左右反転の
態様で矢印522、524、526、528、530及
び532で示されるように拡散される。誤差値は、これ
ら周辺ピクセルに加えられる前に比例重み係数を乗算さ
れる。それら重み係数q1、q2、q3、q4、q5及びq6
は、q1+q2+q3+q4+q5+q6=1であるように配
分される。例えば720dpiの印刷密度のためには、
q1=9/32、q2=1/32、q3=6/32、q4=5/32、q5=8
/32及びq6=3/16のような係数値が好ましい。ピクセル
520が処理された後、ピクセル520の左隣のピクセ
ルは、比例配分された誤差値をピクセル値に加えられ、
そしてピクセル520と同様な方法で処理される。行の
各ピクセルがこのような方向で処理され、画像の次の行
は図5(A)のように処理される。
【0041】図4の小さい誤差フィルタは高階調のピク
セルを最適化するために使用されるのが好ましく、ま
た、図5に示された大きなフィルタは中階調のピクセル
領域及び陰の階調領域を最適化するのに好ましい。適当
なフィルタの選択は、下記のアルゴリズムによって決定
されるのが好ましい。
【0042】すなわち「入力画像ピクセル値≧240」
又は「|誤差値|<64」ならば図4(A又はB)のフ
ィルタを使用し、さもなければ図5(A又はB)のフィ
ルタを使用する。
【0043】このように、誤差フィルタの選択は、入力
画像ピクセル値と第1の基準との比較、又は量子化誤差
の絶対値と第2の基準との比較に依存する。勿論、図4
及び図5の各々における(A)と(B)の2つのフィル
タの選択は、図3のピクセル行処理パターンによって示
されるような特定の処理方向に依存する。
【0044】図6は、モデル1で指定されるようなハー
ドコピー印刷に対して入力画像ピクセルの選択範囲を処
理するとき、中間調化しきい値に加えられることができ
る種々の誤差(雑音)量を保持した複数の記憶場所を有
するレジスタ600を示す。好ましくは、これらの雑音
誤差は、入力画像ピクセル値の選択された範囲、及び広
範囲にわたって異なるようにフィルタリングされたピク
セル領域の境界においてのみ、しきい値を調整するため
に使用される。後述するように、しきい調整量は、入力
ピクセル値及び異なるフィルタの種類によって変動す
る。
【0045】本実施形態では、入力画像ピクセルの値
が、記憶場所604及び612で示すようなグレースケ
ール範囲内、つまり、[184〜186)の範囲内又は
(196〜198]範囲内にあるとき、1ビットのラン
ダム雑音が前記しきい値に加えられる。なお、上記範囲
の表記において、角括弧“[、]”は隣接量が値の範囲内
含まれることを示し、丸括弧“(、)”は隣接量が除外
されることを示す。同様に、2ビットのランダム雑音
が、記憶場所606及び610で示されるような[18
6−188)の範囲又は(194−196]の範囲にあ
る入力ピクセル値のために、前記しきい値に加えられ
る。また、4ビットのランダム雑音が、記憶場所608
で示されるような[188−194]の範囲にある入力
ピクセル値のために、前記しきい値に加えられる。ま
た、記憶場所602及び614で示されるような[0−
184)の範囲又は(198−255]の範囲にある入
力ピクセル値に関しては、いかなる雑音も前記しきい値
に加えられない。
【0046】図7及び図8は、モデル2によって指定さ
れるような印刷を行うために種々の誤差フィルタが使用
される場合において、入力画像ピクセルの処理中に発生
した誤差を周辺ピクセルへ拡散する様子を示す。尚、本
実施形態では、それらの誤差フィルタは360dpiの
ピクセル密度で印刷するために使用される(勿論、モデ
ル2に従う他のピクセル密度でも使用することができ
る)。図7及び図8は、左から右の方向にピクセルの行
を処理する場合の拡散処理を示す。右から左の方向にピ
クセルの行を処理するため場合は、図示のフィルタの鏡
像が使用される。
【0047】図7(A)では、処理されているピクセル
はボックス700で示される。その処理結果として生じ
る誤差は、矢印702によって示されるように処理済み
ピクセル700のすぐ右隣のピクセル、及び矢印70
4、706及び708で示されるようなピクセル700
の次の行の3つの隣接ピクセルに拡散される。
【0048】それら周辺ピクセルに加えられる前に、誤
差値には比例重み係数が乗算される。これら重み係数q
1、q2、q3及びq4は、q1+q2+q3+q4=1である
ように配分される。例えば360dpiの印刷密度のた
めには、q1=9/16、q2=1/16、q3=3/16及びq4=3/
16のような係数値が好ましい。ピクセル700が処理さ
れた後、ピクセル700の右隣のピクセルは、比例配分
された誤差値をピクセル値に加えられ、そしてピクセル
700と同様な方法で処理される。行の各ピクセルがこ
の方法で処理され終わるまでこの方法は継続する。
【0049】図7(B)、同(C)、図8(A)、同
(B)に示される誤差フィルタも、図7(A)の誤差フ
ィルタと同様に、処理結果として生じた誤差が処理済み
ピクセル(710、720、730及び740)の右隣
のピクセル及び次行の3つの隣接ピクセルに拡散され
る。ただし、例えば360dpiの印刷密度に関して
は、次のように係数値が設定されている。
【0050】(1)図7(B)のフィルタ q1=8/16、q2=1/16、q3=4/16、q4=3/16 (2)図7(C)のフィルタ q1=7/16、q2=1/16、q3=5/16、q4=3/16 (3)図8(A)のフィルタ q1=6/16、q2=1/16、q3=6/16、q4=3/16 (4)図8(B)のフィルタ q1=7/16、q2=1/16、q3=5/16、q4=3/16 これら重み係数の違いは、図7及び図8のフィルタ間で
ほんのわずかであることに注目すべきである。最も極端
な差は図7(A)及び図8(B)のフィルタ間に存在す
る。そこで、これらの2つのフィルタの境界で、雑音が
前記しきい値に加えられる。また、図7(A)〜図8
(B)のフィルタは、入力画像ピクセル値の選択範囲に
最適に適用される。例えば、それらの選択範囲は下記と
おりである。
【0051】(1連続階調画像の各部のグレースケール
値をそれぞれ表す電子的に符号化されたピクセル値のス
トリームを発生するディジタル化手段と、前記電子的に
符号化されたピクセルのストリームに応答して、前記連
続階調画像の連続した部分を表すピクセル群をそれぞれ
含む複数の線形セグル値範囲(213−189] (5)図8(B)のフィルタ 画像ピクセル値範囲(189−0] 図9は、モデル2によって指定されるような印刷のため
に入力画像ピクセルの選択範囲を処理するとき、中間調
化しきい値に加えらることのできる種々の雑音(誤差)
量を保持したレジスタ800を示す。これらの雑音誤差
は、入力画像ピクセルの選択された範囲及び広範囲にわ
たって異なるフィルタリングをされたピクセル領域の境
界においてのみ、しきい値に加えられる。加えられる雑
音量は、入力ピクセル値の範囲及び異なるフィルタの種
類によって変動する。
【0052】本実施形態では、入力画像ピクセルの値が
記憶場所804、816、820及び828によって示
されるような[217−213)、[162−15
8)、[141−137)又は(116−112]のグ
レースケール範囲内にあるとき、3ビットのランダム雑
音が前記しきい値に加えられる。また、4ビットのラン
ダム雑音が、記憶場所806、810、814、822
及び826によって示されるような[213−19
5)、[186−174)、[166−162)、[1
37−133)又は[120−116)の範囲内にある
入力ピクセル値のために、しきい値に加えられる。ま
た、5ビットのランダム雑音が、記憶場所808、81
2及び824によって示されるような[195−18
6)、[174−166)又は[133−120)の範
囲にある入力ピクセル値のために、しきい値に加えられ
る。更に、記憶場所802、818及ぶ830によって
示されるような[255−217)[158−141)
又は[112−0]の範囲にある入力ピクセル値に関し
ては、いかなる雑音も前記しきい値に加えられない。
【0053】図10は、本実施形態における誤差拡散回
路900の概略ブロック図を示す。誤差拡散回路900
は、ディジタルワードによって従来の方法で表される入
力グレースケール画像ピクセルのストリーム902を、
画像装置(図示せず)から受け取る。画像ピクセルのス
トリーム902はピクセル検出・制御回路904によっ
て受け取られる。このピクセル検出・制御回路904
は、誤差拡散回路900の種々の他の要素を制御するも
のである。後述するように、このピクセル検出・制御回
路904は、前述のアルゴリズムに従って入力画像ピク
セルの値を識別し、この識別結果に応じて、適当な誤差
フィルタを選択するための制御信号を発生する。さら
に、この回路904は、ピクセル値の識別結果に応じ
て、しきい値を選択的に調整するように構成される。
【0054】入力画像ピクセルは、シリアルに検出・制
御回路904を通って従来の入力バッファ906に送ら
れる。バッファ906は、一般に、全ピクセル行にわた
る入力画像ピクセルワードを記憶するのに十分なサイズ
をもつ(勿論、他のバッファサイズも採用可能であ
る)。次に、バッファ906は、(矢印910によって
概略的に示されるように)バッファ制御回路908によ
って制御されて、記憶された値を行順序で加算回路91
2に出力する。加算回路912は、前のピクセルの処理
によって発生された“誤差”値を合計するためのもので
ある。バッファ制御回路908の制御の下で、バッファ
906は、記憶されたピクセルデータを“左から右”の
順序でシリアルに出力するか(ラストイン、ファストア
ウト)、又は記憶されたピクセルデータを“右から左”
の順序で出力するか(ファストイン、ファストアウト)
のいずれか態様で出力を行う。
【0055】入力バッファ906から出力されたデータ
は、加算回路912及び線914を通ってしきい値回路
916に入力される。しきい値回路916の出力は、ピ
クセル値(各ピクセルの原入力画像値に加算回路912
によって“誤差”調整値を導入したもの)と所定の一定
のしきい値とを比較することによって生成された量子化
された2値画像(“0”及び“1”からなる)であり、
ピクセル値がしきい値よりも大きいならば、“1”を出
力し、ピクセル値がしきい値より小さいか又は等しいな
らば、“0”を出力する。しきい値回路916は、例え
ば、0.5(0と1間のグレースケール値の範囲に対し
て)又は128(0と255間のグレースケール値の範
囲に対して)のような一定しきい値を使用し得る。
【0056】この一定のしきい値は、入力画像ピクセル
の選択範囲を処理するとき、雑音回路920によって発
生されたランダム“雑音”誤差によって調整され得る。
雑音回路920は、好ましくは、レジスタ600及び8
00(図6及び図9)を含み、これらのレジスタ600
及び800(図6及び図9)はそれぞれ、例えば720
dpi及び360dpiの各密度での印刷に先立って入
力画像ピクセルの選択された範囲を処理するためのラン
ダム雑音誤差量を保持している。これらのレジスタ60
0、800内の選択された記憶場所は、検出・制御回路
904によって線922を介して発生された制御信号に
応答してその保持内容を出力することができる。この選
択された記憶場所の内容は、量子化処理中一定のしきい
値に加えられるランダム雑音誤差の例えば0〜5ビット
の所定値を一般に含む。
【0057】しきい値回路916によって発生された量
子化2値信号が、出力線924を介して、第2の加算回
路926に印加される。この第2の加算回路926は、
線925上の非量子化入力信号からこの量子化2値信号
を減算することにより、線928上に量子化誤差値を発
生する。この量子化誤差値は誤差検出・制御回路960
に供給され、ここで前述のアルゴリズムに従って量子化
誤差の絶対値が決定される。この決定に応じて、誤差検
出・制御回路960は、制御信号を線962上に発生さ
せる。この制御信号は、多重化されたフィルタ回路93
0内の適当な誤差フィルタ930a〜930nを作動さ
せる。その後に、量子化誤差値が多重化されたフィルタ
回路930に印加される。ここで、誤差フィルタ930
a〜930nは図4〜図8に示したようなものである。
【0058】さらに、ピクセル検出・制御回路904に
よって(前述のアルゴリズムを実行後)に線934を介
して発生された制御信号に応じて、適当な誤差フィルタ
が選択され、誤差値を処理するために作動される。選択
されたフィルタ回路930は、作動すると、誤差値に比
例重み係数を乗算することにより線936上に拡散誤差
値を発生し、これら拡散誤差値は誤差バッファ938に
記憶される。その後、それらの拡散誤差値は、ピクセル
の現在行、次の行及び次の次の行を処理中に、加算回路
912によって所定の周辺ピクセルに加えられる。
【0059】誤差バッファ938はまた、選択された記
憶値を出力線942を介して出力するために(矢印94
0に概略的に示されるように)バッファ制御回路908
によって制御される。バッファ制御回路908の制御の
下で、誤差バッファ938は、誤差データと入力バッフ
ァ906からシフトされる入力データとを合致させるた
めに記憶されたピクセルデータを“左から右”の順序
(ラストイン、ファストアウト)又は“右から左”の順
序(ファストイン、ファストアウト)のいずれかでシリ
アルに出力する。
【0060】ピクセルの行の処理中、バッファ制御回路
908は、入力バッファ906及び誤差バッファ938
の両方を制御して、入力ピクセル値をバッファ906か
ら加算回路912に、及び拡散誤差値を誤差バッファ9
38から加算回路912に逐次供給する。次に、加算回
路912が、量子化出力を発生するしきい値回路916
に誤差拡散値を逐次供給する。しきい値回路916の出
力は、バッファ制御回路908によって制御される出力
バッファ950に供給される。出力バッファ950は、
2値ピクセルの直列ストリームを線952上の印刷装置
に供給するために出力する。
【0061】ピクセル検出・制御回路904は、線90
2上の入力画像ピクセルの入力ストリームを監視して、
それらのピクセルのグレースケール値を識別する。その
後、検出・制御回路904は、中間調化処理の間各ピク
セルを処理するとき、制御信号を線922を介して発生
し、それにより各ピクセル値に応じてしきい値回路91
6によって発生されたしきい値を(雑音回路920を介
して)選択的に調整する。誤差拡散処理中に大きく相違
する2つのフィルタが順次使用されるとき、ピクセル検
出・制御回路904は、これらの異なるフィルタを通さ
れた領域に接するピクセルにおいてしきい値を調整する
ために適当な制御信号をさらに発生する。
【0062】さらに、ピクセル検出・制御回路904及
び誤差検出・制御回路960は、ピクセル入力値又はそ
れに関連する量子化誤差の絶対値に応じてマルチプレク
サフィルタ回路930の内部の誤差フィルタを選択的に
作動させるために、線934及び962をそれぞれ介し
て制御信号を発生し得る。
【0063】検出・制御回路904及び960は、回路
920及び930を制御する信号を発生するのに必要と
される適当な論理回路を含む。回路904及び960は
また、しきい値の調整及び誤差フィルタの選択と、入力
バッファから出力された適当なピクセル値と同期させる
ために必要とされる回路も含んでいる。さらに、バッフ
ァ制御回路908は、ピクセルの各行及びバッファ90
6及び938に記憶された誤差値のシリアル出力方向を
交番させるために必要とされる回路を含む。回路90
4、906及び960によって実行される正確な算術論
理演算及び同期化動作、並びにバッファ906及び93
8から選択されたピクセル位置は、本発明の要旨を逸脱
しないで変更され得る。
【0064】上述の実施形態は本発明を限定する意味で
はない。本発明の方法及び構成を実施する際には、本発
明の要旨を逸脱しない範囲である程度の変更がなされ得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う改良された誤差拡散法を使用する
中間調化処理が作動することのできるコンピュータシス
テム、例えばパーソナルコンピュータシステム、の概略
ブロック図。
【図2】アプリケーションプログラム、オペレーティン
グシステム、及び中間調化処理つまり前処理が実行され
るプリンタドライバの関係を示す従来のコンピュータシ
ステムの概略ブロック図。
【図3】本発明の改良された誤差拡散法にて使用され
る、従来の行処理パターンによるピクセルの処理シーケ
ンスを示す説明図。
【図4】ハードコピー解像度印刷のために入力画像ピク
セルを第1の数学的モデルに従って処理するときの、
“小さい”誤差フィルタの選択方法を示す説明図。
【図5】ハードコピー解像度印刷のために入力画像ピク
セルを第1のモデルに従って処理するときの、“大き
い”誤差フィルタの選択方法を示す説明図。
【図6】ハードコピー印刷のために入力画像ピクセルの
選択範囲を第1のモデルに従って処理するときの、中間
調化しきい値に加えられる誤差量の選択方法を示す説明
図。
【図7】ハードコピー印刷のために入力画像ピクセルを
第2の数学的モデルに従って処理するときの、誤差フィ
ルタの選択方法を示す説明図。
【図8】ハードコピー印刷のために入力画像ピクセルを
第2の数学的モデルに従って処理するときの、誤差フィ
ルタの選択方法を示す説明図。
【図9】ハードコピー印刷のために入力画像ピクセルの
選択範囲を第2のモデルに従って処理するときの、中間
調化しきい値に加えられる誤差量の選択方法を示す説明
図。
【図10】変動する入力画像ピクセル領域に応じて誤差
フィルタを選択するため、及びこれらの領域でしきい値
に雑音を加えるために使用される誤差拡散中間調化装置
の概略ブロック図。
【符号の説明】
400、410、500、520、700、710、7
20、730、740処理されているピクセル 600、800 雑音レジズタ 900 誤差拡散回路 930A〜930C 誤差フィルタ 902 グレースケール画像ピクセルのストリーム 904 ピクセル検出・制御回路 916 しきい値回路 920 雑音回路 960 誤差検出・制御回路

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的階調をもつ画像ピクセルの入力ス
    トリームから発生された中間調化画像の画質を改善する
    ための方法において、 前記入力ストリームの各ピクセルのグレースケール値を
    識別するステップと、 量子化誤差を発生するように、前記グレースケール値を
    適応的に量子化するステップと、 前記識別されたグレースケールに応じて、異なるサイズ
    及び重み係数を有する誤差フィルタのセットから誤差フ
    ィルタを選択するステップとを含み、 前記選択された誤差フィルタが、前記中間調された画像
    の画質を改善するように、前記入力ストリームの周辺ピ
    クセルへ前記量子化誤差を拡散することを特徴とする中
    間調化画像の画質を改善する方法。
  2. 【請求項2】 前記選択するステップが、前記グレース
    ケール値の一つが予め定められたグレースケール値より
    大きいか又は等しく、かつ前記量子化誤差の絶対値が予
    め定められた誤差値よりも小さいとき、比較的少数の周
    辺ピクセルへ前記量子化誤差を拡散するような誤差フィ
    ルタを選択するステップを含むことを特徴とする請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記選択するステップが、前記グレース
    ケール値が高階調の画像ピクセルを示すとき、比較的少
    数の周辺ピクセルへ前記量子化誤差を拡散するような誤
    差フィルタを選択するステップを含むことを特徴とする
    請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記選択するステップが、前記グレース
    ケール値の一つが予め定められたグレースケール値より
    小さく、かつ前記量子化誤差の絶対値が予め定められた
    誤差値よりも大きいか又は等しいとき、比較的多数の周
    辺ピクセルへ前記量子化誤差を拡散するような誤差フィ
    ルタを選択するステップを含むことを特徴とする請求項
    1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記選択するステップが、前記グレース
    ケール値が中階調及び陰階調の画像ピクセルを示すと
    き、比較的多数の周辺ピクセルへ前記量子化誤差を拡散
    するような誤差フィルタを選択するステップを含むこと
    を特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記適応的に量子化するステップが、 前記識別されたグレースケール値に応じてしきい値を選
    択的に調整するステップと、 2値信号を発生するために前記グレースケール値と前記
    選択的に調整されたしきい値とを比較するステップと、 前記量子化誤差を生じるために前記グレースケール値か
    ら前記2値信号を減算するステップとを含むことを特徴
    とする請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記しきい値を調整するステップが、所
    定の雑音誤差量を前記しきい値に加えるステップを含む
    ことを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記加えるステップが、前記識別された
    グレースケール値に応じて前記所定の雑音誤差量を変動
    するステップを含むことを特徴とする請求項7記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 前記加えるステップが、前記識別された
    グレースケール値に応じて、0〜5ビットの範囲で前記
    所定の雑音誤差量を変動するステップを含むことを特徴
    とする請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記選択するステップが、前記グレー
    スケール値の一つが予め定められたグレースケール値よ
    り大きいか又は等しく、かつ前記量子化誤差の絶対値が
    予め定められた誤差値よりも小さいとき、比較的少数の
    周辺ピクセルへ前記量子化誤差を拡散するような誤差フ
    ィルタを選択するステップを含むことを特徴とする請求
    項7記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記選択するステップが、前記グレー
    スケール値の一つが予め定められたグレースケール値よ
    り小さく、かつ前記量子化誤差の絶対値が予め定められ
    た誤差値よりも大きいか又は等しいとき、比較的多数の
    周辺ピクセルへ前記量子化誤差を拡散するような誤差フ
    ィルタを選択するステップを含むことを特徴とする請求
    項7記載の方法。
  12. 【請求項12】 所望の解像度をもって印刷された中間
    調化画像の画質を改善するための方法において、 原画像に関連する階調値を表す電子的に符号化されたピ
    クセルアレイを記憶するステップと、 前記表された階調値及び前記所望の解像度に応じて誤差
    フィルタを作動させるように構成された多重化されたフ
    ィルタ回路を用いて、前記符号化されたピクセルを適応
    的にフィルタリングするステップと、 前記符号化されたピクセルを、それが印刷されるとき、
    ハイライト領域及び高い中階調領域で原画像の細部を強
    調し、かつ暗い領域及び低い中階調領域で画質を滑らか
    にするような中間調化パターンへと処理するステップ
    と、 前記所望の解像度で、記録媒体上に前記中間調化パター
    ンを印刷するステップとを有することを特徴とする印刷
    された中間調化画像の画質を改善する方法。
  13. 【請求項13】 前記処理するステップが、量子化誤差
    を発生するように第1の符号化されたピクセルを量子化
    するステップを含むことを特徴とする請求項12記載の
    方法。
  14. 【請求項14】 前記適応的にフィルタリングするステ
    ップが、前記ピクセルアレイ内の実質的に隣合った周辺
    の符号化ピクセルに前記量子化誤差を比例的に拡散する
    ステップを含むことを特徴とする請求項13記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 前記実質的に隣合った周辺の符号化ピ
    クセルから、前記第1の符号化ピクセルのすぐ右隣及び
    すぐ真下に位置する符号化ピクセルが除外されることを
    特徴とする請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記実質的に隣合った周辺の符号化ピ
    クセルに、前記第1の符号化ピクセルのすぐ右隣及びす
    ぐ真下に位置する符号化ピクセルが含まれることを特徴
    とする請求項14記載の方法。
  17. 【請求項17】 連続的階調をもつ画像ピクセルの入力
    ストリームから発生された中間調化画像の画質を改善す
    るための装置において、 前記入力ストリームのピクセルのグレースケール値を識
    別する手段と、 量子化誤差を発生するように、前記グレースケール値を
    適応的に量子化する手段と、 前記識別されたグレースケール値に応じて、異なるサイ
    ズ及び重み係数を有する誤差フィルタのセットから誤差
    フィルタを選択する手段とを備え、 前記選択された誤差フィルタが、前記中間調化画像の画
    質を改良するように前記入力ストリームの周辺ピクセル
    へ前記量子化誤差を拡散することを特徴とする中間調化
    画像の画質を改善する装置。
  18. 【請求項18】 前記選択する手段が、 前記グレースケール値の一つが予め定められたグレース
    ケール値より大きいか又は等しく、かつ前記量子化誤差
    の絶対値が予め定められた誤差値よりも小さいとき、比
    較的少数の周辺ピクセルへ前記量子化誤差を拡散するよ
    うに、また、前記グレースケール値の一つが予め定めら
    れたグレースケール値より小さく、かつ前記量子化誤差
    の絶対値が予め定められた誤差値より大きいか又は等し
    いとき、比較的多数の隣接したピクセルへ前記量子化誤
    差を拡散するように、誤差フィルタを作動させる手段を
    含むことを特徴とする請求項17記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記作動させる手段が、ピクセル検出
    ・制御回路及び誤差検出・制御回路の一つを含むことを
    特徴とする請求項18記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記適応的に量子化する手段が、前記
    識別されたグレースケール値に応じてしきい値を選択的
    に調整する手段を含むことを特徴とする請求項19記載
    の装置。
  21. 【請求項21】 前記選択的に調整する手段が、 前記グレースケール値としきい値とを反復的に比較し、
    かつこの比較から2値ラスタ値を発生するしきい値回路
    と、 前記量子化誤差を発生するように前記グレースケール値
    から前記2値ラスタ値を減算する加算回路とを含むこと
    を特徴とする請求項20記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記しきい値回路が、前記ピクセル検
    出・制御回路によって発生された制御信号に応じて前記
    しきい値をランダムに修正するようになった雑音回路に
    結合されることを特徴とする請求項21記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記入力ストリームのすぐ直前の一連
    のピクセルのグレースケール値を記憶する画像ラインバ
    ッファをさらに含み、かつ予め処理されたピクセルが前
    記ラインバッファから選択されることを特徴とする請求
    項22記載の装置。
  24. 【請求項24】 さらに、2値ラスタ値を記憶する出力
    バッファ及び前記直前の一連のピクセルの前記量子化誤
    差を記憶する誤差バッファを含み、 かつ前記量子化誤差の値が前記誤差バッファから選択さ
    れることを特徴とする請求項23記載の装置。
  25. 【請求項25】 コンピュータシステムにおいて、 データ及びプログラムを記憶するメモリと、 前記メモリに記憶されたプログラムに応じて前記コンピ
    ュータシステムの動作を制御及び調整する中央処理装置
    と、 連続調階をもつ画像に応答して、この連続階調画像の各
    部のグレースケール値をそれぞれ表す電子的に符号化さ
    れたピクセル値のストリームを発生するディジタル化手
    段と、 前記電子的に符号化されたピクセルのストリームに応答
    して、前記連続階調画像の連続した部分を表すピクセル
    群をそれぞれ含む複数の線形セグメントにおける前記電
    子的に符号化されたピクセル値を記憶する手段と、 前記電子的に符号化されたピクセルの前記グレースケー
    ル値を識別するピクセル検出・決定回路と、 前記符号化されたピクセルを中間調化パターンへと処理
    し且つ量子化誤差を発生するために、前記グレースケー
    ル値を適応的に量子化する手段と、 所定のサイズ及び関連する重み係数をそれぞれ有する複
    数の多重化された誤差フィルタを含み、前記多重化され
    た誤差フィルタの内の選択されたものが、前記線形セグ
    メントにおける周辺ピクセルへ前記量子化誤差を拡散す
    るために、前記識別されたグレースケール値に応じて作
    動させられるようになったフィルタ回路と、 前記適応的に量子化する手段及び前記フィルタ回路に応
    答して、中間調化画像を生成するように印刷媒体上に単
    色ドットの中間調化パターンを印刷するプリンタとを備
    えたことを特徴とするコンピュータシステム。
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