JP4557727B2 - 現像剤収納容器、現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents
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そして、この現像剤収納容器の構成では、現像剤を収納可能な現像剤収納容器において、前記現像剤収納容器底部から鉛直方向上方に伸び、前記現像剤収納容器を第一収納部と第二収納部に分割して両収納部間の開口部を形成する仕切り部材と、現像側に近い下流側の第一収納部内に配置され現像剤を現像手段に向けて搬送する回動可能な第一搬送部材と前記第二収納部内に配置され前記開口部を通して前記第一収納部に現像剤を搬送する回動可能な第二搬送部材と、を備え、前記第一搬送部材が前記第二搬送部材より相対的に鉛直方向下方に配置され、前記第一搬送部材の角速度が前記第二搬送部材の角速度より大きいことを特徴としている。
請求項4に係る発明は、前記現像手段に近い攪拌手段ほど、前記シート部材のシート厚が厚くなっていることを特徴とする請求項3に記載の現像剤収納容器である。
請求項5に係る発明において、前記シート部材には現像剤の逃げ穴が形成され、前記現像手段に近い攪拌手段ほど、シート部材に形成された逃げ穴の総面積が小さくなっていることを特徴とする請求項3に記載の現像剤収納容器である。
なお、本明細書においてプロセスカートリッジとは、少なくとも潜像担持体(感光体)と該潜像担持体に現像剤を供給する現像装置とが一体的にカートリッジ化され、電子写真画像形成装置本体に着脱可能とされたものであり、更に帯電装置と、潜像担持体をクリーニングするクリーニング装置とのうち、少なくとも一つの装置を一体的に構成したものも含む。
プロセスカートリッジの高寿命化を図るためにトナー容器を大容量化する場合、トナーの自重によりトナー容器内でトナーが固まり、トナーの搬送・攪拌が不十分になり、トナー供給不足による画像濃度低下などの画像不良を引き起こしやすくなる。また、搬送・攪拌をよくするために攪拌部の攪拌力を必要以上に大きくすると、トナー自体が劣化してしまう。
これに対し請求項1の発明では、これらの不具合を解消するべくトナー収納部を分割し、かつ水平に配置したことにより、トナーの自重を分散することができる。また、トナーの自重を分散できるから、攪拌部の負荷のばらつき、即ちトナー満杯時と空時の負荷の変動幅が、大容量トナー容器が一つの収納部からなるものに比べて小さくなり、トナーの搬送・攪拌がスムーズになるという効果が得られる。
そこで、請求項1の発明では、段階的にトナー搬送を規制することにより、適切なトナーの搬送ができ、現像部への安定したトナー供給が可能になる。また、請求項1の発明によれば、トナー消費量が少なく、トナー搬送の下流側の収納部が上流側の収納部よりトナーが多くなりすぎた時は、仕切り部材を介して上流側に戻すことができる。これは、現像剤収納部の上部からの仕切りを設けないことによる効果である。
これに対し請求項1の発明では、現像手段に近いものほど単位時間当たりの現像剤搬送量が多くし、現像部へトナーを直接送る最終段のトナー収納部の、攪拌手段によるトナー搬送が適正になるように設定することにより、現像部へのトナー供給や、トナー容器内でのトナー供給の過剰を避けることができる。このように請求項1の発明によれば、段階的にトナー搬送を規制することにより適切なトナーの搬送ができ、現像部への安定したトナー供給ができる。
また請求項3,4の発明によれば、請求項2の発明と同様の効果が得られる。
また請求項7の発明では、トナーの大容量収納が実現される結果、長寿命化が達成され、かつ操作性の優れたプロセスカートリッジを提供することができる。
さらに、請求項8の発明では所定の構成としたので、上記特性を有するプロセスカートリッジを備えた画像形成装置を提供することができる。
(1)現像部に近いものほど、攪拌部9の回転速度が多くなるように構成する。具体的には、現像部から一番遠い攪拌部9cを一番遅く回転させ、攪拌部9b,9cと順次速く回転ようにする。図6は、そのためのギヤ連結駆動系の一例を示すものである。これは、各攪拌部の駆動軸にギヤ比を変えたギヤG1,G3,G5を取り付けるとともに、これらのギヤをアイドルギヤG2,G4を介して噛合させたものである。
(2)各攪拌部において、シート部材12のシート厚を変える。特に図示はしないが、現像部に一番遠い攪拌部のシート厚を一番薄くし、現像部に近づくにしたがってシート厚を厚くしたもので、最終段の第1トナー収納部22aの攪拌部9aにおけるシート厚が一番厚く、現像室2bへのトナーの搬送量が適正になるように設定されている。
(3)図7に示すように、シート部材12の回転によるトナー搬送時にトナーが逃げる(搬送されない)ように、逃げ穴12aを設けるとともに、現像部から一番遠いシート部材の逃げ穴12aの合計面積を最も大きくし、現像部に近づくにしたがって上記合計面積を小さくする。
(4)上記(1)(2)(3)から任意に2つ以上を選択して組み合わせた構成とすることもできる。
1A レーザ光
1a 光学系
1b 給紙部
1c 給紙カセット
1d 転写ベルト
1e 定着ローラ
2 プロセスカートリッジ
2a 帯電ローラ
2b (現像手段及び)現像室
2c (クリーニング手段及び)廃トナー回収部
2d 感光体
3 記録紙
5 現像ローラ
6 現像ブレード
8 トナー容器
8a トナー補給口
8b 傾斜面
8c 開口部
8d 開口部
9 攪拌部
9a 第1攪拌部
9b 第2攪拌部
9c 第3攪拌部
10 現像装置
10a ケーシング
11 攪拌駆動軸
12 シート部材
12a 逃げ穴
13 押え部材
21 下部仕切り
21a−b 第1仕切り
21b−c 第2仕切り
22a 第1トナー収納部
22b 第2トナー収納部
22c 第3トナー収納部
h1 段差
h2 段差
Claims (8)
- 現像剤を収納し、かつ現像剤を現像手段に供給する現像剤収納容器において、
開口部を形成した仕切り部材を当該容器内に設けることにより、当該容器内を複数の現像剤収納部に区画し、各々の現像剤収納部をほぼ水平に配置するとともに、各々の現像剤収納部に、現像剤搬送機能を有する攪拌手段を設け、
前記仕切り部材は、前記現像剤収納部の底部から上方に突出するように設けられると共に上部には設けられず、かつ、現像手段に近い仕切り部材ほど、その頂部高さが低くなっていて、
前記各々の現像剤収納部に配備された攪拌手段は、現像手段に近いものほど単位時間当たりの現像剤搬送量が多くなっていることを特徴とする現像剤収納容器。 - 前記各々の現像剤収納部に配備された攪拌手段は、現像剤搬送機能を備えた攪拌部材の回転により現像剤を搬送・攪拌するものであって、現像手段に近いものほど、前記攪拌部材の回転速度が多くなっていることを特徴とする請求項1に記載の現像剤収納容器。
- 前記攪拌手段は回転駆動軸と、該回転駆動軸に装着された前記攪拌部材としてのシート部材と、該シート部材を回転駆動軸に支持する支持部材とを備えて構成されていることを特徴とする請求項2に記載の現像剤収納容器。
- 前記現像手段に近い攪拌手段ほど、前記シート部材のシート厚が厚くなっていることを特徴とする請求項3に記載の現像剤収納容器。
- 前記シート部材には現像剤の逃げ穴が形成され、前記現像手段に近い攪拌手段ほど、シート部材に形成された逃げ穴の総面積が小さくなっていることを特徴とする請求項3に記載の現像剤収納容器。
- 電子写真画像形成装置の本体に装着される現像装置において、請求項1〜5のいずれかに記載の現像剤収納容器と、該収納容器から供給された現像剤を表面に担持する現像剤担持体とを備えていることを特徴とする現像装置。
- 少なくとも潜像担持体と該潜像担持体に現像剤を供給する現像装置とが一体的にカートリッジ化され、電子写真画像形成装置本体に着脱可能とされたプロセスカートリッジにおいて、請求項6に記載の現像装置を備えていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 電子写真画像形成装置において、請求項8に記載のプロセスカートリッジを備えていることを特徴とする画像形成装置。
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