JP2006041801A - コンテンツ配信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザ及び電子ペーパーに応じたコンテンツ配信を実現することで、ユーザが閲覧するコンテンツの木目細かな管理を行う。
【解決手段】 ユーザが電子ペーパーEPを取り出すと、指紋センサ10によりユーザIDが電子ペーパーEPに取得され、コンテンツ取得制御部23がユーザIDと媒体IDを配信管理装置30へ送信する。配信管理装置30は、ユーザIDと媒体IDとに基づいて、コンテンツ決定部34が配信コンテンツのIDを決定してコンテンツ配信装置40へ送信し、コンテンツ配信装置40は、コンテンツIDに基づいて、コンテンツ配信処理部42が該当するコンテンツデータ43を送信元の電子ペーパーEPへ送信し、電子ペーパーEPは、コンテンツデータを受信して、コンテンツ取得制御部23が当該コンテンツ画像を表示部2に表示保持する。
【選択図】 図1
【解決手段】 ユーザが電子ペーパーEPを取り出すと、指紋センサ10によりユーザIDが電子ペーパーEPに取得され、コンテンツ取得制御部23がユーザIDと媒体IDを配信管理装置30へ送信する。配信管理装置30は、ユーザIDと媒体IDとに基づいて、コンテンツ決定部34が配信コンテンツのIDを決定してコンテンツ配信装置40へ送信し、コンテンツ配信装置40は、コンテンツIDに基づいて、コンテンツ配信処理部42が該当するコンテンツデータ43を送信元の電子ペーパーEPへ送信し、電子ペーパーEPは、コンテンツデータを受信して、コンテンツ取得制御部23が当該コンテンツ画像を表示部2に表示保持する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、受信したコンテンツデータに基づいて自己で表示部にコンテンツ画像を書き込んで無電源状態で表示保持する機能を有する表示記録媒体に関し、特に、当該表示記憶媒体を特定する情報や当該表示記憶媒体を使用するユーザを特定する情報に基づいて当該表示記憶媒体へ配信するコンテンツを決定する技術に関する。
コンテンツには、ネットワークから取得したテキストや画像と言った情報の他に、文書処理装置で作成された文書等と言った種々な情報があるが、このようなコンテンツは、当該コンテンツ画像をパーソナルコンピュータのディスプレイ画面に表示する、或いは、当該コンテンツ画像をプリンタによって紙媒体(用紙)に印刷すると言った方法でユーザの閲覧に供されている。
また、例えば、雑誌やニュースなどのコンテンツはネットワーク環境において配信先のユーザを特定して配信され、閲覧料金の支払等により閲覧権限が与えられているユーザに対して所定のコンテンツが配信されるようにしている。
また、例えば、雑誌やニュースなどのコンテンツはネットワーク環境において配信先のユーザを特定して配信され、閲覧料金の支払等により閲覧権限が与えられているユーザに対して所定のコンテンツが配信されるようにしている。
このような配信されたコンテンツは一般にパーソナルコンピュータにより受信されてディスプレイ画面に表示されるが、このコンテンツ画像を用紙に印刷して閲覧することも行われている。
コンテンツ画像を用紙に印刷して表示する方法は、コンテンツ画像をディスプレイ画面に表示する方法に較べて、何時でも何処にでも容易に持ち運びすることができ、無電源の状態でコンテンツ画像を閲覧することができ、しかも、複数枚の用紙に複数のコンテンツを印刷することにより複数のコンテンツ画像を同時に閲覧することができるという利点がある。
コンテンツ画像を用紙に印刷して表示する方法は、コンテンツ画像をディスプレイ画面に表示する方法に較べて、何時でも何処にでも容易に持ち運びすることができ、無電源の状態でコンテンツ画像を閲覧することができ、しかも、複数枚の用紙に複数のコンテンツを印刷することにより複数のコンテンツ画像を同時に閲覧することができるという利点がある。
近年では、紙媒体である用紙にとって代わることが可能なコンテンツ画像閲覧のための表示記録媒体として、コンテンツ画像を表示部に無電源状態で表示保持することができ且つ用紙の如く柔軟な薄型で持ち運び自在である電子ペーパーが開発されている。
電子ペーパーは、無電源状態で画像を表示保持する表示部を有した表示装置であり、電子データに基づいて自己でコンテンツ画像を表示部に書き込む機能を有する自己書き込み型の電子ペーパーがある。
このような電子ペーパーは、用紙と異なって表示部に表示保持した画像を消去したり上書きすることが可能であり、表示保持するコンテンツ画像を更新したり消去して、繰り返し使用することができるので紙資源の節約等の観点からも利用促進が望まれている。
電子ペーパーは、無電源状態で画像を表示保持する表示部を有した表示装置であり、電子データに基づいて自己でコンテンツ画像を表示部に書き込む機能を有する自己書き込み型の電子ペーパーがある。
このような電子ペーパーは、用紙と異なって表示部に表示保持した画像を消去したり上書きすることが可能であり、表示保持するコンテンツ画像を更新したり消去して、繰り返し使用することができるので紙資源の節約等の観点からも利用促進が望まれている。
ここで、電子ペーパーに関して、電子ペーパーを電子ペーパーファイルに着脱可能とし、電子ペーパーファイルが装着された電子ペーパーに対して表示用データを書き込む発明が提案されている(特許文献1参照。)。
また、電子ブックと言った電子表示装置において、表示部に表示可能なコンテンツを一覧表示する場合に、コンテンツの数が多いときには各コンテンツを小さなサムネイル画像化して表示する発明が提案されている(特許文献2参照。)。
また、文書の作成や利用の過程における様々なできごとを管理し、文書の利用を通じてのコミュニケーションを支援する発明が提案されている(特許文献3参照。)。
特開2001―312227号公報
特開2003―271664号公報
特開平7―121529号公報
また、電子ブックと言った電子表示装置において、表示部に表示可能なコンテンツを一覧表示する場合に、コンテンツの数が多いときには各コンテンツを小さなサムネイル画像化して表示する発明が提案されている(特許文献2参照。)。
また、文書の作成や利用の過程における様々なできごとを管理し、文書の利用を通じてのコミュニケーションを支援する発明が提案されている(特許文献3参照。)。
従来では、ユーザに対応付けてコンテンツを配信する方法が行われているが、コンテンツ閲覧の態様によっては、十分な配信管理を行うことができないという課題があった。
例えば、用紙と同様に多数の表示記録媒体(電子ペーパー)がコンテンツ閲覧媒体として用意されている態様では、同じユーザが利用する各表示記録媒体には同じコンテンツが表示されるだけであり、しかも、複数のコンテンツ画像を同時に閲覧することを可能ならしめるという表示記録媒体の利点を損なってしまう。また、例えば、複数の表示記録媒体を用意して、それぞれの表示記録媒体に異なるコンテンツを配信して表示させようとする場合、ユーザとの依存性でコンテンツを配信する方法では、同じユーザが利用する各表示記録媒体には同じコンテンツが表示されることとなってしまう。
例えば、用紙と同様に多数の表示記録媒体(電子ペーパー)がコンテンツ閲覧媒体として用意されている態様では、同じユーザが利用する各表示記録媒体には同じコンテンツが表示されるだけであり、しかも、複数のコンテンツ画像を同時に閲覧することを可能ならしめるという表示記録媒体の利点を損なってしまう。また、例えば、複数の表示記録媒体を用意して、それぞれの表示記録媒体に異なるコンテンツを配信して表示させようとする場合、ユーザとの依存性でコンテンツを配信する方法では、同じユーザが利用する各表示記録媒体には同じコンテンツが表示されることとなってしまう。
本発明は、上記従来の事情に鑑みなされたもので、同じユーザでも異なる表示記録媒体により異なるコンテンツを閲覧することができる環境を提供することを目的としている。
また、本発明は、ユーザ及び表示記録媒体に応じたコンテンツ配信を実現することにより、ユーザが閲覧するコンテンツの木目細かな管理を実現することを目的としている。
また、本発明は、ユーザ及び表示記録媒体に応じたコンテンツ配信を実現することにより、ユーザが閲覧するコンテンツの木目細かな管理を実現することを目的としている。
本発明は、例えば、コンテンツ画像を無電源状態で表示保持する表示部を有した表示記憶媒体と、当該表示記録媒体へのコンテンツ配信を管理する配信管理装置とを備えたコンテンツ配信システムとして実施される。
なお、本発明では、典型的には後述するような自己書き込み型電子ペーパーを用いるが、本発明に必要な各機能を有する薄型の表示記録媒体であれば本発明に適用することができる。
なお、本発明では、典型的には後述するような自己書き込み型電子ペーパーを用いるが、本発明に必要な各機能を有する薄型の表示記録媒体であれば本発明に適用することができる。
そして、表示記録媒体には、データ通信を行う通信部と、コンテンツ画像を無電源状態で表示保持する表示部と、コンテンツデータに基づいて表示部にコンテンツ画像を書き込む書き込み部と、通信部により当該表示記録媒体を特定する識別情報(媒体ID等)を送信してコンテンツデータを取得する処理を行うコンテンツ取得制御部とを設け、配信管理装置には、データ通信を行う通信部と、表示記録媒体から受信した識別情報に基づいて当該表示記録媒体へ配信するコンテンツデータを決定するコンテンツ決定部とを設け、これにより、配信管理装置が、表示記憶媒体から受信した当該表示記録媒体を特定する識別情報に基づいて当該表示記録媒体へ配信するコンテンツデータを決定する。そして、この決定に応じて、コンテンツデータが表示記憶媒体へ送信されて表示される。
したがって、識別情報(媒体ID等)が異なる表示記録媒体毎に異なるコンテンツが配信されて表示され、例えば、雑誌やニュースと言った複数種類の読み物を納めたマガジンラックを表示記録媒体を用いて実現することができ、これらに表示するコンテンツ内容の更新も配信管理により容易に行うことが可能となる。
また、本発明では、表示記録媒体に当該表示記録媒体を使用するユーザを特定する識別情報を取得するユーザ情報取得部(指紋センサ、ユーザ操作ボタン等)を更に設け、コンテンツ取得制御部が通信部により表示記録媒体を特定する識別情報(媒体ID等)とユーザを特定する識別情報(ユーザID等)とを送信してコンテンツデータを取得する処理を行い、また、コンテンツ決定部が表示記録媒体から受信した表示記録媒体を特定する識別情報とユーザを特定する識別情報とに基づいて当該表示記録媒体へ配信するコンテンツデータを決定するようにしてもよい。
したがって、表示記録媒体の識別情報とユーザの識別情報とに基づいて決定されたコンテンツが表示記録媒体に送信されて表示され、例えば、上記マガジンラックであれば、更に、同じ媒体IDを有する同じ棚の表示記録媒体を複数のユーザがそれぞれ利用した場合、ユーザ毎に異なるコンテンツを閲覧させることができる。
なお、本発明では、ユーザは個人である他、複数のユーザのグループであってもよく、例えば、ユーザグループに依存させたコンテンツ配信をするようにしてもよい。また、同じ場所(例えばマガジンラックの同じ棚)に設置される複数の表示記録媒体には同じ識別情報を付与するようにしてもよく、このように場合には、当該指示別情報は場所を特定する情報とも言える。
また、本発明では、コンテンツはページやファイル単位である他、表示記録媒体やユーザに応じてページ内に含まれるコンテンツの部分を組み合わせて生成したものであってもよく、例えば、同じ雑誌のコンテンツであっても、表示記録媒体やユーザに応じてページ内に含まれる内容が異なるようにしてもよい。
また、本発明では、コンテンツはページやファイル単位である他、表示記録媒体やユーザに応じてページ内に含まれるコンテンツの部分を組み合わせて生成したものであってもよく、例えば、同じ雑誌のコンテンツであっても、表示記録媒体やユーザに応じてページ内に含まれる内容が異なるようにしてもよい。
本発明によると、表示記憶媒体から受信した当該表示記録媒体を特定する識別情報に基づいて当該表示記録媒体へ配信するコンテンツデータを決定するようにしたため、同じユーザでも異なる表示記録媒体により異なるコンテンツを閲覧することができる環境が実現される。
また、本発明によると、表示記憶媒体から受信した当該表示記録媒体を特定する識別情報及びユーザを特定する識別情報に基づいて当該表示記録媒体へ配信するコンテンツデータを決定するようにしたため、ユーザ及び表示記録媒体に応じたコンテンツ配信を実現することができ、ユーザが閲覧するコンテンツの木目細かな管理を行うことができる。
また、本発明によると、表示記憶媒体から受信した当該表示記録媒体を特定する識別情報及びユーザを特定する識別情報に基づいて当該表示記録媒体へ配信するコンテンツデータを決定するようにしたため、ユーザ及び表示記録媒体に応じたコンテンツ配信を実現することができ、ユーザが閲覧するコンテンツの木目細かな管理を行うことができる。
本発明を一実施例に基づいて具体的に説明する。
まず、本発明に利用される表示記録媒体の一例について、基本的な構成を図6〜図9を参照して説明する。
図6〜図8に示す表示記録媒体は自己書き込み型電子ペーパーと称せられる媒体であり、電子ペーパーと称せられるように紙の様に薄型の装置である。
まず、本発明に利用される表示記録媒体の一例について、基本的な構成を図6〜図9を参照して説明する。
図6〜図8に示す表示記録媒体は自己書き込み型電子ペーパーと称せられる媒体であり、電子ペーパーと称せられるように紙の様に薄型の装置である。
図6(a)には自己書き込み型電子ペーパーEPを正面視して示し、同図(b)には当該自己書き込み型電子ペーパーEPを側面視で示してある。図示の電子ペーパーEPはコンテンツ画像を表示保持する表示部2と本発明に係る通信や画像書き込み処理等の種々な処理を司る処理部3とを有しており、同図(a)には処理部3に内蔵されている諸機能部も表してある。
電子ペーパーEPは、例えばA4版の用紙のような大きさのフレキシブルな薄型表示装置であり、大部分の面積を占める表示部2の一片に処理部3が設けられている。なお、表示部2の大きさは用途に応じた大きさのものとされ、表示部2と処理部3とを着脱可能とした構成とすることもできる。
電子ペーパーEPは、例えばA4版の用紙のような大きさのフレキシブルな薄型表示装置であり、大部分の面積を占める表示部2の一片に処理部3が設けられている。なお、表示部2の大きさは用途に応じた大きさのものとされ、表示部2と処理部3とを着脱可能とした構成とすることもできる。
処理部3には、表示部2を駆動するドライバ4、外部とデータ通信するための通信部5、電子データを読み書き自在に保持するメモリ6、本発明に係る種々な処理を司るプロセッサ7、通信部5やプロセッサ7等の駆動電力を供給するバッテリ8、表示部2への画像書き込み指示等のユーザ操作入力を受け付けるボタン等の操作部9が設けられている。なお、図6に示す例では、ユーザを特定するための指紋センサ10が設けられているが、ユーザが自らの識別情報(ユーザID)を操作部9から入力するようにすれば、センサ10は必ずしも設ける必要はない。
電子ペーパーEPの通信部5はデータを無線通信する機能を有しており、後述するように電子データ(コンテンツデータ、ユーザ識別情報、媒体識別情報等)を送受信することができる。
自己書き込み型電子ペーパーEPは、メモリ6に保持したコンテンツデータに基づいてドライバ4が表示部2に画像を書き込むことことができ、ドライバ4の駆動電力を除去しても表示部2にコンテンツ画像を表示状態で保持し続ける機能を有している。
自己書き込み型電子ペーパーEPは、メモリ6に保持したコンテンツデータに基づいてドライバ4が表示部2に画像を書き込むことことができ、ドライバ4の駆動電力を除去しても表示部2にコンテンツ画像を表示状態で保持し続ける機能を有している。
自己書き込み型電子ペーパーEPは、表示部2の断面構造を表す図8に示すように、複写機にトナーとして利用されている微細な着色粒子(図示の例では、白色粒子11と黒色粒子12)を少なくとも表面側が透明な表裏一対の電極13間に封入し、これを少なくとも表面側が透明な表裏一対のフィルム基板14で挟んだ構造となっている。着色粒子11、12が自由に移動できるように電極層13間は空気層となっており、また、マトリックス状の電極層13には着色粒子11、12との接触を防止する絶縁層15が設けられている。なお、カラーフィルターを用いることにより、簡単な構造でカラー表示を実現することも可能である。
そして、自己書き込み型電子ペーパーEPは、表示部2の動作原理を表す図7に示すように、電極13に電圧を印加していない状態(但し、電極13は前回の駆動時の極性に帯電している)では、負(マイナス)に帯電した白色粒子11は裏面側に溜まる一方、正(プラス)に帯電した黒色粒子12は表面側に溜まり、表示部2を表面側から目視すると表示部2は黒色な状態となる。そして、メモリ6に記憶されたデータに基づいてドライバ4が動作して表示する画像情報に応じたマトリックスの所要部の電極極性を反転させると、白色粒子11と黒色粒子12との位置関係が入れ替わって、表示部2に白色粒子11と黒色粒子2とのコントラストによるコンテンツ画像が表示される。なお、異なるデータに基づいてドライバ4を動作させることにより、白色粒子11と黒色粒子12とのコントラストにより表示部2に表示される画像情報を切り換えることができ、幾度も再使用することができる。
したがって、自己書き込み型電子ペーパーEPは、紙のように薄く柔軟である性質に加えて、表示部2に表示した画像情報を無電源保持する性質があるので、あたかも用紙の如く用いることができる携帯可能な表示記録媒体である。
更に、本例の自己書き込み型電子ペーパーEPは、無線通信機能、メモリ機能、データ処理機能等を備えるので、後述するように本発明に係るコンテンツ画像の表示に供することができる。
なお、自己書き込み型電子ペーパーEPに画像情報を表示保持させるには、画像データを電子ペーパーEPに受信させて表示部2に書き込み処理させればよい。
更に、本例の自己書き込み型電子ペーパーEPは、無線通信機能、メモリ機能、データ処理機能等を備えるので、後述するように本発明に係るコンテンツ画像の表示に供することができる。
なお、自己書き込み型電子ペーパーEPに画像情報を表示保持させるには、画像データを電子ペーパーEPに受信させて表示部2に書き込み処理させればよい。
ここで、電子ペーパーEPは、例えば図9に示すように、通信部5、プロセッサ7、メモリ6等といった処理部3の機能部を選択的に纏めたクリップ式の装置を構成し、当該クリップ式の処理部装置3を表示部2に着脱可能に接続して設けるようにしてもよい。なお、このようなクリップ式の処理部装置3とした場合等において、電子ペーパーEPに備えるバッテリは外部の装置からの起電力を保持するコンデンサとするようにしてもよい。
また、電子ペーパーEPの表示部2としては、強誘電液晶に代表されるメモリ性のある液晶や、帯電された粒子を移動させて表示を切り替える電気泳動方式、帯電された粒子を回転させて表示を切り替える粒子回転方式、磁気により粒子を移動させて表示を切り替える磁気泳動方式、小型バッテリ駆動の薄型の液晶やEL素子を用いてもよい。
また、電子ペーパーEPの表示部2としては、強誘電液晶に代表されるメモリ性のある液晶や、帯電された粒子を移動させて表示を切り替える電気泳動方式、帯電された粒子を回転させて表示を切り替える粒子回転方式、磁気により粒子を移動させて表示を切り替える磁気泳動方式、小型バッテリ駆動の薄型の液晶やEL素子を用いてもよい。
次に、表示媒体媒体として自己書き込み型電子ペーパーEPを用いた本発明の実施例に係るコンテンツ配信システムを説明する。
図1には、本例に係るシステムを構成する自己書き込み型電子ペーパーEP、コンテンツ配信を管理する配信管理装置30、コンテンツデータの配信を行うコンテンツ配信装置40を示してある。
図1には、本例に係るシステムを構成する自己書き込み型電子ペーパーEP、コンテンツ配信を管理する配信管理装置30、コンテンツデータの配信を行うコンテンツ配信装置40を示してある。
電子ペーパーEPは、表示部2、ドライバにより構成される書き込み部4、無線通信部5、指紋センサ10を有しており、更に、媒体ID記憶部21、ユーザID変換部22、コンテンツ取得制御部23を有している。
媒体ID記憶部21はメモリ6に当該電子ペーパーEPを特定する媒体IDを予め格納して構成されている。
媒体ID記憶部21はメモリ6に当該電子ペーパーEPを特定する媒体IDを予め格納して構成されている。
ユーザID変換部22はプロセッサ7により構成されており、指紋センサ10により取得されたユーザの指紋情報をユーザIDに変換する。なお、メモリ6には指紋情報をユーザIDに変換するための変換テーブル24が予め記憶されており、ユーザID変換部22は変換テーブル24を参照してユーザIDへの変換を行う。
コンテンツ取得制御部23はプロセッサ7により構成されており、コンテンツデータを取得する制御処理を行う。すなわち、コンテンツ取得制御部23は媒体ID記憶部21に記憶された媒体ID及びユーザID変換部22からのユーザIDを通信部5から配信管理装置30へ無線送信し、また、コンテンツ配信装置40から通信部5により無線受信したコンテンツデータに基づいて当該コンテンツ画像を書き込み部4により表示部2に書き込ませる。
コンテンツ取得制御部23はプロセッサ7により構成されており、コンテンツデータを取得する制御処理を行う。すなわち、コンテンツ取得制御部23は媒体ID記憶部21に記憶された媒体ID及びユーザID変換部22からのユーザIDを通信部5から配信管理装置30へ無線送信し、また、コンテンツ配信装置40から通信部5により無線受信したコンテンツデータに基づいて当該コンテンツ画像を書き込み部4により表示部2に書き込ませる。
ここで、本例では図2に示すような複数(図示では12個)のフォルダ棚51を備えたラック50が用いられ、各フォルダ棚51にそれぞれ異なる媒体IDが設定された電子ペーパーEPが設置される。
このようなラック50は例えば多数のユーザが利用する待合室やロビー等に設定され、各フォルダ棚51に置かれた電子ペーパーEPはフォルダ棚51毎に種別されたコンテンツ画像(図示ではA〜L)を表示保持して、ユーザのコンテンツ閲覧に供される。
このようなラック50は例えば多数のユーザが利用する待合室やロビー等に設定され、各フォルダ棚51に置かれた電子ペーパーEPはフォルダ棚51毎に種別されたコンテンツ画像(図示ではA〜L)を表示保持して、ユーザのコンテンツ閲覧に供される。
配信管理装置30は、無線によりデータ通信を行う通信部31、媒体IDと配信するコンテンツの識別情報(コンテンツID)とを予め対応付けて記述した媒体IDテーブル32、ユーザIDと配信可能なコンテンツのコンテンツIDとを予め対応付けて記述したユーザIDテーブル33、電子ペーパーEPから受信した媒体ID及びユーザIDに基づいて当該電子ペーパーEPに配信するコンテンツを決定するコンテンツ決定部34を有している。
すなわち、配信管理装置30は、通信部31で電子ペーパーEPから媒体ID及びユーザIDを受信すると、コンテンツ決定部34が、当該媒体ID及びユーザIDに基づいて媒体IDテーブル32及びユーザIDテーブル33を参照して、当該電子ペーパーEPに配信すべきコンテンツを決定し、当該コンテンツを識別する情報(コンテンツID)を配信先の電子ペーパーEPを媒体IDで特定して通信部31からコンテンツ配信装置40へ無線送信する。
すなわち、配信管理装置30は、通信部31で電子ペーパーEPから媒体ID及びユーザIDを受信すると、コンテンツ決定部34が、当該媒体ID及びユーザIDに基づいて媒体IDテーブル32及びユーザIDテーブル33を参照して、当該電子ペーパーEPに配信すべきコンテンツを決定し、当該コンテンツを識別する情報(コンテンツID)を配信先の電子ペーパーEPを媒体IDで特定して通信部31からコンテンツ配信装置40へ無線送信する。
ここで、図示の例では、コンテンツ決定部34が媒体IDテーブル32及びユーザIDテーブル33を参照して配信すべきコンテンツを決定するようにしているが、これらテーブル32、33に代えて、配信管理装置30に例えば図5に示すような配信ルールを予め記述したルールテーブルを設けてもよい。
この配信ルールテーブルには、ユーザIDと媒体IDとの組み合わせに対応して配信すべきコンテンツのコンテンツIDが記述されており、コンテンツ決定部34が、電子ペーパーEPから受信した媒体ID及びユーザIDに基づいて配信ルールに従って当該電子ペーパーEPに配信すべきコンテンツを決定するようにしてもよい。
この配信ルールテーブルには、ユーザIDと媒体IDとの組み合わせに対応して配信すべきコンテンツのコンテンツIDが記述されており、コンテンツ決定部34が、電子ペーパーEPから受信した媒体ID及びユーザIDに基づいて配信ルールに従って当該電子ペーパーEPに配信すべきコンテンツを決定するようにしてもよい。
コンテンツ配信装置40は、無線によりデータ通信を行う通信部41、配信管理装置30で決定されたコンテンツデータを媒体IDで特定される電子ペーパーEPへ無線送信するコンテンツ配信処理部42、図3(c)に示すようにコンテンツIDに対応付けて多数のコンテンツデータを格納するコンテンツデータベース43を有している。
すなわち、コンテンツ配信装置40は、通信部41で配信管理装置30から配信先の電子ペーパーEPが特定されたコンテンツIDを受信すると、コンテンツ配信処理部42がコンテンツデータベース43から該当するコンテンツデータを取得して、当該コンテンツデータを通信部41から配信先の電子ペーパーEPへ無線送信する。
すなわち、コンテンツ配信装置40は、通信部41で配信管理装置30から配信先の電子ペーパーEPが特定されたコンテンツIDを受信すると、コンテンツ配信処理部42がコンテンツデータベース43から該当するコンテンツデータを取得して、当該コンテンツデータを通信部41から配信先の電子ペーパーEPへ無線送信する。
ここで、本例のコンテンツ配信処理部42はコンテンツデータに基づいて配信用のコンテンツデータを生成する機能を有しており、例えば、後述するように、配信管理装置30から受信したコンテンツIDがコンテンツページの部分についての指定を含む場合には、当該指定にしたがった内容に配信用のコンテンツデータを生成する。
なお、コンテンツデータベース43はネットワーク上のコンテンツサーバであってもよく、この場合には、コンテンツ配信処理部42はネットワークを介してコンテンツサーバにアクセスして、コンテンツIDに該当するコンテンツデータを取得する。
また、配信管理装置30とコンテンツ配信装置40とは一体の装置として構成してもよい。
なお、コンテンツデータベース43はネットワーク上のコンテンツサーバであってもよく、この場合には、コンテンツ配信処理部42はネットワークを介してコンテンツサーバにアクセスして、コンテンツIDに該当するコンテンツデータを取得する。
また、配信管理装置30とコンテンツ配信装置40とは一体の装置として構成してもよい。
図3(a)には媒体IDテーブル32の一例を示し、図3(b)にはユーザIDテーブル33の一例を示してある。
媒体IDテーブル32には媒体IDに対応付けて配信するコンテンツのコンテンツIDが予め記述されており、例えば図2に示す例で説明すると、ラック50の最上段の左隅の棚51に置かれる電子ペーパーEPの媒体ID(P1)にはコンテンツAを示すコンテンツIDが対応付けて記述され、その隣の棚51に置かれる電子ペーパーEPの媒体ID(P2)にはコンテンツBを示すコンテンツIDが対応付けて記述されている。すなわち、棚51毎にそこに置かれる電子ペーパーEPが表示保持するコンテンツのコンテンツIDが設定されている。
媒体IDテーブル32には媒体IDに対応付けて配信するコンテンツのコンテンツIDが予め記述されており、例えば図2に示す例で説明すると、ラック50の最上段の左隅の棚51に置かれる電子ペーパーEPの媒体ID(P1)にはコンテンツAを示すコンテンツIDが対応付けて記述され、その隣の棚51に置かれる電子ペーパーEPの媒体ID(P2)にはコンテンツBを示すコンテンツIDが対応付けて記述されている。すなわち、棚51毎にそこに置かれる電子ペーパーEPが表示保持するコンテンツのコンテンツIDが設定されている。
ユーザIDテーブル33にはユーザIDに対応付けて配信可能な(すなわち、閲覧が許可されている)コンテンツのコンテンツIDが予め記述されており、例えば、ユーザIDがM1で特定されるユーザにはコンテンツAとCとが配信可能であり、ユーザIDがM2で特定されるユーザにはコンテンツAとBとが配信可能である。
ここで、図3(b)に例示するように、コンテンツAを特定するコンテンツIDとしてA(a,b,c,d)とA(a,d,e,f,g)と言った形式のコンテンツIDが用いられているが、これはコンテンツAに含まれるコンテンツ部分(a〜g)を取捨選択した指定を含むコンテンツIDであり、当該形式のコンテンツIDに応じてコンテンツ配信処理部42は指定された種類のコンテンツについて指定されたコンテンツ部分を含むコンテンツデータを生成して配信する。
具体的には、例えば、コンテンツIDがA(a,b,c,d)である場合には、図4(a)に示すようにコンテンツAについて部分a,b,c,dを含んだコンテンツデータが作成されて配信先の電子ペーパーEPの表示部2に表示保持され、コンテンツIDがA(a,d,e,f,g)である場合には、図4(b)に示すようにコンテンツAについて部分a,d,e,f,gを含んだコンテンツデータが作成されて配信先の電子ペーパーEPの表示部2に表示保持される。
したがって、雑誌名やニュースソース等といったコンテンツの種類をユーザ毎に管理することができるばかりではなく、同じ種類のコンテンツについてそこで閲覧できる部分(内容)をユーザ毎に管理することができる。
したがって、雑誌名やニュースソース等といったコンテンツの種類をユーザ毎に管理することができるばかりではなく、同じ種類のコンテンツについてそこで閲覧できる部分(内容)をユーザ毎に管理することができる。
上記構成のシステムによると、ラック50に備えられた電子ペーパーでコンテンツを閲覧しようとするユーザは、コンテンツの種類に応じた棚51から電子ペーパーEPを取り出す。この際に、ユーザが指紋センサ10に触れることによりユーザIDが当該電子ペーパーEPのコンテンツ取得制御部23に入力され、当該ユーザIDと媒体メモリ21の媒体IDとが当該電子ペーパーEPから配信管理装置30へ無線送信される。
例えば、ユーザIDがM1のユーザがラック50の最上段の左隅の棚(コンテンツA用の棚)51から電子ペーパーEPを取り出すと、当該ユーザのユーザID(M1)と媒体ID(P1)とが配信管理装置30へ無線送信される。
例えば、ユーザIDがM1のユーザがラック50の最上段の左隅の棚(コンテンツA用の棚)51から電子ペーパーEPを取り出すと、当該ユーザのユーザID(M1)と媒体ID(P1)とが配信管理装置30へ無線送信される。
配信管理装置30では、電子ペーパーEPからのユーザIDと媒体IDを無線受信すると、ユーザIDと媒体IDとに基づいて、コンテンツ決定部34が送信元の電子ペーパーEPへ配信すべきコンテンツのコンテンツIDを決定して、当該コンテンツIDをコンテンツ配信装置40へ無線送信する。
例えば、ユーザIDとしてM1、媒体IDとしてP1を受信すると、コンテンツIDとしてA(a,b,c,d)が送信され、また、ユーザIDとしてM2、媒体IDとしてP2を受信すると、コンテンツIDとしてBが送信される。
なお、ユーザIDテーブル33にユーザIDに該当する配信可能なコンテンツIDがない場合には、コンテンツデータの配信はなされない。
例えば、ユーザIDとしてM1、媒体IDとしてP1を受信すると、コンテンツIDとしてA(a,b,c,d)が送信され、また、ユーザIDとしてM2、媒体IDとしてP2を受信すると、コンテンツIDとしてBが送信される。
なお、ユーザIDテーブル33にユーザIDに該当する配信可能なコンテンツIDがない場合には、コンテンツデータの配信はなされない。
コンテンツ配信装置40では、配信管理装置30からのコンテンツIDを無線受信すると、コンテンツ配信処理部42が、当該コンテンツIDに該当するコンテンツデータをコンテンツデータベース43から取得して、当該コンテンツデータを送信元の電子ペーパーEPへ無線送信する。
電子ペーパーEPでは、コンテンツ配信装置40からのコンテンツデータを通信部5で無線受信すると、コンテンツ取得制御部23が、当該コンテンツデータを書き込み部4へ入力して、表示部2にコンテンツ画像を書き込んで表示保持する。
例えば、コンテンツID:A(a,b,c,d)に対応するコンテンツデータを受信した場合には表示部2に図4(a)に示すような内容でコンテンツAが画像表示され、コンテンツID:Bに対応するコンテンツデータを受信した場合には表示部2にコンテンツBが画像表示される。
電子ペーパーEPでは、コンテンツ配信装置40からのコンテンツデータを通信部5で無線受信すると、コンテンツ取得制御部23が、当該コンテンツデータを書き込み部4へ入力して、表示部2にコンテンツ画像を書き込んで表示保持する。
例えば、コンテンツID:A(a,b,c,d)に対応するコンテンツデータを受信した場合には表示部2に図4(a)に示すような内容でコンテンツAが画像表示され、コンテンツID:Bに対応するコンテンツデータを受信した場合には表示部2にコンテンツBが画像表示される。
ここで、上記の例では、媒体IDとユーザIDとに基づいて電子ペーパーEPへ配信するコンテンツを決定するようにしたが、本発明では、ユーザIDを用いずに、媒体IDに基づいて電子ペーパーEPへ配信するコンテンツを決定するようにしてもよい。この場合には、ユーザIDの係るテーブルや処理手段を省略することができる。
このように媒体IDに基づいて電子ペーパーEPへ配信するコンテンツを決定する場合には、ユーザ毎に閲覧することができるコンテンツを設定することはできないが、特定の電子ペーパーEPでは特定のコンテンツを閲覧することができるといったように、電子ペーパー毎に閲覧することができるコンテンツを設定することができ、図2に示すようなラック50では、棚51毎に電子ペーパーに表示するコンテンツを設定することができる。
なお、ラック50のように棚51によって電子ペーパーEPが存在する場所が規定される態様では、媒体IDは棚51毎に設定される場所を示すIDということもできるが、本発明では、電子ペーパーEPの設置方法に特に限定はない。
なお、ラック50のように棚51によって電子ペーパーEPが存在する場所が規定される態様では、媒体IDは棚51毎に設定される場所を示すIDということもできるが、本発明では、電子ペーパーEPの設置方法に特に限定はない。
EP:電子ペーパー(表示記録媒体)、 2:表示部、
3:処理部、 4:ドライバ(書き込み部)、
5:通信部、 6:メモリ、
7:プロセッサ、 8:バッテリ、
9:操作部、 10:指紋センサ、
21:媒体IDメモリ、 22:ユーザID変換部、
23:コンテンツ取得制御部、 30:配信管理装置、
31:通信部、 32:媒体IDテーブル、
33:ユーザIDテーブル、 34:コンテンツ決定部、
40:コンテンツ配信装置、 41:通信部、
42:コンテンツ配信処理部、 43:コンテンツデータベース、
3:処理部、 4:ドライバ(書き込み部)、
5:通信部、 6:メモリ、
7:プロセッサ、 8:バッテリ、
9:操作部、 10:指紋センサ、
21:媒体IDメモリ、 22:ユーザID変換部、
23:コンテンツ取得制御部、 30:配信管理装置、
31:通信部、 32:媒体IDテーブル、
33:ユーザIDテーブル、 34:コンテンツ決定部、
40:コンテンツ配信装置、 41:通信部、
42:コンテンツ配信処理部、 43:コンテンツデータベース、
Claims (14)
- コンテンツ画像を無電源状態で表示保持する表示部を有した表示記録媒体と、当該表示記録媒体へのコンテンツ配信を管理する配信管理装置と、を備えたコンテンツ配信システムであって、
前記表示記録媒体は、データ通信を行う通信部と、コンテンツ画像を無電源状態で表示保持する表示部と、コンテンツデータに基づいて前記表示部にコンテンツ画像を書き込む書き込み部と、前記通信部により当該表示記録媒体を特定する識別情報を送信してコンテンツデータを取得する処理を行うコンテンツ取得制御部と、を有し、
前記配信管理装置は、データ通信を行う通信部と、前記表示記録媒体から受信した識別情報に基づいて当該表示記録媒体へ配信するコンテンツデータを決定するコンテンツ決定部と、を有することを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 請求項1に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
前記表示記録媒体は、当該表示記録媒体を使用するユーザを特定する識別情報を取得するユーザ情報取得部を更に有し、
前記コンテンツ取得制御部は、前記通信部により当該表示記録媒体を特定する識別情報とユーザを特定する識別情報とを送信してコンテンツデータを取得する処理を行い、
前記コンテンツ決定部は、前記表示記録媒体から受信した表示記録媒体を特定する識別情報とユーザを特定する識別情報とに基づいて当該表示記録媒体へ配信するコンテンツデータを決定することを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 請求項2に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
前記コンテンツ決定部は、前記表示記録媒体を特定する識別情報とユーザを特定する識別情報とコンテンツを対応付けたテーブルを有し、当該テーブルを参照して前記表示記録媒体を特定する識別情報とユーザを特定する識別情報とに基づいて配信するコンテンツデータを決定することを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 請求項2に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
前記コンテンツ決定部は、前記表示記録媒体を特定する識別情報とユーザを特定する識別情報とから配信すべきコンテンツを導き出すルールを記述したテーブルを有し、当該ルールに従って前記表示記録媒体を特定する識別情報とユーザを特定する識別情報とに基づいて配信するコンテンツデータを決定することを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
前記コンテンツ決定部により決定されたコンテンツデータを前記表示記録媒体へ配信するコンテンツ配信装置を備えていることを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 請求項5に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
前記コンテンツ配信装置は、前記コンテンツ決定部による決定に従って、コンテンツデータを生成して前記表示記録媒体へ配信することを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 請求項2乃至請求項6のいずれか1項に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
前記表示記録媒体のユーザ情報取得部は指紋センサであり、指紋に基づいて使用するユーザを特定する識別情報を取得することを特徴とするコンテンツ配信システム。 - 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のコンテンツ配信システムにおいて、
前記表示記録媒体を特定する識別情報毎に分けて複数の表示記録媒体を保持するラックを備えていることを特徴とするコンテンツ配信システム。 - データ通信を行う通信部と、コンテンツ画像を無電源状態で表示保持する表示部と、コンテンツデータに基づいて前記表示部にコンテンツ画像を書き込む書き込み部と、前記通信部により当該表示記録媒体を特定する識別情報を送信してコンテンツデータを取得する処理を行うコンテンツ取得制御部と、を有する表示記録媒体へのコンテンツ配信を管理する配信管理装置であって、
データ通信を行う通信部と、前記表示記録媒体から受信した識別情報に基づいて当該表示記録媒体へ配信するコンテンツデータを決定するコンテンツ決定部と、を有することを特徴とする配信管理装置。 - データ通信を行う通信部と、コンテンツ画像を無電源状態で表示保持する表示部と、コンテンツデータに基づいて前記表示部にコンテンツ画像を書き込む書き込み部と、当該表示記録媒体を使用するユーザを特定する識別情報を取得するユーザ情報取得部と、前記通信部により当該表示記録媒体を特定する識別情報とユーザを特定する識別情報とを送信してコンテンツデータを取得する処理を行うコンテンツ取得制御部と、を有する表示記録媒体へのコンテンツ配信を管理する配信管理装置であって、
データ通信を行う通信部と、前記表示記録媒体から受信した表示記録媒体を特定する識別情報とユーザを特定する識別情報とに基づいて当該表示記録媒体へ配信するコンテンツデータを決定するコンテンツ決定部と、を有することを特徴とする配信管理装置。 - データ通信を行う通信部と、表示記録媒体から受信した当該表示記録媒体を特定する識別情報に基づいて当該表示記録媒体へ配信するコンテンツデータを決定するコンテンツ決定部とを有する配信管理装置の管理下で、配信されたコンテンツデータを受信してコンテンツ画像を表示する表示記憶媒体であって、
データ通信を行う通信部と、コンテンツ画像を無電源状態で表示保持する表示部と、コンテンツデータに基づいて前記表示部にコンテンツ画像を書き込む書き込み部と、前記通信部により当該表示記録媒体を特定する識別情報を送信してコンテンツデータを取得する処理を行うコンテンツ取得制御部と、を有することを特徴とする表示記憶媒体。 - データ通信を行う通信部と、表示記録媒体から受信した表示記録媒体を特定する識別情報とユーザを特定する識別情報とに基づいて当該表示記録媒体へ配信するコンテンツデータを決定するコンテンツ決定部とを有する配信管理装置の管理下で、配信されたコンテンツデータを受信してコンテンツ画像を表示する表示記憶媒体であって、
データ通信を行う通信部と、コンテンツ画像を無電源状態で表示保持する表示部と、コンテンツデータに基づいて前記表示部にコンテンツ画像を書き込む書き込み部と、当該表示記録媒体を使用するユーザを特定する識別情報を取得するユーザ情報取得部と、前記通信部により当該表示記録媒体を特定する識別情報とユーザを特定する識別情報とを送信してコンテンツデータを取得する処理を行うコンテンツ取得制御部と、を有することを特徴とする表示記録媒体。 - データ通信を行う通信部と、コンテンツ画像を無電源状態で表示保持する表示部と、コンテンツデータに基づいて前記表示部にコンテンツ画像を書き込む書き込み部と、前記通信部により当該表示記録媒体を特定する識別情報を送信してコンテンツデータを取得する処理を行うコンテンツ取得制御部とを有する表示記憶媒体を用いて、コンテンツを配信する方法であって、
配信管理装置が、前記表示記憶媒体から受信した当該表示記録媒体を特定する識別情報に基づいて当該表示記録媒体へ配信するコンテンツデータを決定し、
コンテンツ配信装置が、前記決定されたコンテンツデータを前記表示記憶媒体へ送信することを特徴とするコンテンツ配信方法。 - データ通信を行う通信部と、コンテンツ画像を無電源状態で表示保持する表示部と、コンテンツデータに基づいて前記表示部にコンテンツ画像を書き込む書き込み部と、前記通信部により当該表示記録媒体を特定する識別情報とユーザを特定する識別情報とを送信してコンテンツデータを取得する処理を行うコンテンツ取得制御部とを有する表示記録媒体を用いて、コンテンツを配信する方法であって、
配信管理装置が、前記表示記憶媒体から受信した当該表示記録媒体を特定する識別情報とユーザを特定する識別情報とに基づいて当該表示記録媒体へ配信するコンテンツデータを決定し、
コンテンツ配信装置が、前記決定されたコンテンツデータを前記表示記憶媒体へ送信することを特徴とするコンテンツ配信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004217258A JP2006041801A (ja) | 2004-07-26 | 2004-07-26 | コンテンツ配信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006041801A true JP2006041801A (ja) | 2006-02-09 |
Family
ID=35906339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004217258A Withdrawn JP2006041801A (ja) | 2004-07-26 | 2004-07-26 | コンテンツ配信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006041801A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008046706A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Fuji Xerox Co Ltd | コンテンツデザインシステム |
JP2009133950A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-18 | Toppan Forms Co Ltd | 情報表示システム |
JP2009152774A (ja) * | 2007-12-19 | 2009-07-09 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像表示システム |
US8174721B2 (en) | 2009-09-18 | 2012-05-08 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Method, system, and apparatus for outputting image, and computer-readable storage medium for computer program |
US8527477B2 (en) | 2006-09-01 | 2013-09-03 | Fujifilm Corporation | Display system, display method, display program, display control method and display apparatus |
US8955746B2 (en) | 2012-09-27 | 2015-02-17 | Intel Corporation | Providing a locking technique for electronic displays |
JP2016015174A (ja) * | 2015-10-23 | 2016-01-28 | カシオ計算機株式会社 | 電子制御装置及びプログラム |
CN114327226A (zh) * | 2021-11-19 | 2022-04-12 | 安徽博大光通物联科技有限公司 | 应用于电子纸拉手环的传感检测数据发布方法和装置 |
-
2004
- 2004-07-26 JP JP2004217258A patent/JP2006041801A/ja not_active Withdrawn
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