JP4553450B2 - プラットホーム監視システム - Google Patents
プラットホーム監視システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4553450B2 JP4553450B2 JP2000164417A JP2000164417A JP4553450B2 JP 4553450 B2 JP4553450 B2 JP 4553450B2 JP 2000164417 A JP2000164417 A JP 2000164417A JP 2000164417 A JP2000164417 A JP 2000164417A JP 4553450 B2 JP4553450 B2 JP 4553450B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- train
- platform
- stop
- signal
- monitoring system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば鉄道の駅でプラットホームに列車が進入したり、進出する際に、乗降客等が列車に接触する危険を監視するプラットホーム監視システムに関し、特に、運転手のみが乗務するワンマン運転の運行時においてプラットホームに列車が進入及び進出する際の乗降客と列車の状態を監視しうるプラットホーム監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
プラットホームに列車が進入したり、進出する際には、列車の運転手及び車掌はプラットホームの監視を行い、乗降客が列車に接触する危険がある場合は、速やかに列車を停止させる必要がある。ところが、近年、省力化が求められる中で運転手のみが乗務するワンマン運転化が進められている。この場合、例えば乗降客の少ないローカル線区においては、運転手は前方監視を行うが、後方監視は発車直前にプラットホーム後方を観察できるミラーを見て安全を確認するだけで、走行開始後は後方監視をほとんど行うことができない状態であった。
【0003】
一方、乗降客の多い都市部通勤線区において、プラットホームでの安全確保のためその側辺部に沿って内側に所定距離だけ入ったところに、乗降客が自由にプラットホームの側辺部に出られないように制限するホームドアや可動柵を設け、列車がプラットホームに進入して乗降客が乗り降りする必要があるときのみ上記ホームドアや可動柵が開くようにして、ワンマン運転化が進められている例がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記ローカル線区におけるワンマン運転化では、運転手は走行開始後は後方監視をほとんど行うことができない状態であり、これを採用できる線区は車両編成数が少ない一部のところに限定されるものであった。また、都市部通勤線区におけるホームドアや可動柵を利用したワンマン運転化では、プラットホームに進入停止した列車の乗降ドアと該プラットホーム上のホームドアや可動柵との開閉を連動させる必要があり、そのために列車側及びプラットホーム側の両方にドア開閉連動設備を設けなければならないものであった。したがって、そのための設備投資が特別に必要となり、容易にワンマン運転化のシステムを構築することは困難であった。
【0005】
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、運転手のみが乗務するワンマン運転の運行時においてプラットホームに列車が進入及び進出する際の乗降客と列車の状態を監視しうるプラットホーム監視システムを提供することを目的とする。
【0010】
プラットホーム監視システムは、プラットホームに設定された監視ゾーンに人又は障害物が有るか否かを監視する第一の撮像手段と、上記プラットホームに沿って進入又は進出する列車の有無及び位置を監視する第二の撮像手段と、上記各撮像手段からの映像信号を取り込んで画像処理を行い、この処理画像により上記監視ゾーン内の人又は障害物の有無を判定すると共に、上記プラットホームへの列車の進入又は進出、位置を判定して、この判定結果により危険信号又は列車停止信号を出力する処理制御手段と、を備え、前記第二の撮像手段は、前記列車と該列車の位置判定用に上記プラットホームに沿って設けられる位置標識とを撮像し、前記処理制御手段は、前記第二の撮像手段が撮像した前記列車と前記位置標識の映像信号を画像処理し、前記列車の停止を判定すると、前記第一の撮像手段からの映像信号に基づく、前記監視ゾーン内の人又は障害物の有無の判定処理及び該判定処理結果の出力を中断し、前記列車への乗降客の乗り降りが終了したら、前記監視ゾーン内の人又は障害物の有無の判定処理及び該判定処理結果の出力を再開することを特徴とするものである。
【0011】
このような構成により、第一の撮像手段で、プラットホームに設定された監視ゾーンに人又は障害物が有るか否かを監視し、第二の撮像手段により上記プラットホームに沿って進入又は進出する列車の有無を列車と該列車の位置判定用にプラットホームに沿って設けられる位置標識とを撮像して監視し、処理制御手段で、第一の撮像手段からの映像信号と第二の撮像手段からの列車と位置標識の映像信号を取り込んで画像処理を行い、この処理画像により上記監視ゾーン内の人又は障害物の有無を判定すると共に、上記プラットホームへの列車の進入又は進出を判定し、この判定結果により危険信号又は列車停止信号を出力し、列車の停止を判定すると、第一の撮像手段からの映像信号に基づく、監視ゾーン内の人又は障害物の有無の判定処理及び該判定処理結果の出力を中断し、列車への乗降客の乗り降りが終了したら、監視ゾーン内の人又は障害物の有無の判定処理及び該判定処理結果の出力を再開するように動作する。これにより、運転手のみが乗務するワンマン運転の運行時においてプラットホームに列車が進入及び進出する際の乗降客と列車の状態を監視する。そして、上記出力される危険信号又は列車停止信号を用いて、注意喚起放送を行い、或いは列車停止の指示を通知したり、列車を停止させる制御を行う。
【0012】
また、前記監視ゾーンは、プラットホームの側辺部に沿って危険度合いの差に応じて複数のゾーンを設けたものとしてもよい。これにより、人又は障害物が列車に接触する危険の度合いを区別して判定し、危険度合いに応じた判定結果の信号、危険信号又は列車停止信号を出力する。
【0013】
さらに、前記処理制御手段からの列車停止信号を入力して列車の運転手に停止を指示する通知手段を設けたものとしてもよい。これにより、列車停止信号が出力されたときに、列車の運転手に停止の指示を確実に通知する。
【0014】
さらにまた、上記通知手段は、列車の進行方向の前方に設けられた停止信号灯としてもよい。これにより、運転手は、前方監視をしながら停止信号灯の点灯により列車停止信号が出力されたことを知り、手動操作により列車を停止する。
【0015】
また、前記処理制御手段からの列車停止信号を入力して列車を停止させる列車停止制御手段を設けたものとしてもよい。これにより、列車停止信号が出力されたときに、列車の運転手の操作とは別に自動で列車を停止させる。
【0016】
さらに、上記列車停止制御手段は、列車を自動的に停止させる自動列車停止装置としてもよい。これにより、列車停止信号が出力されたときに、列車の運転手の操作とは別に自動で列車を停止させる。
【0017】
さらにまた、前記処理制御手段からの判定結果の信号、危険信号又は列車停止信号を入力してプラットホーム領域に注意喚起放送を行う放送手段を設けたものとしてもよい。これにより、判定結果の信号、危険信号又は列車停止信号が出力されたときに、プラットホーム領域に居る乗降客等に注意喚起の放送を行う。
【0018】
また、前記処理制御手段に、プラットホームから列車が進出するのを手動操作により強制的に停止させる非常停止手段を設けたものとしてもよい。これにより、プラットホーム領域に居る駅係員又は乗降客等が目視等により危険を察知したときに、列車が進出するのを手動操作により強制的に停止させる。
【0019】
さらに、前記処理制御手段に、各構成要素の動作を手動操作により強制的に停止させる使用停止手段を設けたものとしてもよい。これにより、このプラットホーム監視システムの使用を止めるときに、システムの各構成要素の動作を手動操作により強制的に停止させる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明によるプラットホーム監視システムの実施の形態を示すシステム概要図であり、図2は上記プラットホーム監視システムのブロック図である。このプラットホーム監視システムは、例えば鉄道の駅でプラットホームに列車が進入したり、進出する際に、乗降客等が列車に接触する危険を監視するもので、ホーム監視用カメラ1と、列車監視用カメラ2と、処理制御部3と、停止信号灯4と、自動列車停止装置(「ATS装置」と略称)5と、放送装置6と、非常停止スイッチ7と、使用停止スイッチ8とを備えている。
【0021】
上記ホーム監視用カメラ1は、プラットホームに設定された監視ゾーンに人又は障害物が有るか否かを監視する第一の撮像手段となるもので、例えばテレビカメラ、CCDカメラ又は画像センサ等から成る。このホーム監視用カメラ1は、図3に示すように、プラットホーム9の上方にて屋根の下面に下向きに取り付けられ、上記プラットホーム9の線路側の側辺部に所定幅で設定された監視ゾーンAの人又は障害物の状態を監視するようになっており、該プラットホーム9の長手方向に沿って複数個設けられている。
【0022】
なお、上記監視ゾーンAには、プラットホーム9の側辺部に沿って危険度合いの差に応じて複数のゾーンが設けられている。すなわち、プラットホーム9の側辺部にてより線路側に近い外側の領域は列車に接触する危険度合いが高いので危険ゾーンBとし、それよりも内側の領域は接触する危険度合いが上記よりも低いので注意ゾーンCとしている。そして、上記危険ゾーンB及び注意ゾーンCの区別は、プラットホーム9の表面に白色又は黄色等のラインを標示したり、タイルを敷いたりすればよい。
【0023】
列車監視用カメラ2は、上記プラットホーム9に沿って進入又は進出する列車10の有無及び位置を監視する第二の撮像手段となるもので、例えばテレビカメラ、CCDカメラ又は画像センサ等から成る。この列車監視用カメラ2は、図4に示すように、プラットホーム9の上方にて屋根の下面に斜め下向きに取り付けられ、上記プラットホーム9に沿って進入又は進出する列車の状態を監視するようになっており、該プラットホーム9の長手方向に沿って複数個設けられている。
【0024】
上記列車監視用カメラ2による列車10の進入、進出状態の監視は、例えば線路脇の外側に複数本のポール11,11,…を立てておき、該列車監視用カメラ2で上記列車10とポール11とを見通す角度方向から撮像し、該列車10によりポール11が順次隠れる状態を監視することにより、そのポール11が隠れた位置まで列車10が移動してきたことを判定するようになっている。この場合、列車10が停止する先頭位置付近にはポール11を小間隔で密に設置することにより、列車10の停止位置及び走行開始を細かに監視することができる。
【0025】
なお、上記複数本のポール11,11,…を立てる代わりに、図5に示すように、線路12,12を敷設する各枕木13,13,…の上面にブロック状の位置標識14,14,…を設置し、列車10の進行により上記位置標識14が順次隠れる状態を監視するようにしてもよい。この場合は、図4に示すように、線路脇の外側に特別に複数本のポール11,11,…を立てることを要さないので、施工が容易である。
【0026】
処理制御部3は、上記ホーム監視用カメラ1及び列車監視用カメラ2からの映像信号を取り込んで画像処理を行い、この処理画像により上記監視ゾーンA内の人又は障害物の有無を判定すると共に、上記プラットホーム9への列車10の進入又は進出、位置を判定して、この判定結果により危険信号又は列車停止信号を出力する処理制御手段となるもので、画像処理装置15と、処理部16とを備えて成る。
【0027】
上記画像処理装置15は、上記ホーム監視用カメラ1及び列車監視用カメラ2からの映像信号を取り込んでエッジ抽出、差分等の画像処理を行うもので、図2に示すように、例えば2台のホーム監視用カメラ1及び1台の列車監視用カメラ2毎に1台ずつ設けられ、全体として複数台設けられている。
【0028】
また、処理部16は、上記画像処理装置15からの処理画像により上記監視ゾーンA内の人又は障害物の有無を判定すると共に、上記プラットホーム9への列車10の進入又は進出、位置を判定して、この判定結果により危険信号又は列車停止信号を出力するもので、図2に示すように、各画像処理装置15からの信号を取り込むインターフェース部17と、このインターフェース部17を介して入力した信号を用いて監視ゾーンA内の人又は障害物の有無を判定すると共に、プラットホーム9への列車10の進入又は進出、位置を判定して危険信号又は列車停止信号を生成する論理部18と、この論理部18からの危険信号又は列車停止信号を外部へ送る入出力部19とを備えて成る。
【0029】
停止信号灯4は、上記処理制御部3からの列車停止信号S1を入力して列車10の運転手に停止を指示する通知手段となるもので、例えば列車10の進行方向の前方に設けられた回転灯から成る。列車10の運転手は、この停止信号灯4の点灯を目視で確認して、手動操作により列車を停止する。
【0030】
ATS装置5は、上記処理制御部3からの列車停止信号S1を入力して列車10を停止させる列車停止制御手段となるもので、図2に示すように処理制御部3の処理部16内の入出力部19に接続されており、線路に沿って設置されたループアンテナ20から停止制御信号S2を車上装置に送ることにより列車10を自動的に停止させるようになっている。
【0031】
放送装置6は、上記処理制御部3からの判定結果の信号、危険信号又は列車停止信号等の信号S3を入力してプラットホーム9領域に注意喚起放送を行う放送手段となるもので、図2に示すように処理制御部3の処理部16内の入出力部19に接続されており、プラットホーム9の屋根又は柱等に設置されたスピーカ21を備えている。
【0032】
また、非常停止スイッチ7は、プラットホーム9から列車10が進出するのを手動操作により強制的に停止させる非常停止手段となるもので、図2に示すように処理制御部3の処理部16内の入出力部19に接続されている。さらに、使用停止スイッチ8は、システムの各構成要素の動作を手動操作により強制的に停止させる使用停止手段となるもので、同じく処理制御部3の処理部16内の入出力部19に接続されている。
【0033】
次に、図2に示すホーム監視用カメラ1及び列車監視用カメラ2並びに画像処理装置15による画像処理と、この処理画像を用いた処理部16による判定の動作について、図6を参照して説明する。まず、例えばホーム監視用カメラ1により、列車が運行していない状態で、図3に示すプラットホーム9の監視ゾーンAについて、人又は障害物が無い状態の画像を撮像する。これが図6(a)に示す雛形画像となる。この雛形画像には、監視ゾーンAであることを示す白色又は黄色等のライン22が映っている。
【0034】
上記図6(a)の雛形画像の信号は、画像処理装置15に入力され、画像処理が行われる。この画像処理は、上記ライン22の境界についてエッジ抽出を行うもので、図6(b)に示すように、エッジ23を抽出したエッジ抽出画像E1が得られる。ここまでが、この画像処理及び判定の準備段階である。
【0035】
次に、実際に列車が運行している状態で、ホーム監視用カメラ1により図3に示すプラットホーム9の監視ゾーンAについて、現在映像を撮像する。いま、上記監視ゾーンAに人又は障害物が無いとすると、図6(c)に示すように、同図(a)の雛形画像と同じ画像となる。これが障害物無し画像となる。
【0036】
上記図6(c)の障害物無し画像の信号は、画像処理装置15に入力され、画像処理が行われる。この画像処理は、図6(b)に示すエッジ抽出と同様に行われ、図6(d)に示すように、エッジ23を抽出したエッジ抽出画像E2が得られる。
【0037】
次に、画像処理装置15は、上記のようにして得られたエッジ抽出画像E2と前記エッジ抽出画像E1との間で差分をとる。この場合、図6(b)及び(d)から明らかなように、二つのエッジ抽出画像E1とE2とは同じであるので、図6(e)に示すように、差分信号(E2−E1)はゼロとなる。
【0038】
次に、上記画像処理装置15から出力された差分信号(E2−E1)は、処理部16のインターフェース部17を介して、論理部18に入力する。この論理部18は、上記入力した差分信号(E2−E1)の値の大小、持続時間等により、人又は障害物の有無を判定する。ここでは、上記のように差分信号(E2−E1)はゼロであるので、障害物無しと判定する。そして、この障害物無しの判定結果の信号が、入出力部19を介して外部へ出力される。
【0039】
一方、図3において、ホーム監視用カメラ1による現在映像の撮像にて、プラットホーム9の監視ゾーンAに人又は障害物が有るとすると、図6(f)に示すように、ライン22を横切る障害物24の画像が映る。これが障害物有り画像となる。
【0040】
上記図6(f)の障害物有り画像の信号は、画像処理装置15に入力され、画像処理が行われる。この画像処理は、図6(b)に示すエッジ抽出と同様に行われるが、上記のようにライン22を障害物24が横切っていることから、図6(g)に示すように、エッジ23の途中が障害物24の大きさ分だけ切れた状態のエッジ抽出画像E3が得られる。
【0041】
次に、画像処理装置15は、上記のようにして得られたエッジ抽出画像E3と前記エッジ抽出画像E1との間で差分をとる。この場合、図6(b)及び(g)から明らかなように、二つのエッジ抽出画像E1とE3とは形が異なるので、図6(h)に示すように、差分信号(E3−E1)は上記障害物24の大きさ分だけエッジ23が残った値となる。
【0042】
次に、上記画像処理装置15から出力された差分信号(E3−E1)は、処理部16のインターフェース部17を介して、論理部18に入力する。この論理部18は、上記入力した差分信号(E3−E1)の値の大小、持続時間等により、人又は障害物の有無を判定する。ここでは、上記のように差分信号(E3−E1)に障害物24の大きさ分だけの値が有るので、障害物有りと判定する。そして、この障害物有りの判定結果の信号が、入出力部19を介して外部へ出力される。
【0043】
なお、以上は主としてホーム監視用カメラ1による映像信号の画像処理及び判定について説明したが、列車監視用カメラ2による映像信号の画像処理及び判定についても同様に動作する。
【0044】
次に、上述のように構成されたプラットホーム監視システムの全体の動作の流れについて、図1を参照して説明する。まず、プラットホーム9に列車10が進入していない状態では、図3に示すホーム監視用カメラ1により、監視ゾーンAについて現在映像を撮像して通常監視をする。そして、もし、人又は障害物が注意ゾーンC又は危険ゾーンBに入ったら、図6に示す画像処理及び障害物有無の判定により、処理制御部3の処理部16から判定結果の信号S3を放送装置6に送り、スピーカ21からプラットホーム9領域に注意喚起放送を行う。
【0045】
次に、プラットホーム9に列車10が進入して来たとすると、列車監視用カメラ2により列車10の進入を監視する(図4参照)と共に、処理制御部3により列車10の進入を判定して、プラットホーム9の危険監視を開始する。この状態で、図3に示すホーム監視用カメラ1により監視ゾーンAについて監視を行うと共に、図6に示す画像処理及び障害物有無の判定を行い、人又は障害物が注意ゾーンC又は危険ゾーンBに入ったと判定したら、上記と同様にスピーカ21からプラットホーム9領域に注意喚起放送を行う。また、人又は障害物が列車10に接触した状態を判定したら、処理制御部3の処理部16から列車停止信号S1を停止信号灯4に送って点灯させる。
【0046】
または、上記処理制御部3の処理部16から列車停止信号S1をATS装置5に送り、列車10を自動的に停止させる。この場合、上記ATS装置5から停止制御信号S2を例えば一編成の列車長分だけ設置されたループアンテナ20に一定時分(約5秒程度)送り、この停止制御信号S2を車上装置が受けて列車10を自動的に停止させる。
【0047】
次に、図4に示す列車監視用カメラ2で列車10と複数本のポール11又は枕木13の位置標識14(図5参照)とを撮像することにより、プラットホーム9での列車10の停止位置を判定する。これにより、停止した列車10に乗降客が乗り降りするので、処理制御部3による判定及び信号の出力等の処理を中断する。
【0048】
次に、プラットホーム9における乗降客の乗り降りが終了したら、処理制御部3による処理を再開して、列車監視用カメラ2により列車10の出発を監視、判定し、ホーム監視用カメラ1により監視ゾーンAについてプラットホーム9の危険監視を開始する。そして、人又は障害物が注意ゾーンC又は危険ゾーンBに入ったと判定したら、上記と同様にスピーカ21からプラットホーム9領域に注意喚起放送を行う。また、人又は障害物が列車10に接触した状態を判定したら、処理制御部3の処理部16から列車停止信号S1を停止信号灯4に送って点灯させ、或いは上記処理部16から列車停止信号S1をATS装置5に送り、列車10を自動的に停止させる。
【0049】
その後、列車10がプラットホーム9に沿って前方に進出し、該プラットホーム9に設けられた総ての列車監視用カメラ2の映像信号により列車10が存在しないと判定したら、当初のプラットホーム9に列車10が進入していない状態に戻り、図3に示すホーム監視用カメラ1により、監視ゾーンAについて現在映像を撮像して通常監視をする。
【0050】
なお、以上の説明では、プラットホーム9にホーム監視用カメラ1及び列車監視用カメラ2の両系統を設けて、プラットホーム9に設定された監視ゾーンAに人又は障害物が有るか否かの監視と、該プラットホーム9に沿って進入又は進出する列車10の有無及び位置の監視とを行い、上記監視ゾーンA内の人又は障害物の有無を判定すると共に、上記プラットホーム9への列車10の進入又は進出、位置を判定して、この判定結果により危険信号又は列車停止信号を出力するものとしたが、本発明はこれに限らず、どちらか一方の系統のみを設けて独立に動作させてもよい。
【0053】
本発明は以上のように構成されたので、請求項1に係る発明によれば、第一の撮像手段でプラットホームに設定された監視ゾーンに人又は障害物が有るか否かを監視し、第二の撮像手段により上記プラットホームに沿って進入又は進出する列車の有無を列車と該列車の位置判定用にプラットホームに沿って設けられる位置標識とを撮像して監視し、処理制御手段で、第一の撮像手段からの映像信号と第二の撮像手段からの列車と位置標識の映像信号を取り込んで画像処理を行い、この処理画像により上記監視ゾーン内の人又は障害物の有無を判定すると共に、上記プラットホームへの列車の進入又は進出を判定し、この判定結果により危険信号又は列車停止信号を出力し、列車の停止を判定すると、第一の撮像手段からの映像信号に基づく、監視ゾーン内の人又は障害物の有無の判定処理及び該判定処理結果の出力を中断し、列車への乗降客の乗り降りが終了したら、監視ゾーン内の人又は障害物の有無の判定処理及び該判定処理結果の出力を再開することができる。これにより、運転手のみが乗務するワンマン運転の運行時においてプラットホームに列車が進入及び進出する際の乗降客と列車の状態を監視することができる。そして、上記出力される危険信号又は列車停止信号を用いて、注意喚起放送を行い、或いは列車停止の指示を通知したり、列車を停止させる開始条件とすることができる。
【0054】
また、請求項2に係る発明によれば、前記監視ゾーンとして、プラットホームの側辺部に沿って危険度合いの差に応じて複数のゾーンを設けたことにより、人又は障害物が列車に接触する危険の度合いを区別して判定し、危険度合いに応じた判定結果の信号、危険信号又は列車停止信号を出力することができる。
【0055】
さらに、請求項3に係る発明によれば、前記処理制御手段からの列車停止信号を入力して列車の運転手に停止を指示する通知手段を設けたことにより、列車停止信号が出力されたときに、列車の運転手に停止の指示を確実に通知することができる。また、請求項4に係る発明によれば、上記通知手段を、列車の進行方向の前方に設けられた停止信号灯としたことにより、運転手は、前方監視をしながら停止信号灯の点灯により列車停止信号が出力されたことを知り、手動操作により列車を停止することができる。
【0056】
さらに、請求項5に係る発明によれば、前記処理制御手段からの列車停止信号を入力して列車を停止させる列車停止制御手段を設けたことにより、列車停止信号が出力されたときに、列車の運転手の操作とは別に自動で列車を停止させることができる。また、請求項6に係る発明によれば、上記列車停止制御手段を、列車を自動的に停止させる自動列車停止装置としたことにより、列車停止信号が出力されたときに、列車の運転手の操作とは別に自動で列車を停止させることができる。
【0057】
さらに、請求項7に係る発明によれば、前記処理制御手段からの判定結果の信号、危険信号又は列車停止信号を入力してプラットホーム領域に注意喚起放送を行う放送手段を設けたことにより、判定結果の信号、危険信号又は列車停止信号が出力されたときに、プラットホーム領域に居る乗客等に注意喚起の放送を行うことができる。
【0058】
また、請求項8に係る発明によれば、前記処理制御手段に、プラットホームから列車が進出するのを手動操作により強制的に停止させる非常停止手段を設けたことにより、プラットホーム領域に居る駅係員又は乗降客等が目視等により危険を察知したときに、列車が進出するのを手動操作により強制的に停止させることができる。
【0059】
さらに、請求項9に係る発明によれば、前記処理制御手段に、各構成要素の動作を手動操作により強制的に停止させる使用停止手段を設けたことにより、このプラットホーム監視システムの使用を止めるときに、システムの各構成要素の動作を手動操作により強制的に停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるプラットホーム監視システムの実施の形態を示すシステム概要図である。
【図2】 上記プラットホーム監視システムのブロック図である。
【図3】 ホーム監視用カメラの設置状態を示す説明図である。
【図4】 列車監視用カメラの設置状態を示す説明図である。
【図5】 上記列車監視用カメラによる列車の進入、進出状態の監視を行うために線路の枕木に設置された位置標識を示す説明図である。
【図6】 ホーム監視用カメラ並びに画像処理装置による画像処理と、この処理画像を用いた処理部による判定の動作を説明する図である。
【符号の説明】
1…ホーム監視用カメラ
2…列車監視用カメラ
3…処理制御部
4…停止信号灯
5…ATS装置
6…放送装置
7…非常停止スイッチ
8…使用停止スイッチ
9…プラットホーム
10…列車
15…画像処理装置
16…処理部
18…論理部
A…監視ゾーン
B…危険ゾーン
C…注意ゾーン
Claims (11)
- プラットホームに設定された監視ゾーンに人又は障害物が有るか否かを監視する第一の撮像手段と、上記プラットホームに沿って進入又は進出する列車の有無及び位置を監視する第二の撮像手段と、上記各撮像手段からの映像信号を取り込んで画像処理を行い、この処理画像により上記監視ゾーン内の人又は障害物の有無を判定すると共に、上記プラットホームへの列車の進入又は進出、位置を判定して、この判定結果により危険信号又は列車停止信号を出力する処理制御手段と、を備え、
前記第二の撮像手段は、前記列車と該列車の位置判定用に上記プラットホームに沿って設けられる位置標識とを撮像し、
前記処理制御手段は、前記第二の撮像手段が撮像した前記列車と前記位置標識の映像信号を画像処理し、前記列車の停止を判定すると、前記第一の撮像手段からの映像信号に基づく、前記監視ゾーン内の人又は障害物の有無の判定処理及び該判定処理結果の出力を中断し、前記列車への乗降客の乗り降りが終了したら、前記監視ゾーン内の人又は障害物の有無の判定処理及び該判定処理結果の出力を再開することを特徴とするプラットホーム監視システム。 - 上記監視ゾーンは、プラットホームの側辺部に沿って危険度合いの差に応じて複数のゾーンを設けたことを特徴とする請求項1に記載のプラットホーム監視システム。
- 上記処理制御手段からの列車停止信号を入力して列車の運転手に停止を指示する通知手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のプラットホーム監視システム。
- 上記通知手段は、列車の進行方向の前方に設けられた停止信号灯であることを特徴とする請求項3に記載のプラットホーム監視システム。
- 上記処理制御手段からの列車停止信号を入力して列車を停止させる列車停止制御手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のプラットホーム監視システム。
- 上記列車停止制御手段は、列車を自動的に停止させる自動列車停止装置であることを特徴とする請求項5に記載のプラットホーム監視システム。
- 上記処理制御手段からの判定結果の信号、危険信号又は列車停止信号を入力してプラットホーム領域に注意喚起放送を行う放送手段を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のプラットホーム監視システム。
- 上記処理制御手段に、プラットホームから列車が進出するのを手動操作により強制的に停止させる非常停止手段を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のプラットホーム監視システム。
- 上記処理制御手段に、各構成要素の動作を手動操作により強制的に停止させる使用停止手段を設けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のプラットホーム監視システム。
- 前記位置標識は、前記列車の線路脇に複数本設けられるポールであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のプラットホーム監視システム。
- 前記位置標識は、前記列車の線路を敷設するための枕木の上面に設けられるブロックであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のプラットホーム監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000164417A JP4553450B2 (ja) | 2000-06-01 | 2000-06-01 | プラットホーム監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000164417A JP4553450B2 (ja) | 2000-06-01 | 2000-06-01 | プラットホーム監視システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001341642A JP2001341642A (ja) | 2001-12-11 |
JP4553450B2 true JP4553450B2 (ja) | 2010-09-29 |
Family
ID=18668038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000164417A Expired - Lifetime JP4553450B2 (ja) | 2000-06-01 | 2000-06-01 | プラットホーム監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4553450B2 (ja) |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4163428B2 (ja) * | 2002-03-05 | 2008-10-08 | 株式会社東芝 | 鉄道車両における乗降客ドアの異物検知装置 |
JP3902531B2 (ja) * | 2002-10-17 | 2007-04-11 | 株式会社日立製作所 | 列車の定位置停止支援装置 |
KR100497311B1 (ko) * | 2003-08-18 | 2005-06-23 | 김종무 | 지하철/열차 승하차시 돌발상황 자동 검지 및 경보 방법 |
JP4971874B2 (ja) * | 2007-05-30 | 2012-07-11 | 株式会社神戸製鋼所 | 位置検出装置 |
JP5008095B2 (ja) * | 2009-01-30 | 2012-08-22 | 株式会社京三製作所 | 案内情報放送システム |
JP5051730B2 (ja) * | 2009-02-02 | 2012-10-17 | 日本電信電話株式会社 | 電車ドア監視システムおよび方法 |
KR101041571B1 (ko) | 2009-04-20 | 2011-06-15 | 주식회사 씨. 아이. 테크 | 이벤트와 관련된 객차영상의 송수신방법 및 송수신시스템 |
KR101071206B1 (ko) | 2009-07-06 | 2011-10-10 | 한국철도기술연구원 | 승강장 영상정보를 이용한 열차비상정지용 연동역 제어 시스템 |
JP4920073B2 (ja) * | 2009-11-24 | 2012-04-18 | 株式会社神戸製鋼所 | 走行体の先頭位置検出方法及び装置 |
JP5440259B2 (ja) * | 2010-03-02 | 2014-03-12 | 三菱電機株式会社 | 可動式ホーム柵、それに用いる車両編成検出装置、ならびに可動式ホーム柵のホームドア開閉制御方法 |
JP5583511B2 (ja) * | 2010-08-06 | 2014-09-03 | 日本信号株式会社 | ホームでの旅客巻き込み検知システム |
JP5647458B2 (ja) * | 2010-08-06 | 2014-12-24 | 日本信号株式会社 | ホーム転落検知システム |
JP5597057B2 (ja) * | 2010-08-06 | 2014-10-01 | 日本信号株式会社 | ホームでの旅客引きずり検知システム |
JP5748468B2 (ja) * | 2010-12-09 | 2015-07-15 | 三菱電機株式会社 | ホーム状況検知装置 |
CN102127998B (zh) * | 2010-12-28 | 2013-08-21 | 北京交通大学 | 屏蔽门联动控制系统 |
JP6149357B2 (ja) * | 2012-07-25 | 2017-06-21 | 日本電気株式会社 | 防護発報無線システム |
CN103955132A (zh) * | 2014-04-17 | 2014-07-30 | 深圳市华力特电气股份有限公司 | 地铁站台屏蔽门控制器的自动冗余控制系统和方法 |
JP6544947B2 (ja) * | 2015-03-03 | 2019-07-17 | 日本信号株式会社 | ロープ式ホーム安全柵 |
JP6001128B1 (ja) * | 2015-04-13 | 2016-10-05 | 株式会社京三製作所 | 列車着発時制御システム、車上装置及び地上装置 |
WO2018123053A1 (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | 株式会社オプティム | 事故防止システム、方法及びプログラム |
JP6275351B1 (ja) * | 2016-12-28 | 2018-02-07 | 株式会社オプティム | 事故防止システム、方法及びプログラム |
JP6587268B1 (ja) * | 2019-02-07 | 2019-10-09 | Assest株式会社 | プラットホーム危険度判別プログラム及びシステム |
JP7354642B2 (ja) * | 2019-07-22 | 2023-10-03 | 株式会社デンソーウェーブ | 列車の停止判定装置 |
KR102430303B1 (ko) * | 2020-11-10 | 2022-08-09 | 한국과학기술연구원 | 적외선 카메라를 이용한 스크린 도어 장애물 감지 시스템 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63235163A (ja) * | 1987-03-23 | 1988-09-30 | 株式会社東芝 | 列車運転阻害監視装置 |
JPH0558296A (ja) * | 1991-09-02 | 1993-03-09 | Toshiba Corp | 旅客安全監視装置 |
JPH07236133A (ja) * | 1994-02-25 | 1995-09-05 | Hitachi Denshi Ltd | テレビジョン装置 |
JPH0858587A (ja) * | 1994-08-24 | 1996-03-05 | Oki Electric Ind Co Ltd | ホームの安全監視装置 |
JP3554043B2 (ja) * | 1994-10-26 | 2004-08-11 | 小糸工業株式会社 | プラットホームの安全監視システムおよびこれを用いた安全監視方法 |
JP3713526B2 (ja) * | 1995-12-21 | 2005-11-09 | 株式会社日立製作所 | 運転台モニタバックアップシステム |
JP3564257B2 (ja) * | 1997-04-24 | 2004-09-08 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 安全確認用itvシステム |
JPH1191568A (ja) * | 1997-09-18 | 1999-04-06 | Koito Ind Ltd | プラットホームの安全監視装置 |
JP3355436B2 (ja) * | 1998-03-17 | 2002-12-09 | 株式会社日立製作所 | フェールセーフシステム及びそのシステムを備えた踏切制御装置 |
-
2000
- 2000-06-01 JP JP2000164417A patent/JP4553450B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001341642A (ja) | 2001-12-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4553450B2 (ja) | プラットホーム監視システム | |
JP3838975B2 (ja) | 自動車トンネルのトンネル監視システム | |
US20070170315A1 (en) | Method of detecting obstacles on railways and preventing train accidents | |
JP4706315B2 (ja) | 車両の運転支援システム | |
JP2010020371A (ja) | 車両制御システム | |
JP7153000B2 (ja) | 列車制御システム | |
KR102050064B1 (ko) | 횡단 보도 보행자 안전시스템 | |
JP2010063260A (ja) | 列車走行制御装置及び方法 | |
JP3902531B2 (ja) | 列車の定位置停止支援装置 | |
CN110341767A (zh) | 一种自动控制铁路道口 | |
KR20050062889A (ko) | 영상돌발검지기를 이용한 열차 비상제어시스템 및 방법 | |
JPH09193803A (ja) | プラットホーム付近の安全監視方法 | |
JP2007152970A (ja) | 安全管理装置 | |
RU134889U1 (ru) | Система защиты железнодорожных переездов | |
JP3583084B2 (ja) | 分岐器誤進入防止装置 | |
KR20150110099A (ko) | 교통 감시 기능을 구비한 볼라드 | |
JP6952929B2 (ja) | 列車監視システム | |
WO2021079866A1 (ja) | 駅ホームの安全支援システムおよび支障物体判定方法 | |
KR100497311B1 (ko) | 지하철/열차 승하차시 돌발상황 자동 검지 및 경보 방법 | |
JP4193010B2 (ja) | 列車停止検知装置 | |
JP2003099895A (ja) | 車両周囲監視装置 | |
KR20100059151A (ko) | 철도차량 출입문 개폐 알림 장치 및 방법 | |
JP4133510B2 (ja) | 鉄道沿線監視・表示システム | |
KR200345401Y1 (ko) | 영상돌발검지기를 이용한 열차 비상제어시스템 | |
JPH0858587A (ja) | ホームの安全監視装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070327 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100202 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100405 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100427 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100624 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100713 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100713 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4553450 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |