JP4555460B2 - 透水性ブロック舗装及び透水性ブロック舗装の施工方法 - Google Patents

透水性ブロック舗装及び透水性ブロック舗装の施工方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、透水性を有するブロック舗装及びその施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、都市の景観等を考慮して歩道、ショッピングモール、公園、駐車場、一般車道等にブロック舗装が用いられることが多くなってきた。
【0003】
従来、ブロック舗装は、図6に示すように、コンクリート舗装、アスファルト舗装、自然土等の路盤61上にセメントと砂とを混合した空練セメントモルタル62を敷きならし、この空練セメントモルタル上にブロック63を所定の配置に配設した後に転圧をおこなう。
【0004】
続いて、目地空間部64に空練りセメントモルタル65を充填した後に散水を行い、空練りセメントモルタル中のセメントに水和反応を生じさせて空練りセメントモルタルで構成しているクッション砂と目地砂とをモルタル状に固めて固定すると共に、ブロックを路盤に固着することで施工されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、空練りセメントモルタルでブロックを支持する方法は、固体化した空練りセメントモルタルが脆いために、歩道等の軽交通に対しては使用可能であるが、車道等の重交通に対しては耐久力が足りないという問題点があった。
【0006】
さらに、空練りセメントモルタルを基礎とするブロック舗装に透水性を持たせることができないという問題点が存在した。これは、ブロック及び目地部に用いる空練りセメントモルタルが殆ど透水性を有さないためである。そのため、ブロック舗装を、透水性舗装及び排水性舗装として用いることができなかった。
【0007】
このような問題点に鑑み本発明は、優れた透水性を有するとともに、重交通下においても優れた耐久性を有するブロック舗装を提供することを課題とする。また、このブロック舗装の施工方法を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
発明は、路盤上に配置されたブロック支持層とこのブロック支持層上に多数個のブロックを敷設してなるブロック舗装において、前記ブロック支持層が透水性を有することを特徴とするブロック舗装である。
このように構成することで、ブロック間の目地から侵入した雨水等が、前記透水性を有するブロック支持層中を通過するために、透水性を有するブロック舗装が達成される。
【0009】
また、発明は、前記多数個のブロック同士の目地に透水性を有する目地材料が充填されているのが好ましい
このように構成することで、雨水等が目地を通過しやすくなり、透水性を損わずに、交通荷重に対する耐久性を高めることが可能となる。
【0010】
また、発明は、前記路盤と前記ブロック支持層との間に遮水層が設けられているのが好ましい
このように構成することで、ブロック支持層中を通過した雨水等を遮水層により遮り、適宜集水して排水することが可能となる。また、ブロック支持層を通過した浸透水が遮水層で遮られ路盤に浸透しないためブロック舗装道の交通荷重に対する耐久性を高めることが可能となる。
【0011】
また、本発明は、前記ブロック支持層がセメント系透水性混合物、アスファルト乳剤系透水性混合物又は樹脂系透水性混合物からなるのが好ましい。
ここで、樹脂系透水性混合物として用いる樹脂は、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂等が主に用いられるが、耐水性があるものであれば、これら樹脂以外の樹脂も用いることが可能である。
【0012】
また、発明は、前記セメント系透水性混合物が、セメントを9.5〜30.8質量部と、単粒度の6号又は7号砕石を47.2〜83.3質量部と、細骨材を3.2〜21.9質量部と、水を2.2〜8.0質量部と、を混合してペーストボリュームが15〜40%になるように混練したものであり、前記アスファルト乳剤系透水性混合物が、特殊バインダとしてアスファルト乳剤とエポキシ樹脂とを混合したものを4〜8質量部と、骨材を92〜96質量部と、粘材を0.1〜1.0質量部と、を混合してペーストボリュームが5〜25%になるように混練したものであるのが好ましい
このような組成とペーストボリュームを有する透水性混合物をブロック支持層に用いることで、交通荷重に対する耐久性と透水性をかねそなえたブロック舗装を得ることが可能となる。ここで、ペーストボリュームとは、2.5mm以下の細骨材、セメント(フィラーを含む場合はフィラーを加えたもの)及び水又は樹脂バインダー又は乳剤からなるモルタル分の体積百分率である。
【0013】
また発明に係るブロック舗装の施工方法は、(1)路盤上に前記のようなセメント系透水性混合物、アスファルト乳剤系透水性混合物又は樹脂系透水性混合物からなるブロック支持層を形成する工程と、(2)前記ブロック支持層上に多数個のブロックを敷設する工程と、(3)必要に応じて、前記多数個のブロック間の目地に、透水性を有する目地材料を充填する工程と、を有するのが好ましい
このように構成することで、雨水等を路盤中に浸透させて排水することが可能となる。
【0014】
また、発明に係るブロック舗装の施工方法は、(1)路盤上に遮水層を設ける工程と、(2)前記遮水層上に前記のようなセメント系透水性混合物、アスファルト乳剤系透水性混合物又は樹脂系透水性混合物からなるブロック支持層を形成する工程と、(3)前記ブロック支持層上に多数個のブロックを敷設する工程と、(4)必要に応じて、前記多数個のブロック間の目地に、透水性を有する目地材料を充填する工程と、を有するのが好ましい
このように構成することで、雨水等が遮水層により遮られて路盤と直接接触することが避けられるので、路盤を柔脆化することなく透水性ブロック舗装を施すことが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は、歩道に主に用いられる本発明の透水性ブロック舗装の断面図、図2は歩車道に用いられる本発明の透水性ブロック舗装の断面図、図3は車道として用いられる本発明の透水性ブロック舗装の断面図、図4は、車道として用いられる本発明の透水性ブロック舗装の断面図、図5は透水性ブロック舗装の施工工程を示す断面図である。
【0017】
=第1の実施形態=
図1は歩道に用いられる本発明の第1の実施形態である。本実施の形態は、透水性を有する自然土等の粒状路盤1上に、単層のブロック支持層2を形成し、このブロック支持層2上に、多数個のブロック3を高さを調整しながら平面状に敷設して形成したものである。この際、ブロック3とブロック支持層2との接触性を高めるために、下面(ブロック支持層と接触する面)に接着剤を塗布したブロック3を用いても良い。
【0018】
第1の実施形態は、軽荷重を支持するためのブロック舗装であることから、ブロック3間の目地4は突合目地又は透水性を有する砂を充填することで形成する。このように構成することで、雨水等は、目地4の間隙から透水性を有するブロック支持層2を通過し、路盤1中に浸透拡散する。本実施の形態における透水係数は0.01cm/sec以上を目標とするものである。
【0019】
路盤1上に形成するブロック支持層2は、所定の交通荷重を支えることが可能であり、目地4から流入する雨水等を速やかに浸透することができれば、厚さに特に制限はない。ただ、一般的に、交通荷重が大きいところでは、ブロック支持層2を厚くしたほうが交通荷重に対する耐久性が向上する。第1の実施形態は人又は自転車等が交通する歩道に適用するものであるので、ブロック支持層2は薄くても構わない。
【0020】
また、路盤1が浸透水により悪影響を受ける恐れがある場合には、図3又は図4のように、路盤1とブロック支持層2との間に遮水層(図示せず)を設け、この遮水層に沿って伝わる水を路盤1に埋設される排水管等の排水手段で排水する構成とすることも可能である。
【0021】
第1の実施形態は、交通荷重が軽微である歩道として用いられることを想定しているために、ブロック3間の目地4は、ブロック3同士が接触する突合目地で形成することが可能である。また、この突合目地の間隙に砂を充填しても良い。
【0022】
また、第1の実施形態ではブロック3下面に接着剤を塗布することでブロック支持層2との間の接着性を高めることについて触れたが、目地4の透水性を阻害しなければ、接着剤に限らず、例えば接着性のシートをブロック3下面に貼着することや、樹脂をブロック3下面に塗布する等の接着性向上のための公知の手段を用いることができる。
【0023】
ここでブロック支持層2を形成する透水性混合物としては、大きく分けて結合材としてセメントを使用した混合材料(以下、セメント系透水性混合物と言う)と、アスファルト乳剤を使用した混合材料(以下、アスファルト乳剤系透水性混合物と言う)と、樹脂を使用した混合材料(以下、樹脂系透水性混合物)を用いることが可能である。
【0024】
まず、セメント系透水性混合物であるが、結合材としてのセメントを9.5〜30.8質量部と、粗骨材として単粒度の6号又は7号砕石(JIS A5001 1988)を47.2〜83.3質量部と、細骨材として川砂などの天然砂を3.2〜21.9質量部と、水を2.2〜8.0質量部と、を混合してペーストボリュームが15〜40%になるように混練することにより得られる。なお、必要に応じて各種混和材料を本発明の実施の妨げにならない程度に混合してもよく、本実施の形態においては、チキソトロピー性を有する有機系混和材を0〜0.6質量部又は、無機系混和材を0.8〜1.5質量部を混合した。
【0025】
このような組成とペーストボリュームを有するセメント系透水性混合物は、交通荷重を支えるのに十分な程度に骨材同士が結合すると共に骨材間を水が浸透可能な空隙を有する。
ここで、セメントとしては、普通セメント、早強セメント、超早強セメント、超速硬セメントを用途に応じて用いることが可能である。
【0026】
また、アスファルト乳剤系透水性混合物は特殊バインダとしてアスファルト乳剤とエポキシ樹脂とを混合したもの(この混合物中の水分量を約30質量%とすることが望ましい)を4〜8質量部と、骨材として単粒砕石、砂及び石粉を混合したものを92〜96質量部と、増粘材として食物繊維等を0.1〜1.0質量部と、を混合してペーストボリュームが5〜25%になるように混練することにより得られる。
【0027】
ここで、前記特殊バインダに用いるアスファルト乳剤としては、ノニオン系、カチオン系又はアニオン系アスファルト乳剤又は改質アスファルト乳剤等が挙げられる。また、前記特殊バインダに用いる樹脂としては水溶性のエポキシ変性ポリアミン等が挙げられる。前記特殊バインダは、アスファルト乳剤を70〜90質量部とエポキシ樹脂を10〜30質量部混合した組成を有することが望ましい。
【0028】
また、前記骨材としては用いられる単粒砕石は6号砕石又は7号砕石が好適である。砂としては、川砂等の自然砂が好適である。前記骨材は、単粒砕石70〜95質量部と砂0〜25質量部と石粉5〜10質量部とを混合した組成を持つことが望ましい。
【0029】
前記増粘材としては、食物繊維として、カルボキシメチルセルロース、dセルロース(トップセル)等を用いることが可能である。
【0030】
また、ブロック支持層2の施工終了後に直ちに人力で自然石ブロックの敷設作業が行われるので、作業者の作業効率を考えてブロック支持層2は常温の混合物として施工されることが望ましい。
このように、第一の実施形態では、透水性を有するブロック支持層2上にブロック3を設置することで、従来両立することが難しかった交通荷重に対する耐久性と透水性とを両立させることを可能とした。
【0031】
=第2の実施形態=
図2に歩車道専用の透水性ブロック舗装の第2の実施形態を示す。
本実施の形態は、耐久性の向上を図るために路盤1の上部に、複数の層のブロック支持層2を形成し、路盤1と接する下層のブロック支持層(排水性混合物)2bには上層のブロック支持層2aと比較して粒径の大きい粗骨材(5号砕石)を多く使用している。
【0032】
そのため、下層のブロック支持層(排水性混合物)2bは既存の透水性舗装よりも空隙率が10〜20%大きく、既存の透水性舗装よりも排水性が高くなっている。
本実施の形態は、このブロック支持層2(2a、2b)上に、下面に接着剤を塗布したブロック3を高さを調整しながら平面状に敷設して形成したものである。
【0033】
本実施の形態も軽交通荷重を支持するためのブロック舗装であることから、ブロック3は突合目地又は透水性を有する砂を目地に充填することで形成する。第2の実施形態における透水係数は0.01cm/sec以上を目標とするものである。
【0034】
第2の実施形態は、下層に粒度の粗い(粗粒率が大きく、粒径の大きな粗骨材が多い)ブロック支持層(排水性混合物)2bを、上層に粒度の細かいブロック支持層2aを形成したことにより、ブロック3にかかる交通荷重を有効に分散緩和することが可能となるので、第1の実施形態よりも大きな交通荷重下で用いることが可能となる。
【0035】
下層のブロック支持層(排水性混合物)2bと上層のブロック支持層2aの組成上の差異は、用いる骨材の粒度分布のみであり、上層のブロック支持層2aに用いる骨材等の材料は第1の実施形態と同様のセメント系透水性混合物、アスファルト乳剤系透水性混合物及び樹脂系透水性混合物を用いることができる。
【0036】
下層のブロック支持層(排水性混合物)2bの材料である透水性混合物は第1の実施形態に示したものを基本とする。すなわち、下層のブロック支持層(排水性混合物)2bとしてセメント系透水性混合物を用いる場合には、粗骨材として、第1の実施形態では単粒度の6号又は7号砕石を47.2〜83.3質量部混合していたことに替えて、単粒度の5号砕石を同じ質量部混合して作成する。
【0037】
アスファルト乳剤系透水性混合物の場合には、第1の実施形態では6号又は7号の単粒砕石70〜95質量部を用いていたことに替えて、単粒度の6号砕石を50〜80質量部混合して作成する。
【0038】
このように、下層のブロック支持層(排水性混合物)2bは上層のブロック支持層2aよりも径の大きい骨材を多く用いているためペーストボリュームは5%程度小さくなる。
【0039】
また、下層のブロック支持層(排水性混合物)2bと上層のブロック支持層2aには施工上の差異が存在する。上層のブロック支持層2aは施工後直ちに自然石ブロックが敷設されるので常温の混合物として施工されることが望ましいが、下層のブロック支持層(排水性混合物)2bの施工にはそのような配慮は必要無く、常法通り加熱施工で構わない。
第2の実施形態は、ブロック支持層2が複数層となった以外は、第1の実施形態と同様である。
【0040】
=第3の実施形態=
図3に本発明の第3の実施形態である車道に用いるための透水性ブロック舗装の断面図を示す。本実施の形態は、自然土等の路盤1上に、遮水層6を設ける。この遮水層6は、雨水等の水分が路盤1に直接接触し路盤1の表面を柔脆化するのを防ぐために設けるものである。さらに、この遮水層6上に単層のブロック支持層2を形成する。本実施の形態は車両が通行する重交通下で用いるものであるので、ブロック支持層2は第1の実施の形態よりも厚く形成することが望ましい。
【0041】
このブロック支持層2上に、下面に接着剤を塗布したブロック3を高さを調整しながら平面状に敷設し、ブロック3間の目地4の間隙に透水性を有する目地材料5を充填して本実施の形態の透水性ブロック舗装を形成した。本実施の形態における透水係数は0.01cm/sec以上を目標とするものである。目地4の間隙から浸透した雨水等は、遮水層6に至るまでブロック支持層2を通過して、排水管等の排水手段により道路外に排水される。
【0042】
本実施の形態のように、透水性を有する目地材料5を充填した目地4を用い、さらに、路盤1とブロック支持層2との間に遮水層6を設けた構成とすることにより、従来法では達成することが難しかった車両が頻繁に交通するような比較的大きな交通荷重に対する耐久性と舗装の透水性と、を両立することが可能となった。
ここで、ブロック3間の間隔(目地4の幅)は5mm〜20mmが好適である。
【0043】
この目地4に充填する目地材料5は基本的には第1の実施形態で示したブロック支持層2と同様のセメント系透水性混合物、アスファルト乳剤系透水性混合物、又は樹脂系透水性混合物をバインダーとしたものを用いることが可能であるが、目地4の間隙を十分に充填し、ブロック3同士の接着強度を保つために、用いる骨材は最大粒径5mm以下の単粒骨材を用いることが望ましい。
ここで、樹脂系透水性混合物として用いる樹脂は、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂等が好適である。
【0044】
すなわち、セメント系透水性混合物の場合には、第1実施形態で用いた粗骨材(単粒度の6号又は7号砕石)及び細骨材(天然砂)とに替えて上記の最大粒径5mm以下の単粒骨材を67.3〜83.5質量部混合し、ペーストボリューム20〜35%としたものを用いる。
【0045】
樹脂としてエポキシ樹脂を用いた樹脂系透水性混合物の場合には最大粒形5mm以下の単粒骨材を85.0〜95.0質量部混合し、ペーストボリューム5.0〜20.0%としたものを用いる
【0046】
また、アスファルト乳剤系透水性混合物の場合には、第1実施形態で用いた6号又は7号砕石の代りに上記の最大粒径5mm以下の単粒骨材を80〜95質量部混合し、ペーストボリューム5〜25%としたものを用いる。
【0047】
場合によっては、ブロック支持層2と目地材料5とを同一材料とすることもできるが、この場合は目地材料5の配合にブロック支持層2の配合を適合させることが望ましい。
【0048】
また、ブロック支持層2の施工終了後に直ちに人力で自然石ブロックの敷設作業が行われるので、作業者の作業効率を考えてブロック支持層2は常温で施工されることが望ましい。
【0049】
第3の実施形態は、ブロック支持層2を厚くしたこと、遮水層6を設けたことと及び目地4に透水性目地材料5を用いたこと以外は、第1の実施形態と同様である。
【0050】
=第4の実施形態=
図4は、第3の実施形態よりも交通荷重が大きい車道に用いるための透水性ブロック舗装の第4の実施形態の断面図であり、図5はその工程図を示す。
以下、主に図5に従い図4の透水性ブロック舗装の製造工程を詳説する。
【0051】
図5(a)は平坦化される前の路盤1断面であり、大小さまざまな凹凸を有している。この凹凸をブルドーザー等の機器により平坦化する(図5(b))。続いて、路盤上にフィニッシャー等の機械により遮水材料を敷き均しローラ等を用いて締め固めて遮水層6を形成する(図5(c))。
【0052】
この時形成される遮水層6は雨水等が路盤1に浸透することが無い厚さに形成される。一般に、交通荷重が大きい程、遮水層6を厚くすることが望ましい。本実施形態の場合には、遮水層6の厚さは4.0〜25.0cmであることが望ましい。また、遮水層6の材料としては、加熱アスファルト混合物、舗装コンクリート、転圧コンクリート、半たわみ性舗装を用いることが望ましい。
【0053】
続いて、遮水層6上に、ブロック支持層2(2a、2b)を形成する(図5(d)、(e))。
まず、下層のブロック支持層(排水性混合物)2bを加熱混合物の施工方法に準じて形成する。
【0054】
続いて、下層のブロック支持層(排水性混合物)2b上に上層のブロック支持層2aを形成する(図5(e))。上述したセメント系透水性混合物を下層のブロック支持層(排水性混合物)2b上に公知の方法で1.0〜3.0cmの厚さで常温で堆積することで上層のブロック支持層2aを得る(図5(e))。
【0055】
続いて、ブロック3を上層のブロック支持層2a上に適当な間隔の目地4を開けながら高さを揃えて敷設する(図5(f))。本実施の形態は、重交通下で使用することを考慮して、目地間隔は5.0mm〜20.0mmとすることが望ましい。
【0056】
また、ブロック3の下面には、上層のブロック支持層2aとの接着性を高めるために、各種の公知の方法(接着剤を塗布等)を用いることが望ましい。
【0057】
最後に目地4の間隙に、透水性を有する目地材料5を充填する(図5(g))。
このようにして、図4及び図5(g)に示した透水性ブロック舗装を得る。
【0058】
本実施の形態における透水係数は0.01cm/sec以上を目標とするものである。
【0059】
本実施形態では、遮水層6を設けることで、雨水等の水分が路盤1を柔脆化するのを防ぎ、さらに下層のブロック支持層(排水性混合物)2bに粒度の粗いブロック支持層を、上層2aに粒度の細かいブロック支持層を形成したことにより、ブロック3にかかる交通荷重を有効に分散緩和することが可能となるので、第3の実施形態よりもさらに大きな交通荷重下で用いることが可能となる。
【0060】
第4の実施形態は、遮水層6を設けたことと、目地4に透水性目地材料5を用いたこと及びブロック支持層2を複数層とすると共に厚くしたこと以外は、第1の実施形態と同様である。
【0061】
【実施例】
(実施例1)
本実施例では、ここでブロック支持層を形成する透水性混合物としてアスファルト乳剤系透水性混合物の好適な配合組成を得るための実験を行った。
【0062】
アスファルト乳剤系透水性混合物の材料を以下に列記する。
(1)特殊アスファルト乳剤(ダイセル化学工業株式会社製 特殊乳剤260)
(2)エポキシ乳剤(硬化剤)(ダイセル化学工業株式会社製 ロードポール83N(エポキシ変性ポリアミン))
(3)食物繊維(レッテンマイヤー社(ドイツ)製 アーボセル)
(4)6号砕石(西茨城郡産硬質砂岩(13.2〜4.75mm))
(5)7号砕石(西茨城郡産硬質砂岩(4.75〜2.36mm))
(6)粗目砂(鬼怒川産川砂(4.75mm以下))
(7)石粉(秩父産(炭酸カルシウム))
(8)接着剤−1(ダイセル化学工業株式会社製 特殊乳剤260(100質量%))
(9)接着剤−2(ダイセル化学工業株式会社製 特殊乳剤260(81.9質量%)とダイセル化学工業株式会社製 ロードポール83N(18.1質量%)の混合物)
これらの材料を表1に示した配合組成で、縦型ミキサ(10l)に投入し3分間混合してアスファルト乳剤系透水性混合物を得た。
【0063】
【表1】
Figure 0004555460
このようにして得られた12種類の配合組成のアスファルト乳剤系透水性混合物をそれぞれ▲1▼30×30×5cm、▲2▼φ10×6.35cm、▲3▼φ10×3cmの型枠に投入し、基準密度の約75%程度となるように締固め、2日間養生して上記の3種類の大きさの供試体を作成した。
【0064】
この▲1▼の供試体を用いて、社団法人日本道路協会「舗装試験法便覧」に記載された「ホイールトラッキング試験方法」に準じてホイールトラッキング試験を実施し、アスファルト乳剤系透水性混合物の動的安定度を測定した。
【0065】
また、▲2▼の供試体を用いて社団法人日本道路協会「舗装試験法便覧」に記載された「マーシャル安定度試験方法」に準じてマーシャル安定度試験及び水浸マーシャル安定度試験を実施し、アスファルト乳剤系透水性混合物のマーシャル安定度、フロー値及び残留安定度を測定した。
【0066】
さらに、▲3▼の供試体を用いて社団法人日本道路協会「舗装試験法便覧」に記載された「透水性アスファルト混合物の透水試験方法」に準じて透水試験を実施し、アスファルト乳剤系透水性混合物の透水係数を測定した。
【0067】
これらの試験結果を表2に示す。
【表2】
Figure 0004555460
【0068】
表2より、バインダ量が本願発明の範囲内にあれば、動的安定度、安定度及び透水係数が良好な値を示すことが確認できた。
【0069】
(実施例2)
実施例1に記載した配合−4、配合−10、のアスファルト乳剤系透水性混合物を用いて、外気温が10、20、30℃におけるアスファルト乳剤系透水性混合物の可使時間を調査した。
【0070】
実施例1と同様にして配合−4及び配合−10のアスファルト乳剤系透水性混合物を作成後0、15、30、45、60分後に社団法人日本道路協会「舗装試験法便覧」に記載された「マーシャル安定度試験方法」に準じてマーシャル安定度試験用の供試体を作成し、供試体の密度より可使時間を推定した。その結果を表3に示す。
【0071】
【表3】
Figure 0004555460
表3より、可使時間はアスファルト乳剤系透水性混合物の最大粒径によらないことが明らかとなった。つまり、各配合組成とも10℃の場合は可使時間は60分以上であり、20℃の場合は可使時間は30〜45分程度であり、30℃の場合には可使時間は0〜15分程度と考えられる。
【0072】
(実施例3)
本実施例では、セメント系の透水性目地材料において、水セメント比、ペーストボリューム、ポリマー量がセメント系の透水性目地材料の物性に及ぼす影響を調査した。
【0073】
表4に、実施した配合組成を示す
【表4】
Figure 0004555460
【0074】
表4に示した配合組成の目地材料より供試体を作成し、圧縮強度試験、付着強度試験、定水位透水試験を行った。その結果を表5に示す。
【0075】
【表5】
Figure 0004555460
表5より、セメント系の透水性目地材料の配合組成は、水セメント比率が20〜35%、ペーストボリュームが20〜35%、骨材が67.3〜83.5質量部の範囲で良好な結果が得られることが明らかとなった。
【0076】
また、ポリマー添加量は、上述の配合組成の範囲において、セメント量の0〜50%であれば良好な結果を得ることが可能である。
【0077】
(実施例4)
本実施例では、エポキシ樹脂系の透水性目地材料において、水セメント比、ペーストボリューム、ポリマー量がエポキシ樹脂系の透水性目地材料の物性に及ぼす影響を調査した。
【0078】
表6に実施した配合組成を示す。
【表6】
Figure 0004555460
【0079】
表6中で樹脂とは2液硬化型エポキシ樹脂で、主剤と硬化剤からなるものである。また、主剤とはエポキシ樹脂であり、硬化剤とは変性脂肪族ポリアミンである。
【0080】
表6に示す配合を用いて供試体を作成し、圧縮強度試験、付着強度試験、定水位透水試験を行った。その結果を表7に示す。
【表7】
Figure 0004555460
【0081】
表7の結果より、エポキシ樹脂系の透水性目地材料の配合比率は、ペーストボリューム(樹脂量)が5〜20%、骨材が80.0〜95質量部程度が良好であることが明らかとなった。
【0082】
(実施例5)
本実施例では、車道に用いるための透水性ブロック舗装の施工例を示す。
【0083】
地盤の支持力係数がK30=約300MN/m3の粒状路盤上に、幅3m×長さ2mの車道に用いるための透水性ブロック舗装の試験施工を実施した。
【0084】
路盤面から上方に向って層の構造を述べると、まず、路盤上に密粒度アスファルトコンクリートからなる遮水層が4cm、続いて遮水層上に排水性舗装が4cm、この排水性舗装上に透水性を有するブロック支持層が2cm、さらにブロック支持層上に20×30×6cmの自然石ブロックを敷詰めた。
【0085】
また、自然石ブロック間の目地幅は1cmであり、アスファルト乳剤系の目地材料を充填した。
なお、透水性を有するブロック支持層としては、実施例1でのべた配合−10(表1参照)のアスファルト乳剤系透水性混合物を用いた。また、目地材料としては実施例4で述べた配合−4(表6参照)のエポキシ樹脂系の透水性目地材料を用いた。
【0086】
遮水層及び排水性舗装用の混合物は、アスファルト合材工場より運搬し、手引きにより敷き均し、ハンドガイドローラにより締め固めた。
【0087】
透水性ブロック支持層は、100lの強制練りミキサを用いて混合し、排水性舗装上に厚さ2cm程度になるように敷き均し、続いて自然石ブロックを目地幅が1cmになるように敷設し、ブロック表面を軽く叩きながら予定高さになるようにする。この時、透水性ブロック支持層の密度が大きくなるようにアスファルト乳剤系透水性混合物をやや厚めに敷き均すことが望ましい。ブロックの高さが低い場合には、ブロックを取り除いて再度透水性ブロック支持層の敷き均しから施工をし直すことにより行った。また、ブロックの下面には、接着剤として実施例1で述べた接着剤−2を用いた。
【0088】
続いて、透水性ブロック支持層が硬化してからアスファルト乳剤系の透水性目地材料の充填を行った。目地材料は50lの強制練りミキサを用いて混合し、目地に充填して付き棒や目地ゴテを用いて締め固めた後、目地ゴテで自然石ブロック表面より僅かに低くなるように仕上げた。
【0089】
このようにして施工された透水性ブロック舗装の交通荷重耐久性は良好であり、大型車通行量20〜30台/日程度の交通荷重下で3ヶ月間使用した後も路面性状に変化は見られなかった。
また、本透水性ブロック舗装の施工現場で透水性試験を行ったところ目地部における透水係数は0.4cm/secであった。
【0090】
(実施例6)
透水性ブロック支持層の必要な強度特性について検討するために支持層に発生する応力についてFEM(有限要素法)を用いて調査を行った。
その結果、目地材料の弾性係数を変化させた場合、目地とブロック支持層との界面には引張応力が発生し、その引張応力は目地材料の弾性係数が小さいほど小さくなることが明らかとなった。
【0091】
界面の引張応力はブロックの剥離を引起す原因になると考えられることから、目地材料には弾性係数の小さい材料を用いた方がブロック層の供用安定性は良いと考えられる。
【0092】
続いて、透水性ブロック支持層の弾性係数を2万(kgf/cm2)及び20万(kgf/cm2)とし、目地材料の弾性係数を20万(kgf/cm2)に固定した場合について主応力およびせん断応力をFEMにより評価を行った。
【0093】
その結果、支持層の弾性応力を変化させた場合、透水性ブロック支持層の弾性係数は各層に発生する応力およびせん断応力に大きく影響することが明らかとなった。
【0094】
透水性ブロック支持層の弾性係数が小さいほど、各層に発生する応力の絶対値は小さくなる。また同様に透水性ブロック支持層の弾性係数が小さいほど、透水性ブロック支持層および排水性混合物層に発生するせん断応力は小さくなる。
【0095】
よって、ブロックと透水性ブロック支持層、ブロック支持層と排水性混合物層の耐久性や付着抵抗を考慮すると、ブロック支持層の弾性係数は小さいほうが望ましいと考えられる。
【0096】
【発明の効果】
本発明は上述したような構成を有するため以下のような顕著な効果を奏する。
【0097】
(1)透水性を有するブロック支持層上にブロックを設置することで、従来両立することが難しかった交通荷重に対する耐久性と透水性とを両立したブロック舗装を得ることが可能となった。
(2)透水性を有する目地材料を用いることで、ブロックの透水性を損うことなく、交通荷重に対する耐久性を保つことが可能となった。
【0098】
(3)路盤とブロック支持層との間に遮水層を設けることで、雨水等により路盤が柔脆化することを防ぎ、より一層交通荷重に対する耐久性が高まった。
(4)ブロック支持層の組成とペーストボリュームを上述したものとすることによって、交通荷重に対する優れた耐久性と透水性をかねそなえたブロック舗装を得ることが可能となる。
【0099】
(5)本発明の透水性ブロック舗装の施工方法を用いることで、交通荷重に対する耐久性と透水性とを両立したブロック舗装を施工することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 歩道に用いる透水性ブロック舗装の断面図を示す。
【図2】 歩車道に用いる透水性ブロック舗装の断面図を示す。
【図3】 車道に用いる透水性ブロック舗装の断面図を示す。
【図4】 車道に用いる透水性ブロック舗装の断面図を示す。
【図5】 透水性ブロック舗装の施工工程を示す断面図を示す。
【図6】 従来法のブロック舗装の断面図を示す。
【符号の説明】
1 :路盤
2 :ブロック支持層
2a :上層のブロック支持層
2b :下層のブロック支持層(排水性混合物)
3 :ブロック
4 :目地
5 :目地材料
6 :遮水層
61 :路盤
62 :空練セメントモルタル
63 :ブロック
64 :目地空間部
65 :空練セメントモルタル

Claims (4)

  1. 路盤上に配置されたブロック支持層とこのブロック支持層上に多数個のブロックを敷設してなるブロック舗装において、
    前記ブロック支持層が透水性を有するアスファルト乳剤系透水性混合物で構成されるとともに、前記多数個のブロック同士の目地に透水性を有する目地材料が充填され、
    前記アスファルト乳剤系透水性混合物が、特殊バインダとしてアスファルト乳剤とエポキシ樹脂とを混合したものを4〜8質量部と、骨材を92〜96質量部と、増粘材を0.1〜1.0質量部と、を混合してペーストボリュームが5〜25%になるように混練したものであることを特徴とするブロック舗装。
  2. 前記路盤と前記ブロック支持層との間に遮水層が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のブロック舗装。
  3. (1)路盤上に請求項1記載のアスファルト乳剤系透水性混合物からなるブロック支持層を形成する工程と、
    (2)前記ブロック支持層上に多数個のブロックを敷設する工程と、
    (3)前記多数個のブロック間の目地に、透水性を有する目地材料を充填する工程と、
    を有するブロック舗装の施工方法。
  4. (1)路盤上に遮水層を設ける工程と、
    (2)前記遮水層上に請求項2記載のアスファルト乳剤系透水性混合物からなるブロック支持層を形成する工程と、
    (3)前記ブロック支持層上に多数個のブロックを敷設する工程と、
    (4)前記多数個のブロック間の目地に、透水性を有する目地材料を充填する工程と、
    を有するブロック舗装の施工方法。
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