JP4556483B2 - ドキュメント管理システム - Google Patents

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本発明は、無電源状態でドキュメント画像を表示保持する表示記録媒体とメモリに記憶されているドキュメントデータとを関連付けることにより、当該表示記録媒体がストッカ装置等といった所定の場所に置かれたことに応じて、対応するドキュメントデータに対して消去等の処理を施す技術に関し、特に、ドキュメントを特定するための識別情報等を電子データとして記憶するメモリ機能、メモリに記憶したデータを無線送信する無線通信機能、光書き込み或いは電気的書き込みされたドキュメント画像を無電源保持する表示部機能を備えた電子ペーパーを表示記録媒体として用いて好適な技術に関する。
文書等のドキュメントはパーソナルコンピュータの文書処理機能により電子データ形式で作成され、プリンタ装置によりドキュメント電子データに基づくドキュメント画像を用紙に印刷してドキュメント内容の閲覧等に供されている。また、昨今のネットワーク環境の整備により、ドキュメントとしてインターネット上で提供されるコンテンツを用紙に印刷して閲覧することも行われている。
このような電子データ化されているドキュメントについて、近年では、紙媒体である用紙にとって代わることが可能なドキュメント閲覧のための媒体として、用紙の如く柔軟な薄型でドキュメント画像を表示部に無電源状態で表示保持することができる電子ペーパーが開発されている。このような電子ペーパーによると、表示部が表示保持するドキュメント画像を書き換えて繰り返し利用することを可能ならしめ、また、当該ドキュメント画像に係る種々なデータをメモリに保持して外部と送受信することも可能ならしめる他、例えば、ドキュメント画像を表示保持した電子ペーパーを、机の上に複数並べて閲覧したりする事で、ドキュメントの検索性や比較しやすさが向上し、手に持って閲覧したり、複数のユーザ間で回覧にて閲覧したり、重ねたり束ねたり他人に手渡ししたりといった人間の日常的な環境における自然な行動の中でストレスなく電子データで構成されたドキュメントを閲覧利用することを可能ならしめることができる。特に、複数のドキュメントを取り敢えず媒体に印刷(表示保持)して一覧できるようにし、これによって、必要なドキュメントを容易に選択できるようにして作業の効率を高めるといった作業環境を実現しようとする場合、紙媒体を用いた場合には不要なドキュメントについては媒体の無駄使いが生じてしまうが、電子ペーペーは表示保持するドキュメントを書き換えできるので、媒体資源の浪費を生ずることなく効率的な作業環境を実現することができる。
電子ペーパーは、例えば、無電源状態でドキュメント画像を表示保持する表示部を有した装置であり、その表示部へのドキュメント画像の書き込み形式で大別すると、電子データに基づいて自己でドキュメント画像を表示部に書き込む機能を有する自己書き込み型電子ペーパーと、投影されたドキュメント画像を表示部に保持する光書き込み型電子ペーパーとがある。
このような電子ペーパーは、用紙と異なって表示部に表示保持したドキュメント画像を消去したり上書きすることが可能であり、表示保持する情報を更新したり、繰り返し使用することができるので紙資源の節約等の観点からも利用促進が望まれている。
電子ペーパーのような表示記録媒体にドキュメントデータに基づいてドキュメント画像を表示保持させることで、ドキュメント内容が閲覧し易くなり、また、当該ドキュメントを持ち運ぶ等の取り扱い性が向上する。
しかしながら、このように表示保持されたドキュメント画像は元となるドキュメントデータと関連性が切り離されたものとなってしまうため、例えば、表示保持されたドキュメント画像を閲覧したユーザが当該ドキュメントは不要としてドキュメント画像を破棄しても、対応するドキュメントデータはパーソナルコンピュータ等のメモリに記憶されたままであり、不要なデータが残存してしまう等、ドキュメントデータの十分な管理がなされていないという課題があった。
本発明は、上記従来の事情に鑑みなされたもので、電子ペーパーに代表される表示部と記憶部とを有する表示記録媒体を用いたドキュメント画像の閲覧環境において、表示記録媒体に対するユーザの処置に対応してドキュメント画像の元となるドキュメントデータに消去、ファイリング、認証等といった所定の処理を施すようにして、ユーザが直感的に理解し易い操作態様でドキュメントデータの管理を実現することを目的としている。
本発明では、表示記録媒体は、ドキュメント画像を無電源状態で表示保持する表示部と、当該表示保持されたドキュメントを特定するために用いる識別情報を保持するメモリ等の記憶部とを有しており、表示記録媒体に対するユーザの処置に基づいて、当該表示記録媒体に表示保持されているドキュメント画像に対応するドキュメントデータに所定の処理を施す。
上記識別情報としては、例えば、ドキュメントデータに付与されたドキュメントIDやネットワーク上に記憶されたドキュメントデータを特定するURL等を用いることができる他、表示記録媒体に付与された媒体IDや表示記録媒体の使用者を特定するユーザIDを用いることもできる。なお、媒体IDやユーザIDを用いる場合には、媒体IDやユーザIDとドキュメントデータとを対応付けるテーブルを作成すればよく、媒体IDやユーザIDにより間接的にドキュメントデータを特定すればよい。
また、識別情報は記憶部に電子データの形式で記憶されて必要に応じて電子的に読み出される他、記憶部を表示記録媒体の表面に印刷或いは貼付されるバーコードとして、バーコード化された識別情報を光学的に読み取る態様とすることもできる。
そして、本発明では、表示記録媒体を収容するトレイや箱等の形式のストッカ装置にユーザがドキュメント画像を表示保持する表示記録媒体を投入すると、ストッカ装置の情報読み取り手段が当該表示記録媒体の記憶部から前記識別情報を取得し、ドキュメント管理手段が、当該取得された識別情報に基づいて、ドキュメント記憶手段に記憶された該当するドキュメントデータに所定の処理を施す。
ここで、ドキュメント記憶手段は、本発明を構成するドキュメント管理装置に専有されるドキュメントデータベースである他、ネットワーク上のファイルサーバであってもよくい。そして、ドキュメント記憶手段は各ドキュメントデータを識別可能に記憶していればよく、ドキュメントID、媒体ID、ユーザIDに基づいて各ドキュメントデータが対応付けられればよい。
本発明では、より具体的には下記のような構成により、ドキュメントデータの消去、識別情報とドキュメントデータとの関連付けの解除、ドキュメントデータのファイリング、ドキュメントデータへの承認済みマークの付与等といった所定の処理を行う。
例えば、情報読み取り手段をドキュメント消去用に設置された表示記録媒体のストッカ装置として構成し、ストッカ装置に投入された表示記録媒体から取得した識別情報に基づいて、ドキュメント管理手段が、該当するドキュメントデータをドキュメント記憶手段から消去する処理を行う。
また、例えば、情報読み取り手段をドキュメント消去用に設置された表示記録媒体のストッカ装置として構成し、ストッカ装置に投入された表示記録媒体から取得した識別情報に基づいて、ドキュメント管理手段が、取得された識別情報とドキュメント記憶手段に記憶されたドキュメントデータとの関連付けを解除する処理を行う。
なお、このような消去や関連付け解除処理にあわせて、ストッカ装置の消去手段が、投入された表示記録媒体に対して消去電圧の印加又は画像の上書きを行って表示保持しているドキュメント画像を消去するようにしてもよい。
また、例えば、ドキュメント記憶手段にドキュメントデータを分類する複数のファイルを構成するとともに、情報読み取り手段をファイルに対応して複数設置された表示記録媒体のストッカ装置として構成し、ストッカ装置に投入された表示記録媒体から取得した識別情報に基づいて、ドキュメント管理手段が、表示記録媒体が投入されたストッカ装置に対応するファイルに該当するドキュメントデータを記憶させる処理を行う。
また、例えば、情報読み取り手段をドキュメント承認又は閲覧済み用に設置された表示記録媒体のストッカ装置として構成し、ストッカ装置に投入された表示記録媒体から取得した識別情報に基づいて、ドキュメント管理手段が、ドキュメント記憶手段に記憶されている該当するドキュメントデータに承認又は閲覧済みを示すマークを付加する処理を行う。
また、本発明では、出力指示に応じて、出力管理手段はドキュメント記憶手段に記憶されたドキュメントデータを読み出し、読み出されたドキュメントデータに基づいて、電子的書き込みや光学的書き込み方式等の出力手段が、表示記録媒体の表示部にドキュメント画像を表示保持させて出力するようにする他、外部から入力されたドキュメントデータに基づいて、表示記録媒体の表示部へのドキュメントデータの書き込みとドキュメント記憶手段へのドキュメントデータの格納とを行うようにしてもよい。例えば、外部から入力されたドキュメントデータに基づいて、出力手段が表示記録媒体の表示部にドキュメント画像を表示保持させて出力し、出力管理手段が出力手段からドキュメントデータを取得して、当該ドキュメントデータをドキュメント記憶手段に記憶させる。
ここで、本発明は、電子ペーパーを表示記録媒体として用いて実現するのが好ましく、電子ペーパーは、記憶部として識別情報を電子データとして保持するメモリを有するとともに当該識別情報を情報読み取り手段が受信可能に送信する無線通信手段を有したものとし、電子ペーパーと情報読み取り手段との間で無線通信により識別情報が送受信されるようにする。
本発明によると、ドキュメント画像を表示保持した表示記録媒体に対するユーザの処置に対応して当該ドキュメント画像の元となるドキュメントデータに消去、ファイリング、認証等といった所定の処理を施すようにしたため、ユーザが直感的に理解し易い操作態様でドキュメントデータを処理することができ、表示記録媒体のドキュメント画像とドキュメントデータとを関連付けて処理する管理体制を実現することができる。
本発明を一実施例に基づいて具体的に説明する。
まず、本発明に利用される表示記録媒体の一例について、図7〜図14を参照して説明する。
図示の表示記録媒体は電子ペーパーと称せられる媒体であり、ドキュメント画像の記録方式に違いにより大別して、図7〜図10に示す光書き込み型と、図11〜図13に示す自己書き込み型とがあり、いずれの形式にあってもいわゆる電子ペーパーと称せられるように紙の様に薄型の装置である。
図7(a)には光書き込み型電子ペーパーEPを正面視して示し、同図(b)には当該光書き込み型電子ペーパーEPを側面視で示してある。なお、図示の電子ペーパーEPはドキュメント画像を表示保持する表示部2と電子データの処理を司る処理部3とを有しており、同図(a)には処理部3に内蔵されている諸機能部も表してある。
光書き込み型電子ペーパーEPは、例えばA4版の用紙のような大きさのフレキシブルな薄型であり、大部分の面積を占める表示部2の一片に処理部3が設けられている。なお、表示部2の大きさは任意であり、タグやカードとして用いることもでき、用途に応じた大きさのものとされる。
処理部3には、後述するように表示部2を駆動する電圧を印加するための電極4、外部と無線通信するための無線部5、電子データを読み書き自在に保持するメモリ6、無線部5やメモリ6の駆動電力を供給するバッテリ7が設けられている。
光書き込み型電子ペーパーEPは、外部の無線通信機能を有する装置(後述するストッカ装置やプリンタ装置)と無線部5で無線通信することにより電子データを送受信し、また、これら電子データをメモリ6に保持することができる。
例えば、光書き込み型電子ペーパーEPは、図8に示すように液晶パネル40にドキュメント画像を表示し、電極4に外部の電源から電圧を印加しながら光書き込み型電子ペーパーEPを液晶パネル40に重ねて光を照射することにより、液晶パネル40に表示させたドキュメント画像を表示部2に転写して表示保持させることができる。
なお、電極4に電圧を印加しながら光書き込み型電子ペーパーEPに原稿等の文書紙を重ねて光を照射することによっても、文書の記載内容画像を表示部2に転写して表示保持させることもでき、要は、光書き込み型電子ペーパーEPは電極4に電圧を印加することで投影された画像情報を表示部2に転写し、電極4に印加した電圧を除去した後も当該画像情報を表示状態で保持し続ける機能を有している。
光書き込み型電子ペーパーEPは、表示部2の断面構造を表す図10に示すように、複写機に利用されている有機光導電性材料の層(有機光導電層)20と液晶表示材料の層(マイクロカプセル化したコレステリック液晶層)21とを組み合わせ、これら層を表裏一対の透明電極22で挟み、この積層体を表裏一対の透明な基材フィルム23で挟んだ構造となっている。なお、この構成では、コレステリック液晶層21が光を反射する白表示と、光が液晶層21を透過しコレステリック液晶層21と有機光導電層20との間に設けられた黒色層24で吸収される黒表示のモノクロ画像表示が可能である。さらにコレステリック液晶には螺旋ピッチに応じたカラー光を干渉反射するという特性があるので、コレステリック液晶層21を螺旋ピッチの異なる液晶を積層した構成にすることにより、簡単な構造でカラー表示を実現することも可能である。
そして、光書き込み型電子ペーパーEPは、表示部2の動作原理を表す図9に示すように、例えば画像書込み用の調光素子パネル(発光パネル)25に転写する画像を表示して表示部2に投影し、電極4に電圧を印加すると、光の強弱を瞬時に反射濃度に変換して当該投影画像を保持する。そして、電極4に消去電圧を印加することにより表示部2に保持された画像情報を消去することができ、光書き込み型電子ペーパーEPは書き込みと消去を繰り返して幾度も再使用することができる。なお、光書き込み型電子ペーパーEPはこのような消去処理を行わずに、上記のように電極4に電圧を印加して新たな画像を投影することにより、表示部2に保持されている画像情報を上書きすることもでき、このような上書き処理によっても幾度も再使用することができる。
したがって、光書き込み型電子ペーパーEPは、紙のように薄く柔軟である性質に加えて、画像の投影により転写された画像情報を無電源保持する性質があるので、あたかもプリンタや複写機に使用する紙の如く用いることができ、しかも、繰り返し再使用することができる表示記録媒体である。
更に、本例の光書き込み型電子ペーパーEPは、無線通信機能及びメモリ機能を備えているので、後述するように、メモリ6に記録される電子データ(ドキュメントを識別するための識別情報等)を非接触で送受信することができる。
図11(a)には自己書き込み型電子ペーパーEPを正面視して示し、同図(b)には当該自己書き込み型電子ペーパーEPを側面視で示してある。図示の電子ペーパーEPは情報画像を表示保持する表示部12と電子データの処理を司る処理部13とを有しており、同図(a)には処理部13に内蔵されている諸機能部も表してある。
自己書き込み型電子ペーパーEPは、光書き込み型電子ペーパーEPと同様に、例えばA4版の用紙のような大きさのフレキシブルな薄型表示装置であり、大部分の面積を占める表示部12の一片に処理部13が設けられている。なお、光書き込み型電子ペーパーEPと同様に、表示部12の大きさは用途に応じた大きさのものとされる。
処理部13には、表示部12を駆動するドライバ14、外部と無線通信するための無線部15、電子データを読み書き自在に保持するメモリ16、ドライバ14や無線部15やメモリ16の駆動電力を供給するバッテリ17、ドライバ14による画像表示に対する操作入力を受け付けるボタン等の操作部18が設けられている。
自己書き込み型電子ペーパーEPは、外部の無線通信機能を有する装置(後述するストッカ装置やプリンタ装置)と無線部15で無線通信するこにより電子データを送受信し、また、これら電子データをメモリ16に保持することができる。
更に、自己書き込み型電子ペーパーEPは、光書き込み型電子ペーパーEPとは異なって、メモリ16に保持したドキュメントデータに基づいてドライバ14が表示部12にドキュメント画像を表示し、また、操作部18からの操作入力に応じて表示するドキュメント画像を切り換え変更することもでき、ドライバ14の駆動電力を除去しても表示部12にドキュメント画像を表示状態で保持し続ける機能を有している。
自己書き込み型電子ペーパーEPは、表示部12の断面構造を表す図13に示すように、複写機にトナーとして利用されている微細な着色粒子(図示の例では、白色粒子31と黒色粒子32)を少なくとも表面側が透明な表裏一対の電極33間に封入し、これを少なくとも表面側が透明な表裏一対のフィルム基板34で挟んだ構造となっている。着色粒子31、32が自由に移動できるように電極層33間は空気層となっており、また、マトリックス状の電極層33には着色粒子31、32との接触を防止する絶縁層35が設けられている。なお、カラーフィルターを用いることにより、簡単な構造でカラー表示を実現することも可能である。
そして、自己書き込み型電子ペーパーEPは、表示部12の動作原理を表す図12に示すように、電極33に電圧を印加していない状態(但し、電極33は前回の駆動時の極性に帯電している)では、負(マイナス)に帯電した白色粒子31は裏面側に溜まる一方、正(プラス)に帯電した黒色粒子32は表面側に溜まり、表示部12を表面側から目視すると表示部12は黒色な状態となる。そして、ドキュメントデータに基づいてドライバ14が動作して表示する画像情報に応じたマトリックスの所要部の電極極性を反転させると、白色粒子31と黒色粒子32との位置関係が入れ替わって、表示部12に白色粒子31と黒色粒子32とのコントラストによるドキュメント画像が表示される。なお、異なるドキュメントデータに基づいてドライバ14を動作させることにより、白色粒子31と黒色粒子32とのコントラストにより表示部12に表示されるドキュメント画像を切り換えることができ、幾度も再使用することができる。
したがって、自己書き込み型電子ペーパーEPは、紙のように薄く柔軟である性質に加えて、表示部12に表示した画像情報を無電源保持する性質があるので、あたかも紙の如く用いることができる表示記録媒体である。
更に、本例の自己書き込み型電子ペーパーEPは、無線通信機能及びメモリ機能を備えているので、後述するように、メモリ16に記録される電子データ(ドキュメントを識別するための識別情報等)を非接触で送受信することができる。
ここで、光書き込み型や自己書き込み型等の形式を問わず、図14に示すように、無線部5(15)やメモリ6(16)等といった無線通信機能やメモリ機能部を電子ペーパーの表示部2(12)とは別の無線ICタグ(RFID)41として構成し、当該無線ICタグ41を電子ペーパーEPに取り付けることにより上記と同様な構成とするようにしてもよい。なお、無線ICタグとした場合等において、バッテリはタグリーダーからの起電力を保持するコンデンサとするようにしてもよい。
また、本発明に係る表示記録媒体の記録部は、表示部2(12)に表示保持しているドキュメントを特定するために用いる識別情報を保持することが主要な機能であるため、RFID41に代えて、当該識別情報をコード化したバーコード42を電子ペーパーEPに印刷或いは貼付し、後述するストッカ装置がバーコード42を光学的に読み取って、識別情報を取得するようにしてもよい。
また、本発明は、自己書き込み型電子ペーパーや光書き込み型電子ペーパーといった形式以外の電子ペーパーも勿論適用することができ、例えば、外部の書き換え装置に装填して表示部に自己書き込み型のように電子的にドキュメント画像を書き込む形式であってもよい。すなわち、上記の自己書き込み型電子ペーパーは外部の画像書き込み装置を要しない形式の電子ペーパーの一例であり、光書き込み型電子ペーパーは外部の画像書き込み装置を要する形式の電子ペーパーの一例であるとも言える。
また、電子ペーパーEPの表示部2(12)としては、強誘電液晶に代表されるメモリー性のある液晶や、帯電された粒子を移動させて表示を切り替える電気泳動方式、帯電された粒子を回転させて表示を切り替える粒子回転方式、磁気により粒子を移動させて表示を切り替える磁気泳動方式、小型バッテリー駆動の薄型の液晶やEL素子を用いてもよい。
図1には、上記のような電子ペーパーEPを用いた本発明に係るドキュメント管理システムの一例を示してある。
電子ペーパーEPは種々な形式のものを使用することができ、表示部にドキュメント画像を無電源状態で表示保持し、当該ドキュメントを特定するための識別情報を保持し得るものであればよい。識別情報としては、各ドキュメントを識別するドキュメントID、各電子ペーパーEPを識別するデバイスID(媒体ID)、電子ペーパーの使用者を識別するユーザID等が少なくとも1種類用いられるが、いずれの種類の識別情報を用いるかは、システム構成においてドキュメントデータを特定するための関連付け方法によって選択される。
なお、図1に示す例ではドキュメントIDを識別情報として用いており、ドキュメントデータを消去処理する場合を説明する。
ドキュメント管理システムは、出力装置50、ストッカ装置51、サーバ52を備えており、本例のサーバ52はドキュメントデータを格納保持するドキュメントデータベース53を有している。
出力装置50は、ドキュメントデータに基づいて、電子ペーパーEPの表示部に光書き込み方式或いは自己書き込み方式によりドキュメント画像を書き込む装置であり、このような画像書き込み機能に加えて、電子ペーパーEPへ当該ドキュメントのIDデータ等を無線送信して、当該電子ペーパーEPのメモリ6(16)に格納させる無線通信手段50aを有している。なお、電子ペーパーEPへデータを入力或いは出力する手段は電子ペーパーのデータ入出力形式に応じて種々設定され、例えば、電子ペーパーEPがデータ入力端子を備える場合には、無線通信手段50aに代えて、電子ペーパーのデータ入力端子に接続するデータ出力端子を有して端子接続によりドキュメントID等をメモリ6(16)に送信する接触型通信手段が出力装置50に備えられる。
出力装置50は、例えば図2に示すような、サーバ52によりドキュメントデータベース53から供給されるドキュメントデータに基づいて、ドキュメント画像を電子ペーパーEPの表示部2(12)に表示記録させて排出するプリンタ装置で構成される。なお、図2に示す出力装置50は、サーバ52からとは別に、図外のコンピュータ等のデータ源から入力されたドキュメントデータに基づいて、ドキュメント画像を電子ペーパーEPの表示部2(12)に表示記録させて排出する処理も行い、当該外部から入力されたドキュメントデータをドキュメントDB53に格納させるためにサーバ52に出力する処理も行う。
ストッカ装置51は、例えば、投入された電子ペーパーEPを納める箱型やトレイ型の筐体を備えた装置であり、投入された電子ペーパーEPと無線通信してメモリ6(16)に保持されている識別情報(ドキュメントID)を取得してサーバ52へ出力する読み取り手段51aを有している。したがって、ユーザがドキュメント画像を表示部に表示保持した電子ペーパーEPをストッカ装置51に投入すると、当該電子ペーパーEPから当該ドキュメントのIDが取得されてサーバ52に入力される。
なお、電子ペーパーEPとデータ通信する手段は電子ペーパーのデータ入出力形式に応じて種々設定され、例えば、電子ペーパーEPがデータ出力端子を備える場合には、無線通信型の手段51aに代えて、電子ペーパーのデータ出力端子に接続するデータ入力端子を有して端子接続によりメモリ6(16)に保持されたドキュメントID等を受信取得する接触型通信手段がストッカ装置51に備えられる。
また、ストッカ装置51は、投入された電子ペーパーEPに消去電圧を印可する或いは白紙の画像を上書きする等によって、表示部に表示保持されているドキュメント画像を消去する消去手段51bを有しており、後述するように、電子ペーパーEPがストッカ装置51に投入されたことに応じて、当該電子ペーパーEPに表示保持されているドキュメント画像に該当するドキュメントデータが消去或いは関連付け解除処理されるとともに、当該電子ペーパーEPに表示保持されているドキュメント画像も消去される。
サーバ52は、本例のシステムにおけるドキュメント管理装置として中心的な枠割を果たす装置であり、ストッカ装置51により取得されたドキュメントIDに基づいて、ドキュメントDB53に記憶された該当するドキュメントデータに消去或いは関連付け解除処理を施すドキュメントデータ管理手段52aと、ドキュメントを特定して外部から入力された出力指示に応じてドキュメントDB53に記憶された該当するドキュメントデータを読み出して出力装置502供給するドキュメント出力管理手段52bと、を有している。
なお、本例のドキュメント出力管理手段52bは、出力装置50から入力されたドキュメントデータをドキュメントIDを付与してドキュメントDB53に格納する処理も行う。
ドキュメントDB53は、多数のドキュメントデータをそれぞれドキュメントIDにより識別して格納する記憶装置であり、ドキュメントデータ管理手段52a及びドキュメント出力管理手段52bによるドキュメントデータへのアクセスを許容する。
なお、ネットワーク上のファイルサーバをドキュメント記憶手段に利用するようにしてもよく、この場合には、ドキュメントデータ管理手段52a及びドキュメント出力管理手段52bがネットワーク通信によりファイルサーバのドキュメントデータへアクセスするようにすればよい。
上記構成のドキュメント管理システムでは、サーバ52に対するドキュメントを特定した出力指示を入力すると、ドキュメント出力管理手段52bが指定されたドキュメントデータ及びそのドキュメントIDをドキュメントDB53から読み出して出力装置50に供給する。
出力装置50では、供給されたドキュメントデータに基づくドキュメント画像を電子ペーパーEPの表示部2(12)に書き込んで保持させるとともに、そのドキュメントIDを送信して無線部5(15)に受信させてメモリ6(16)に格納させ、当該電子ペーパーEPを排出する。
ここで、出力装置50に外部からドキュメントデータを入力してそのドキュメント画像を電子ペーパーEPに表示保持させる場合には、後述するように出力装置50は、当該ドキュメントデータをドキュメント出力管理手段52bに送ってドキュメントIDの付与を受け、ドキュメント出力管理手段52bから提供された対応するドキュメントIDをメモリ6(16)に格納させて電子ペーパーEPを排出する。
なお、ドキュメント出力管理手段52bは出力装置50から入力されたドキュメントデータを付与したドキュメントIDに対応付けてドキュメントDB53に格納する。
上記のように出力装置50から排出された電子ペーパーEPに対して、そのドキュメント画像を閲覧したユーザが当該ドキュメントは不要と判断した場合には、ユーザは当該電子ペーパーEPをストッカ装置51に投入する。
これにより、投入された電子ペーパーEPに表示保持されているドキュメント画像は消去手段51bにより消去され、当該ドキュメントを特定するドキュメントIDが読み取り手段51aで読み取られてサーバ52に入力される。
サーバ52では、読み取り手段51aから入力されたドキュメントIDに基づいて、ドキュメントデータ管理手段52aがドキュメントDB53を検索し、当該ドキュメントIDに対応付けられているドキュメントデータをドキュメントDB53から消去する。
したがって、表示部2(12)に表示されたドキュメント画像を閲覧して不要なときには捨てるといったように、ユーザが不要な文書はゴミ箱に投入するといった行動を直感させる処置を行うことで、ストッカ装置51に投入された電子ペーパーEPに係るドキュメント画像及びドキュメントデータを消去することができる。
上記の例では、電子ペーパーEPから取得したドキュメントIDに基づいて該当するドキュメントデータを消去したが、電子ペーパーEPのメモリ6(16)に当該電子ペーパーを識別するデバイスID(媒体ID)や当該電子ペーパーEPの使用者を識別するユーザIDを格納させておき、ストッカ装置51に投入された電子ペーパーEPからデバイスID(媒体ID)或いはユーザIDをサーバ52が取得して該当するドキュメントデータを消去するようにしてもよい。
この場合には、例えば図3に示すように、サーバ52がシステムで管理される電子ペーパーのデバイスIDやユーザのユーザIDをテーブル52c、52dで管理し、出力装置50からドキュメント画像を表示保持させた電子ペーパーEPを出力する際に、当該電子ペーパーEPから出力装置50を介してデバイスID(媒体ID)やユーザIDをサーバ52が取得してテーブル52c、52dに記述し、電子ペーパーEPに表示保持させたドキュメントのデータに対して当該デバイスID(媒体ID)やユーザIDをポインタ等で関連付けるようにする。
これにより、ドキュメント画像が書き込まれて出力装置50から排出された電子ペーパーは当該電子ペーパーに記憶されたデバイスID或いはユーザIDによりドキュメントDB53に記憶されている対応するドキュメントデータに関連(リンク)付けられる。
したがって、上記と同様に、電子ペーパーEPをストッカ装置51に投入することで、当該電子ペーパーEPに表示保持されているドキュメントに該当するドキュメントデータが消去処理される。
上記の例では、ドキュメントDB53に記憶された該当するドキュメントデータを消去するようにしたが、上記のような関連付けリンクを解除することで、ストッカ装置51に投入された電子ペーパーEPによって再度同じドキュメント画像を閲覧できなくなるようにして、或る意味で消去と同等な処理を施すようにしてもよい。
例えば、ストッカ装置51に投入された電子ペーパーEPのデバイスIDをキーとして、図3に示すような当該デバイスIDとドキュメントIDとの関連付けリンクをサーバ52が解除することにより、当該投入された電子ペーパーEPと該当するドキュメントデータとの関連が解除される。
これは、当該デバイスID(すなわち、電子ペーパー)をキーとしてサーバ52にアクセスしても、ドキュメントデータに基づくドキュメント画像が同じ電子ペーパーでは再度表示されないことを意味しているが、ドキュメントデータ自体は他の電子ペーパーや他の装置で利用可能に保存される。
このような処理によっても、或るユーザが消去するつもりでストッカ装置51に投入した電子ペーパーを他のユーザが用いて、当該ドキュメント画像を閲覧してしまう事態を防止することができ、ドキュメントの機密性保持を実現することができる。
なお、デバイスIDに代えてユーザIDを用いても同様な処理を行うことができる。
図4には、上記のような電子ペーパーEPを用いた本発明に係るドキュメント管理システムの他の一例を示してある。
本例では、ドキュメントIDを識別情報として用いて、ドキュメントデータをドキュメントDB53に設けられた複数のファイル53a、53b、53cにファイリングする処理を説明する。なお、図1に示した例と同様な部分については、同一符号を付して重複する説明は割愛する。
投入された電子ペーパーEPからドキュメントIDを取得する読み取り手段51aを備えたストッカ装置(A〜C)51は、ファイルファイル53a、53b、53cに対応して複数(本例では3つ)備えられている。
また、サーバ52のドキュメントデータ管理手段52aは、電子ペーパーEPが投入されたストッカ装置(A〜C)51に対応するファイル53a〜53cにドキュメントデータを記憶させる機能を有しており、本例では、ドキュメントDB53の記憶領域に記憶されているドキュメントデータを該当するファイルの記憶領域に移動させるファイリング処理を行う。
本例のドキュメント管理システムによれば、表示部2(12)にドキュメントデータが表示保持され、メモリ6(16)にドキュメント画像が表示保持された電子ペーパーEPをいずれかのストッカ装置(A〜C)51に投入すると、当該ストッカ装置51の読み取り手段51aが投入された電子ペーパーEPから表示保持しているドキュメントのIDを取得してドキュメントデータ管理手段52aに送信する。なお、各ストッカ装置51はサーバ52への信号線を違える或いは送信するドキュメントIDに自己の識別データを付加する等といった方法で、いずれのストッカ装置51によって読み取られたドキュメントIDであるかをドキュメントデータ管理手段52aが識別できるようにしている。
サーバ52では、読み取り手段51aから入力されたドキュメントIDに基づいて、ドキュメントデータ管理手段52aがドキュメントDB53を検索し、ドキュメントDB53内で当該ドキュメントIDに該当するドキュメントデータを投入されたストッカ装置51に対応するファイルに記憶させる。例えば、電子ペーパーEPがストッカ装置A51に投入されたときは対応するファイル53aにドキュメントIDに該当するドキュメントデータを記憶させ、電子ペーパーEPがストッカ装置B51に投入されたときは対応するファイル53bにドキュメントIDに該当するドキュメントデータを記憶させ、電子ペーパーEPがストッカ装置C51に投入されたときは対応するファイル53cにドキュメントIDに該当するドキュメントデータを記憶させる。
上記のように、物理的に分離されて設置された複数のストッカ装置51に対してドキュメントDB53の各ファイルを対応付けたため、電子ペーパーEPに表示保持されたドキュメントを閲覧したユーザは、いずれかのストッカ装置51に当該電子ペーパーEPを投入するだけで、ドキュメントデータを所望のファイルに纏める操作を行うことができる。
したがって、箱や棚に文書を纏めて整理するといった行動を直感させる処置を行うことで、ストッカ装置51に投入された電子ペーパーEPに係るドキュメントデータをメモリ上でファイリングすることができる。
図5には、上記のような電子ペーパーEPを用いた本発明に係るドキュメント管理システムの他の一例を示してある。
本例では、ドキュメントIDを識別情報として用いて、ドキュメントデータにユーザが既に閲覧したことやドキュメント内容を承認したことを示すマークを付与する処理を説明する。なお、図1に示した例と同様な部分については、同一符号を付して重複する説明は割愛する。
本例のドキュメントDB53には、ドキュメントデータ及びドキュメントIDに対応付けてフラグ等の承認マークを記憶する記憶領域53dが設けられており、また、サーバ52のドキュメントデータ管理手段52aは、ストッカ装置51に投入された電子ペーパーEPが表示するドキュメントに該当するドキュメントデータに承認マークを付加する機能を有している。
なお、承認マーク53dが付加されたドキュメントデータに基づいて、出力装置50により電子ペーパーEPにドキュメント画像を表示保持させて出力する場合には、例えば図6に示すように、ドキュメント出力管理手段52bが承認マーク53dに基づいて承認印画像53Dを生成し、ドキュメント画像とともに承認印53Dを電子ペーパーの表示部2(12)に表示保持させる。
本例のドキュメント管理システムによれば、表示部2(12)にドキュメントデータが表示保持され、メモリ6(16)にドキュメント画像が表示保持された電子ペーパーEPをストッカ装置51に投入すると、当該ストッカ装置51の読み取り手段51aが投入された電子ペーパーEPから表示保持しているドキュメントのIDを取得してドキュメントデータ管理手段52aに送信する。
サーバ52では、読み取り手段51aから入力されたドキュメントIDに基づいて、ドキュメントデータ管理手段52aがドキュメントDB53を検索し、ドキュメントDB53内で当該ドキュメントIDに該当するドキュメントデータに承認マーク53dを付与する。
したがって、電子ペーパーEPに表示保持されたドキュメントを閲覧したユーザは、ストッカ装置51に当該電子ペーパーEPを投入するだけで、ドキュメントデータに承認済みや閲覧済みといったマークを付与して整理することができ、箱や棚に文書を投入するといった行動を直感させる処置を行うことで、ストッカ装置51に投入された電子ペーパーEPに係るドキュメントデータを整理することができる。
なお、承認したユーザを識別するために、複数のストッカ装置51を複数のユーザ毎に設けておき、各ストッカ装置51はサーバ52への信号線を違える或いは送信するドキュメントIDに自己の識別データを付加する等といった方法で、いずれのストッカ装置51によって読み取られたドキュメントIDであるかをドキュメントデータ管理手段52aが識別できるようにして、承認マーク53dがいずれユーザによるものかを識別するようにしてもよい。或いは、電子ペーパーのメモリ6(16)に電子ペーパーの使用者であるユーザIDを格納しておき、ストッカ装置51の読み取り手段51aがこのユーザIDを取得してサーバ52に送信するようにし、ドキュメントデータ管理手段52aが承認マーク53dをいずれユーザによるものかを識別するようにしてもよい。
このように承認ユーザを識別した承認マークとすることで、ドキュメント出力管理手段52bが承認マーク53dに基づいて承認ユーザの名前やIDを含む承認印画像53Dを生成し、ドキュメント画像とともに承認印53Dを電子ペーパーの表示部2(12)に表示保持させるようにしてもよい。
本発明の一例に係るドキュメント管理システムを示す図である。 本発明の一例に係る出力装置を示す図である。 本発明の一例に係るドキュメントデータの記憶構成を示す図である。 本発明の他の一例に係るドキュメント管理システムを示す図である。 本発明の他の一例に係るドキュメント管理システムを示す図である。 本発明の一例に係る電子ペーパーの表示例を示す図である。 光書き込み型電子ペーパーを示す図である。 光書き込み型電子ペーパーの使用方法を説明する図である。 光書き込み型電子ペーパーの動作原理を説明する図である。 光書き込み型電子ペーパーの構造を説明する図である。 自己書き込み型電子ペーパーを示す図である。 自己書き込み換え型電子ペーパーの動作原理を説明する図である。 自己書き込み型電子ペーパーの構造を説明する図である。 電子ペーパーの他の例を示す図である。
符号の説明
EP:表示記録媒体(電子ペーパー)、 2:表示部、
3:処理部、 4:電極、
5:無線部、 6:メモリ、
7:バッテリ、 12:表示部、
13:処理部、 14:ドライバ、
15:無線部、 16:メモリ、
17:バッテリ、 50:出力装置(プリンタ)、
51a:通信手段、 51:ストッカ装置、
51a:読み取り手段、 51b:消去手段、
52:サーバ、 52a:ドキュメントデータ管理手段、
52bドキュメント出力管理手段、 53:ドキュメントデータベース、
53a〜53c:ファイル、 53d:承認マーク、

Claims (7)

  1. ドキュメント画像を無電源状態で表示保持する表示部と、当該ドキュメント画像を特定するために用いる識別情報を保持する記憶部とを有した表示記録媒体を利用して、前記ドキュメント画像に対応するドキュメントデータに所定の処理を施すドキュメント管理システムであって、
    前記表示記録媒体に表示保持されたドキュメント画像に対応するドキュメントデータを記憶するドキュメント記憶手段と、
    前記表示記録媒体が投入されるストッカ装置に設けられ、投入された前記表示記録媒体から前記識別情報を取得する情報読み取り手段と、
    ドキュメント消去用に設置されたストッカ装置に投入された前記表示記録媒体から取得された前記識別情報に基づいて、前記ドキュメント記憶手段に記憶されている該当するドキュメントデータを前記ドキュメント記憶手段から消去する処理又は当該識別情報と前記ドキュメント記憶手段に記憶されている該当するドキュメントデータとの関連付けを解除する処理を行い、前記ドキュメント記憶手段におけるドキュメントデータを分類する複数のファイルに対応して複数設置されたストッカ装置に投入された前記表示記録媒体から取得された前記識別情報に基づいて、前記ドキュメント記憶手段に記憶されている該当するドキュメントデータを前記表示記録媒体が投入されたストッカ装置に対応するファイルに記憶させる処理を行い、キュメント承認又は閲覧済み用に設置されたストッカ装置に投入された前記表示記録媒体から取得された前記識別情報に基づいて、前記ドキュメント記憶手段に記憶されている該当するドキュメントデータに承認又は閲覧済みを示すマークを付加する処理を行うドキュメント処理手段と、
    を備えたことを特徴とするドキュメント管理システム。
  2. 請求項1に記載のドキュメント管理システムにおいて、
    前記表示記録媒体の表示部は、消去電圧の印加又は画像の上書きにより表示保持しているドキュメント画像を消去可能であり、
    前記ドキュメント消去用に設置されたストッカ装置は、投入された表示記録媒体に対して消去電圧の印加又は画像の上書きを行って表示保持しているドキュメント画像を消去する消去手段を有していることを特徴とするドキュメント管理システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のドキュメント管理システムにおいて、
    出力指示に応じて前記ドキュメント記憶手段に記憶されたドキュメントデータを読み出す出力管理手段と、
    前記読み出されたドキュメントデータに基づいて、前記表示記録媒体の表示部にドキュメント画像を表示保持させて出力する出力手段と、を備えたことを特徴とするドキュメント管理システム。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のドキュメント管理システムにおいて、
    外部から入力されたドキュメントデータに基づいて、前記表示記録媒体の表示部にドキュメント画像を表示保持させて出力する出力手段と、
    前記出力手段から前記ドキュメントデータを取得し、当該ドキュメントデータを前記ドキュメント記憶手段に記憶させる出力管理手段と、を備えたことを特徴とするドキュメント管理システム。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のドキュメント管理システムにおいて、
    前記表示記録媒体は、前記記憶部として前記識別情報を電子データとして保持するメモリを有するとともに、当該識別情報を前記情報読み取り手段が受信可能に送信する無線通信手段を有しており、
    前記表示記録媒体と前記情報読み取り手段との間で無線通信により前記識別情報が送受信されることを特徴とするドキュメント管理システム。
  6. ドキュメント画像を無電源状態で表示保持するとともに当該ドキュメント画像を特定するために用いる識別情報を記憶部に保持する表示記録媒体が投入されるストッカ装置と、前記表示記録媒体に表示保持されたドキュメント画像に対応するドキュメントデータを記憶するドキュメント記憶装置と、前記ドキュメント画像に対応するドキュメントデータに所定の処理を施すドキュメント処理装置とを備えたドキュメント管理システムによるドキュメント管理方法であって、
    前記ストッカ装置が、投入された前記表示記録媒体から前記識別情報を取得し、
    前記ドキュメント処理装置が、ドキュメント消去用に設置されたストッカ装置に投入された前記表示記録媒体から取得された前記識別情報に基づいて、前記ドキュメント記憶手段に記憶されている該当するドキュメントデータを前記ドキュメント記憶手段から消去する処理又は当該識別情報と前記ドキュメント記憶手段に記憶されている該当するドキュメントデータとの関連付けを解除する処理を行い、前記ドキュメント記憶手段におけるドキュメントデータを分類する複数のファイルに対応して複数設置されたストッカ装置に投入された前記表示記録媒体から取得された前記識別情報に基づいて、前記ドキュメント記憶手段に記憶されている該当するドキュメントデータを前記表示記録媒体が投入されたストッカ装置に対応するファイルに記憶させる処理を行い、キュメント承認又は閲覧済み用に設置されたストッカ装置に投入された前記表示記録媒体から取得された前記識別情報に基づいて、前記ドキュメント記憶手段に記憶されている該当するドキュメントデータに承認又は閲覧済みを示すマークを付加する処理を行う、
    ことを特徴とするドキュメント管理方法。
  7. 表示部にドキュメント画像を表示保持させるとともに記憶部に当該ドキュメントを特定するために用いる識別情報を保持させて、当該表示部及び記憶部を有する表示記録媒体を出力する出力装置と、前記表示記録媒体が投入されるストッカ装置と、前記表示記録媒体に表示保持されたドキュメント画像に対応するドキュメントデータを記憶するドキュメント記憶装置と、前記ドキュメント画像に対応するドキュメントデータに所定の処理を施すドキュメント処理装置とを備えたドキュメント管理システムによるドキュメント管理方法であって、
    前記出力装置が、前記表示記録媒体の表示部にドキュメント画像を表示保持させるとともに当該表示記録媒体の記憶部に当該ドキュメント画像を特定するために用いる識別情報を保持させ、
    前記ストッカ装置が、投入された前記表示記録媒体から前記識別情報を取得し、
    前記ドキュメント処理装置が、ドキュメント消去用に設置されたストッカ装置に投入された前記表示記録媒体から取得された前記識別情報に基づいて、前記ドキュメント記憶手段に記憶されている該当するドキュメントデータを前記ドキュメント記憶手段から消去する処理又は当該識別情報と前記ドキュメント記憶手段に記憶されている該当するドキュメントデータとの関連付けを解除する処理を行い、前記ドキュメント記憶手段におけるドキュメントデータを分類する複数のファイルに対応して複数設置されたストッカ装置に投入された前記表示記録媒体から取得された前記識別情報に基づいて、前記ドキュメント記憶手段に記憶されている該当するドキュメントデータを前記表示記録媒体が投入されたストッカ装置に対応するファイルに記憶させる処理を行い、キュメント承認又は閲覧済み用に設置されたストッカ装置に投入された前記表示記録媒体から取得された前記識別情報に基づいて、前記ドキュメント記憶手段に記憶されている該当するドキュメントデータに承認又は閲覧済みを示すマークを付加する処理を行う、
    ことを特徴とするドキュメント管理方法。
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