JPH11202627A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH11202627A
JPH11202627A JP10005511A JP551198A JPH11202627A JP H11202627 A JPH11202627 A JP H11202627A JP 10005511 A JP10005511 A JP 10005511A JP 551198 A JP551198 A JP 551198A JP H11202627 A JPH11202627 A JP H11202627A
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screw
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developing device
supply
stirring
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JP10005511A
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Masaru Hamamichi
優 濱道
Mineyuki Sako
峰行 酒向
Shinichi Yoshimoto
真一 吉本
Yoshihiro Sojo
義弘 荘所
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤の総量を減らすことにより、スクリュ
ーの駆動トルクを低減するとともに現像剤を長寿命化さ
せた現像装置を提供すること。 【解決手段】 上下に配置された攪拌スクリュー14お
よび供給スクリュー16により現像剤を循環させる現像
装置1において、攪拌スクリュー14が供給スクリュー
16より大きい搬送能力を発揮するようにした。これに
より、現像剤の総量を減らし攪拌スクリュー14が部分
的にしか浸かっていない状態にしても現像剤のバランス
が保たれる。従って、スクリューの駆動トルクを低減す
るとともに現像剤の寿命を長くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
等の電子写真方式の画像形成装置に用いられる縦循環方
式の現像装置に関する。さらに詳細には、上方に配置さ
れるスクリューの搬送能力を大きくすることにより現像
剤の総量を減らして、スクリューの駆動トルクを低減し
た現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の縦循環方式の現像装置の一例とし
て、図13に示すようなものがある。この現像装置10
0は、3本のスクリュー112,114,116を平行
に配置したものである。これら3本のスクリューは、図
14の側視断面図に示すように縦方向に配置されてお
り、スクリュー112が上方に、スクリュー116が下
方にそれぞれ位置し、その中間の高さ位置にスクリュー
114が設けられている。また、スクリュー112より
やや上方の高さ位置に、現像ローラ118が設けられて
いる。現像ローラ118は、画像形成装置の感光体ドラ
ム90に近接して位置し、感光体ドラム90の静電潜像
にトナーを付与してこれを現像するものである。そして
これら3本のスクリュー112,114,116を回転
させることにより、現像剤を図13中の矢印方向に循環
させつつ、スクリュー112に隣接して設けられた現像
ローラ118に供給し、これを介して感光体ドラム90
上の静電潜像を現像するようにしている。この現像装置
100では、上方のスクリュー112が現像ローラ11
8への現像剤の供給を、下方のスクリュー116が現像
ローラ118からの現像剤の回収を、それぞれ受け持っ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の現像装置100では、上方のスクリュー112
と下方のスクリュー116とが同形状で、かつ同じ回転
速度で回転することから、上方のスクリュー112と下
方のスクリュー116との搬送能力が同一である。ま
た、現像剤の循環におけるバランスを保つためには、上
方のスクリュー112と下方のスクリュー116とによ
って単位時間当たりに搬送される現像剤の量を等しくす
る必要がある。このため、上方のスクリュー112と下
方のスクリュー116とに同量の現像剤が必要となるの
で、スクリュー112はもちろん上方のスクリュー11
2の全体が現像剤に浸っている必要がある。その結果と
して現像剤の総量が多く(液面が高く)なってしまい、
スクリューの駆動トルクが大きくなりスクリューの駆動
装置の大型化を伴うばかりでなく、現像剤の自重による
ストレスが現像剤の寿命を縮めてしまうという問題を引
き起こしていた。
【0004】そこで、本発明は上記した問題点を解決す
るためになされたものであり、現像剤の総量を減らすこ
とにより、スクリューの駆動トルクを低減するとともに
現像剤を長寿命化させた現像装置を提供することを課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めになされた本発明の現像装置は、現像剤を搬送する第
1スクリューと、前記第1スクリューの上方に配置され
るとともに現像剤を搬送する第2スクリューと、前記第
1スクリューまたは前記第2スクリューに搬送されてい
る現像剤の一部が供給され、それを担持する現像剤担持
体とを有し、前記第2スクリューの搬送能力が、前記第
1スクリューの搬送能力より大きいことを特徴とする。
【0006】この現像装置では、第1および第2スクリ
ューにより現像剤が搬送される。これにより、現像剤は
循環されつつ攪拌される。この現像剤の循環において、
現像剤担持体への現像剤の供給および回収が行われる。
ここにおいて、第2スクリューが第1スクリューと比較
してより大きな搬送能力を有するので、現像剤の搬送速
度が第1スクリューより第2スクリューの方が速い。こ
のため、第2スクリューに存在する現像剤の量が、第1
スクリューに存在する現像剤の量よりも少ない状態で現
像剤のバランスが保たれるのである。従って、上方に配
置される第2スクリューの全体を現像剤に浸らす必要が
なくなり現像剤の総量が減るため、第1および第2スク
リューの駆動トルクが低減され、また現像剤の自重によ
るストレスの影響も小さいから現像剤の長寿命化が図ら
れる。
【0007】かかる本発明において、第2スクリューの
搬送能力を、第1スクリューの搬送能力より大きくする
手段としては、例えば以下のようなものが挙げられる。
すなわち、第2スクリューの回転速度を第1スクリュ
ーの回転速度より速くすること、第2スクリューのス
クリュー径を第1スクリューのスクリュー径より大きく
すること、第2スクリューのピッチを第1スクリュー
のピッチより大きくすること、第2スクリューの条数
を第1スクリューの条数より多くすること、第1スク
リューにパドルを設けること、第1スクリューの軸径
を第2スクリューの軸径より大きくすること等である。
ここで、スクリューのパドルとは、現像剤に対して搬送
力(軸方向の圧力)を与えることなく、搬送方向と垂直
な方向(法線方向)にのみ圧力を与えるための部材であ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の現像装置を具体化
した実施の形態について、図面を参照して詳細に説明す
る。本実施の形態は、電子写真方式の画像形成装置にお
いて、その感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像
するために用いられる現像装置である。
【0009】まず、第1の実施の形態について説明す
る。本実施の形態に係る現像装置1は、図1に示すよう
に、現像剤を収容する現像剤収容槽10内に攪拌スクリ
ュー14および供給スクリュー16の2本を互いに平行
に設けたものである。これらはいずれも、回転可能な軸
に多数のスクリュー羽根を斜めに備えてなるものであ
る。ただし、それぞれのスクリュー羽根の傾斜の向き
は、互いに逆向きとなっている。そして、攪拌スクリュ
ー14および供給スクリュー16の各軸は、現像剤収容
槽10の外部でギヤ列28により連結されている。さら
に供給スクリュー16の軸には、画像形成装置の本体側
から制御されるモータ30が備えられている。ギヤ列2
8においては、供給スクリュー16のギヤ26が、攪拌
スクリュー14のギヤ24より多い歯数を有している。
また、ギヤ26とギヤ24との間には、中間ギヤ25が
設けられている。これにより、モータ30を回転させた
ときに、攪拌スクリュー14と供給スクリュー16とが
同じ向きに、かつ攪拌スクリュー14が供給スクリュー
16より速く回転するようにされている。
【0010】また現像剤収容槽10内には、上方の攪拌
スクリュー14の半分が浸かる程度に現像剤が満たされ
ている。すなわち、従来の現像装置の現像剤の量より約
2割程度少なくなっている。そして、現像に伴いトナー
が消費されていくので、現像剤収容槽10内にトナーを
補給するために、トナー補給口40が攪拌スクリュー1
4の上流側(図1中右側)に設けられている。
【0011】そしてこれら2本のスクリューは、図2の
側視断面図に示すように縦方向に配置されており、攪拌
スクリュー14が上段に、供給スクリュー16が下段
に、それぞれ位置している。また、供給スクリュー16
とほぼ同じ高さ位置に、現像ローラ18が、その一部を
現像剤収容槽10から突出させた状態で設けられてい
る。現像ローラ18は、画像形成装置の感光体ドラム9
0に近接して位置し、感光体ドラム90の静電潜像にト
ナーを付与してこれを現像するものである。
【0012】続いて、この現像装置1の動作について説
明する。画像形成装置本体側からの制御によりモータ3
0を回転させると、モータ30と同軸の供給スクリュー
16が回転する。またその回転がギヤ列28を介して攪
拌スクリュー14にも伝達され、攪拌スクリュー14も
供給スクリュー16と同じ向きに、供給スクリュー16
より高速で回転する。この攪拌スクリュー14および供
給スクリュー16の回転により、現像剤収容槽10内の
現像剤に対する搬送力が生じる。ただし前記のように攪
拌スクリュー14と供給スクリュー16とではスクリュ
ー羽根の傾斜の向きが逆であることから、現像剤の搬送
の向きも上下で逆である。図1では、上段の攪拌スクリ
ュー14により左向きに搬送され、下段の供給スクリュ
ー16により右向きに搬送される。攪拌スクリュー14
により搬送され左側の端部に至った現像剤は、落下して
下段の供給スクリュー16に移る。供給スクリュー16
により搬送され右側の端部に至った現像剤は、上方に溢
れ出して攪拌スクリュー14に移る。かくして現像剤
は、現像剤収容槽10内で反時計回りに循環する。
【0013】そして、現像剤の循環に伴い、下段の供給
スクリュー16の現像剤の一部が現像ローラ18に供給
される。これにより、現像ローラ18による感光体ドラ
ム90の静電潜像にトナーを付与する現像が可能とな
る。
【0014】この現像剤の循環において、攪拌スクリュ
ー14が供給スクリュー16より高速で回転しているの
で、現像剤の搬送能力自体は攪拌スクリュー14の方が
より大きい。しかし、攪拌スクリュー14は半分程度し
か現像剤に浸かっていないので、実際に攪拌スクリュー
14によって搬送される現像剤と、供給スクリュー16
によって搬送される現像剤とでバランスが保たれる。
【0015】以上詳細に説明したように、本実施の形態
では、上下に配置された攪拌スクリュー14および供給
スクリュー16により現像剤を循環させつつ現像ローラ
18に対する現像剤の供給を行う現像装置において、攪
拌スクリュー14が供給スクリュー16より高速で回転
してより大きい搬送能力を発揮するようにしたので、攪
拌スクリュー14が部分的にしか浸かっていない状態で
現像剤のバランスが保たれる。この結果として現像剤の
総量が少なくなるため、スクリューの駆動トルクが小さ
くなり、また現像剤の寿命が長くなる。
【0016】なお、本実施の形態は単なる例示にすぎ
ず、本発明を何ら限定するものではない。従って本発明
は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、
変形が可能である。例えば攪拌スクリュー14と供給ス
クリュー16とでスクリュー羽根の傾斜の向きを同じ向
きにし、かわりにギヤ列28を変更して回転方向が逆に
なるようにしてもよい。また本発明を、図3に示すよう
な3軸循環方式の現像装置に適用することもできる。こ
の場合には、最下段に位置する回収スクリュー36の回
転速度を他のスクリュー32,34の回転速度より遅く
すればよい。
【0017】次に、第2の実施の形態について説明す
る。第2の実施の形態に係る現像装置は、攪拌スクリュ
ー44と供給スクリュー46との回転速度に差を付ける
代わりに、スクリューの径に上下で差を設けることによ
り、攪拌スクリュー44の搬送能力がより大きくなるよ
うにしたものである。すなわち、本実施の形態に係る現
像装置では図4に示すように、攪拌スクリュー44のス
クリュー径d2 が供給スクリュー46のスクリュー径d
1 より大きくされている。
【0018】その一方、現像装置のギヤ列は、攪拌スク
リュー44と供給スクリュー46とで回転速度が同一に
なるようにされている。他の部分は前記した第1の実施
の形態の場合と特に変わるところはない。
【0019】かかる現像装置では、画像形成装置本体側
からの制御によりモータを回転させると、供給スクリュ
ー46および攪拌スクリュー44が回転し、この攪拌ス
クリュー44および供給スクリュー46の回転により、
前記した第1の実施の形態の場合のように現像剤収容槽
10内の現像剤が循環させられ、これにより現像ローラ
18への現像剤の供給が行われる。
【0020】この現像剤の循環において、攪拌スクリュ
ー44のスクリュー径が供給スクリュー46のスクリュ
ー径より大きいので、現像剤を搬送する能力自体は攪拌
スクリュー44の方がより大きい。しかし、攪拌スクリ
ュー44は半分程度しか現像剤に浸かっていないので、
実際に攪拌スクリュー44によって搬送される現像剤
と、供給スクリュー46によって搬送される現像剤とで
バランスが保たれる。
【0021】このように第2の実施の形態では、上下の
スクリューのスクリュー径に差を付け、攪拌スクリュー
44が供給スクリュー46より大きい搬送能力を発揮す
るようにしたので、攪拌スクリュー44が部分的にしか
浸かっていない状態で現像剤のバランスが保たれる。こ
の結果として現像剤の総量が少なくなるため、スクリュ
ーの駆動トルクが小さくなり、また現像剤の寿命が長く
なる。なお、本実施の形態は単なる例示にすぎず、本発
明を何ら限定するものではない。従って本発明は当然
に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が
可能である。
【0022】次に、第3の実施の形態について説明す
る。第3の実施の形態に係る現像装置は、攪拌スクリュ
ー54と供給スクリュー56との回転速度に差を付ける
代わりに、スクリューのピッチに上下で差を設けること
により、攪拌スクリュー14の搬送能力がより大きくな
るようにしたものである。
【0023】すなわち、本実施の形態に係る現像装置で
は、図5に示す攪拌スクリュー54のピッチp2 が、図
6に示す供給スクリュー56のピッチp1 より大きくさ
れている。なお、「スクリューのピッチが大きい」と
は、スクリュー羽根の軸に対する傾斜を強くする(スク
リュー羽根と軸とがより平行に近づく)ことにより、隣
り合うスクリュー羽根間の間隔が大きくされていること
をいう。逆に「スクリューのピッチが小さい」とは、ス
クリュー羽根の軸に対する傾斜を弱くする(スクリュー
羽根と軸とがより垂直に近づく)ことにより、隣り合う
スクリュー羽根間の間隔が小さくされていることをい
う。スクリューのピッチが大きいと、スクリューが1回
転する間に現像剤が軸方向へ搬送される距離が長いの
で、搬送能力がその分大きいのである。
【0024】その一方、現像装置のギヤ列は、攪拌スク
リュー54と供給スクリュー56とで回転速度が同一に
なるようにされている。他の部分は前記した第1の実施
の形態の場合と特に変わるところはない。
【0025】かかる現像装置では、画像形成装置本体側
からの制御によりモータを回転させると、回収スクリュ
ー56および供給スクリュー54が回転し、この供給ス
クリュー54および回収スクリュー56の回転により、
前記した第1の実施の形態の場合のように現像剤収容槽
内の現像剤が循環させられ、これにより現像ローラ18
への現像剤の供給が行われる。
【0026】この現像剤の循環において、攪拌スクリュ
ー54のピッチp2 が供給スクリュー56のピッチp1
より大きいので、現像剤を搬送する能力自体は攪拌スク
リュー54の方がより大きい。しかし、攪拌スクリュー
54は半分程度しか現像剤に浸かっていないので、実際
に攪拌スクリュー54によって搬送される現像剤と、供
給スクリュー56によって搬送される現像剤とでバラン
スが保たれる。
【0027】このように第3の実施の形態では、上下の
スクリューのピッチに差を付け、攪拌スクリュー54が
供給スクリュー56より大きい搬送能力を発揮するよう
にしたので、攪拌スクリュー54が部分的にしか浸かっ
ていない状態で現像剤のバランスが保たれる。この結果
として現像剤の総量が少なくなるため、スクリューの駆
動トルクが小さくなり、また現像剤の寿命が長くなる。
なお、本実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何
ら限定するものではない。従って本発明は当然に、その
要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であ
る。
【0028】次に、第4の実施の形態について説明す
る。第4実施の形態に係る現像装置は、攪拌スクリュー
64と供給スクリュー66との回転速度に差を付ける代
わりに、スクリューの条数に上下で差を設けることによ
り、攪拌スクリュー64の搬送能力がより大きくなるよ
うにしたものである。すなわち、本実施の形態に係る現
像装置では、図7に示すように、攪拌スクリュー64に
スクリュー羽根が2条設けられている。これに対し供給
スクリュー66には、図8に示すようにスクリュー羽根
が1条しか設けられていない。スクリューの条数が多い
と、スクリュー羽根による現像剤の搬送が多くの箇所で
行われるので、搬送能力がその分大きいのである。その
一方、現像装置のギヤ列は、前記した各実施の形態の場
合と同様に攪拌スクリュー64と供給スクリュー66と
で回転速度が同一になるようにされている。他の部分は
前記した各実施の形態の場合と特に変わるところはな
い。
【0029】この現像装置でも、画像形成装置本体側か
らの制御によりモータを回転させると、供給スクリュー
66および攪拌スクリュー64が回転し、この攪拌スク
リュー64および供給スクリュー66の回転により、前
記した各実施の形態の場合のように現像剤収容槽内の現
像剤が循環させられ、これにより現像ローラ18への現
像剤の供給が行われる。
【0030】この現像剤の循環において、攪拌スクリュ
ー64が供給スクリュー66より条数が多いので、現像
剤を搬送する能力自体は攪拌スクリュー64の方がより
大きい。しかし、攪拌スクリュー64は半分程度しか現
像剤に浸かっていないので、実際に攪拌スクリュー64
によって搬送される現像剤と、供給スクリュー66によ
って搬送される現像剤とでバランスが保たれる。
【0031】このように第4の実施の形態では、上下の
スクリューの条数に差を付け、攪拌スクリュー64が供
給スクリュー66より大きい搬送能力を発揮するように
したので、攪拌スクリュー64が部分的にしか浸かって
いない状態で現像剤のバランスが保たれる。この結果と
して現像剤の総量が少なくなるため、スクリューの駆動
トルクが小さくなり、また現像剤の寿命が長くなる。な
お、本実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら
限定するものではない。従って本発明は当然に、その要
旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であ
る。
【0032】次に、第5の実施の形態について説明す
る。第5の実施の形態に係る現像装置は、攪拌スクリュ
ー74と供給スクリュー76との回転速度に差を付ける
代わりに、供給スクリュー76にパドルを設けることに
より、攪拌スクリュー74の搬送能力がより大きくなる
ようにしたものである。すなわち、本実施の形態に係る
現像装置では、供給スクリュー76には図10に示すよ
うなパドルを有するスクリュー羽根が用いられている。
これに対し、攪拌スクリュー74には図9に示すよう
に、パドルのないスクリュー羽根が用いられている。な
お、供給スクリュー76にパドルを設けずに、供給スク
リューのスクリュー形状を軸方向への搬送能力を持たな
いようなものとしてもよい。
【0033】その一方、ギヤ列については、前記した各
実施の形態の場合と同様に供給スクリュー74と回収ス
クリュー76とで回転速度が同一になるようにされてい
る。他の部分は前記した各実施の形態の場合と特に変わ
るところはない。
【0034】この現像装置でも、画像形成装置本体側か
らの制御によりモータを回転させると、供給スクリュー
76および攪拌スクリュー74が回転し、この攪拌スク
リュー74および供給スクリュー76の回転により、前
記した各実施の形態の場合のように現像剤収容槽内の現
像剤が循環させられ、これにより現像ローラ18への現
像剤の供給が行われる。
【0035】この現像剤の循環において、供給スクリュ
ー76がパドルを有しているので、現像剤を搬送する能
力自体は攪拌スクリュー74の方がより大きい。しか
し、攪拌スクリュー74は半分程度しか現像剤に浸かっ
ていないので、実際に攪拌スクリュー74によって搬送
される現像剤と、供給スクリュー76によって搬送され
る現像剤とでバランスが保たれる。
【0036】このように第5の実施の形態では、供給ス
クリュー76にパドルを付け、攪拌スクリュー74が供
給スクリュー76より大きい搬送能力を発揮するように
したので、攪拌スクリュー74が部分的にしか浸かって
いない状態で現像剤のバランスが保たれる。この結果と
して現像剤の総量が少なくなるため、スクリューの駆動
トルクが小さくなり、また現像剤の寿命が長くなる。
【0037】なお、本実施の形態は単なる例示にすぎ
ず、本発明を何ら限定するものではない。従って本発明
は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、
変形が可能である。本発明を3軸循環方式の現像装置に
適用することもできる。この場合には、最下段に位置す
る回収スクリューにパドルを設ける、あるいは回収スク
リュー86を図11に示すよう軸方向に搬送能力を持た
ない形状にすればよい。
【0038】次に、第6の実施の形態について説明す
る。第6実施の形態に係る現像装置2は、図12に示す
ように、攪拌スクリュー92と供給スクリュー94と回
収スクリュー96との3本を互いに平行に設けたもので
ある。供給スクリュー94は、第1の実施の形態におけ
る攪拌スクリュー14と同じものである。また回収スク
リュー96は、第1の実施の形態における供給スクリュ
ー14とスクリュー羽根の形状をほぼ同じくし、軸径の
みを大きくしたものである。そして、これら3本は縦方
向に配置されている。すなわち、攪拌スクリュー92が
最上段に、回収スクリュー96が最下段に、供給スクリ
ュー94が中段に、それぞれ位置している。そして各ス
クリューは、前記した各実施の形態の場合のように、槽
外のモータから回転駆動を受けるとともにそのモータが
画像形成装置の本体側から制御されるようになってい
る。
【0039】このように本実施の形態に係る現像装置2
では、回収スクリュー96の軸径が他のスクリューより
も大きい。すなわち、回収スクリュー96の軸径D
1 が、攪拌スクリュー92の軸径D3 および供給スクリ
ュー94の軸径D2 より大きくされている。スクリュー
の軸径が大きいと、スクリュー羽根の面積が小さくなる
ので、搬送能力もその分小さいのである。これにより、
供給スクリュー94および攪拌スクリュー92の搬送能
力自体は回収スクリュー96よりも大きくなる。しか
し、攪拌スクリュー92は部分的にしか現像剤に浸かっ
ていないので、実際に攪拌スクリュー92によって搬送
される現像剤と、供給スクリュー94および回収スクリ
ュー94によって搬送される現像剤とでバランスが保た
れる。
【0040】このように第6の実施の形態では、回収ス
クリュー96の軸径D1 を大きくし、供給スクリュー9
4および攪拌スクリュー92が回収スクリュー96より
大きい搬送能力を発揮するようにしたので、攪拌スクリ
ュー92が部分的にしか浸かっていない状態で現像剤の
バランスが保たれる。この結果として現像剤の総量が少
なくなるため、スクリューの駆動トルクが小さくなり、
また現像剤の寿命が長くなる。なお、本実施の形態は単
なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではな
い。従って本発明は当然に、その要旨を逸脱しない範囲
内で種々の改良、変形が可能である。例えば、本発明は
前記した実施の形態として示した2軸循環方式の現像装
置にも適用することができる。この場合には、下方に配
置される供給スクリュー16の軸径を大きくすればよ
い。
【0041】
【発明の効果】以上、説明した通り本発明の現像装置に
よれば、第2スクリューの搬送能力を第1スクリューの
搬送能力より大きくしたので、現像剤の総量を減らして
第1スクリューよりも第2スクリューに存在する現像剤
の量が少ない状態としても現像剤のバランスは保たれ
る。従って現像剤の総量を減らすことにより、スクリュ
ーの駆動トルクを低減するとともに現像剤を長寿命化さ
せた現像装置が提供されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る現像装置の構成を示す
平面断面図である。
【図2】図1の現像装置の側視断面図である。
【図3】第1の実施の形態に係る現像装置の変形例であ
る。
【図4】第2の実施の形態に係る現像装置の構成を示す
断面図である。
【図5】第3の実施の形態に係る現像装置における攪拌
スクリューのスクリュー羽根の形状を示す図である。
【図6】第3の実施の形態に係る現像装置における供給
スクリューのスクリュー羽根の形状を示す図である。
【図7】第4の実施の形態に係る現像装置における攪拌
スクリューのスクリュー羽根の形状を示す図である。
【図8】第4の実施の形態に係る現像装置における供給
スクリューのスクリュー羽根の形状を示す図である。
【図9】第5の実施の形態に係る現像装置における攪拌
スクリューのスクリュー羽根の形状を示す図である。
【図10】第5の実施の形態に係る現像装置における供
給スクリューのスクリュー羽根の形状を示す図である。
【図11】第5の実施の形態に係る現像装置の変形例で
ある。
【図12】第6の実施の形態に係る現像装置の構成を示
す断面図である。
【図13】従来の現像装置の構成を示す平面断面図であ
る。
【図14】図13の現像装置の側視断面図である。
【符号の説明】
1 現像装置 10 現像剤収容槽 14 攪拌スクリュー 16 供給スクリュー 18 現像ローラ 28 ギヤ列 40 トナー補給部 90 感光体ドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉本 真一 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 荘所 義弘 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を搬送する第1スクリューと、 前記第1スクリューの上方に配置されるとともに現像剤
    を搬送する第2スクリューと、 前記第1または第2スクリューに搬送されている現像剤
    の一部が供給され、それを担持する現像剤担持体とを有
    し、 前記第2スクリューの搬送能力が、前記第1スクリュー
    の搬送能力より大きいことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する現像装置において、 前記第2スクリューの回転速度が、前記第1スクリュー
    の回転速度より速いことを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載する現像装置において、 前記第2スクリューのスクリュー径が、前記第1スクリ
    ューのスクリュー径より大きいことを特徴とする現像装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載する現像装置において、 前記第2スクリューのピッチが、前記第1スクリューの
    ピッチより大きいことを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載する現像装置において、 前記第2スクリューの条数が、前記第1スクリューの条
    数より多いことを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載する現像装置において、 少なくとも前記第1スクリューにパドルが設けられてお
    り、 前記第2スクリューにパドルが設けられていても、その
    面積が前記第1スクリューのパドルの面積より小さいこ
    とを特徴とする現像装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載する現像装置において、 前記第1スクリューの軸径が、前記第2スクリューの軸
    径より大きいことを特徴とする現像装置。
JP10005511A 1998-01-14 1998-01-14 現像装置 Pending JPH11202627A (ja)

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