JP2007192862A - 電子ペーパシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像を無電源状態で表示保持する表示部を有する電子ペーパに、表示した画像を再利用できるようにする。
【解決手段】 ドキュメントデータから生成して電子ペーパに表示した表示用画像を当該ドキュメントデータ又は当該電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けて画像ログ保持手段43に蓄積保持しておき、情報処理装置41が備える出力手段58により画面表示出力や印刷出力等を行う。また、出力手段58は情報処理装置41が備える画像生成手段57に表示用画像を提供する機能を有しており、画像生成手段57は提供された表示用画像を用いて新たな表示用画像を生成し、情報処理装置41に付設された電子ペーパプリンタ42によって当該新たな表示用画像を電子ペーパEPの表示部2に書き込む。
【選択図】 図1
【解決手段】 ドキュメントデータから生成して電子ペーパに表示した表示用画像を当該ドキュメントデータ又は当該電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けて画像ログ保持手段43に蓄積保持しておき、情報処理装置41が備える出力手段58により画面表示出力や印刷出力等を行う。また、出力手段58は情報処理装置41が備える画像生成手段57に表示用画像を提供する機能を有しており、画像生成手段57は提供された表示用画像を用いて新たな表示用画像を生成し、情報処理装置41に付設された電子ペーパプリンタ42によって当該新たな表示用画像を電子ペーパEPの表示部2に書き込む。
【選択図】 図1
Description
本発明は、表示部に画像を無電源状態で表示保持する電子ペーパを利用する技術に関し、特に、電子ペーパに書き込んだ表示用画像を蓄積保持する技術に関する。
コンピュータを利用して、画像やテキスト等の様々なメディアの電子データを扱って、ドキュメントの作成、編集、閲覧等がなされている。
このような電子データドキュメントの閲覧方法は、一般的に、コンピュータのディスプレイ画面にドキュメントの画像を表示する、或いは、プリンタによりドキュメントの画像を紙媒体である用紙に印刷することにより行われている。
このような電子データドキュメントの閲覧方法は、一般的に、コンピュータのディスプレイ画面にドキュメントの画像を表示する、或いは、プリンタによりドキュメントの画像を紙媒体である用紙に印刷することにより行われている。
近年では、用紙にとって代わることが可能なドキュメント閲覧のための媒体として、用紙の如く柔軟な薄型で画像を無電源状態で表示保持することができる電子ペーパが開発されている。
電子ペーパは、無電源状態で情報画像を表示保持する表示部を有した装置であり、その表示部への情報画像の書き込み形式で大別すると、電子データに基づいて自己で画像を表示部に書き込みする機能を有する自己書き込み型電子ペーパと、投影転写や熱転写等で書き込まれる画像を表示部に保持する転写書き込み型電子ペーパとがある。
電子ペーパは、無電源状態で情報画像を表示保持する表示部を有した装置であり、その表示部への情報画像の書き込み形式で大別すると、電子データに基づいて自己で画像を表示部に書き込みする機能を有する自己書き込み型電子ペーパと、投影転写や熱転写等で書き込まれる画像を表示部に保持する転写書き込み型電子ペーパとがある。
このような電子ペーパは、用紙と異なって表示部に表示保持した画像を消去したり上書きすることが可能であり、繰り返し使用することができることから紙資源の節約等の観点からも利用促進が望まれている。
電子ペーパは、画像が書き換え可能なため繰り返し使用できる反面、画像を書き換えることによって過去に書き込んだ画像が失われてしまうため、例えば、用紙に印刷出力した場合のように過去に印刷した内容を後で確認するということは、電子ペーパでは行うことが出来なかった。
本発明は、上記従来の事情に鑑みなされたものであり、電子ペーパに表示した画像を後で確認したり再利用したりできるようにすることを目的としている。
本発明は、画像を無電源状態で表示保持する表示部を有する電子ペーパを用いた電子ペーパシステムであって、ドキュメントデータから生成して電子ペーパに表示した表示用画像を当該ドキュメントデータ又は当該電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けて蓄積保持する画像ログ保持手段と、蓄積保持された表示用画像を出力する出力手段と、を備えている。
したがって、ドキュメントデータから過去に生成した表示用画像をディスプレイに表示出力したり用紙に印字出力したりすることで、ユーザは、該当する過去時点のドキュメントデータに基づいて生成した表示用画像を確認できる。また、電子ペーパに過去に書き込んだ表示用画像をディスプレイに表示出力したり用紙に印字出力したりすることで、ユーザは、該当する電子ペーパに過去に表示した表示用画像を確認できる。すなわち、紙媒体に印刷出力した場合と同様に、過去の表示用画像を遡って確認できる。
そして、例えば、ドキュメントデータへの操作(例えば、新規作成、編集、消去、表示出力、印字出力等)を示す操作名、操作に用いた情報処理装置の名称、操作日時、等の付加情報の画像を含めた表示用画像を生成して蓄積しておくことで、いつ、どの情報処理装置を用いて、どのドキュメントデータに対して、どのような操作を行ったか、といった過去になされた作業内容を確認することができる。
また、例えば、表示用画像の生成日時を当該表示用画像に対応付けて蓄積しておき、所望のドキュメントデータに係る表示用画像を生成日時順に並べて一覧出力することで当該ドキュメントデータを用いてなされた作業の経緯を把握することができ、また、例えば、表示用画像の電子ペーパへの書込日時を当該表示用画像に対応付けて蓄積しておき、所望の電子ペーパに係る表示用画像を書込日時順に並べて一覧出力することで当該電子ペーパを用いてなされた作業の経緯を把握することができる。
また、本発明の電子ペーパシステムは、蓄積保持しておいた表示用画像を新たな表示用画像の生成に利用することができる。
すなわち、出力手段が、処理対象のドキュメントデータ又は処理対象の電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けられた表示用画像を新たな表示用画像の生成のために電子データとして出力し、電子ペーパシステムが、出力された表示用画像を用いて新たな表示用画像を生成する画像生成手段と、生成された新たな表示用画像を処理対象の電子ペーパに書き込んで表示させる画像書込手段とを更に備える。
すなわち、出力手段が、処理対象のドキュメントデータ又は処理対象の電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けられた表示用画像を新たな表示用画像の生成のために電子データとして出力し、電子ペーパシステムが、出力された表示用画像を用いて新たな表示用画像を生成する画像生成手段と、生成された新たな表示用画像を処理対象の電子ペーパに書き込んで表示させる画像書込手段とを更に備える。
したがって、ユーザは電子ペーパを見て、処理対象のドキュメントデータから過去に生成された表示用画像や、処理対象の電子ペーパに過去に表示された表示用画像の内容を確認でき、表示用画像中に上述したような付加情報を含めることで作業内容の確認も行える。また、該当する過去の表示用画像を一覧表示させて、ドキュメントデータを用いて行った作業の経緯や、電子ペーパを用いて行った作業の経緯を、電子ペーパを見て把握できるようにしてもよい。
過去の表示用画像を用いて新たな表示用画像を生成する場合には、その画像を縮小して用いることが好ましく、このような縮小画像を用いることで、例えば、カードサイズの電子ペーパのように表示可能な画像サイズが限られている場合でも、その限られた画像サイズ内で他の情報を併せて表示することができる。
なお、縮小画像は、電子ペーパの表示部にほぼいっぱいに表示される表示用画像が通常のサイズであるのに対して、当該通常サイズより小さくした画像であり、その縮小度は必要に応じて任意である。
なお、縮小画像は、電子ペーパの表示部にほぼいっぱいに表示される表示用画像が通常のサイズであるのに対して、当該通常サイズより小さくした画像であり、その縮小度は必要に応じて任意である。
新たな表示用画像としては、例えば、画像ログ保持手段がドキュメントデータに関連付けて表示用画像を蓄積保持している場合には、処理対象のドキュメントデータから生成する縮小画像と、電子データとして出力された当該ドキュメントデータから過去(例えば、ドキュメント登録時、前回のドキュメント修正時等)に生成した表示用画像の縮小画像と、を対比した画像を新たな表示用画像としたり、処理対象のドキュメントデータの状態(例えば「修正あり」「消去済み」等)を説明する画像と、電子データとして出力された当該ドキュメントデータから過去に生成した表示用画像の縮小画像と、を合成した画像を新たな表示用画像とすることができる。
また、例えば、新たな表示用画像の生成においてドキュメントデータが前回の表示用画像生成時から変更されていない場合には、新たな表示用画像は前回生成した表示用画像と同じでよいため、前回生成して画像ログ保持手段に蓄積保持させておいた表示用画像をそのまま用いることで、画像生成処理に要する時間を短縮できる。
また、処理対象のドキュメントデータ及び処理対象の電子ペーパは、キーボードやマウス等の入力機器により指定入力させる機能をシステムに設けてユーザに入力させることができるが、表示用画像を電子ペーパに書き込む度に入力させるのはユーザにとって負担であるため、電子ペーパにデータの記憶機能を設けて電子ペーパに保持できるようにすることが好ましい。
すなわち、電子ペーパに、当該電子ペーパをドキュメントデータに関連付けるための関連付け情報(例えば、ドキュメントデータの格納先URL、ドキュメントID)又は当該電子ペーパの識別情報(例えば、電子ペーパID)の少なくともいずれか一方の情報を記憶保持する記憶部を設け、電子ペーパシステムが、電子ペーパの記憶部から読み取った情報に基づいて、処理対象のドキュメントデータ又は処理対象の電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けられた表示用画像を特定する特定手段を更に備え、特定された表示用画像を出力手段により出力させるようにして、当該表示用画像を用いて新たな表示用画像を生成して電子ペーパに書き込み表示させる。
これにより、電子ペーパの記憶部にアクセスすることで新たな表示用画像の生成に用いることができる過去の表示用画像を特定でき、ユーザに毎回指定させる必要がなくなるためユーザ負担が軽減される。
これにより、電子ペーパの記憶部にアクセスすることで新たな表示用画像の生成に用いることができる過去の表示用画像を特定でき、ユーザに毎回指定させる必要がなくなるためユーザ負担が軽減される。
本発明の電子ペーパシステムは、種々な構成により実現することができる。
例えば、情報処理装置とドキュメント管理装置とログ管理装置とを用いてシステムを構成し、ログ管理装置が、ドキュメント管理装置で管理するドキュメントデータから生成して電子ペーパに表示した表示用画像を当該ドキュメントデータ又は当該電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けて蓄積保持する画像ログ保持手段を備え、情報処理装置が、処理対象のドキュメントデータ又は処理対象の電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けられた表示用画像を画像ログ保持手段から取得して出力する出力手段と、出力された表示用画像を用いて新たな表示用画像を生成する画像生成手段と、生成された新たな表示用画像を処理対象の電子ペーパに書き込んで表示させる画像書込手段と、を備える。
例えば、情報処理装置とドキュメント管理装置とログ管理装置とを用いてシステムを構成し、ログ管理装置が、ドキュメント管理装置で管理するドキュメントデータから生成して電子ペーパに表示した表示用画像を当該ドキュメントデータ又は当該電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けて蓄積保持する画像ログ保持手段を備え、情報処理装置が、処理対象のドキュメントデータ又は処理対象の電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けられた表示用画像を画像ログ保持手段から取得して出力する出力手段と、出力された表示用画像を用いて新たな表示用画像を生成する画像生成手段と、生成された新たな表示用画像を処理対象の電子ペーパに書き込んで表示させる画像書込手段と、を備える。
また、例えば、情報処理装置とドキュメント管理装置とを用いてシステムを構成し、ドキュメント管理装置が、自装置で管理するドキュメントデータから生成して電子ペーパに表示した表示用画像を当該ドキュメントデータ又は当該電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けて蓄積保持する画像ログ保持手段を備え、情報処理装置が、処理対象のドキュメントデータ又は処理対象の電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けられた表示用画像を画像ログ保持手段から取得して出力する出力手段と、出力された表示用画像を用いて新たな表示用画像を生成する画像生成手段と、生成された新たな表示用画像を処理対象の電子ペーパに書き込んで表示させる画像書込手段と、を備える。
また、例えば、情報処理装置とドキュメント管理装置とを用いてシステムを構成し、情報処理装置が、ドキュメント管理装置で管理するドキュメントデータから生成して電子ペーパに表示した表示用画像を当該ドキュメントデータ又は当該電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けて蓄積保持する画像ログ保持手段と、処理対象のドキュメントデータ又は処理対象の電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けられた表示用画像を画像ログ保持手段から取得して出力する出力手段と、出力された表示用画像を用いて新たな表示用画像を生成する画像生成手段と、生成された新たな表示用画像を処理対象の電子ペーパに書き込んで表示させる画像書込手段と、を備える。
上記例示した各システム構成では、情報処理装置が表示用画像を生成して電子ペーパへ書き込んでいるが、情報処理装置は表示用画像を生成して当該情報処理装置に付設される電子ペーパプリンタに提供し、当該電子ペーパプリンタが受け取った表示用画像を電子ペーパへ書き込む構成としてもよい。
また、本発明は、上記のような電子ペーパシステムとして実現する他、電子ペーパシステムを構成する情報処理装置、当該情報処理装置をコンピュータに実行させることにより構成するプログラム、電子ペーパシステムを構成するログ管理装置、当該ログ管理装置をコンピュータに実行させることにより構成するプログラム、電子ペーパシステムにより実施される方法としても実現することができる。
本発明によると、ドキュメントデータから生成して電子ペーパに表示した表示用画像を蓄積して出力できるようにしたため、電子ペーパの画像を書き換えた後であっても、ユーザは書き換え前に表示されていた表示用画像を出力することで過去の表示内容を把握することができ、過去に行った作業を確認できる。
また、蓄積しておいた表示用画像を用いて新たな表示用画像を生成できるため、ユーザは電子ペーパを見て過去に行った作業を確認できる。
また、蓄積しておいた表示用画像を用いて新たな表示用画像を生成できるため、ユーザは電子ペーパを見て過去に行った作業を確認できる。
本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
まず、本発明に使用することができる電子ペーパについて、図15〜図21を参照して具体的に説明する。
電子ペーパEPには、表示保持する画像の記録方式で、例えば、図15〜図18に示す外部書き込み型と、図19〜図21に示す自己書き換え型があり、いずれの形式にあっても電子ペーパと称せられるように紙の様に薄型の情報記録保持装置である。
まず、本発明に使用することができる電子ペーパについて、図15〜図21を参照して具体的に説明する。
電子ペーパEPには、表示保持する画像の記録方式で、例えば、図15〜図18に示す外部書き込み型と、図19〜図21に示す自己書き換え型があり、いずれの形式にあっても電子ペーパと称せられるように紙の様に薄型の情報記録保持装置である。
図15(a)には、外部書き込み型の一例としての光書き込み型電子ペーパEPを正面視して示し、同図(b)には当該光書き込み型電子ペーパEPを側面視で示してある。なお、図示の電子ペーパEPは画像を無電源状態で表示保持する表示部2とドキュメントデータのURL等といった電子データの処理を司る処理部3とを有しており、同図(a)には処理部3に内蔵されている諸機能部も表してある。
光書き込み型電子ペーパEPは、例えば、JIS規格で規定されるカードやA4版の用紙のような大きさのフレキシブルな薄型であり、大部分の面積を占める表示部2の一片に処理部3が設けられている。なお、表示部2の大きさは任意であり、後述するようにタグやカードとして用いる場合には、用途に応じた大きさのものとされる。
光書き込み型電子ペーパEPは、例えば、JIS規格で規定されるカードやA4版の用紙のような大きさのフレキシブルな薄型であり、大部分の面積を占める表示部2の一片に処理部3が設けられている。なお、表示部2の大きさは任意であり、後述するようにタグやカードとして用いる場合には、用途に応じた大きさのものとされる。
処理部3には、後述するように表示部2を駆動する電圧を印加するための書き込み用電極4、外部と無線通信するための無線部5、電子データを読み書き自在に保持するメモリ6、メモリ6へのアクセス等の処理を行うプロセッサ7、プロセッサ7や無線部5等の駆動電力を供給するバッテリ8が設けられている。
光書き込み型電子ペーパEPは、外部の無線装置(後述する例では、電子ペーパプリンタ)と無線部5で無線通信することにより電子データを送受信し、また、これら電子データをメモリ6に保持することができる。
なお、図示の例では、比較的高級なデータ処理機能を有する処理部3を示したが、データを無線通信する機能とデータを記憶する機能とを比較的簡単な構成で備えた公知のRFIDを処理部3として用いるようにしてもよい。
光書き込み型電子ペーパEPは、外部の無線装置(後述する例では、電子ペーパプリンタ)と無線部5で無線通信することにより電子データを送受信し、また、これら電子データをメモリ6に保持することができる。
なお、図示の例では、比較的高級なデータ処理機能を有する処理部3を示したが、データを無線通信する機能とデータを記憶する機能とを比較的簡単な構成で備えた公知のRFIDを処理部3として用いるようにしてもよい。
光書き込み型電子ペーパEPは、例えば、図16に示すように液晶パネル9に書き込もうとする画像を表示し、電極4に外部電源から電圧を印加しながら光書き込み型電子ペーパEPを液晶パネル9に重ねて光を照射することにより、液晶パネル9に表示させた画像を表示部2に転写して記憶させることができる。要は、光書き込み型電子ペーパEPは電極4に電圧を印加することで投影された画像を表示部2に転写し、電極4に印加した電圧を除去した後も当該画像を表示状態で保持し続ける機能を有している。
なお、このような光書き込み型電子ペーパEPを用いる場合には、後述する電子ペーパプリンタは、電極4への電圧印加部、液晶パネル9、光照射部といった光書き込みに必要な手段を備えている。例えば、このような電子ペーパプリンタとして、特開2004−106495号公報に記載されるプリンタを用いることができる。
なお、このような光書き込み型電子ペーパEPを用いる場合には、後述する電子ペーパプリンタは、電極4への電圧印加部、液晶パネル9、光照射部といった光書き込みに必要な手段を備えている。例えば、このような電子ペーパプリンタとして、特開2004−106495号公報に記載されるプリンタを用いることができる。
光書き込み型電子ペーパEPは、表示部2の断面構造を表す図18に示すように、複写機に利用されている有機光導電性材料の層(有機光導電層)10と液晶表示材料の層(マイクロカプセル化したコレステリック液晶層)11とを組み合わせ、これら層を表裏一対の透明電極12で挟み、この積層体を表裏一対の透明な基材フィルム13で挟んだ構造となっている。なお、この構成では、コレステリック液晶層11が光を反射する白表示と、光が液晶層11を透過しコレステリック液晶層11と有機光導電層10との間に設けられた黒色層14で吸収される黒表示のモノクロ画像表示が可能である。さらにコレステリック液晶には螺旋ピッチに応じたカラー光を干渉反射するという特性があるので、コレステリック液晶層11を螺旋ピッチの異なる液晶を積層した構成にすることにより、簡単な構造でカラー表示を実現することも可能である。
そして、光書き込み型電子ペーパEPは、表示部2の動作原理を表す図17に示すように、例えば画像書込み用の調光素子パネル(発光パネル)9に転写する画像を表示して表示部2に投影し、電極4に電圧を印加すると、光の強弱を瞬時に反射濃度に変換して当該投影画像を保持する。そして、電極4に消去電圧を印加することにより表示部2に保持された画像情報を消去することができ、光書き込み型電子ペーパEPは書き込みと消去を繰り返して幾度も再使用することができる。
なお、光書き込み型電子ペーパEPはこのような消去処理を行わずに、上記のように電極4に電圧を印加して新たな画像を投影することにより、表示部2に保持されている画像情報を上書きすることもでき、このような上書き処理によっても幾度も再使用することができる。
なお、光書き込み型電子ペーパEPはこのような消去処理を行わずに、上記のように電極4に電圧を印加して新たな画像を投影することにより、表示部2に保持されている画像情報を上書きすることもでき、このような上書き処理によっても幾度も再使用することができる。
また、外部書き込み型電子ペーパの他の例として、表示部2を公知のように感熱記録構造として、電子ペーパプリンタに備えられた感熱記録ヘッドによって画像を表示部2に熱記録して表示保持させるものもある。
なお、後述する実施例のシステムでは、このような感熱記録型電子ペーパをJIS規格のカードサイズとして構成し、処理部3としてRFIDを備えたカード型電子ペーパEPを用いている。
なお、後述する実施例のシステムでは、このような感熱記録型電子ペーパをJIS規格のカードサイズとして構成し、処理部3としてRFIDを備えたカード型電子ペーパEPを用いている。
図19(a)には自己書き込み型電子ペーパEPを正面視して示し、同図(b)には当該自己書き込み型電子ペーパEPを側面視で示してある。図示の電子ペーパEPは画像を表示保持する表示部22と電子データの処理を司る処理部23とを有しており、同図(a)には処理部23に内蔵されている諸機能部も表してある。
自己書き換え型電子ペーパEPは、例えば上記と同様にJIS規格カードのような大きさのフレキシブルな薄型表示記録装置であり、大部分の面積を占める表示部22の一片に処理部23が設けられている。なお、表示部22の大きさは用途に応じた大きさのものとされる。また、表示部22と処理部23とを着脱可能として、例えばクリップ形式の処理部23を表示部22に装着して接続することにより電子ペーパEPを構成するようにしてもよい。
自己書き換え型電子ペーパEPは、例えば上記と同様にJIS規格カードのような大きさのフレキシブルな薄型表示記録装置であり、大部分の面積を占める表示部22の一片に処理部23が設けられている。なお、表示部22の大きさは用途に応じた大きさのものとされる。また、表示部22と処理部23とを着脱可能として、例えばクリップ形式の処理部23を表示部22に装着して接続することにより電子ペーパEPを構成するようにしてもよい。
処理部23には、後述するように表示部22を駆動するドライバ24、電子ペーパプリンタ等の外部と無線通信するための無線部25、電子データを読み書き自在に保持するメモリ26、電子データの処理を行うプロセッサ27、プロセッサ27等の機能手段に動作電力を供給するバッテリ28が設けられている。
このような自己書き込み型電子ペーパEPは、外部の無線装置(電子ペーパプリンタ等)と無線部25で無線通信することにより表示画像の電子データを送受信し、メモリ26に保持することができる。
そして、自己書き込み型電子ペーパEPは、プロセッサ27の制御の下にドライバ24を駆動して、メモリ26に保持した電子データに基づいて表示部22に表示保持する画像を書き換え表示することができ、ドライバ24の駆動電力を除去しても表示部22に画像を表示状態で保持し続ける機能を有している。
そして、自己書き込み型電子ペーパEPは、プロセッサ27の制御の下にドライバ24を駆動して、メモリ26に保持した電子データに基づいて表示部22に表示保持する画像を書き換え表示することができ、ドライバ24の駆動電力を除去しても表示部22に画像を表示状態で保持し続ける機能を有している。
自己書き込み型電子ペーパEPは、表示部22の断面構造を表す図21に示すように、複写機にトナーとして利用されている微細な着色粒子(図示の例では、白色粒子31と黒色粒子32)を少なくとも表面側が透明な表裏一対の電極33間に封入し、これを少なくとも表面側が透明な表裏一対のフィルム基板34で挟んだ構造となっている。着色粒子31、32が自由に移動できるように電極層33間は空気層となっており、また、マトリックス状の電極層33には着色粒子31、32との接触を防止する絶縁層35が設けられている。なお、カラーフィルターを用いることにより、簡単な構造でカラー表示を実現することも可能である。
そして、自己書き込み型電子ペーパEPは、表示部22の動作原理を表す図20に示すように、電極33に電圧を印加していない状態(但し、電極33は前回の駆動時の極性に帯電している)では、負(マイナス)に帯電した白色粒子31は裏面側に溜まる一方、正(プラス)に帯電した黒色粒子32は表面側に溜まり、表示部22を表面側から目視すると表示部22は黒色な状態となる。そして、電子データに基づいてドライバ24が動作して表示する画像に応じたマトリックスの所要部の電極極性を反転させると、白色粒子31と黒色粒子32との位置関係が入れ替わって、表示部22に白色粒子31と黒色粒子32とのコントラストによる画像が表示される。なお、異なる電子データに基づいてドライバ24を動作させることにより、白色粒子31と黒色粒子32とのコントラストにより表示部22に表示される画像情報を切り換えることができ、幾度も再使用することができる。
図1には、本発明の一例に係る電子ペーパシステムの全体構成例を示してある。
本例のシステムは、ドキュメント管理サーバ(ドキュメント管理装置)40と、情報処理装置41と、ログ管理サーバ(ログ管理装置)44をネットワークNで接続し、各情報処理装置41に電子ペーパプリンタ42を付設した構成を有している。
本例のシステムは、ドキュメント管理サーバ(ドキュメント管理装置)40と、情報処理装置41と、ログ管理サーバ(ログ管理装置)44をネットワークNで接続し、各情報処理装置41に電子ペーパプリンタ42を付設した構成を有している。
ドキュメント管理サーバ40は、ドキュメントデータをそれぞれURLで識別して格納するドキュメントデータベースを有しており、情報処理装置41から受信したドキュメントデータを格納管理し、情報処理装置41からの要求に応じて該当するドキュメントデータを当該情報処理装置41に送信する。
情報処理装置41として図示の例では、スキャナ機能、複写機能、FAX機能等を複合的に備えた複合機(MF)と、パーソナルコンピュータ(PC)が用いられており、書き込み手段として各情報処理装置41に付設されている電子ペーパプリンタ42によって電子ペーパEPに表示用画像を書き込み、また、当該表示用画像をログ管理サーバ44に送信して蓄積保持させている。
本例のシステムでは、転写書き込み型の電子ペーパ(カード)EPを用いており、図5に示すように、電子ペーパカードEPに設けられたRFID3に、当該電子ペーパカードEPに予め設定されたEPID(電子ペーパの識別情報)と当該電子ペーパカードEPに関連付けられたドキュメントデータのURL(ドキュメントデータの格納先情報)とを記憶している。
電子ペーパプリンタ42は、装填された電子ペーパカードEPのRFID3からEPID及びURLを読み取って情報処理装置41に提供し、情報処理装置41により生成された表示用画像を受け取って電子ペーパカードの表示部2へ書き込み保持させる。また、表示用画像とともにURLを受け取ってRFID3に記憶保持させており、これにより、電子ペーパカードEPとドキュメントデータとの関係が更新される。
ログ管理サーバ44は、URL及びEPIDに関連付けて表示用画像を蓄積保持する画像ログ保持手段43を有しており、画像ログ保持手段43は、情報処理装置41から表示用画像とともにURL及びEPIDを受信して、これらに関連付けて表示用画像を蓄積保持し、情報処理装置41からの要求に応じて該当する表示用画像を情報処理装置41に送信する。
なお、図1では、ログ管理サーバ44に画像ログ保持手段43を備えているが、図2に示すようにドキュメント管理サーバ40に備えるようにしたり、或いは、図3に示すように各情報処理装置41に備えるようにしてもよく、各情報処理装置41が必要とする表示用画像を取得できるように設けられていればよい。
また、図3のように各情報処理装置41が画像ログ保持手段43を備える場合は、各情報処理装置41は、自装置が生成した表示用画像をその生成に用いたドキュメントデータのURL及び当該表示用画像を書き込んだ電子ペーパカードEPのEPIDに対応付けて画像ログ保持手段43に蓄積保持するとともに、当該URL及びEPID及び表示用画像を他の情報処理装置41へ送信し、また、他の情報処理装置41から受信したURL及びEPID及び表示用画像を画像ログ保持手段43に蓄積保持することが好ましい。
これにより、各情報処理装置41間で画像ログ保持手段43の保持内容が同期されるため、或る情報処理装置41で生成した表示用画像Gを他の情報処理装置41で利用できるようになる。
これにより、各情報処理装置41間で画像ログ保持手段43の保持内容が同期されるため、或る情報処理装置41で生成した表示用画像Gを他の情報処理装置41で利用できるようになる。
本例の画像ログ保持手段43は、図6(a)に示すような画像生成ログと、同図(b)に示すような画像表示ログとを蓄積保持している。
画像生成ログは、表示用画像を特定する「画像ID」、当該表示用画像の生成に用いたドキュメントデータの格納先を示す「URL」、当該表示用画像の電子データである「表示用画像」、当該表示用画像の「生成日時」で構成されており、ドキュメントデータから表示用画像を生成する度に蓄積される。
画像生成ログは、表示用画像を特定する「画像ID」、当該表示用画像の生成に用いたドキュメントデータの格納先を示す「URL」、当該表示用画像の電子データである「表示用画像」、当該表示用画像の「生成日時」で構成されており、ドキュメントデータから表示用画像を生成する度に蓄積される。
画像生成ログは、電子ペーパカードEPを特定する「EPID」、当該電子ペーパカードEPに表示した表示用画像を特定する「画像ID」、当該電子ペーパカードEPに書き込んだ「書込日時」で構成されており、電子ペーパカードEPに表示用画像を書き込む度に蓄積される。すなわち、例えば、表示用画像を生成せずに過去に他の電子ペーパカードEPに書き込んだ表示用画像をそのまま電子ペーパカードEPに書き込んだ場合でも、当該電子ペーパカードEPのEPIDと過去の表示用画像の画像IDと書き込みした日時とが対応付けて蓄積される。
表示用画像の生成に用いたドキュメントデータと上記画像表示ログ及び画像生成ログは図7に示すような関連を有しており、ドキュメントデータ及び当該ドキュメントデータに係る属性情報(名称、作成日時、修正日時、作者名等)の格納先を示すURLによってドキュメントデータと画像生成ログとが関連付けられ、また、表示用画像を識別する画像IDによって画像生成ログと画像書込ログとが関連付けられている。
したがって、或るドキュメントデータから生成した表示用画像を、当該ドキュメントデータのURLにより関連付けられた画像生成ログから取得できる。また、或る電子ペーパカードEPに書き込んだ表示用画像を、当該電子ペーパカードEPのEPIDに対応する画像書込ログ中の画像IDにより関連付けられた画像生成ログから取得できる。
したがって、或るドキュメントデータから生成した表示用画像を、当該ドキュメントデータのURLにより関連付けられた画像生成ログから取得できる。また、或る電子ペーパカードEPに書き込んだ表示用画像を、当該電子ペーパカードEPのEPIDに対応する画像書込ログ中の画像IDにより関連付けられた画像生成ログから取得できる。
ここで、本発明を詳しく説明するに先だって、電子ペーパシステムの基本的な処理である電子ペーパカードEPを用いたドキュメントデータの格納処理や読み出し処理を説明する。
なお、図1〜図3に示すいずれのシステムにおいても同様であるので、図1に示すシステムを代表して上記処理例を説明する。
なお、図1〜図3に示すいずれのシステムにおいても同様であるので、図1に示すシステムを代表して上記処理例を説明する。
まず、格納処理では、複合機(MF)41の電子ペーパプリンタ42に電子ペーパカードEPを装填した状態で、ドキュメントを印刷したドキュメントペーパを複合機(MF)41のスキャナで読み込ませる。複合機(MF)41が、当該読み込んだドキュメントデータ及び当該ドキュメントの読み込み日時等の属性情報をネットワークNを介してドキュメント管理サーバ40に格納し、また、当該読み込んだドキュメントデータに基づいて表示用画像を生成し、電子ペーパプリンタ42により、当該表示用画像を電子ペーパカードEPの表示部2に書き込み保持させるとともにドキュメント管理サーバ40に格納したドキュメントデータのURLを当該電子ペーパカードEPのRFIDに送信して格納する。
これにより、電子ペーパプリンタ42から排出された電子ペーパカードEPは、画像読込してドキュメント管理サーバ40に格納したドキュメントデータの概要を示す表示用画像が表示保持されるとともに当該ドキュメントデータにアクセスするためのURLが記憶保持される。
したがって、ユーザは、電子ペーパカードEPに表示保持された表示用画像を見て所望のドキュメントを容易に探し出すことができ、例えば、当該電子ペーパカードEPをパーソナルコンピュータ(PC)41の電子ペーパプリンタ42にかけて、電子ペーパプリンタ42のRFIDアクセス手段(所謂、リーダライタ)で電子ペーパカードEPのRFIDからURLを取得し、PC41により、当該URLでドキュメント管理サーバ40にアクセスすることで、当該電子ペーパカードEP(表示用画像)に対応付けられたドキュメントデータを読み出し取得して画面表示することができる。
したがって、ユーザは、電子ペーパカードEPに表示保持された表示用画像を見て所望のドキュメントを容易に探し出すことができ、例えば、当該電子ペーパカードEPをパーソナルコンピュータ(PC)41の電子ペーパプリンタ42にかけて、電子ペーパプリンタ42のRFIDアクセス手段(所謂、リーダライタ)で電子ペーパカードEPのRFIDからURLを取得し、PC41により、当該URLでドキュメント管理サーバ40にアクセスすることで、当該電子ペーパカードEP(表示用画像)に対応付けられたドキュメントデータを読み出し取得して画面表示することができる。
また、PC41の電子ペーパプリンタ42に電子ペーパカードEPを装填した状態で、PC41内に格納されているドキュメントデータを、例えば、画面上に表示したドキュメントデータアイコンを電子ペーパプリンタアイコン上にドラッグ・ドロップ操作して、当該ドキュメントデータに関する書き込み処理を行う。すなわち、PC41が、当該ドキュメントデータ及びドキュメントデータの属性情報をネットワークNを介してドキュメント管理サーバ40に格納し、また、当該ドキュメントデータに基づいて表示用画像を生成し、電子ペーパプリンタ42により、当該表示用画像を電子ペーパカードEPの表示部2に書き込み保持させるとともにドキュメント管理サーバ40に格納したドキュメントデータのURLを当該電子ペーパカードのRFIDに送信して格納する。
これにより、上記と同様に、電子ペーパプリンタ42から排出された電子ペーパカードEPは、ドキュメントデータの概要を示す表示用画像が表示保持されるとともに当該ドキュメントデータにアクセスするためのURLが記憶保持される。
そして、例えば、当該電子ペーパカードEPを、MF41の電子ペーパプリンタ42にかけて、電子ペーパプリンタ42のRFIDアクセス手段で、或いは、MF41がRFIDアクセス手段を備える場合にはそのRFIDアクセス手段で電子ペーパカードEPのRFIDからURLを取得し、MF41により、当該URLで対応するドキュメントデータを取得してドキュメントペーパを印刷出力することができる。
そして、例えば、当該電子ペーパカードEPを、MF41の電子ペーパプリンタ42にかけて、電子ペーパプリンタ42のRFIDアクセス手段で、或いは、MF41がRFIDアクセス手段を備える場合にはそのRFIDアクセス手段で電子ペーパカードEPのRFIDからURLを取得し、MF41により、当該URLで対応するドキュメントデータを取得してドキュメントペーパを印刷出力することができる。
また、上記のように、ドキュメントデータから生成されて電子ペーパカードEPに表示された表示用画像は、ネットワークNを介してログ管理サーバ44に送信されて画像ログ保持手段43に蓄積保持される。したがって、ユーザは、処理対象のドキュメントデータから過去に生成した表示用画像、或いは処理対象の電子ペーパカードEPに過去に書き込んだ表示用画像を画像ログ保持手段43から取得して、画面出力や印刷出力等することで確認できるようになり、過去に行った作業を振り返ることができる。
図4には、上記の処理を実行するために情報処理装置41と電子ペーパプリンタ42に備えられる機能構成の一例を示してある。なお、図示の例では、情報処理装置41として、複合機(MF)を示すが、パーソナルコンピュータ(PC)についても同様である。
また、本例の情報処理装置41はコンピュータ装置であり、下記の各機能手段51〜58は当該コンピュータにより本発明に係るプログラムを実行することで構成されている。
また、本例の情報処理装置41はコンピュータ装置であり、下記の各機能手段51〜58は当該コンピュータにより本発明に係るプログラムを実行することで構成されている。
情報処理装置(MF)41は、スキャナ機能や通信機能といった複合機に必要な種々な入力機能を実現する入力手段51、入力された画像情報等のデータを処理するために保持するメモリ52、スキャナ読み取りしたドキュメントデータをドキュメント管理サーバ(DS)40へ送信する等の通信を行う通信手段53、電子ペーパプリンタ42と接続するインタフェース(I/O)54、ユーザに対する情報提示やユーザからの指示入力を受け付けるユーザインタフェース手段55、電子ペーパプリンタ42に装着された電子ペーパカードEPのRFIDに格納されたURL及びEPIDに対応する過去の表示用画像を特定する特定手段56、特定された表示用画像を画像ログ保持手段43から取得して出力する出力手段58、出力された表示用画像を用いて新たな表示用画像を生成する画像生成手段57を有している。
電子ペーパプリンタ42は、情報処理装置41と接続するインタフェース(I/O)61、電子ペーパカードEPの表示部2へ画像を転写書込みする書込手段62、電子ペーパカードEPのRFID3と無線によりEPID及びURL等のデータ通信を行う無線手段63を有している。
なお、本例ではそれぞれで別個な装置である情報処理装置41と電子ペーパプリンタ42とを接続しているが、情報処理装置41と電子ペーパプリンタ42とを一体化した装置としてもよい。また、本例では情報処理装置41が特定手段56を備えているが、電子ペーパプリンタ42或いはドキュメント管理サーバ(DS)40が特定手段56を備えるようにしてもよい。
なお、本例ではそれぞれで別個な装置である情報処理装置41と電子ペーパプリンタ42とを接続しているが、情報処理装置41と電子ペーパプリンタ42とを一体化した装置としてもよい。また、本例では情報処理装置41が特定手段56を備えているが、電子ペーパプリンタ42或いはドキュメント管理サーバ(DS)40が特定手段56を備えるようにしてもよい。
情報処理装置41の出力手段58は、ユーザインタフェース55から指示されたドキュメントデータ或いは電子ペーパカードEPに対応する過去の表示用画像を画像ログ保持手段43から取得して情報処理装置41の備える画面に表示出力しており、ユーザは過去の表示用画像を遡って確認できる。
また、対応する過去の表示用画像が複数ある場合には、これら複数の表示用画像を並べて一覧表示でき、ユーザは、ドキュメントデータから生成した過去の表示用画像を生成日時順に一覧表示させて当該ドキュメントデータを用いた作業の過程を確認し、また、電子ペーパカードEPが過去に表示した表示用画像を書込日時順に一覧表示させて当該電子ペーパカードEPを用いた作業の過程を確認することができる。
また、これら表示用画像は、例えば、ドキュメントデータへの操作(例えば、新規作成、編集、消去、表示出力、印字出力等)を示す操作名、操作に用いた情報処理装置41の名称、操作日時、等の付加情報の画像を含んでおり、いつ、どの情報処理装置41を用いて、どのドキュメントデータに対して、どのような操作を行ったか、といった過去に行った作業の内容を確認することができる。
また、対応する過去の表示用画像が複数ある場合には、これら複数の表示用画像を並べて一覧表示でき、ユーザは、ドキュメントデータから生成した過去の表示用画像を生成日時順に一覧表示させて当該ドキュメントデータを用いた作業の過程を確認し、また、電子ペーパカードEPが過去に表示した表示用画像を書込日時順に一覧表示させて当該電子ペーパカードEPを用いた作業の過程を確認することができる。
また、これら表示用画像は、例えば、ドキュメントデータへの操作(例えば、新規作成、編集、消去、表示出力、印字出力等)を示す操作名、操作に用いた情報処理装置41の名称、操作日時、等の付加情報の画像を含んでおり、いつ、どの情報処理装置41を用いて、どのドキュメントデータに対して、どのような操作を行ったか、といった過去に行った作業の内容を確認することができる。
なお、出力手段58が対象とするドキュメントデータ或いは電子ペーパカードEPの特定方法は、ユーザインタフェース55から指示させて特定する他に、電子ペーパプリンタ42に装填された電子ペーパカードEPのRFIDから読み取ったURL或いはEPIDを用いて特定するようにしてもよい。
また、出力手段58は、画像ログ保持手段43から取得した過去の表示用画像を、画像生成手段57による新たな表示用画像の生成のために画像生成手段57に電子データとして提供する機能を有しており、画像生成手段57は当該過去の表示用画像の電子データを用いて新たな表示用画像を生成できる。
したがって、ユーザは電子ペーパを見て、処理対象のドキュメントデータから過去に生成された表示用画像や、処理対象の電子ペーパに過去に表示された表示用画像の内容を確認でき、表示用画像中に上述したような付加情報を含めることで作業内容の確認も行える。また、該当する過去の表示用画像を一覧表示させることで、ドキュメントデータを用いて行った作業の経緯や、電子ペーパを用いて行った作業の経緯を、電子ペーパを見て把握できるようになる。
したがって、ユーザは電子ペーパを見て、処理対象のドキュメントデータから過去に生成された表示用画像や、処理対象の電子ペーパに過去に表示された表示用画像の内容を確認でき、表示用画像中に上述したような付加情報を含めることで作業内容の確認も行える。また、該当する過去の表示用画像を一覧表示させることで、ドキュメントデータを用いて行った作業の経緯や、電子ペーパを用いて行った作業の経緯を、電子ペーパを見て把握できるようになる。
図8には電子ペーパカードEPの表示部2に書き込まれる表示用画像Gの一例が示してある。この新たな表示用画像Gは過去の表示用画像を用いて生成されており、同図(a)のように過去の表示用画像の縮小画像OLE_LINK4(過去)OLE_LINK4Lと現在のドキュメントデータから生成する縮小画像(現在)Dとを含めた構成や、同図(b)のように過去の表示用画像の縮小画像(過去)Lと現在のドキュメントデータの状態(例えば、修正あり、消去済み)を示す状態画像Mとを含めた構成となっており、これら表示用画像Gの例が図9〜図14に示してある。
図9に示す例では、現在のドキュメントデータに基づいて生成した縮小画像(現在)Dと、当該ドキュメントデータを最初にドキュメント管理サーバ40に格納した際に生成した過去の表示用画像の縮小画像(過去)Lとを対比し、ドキュメントデータの状態を示すために縮小画像(現在)Dに「修正あり最新版」及び縮小画像(過去)Lに「登録版」を併記した状態画像Mを付加して表示用画像Gとし、電子ペーパカードEPの表示部2に表示している。
この表示用画像Gは画像生成手段57により以下のようにして生成される。
特定手段56によって電子ペーパカードEPのRFID3の記憶するURLからドキュメントデータが特定されると、画像生成手段57は、ドキュメント管理サーバ40の保持する該当するドキュメントデータの属性情報から修正日時を取得し、画像ログ保持手段43から該当する表示用画像の最新の生成日時を取得し、修正日時と最新の生成日時とを比較する。
特定手段56によって電子ペーパカードEPのRFID3の記憶するURLからドキュメントデータが特定されると、画像生成手段57は、ドキュメント管理サーバ40の保持する該当するドキュメントデータの属性情報から修正日時を取得し、画像ログ保持手段43から該当する表示用画像の最新の生成日時を取得し、修正日時と最新の生成日時とを比較する。
最新の生成日時の方が新しい場合は、表示用画像を前回生成した後にドキュメントデータが修正されていないため、出力手段58から提供された前回の表示用画像(生成日時が最も新しい表示用画像)を表示用画像Gとして電子ペーパカードEPの表示部2に表示させる。
修正日時の方が新しい場合は、表示用画像を前回生成した後にドキュメントデータが修正されているため、当該ドキュメントデータに基づいて縮小画像(現在)Dを生成し、出力手段58から提供された生成日時が最も古い表示用画像から縮小画像(過去)Lを生成し、修正されたことを説明する状態画像Mを生成し、これらを組み合わせて表示用画像Gとして電子ペーパカードEPの表示部2に表示させ、また、当該表示用画像Gを画像ログ保持手段43に蓄積保持させる。
これにより、ユーザは電子ペーパを見てドキュメントデータが修正されたことを把握できる。また、表示用画像を前回生成した後にドキュメントデータが修正されていない場合は、前回の表示用画像を電子ペーパカードEPに表示させるため、画像生成の手間が省けて効率的である。
なお、本例では、生成日時が最も古い表示用画像の縮小画像を用いているが、生成日時が最も新しい表示用画像(すなわち、前回の表示用画像)の縮小画像を用いてもよい。また、本例では、過去の縮小画像を1枚だけ用いているが、図10に示すように複数枚用いてもよい。
図10には、図9に示した縮小画像(現在)Dと縮小画像(過去)Lとを対比表示する表示用画像Gの他の例が示してある。同図によると、例えば情報処理装置(MF)41にてスキャン入力されたドキュメント画像を、電子ペーパカードEPのRFID3に記憶されたURLのドキュメントデータにマージして作成される電子スクラップドキュメントにおいて、今回マージしたドキュメント画像の縮小画像(現在)Dと、前回及び前々回マージしたドキュメント画像の縮小画像(過去)Lと、ドキュメントデータの修正過程を説明する「最新」「前回」「前々回」の状態画像Mとを含む表示用画像Gを電子ペーパカードEPの表示部2に表示している。
同図の表示用画像Gの画像生成手段57による生成処理は、図9の場合と同様なため割愛する。このように、過去の表示用画像の縮小画像(過去)Lを複数枚用いて表示用画像Gを生成したため、ユーザはドキュメントデータの修正過程を確認できる。
同図の表示用画像Gの画像生成手段57による生成処理は、図9の場合と同様なため割愛する。このように、過去の表示用画像の縮小画像(過去)Lを複数枚用いて表示用画像Gを生成したため、ユーザはドキュメントデータの修正過程を確認できる。
図11に示す例では、「表示.doc」「本文.ppt」「データ.xls」といった形式の異なる複数のドキュメントデータを結合した結合ドキュメントにおいて「データ.xls」のみが修正されており、修正された「データ.xls」に基づいて生成した縮小画像(現在)Dと、「表示.doc」「本文.ppt」のそれぞれについて前回生成した表示用画像の縮小画像(過去)Lと、これらを説明する状態画像Mとを含む表示用画像Gを電子ペーパカードEPの表示部2に表示している。
この表示用画像Gは画像生成手段57により以下のようにして生成される。
特定手段56によってドキュメントデータが特定されると、画像生成手段57は、「表示.doc」「本文.ppt」「データ.xls」のそれぞれのドキュメントデータについて、ドキュメント管理サーバ40の保持する該当するドキュメントデータの属性情報から修正日時を取得し、画像ログ保持手段43から該当する表示用画像の最新の生成日時を取得し、修正日時と最新の生成日時とを比較する。
特定手段56によってドキュメントデータが特定されると、画像生成手段57は、「表示.doc」「本文.ppt」「データ.xls」のそれぞれのドキュメントデータについて、ドキュメント管理サーバ40の保持する該当するドキュメントデータの属性情報から修正日時を取得し、画像ログ保持手段43から該当する表示用画像の最新の生成日時を取得し、修正日時と最新の生成日時とを比較する。
「表示.doc」「本文.ppt」は、最新の生成日時の方が新しいためドキュメントデータが修正されておらず、出力手段58から提供された前回の表示用画像から縮小画像(過去)Lを生成する。「データ.xls」は、修正日時の方が新しいためドキュメントデータが修正されており、当該ドキュメントデータに基づいて縮小画像(現在)Dを生成する。そして、ドキュメント管理サーバ40の保持する該当するドキュメントデータの属性情報からそれぞれの名称を取得して状態画像Mを生成し、これらを組み合わせて表示用画像Gとして電子ペーパカードEPの表示部2に表示させ、また、当該表示用画像Gを画像ログ保持手段43に蓄積保持させる。
これにより、複数のドキュメントデータを結合した結合ドキュメントの表示用画像Gを、修正されたドキュメントデータのみ縮小画像(現在)Dを生成し、修正されていないドキュメントデータは前回の表示用画像を用いて縮小画像(過去)Lとするため、表示用画像Gの生成時間を短縮できる。
図12に示す例では、ドキュメントデータの縮小画像(過去)Lと、当該ドキュメントデータを印刷できる残印刷回数を示す状態画像Mを含めた表示用画像Gを電子ペーパカードEPの表示部2に表示している。
この残印刷回数は、ドキュメントデータに付加された属性情報に記録してあり、情報処理装置(MF)41による当該ドキュメントデータの印刷出力毎に減ぜられて、残印刷回数が0になった後は印刷できないように情報処理装置(MF)41によって制御される。
この残印刷回数は、ドキュメントデータに付加された属性情報に記録してあり、情報処理装置(MF)41による当該ドキュメントデータの印刷出力毎に減ぜられて、残印刷回数が0になった後は印刷できないように情報処理装置(MF)41によって制御される。
この表示用画像Gは画像生成手段57により以下のようにして生成される。
特定手段56によってドキュメントデータが特定されると、画像生成手段57は、ドキュメント管理サーバ40の保持する該当するドキュメントデータの属性情報から修正日時を取得し、画像ログ保持手段43から該当する表示用画像の最新の生成日時を取得し、修正日時と最新の生成日時とを比較する。
特定手段56によってドキュメントデータが特定されると、画像生成手段57は、ドキュメント管理サーバ40の保持する該当するドキュメントデータの属性情報から修正日時を取得し、画像ログ保持手段43から該当する表示用画像の最新の生成日時を取得し、修正日時と最新の生成日時とを比較する。
最新の生成日時の方が新しい場合は、表示用画像を前回生成した後にドキュメントデータが修正されていないため、出力手段58から提供された前回の表示用画像から縮小画像(過去)Lを生成する。修正日時の方が新しい場合は、表示用画像を前回生成した後にドキュメントデータが修正されているため、当該ドキュメントデータに基づいて新たに縮小画像(現在)Dを生成する。そして、ドキュメントデータの属性情報から残印刷回数を取得して状態画像Mを生成し、縮小画像(過去)L又は縮小画像(現在)Dと組み合わせて表示用画像Gとして電子ペーパカードEPの表示部2に表示させ、また、当該表示用画像Gを画像ログ保持手段43に蓄積保持させる。
これにより、ドキュメントデータが修正されていない場合は、過去の表示用画像の縮小画像(過去)Lを用いるため、表示用画像Gの生成時間を短縮できる。
これにより、ドキュメントデータが修正されていない場合は、過去の表示用画像の縮小画像(過去)Lを用いるため、表示用画像Gの生成時間を短縮できる。
図13に示す例では、ドキュメントデータの縮小画像(過去)Lと、当該ドキュメントデータを情報処理装置41に取り出しできる期限を示す状態画像Mを含めた表示用画像Gを電子ペーパカードEPの表示部2に表示している。
この取り出し期限は、キュメントデータに付加された属性情報に記録してあり、期限を過ぎると取り出しできないようにドキュメント管理サーバ40によって制御される。
同図の表示用画像Gの画像生成手段57による生成処理は、図12の場合と同様なため割愛する。
この取り出し期限は、キュメントデータに付加された属性情報に記録してあり、期限を過ぎると取り出しできないようにドキュメント管理サーバ40によって制御される。
同図の表示用画像Gの画像生成手段57による生成処理は、図12の場合と同様なため割愛する。
図14に示す例では、ドキュメントデータの縮小画像(過去)Lと、当該ドキュメントデータが印刷出力されてドキュメント管理サーバ40から消去されたことを示す「Print終了」「サーバ消去済み」の状態画像Mを含めた表示用画像Gを電子ペーパカードEPの表示部2に表示している。
この表示用画像Gは画像生成手段57により以下のようにして生成される。
特定手段56によって電子ペーパカードEPのRFID3の記憶するURLからドキュメントデータが特定されると、画像生成手段57は、まず、ドキュメント管理サーバ40がURLに該当するドキュメントデータを保持しているか否かを判断する。本例では、該当するドキュメントデータが既に消去されて保持していないため、出力手段58から提供された前回の表示用画像から縮小画像(過去)Lを生成し、消去されたことを示す状態画像Mを生成し、これらを組み合わせて表示用画像Gとして電子ペーパカードEPの表示部2に表示させ、また、当該表示用画像Gを画像ログ保持手段43に蓄積保持させる。
特定手段56によって電子ペーパカードEPのRFID3の記憶するURLからドキュメントデータが特定されると、画像生成手段57は、まず、ドキュメント管理サーバ40がURLに該当するドキュメントデータを保持しているか否かを判断する。本例では、該当するドキュメントデータが既に消去されて保持していないため、出力手段58から提供された前回の表示用画像から縮小画像(過去)Lを生成し、消去されたことを示す状態画像Mを生成し、これらを組み合わせて表示用画像Gとして電子ペーパカードEPの表示部2に表示させ、また、当該表示用画像Gを画像ログ保持手段43に蓄積保持させる。
これにより、例えば、複数の電子ペーパに対応付けられた共有ドキュメントデータを、或る電子ペーパAを用いてアクセスして消去された場合であっても、他の電子ペーパBを用いてアクセスしようとしたときに、電子ペーパAに表示させた表示用画像を用いて生成した画像を電子ペーパBに表示させるため、電子ペーパBを見てドキュメントデータが既に消去されていること把握できるとともに、既に消去済みであるドキュメントデータの概要をも把握できる。
2、22:表示部、 3、23:処理部(RFID)、
40:ドキュメント管理サーバ、 41:情報処理装置、
42:電子ペーパプリンタ、 43:画像ログ保持手段、
56:特定手段、 57:画像生成手段、
58:出力手段、 62:書込手段、
G:表示用画像、 D:最新ドキュメントの縮小画像、
L:過去ドキュメントの縮小画像、 M:メッセージ画像、
EP:電子ペーパ
40:ドキュメント管理サーバ、 41:情報処理装置、
42:電子ペーパプリンタ、 43:画像ログ保持手段、
56:特定手段、 57:画像生成手段、
58:出力手段、 62:書込手段、
G:表示用画像、 D:最新ドキュメントの縮小画像、
L:過去ドキュメントの縮小画像、 M:メッセージ画像、
EP:電子ペーパ
Claims (13)
- 画像を無電源状態で表示保持する表示部を有する電子ペーパを用いた電子ペーパシステムであって、
ドキュメントデータから生成して電子ペーパの表示部に表示した表示用画像を当該ドキュメントデータ又は当該電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けて蓄積保持する画像ログ保持手段と、
前記画像ログ保持手段に蓄積保持された表示用画像を出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする電子ペーパシステム。 - 請求項1に記載の電子ペーパシステムにおいて、
前記出力手段は、処理対象のドキュメントデータ又は処理対象の電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けられた表示用画像を出力し、
前記電子ペーパシステムは、
出力された表示用画像を用いて新たな表示用画像を生成する画像生成手段と、
生成された新たな表示用画像を処理対象の電子ペーパに書き込んで表示させる画像書込手段と、
を備えることを特徴とする電子ペーパシステム。 - 請求項2に記載の電子ペーパシステムにおいて、
前記電子ペーパは、当該電子ペーパをドキュメントデータに関連付けるための関連付け情報又は当該電子ペーパの識別情報の少なくともいずれか一方の情報を記憶保持する記憶部を有しており、
前記電子ペーパシステムは、前記記憶部から読み取った情報に基づいて、処理対象のドキュメントデータ又は処理対象の電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けられた表示用画像を特定する特定手段を備え、
前記出力手段は、特定された表示用画像を出力することを特徴とする電子ペーパシステム。 - 請求項2又は請求項3に記載の電子ペーパシステムにおいて、
前記画像ログ保持手段は、ドキュメントデータに関連付けて表示用画像を蓄積保持しており、
前記出力手段は、処理対象のドキュメントデータに関連付けられた表示用画像を出力し、
前記新たな表示用画像は、処理対象のドキュメントデータから生成する縮小画像と出力された表示用画像の縮小画像とを対比した画像であることを特徴とする電子ペーパシステム。 - 請求項2又は請求項3に記載の電子ペーパシステムにおいて、
前記画像ログ保持手段は、ドキュメントデータに関連付けて表示用画像を蓄積保持しており、
前記出力手段は、処理対象のドキュメントデータに関連付けられた表示用画像を出力し、
前記新たな表示用画像は、処理対象のドキュメントデータの状態を説明する画像と出力された表示用画像の縮小画像とを合成した画像であることを特徴とする電子ペーパシステム。 - ネットワークを介して接続された情報処理装置とドキュメント管理装置とログ管理装置とを備え、前記ドキュメント管理装置に格納されたドキュメントデータから前記情報処理装置が表示用画像を生成して、画像を無電源状態で表示保持する表示部を有する電子ペーパに前記表示用画像を表示させる電子ペーパシステムであって、
前記ログ管理装置が、
ドキュメントデータから生成して電子ペーパに表示した表示用画像を当該ドキュメントデータ又は当該電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けて蓄積保持する画像ログ保持手段を備え、
前記情報処理装置が、
処理対象のドキュメントデータ又は処理対象の電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けられた表示用画像を前記画像ログ保持手段から取得して出力する出力手段と、
出力された表示用画像を用いて新たな表示用画像を生成する画像生成手段と、
生成された新たな表示用画像を処理対象の電子ペーパに書き込んで表示させる画像書込手段と、
を備えることを特徴とする電子ペーパシステム。 - ネットワークを介して接続された情報処理装置とドキュメント管理装置とを備え、前記ドキュメント管理装置に格納されたドキュメントデータから前記情報処理装置が表示用画像を生成して、画像を無電源状態で表示保持する表示部を有する電子ペーパに前記表示用画像を表示させる電子ペーパシステムであって、
前記ドキュメント管理装置が、
自装置で管理するドキュメントデータから生成して電子ペーパに表示した表示用画像を当該ドキュメントデータ又は当該電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けて蓄積保持する画像ログ保持手段を備え、
前記情報処理装置が、
処理対象のドキュメントデータ又は処理対象の電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けられた表示用画像を前記画像ログ保持手段から取得して出力する出力手段と、
出力された表示用画像を用いて新たな表示用画像を生成する画像生成手段と、
生成された新たな表示用画像を処理対象の電子ペーパに書き込んで表示させる画像書込手段と、
を備えることを特徴とする電子ペーパシステム。 - ネットワークを介して接続された情報処理装置とドキュメント管理装置とを備え、前記ドキュメント管理装置に格納されたドキュメントデータから前記情報処理装置が表示用画像を生成して、画像を無電源状態で表示保持する表示部を有する電子ペーパに前記表示用画像を表示させる電子ペーパシステムであって、
前記情報処理装置が、
ドキュメントデータから生成して電子ペーパに表示した表示用画像を当該ドキュメントデータ又は当該電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けて蓄積保持する画像ログ保持手段と、
処理対象のドキュメントデータ又は処理対象の電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けられた表示用画像を前記画像ログ保持手段から取得して出力する出力手段と、
出力された表示用画像を用いて新たな表示用画像を生成する画像生成手段と、
生成された新たな表示用画像を処理対象の電子ペーパに書き込んで表示させる画像書込手段と、
を備えることを特徴とする電子ペーパシステム。 - ドキュメントデータから生成する表示用画像を無電源状態で表示保持する表示部を有する電子ペーパを用いた電子ペーパシステムを構成するログ管理装置であって、
処理対象のドキュメントデータ又は処理対象の電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けられた表示用画像を出力するために、当該表示用画像を当該ドキュメントデータ又は当該電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けて蓄積保持する画像ログ保持手段を備えることを特徴とするログ管理装置。 - ドキュメントデータから生成された表示用画像を無電源状態で表示保持する表示部を有する電子ペーパを用いた電子ペーパシステムを構成する情報処理装置であって、
前記電子ペーパシステムは、ドキュメントデータから生成して電子ペーパに表示した表示用画像を当該ドキュメントデータ又は当該電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けて蓄積保持しており、
前記情報処理装置は、
前記蓄積保持された表示用画像から、処理対象のドキュメントデータ又は処理対象の電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けられた表示用画像を取得して出力する出力手段と、
出力された表示用画像を用いて新たな表示用画像を生成する画像生成手段と、
生成された新たな表示用画像を処理対象の電子ペーパに書き込んで表示させる画像書込手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - ドキュメントデータから生成する表示用画像を無電源状態で表示保持する表示部を有する電子ペーパを用いた電子ペーパシステムを構成するログ管理装置を、コンピュータに実行させることにより構成するプログラムであって、
処理対象のドキュメントデータ又は処理対象の電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けられた表示用画像を出力するために、当該表示用画像を当該ドキュメントデータ又は当該電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けて蓄積保持する画像ログ保持機能をコンピュータに実行させることにより構成するログ管理装置のプログラム。 - ドキュメントデータから生成された表示用画像を無電源状態で表示保持する表示部を有する電子ペーパを用いた電子ペーパシステムを構成する情報処理装置を、コンピュータに実行させることにより構成するプログラムであって、
前記電子ペーパシステムは、ドキュメントデータから生成して電子ペーパに表示した表示用画像を当該ドキュメントデータ又は当該電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けて蓄積保持しており、
前記情報処理装置のプログラムは、
前記蓄積保持された表示用画像から、処理対象のドキュメントデータ又は処理対象の電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けられた表示用画像を取得して出力する出力機能と、
出力された表示用画像を用いて新たな表示用画像を生成する画像生成機能と、
生成された新たな表示用画像を処理対象の電子ペーパに書き込んで表示させる画像書込機能と、
をコンピュータに実行させることにより構成する情報処理装置のプログラム。 - ドキュメントデータから生成する表示用画像を無電源状態で表示保持する表示部を有する電子ペーパを用いた電子ペーパシステムにより実施される方法であって、
前記電子ペーパシステムは、画像ログ保持手段と、出力手段と、画像生成手段と、画像書込手段と、を備え、
前記画像ログ保持手段は、ドキュメントデータから生成して電子ペーパに表示した表示用画像を当該ドキュメントデータ又は当該電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けて蓄積保持しており、
前記出力手段が、処理対象のドキュメントデータ又は処理対象の電子ペーパの少なくともいずれか一方に関連付けられた表示用画像を前記画像ログ保持手段から取得して出力し、
前記画像生成手段が、出力された表示用画像を用いて新たな表示用画像を生成し、
前記画像書込手段が、生成された新たな表示用画像を処理対象の電子ペーパに書き込んで表示させることを特徴とする電子ペーパシステムの画像処理方法。
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