JP4556072B2 - 消臭用組成物および消臭剤 - Google Patents

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Description

本発明は消臭用組成物、当該組成物を含有する食品、医薬品等の形態の消臭剤に関する。
生活環境の向上に伴い、生ゴミ等の悪臭、体臭、口臭等を軽減あるいは除去したいという要望は高まりつつある。これらの悪臭等を除去するための消臭剤としては、従来より種々研究、開発が進められている。それらの内でも、特に食品分野で利用される消臭剤、例えば口臭等に対する消臭剤としては、安全性が高いものであることが望ましく、この要望を満たす消臭剤を提供するための、植物由来の材料が種々提案されている。
現在、消臭作用を有することが報告されている植物由来の材料の例としては、例えば健康飲料として知られるルイボスティーの原料である南アフリカの一部に自生する針葉樹「Aspalathus Linearis」の葉から得られる水性抽出物(特許文献1参照)、マッシュルーム(シャンピニオンおよびマンネンタケとも称される)子実体(特許文献2および特許文献3参照)、柿エキス(特許文献4)、米ぬか(特許文献5)、シソ(特許文献6)、レッドビート等(特許文献7)、海藻(特許文献8)、コナラ等(特許文献9)、サルノコシカケ(特許文献10)、イネ科植物抽出物(特許文献11)、セージ、ローズマリー等(特許文献12)、緑茶(非特許文献1)等を挙げることができる。
特開平7-313580号公報 特開平2-277456号公報 特開平5-38358号公報 特開昭61-87562号公報 特開昭57-180959号公報 特開昭60-214726号公報 特開昭60-207664号公報 特開昭62-152463号公報 特開昭61-206448号公報 特開昭62-181048号公報 特開平2-167168号公報 特開昭57-203445号公報 Biosci. Biotech. Biochem., 59(7), 1232-1236, 1995
本発明の目的は、上記報告された各種の材料とは異なる材料を利用して、これらと同等或いはこれらをも凌ぐ優れた消臭効果を奏し得る安全性の高い消臭剤を提供することにある。
本発明者らは、上記の課題を解決するため鋭意研究を重ねた結果、ニガウリの加熱処理物に優れた消臭効果があることを見出した。本発明はこの知見を基礎として更に研究を重ねた結果完成されたものである。
本発明は、下記項1-7に記載の発明を提供する。
項1. ニガウリ加熱処理物またはニガウリ加熱処理物の抽出物を含有する消臭用組成物。
項2. ニガウリ加熱処理物が、ニガウリを乾燥後加熱焙煎して得られるものである項1に記載の消臭用組成物。
項3. ニガウリ加熱処理物の抽出物が、ニガウリ加熱処理物を溶媒抽出したものである項1に記載の消臭用組成物。
項4. 項1〜3のいずれかに記載の消臭用組成物を含有する消臭剤。
5. 前記消臭剤が、液状、固体、クリーム状および噴霧用剤からなる群から選ばれる少なくとも1種の形態である項4に記載の消臭剤。
項6. 前記消臭剤が、医薬品、医薬部外品、化粧品、食品(消臭を標榜するものに限る)または室内若しくは屋内用消臭剤の形態である項4に記載の消臭剤。
項7. 前記消臭剤が、室内臭、車内臭、ごみ臭、ペット臭、体臭、口臭および足臭からなる群から選択される少なくとも1つの臭いを除去するための消臭剤である項4-6のいずれかに記載の消臭剤。
また、本発明は、下記項8-14に記載の発明を提供する。
項8. 粉末または顆粒状形態である項4に記載の消臭剤。
項9. 担体に担持された形態である項4に記載の消臭剤。
項10. 担体が、ゼオライト、乳糖、デンプン、デキストリン、寒天、ゼラチン、カラギーナン、アラビアガム等のガム類、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミドのゲル、各種セルロースの繊維、多孔質ガラス、セラミックス、活性炭、シリカ、シリケートの多孔性材料からなる群から選択される少なくとも1種である項9に記載の消臭剤。
項11. 液剤形態である項4に記載の消臭剤。
項12. 口臭用消臭剤、体臭用消臭剤、ペット用消臭剤、家畜用消臭剤、キッチン用消臭剤、トイレ用消臭剤、室内用消臭剤、ゴミ用消臭剤、車内用消臭剤および工業用消臭剤からなる群から選択される消臭剤である項4に記載の消臭剤。
項13. ガム、キャンデー、フィルム状キャンデー、グミ、糖衣錠またはタブレットである項6に記載の消臭剤。
項14. 歯磨き、入れ歯洗浄剤、洗口剤、入浴剤、貼布剤または湿布剤である項6に記載の消臭剤。
本発明によれば、安全性が高く、優れた消臭効果を有する消臭剤が得られる。特に、本発明消臭剤は、従来食品原料として使用されているニガウリを原料として調製されたものであるため、安全性が高く、ヒトおよび動物への適用も可能であり、食品や医薬品等として摂取することも可能である。しかも、その際、本発明消臭剤は、ニガウリに特有の苦みはなく、従って得られる食品等の呈味に悪影響を与える不利もない。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明消臭用組成物は、その有効成分としてニガウリ加熱処理物またはその抽出物を含有することが重要である。
原料ニガウリ
ニガウリは、ウリ科の植物で学名Momordica charantia L.として知られ、熱帯アジア原産で、日本では沖縄や九州地方で多く栽培されている。ニガウリは、ゴーヤやツルレイシとも呼ばれている。本発明で使用するニガウリは、野生種であっても、品種改良されたものであってもよく、また、栽培により生産されたものであっても、天然より採取されたものであってもよい。
本発明において有効成分とするニガウリ加熱処理物の原料としてのニガウリは、好ましくは、ニガウリの果実部が使用される。果実部には、果皮、果肉、果汁、わた、種子等が含まれ、本発明ではこれらのいずれの部位を使用してもよい。
ニガウリ加熱処理物
ニガウリ加熱処理物の調製に当たっては、まずニガウリを乾燥する。当該乾燥に先だって、ニガウリを適切な大きさに細切または破砕しておくこともできる。乾燥および加熱を効率的に実施する観点から、原料は、通常約1-20mm、好ましくは約5-8mmの大きさに細切しておくことが望ましい。
ニガウリの乾燥は、ニガウリの乾燥後の重量が、乾燥前の重量の約1-20%、好ましくは約5-12%に減量するまでの条件で実施すればよい。乾燥方法や条件等は、特に制限されず、当業界で公知または慣用の乾燥方法等を採用することができる。当該乾燥方法の具体例としては、例えば40-120℃程度の熱風を当てて乾燥する方法、天日で1-5日程度、より好ましくは3日程度干す方法等が例示される。
次いで、乾燥させたニガウリを、加熱処理(加熱焙煎処理)する。加熱条件は、加熱方法、例えば利用する加熱装置等に応じて適宜決定され、特に制限されるものではない。一般には、加熱温度約40-120℃、好ましくは約60-120℃で、約1-60分間、好ましくは約3-15分間の加熱条件を採用することができる。加熱方法も特に制限されるものではなく、通常の加熱方法をいずれも採用することができる。特に好適な加熱方法の例としては、上記温度条件下で炒る方法を挙げることができる。この加熱処理は、例えば、焙煎機等を使用して実施することができる。このような加熱処理を行うことによって、本発明において有効成分の一つとして利用するニガウリ加熱処理物が調製される。当該ニガウリ加熱処理物は、通常、乾燥前のニガウリ重量の約3-10%、好ましくは約5-7%の重量にまで減量されているのが望ましい。
このものは、加熱処理後に得られる固体形態のままで、または該固体を常法に従って適当に粉砕した粉末(散剤)形態で、更には該粉末を適当に賦型して得られる顆粒乃至錠剤形態で、本発明消臭剤として実用することができる。粉末形態の本発明消臭剤は、取り扱いの容易さ、液体との混合性、さらに消臭効果に影響する表面積の大きさなどの観点から、1μm〜1cmの大きさであることが好ましく、より好ましくは1〜200μmの大きさである。
顆粒剤、錠剤等への賦型は、常法に従って実施することができ、その際用いられる賦形剤等も一般に用いられるそれらのいずれでもよい。その詳細は、後記消臭剤の使用形態の項において説明する。
ニガウリ加熱処理物の抽出物
本発明消臭剤の有効成分としては、前述したニガウリ加熱処理物の他に、該ニガウリ加熱処理物の抽出物を使用することもできる。
ニガウリ加熱処理物の抽出物は、ニガウリ加熱処理物を溶媒抽出したものである。この溶媒抽出は、常温または加熱下で実施することができる。抽出溶媒としては、各種の溶媒を用いることができる。即ち、水性溶媒も、油性溶媒も利用することができる。安全性等の観点からは、水性溶媒および/またはエタノールで抽出を行うことが好ましく、抽出効率の観点からは、加熱した水性溶媒を用いて抽出を行うことが更に好ましい。
本明細書において水性溶媒とは水を含有する溶媒を意味する。即ち、水性溶媒には、水そのものも含まれ、また、水に親水性有機溶媒を加えたものも含まれる。抽出に使用できる親水性有機溶剤としては、例えば炭素数が1〜5の低級アルコール類若しくは低級ケトン類、多価アルコール類などを挙げることができる。具体例としては、メタノール、エタノール、プロピルアルコール、イソプロパノール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、アセトン、酢酸エチル、クロロホルム、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン等の単独或いは2種以上の組み合わせを挙げることができる。好ましい溶媒には、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類、水と低級アルコール類との混液が含まれる。更に好ましい溶媒には、水、エタノール又は水とエタノールとの混液(5〜50重量%エタノール水溶液)が含まれる。最も好ましい溶媒としては水を挙げることができる。なお、水は、冷水である必要はなく、温水や熱水であってもよい。
抽出溶媒は、処理すべきニガウリ加熱処理物1重量部に対して約10〜1000倍重量利用することができる。抽出温度は、約70〜100℃、好ましくは約90〜100℃である。抽出時間は、約1〜90分、好ましくは約30〜60分である。
本発明消臭剤は、上記抽出操作によって得られる抽出物(抽出液)をそのまま利用することもでき、また該抽出液を濃縮したり、遠心分離して固形物を除去したり、乾燥したり、更に加熱殺菌したりすることによって得られる濃縮物、遠心分離上清、乾燥物等であってもよい。これらの濃縮操作、遠心分離操作、乾燥操作および加熱殺菌操作は、いずれも常法に従って実施することができる。
消臭剤の使用態様
本発明消臭剤の利用によって消臭される対象物(悪臭成分)としては、例えば、メルカプタンなどの硫黄化合物、インドール、スカトール、アンモニア、尿素、アミンなどの窒素含有化合物等を挙げることができる。特に、本発明消臭剤は、ニンニク臭(アリルスルフィドなど)、生臭さ(アンモニアやトリメチルアミンなど)等の悪臭に対して優れた消臭効果を発揮し得る。従って、本発明消臭剤は、チオールやメルカプト系のいわゆるS系臭気、アンモニアやアミン系のいわゆるN系臭気の消臭にも利用することができる。
本発明消臭剤は、上記したような各種対象物の消臭に、その目的に応じて、各種の形態で使用することができる。例えば、消臭対象としては、体臭、腋臭、口臭、足臭、ペットの臭い、トイレの臭い、台所の臭い、冷蔵庫の臭い、魚や野菜など食品の臭い、タバコの臭い、衣服の臭い、靴の臭い、川や海に由来する悪臭、各種工場からの悪臭などを挙げることができる。即ち、本発明消臭剤は、例えば、口臭用消臭剤、体臭用消臭剤、ペット用消臭剤、家畜用消臭剤、キッチン用消臭剤、トイレ用消臭剤、室内用消臭剤、ゴミ用消臭剤、車内用消臭剤および工業用消臭剤等として使用することができる。
本発明消臭剤の形態は、上述した消臭対象および用途(使用目的)に応じて適宜決定できる。該形態の具体例としては、液状形態(水性溶媒抽出液およびそのエキスを含む)、例えば粉末形態、顆粒形態、錠剤形態などの固体状形態、クリーム状形態(ペースト形態およびゲル形態を含む)、噴霧用剤形態(スプレー形態)などを挙げることができる。
これらの形態への調製は、適当な担体(賦形剤など)を用いて通常の方法に従って実施することができる。本発明において有効成分とするニガウリ加熱処理物またはその抽出物或いはこれらを含む本発明消臭用組成物が既に上記のいずれかの形態(例えば粉末形態、液状形態等)を有する場合は、担体を用いることなくそのまま本発明消臭剤として利用することができる。また、必要に応じて、更に適当な担体を利用して適当な形態に調製して本発明消臭剤として利用することができる。
担体を利用して調製できる形態の好ましい例としては、本発明有効成分を担体に担持させた形態を挙げることができる。ここで、担体としては、公知の各種の材料を使用することができる。その具体例としては、例えば寒天、ゼラチン、カラギーナン、アラビアガム等のガム類;ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミドなどのゲル;各種セルロースなどの繊維類;ゼオライト、多孔質ガラス、セラミックス、活性炭、シリカ、シリケートなどの多孔性材料などを挙げることができる。その他にも、デンプン、乳糖、デキストリン、各種デキストリン誘導体、キチン、キトサン等も担体として利用することができる。これらの担体を利用して調製される本発明消臭剤の形態としては、代表的には散剤形態、粒状形態、顆粒状形態、錠剤形態、ブロック状形態、ゲル状形態等を挙げることができる。
また、他の好ましい形態としては、本発明有効成分を適当な液体(希釈剤)にて希釈した液剤形態(飲料など)および適当な賦形剤を利用し、更に必要に応じて結合剤、崩壊剤、滑沢剤、湿潤化剤、緩衝剤、保存剤、香料等の薬学的に許容される添加剤を任意に配合して賦型した形態を挙げることができる。ここで賦形剤としては、前記担体として例示した各種のもの、例えばゼオライト、乳糖、デンプン、デキストリン、各種デキストリン誘導体、結晶セルロース、キチン、キトサン等を挙げることができる。
更に、本発明消臭剤は、本発明有効成分若しくは本発明消臭用組成物を、適当な支持体に支持させた形態に調製して、消臭剤として実用することもできる。ここで支持体としては、例えば紙、不織布、織布、木材、無機多孔質材料、各種繊維材料、各種樹脂類(フィルム、シート等)を挙げることができる。これら支持体への支持は、常法に従って、本発明有効成分を例えば塗布などが可能な適当な形態に調製して、支持体に塗布などによって施工することにより実施することができる。
特に、本発明消臭剤において有効成分とするニガウリ加熱処理物およびその抽出物は、安全性が高いため、ヒトおよび動物に対して使用することが可能である。即ち、本発明消臭剤は、医薬品、医薬部外品、化粧品、食品などの形態でヒトおよび動物に対して適用することができる。この適用に適した形態の具体例としては、例えば、ガム、キャンデー、フィルム状キャンデー、グミ、糖衣グミ、タブレットなどの菓子類;錠剤、顆粒剤、カプセル剤などの健康食品;各種ドリンク剤などの飲料;各種調味料等を挙げることができる。このような形態の製品は、本発明消臭剤有効成分または本発明消臭用組成物を菓子類、健康食品などに配合して調製することができ、これらの各製品は、それらをヒトおよび動物に摂取乃至投与することによって、所望の消臭効果を奏し得る。
また、本発明有効成分は、これを例えば歯みがき、口臭防止剤(洗口剤など)、入れ歯洗浄剤などの口腔用品;胃腸薬などの医薬品;医薬部外品、入浴剤、貼布剤、湿布剤等に配合して、これらの各製品を調製することもできる。
更に、本発明有効成分はこれを動物の飼料等に配合してそのような飼料の形態で消臭剤として実用することもできる。
従って、本発明は、本発明有効成分を含む上記各種の製品をも提供するものである。
尚、本発明消臭剤は、これを単独で使用できることは勿論のこと、例えば他の消臭剤有効成分や消臭剤と組合せて使用することもできる。このような併用可能な消臭剤若しくはその有効成分は特に制限はない。併用できる代表的な消臭成分としては、例えば、活性炭、シリカゲル、アルミナ、α-シクロデキストリン、β-シクロデキストリン、γ-シクロデキストリン、クラスターデキストリンなどの吸着剤や多孔質材料を挙げることができる。
本発明消臭剤は、悪臭を含んだ気体や液体と本発明消臭剤とを接触させることによって、所望の消臭効果を奏し得るものであって、その実際の使用の態様は、これが悪臭と接触できるものである限り何ら限定はない。例えばトイレ、家畜舎、室内、冷蔵庫、車内などの限定空間の消臭に当たっては、該限定空間内に本発明消臭剤を配置したり、散布したりすることによって適用できる。口臭用、体臭用などの消臭剤は、例えば食品形態で摂取させたり、口腔内などの適用箇所にスプレーしたりすることによって適用することができる。その適用量は、所望の消臭効果が得られる任意の量から選択することができる。
本発明消臭用組成物の使用の好ましい一実施態様としては、食品への使用を挙げることができる。即ち、各種食品に本発明組成物を配合することによって、消臭用食品として利用することができる。特に、本発明消臭剤は、口臭の除去を目的としたチューインガム、キャンデー、フィルム状キャンデー、グミ、糖衣グミ、タブレット、飲料等として有用である。
消臭作用
本発明消臭剤の消臭作用は、いまだ明らかでないが、ニガウリに含まれる成分や繊維が関与しているものと思われる。ニガウリに含有される成分としては、苦味配糖体、アルカロイド、アデニン、シトルリンなどを挙げることができる。
実施例
以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
消臭剤の評価試験1
下記試験を行い、ニガウリ加熱処理物の消臭効果を評価した。
(1)ニガウリ加熱処理物の調製
ニガウリを洗浄した後、一片が5〜8mm程度にみじん切りにした。みじん切りにしたニガウリ1000gを、熱風乾燥器で40〜120℃の熱風で重量が120gになるまで乾燥させた。次いで、直火型焙煎機を使用して、15分間、鉄板温度を70℃から110℃まで徐々に上昇させて炒ることにより、ニガウリ加熱処理物60gを得た。
かくして得られたニガウリ加熱処理物を沸騰直後の熱湯に添加して、10分間静置し、抽出液100mLに対してニガウリ加熱処理物が0.2gとなるよう抽出した後、濾過により固形残渣を除去した抽出液を本発明サンプルとした。
(2)試験方法
内容140mLの蓋付きガラス瓶に、本発明サンプル100gを秤量して加え、瓶を50℃に加温後、更に供試悪臭源としてのおろしニンニク0.01gを加えて蓋を閉め、瓶内容物を1分間攪拌振盪させた。その後、蓋を取り、瓶を内容量が1000Lの金属製ボックス内に収容し5分間経過後、以下の官能試験を実施した。
対照として、本発明サンプル100gに代えて、水100gを用いて同一試験を実施した。また、比較のため、緑茶(玉露を使ったコクのある緑茶)100gを用いて同一試験を繰り返した。
官能試験は、3名の臭気判定士をパネラーとして、前記金属製ボックス内の臭気(ニンニク臭)および消臭効果について、下記基準に従って評価させた。また、各パネラーの評価点の平均値を算出した。
[ニンニク臭の臭気強度]
0…悪臭を感じない
1…殆ど悪臭を感じない
2…悪臭を感じる
3…悪臭を強く感じる。
[消臭効果]
1…消臭効果あり
2…消臭効果ややあり
3…どちらともいえない
4…あまり消臭効果はない
5…消臭効果なし。
(3)評価結果
表1に評価結果を示す。
Figure 0004556072
(4)考察
表1に示される結果から理解できるように、本発明消臭剤の利用によれば、対照とする水の場合に強く感じられたニンニク臭が、殆ど感じられず、消臭効果のあることが明らかである。この本発明消臭剤の消臭効果は、植物由来の消臭剤として優れた消臭効果を奏することが知られる緑茶と比較して同等以上に優れたものであることが判る。
消臭剤の評価試験2
実施例1の(1)に記載の方法で調製した本発明消臭剤サンプル(本発明サンプル)を用いて餃子を食した後のパネラーの口臭の消臭感を試験した。
(1)試験方法
無作為に選択した6名のパネラーにそれぞれ焼餃子二人前(合計約200g)を食べさせた。パネラーの2名には、食後速やかに本発明サンプル200mLを飲用させた(本発明群、n=2)。別のパネラー2名には、食後速やかに水200mLを飲用させた(比較群、n=2)。また残りのパネラー2名には本発明サンプルも水も飲用させなかった(対照群、n=2)。
食後10分経過した時点(本発明群および比較群では本発明サンプルおよび水を飲用して10分経過後、対照群では食後上記各群と同時間経過後)に、各群のパネラーに、口臭が気になるかどうかを尋ねることにより消臭感を判定した。
また、上記試験において、各群パネラーの食後の呼気(本発明群および比較群では本発明サンプルおよび水を飲用する前、対照群では食後上記各群と同時間経過後)および食後10分間経過した時点の呼気を、それぞれエアバッグに取り、におい測定器(「ニオイセンサXP-329」、新コスモス電機製)を用いて、そのにおい強度を測定し、においの低下率(%)を次式により算出した。
におい低下率(%) = [1-B/A]×100
A:食後の呼気
B:食後10分間経過した時点の呼気
尚、この測定では、活性炭フィルターを通過したエアが0となるようにゼロ合わせを行った。この測定値は、これが高いほど、においが強いことを示す。
(2)結果
上記試験の結果、消臭感については、本発明群の2名のパネラーは、いずれも口臭(餃子の臭い)が気にならないと回答した。比較群のパネラー1名は口臭がやや気になると回答し、他の1名は口臭が気になると回答した。また、対照群の2名のパネラーはいずれも口臭が気になると回答した。
また、臭い強度の測定結果は、下記表2に示すとおりであった。
Figure 0004556072
以上の結果から、本発明消臭剤は、優れた口臭除去効果を奏するものであることが判った。
消臭剤の評価試験3
(1)試験方法
実施例1の(1)に記載の方法で調製した本発明消臭剤サンプル(本発明サンプル)を用いて、アルカリ系悪臭物質(0.5%アンモニア水溶液)および酸性系悪臭物質(硫化水素飽和水溶液)に対する該サンプルの消臭効果を、検知管法により評価した。この試験は以下の手順により実施した。
(1) 10ccミニビーカを、10リットルのガラスデシケータ中に静置する。
(2) 上記(1)のミニビーカに、消臭剤(本発明サンプル)5mLと、悪臭物質各5mLとを注入する。
(3) 前記ガラスデシケータを密閉する。
(4) デシケータを密閉して30分後、検知管(アルカリ系悪臭物質(アンモニア)に対しては、No.3La検知管(ガステック社製);酸性系悪臭物質(硫化水素)に対しては、No.4L検知管(ガステック社製))を用いて悪臭物質濃度を測定する。得られた値を「測定値1」とする。
(5) 上記(2)〜(4)において、消臭剤の代りにイオン交換水5mLを注入する以外は同様の操作を繰り返して、悪臭物質濃度を測定する。得られた値(コントロール値)を「測定値2」とする。
(6) 以下の式に従って、消臭剤の各悪臭物質に対する消臭率を求める。
消臭率(%) = [1-測定値1/測定値2] ×100
(2)結果
得られた結果を下記表3に示す。
Figure 0004556072
上記表3に示される結果から、本発明消臭剤は、アルカリ性物質および酸性物質のいずれに対しても消臭効果を奏することが判る。
処方例
下記各処方に従う本発明消臭剤を調製した。
(1) カプセル剤の調製
40-60℃に加温した精製水100gに対し、ゼラチン5gを攪拌しながら徐々に添加して混合溶解した。得られた混合溶液を減圧脱泡した後、酸化チタン、色素を適量加えて更に混合した。その後、混合物をカプセル型ビンに充填し、成形した後、水分が15〜18重量%になるまで乾燥させた。かくして得られたカプセルのボディ部に、実施例1に記載の方法で調製したニガウリ加熱処理物200mgを充填し、キャップ部を結合させて、ニガウリ加熱処理物を含有するカプセル剤を調製した。
(2) マイクロカプセルの調製
40℃に加温した精製水100gに対し、ゼラチン5gを攪拌しながら徐々に添加して混合溶解した。その後、得られた混合溶液に更に実施例1に記載の方法で調製したニガウリ加熱処理物200mg、酸化チタン、グリセリン、色素を適量加え、混合してカプセルを得た。次いで、カプセルを冷却し、水分含量が15〜18wt%になるまで脱水し、更に水分含量が8.2〜16重量%になるまで乾燥した。その後、ろ過して、ニガウリ加熱処理物を含有するマイクロカプセルを調製した。
(3) クッキーの調製
まず無塩バター70gを攪拌しながら、これに砂糖(グラニュー糖)80gを徐々に添加した。この中に割ほぐした卵1個を添加した後、実施例1に記載方法で調製したニガウリ加熱処理物2gを添加し、更に攪拌した。十分混ざった段階で、均一にふるった薄力粉200gを加えて低速で攪拌した後、一塊りにした。これを、約30分間低温室に寝かした後、約1cmの厚みで均一にのばし、直径5cmの円形型で抜いた。次いで、切り抜いたクッキー生地を天版に並べ、170℃で予熱したオーブンで12〜15分間加熱して、ニガウリ加熱処理物を含有するクッキーを得た。
(4) 清涼飲料水の調製
下記の組成の清涼飲料水を調製した。
(重量%)
ニガウリ加熱処理物の抽出液(実施例1に記載方法で調製) 0.5
果糖ブドウ糖液糖 6.0
クエン酸ナトリウム 0.6
L−アスコルビン酸 3.0
水 適量
合計 100重量%

(5) ゼリーの調製
下記組成のゼリーを調製した。
(重量%)
ニガウリ加熱処理物の抽出液(実施例1に記載方法で調製) 0.5
ゼラチン 1.1
砂糖 22.0
L−酒石酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.1
クエン酸 0.1
水 適量
合計 100重量%
本発明消臭剤は、安全で優れた消臭効果を奏し得、食品形態等を有する消臭剤として、各種分野で利用することができる。

Claims (7)

  1. ニガウリ加熱処理物またはニガウリ加熱処理物の抽出物を含有する消臭用組成物。
  2. ニガウリ加熱処理物が、ニガウリを乾燥後加熱焙煎して得られるものである請求項1に記載の消臭用組成物。
  3. ニガウリ加熱処理物の抽出物が、ニガウリ加熱処理物を溶媒抽出したものである請求項1に記載の消臭用組成物。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の消臭用組成物を含有する消臭剤。
  5. 前記消臭剤が、液状、固体、クリーム状および噴霧用剤からなる群から選ばれる少なくとも1種の形態である請求項4に記載の消臭剤。
  6. 前記消臭剤が、医薬品、医薬部外品、化粧品、食品(消臭を標榜するものに限る)または室内若しくは屋内用消臭剤の形態である請求項4に記載の消臭剤。
  7. 前記消臭剤が、室内臭、車内臭、ごみ臭、ペット臭、体臭、口臭および足臭からなる群から選択される少なくとも1つの臭いを除去するための消臭剤である請求項4-6のいずれかに記載の消臭剤。
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