JP4149592B2 - 舗装構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、施工性に優れ、しかも、優れた圧縮強度、優れた曲げ強度を備えていると共に、雨水などの液体が効果的に透過される舗装構造の提供に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、歩道、車道、各種広場、運動場、公園内設備設置場、駐車場、車庫内土間などの各種スペースの舗装手段として、セメントコンクリート舗装が一般的に用いられている。
【0003】
かかるセメントコンクリート舗装は、例えば、路床上にクラッシャラン、スラグ、切込み砂利などを所定厚さとなるように敷きつめると共に、これを振動ローラーなどで締固めて下層路盤を構成し、次いで、この下層路盤上に砕石、切込み砕石、スラグ、砂利、細砕石、砂などを所定の比率で混合して得られる粒度調整砕石を所定の厚さとなるように敷きつめ、これをタイヤローラーなどを用いて締固めることによって上層路盤を構成し、この上層路盤上にコンクリートを打設すると共に、この打設コンクリート盤上をモルタルによって仕上げるようにしていた。
【0004】
しかしながら、かかるコンクリート舗装にあっては、舗装面に所定の勾配をもたらすようにコンクリートが打設される必要があり、コンクリート打設面に所定の勾配が構成されなかった場合、構成される舗装面に水溜まりを生ずる不具合があった。
【0005】
また、かかるコンクリート舗装にあっては、舗装面にクラックなどを生じた場合、当該クラックに、モルタルを埋めつけて補修をなす必要があり、かかる補修痕跡が舗装面の外観を著しく損う不具合があった。
【0006】
かかる点から、打設構成されてなるコンクリート面上に、更に、樹脂バインダー中で練り混ぜた小石集合物を所要厚さとなるように積層状態に敷均し、透水性を備えた舗装面を構成することが試みられている。
【0007】
また簡易舗装工法として粒径が50mm以下の砕石を用いて10cm以上の厚さとなるように締固めて形成した上層路盤に、散水を施した後、乾燥処理した状態で、接着性樹脂を有機溶剤で20から50%に希釈した樹脂調整液を散布養生することによって当該接着性樹脂で固められた上層路盤そのものを表層舗装とした樹脂散布舗装工法が特開平7- 82702号において開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の打設構成されるコンクリート面上に、樹脂バインダーで結合された小石集合物からなる透水層を敷均し、形成した舗装構造にあっては、舗装構造の構成に際しての掘削土が多く、残土を多量に生ずる不具合があり、また、コンクリート打設後に、比較的長期間の養生期間を設ける必要があり、施工コストが割高となる不具合があった。
【0009】
また、かかる舗装構造にあっては、打設コンクリート面上に敷均し形成された小石集合物からなる表面舗装層に対して衝撃が付加された際に、この表面舗装層が、この表面舗装層の敷均し形成されている当該コンクリート面上において割れ出し、このコンクリート面から剥離する不具合があった。
【0010】
更に、かかる舗装構造にあっては、この打設コンクリート層が、雨水の地中に向けた浸潤供給を阻止し、しかも、当該地中における浸潤雨水などの流下を阻止する不具合があった。
【0011】
また、前記特開平7−82702号公報に開示されている樹脂散布舗装工法にあっては、構成される舗装体に充分な圧縮強度及び充分な曲げ強度がもたらされない不具合があった。
【0012】
この発明は、かかる従来の舗装構造における不具合を解消するものであって、簡易な施工で、優れた圧縮強度及び曲げ強度を備えると共に、雨水などの液体が効果的に透過され得る舗装構造の提供を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、この発明は、粒径が100mm以下の範囲にある多様な粒径の砕石からなる砕石集合物を締固めて構成される下層路盤と、該下層路盤上に、粒径が5mm〜20mmの範囲にある砕石からなる砕石集合物を締固め且つ該砕石集合物上から反応性樹脂を散布、硬化させて構成される上層路盤とを備えた雨水などの液体の透過性を有する路盤と、
反応性樹脂と、粒径が3mm〜7mmの範囲にある小石からなる小石集合物との混合物を前記上層路盤上に敷均し、該反応性樹脂を硬化させて構成される雨水などの液体の透過性を有する表面層とを備えていることを特徴とする舗装構造としてある。
なお、本明細書においては、岩石が自然の作用によって細かくされた砂利単体及び岩石がクラッシャーなどによって人工的に砕かれて細かくされた砕石単体を「小石」と称しており、「小石集合物」とは、これらの砂利の集合物、砕石の集合物、及び、これらの砂利と砕石の混合された集合物とを意味している。
【0014】
かかる構成からなる舗装構造にあっては、下層路盤及び上層路盤からなる路盤と、舗装面をなす表面層とを比較的短い施工期間によって構成することができる。
【0015】
また、かかる構成からなる舗装構造にあっては、雨水などが構成される舗装面によって妨げられることなく、地中に向けて透過案内されると共に、地中を移動する水などの液体が当該舗装構造によって妨げられることなく、この舗装構造体内を通過して移動されるように機能する。
【0016】
また、かかる構成からなる舗装構造にあっては、下層路盤を構成する砕石集合物が路床上において遊び隙間を生じないように密に締固められて路盤の沈下を有効に阻止するように機能する。
【0017】
更に、かかる構成からなる舗装構造にあっては、上層路盤が比較的細かい粒径からなる砕石の取り除かれた砕石によって構成されていることから、この上層路盤を構成する砕石集合物上から散布される反応性樹脂が効果的に下方にまで行き渡り、砕石相互を効果的に固定するように機能する。
【0018】
また、このように粒径の整えられた砕石集合物によって上層路盤を構成するようにした舗装構造にあっては、表面層を構成する小石集合物の小石が、この上層路盤を構成する砕石間に効果的に押し込まれると共に、当該表面層の構成に用いられる反応性樹脂が当該上層路盤を構成する砕石間に流入して、優れた圧縮強度及び優れた曲げ強度を当該舗装構造にもたらすように機能する。
【0019】
更に、かかる構成からなる舗装構造にあっては、粒径の整えられた小石からなる小石集合物を備えた表面層とされ、しかも、この表面層を構成する小石集合物の小石が、上層路盤を構成する砕石間に押し込み状態で固定されていることから、表面層における圧縮強度及び曲げ強度が良好とされ、表面層の割れ、剥離などが生じ難く、しかも、滑らかで、自然な風合いの外観を備えた舗装面を構成することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の典型的な各実施の形態に係る舗装構造について詳細に説明する。
【0021】
図1は、この発明の典型的な一実施の形態に係る舗装構造を断面の状態で、その一部を拡大状態で模式的に示したものであり、図2は、この舗装構造における上層路盤12を構成する砕石集合物B上から反応性樹脂Eを散布している状態の要部を断面の状態で模式的に示したものであり、図3は、構成された舗装構造における表面層20の要部を断面の状態で模式的に示したものである。
【0022】
この発明の典型的な一実施の形態に係る舗装構造は、各種の路面などの舗装構造、特に、駐車場、車庫内土間、歩道、各種広場、運動場、公園内設備設置場などの舗装構造に適した舗装構造であって、具体的には、粒径が100mm以下の範囲にある多様な粒径の砕石からなる砕石集合物Aを締固めて構成される下層路盤11と、該下層路盤11上に、粒径が5mm〜20mmの範囲にある砕石からなる砕石集合物Bを締固め且つ該砕石集合物B上から反応性樹脂Eを散布、硬化させて構成される上層路盤12とを備えた雨水などの液体の透過性を有する路盤10と、反応性樹脂Fと、粒径が3mm〜7mmの範囲にある小石からなる小石集合物Cとの混合物を前記上層路盤12上に敷均し(即ち、所要厚さに塗り付け)、該反応性樹脂Fを硬化させて構成される雨水などの液体の透過性を有する表面層20とを備えている構成としてある。
【0023】
ここで路盤10における下層路盤11を構成する砕石集合物Aは、路床1上に所要厚さで敷き込まれると共に転圧などの締固めによって当該路床1と密着して所定厚さを備えた下層路盤11を構成し、且つ、構成される舗装構造体の沈下を効果的に防止する機能を備えたものとして用意される。
【0024】
かかる下層路盤11を構成する砕石集合物Aは、粒径が100mm以下の範囲にある多様な粒径の砕石の集合物、典型的には、0.001mmの粒径から100mmの粒径に到る各種大きさの砕石の集合体として構成される。
即ち、ここで下層路盤11を構成する砕石集合物Aは、路床1上に敷き込み、且つ、転圧などによって締固められて構成される下層路盤11において、これを構成する砕石集合物Aにおける各砕石間に遊び隙間が生じないように、各砕石間に生ずる各遊び隙間内に、順次に、これより小さい粒径の砕石が、当該砕石集合物Aの敷き込みと、転圧などの締固めに伴って入り込み得る各種大きさの粒径からなる砕石の集合体として構成してある。
【0025】
かかる砕石集合物Aとしては、例えば、クラッシャランが用いられる。
また、かかる砕石集合物Aは、粒径100mmの砕石が通過する篩の篩下の砕石の集合物として用意される。
また、かかる砕石集合物Aとして、例えば、粒径100mmの砕石から0.001mmの微細砕石までの大、中、小さまざまの粒径からなる砕石を適当な比率、例えば、連続粒度分布の状態、あるいは不連続粒度分布の状態で備えた、所謂、粒度調整砕石として用意される。
なお、ここで、下層路盤11を構成する砕石集合物Aにおける各砕石の粒径が100mmを超える大きさのものである場合、下層路盤11の円滑な施工の妨げとなることがあり、好ましい砕石集合物Aの砕石として用いるのに難がある。
【0026】
かかる砕石集合物Aを路床1上に敷き並べると共に、これを、例えば、ロードローラ、タイヤローラ、タンピングローラなどのローラの自重による締固め手段、振動ローラ、振動コンパクタなどのローラの自重と遠心力による締固め手段、ランマ、タンパなどの衝撃による締固め手段などの任意の締固め手段によって締固め、駐車場、車庫内土間、歩道、各種広場、運動場、公園内設備設置場などの舗装構造にあっては、当該締固め砕石集合物Aの厚さが30mm〜200mmとなるように下層路盤11を構成する。
【0027】
ここで路床1上に構成される下層路盤11の厚さが30mm未満である場合、構成される舗装構造体に沈下を生ずる虞れがあり、また、路床1上に構成される下層路盤11は、この下層路盤11の厚さを200mmとした場合、駐車場、車庫内土間、歩道、各種広場、運動場、公園内設備設置場などの舗装構造において要請される圧縮強度及び曲げ強度を備えたものとして構成され、当該下層路盤11を200mmを超える厚さとした場合にあっては、この厚さが200mmを超えるように当該下層路盤11を構成することに伴うコストの増加に相応したメリットが当該下層路盤11にもたらされ難く、実用的なものとは認められない。
【0028】
かかる下層路盤11は、路盤10を備えて構成される舗装構造体の使用用途、この下層路盤11を構成する砕石集合物Aの粒度分布の形態、当該砕石集合物Aを構成する砕石の性状、構成される路盤10の備えられる路床1の性状などによって、当該締固め構成される下層路盤11の厚さが設定されるものであり、例えば、一般的な車庫の土間の構成にあっては、その施工性及び施工コスト面などから、締固め構成される当該下層路盤11の厚さを50mm前後に調整して構成することが好ましい一例とされる。
【0029】
このように路床1上に構成される下層路盤11は、この路床1上に敷き並べられた砕石集合物Aが適宜の締固め手段によって締固められることによって、路床1に対して密着し、しかも、構成各砕石間に遊び隙間を残さない態様で当該下層路盤11を構成することができる。
【0030】
かかる態様で路床1上に備えられる下層路盤11は、この下層路盤11を備えて構成される舗装構造体の沈下を効果的に防止すると共に、追って散布処理される反応性樹脂Eを捕捉するように機能し、かかる下層路盤11上に構成される上層路盤12と共に圧縮強度及び曲げ強度に優れた路盤10を構成する。
【0031】
次いで、この下層路盤11上に構成される上層路盤12は、粒径が5mm〜20mmの範囲にある砕石からなる砕石集合物Bを、当該下層路盤11上に、所要厚さとなるように締固め状態とし、且つ、この砕石集合物B上から、所要量の反応性樹脂Eを散布し、この散布反応性樹脂Eを硬化させることによって構成してあり、この上層路盤12と前記下層路盤11とによって構成される路盤10が、雨水などの液体の透過性を備えたものとして構成される。
【0032】
ここで、上層路盤12を構成する砕石集合物Bは、粒径が5mm〜20mmの範囲に整えられた砕石の集合物として用意される。
ここで用いられる砕石集合物Bは、例えば、粒径が20mm又はこれよりも小さい粒径の砕石の通過する篩で篩い選別した篩下の砕石であって、しかも、5mmの粒径又はこれよりも大きい粒径の砕石が篩上に残る篩による篩い選別において篩上にある砕石の集合物として用意される。
【0033】
かかる上層路盤12を構成する砕石集合物Bは、下層路盤11上に敷き並べられ、且つ、適宜の締固め手段によって締固められた各砕石を比較的均一な粒径の砕石とすることによって、構成される舗装構造体に対して、均一な圧縮強度、曲げ強度をもたらすと共に、散布される反応性樹脂Eが、当該各砕石間から下方に向けて都合良く流下し得る構成を当該砕石集合物Bにもたらし、当該反応性樹脂Eによる所定範囲内にある砕石の均一な固定をなし得るようにしてある。
【0034】
また、このように粒径の整えられた砕石集合物Bによって上層路盤12が構成されることによって、この上層路盤12に、比較的均一な砕石間空隙が構成され、この砕石間空隙に対して表面層20を構成する小石集合物Cにおける各小石が効果的に入り込むと共に、この表面層20を構成する反応性樹脂Fが流下し、当該上層路盤12に対して表面層20が一体となる構成としてある。
【0035】
かかる砕石集合物Bを、前記下層路盤11上に敷き並べると共に、これを、例えば、ロードローラ、タイヤローラ、タンピングローラなどのローラの自重による締固め手段、振動ローラ、振動コンパクタなどのローラの自重と遠心力による締固め手段、ランマ、タンパなどの衝撃による締固め手段などの任意の締固め手段によって締固め、厚さが30mm〜100mmとなるように調整して上層路盤12を構成する。
【0036】
ここで、下層路盤11上に構成される上層路盤12の厚さが、30mm未満である場合、構成される舗装構造体に所期の圧縮強度及び曲げ強度がもたらされない虞れがある。また、構成される上層路盤12は、この上層路盤12の厚さを100mmとした場合、例えば、駐車場、車庫内土間、歩道、各種広場、運動場、公園内設備設置場などの舗装構造において要請される圧縮強度及び曲げ強度を備えたものとして構成され、当該上層路盤12を、100mmを超える厚さとした場合にあっては、当該上層路盤12の構成に要するコストの増加に相応したメリットが当該舗装構造体にもたらされ難く、実用的なものと認められない。
【0037】
かかる上層路盤12は、構成される路盤10の用途、この上層路盤12を構成する砕石集合物Bの粒径、当該砕石集合物Bの性状、及び、用いられる反応性樹脂Eの性状、及び散布量などによって、当該締固め構成される上層路盤12の厚さを設定されるものであり、一般的な車庫の土間の構成にあっては、その施工性及び施工コスト面などから、締固め構成される当該上層路盤12の厚さを50mm前後に調整して構成することが好ましい一例とされる。
【0038】
このように下層路盤11上に敷き並べられ、且つ、適宜の締固めの手段によって、厚さが30mm〜100mmとなるように締固め調整されて構成された砕石集合物B上から所要量の反応性樹脂Eを散布し、且つ、これを硬化させることによって上層路盤12を構成し、前記下層路盤11と共に舗装構造体における路盤10を構成する。
【0039】
ここで、上層路盤12上から散布される反応性樹脂Eは、この散布された反応性樹脂Eによって上層路盤12における砕石集合物Bが効果的に固定され、且つ、構成される上層路盤12が所期の透水性を備える態様、即ち、砕石集合物Bの各砕石間に雨水などの液体の通過に適した空隙を生ずる量を散布するようにしてある。かかる反応性樹脂Eの散布は、例えば、駐車場、車庫内土間、歩道、各種広場、運動場、公園内設備設置場などの舗装構造にあっては、固形分量で、2Kg/m2 〜5Kg/m2 の範囲内における任意の量を、当該上層路盤12上から散布して、硬化される当該反応性樹脂Eによって当該上層路盤12の砕石集合物Bを固定一体化する。
【0040】
ここで上層路盤12上から散布される反応性樹脂Eは、その散布量が、固形分量で2Kg/m2 未満である場合、上層路盤12に所期の曲げ強度をもたらさない虞れがあり、また、その散布量が固形分量で5Kg/m2 を超えるように散布した場合、当該散布反応性樹脂Eの一部が路盤10の固定に機能することなく、路床1の側に流失する虞があり、また、路盤を構成する各砕石間に存在している液体の透過のための有効な間隙を塞ぐ虞がある。
即ち、砕石集合物B上に散布される反応性樹脂Eは、この砕石集合物B上に散布される当該反応性樹脂Eによって、当該上層路盤12及び前記下層路盤11の構成する路盤10における各砕石間が塞がれることのない態様、即ち、雨水などの液体の透過が遮断されない態様において、当該砕石集合物B上に所定量を散布し、上層路盤12を構成するようにしてある。
【0041】
ここで用いられる反応性樹脂Eは、例えば、散布過程でモノマーまたはプレポリマーの液状のものとして用いられると共に、硬化過程で、硬化剤などによって、附加反応又は重・縮合することによって各砕石相互を硬化接着状態とする各種の反応性樹脂が用いられる。
【0042】
このように締固められた砕石集合物B上に散布される反応性樹脂Eは、例えば、施工作業性などの点から、これを溶剤で希釈して用いる。
即ち、上層路盤12上から適宜の散布手段、例えば、如雨露D、スプレーガンなどによって散布される反応性樹脂Eが、路盤10を構成する各砕石面を伝って流下し、各砕石間に、雨水などの液体の透過隙間を残した態様で、各砕石相互を一体に固定し得るように、その性状を調整して用いるようにする。
【0043】
かかる反応性樹脂Eとして、例えば、全体が100重量%となるように、グリシジル基含有アクリル樹脂を1〜A重量%と、ビスフェノールA型エポキシ樹脂を1〜B重量%と、ポリアミン樹脂を1〜C重量%とを混合して得られる反応性樹脂を用いることができる。
【0044】
更に、かかる反応性樹脂Eとして、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂を50〜90重量%と、水溶性ポリアミン樹脂10〜50重量%とを混合して得られる反応性樹脂を用いることができる。
【0045】
このようにして路床1上に所要厚さで構成される下層路盤11と上層路盤12とによって、この下層路盤11を構成する砕石集合物Aにおける各砕石間と、上層路盤12を構成する砕石集合物Bにおける各砕石間に、雨水などの液体の通過される間隙を備えた態様の路盤10を構成する。
【0046】
かかる路盤10の構成手法にあっては、反応性樹脂Eの散布による路盤構成砕石の固定がなされていることから、路盤10の構成が容易とされ、しかも、反応性樹脂Eの硬化によって、当該路盤10の施工を比較的短期間に完了することができる。
【0047】
このように構成される路盤10に対して、積層状態に構成される表面層20は、当該路盤10を構成する上層路盤12上に、所要の厚さをもって備えられるものであって、粒径が3mm〜7mmの範囲にある小石からなる砂利集合物Cと反応性樹脂Fとの混合物を、当該上層路盤12上に所要厚さとなるように敷均すことによって構成する。
【0048】
ここで、表面層20を構成する小石集合物Cは、例えば、粒径が7mmの小石又はこれにより小さい粒径の小石が通過する篩を用いて篩った篩下の小石であって、しかも、3mmの粒径の小石又はこれより大きい粒径の小石が篩上に残る篩で篩った際に篩上に残る粒径の小石の集合物として用意される。
【0049】
ここで表面層20を構成する小石集合物Cを、粒径が7mmを超える粒径の小石集合物として構成した場合、所期の圧縮強度及び曲げ強度が、構成される舗装構造体にもたらされない不具合があり、また、舗装表面に平滑な化粧面がもたらされない不具合がある。
また、ここで表面層20を構成する小石集合物Cを、粒径が3mm未満の粒径の小石集合物として構成した場合、当該表面層20を構成する小石集合物Cの各小石間に雨水などの液体の通過に都合の良い間隙がもたらされ難く、また、舗装表面がスリップのし易い舗装構造体となる不具合がある。
【0050】
また、ここで用いられる小石は、岩石が自然現象によって細粒化されたもの、岩石が人工的に粉砕されて細粒化されたものなどの、いかなる経緯によって細粒化された岩石であっても良く、また、いかなる形態からなるものであっても良く、いかなる石質からなるものであっても良い。
例えば、深成岩、半深成岩、火山岩などの各種岩石を人工的に砕いて得られる各種の砕石、自然に存在する川砂利、海砂利、山砂利などの各種の砂利などを用いることができる。
【0051】
ここで用いられる反応性樹脂Fは、例えば、前記小石集合物Cとの混合の過程でモノマーまたはプレポリマーの液状のものとして用いられると共に、硬化剤などによって、附加反応、又は、重・縮合して当該小石集合物Cを構成する小石相互を硬化固定状態とする各種の反応性樹脂が用いられる。
【0052】
かかる反応性樹脂Fとして、例えば、NCO含有アクリル樹脂を40重量%〜95重量%と、ヘキサメチレンジイソシアネート誘導体を5重量%〜60重量%との混合物を用いることができる。
【0053】
かかる小石集合物Cの所要量と、反応性樹脂Fの所要量とをミキサーなどの適宜の混練手段によって混合、練り混ぜると共に、この混合、練り混ぜた混合物を、前記上層路盤12上に所要の厚さとなるようにコテ塗りなどの手法で敷均し、硬化される当該反応性樹脂Fによって構成各小石を相互に固定して表面層20を構成する。
【0054】
かかる上層路盤12上に構成される表面層20は、例えば、駐車場、車庫内土間、歩道、各種広場、運動場、公園内設備設置場などの舗装構造にあっては、この上層路盤12に対する敷均し厚が5mm〜20mmとなるように構成する。
【0055】
ここで、上層路盤12上に構成される表面層20の厚さが5mm未満である場合、構成される表面層20が衝撃によって割れ出す不具合があり、また、構成される舗装構造体に所期の圧縮強度及び曲げ強度がもたらされない不具合を生ずる懸念がある。
【0056】
また、この上層路盤12上に構成される表面層20は、この表面層20の厚さを20mmとした場合、例えば、駐車場、車庫内土間、歩道、各種広場、運動場、公園内設備設置場などの舗装構造において要請される圧縮強度及び曲げ強度を備えたものとして構成され、当該表面層20を、20mmを超える厚さとして構成した場合にあっては、この厚さを20mmを超えるように当該表面層20を構成することに伴うコストアップに相応したメリットが、当該表面層20にもたらされ難く、実用的なものとは認められない。
【0057】
かかる表面層20は、前記路盤10上に、当該表面層20を備えて構成される舗装構造体の使用用途、当該表面層20を構成する小石集合物Cの形態及び石質、当該表面層20の固定手段とし用いられる反応性樹脂Fの性状及び配合量、当該表面層20の構成される路盤10の形態などによって、当該上層路盤12上に敷均し、形成される厚さが設定されるものであって、一般的な車庫の土間の構成にあっては、その施工性及び施工コスト面などから、略10mm前後の厚さとなるように構成することが好ましい。
【0058】
かかる小石集合物Cに配合される反応性樹脂Fは、この混合される反応性樹脂Fによって表面層20を構成する小石集合物Cの各小石が相互に所期の圧縮強度及び曲げ強度を備えるように固定され、しかも、該小石集合物Cにおける各小石間に、雨水などの液体の透過に好適な間隙を生ずるに最適な配合量となるように、当該小石集合物Cに配合して用いる。
【0059】
かかる反応性樹脂Fの配合量は、例えば、駐車場、車庫内土間、歩道、各種広場、運動場、公園内設備設置場などの舗装構造にあっては、粒径が3mm〜7mmの範囲にある小石集合物を100重量部に対して、構成される表面層20に所期の圧縮強度及び曲げ強度をもたらすと共に構成される表面層20に所期の透水性をもたらすように当該反応性樹脂Fを3重量部〜10重量部の範囲で適宜調整しながら混合し、この混合物を、夫々目的に対応して、5mm〜20mmの厚さとなるように前記上層路盤12上に敷均し、自然石様の表面を備えた舗装構造を構成する。
【0060】
かかる表面層20の構成にあっては、この表面層20を構成する小石集合物Cが上層路盤12の砕石集合物Bの上部砕石間に入り込むと共に、反応性樹脂Fが、この上層路盤12における砕石集合物B内に流下した態様で硬化することから、構成される表面層20が当該上層路盤12に対して、一体となるように構成され、当該表面層20に対する衝撃の付加などに際して、この表面層20の割れ出しが確実に防止される。
【0061】
また、表面層20が3mm〜7mmの粒径の範囲に揃えられた小石からなる小石集合物Cによって構成してあり、しかも、この表面層20が上層路盤12に対して反応性樹脂Fによって一体となるように構成されていることから、構成される舗装構造体の上部側に、優れた圧縮強度と曲げ強度とをもたらすことができる。
【0062】
このようにして構成される舗装構造にあっては、比較的薄く構成される下層路盤11の砕石集合物Aが当該舗装構造体の沈下を効果的に防止すると共に、上層路盤12を構成する砕石集合物Bから散布される反応性樹脂Eを捕捉する様に機能し、また、この下層路盤11上に構成される上層路盤12が5mm〜20mmの粒径の範囲に揃えられた砕石からなる砕石集合物Bによって構成してあることから、散布される反応性樹脂Eが均一に行き渡って、均一な圧縮強度及び曲げ強度を備えた路盤10を構成するように機能し、更に、表面層20が3mm〜7mmの粒径の範囲にある小石からなる小石集合物Cによって構成してあり、しかも、反応性樹脂Fが前記上層路盤12に対して容易に流下し得る構成としてあることから、構成される舗装構造体に優れた圧縮強度、曲げ強度をもたらすように機能し、しかも、表面層20から下方に向けた雨水などの液体の透過性、並びに下層路盤11、上層路盤12及び表面層20における各水平方向に向けた雨水などの液体の透過性に優れた舗装構造体とされる。
【0063】
次いで、かかる舗装構造からなる車庫の土間について、その具体的な構成例を説明する。
先ず、路盤1上に100mm粒径の砕石の通過する篩を用いて篩った篩下のクラッシャランを敷き並べ、振動プレートコンパクタを用いて締固めて、50mm厚さの下層路盤11を構成し、次いで、この構成下層路盤11上に、粒径が5mm〜20mmの範囲になるように篩選別した砕石を敷き並べ、これを振動プレートコンパクタを用いて締固めると共に、溶剤で希釈した反応性樹脂を、如雨露Dを用いて固形分量が2Kg/m2 となるように散布し、連続して上層路盤12を構成した。
次いで、粒径が3mm〜7mmの範囲になるように篩選別した小石集合物100重量部と、反応性樹脂5重量部とを混合し、これをミキサーで練り混ぜた後、コテを用いて、前記上層路盤12上に、厚さが10mmとなるように塗りつけ、養生して、表面層20を構成し、全体の厚さが110mmの、極めて薄い舗装構造からなる土間を構成することができた。
【0064】
ここで得られる土間は、厚さが薄いことから、路盤を構成するための掘削量が少なく、発生する残土が少なく、容易な施工によって構成することができた。
また、ここで得られる土間は、曲げ強度と圧縮強度に優れており、透水性を有し、しかも、表面が補修の容易な自然石からなる化粧面とされた。
また、ここで得られる土間は、比較的短い養生期間で構成することが可能であり、容易な施工管理で構成することができた。
【0065】
なお、上記実施の形態に係る砕石集合物Bからなる上層路盤12上に小石集合物Cからなる表面層20を設けた舗装構造部分における強度の優位性を、以下の実験例と、これに対応する比較例とによって明らかにする。
【0066】
「実験例」
高さ40mm、幅40mm、長さ160mmの容器に、6号砕石を、厚さが30mmとなるように充填し、その表面から反応性樹脂(大成化工株式会社製の透水シャワーロック; 固形分83%のアクリルエポキシ樹脂からなるシャワーロックバインダー主剤100重量部と固形分100%の変性脂肪族ポリアミンからなるシャワーロックバインダー硬化剤20重量部とシンナー60重量部との混合物からなる反応性樹脂; 以下単に反応性樹脂「イ」と称す。)を、充填6号砕石:反応性樹脂「イ」が、重量比で、100重量部:5重量部となるように散布、硬化させた後、小石集合物(玉砂利;金華−S−1)と反応性樹脂(大成化工株式会社製の透水パークストーン; 固形分85%のアクリルウレタン樹脂からなるSAHバインダーを100重量部と、アクリルウレタン樹脂からなる添加剤TB−80を20重量部と、錫系有機金属からなるSA硬化促進剤を1〜3重量部との混合物からなる反応性樹脂; 以下、単に反応性樹脂「ロ」と称す。)とを、小石集合物:反応性樹脂「ロ」が、重量比で、100重量部:5重量部となるように混合した混練り物を厚さが10mmとなるように充填、硬化させて試料(1)を得た。
【0067】
ここで得られた試料(1)をJIS R5201に準じて、オートグラフによって強度測定をしたところ、3点曲げ強度試験において、74Kgf/cm2 の強度が、また、圧縮強度試験において、137Kgf/cm2 の強度が認められた。
【0068】
「比較例1」
高さ40mm、幅40mm、長さ160mmの容器に、6号砕石を40mm厚さとなるように充填し、その表面から、反応性樹脂「イ」をこの充填6号砕石:反応性樹脂「イ」が重量比で、100重量部対5重量部となるように散布し、硬化させて比較例1としての試料(2)を得た。
【0069】
ここで得られた試料(2)をJIS R5201に準じてオートグラフによって強度測定をしたところ、3点曲げ強度試験において、51Kgf/cm2 の強度が、また、圧縮強度試験において、110Kgf/cm2 の強度が認められた。
【0070】
実験例と比較例との考察
前記実験例における試料(1)は、散布された反応性樹脂「イ」の硬化された30mm厚の6号砕石上に、混練された反応性樹脂「ロ」の硬化された10mmの小石集合物(玉砂利;金華S−1)層を構成してあり、比較例1における6号砕石のみからなる試料(2)に対して、著しく曲げ強度と圧縮強度を増すことが認められた。
【0071】
【発明の効果】
この発明は、粒径が100mm以下の範囲にある多様な粒径の砕石からなる砕石集合物を締固めて構成される下層路盤と、該下層路盤上に、粒径が5mm〜20mmの範囲にある砕石からなる砕石集合物を締固め且つ該砕石集合物上から反応性樹脂を散布、硬化させて構成される上層路盤とを備えた雨水などの液体の透過性を有する路盤と、反応性樹脂と、粒径が3mm〜7mmの範囲にある小石からなる小石集合物との混合物を前記上層路盤上に塗布し、該反応性樹脂を硬化させて構成される雨水などの液体の透過性を有する表面層とを備えている構成としてあることから、下層路盤及び上層路盤からなる路盤と、舗装面をなす表面層とを比較的短い施工期間によって構成できる特長を有している。
【0072】
また、かかる構成からなる舗装構造にあっては、雨水などの液体が都合よく地中内に案内され、地表部に滞留することがなく、しかも、地中内を雨水などの液体が都合よく移動案内されて、当該地中内において滞留することがない特長を有している。
【0073】
また、かかる構成からなる舗装構造にあっては、下層路盤を構成する砕石集合物が路床上において遊び隙間を生じないように密に締固められて路盤の沈下を有効に阻止する特長を有している。
【0074】
更に、かかる構成からなる舗装構造にあっては、上層路盤が比較的細かい粒径からなる砕石の取り除かれた砕石によって構成されていることから、この上層路盤を構成する砕石集合物上から散布される反応性樹脂が効果的に下方にまで行き渡り、砕石相互を効果的に固定する特長を有している。
【0075】
また、このように粒径の整えられた砕石集合物によって上層路盤を構成するようにした舗装構造にあっては、表面層を構成する小石集合物の小石が、この上層路盤を構成する砕石間に効果的に押し込まれると共に、当該表面層の構成に用いられる反応性樹脂が当該上層路盤を構成する砕石間に流入して、優れた圧縮強度及び優れた曲げ強度を当該舗装構造にもたらす特長を有している。
【0076】
更に、かかる構成からなる舗装構造にあっては、粒径の整えられた小石集合物を備えた表面層とされ、しかも、この表面層を構成する小石集合物の小石が、上層路盤を構成する砕石間に押し込み状態で固定されていることから、表面層における圧縮強度及び曲げ強度が良好とされ、表面層の割れ、剥離などが生じ難く、且つ、滑らかで、自然な風合いの外観を備えた舗装面を構成することができる特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的な実施の形態に係る舗装構造の要部を断面状態で示した構成図
【図2】同上層路盤の構成状態の要部を断面状態で示した構成図
【図3】同表面層の要部を断面状態で示した構成図
【符号の説明】
10 路盤
11 下層路盤
12 上層路盤
20 表面層
A 砕石集合物
B 砕石集合物
C 小石集合物

Claims (1)

  1. 粒径が100mm以下の範囲にある多様な粒径の砕石からなる砕石集合物を締固めて構成される下層路盤と、該下層路盤上に、粒径が5mm〜20mmの範囲にある砕石からなる砕石集合物を締固め且つ該砕石集合物上から反応性樹脂を散布、硬化させて構成される上層路盤とを備えた雨水などの液体の透過性を有する路盤と、
    反応性樹脂と、粒径が3mm〜7mmの範囲にある小石からなる小石集合物との混合物を前記上層路盤上に敷均し、該反応性樹脂を硬化させて構成される雨水などの液体の透過性を有する表面層とを備えていることを特徴とする舗装構造。
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