JPH11133710A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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Publication number
JPH11133710A
JPH11133710A JP9294198A JP29419897A JPH11133710A JP H11133710 A JPH11133710 A JP H11133710A JP 9294198 A JP9294198 A JP 9294198A JP 29419897 A JP29419897 A JP 29419897A JP H11133710 A JPH11133710 A JP H11133710A
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JP
Japan
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screw
developer
supply
stirring
toner
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JP9294198A
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English (en)
Inventor
Masaru Hamamichi
優 濱道
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充分に攪拌された現像剤のみが現像ローラに
供給され、画像の濃度ムラやカブリ等が起きない現像装
置を提供すること。 【解決手段】 攪拌スクリュー12を供給スクリュー1
4および回収スクリュー16より下方に配置した。これ
により、供給スクリュー14または回収スクリュー16
によりその下流まで搬送された現像剤は、必ず攪拌スク
リュー12を経由し、重力の作用によりその搬送途中に
供給スクリュー14へ供給されることはない。従って現
像剤は、供給スクリュー14の上流に再度供給される前
に、攪拌スクリュー12のほぼ全長にわたって搬送さ
れ、その間に充分に攪拌される。このため、攪拌不足に
よりトナー濃度や帯電状態が不均一な現像剤が供給スク
リュー14に流入して発生する画像の濃度ムラやカブリ
等を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
等の電子写真方式の画像形成装置に用いられる現像装置
に関する。さらに詳細には、充分に攪拌された現像剤の
みを現像ローラに供給することにより、画像の濃度ムラ
やカブリ等を防止した現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現像剤を充分に攪拌できるようにした現
像装置の一例として、いわゆる3軸循環の現像装置があ
る。この現像装置100は図4に示すように、現像剤収
容槽110内に攪拌スクリュー112、供給スクリュー
114、および回収スクリュー116の3本を互いに平
行に設けたものである。これらはいずれも、回転可能な
軸に多数のスクリュー羽根を斜めに備えてなるものであ
る。そして、現像剤収容槽110内の現像剤は、供給ス
クリュー114によりその軸方向に搬送されつつ、現像
ローラ118に供給される。一方、現像後に現像ローラ
118上に残留している現像剤は、回収スクリュー11
6に回収され、供給スクリュー114による搬送の向き
と同じ向きに搬送される。回収スクリュー116の下流
端に至った現像剤は、攪拌スクリュー112により逆向
きに搬送され、供給スクリュー114の上流端に至り循
環させられる。この攪拌スクリュー112による搬送の
過程で、現像剤全体が充分に攪拌されるようになってい
る。従って、均一な濃度で良好な帯電状態の現像剤のみ
が、供給スクリュー114に、さらに供給スクリュー1
14から現像ローラ118に供給されるようになってい
る。
【0003】また、トナーを投入するためのトナー補給
口122が、現像剤収容槽110における、供給スクリ
ュー114の逆巻部分114aの直上の位置に設けられ
ている。そしてトナー補給口122から投入されたトナ
ーは、供給スクリュー114の逆巻部分114aに落下
し、回収スクリュー116から供給スクリュー114に
移動してくる現像剤や、供給スクリュー114の逆巻部
分114a以外の部分により搬送されてくる現像剤と合
流して攪拌スクリュー112に移動する。その後、攪拌
スクリュー112による搬送の過程で、現像剤全体が充
分に攪拌される。従って、トナー補給口122からトナ
ーを投入したときでも、均一な濃度で良好な帯電状態の
現像剤のみが、供給スクリュー114に、さらに供給ス
クリュー114から現像ローラ118に供給されるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の現像装置100では、攪拌スクリュー112が
最上段に配置されているため、攪拌スクリュー112に
より搬送されつつ攪拌されている現像剤が、下流端に至
る前に重力の影響により供給スクリュー114へ移動す
るという問題点があった。このため攪拌不足の現像剤、
すなわちトナー濃度が不均一で帯電不足の現像剤が、供
給スクリュー114から現像ローラ118に供給されて
しまうおそれがあった。このような場合には、画像濃度
のムラが生じたり、カブリが生じたりすることがあっ
た。特に、トナーの消費量の多い大面積の画像を連続し
て現像する際にこのような現象が生じやすい。このた
め、大面積の画像を含む原稿を取り扱うことの多いカラ
ー画像形成装置に用いる場合には特に問題であった。
【0005】そこで、本発明は上記した問題点を解決す
るためになされたものであり、充分に攪拌された現像剤
のみが現像ローラに供給され、画像の濃度ムラやカブリ
等が起きない現像装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めになされた請求項1の発明は、現像ローラと、現像剤
を軸方向に搬送しつつ前記現像ローラに供給する供給ス
クリューと、前記現像ローラから現像剤を回収して軸方
向に搬送する回収スクリューとを有する現像装置におい
て、前記供給スクリューと前記回収スクリューとで現像
剤の搬送の向きが同一であり、これらと逆向きに現像剤
を搬送する攪拌スクリューを備え、前記攪拌スクリュー
を、前記供給スクリューおよび前記回収スクリューより
下方に配置したことを特徴とする。
【0007】この現像装置では、現像剤は、供給スクリ
ューによりその軸方向に搬送されつつ、現像ローラに供
給される。そして、現像後に現像ローラ上に残留してい
る現像剤は、回収スクリューに回収され、供給スクリュ
ーによる搬送の向きと同じ向きに搬送される。回収スク
リューの下流端に至った現像剤は、攪拌スクリューによ
り逆向きに搬送され、供給スクリューの上流端に至り循
環させられる。この攪拌スクリューによる搬送の過程
で、現像剤全体が充分に攪拌される。また攪拌スクリュ
ーは、供給スクリューおよび回収スクリューより下方に
配置されているから、現像剤が搬送途中に供給スクリュ
ーに移動することがない。従って、均一な濃度で良好な
帯電状態の現像剤のみが、供給スクリューに、さらに供
給スクリューから現像ローラに供給される。このため、
現像ローラによる現像が、濃度ムラやカブリを伴わずに
良好になされる。
【0008】ここで、供給スクリューを、回収スクリュ
ーより上方に配置することにより、回収スクリューと供
給スクリューと攪拌スクリューとが縦方向に配置される
ので、横方向の寸法がコンパクトな現像装置となる。こ
のような現像装置は、多数の現像装置を有するカラー画
像形成装置に適している。
【0009】また図3に示すように、回収スクリューと
供給スクリューとを並列に設け、その下方に攪拌スクリ
ューを配置することにより、縦方向の寸法がコンパクト
な現像装置となる。
【0010】請求項2の発明は上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載する現像装置において、前記攪拌
スクリューの搬送方向における上流の位置に現像剤補給
口を設けたことを特徴とする。
【0011】この現像装置では、現像剤補給口に新たな
現像剤を投入すると、投入された現像剤は、攪拌スクリ
ューにより搬送されてから供給スクリューに供給され
る。この攪拌スクリューによる搬送の過程で、新たな現
像剤と現像剤全体とが充分に攪拌され、混合され、帯電
させられる。従って、均一な濃度で良好な帯電状態の現
像剤のみが、供給スクリューに、さらに供給スクリュー
から現像ローラに供給される。このため、現像ローラに
よる現像が、濃度ムラやカブリを伴わずに良好になされ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の現像装置を具体化
した実施の形態について、図面を参照して詳細に説明す
る。本実施の形態は、電子写真方式の画像形成装置にお
いて、その感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像
するために用いられる現像装置である。
【0013】まず、第1の実施の形態について説明す
る。本実施の形態に係る現像装置1は、図1に示すよう
に、現像剤収容槽10内に攪拌スクリュー12、供給ス
クリュー14、および回収スクリュー16の3本を互い
に平行に設けたものである。これらはいずれも、回転可
能な軸に多数のスクリュー羽根を斜めに備えてなるもの
である。そしてこれらの3本のスクリューは、図2の側
視断面図に示すように縦方向に配置されており、上段に
供給スクリュー14が、中段に回収スクリュー16が、
下段に攪拌スクリュー12が、それぞれ位置している。
供給スクリュー14と回収スクリュー16とは同じ長さ
であるが、攪拌スクリュー12はこれらのスクリューよ
りも長い。さらにこの部分、すなわち現像剤収容槽10
における、供給スクリュー14および回収スクリュー1
6よりも長くなっている攪拌スクリュー12の位置に、
トナー補給口22が設けられている。このトナー補給口
22の位置は、現像ローラ18が存在する領域から見る
と、攪拌スクリュー12の搬送方向の上流側である。
【0014】また、供給スクリュー14と回収スクリュ
ー16との間の高さ位置に、現像ローラ18が、その一
部を現像剤収容槽10から突出させた状態で設けられて
いる。現像ローラ18は、画像形成装置の感光体ドラム
3に近接して位置し、感光体ドラム3の静電潜像にトナ
ーを付与してこれを現像するものである。
【0015】この現像装置1は、画像形成装置本体側に
設けられたモータから、攪拌スクリュー12、供給スク
リュー14、および回収スクリュー16の3本が回転駆
動を受けるようになっている。このうち供給スクリュー
14と回収スクリュー16とは、回転の向きが互いに逆
になるようにされている。そしてこの回転駆動により、
供給スクリュー14および回収スクリュー16では図1
中左向きに、また攪拌スクリュー12においては図1中
右向きに、現像剤の流れが生じるようになっている。こ
の流れにより現像剤が現像装置1の内部を循環させられ
るのである。
【0016】続いて、この現像装置1の動作を説明す
る。画像形成装置本体側に設けられたモータの駆動によ
り攪拌スクリュー12、供給スクリュー14、そして回
収スクリュー16が回転させられると、現像剤収容槽1
0の内部には、各スクリューの搬送力により現像剤の流
れが発生する。供給スクリュー14および回収スクリュ
ー16における流れは、図1中左向きである。そして、
この流れにより供給スクリュー14および回収スクリュ
ー16における図1中左端すなわち下流端に至った現像
剤は、重力により落下して下方の攪拌スクリュー12に
移動する。一方、攪拌スクリュー12における流れは、
図1中右向きである。そして、この流れにより攪拌スク
リュー12における図1中右端すなわち下流端に至った
現像剤は、上方に溢れ出して回収スクリュー16に、ま
た回収スクリュー16から供給スクリュー14に移動す
る。このように、現像剤収容槽10の内部の現像剤は、
図1中反時計回りに循環させられる。
【0017】この現像剤の循環において、攪拌スクリュ
ー12は、現像剤の攪拌を担当している。すなわち、現
像剤のトナー濃度や帯電状態を均一にすることである。
また、供給スクリュー14が現像ローラ18に対する現
像剤の供給を、回収スクリュー16が余剰な現像剤の現
像ローラ18からの回収を、それぞれ担当している。そ
して、供給スクリュー14および回収スクリュー16の
下流に至って攪拌スクリュー12に落下した現像剤は、
攪拌スクリュー12により図1中右向きに搬送されてい
る間は、供給スクリュー14へ移動することなく攪拌さ
れる。攪拌スクリュー12が最下段に配置されているか
らである。このため現像剤は、攪拌スクリュー12の下
流端から供給スクリュー14に移動する際には充分に攪
拌され、トナー濃度および帯電状態が均一な状態となっ
ている。従って、充分に攪拌された現像剤のみが供給ス
クリュー14に供給されるので、トナー濃度の不均一に
よる濃度ムラや、帯電不足によるカブリのない現像が、
現像ローラ18により行われる。
【0018】ここで、現像ローラ18から回収スクリュ
ー16に回収される現像剤は、現像によりトナーが消費
された分、トナー濃度が減少している。このため、この
まま現像を続けると現像剤全体のトナー濃度が徐々に下
がってしまうので、適宜、トナー補給口22からトナー
を投入してこれを補充しなければならない。
【0019】そして投入されたトナーは、攪拌スクリュ
ー12の上流部に落下して、まず図1中右向きに搬送さ
れる。その後、供給スクリュー14および回収スクリュ
ー16から移動してくる現像剤と合流して攪拌スクリュ
ー12により攪拌される。投入された直後のトナーは、
現像剤全体に対して充分に混合しておらず、また帯電も
不充分である。しかし、攪拌スクリュー12が最下段に
配置されているので、攪拌スクリュー12によって搬送
されている間に現像剤は重力の作用により、供給スクリ
ュー14に供されることはない。すなわち、新たに投入
されたトナーは、供給スクリュー14に至って現像ロー
ラ18への供給に供される前に、攪拌スクリュー12の
ほぼ全長にわたって図1中右向きに搬送され、その間に
現像剤と充分に攪拌される。このため、攪拌スクリュー
12の下流端から供給スクリュー14に移動する際に
は、投入されたトナーが現像剤全体に対して充分に混合
されて均一なトナー濃度となっており、また帯電状態も
良好となっている。従って、トナー補給口22からトナ
ーを投入したときでも、トナー濃度の不均一による濃度
ムラや、帯電不足によるカブリのない現像が、現像ロー
ラ18により行われる。
【0020】以上詳細に説明したように、本実施の形態
では、現像ローラ18に対する現像剤の供給を受け持つ
供給スクリュー14、および回収を受け持つ回収スクリ
ュー16とは別に攪拌スクリュー12を設けて現像剤の
攪拌を担当させ、その攪拌スクリュー12を供給スクリ
ュー14および回収スクリュー16より下方に配置した
ので、供給スクリュー14または回収スクリュー16に
よりその下流まで搬送された現像剤は、必ず攪拌スクリ
ュー12を経由し、重力の作用によりその搬送途中に供
給スクリュー14へ供給されることはない。従って現像
剤は、供給スクリュー14の上流に再度供給される前
に、攪拌スクリュー12のほぼ全長にわたって搬送さ
れ、その間に充分に攪拌される。
【0021】また、トナー補給口22を攪拌スクリュー
12の搬送方向における上流の位置に設けたので、トナ
ーを投入したときでも、同様に攪拌スクリュー12によ
り搬送されている途中に攪拌不足の現像剤が供給スクリ
ュー14へ供給されることはない。従って投入されたト
ナーは、供給スクリュー14の上流に供給される前に、
攪拌スクリュー12のほぼ全長にわたって搬送され、そ
の間に現像剤と充分に攪拌される。このため、攪拌不足
によりトナー濃度や帯電状態が不均一な現像剤が供給ス
クリュー14に流入して発生する画像の濃度ムラやカブ
リ等を防止できる。さらに、供給スクリュー14、回収
スクリュー16、攪拌スクリュー12の3本が上下に配
置されているので、幅方向の寸法のコンパクト化が図ら
れている。
【0022】次に、第2の実施の形態について説明す
る。本実施の形態に係る現像装置2は、図3に示すよう
に、供給スクリュー14および回収スクリュー16を同
じ高さ位置に並列に配置し、これらの下方に攪拌スクリ
ュー12を平行に配置して、縦方向の寸法のコンパクト
化を図ったものである。これらのスクリューは第1の実
施の形態におけるスクリューと同じものであり、攪拌ス
クリュー12は供給スクリュー14および回収スクリュ
ー16よりも長く、この部分に第1の実施の形態と同様
にトナー補給口22が設けられている。
【0023】また、供給スクリュー14および回収スク
リュー16より上方の位置に、現像ローラ18が、感光
体ドラム3に対向して、その一部を現像剤収容槽20か
ら突出させた状態で設けられている。
【0024】かかる現像装置2では、画像形成装置本体
側からの制御によりモータを回転させると、攪拌スクリ
ュー12、供給スクリュー14、および回収スクリュー
16の3本が回転駆動を受けて、現像剤収容槽20の内
部には、各スクリューの搬送力により現像剤の流れが発
生する。そして、この流れにより供給スクリュー14お
よび回収スクリュー16における下流端に至った現像剤
は、重力により落下して下方の攪拌スクリュー12に移
動する。一方、攪拌攪拌スクリュー12における下流端
に至った現像剤は、上方に溢れ出して供給スクリュー1
4に移動する。このように、現像剤収容槽20の内部の
現像剤は循環させられている。
【0025】この現像剤の循環において、攪拌スクリュ
ー12により現像剤が攪拌され、現像剤のトナー濃度や
帯電状態が均一にされる。また、供給スクリュー14に
より現像ローラ18に対する現像剤の供給が、回収スク
リュー16により余剰な現像剤の現像ローラ18からの
回収が行われる。そして、供給スクリュー14および回
収スクリュー16の下流に至って攪拌スクリュー12に
落下した現像剤は、攪拌スクリュー12により搬送され
ている間は、供給スクリュー14に移動することなく攪
拌される。攪拌スクリュー12が最下段に配置されてい
るからである。このため現像剤は、攪拌スクリュー12
の下流端から供給スクリュー14に移動する際には充分
に攪拌され、トナー濃度および帯電状態が均一な状態と
なっている。従って、充分に攪拌された現像剤のみが供
給スクリュー14に供給されるので、トナー濃度の不均
一による濃度ムラや、帯電不足によるカブリのない現像
が、現像ローラ18により行われる。
【0026】また、トナー補給口22より新たに投入さ
れたトナーは、攪拌スクリュー12の上流部に落下し
て、供給スクリュー14および回収スクリュー16から
に移動してくる現像剤と合流して攪拌スクリュー12に
より攪拌される。ここで、攪拌スクリュー12が最下段
に配置されているので、攪拌スクリュー12によって搬
送されている間に現像剤は重力の作用により供給スクリ
ュー14に供されることはない。すなわち、新たに投入
されたトナーは、供給スクリュー14に至って現像ロー
ラ18への供給に供される前に、攪拌スクリュー12の
ほぼ全長にわたって搬送され、その間に現像剤と充分に
攪拌される。このため、攪拌スクリュー12の下流端か
ら供給スクリュー14に移動する際には、投入されたト
ナーが現像剤全体に対して充分に混合されて均一なトナ
ー濃度となっており、また帯電状態も良好となってい
る。
【0027】以上詳細に説明したように、本実施の形態
では、現像ローラ18に対する現像剤の供給を受け持つ
供給スクリュー14、および回収を受け持つ回収スクリ
ュー16とは別に攪拌スクリュー12を設けて現像剤の
攪拌を担当させ、その攪拌スクリュー12を供給スクリ
ュー14および回収スクリュー16より下方に配置した
ので、供給スクリュー14または回収スクリュー16に
よりその下流まで搬送された現像剤は、必ず攪拌スクリ
ュー12を経由し、重力の作用によりその搬送途中に供
給スクリュー14へ供給されることはない。従って現像
剤は、供給スクリュー14の上流に再度供給される前
に、攪拌スクリュー12のほぼ全長にわたって搬送さ
れ、その間に充分に攪拌される。
【0028】また、トナー補給口22を攪拌スクリュー
12の搬送方向における上流の位置に設けたので、トナ
ーを投入したときでも、同様に攪拌スクリュー12によ
り搬送されている途中に攪拌不足の現像剤が供給スクリ
ュー14へ供給されることはない。従って投入されたト
ナーは、供給スクリュー14の上流に供給される前に、
攪拌スクリュー12のほぼ全長にわたって搬送され、そ
の間に現像剤と充分に攪拌される。このため、攪拌不足
によりトナー濃度や帯電状態が不均一な現像剤が供給ス
クリュー14に流入して発生する画像の濃度ムラやカブ
リ等を防止できる。また、第1の実施の形態の現像装置
に比べて縦方向の寸法のコンパクト化が図られている。
【0029】なお、以上説明した実施の形態は単なる例
示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。従っ
て本発明は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々
の改良、変形が可能である。
【0030】
【発明の効果】以上、説明した通り本発明の現像装置に
よれば、攪拌スクリューを供給スクリューおよび回収ス
クリューよりも下方に配置したので、供給スクリューま
たは回収スクリューによりその下流まで搬送された現像
剤は、必ず攪拌スクリューを経由し、重力の作用により
その搬送途中に供給スクリューへ供給されることはな
い。従って現像剤は、供給スクリューの上流に再度供給
される前に、攪拌スクリューのほぼ全長にわたって搬送
され、その間に充分に攪拌される。これにより、攪拌不
足によりトナー濃度や帯電状態が不均一な現像剤が供給
スクリューに流入して発生する画像の濃度ムラやカブリ
等を防止できる。
【0031】また、トナー補給口を攪拌スクリューの搬
送方向における上流の位置に設けたので、トナーを投入
したとき、攪拌スクリューにより搬送されている途中に
攪拌不足の現像剤が供給スクリューへ供給されることは
ない。従って投入されたトナーは、供給スクリューの上
流に供給される前に、攪拌スクリューのほぼ全長にわた
って搬送され、その間に現像剤と充分に攪拌される。こ
のため、攪拌不足によりトナー濃度や帯電状態が不均一
な現像剤が供給スクリューに流入して発生する画像の濃
度ムラやカブリ等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る現像装置の構成を示す
図である。
【図2】図1の現像装置の側視断面図である。
【図3】第2の実施の形態に係る現像装置の構成を示す
図である。
【図4】従来の現像装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1,2 現像装置 3 感光体ドラム 10,20 現像剤収容槽 12 攪拌スクリュー 14 供給スクリュー 16 回収スクリュー 18 現像ローラ 22 トナー補給口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像ローラと、現像剤を軸方向に搬送し
    つつ前記現像ローラに供給する供給スクリューと、前記
    現像ローラから現像剤を回収して軸方向に搬送する回収
    スクリューとを有する現像装置において、 前記供給スクリューと前記回収スクリューとで現像剤の
    搬送の向きが同一であり、 これらと逆向きに現像剤を搬送する攪拌スクリューを備
    え、 前記攪拌スクリューを、前記供給スクリューおよび前記
    回収スクリューより下方に配置したことを特徴とする現
    像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する現像装置において、 前記攪拌スクリューの搬送方向における上流の位置に現
    像剤補給口を設けたことを特徴とする現像装置。
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