JP4971874B2 - 位置検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、列車、自動車、飛行機、トロッコ、コンベア上の物品などの移動体の走行中または停止したときの位置を検出する装置に関する。
従来より、列車の停止位置を検出する装置が種々提案されている。
例えば、特許文献1には、列車停止位置より手前でかつ一両分の車両長より短い距離の位置に設けられ車両の先頭部分を検出する第1の車両検出センサと、列車停止位置近くに設けられ列車の先頭部分を検出する5個の第2の車両検出センサと、前記第1および第2の車両センサ検出信号発生タイミングから列車停車位置を検出する停止位置検出器とを備えた位置検出装置が提案されている。
特許文献1によると、第1の車両検出センサを通過したときから第2の車両検出センサを通過するまでの時間からその間の平均速度を検出する。平均速度と第2の車両検出センサの検出状態とから列車停止位置を求めることが可能である。
列車の停止位置を検出することにより、列車のドアとプラットホームに設けられた安全柵の扉とが一致しているか否かを判定し、一致している場合には安全柵の扉を開ける。
また、列車の先頭位置を距離センサで検出するとともに、プラットホームの所定個所に超音波ヘッドを配設し、プラットホームに停車した列車の側面に超音波を出射してその反射波を受信するまでの時間を算出し、それらに基づいて乗降扉位置を検出することも提案されている(特許文献2)。
特開平6−278599号公報 特開2006−264475号公報
しかし、特許文献1の位置検出装置によると、第1の車両検出センサおよび第2の車両検出センサは、いずれも列車の先頭の通過を検出するものであり、その時々の列車の位置を正確に検出するものではない。
そのため、列車の停止位置を高精度で検出するには、列車が停止する可能性のある範囲に多数の車両検出センサを密集して配置する必要がある。しかし、そのように多数の車両検出センサを設けることは、コスト的にもまたメンテナンス上においても不利である。しかも、車両検出センサを幾ら多数設けた場合でも、その設置間隔以上の精度で位置検出を行うことは困難であり、検出精度に限界がある。
また、特許文献2のように距離センサによって列車の停止位置を検出した場合には、列車の形状などによっては検出位置が異なってくるので、検出の精度をそれほど高くはできないという問題がある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、移動体の位置を簡単な構成で高精度に検出することを目的とする。
本発明に係る一形態の位置検出装置は、前記移動体の画像を当該移動体の背景の画像とともに撮像可能なように設置された画像センサと、前記画像センサによって撮像された、前記移動体が写っていない画像であるベース画像と、前記移動体が写った画像である検出用画像とを比較し、前記検出用画像に写った移動体の基準部の画像上の位置から当該基準部の実際の位置を求めることにより、前記移動体の位置を検出する位置検出部とを有する。
前記位置検出部は、例えば、前記検出用画像に写った移動体の基準部の画像上の位置PVと、前記背景から前記基準部までの距離Hdと、前記背景から前記画像センサまでの距離Hcとを用いて、前記移動体の基準部の実際の位置PRを求める。
なお、基準部の実際の位置PRを求めるとは、実質的にそのような実際の位置PRを求めればよく、必ずしも実際の位置PRを示すデータを出力する必要はない。例えば、求めた基準部の実際の位置PRに基づいて、さらに、移動体の全体としての位置、または移動体の特定の部分の位置を求め、最終的に求めた位置を示すデータを出力し、そのデータを表示しまたはそのデータに基づいて制御を行うようにしてもよい。
また、本発明における基準部とは、移動体の位置の検出のための基準となる部位であり、移動体の一部を構成する部分、または移動体に取り付けられた部材であってもよい。
本発明によると、移動体の位置を簡単な構成で高精度に検出することができる。
〔第1の実施形態〕
図1は本発明に係る第1の実施形態の位置検出装置1の構成を示すブロック図、図2は列車TRの停止位置の検出方法を説明するための図、図3は画像センサSE1の設置の例を示す図、図4はベース画像FG1および検出用画像FG2の例を示す図、図5は検出ウインドウによる停止位置の検出過程を説明する図、図6は列車TRの停止位置の他の検出方法を説明するための図である。
図1および図2において、位置検出装置1は、画像センサSE1、移動体センサSF1、距離センサSK1、位置検出部11、停止判断部12、および停止位置判定部13などからなる。
画像センサSE1は、移動体である列車TRの画像を当列車TRの背景の画像とともに撮像可能なように設置されたものである。画像センサSE1は、撮像範囲SAを有し、この撮像範囲SAにわたって、背景である地面GRを撮像可能である。画像センサSE1は、例えば地上高さ5メートル程度の高さ位置に設置される。その場合に、撮像範囲SAは例えば6〜7メートル程度である。画像センサSE1は、例えば動画を出力するビデオカメラである。画像センサSE1は、例えば、毎秒30フレームの画像を連続的に出力する。動画の中から選択された1フレームの画像が、ベース画像FG1または検出用画像FG2である。なお、検出用画像FG2を決定するために複数のフレームが用いられることがある。
画像センサSE1は、自動露出装置を備えており、時刻や天候に応じて露出量が最適となるように制御されている。しかし、移動体センサSF1によって列車TRの進入が検出されると、自動露出装置はその時点で露出量を固定し、ベース画像FG1と検出用画像FG2とが同一の露出量で撮像されるようになっている。これによって、ベース画像FG1と検出用画像FG2との間に無用な画像の変化が生じることなく、本発明の基準部に相当する先端部TBをより正確に検出することができる。
移動体センサSF1は、画像センサSE1が設置された位置よりも列車TRの進行方向(矢印M1方向)の手前側において、列車TRの進入を検出するために設置されている。移動体センサSF1は、列車TRが画像センサSE1の撮像範囲SAに入るまでに列車TRの進入を検出するように配置されている。
移動体センサSF1は、例えば、超音波センサ、赤外線センサなどのように、センサの前方の対象物の存否を検出するものである。移動体センサSF1の前方に列車TRが進入すると、移動体センサSF1はそれを検出して検出信号S1を出力する。検出信号S1は、ベース画像撮像指示信号として画像センサSE1に入力され、この信号S1に基づいて、画像センサSE1がベース画像FG1を撮像するように制御される。これによって、検出用画像FG2を撮像する直前のベース画像FG1が得られ、移動体の検出が正確に行える。
距離センサSK1は、列車TRの先端部TBの高さを計測する。距離センサSK1として、例えば、線路を挟んだ両側に高さ方向に並んだ複数の赤外線センサなどを設けておき、赤外線センサが列車TRの先端部TBにより遮光されることによって距離Hdを検出するように構成することが可能である。計測された結果は、距離Hdとして出力される。
なお、画像センサSE1は、上に述べたように動画を出力するので、「画像センサSE1がベース画像FG1を撮像する」とは、画像センサSE1が出力する動画の中から、信号S1の入力されたタイミングで1フレームの画像を選択することである。画像センサSE1が静止画を出力することが可能な場合には、信号S1の入力されたタイミングで1枚の静止画をベース画像FG1として出力する。
ベース画像FG1とは、画像センサSE1の撮像範囲SA内に列車TRが進入していないときに画像センサSE1によって撮像された画像である。つまり、図4(A)に示すように、ベース画像FG1には、地面GRおよび線路(軌道)SRは写っているが、図4(B)に示すような列車TRは写っていない。これに対して検出用画像FG2は、図4(B)に示すように、進入してきた列車TRの先端部(先頭部)が写っている。列車TRの先端部は、本発明の基準部の1つの例である。
位置検出部11は、これらベース画像FG1と検出用画像FG2とを比較することにより、列車TRの位置を検出する。例えば、ベース画像FG1と検出用画像FG2とにおける輝度または色の差によって列車TRの位置を検出する。その際に、これらのベース画像FG1および検出用画像FG2から、列車TRの進行方向に沿って長い矩形領域を検出ウインドウWDとして抽出し、抽出された検出ウインドウWDの画像に基づいて、列車TRの先端部の実際の位置PRを算出する。
具体的には、位置検出部11は、検出用画像FG2に写った列車TRの先端部TBの画像上の位置PV(図2参照)と、背景である地面GRから先端部までの距離Hdと、地面GRから画像センサSE1までの距離Hcとを用いて、列車TRの先端部TBの実際の位置PRを算出する。
画像センサSE1の位置PSは、検出用画像FG2の中心であるから、この中心の位置PSを基準として、位置PSから先端部TBの画像上の位置PVまでの距離をLGとし、位置PSから先端部TBの実際の位置PRまでの距離をLとすると、三角形の相似関係から、距離LGは次の(1)式によって示される。
LG=〔Hc/(Hc−Hd)〕・L ……(1)
したがって、画像上の位置PVを求め、これから距離LGを求めることにより、次の(2)式によって距離Lを求めることができる。
L=〔(Hc−Hd)/Hc〕・LG ……(2)
なお、地面GRから先端部TBまでの距離Hdは、距離センサSK1により実測して求めたが、これに代えて、それぞれの列車TRについての距離Hdのデータを列車ダイヤとともにメモリに格納しておき、それらのデータを演算に際して読み出してもよい。
また、列車TRの車両番号、各部の寸法、その他の仕様、運行予定などを記録したICタグを列車TRに取り付けておき、そのICタグの記録した情報を読み取って距離Hdのデータを取得してもよい。
また、式を用いた演算に代えて、必要なデータを予めテーブルに格納しておき、先端部TBの画像上の位置PVを入力することによってテーブルから実際の位置PRを読み出すように構成してもよい。
先端部TBの画像上の位置PVを検出するには、検出用画像FG2からベース画像FG1を差し引くことによって、列車TRの画像が得られるので、それに基づいて先端部TBを検出する。
図5に示すように、ベース画像FG1および検出用画像FG2から検出ウインドウWDを抽出し〔図5(A)(B)〕、それらの差分画像FG3を求める〔図5(C)〕。差分画像FG3について、エッジ画像FG4を生成する〔図5(D)〕。エッジ画像FG4には、先端部TBが明瞭に示されるので、その位置が位置PVとなる。
このように、位置検出部11において、検出用画像FG2に基づいて、先端部TBの実際の位置PRが検出される。位置検出部11は、検出した先端部TBの実際の位置PRを出力するが、その出力として、列車TRが停止したときの位置(停止位置)PRBと、列車TRの走行中におけるその時々の位置PRAとを出力する。
停止判断部12は、検出用画像FG2に基づいて、列車TRが停止したか否かを判断する。停止したと判断したときに、停止判断信号S2を出力する。停止判断信号S2に基づいて、位置検出部11は、停止判断部12により停止と判断されたときの列車TRの先端部の位置である停止位置PRBを検出する。
停止判断部12においては、画像センサSE1から出力される画像をフレームごとに直前のフレームと比較する。より詳しくは、例えば、画像センサSE1から出力されるフレームごとの位置情報(位置PVまたはPR)を直前のフレームの位置情報と比較する。列車TRの先端部TBの位置PVまたはPRの変化量が所定値以下となったときに、列車TRが停止したと判断する。
つまり、例えば、画像センサSE1から出力されるフレームの内容から直前のフレームの内容を差し引く。差分の画素が変化分であるので、その差分の画素の移動量(移動画素数)を求め、移動量が複数回にわたって所定の範囲内であれば停止と判断する。この場合の所定範囲としては、列車TRの停止時の揺れなどによる変位が誤検出されないような範囲としておけばよい。
停止位置判定部13は、列車TRが正常位置に停止したか否かを判定する。つまり、停止位置判定部13は、位置検出部11によって検出された停止位置PRBが、列車TRの目標停止位置MPについての許容範囲HMP内である場合に、正常位置に停止したと判定する。目標停止位置MPおよび許容範囲HMPは、例えば、画像センサSE1の撮像範囲におけるx方向の座標データとして、目標停止位置格納部14に格納しておけばよい。停止位置判定部13は、停止位置PRBが正常位置であるか否かを示す信号S3を出力する。
図2において、列車TRの先端部TBの位置PRは、目標停止位置MPに近く、その許容範囲HMP内であるから、この場合には正常位置を示す信号S3が出力される。
なお、目標停止位置MPおよび許容範囲HMPを、検出用画像FG2上の位置として設定しておいてもよい。この場合には、検出用画像FG2における列車TRの先端部TBの位置PVについてチェックが行われる。
ところで、図2においては、画像センサSE1は、列車TRの目標停止位置MPよりもその進行方向奥側(進行方向前方側)に設置されている。したがって、通常、列車TRが停止したときには、画像センサSE1は、列車TRの先頭車両の前面の下縁を先端部TBとして検出することとなる。この場合には、距離Hdが小さく、したがって画像上の位置PVまでの距離LGと実際の位置PRまでの距離Lとの差が小さくなり、停止位置PRBの検出精度が向上する。
しかし、画像センサSE1を、列車TRの目標停止位置MPよりもその進行方向手前側(進行方向後方側)に設置することも可能である。その場合には、通常、列車TRが停止したときには、画像センサSE1は、列車TRの先頭車両の前面の上縁を先端部TBとして検出する。
すなわち、図6において、列車TRは、画像センサSE1の設置された位置PSよりも進行方向前方の位置PRにおいて停止している。この場合においても、位置検出部11は、地面GRから列車TRの先端部TBまでの距離Hdと、地面GRから画像センサSE1までの距離Hcとを用いて、上に述べた(2)式を用いて、距離L、つまり先端部TBの実際の位置PRを求めることができる。位置PRは、画像センサSE1の検出用画像FG2の画素の分解能に近い精度で求められる。
このように、本実施形態の位置検出装置1によると、列車TRの位置PRを簡単な構成で高精度に検出することができる。
〔第2の実施形態〕
次に、複数個の画像センサSEを列車TRの進行方向に沿って設置した例について説明する。
図7は本発明に係る第2の実施形態の位置検出装置1Bの構成を示すブロック図、図8は2つの画像センサSE1,2の配置例を示す図、図9は複数の画像センサSEが設置された駅STの例を示す斜視図、図10はランプ画像センサSD1が撮像した画像FGの例を示す図である。
なお、第2の実施形態において、第1の実施形態と同じ機能を有する部分については、説明を省略しまたは簡略化する。また、第2の実施形態において、第1の実施形態の構成と適宜組み合わせることが可能である。第3の実施形態以降に対しても同様である。
図7において、位置検出装置1Bは、画像センサSE1,2、移動体センサSF1、ランプ画像センサSD1、ベース画像撮像指示部10、位置検出部11B、ドア開閉検出部15、安全柵扉開閉指示部16、および車両速度制御指示部17などからなる。
図8および図9も参照して、画像センサSE1,2は、列車TRの進行方向に沿って同じ高い位置に設置されている。画像センサSE1,2は、それぞれの撮像範囲SA1,SA2がオーバーラップするように設置されている。隣り合う2つの画像センサSEの間隔は、例えば2〜3メートル程度である。また、図には示していないが、3個以上の画像センサSEが設置される場合にも、各画像センサSEと隣合う画像センサSEの撮像範囲SAがオーバーラップするように設置される。
ランプ画像センサSD1は、画像センサSE1,2よりも列車TRの進行方向手前側において、列車TRのドアの開閉状態を表示する開閉表示ランプDLを撮像するように設置されている。なお、画像センサSE1が開閉表示ランプDLを撮像する位置に設置されている場合には、その画像センサSE1で撮像されたランプ画像FG4を用いるようにして、ランプ画像センサSD1を省略することが可能である。
移動体センサSF1は、ランプ画像センサSD1のさらに手前側において、列車TRの進入を検出するように設置されている。
ベース画像撮像指示部10は、移動体センサSF1からの検出信号を受けて、ベース画像撮像指示信号S1a,S1bを生成し、これを画像センサSE1,2に出力する。ベース画像撮像指示信号S1a,S1bが入力されたタイミングで、画像センサSE1,2はそれぞれのベース画像FG1を出力する。なお、ベース画像撮像指示信号S1a,S1bの出力タイミングは微妙にずれているが、これらは同じタイミングであってもよい。
また、ベース画像撮像指示部10は、ランプ画像センサSD1に対しても、ベース画像撮像指示信号S1cを出力する。ベース画像撮像指示信号S1cが入力されたタイミングで、ランプ画像センサSD1はベース画像FG3を出力する。
位置検出部11Bには、ベース画像FG1と検出用画像FG2とを比較するための比較部21,22が設けられている。比較部21,22において、それらの画像を比較し、列車TRの位置を検出する。
ドア開閉検出部15は、ランプ画像センサSD1の撮像したベース画像FG3およびランプ画像FG4の検出ウインドウWD(図10参照)に基づいて、列車TRのドアの開閉状態を検出する。ドア開閉検出部15には、ベース画像FG3とランプ画像FG4とを比較するための比較部23が設けられている。比較部23において、それらの画像を比較し、ドアの開閉状態を検出する。ドア開閉検出部15は、例えば、開閉表示ランプDLの画像の色の変化または輝度の変化に基づいてドアの開閉状態を検出する。ドアが開いたことが検出されると、その旨を示すドア開信号S4がドア開閉検出部15から出力される。
安全柵扉開閉指示部16は、ドア開閉検出部15で検出されたドアの開閉状態と、位置検出部11で検出された列車TRの停止位置PRBとに基づいて、列車TRが停車するプラットホームPFに設けられた安全柵SKの扉DRの開閉駆動の制御のための信号S5を出力する。
なお、安全柵SKが、例えば特許文献2に開示されたように任意の位置において開閉可能な多数の扉が設けられたものに対しては、停止位置PRBおよびドア開信号S4、または信号S5に基づいて、停止位置PRBに応じて、列車TRのドアに対応した位置の扉DRのみを開閉するように制御することができる。その場合に、列車TRの先端部TBの位置とドアの位置との位置関係についてのデータを、安全柵SKの制御装置が予め取得するようにしておけばよい。
車両速度制御指示部17は、画像センサSEから出力されるフレームにおける列車TRの先端部TBの位置の変化に基づいて、列車TRの速度を算出する。そして、列車TRを目標停止位置に停止させるために、算出した速度を列車TRの速度制御装置に対して、算出した速度の信号S6を出力する。なお、フレームにおける列車TRの先端部TBの位置は、例えば上に述べたように位置PRAとして検出可能である。
このように、本実施形態の位置検出装置1Bによっても、列車TRの位置PRを簡単な構成で高精度に検出することができる。また、列車TRの停止位置に応じた位置の扉のみを適切なタイミングで開閉するように制御することができる。さらに、列車TRの速度を検出して列車TRの速度制御装置に出力することによって、列車TRを目標停止位置に停止させることが容易となる。
〔第3の実施形態〕
次に、複数個の画像センサSEに対し、列車TRの進入にともなってその動作のオンオフを制御するように構成した例について説明する。
図11は本発明に係る第3の実施形態の位置検出装置1Cの構成を示すブロック図、図12は列車TRの進入にともなって複数の画像センサSEがオンオフする様子を示すタイミング図である。
図11において、位置検出装置1Cは、画像センサSE1〜4、移動体センサSF1、位置検出部11C、移動体通過判断部18、および動作制御部19などからなる。
画像センサSE1〜4は、第2の実施形態と同様に列車TRの進行方向に沿ってそれぞれの撮像範囲SAがオーバーラップするように設置されている。移動体センサSF1は、画像センサSE4の手前側において、列車TRの進入を検出するように設置されている。
移動体通過判断部18は、列車TRの先端部TBが各画像センサSE1〜4の撮像範囲SAをそれぞれ通過したときに、それぞれの画像センサSE1〜4の前を列車TRが通過したと判断する。移動体通過判断部18は、列車TRの通過を検出したときに、その画像センサSEに対応した通過信号S7を出力する。
動作制御部19は、移動体センサSF1からの検出信号S1、および移動体通過判断部18からの通過信号S7に基づいて、画像センサSE1〜4の動作のオンオフを制御する。つまり、画像センサSE1〜4は、動作のオンオフが動作制御部19によって制御されており、それぞれ撮像の必要なときにのみ動作がオンし、撮像が必要でないときは動作がオフするようになっている。
図12に示すように、画像センサSE1〜4は通常はオフしており、移動体センサSF1が列車TRの進入を検出して検出信号S1を出力すると、動作制御部19は、画像センサSE4,3をオンにする。そして、最初に、画像センサSE4が列車TRの先端部TBを検出するが、列車TRは画像センサSE4の撮像範囲SAを通過する。
移動体通過判断部18は、列車TRの先端部TBが画像センサSE4の撮像範囲SAを通過したことを検出すると、画像センサSE4をオフにするとともに、画像センサSE4に対して列車TRの進行方向2つ目に設置されている画像センサSE2をオンにする。
そして、次に、画像センサSE3が列車TRの先端部TBを検出するが、列車TRが画像センサSE3の撮像範囲SAを通過すると、それを移動体通過判断部18が検出し、画像センサSE3をオフにするとともに、画像センサSE3に対して列車TRの進行方向2つ目に設置されている画像センサSE1をオンにする。
さらに、列車TRが画像センサSE2の撮像範囲SAを通過すると、移動体通過判断部18は画像センサSE2をオフにする。
列車TRは画像センサSE1の撮像範囲SAにおいて停止すると、位置検出部11Cは、そのときの列車TRの先端部TBの位置を停止位置PRBとして検出する。そして、列車TRが発車してその先端部TBが画像センサSE1の撮像範囲SAを通過すると、動作制御部19は画像センサSE1をオフとする。
このように、画像センサSE1〜4は、動作制御部19によって撮像動作のオフオフが制御されており、これによって、電力の消費が低減され、画像センサSE1〜4の寿命も延びる。
なお、動作制御部19による画像センサSEの動作のオンオフの制御として、画像センサSEの電源のオンオフを制御してもよく、また、電源は供給した状態で撮像動作のみがオンオフするように制御してもよい。
上に例において、列車TRが4つの画像センサSE1〜4のうちの画像センサSE1の撮像範囲SAで停止した例を説明したが、他の画像センサSE2〜4の撮像範囲SAで停止する場合もあり得るのは当然である。
〔他の移動体についての実施形態〕
上に述べた第1〜第3の実施形態では、移動体が列車TR1である場合について説明した。列車TRは線路SR上を走行するが、そのような列車TRには、電車、モノレールカー、トロッコなども含まれる。また、移動体として、軌道のない路面上を走行する自動車および飛行機、コンベアに載って移動する物品などであってもよい。次に、種々の移動体の位置の検出方法について説明する。
なお、以下の実施形態において、移動体の位置の検出方法は基本的には上に述べた第1の実施形態と同様であるので、各移動体に特有の点を中心に説明する。
図13は移動体がトロッコTRTである場合の停止位置の検出方法を説明するための図である。
図13において、トロッコTRTの先端部TBの位置Lは、列車TRの場合と同様にして検出される。トロッコTRTの位置が検出されると、その位置に対応して、トロッコTRTへの積載物をホッパから送り出すことができる。そのようなホッパは、例えば、トロッコTRTの上方において、トロッコTRTの進行方向に沿って移動可能に設けておけばよい。そのようにすると、トロッコTRTの停止位置PRBに応じて、トロッコTRTの真上から積載物を放出してトロッコTRTに積載することができる。また、トロッコTRTが走行中であっても、トロッコTRTの位置PRAに沿うようにホッパを走行させ、トロッコTRTを停止させることなく積載物をトロッコTRTに積載することも可能である。
図14は移動体が自動車TRCである場合の停止位置の検出方法を説明するための図である。
図14において、自動車TRCの先端部TBの位置Lは、列車TRの場合と同様にして検出される。自動車TRCの場合は、その進行方向に直角の方向における自動車TRCの位置にばらつきがあるので、検出ウインドウWDの幅を列車TRの場合よりも大きくしておくことが望ましい。
図15は移動体が飛行機TRHである場合の停止位置の検出方法を説明するための図、図16は移動体が飛行機TRHである場合の停止位置の検出方法の他の例を説明するための平面図である。ここで、図15は画像センサSE1を飛行機TRHの上方に設置した例を、図15は画像センサSE1を飛行機TRHの側方に設置した例を、それぞれ示す。
図15において、飛行機TRHの先端部TBの位置Lは、列車TRの場合と同様にして検出される。なお、飛行機TRHの場合は、画像センサSE1および移動体センサSF1は、例えば搭乗口近辺の建築物や塔などに取り付ければよい。
図16において、画像センサSE1は、飛行機TRHのタイヤTAYを側方から撮像するように、つまり、撮像方向が水平方向となるように設置されている。飛行機TRHが進入する経路の奥側には、飛行機TRHの背景となるべき背景板GRBが、タイヤTAYと同じ高さ位置まで設けられている。
画像センサSE1は、撮像範囲SAにおいて、飛行機TRHのタイヤTAYを、背景板GRBとともに撮像可能である。背景板GRBから画像センサSE1までの距離Hcは予め分かっている。背景板GRBから飛行機TRHのタイヤTAYの先端部TBまでの距離Hdは、距離センサによって計測される。
したがって、この場合においても、飛行機TRHの先端部TBの位置Lは、列車TRの場合と同様にして検出される。
図17は移動体がコンベアGRC上の物品TRSである場合の停止位置の検出方法を説明するための図である。
図17に示す物品TRSの場合には、その先端部TBの実際の位置PRは、画像上の位置PVと同じであるので、距離をLは距離LGと等しい。
次に、位置検出装置1,1B,1Cにおける停止位置PRBの検出の処理の流れをフローチャートによって説明する。
図18は位置検出装置における停止位置PRBの検出の処理の流れを示すフローチャートである。
図18において、移動体センサSF1が移動体の進入を検出すると(#11でイエス)、画像センサSE1はベース画像FG1を取得し(#12)、検出用画像FG2を取得する(#13)。これらの画像に基づいて、移動体の先端部TBの画像上の位置PVを検出し(#14)、演算によって先端部TBの実際の位置PRを検出する(#15)。実際の位置PRは、その時々において出力してもよい。そして、移動体が停止したことを示す停止判断信号が出力されると(#16でイエス)、移動体の停止位置PRBを検出して出力する(#17)。
〔ベース画像の取得のための他の例〕
上に述べた各実施形態では、移動体センサSF1が移動体の進入を検出することによって、画像センサSE1はベース画像FG1を取得した。しかし、複数の画像センサSEを設けた場合には、ある1つの画像センサSE1の手前に設けられた他の画像センサSE2が移動体の進入を検出したときに、当該画像センサSE1がベース画像FG1を取得するようにしてもよい。つまり、画像センサSE2で撮像した画像に基づいて移動体の進入の有無を判断し、移動体の進入があると判断したときに、隣に配置された画像センサSE1がベース画像FG1を取得する。この場合には、画像センサSE2が移動体センサSF1の機能を兼ねることとなる。
また、移動体センサSF1を設けることなく、またその機能を画像センサSE2などに代行させることなく、各画像センサSEそれ自体が撮像する画像(フレーム)に基づいてベース画像FG1を取得することも可能である。
つまり、画像センサSEから出力されるフレームをその直前のフレームと比較し、移動体が写ったフレームが現れる前のフレームをベース画像FG1とする。次に、そのように構成した位置検出装置1Dについて説明する。
図19は本発明に係る第4の実施形態の位置検出装置1Dの構成を示すブロック図、図20は位置検出装置1Dにおける位置検出の手順を示すフローチャート、図21はベース画像取得の手順を示すフローチャート、図22は停止位置検出の手順を示すフローチャートである。
図19において、位置検出装置1Dは、画像センサSE1および位置検出部11Dなどからなる。
図20〜図22をも参照して、画像センサSE1は、撮像によって、例えば、毎秒30フレームの画像を連続的に出力する(#21)。
位置検出部11Dは、画像センサSE1から出力されるフレーム(画像)に基づいて、ベース画像FG1を取得し(#22)、移動体の位置PRを算出して出力する(#23)。
つまり、位置検出部11Dには、ベース画像取得部31、比較部32、停止判断部33、および演算部34が設けられている。
ベース画像取得部31は、画像センサSE1から出力されるフレームについて、第m番のフレームと第(m+1)番のフレーム(mは整数)とを比較する(#31)。両フレームの差分から変化の有無を判断し、変化があったときに移動体の進入があったと判断する(#32)。なお、このとき、誤検出を低減するため、画像センサSE1の撮像範囲SAのうち、移動体が進入してくる側の端部に注目してその変化の有無を判断する。
移動体の進入があったと判断した場合には、その直前のフレーム、つまりこの例では第m番のフレームをベース画像FG1として取得する(#33)。なお、第(m−1)番または第(m−2)番などのように少し前のフレームをベース画像FG1としてもよい。取得されたベース画像FG1は、メモリに格納される。
比較部32は、ベース画像FG1を取得した後、画像センサSE1から出力されるフレーム、つまり第n番のフレーム(nは整数、n>m)を検出用画像FG2とし、検出用画像FG2とベース画像FG1とを比較する(#41)。比較部32は、それらの差分に基づいてエッジ画像FG4を取得する(#42)。
停止判断部33は、隣り合うフレームのエッジ画像FG4(位置情報)、つまり第n番のフレームのエッジ画像FG4と第(n+1)番のフレームのエッジ画像FG4とを比較し(#43)、その差分に基づいて変化の有無を判断し、変化がなくなれば(#44でイエス)、移動体が停止したと判断する(#45)。
演算部34は、エッジ画像FG4に基づいて、上に述べた(2)式を用いて先端部TBの実際の位置PRを演算する(#46)。停止判断部33が停止したと判断したエッジ画像FG4に基づいて演算を行った場合には、停止位置PRBが求まることとなる。このようにして、位置検出部11Dは、移動体の位置PRAおよび停止位置PRBを求めて出力する。
なお、ベース画像取得部31が取得したベース画像FG1は、次のベース画像FG1が検出されたときに更新すればよい。
〔基準部の他の例〕
次に、基準部の他の例について説明する。
上に述べた各実施形態においては、列車TRなどの先端部TBを基準部とした例について説明した。つまり、上の各実施形態での先端部TBは、画像センサSEによって撮像されたときに、列車TRの最先端部に位置する部分である。図2の例では列車TRの先頭車両の先端面の下縁であり、図6の例では列車TRの先端面の上縁であった。
しかし、基準部として、その他の種々の部分または物体を用いることが可能である。以下にその例を説明する。
(1) 図23に示すように、列車TRの先端面の下縁であってプラットホームに近い側の縦線(垂直線)との交点である頂点部TB2を基準部とする。この場合に、頂点部TB2に、カラー塗料または蛍光塗料を塗布するか、蛍光体または蛍光シールを取り付けてマーキングを行っておけばよい。または、発光体や反射板などをターゲットとして頂点部TB2に取り付けておくことでもよい。
また、図24(A)(B)に示すように、基板52上に多数の発光ダイオード53,53…を取り付けたものをケーシング51に収納し、透明のカバー54を取り付けて構成される基準ターゲット50を用い、この基準ターゲット50を、カバー54が上面となるように頂点部TB2に取り付けておいてもよい。
(2) 列車TRの先端面の中央部または下部の所定の高さ位置に、カラー塗料または蛍光塗料を用いて水平な基準線を描いておき、この基準線を基準部とする。または、基準線を描く代わりに、金属または合成樹脂などで製作した棒状の基準部材を基準部として取り付けておく。この場合には、距離Hdを予め設定しておくことができる。
(3) 列車TRの先端面、屋根、または側面下部などに、カラー塗料または蛍光塗料を用いて基準線を描き、または適当な基準部材や基準ターゲット50を取り付けておく。つまり、画像センサSE1の視野の範囲内であれば、画像センサSE1で撮像して位置を特定できるので、画像センサSE1の取り付け位置に応じて、画像センサSE1で撮像可能な範囲内の位置を基準部とし、その基準部に塗料を塗布し、シールを貼り、または適当な基準部材や基準ターゲット50を取り付けておけばよい。
(4) 列車TRが停車するプラットホームと列車TRの車体との隙間がほとんどなく両者の画像が重なって見える場合には、列車TRの先端面または先端面のプラットホームに近い側の縁の縦線とプラットホームの上面の縁の水平線との交点を基準部としてもよい。この場合には、プラットホームと列車TRとの隙間による誤差が無視できるので、プラットホームの高さを距離Hdとして、距離Lを算出することができる。したがって、距離Hdを予め設定しておくことができ、距離Lの算出が容易である。
上に述べた各実施形態によると、移動体の位置を簡単な構成で高精度に検出することができる。移動体の位置として、走行中の位置PRAおよび停止位置PRBのいずれをも検出することができる。
また、列車TRのドアの開閉状態を検出することにより、列車TRの停止位置に応じた位置の扉を適切なタイミングで自動的に開閉することが可能となる。検出用画像FG2に基づいて列車TRの速度を検出することにより、列車TRを目標停止位置に停止させるように制御することも可能である。
また、複数の画像センサSEを移動体の進入方向に沿って設置することにより、移動体の停止位置が大きく変動する場合でも検出が可能である。その場合に、移動体が進入してきた場合にのみ画像センサSEが動作するように制御することにより、電力の消費の低減を図り、画像センサSEの長寿命化を図ることが可能である。
上に述べた実施形態において、画像センサSEとして、静止画を撮像するデジタルカメラを用いてもよい。その場合に、外部からの信号により撮像を行って画像を出力するように構成すればよい。位置検出装置1,1B,1C,1Dを構成する位置検出部11,11B,11C,11Dなどは、ROMなどに格納した適当なプログラムをCPUまたはDSPなどが実行するように構成されたコンピュータシステムによって実現することが可能である。その場合に、半導体メモリ、磁気ディスク、その他の周辺素子、画像処理回路、論理処理回路、インタフェース回路、表示装置、入力装置などを必要に応じて設ければよい。
その他、画像センサSE、移動体センサSF、ランプ画像センサSD、位置検出部11,11B,11C,11D、停止判断部12、位置検出装置1,1B,1C,1Dの全体または各部の構造、構成、形状、寸法、個数、配置、画像の内容、移動体の種類、および検出処理の内容または順序などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明に係る第1の実施形態の位置検出装置の構成を示すブロック図である。 列車の停止位置の検出方法を説明するための図である。 画像センサの設置の例を示す図である。 ベース画像および検出用画像の例を示す図である。 検出ウインドウによる停止位置の検出過程を説明する図である。 列車の停止位置の他の検出方法を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態の位置検出装置の構成を示すブロック図である。 2つの画像センサの配置例を示す図である。 複数の画像センサが設置された駅の例を示す斜視図である。 ランプ画像センサが撮像した画像の例を示す図である。 本発明の第3の実施形態の位置検出装置の構成を示すブロック図である。 画像センサの動作状態を示すタイミング図である。 トロッコの停止位置の検出方法を説明するための図である。 自動車の停止位置の検出方法を説明するための図である。 飛行機の停止位置の検出方法を説明するための図である。 飛行機の停止位置の検出方法の他の例を説明するための図である。 コンベア上の物品の停止位置の検出方法を説明するための図である。 位置検出装置の位置検出処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態の位置検出装置の構成を示すブロック図である。 位置検出装置における位置検出の手順を示すフローチャートである。 ベース画像取得の手順を示すフローチャートである。 停止位置検出の手順を示すフローチャートである。 列車の頂点部を示す図である。 基準ターゲットの構造の例を示す図である。
符号の説明
1,1B,1C,1D 位置検出装置
11,11B,11C,11D 位置検出部
12 停止判断部
13 停止位置判定部
14 目標停止位置格納部
15 ドア開閉検出部
16 安全柵扉開閉指示部
17 車両速度制御指示部
18 移動体通過判断部
19 動作制御部
31 ベース画像取得部
32 比較部
33 停止判断部
34 演算部
50 基準ターゲット(基準部)
SE 画像センサ
SF 移動体センサ
SD ランプ画像センサ
SK 距離センサ
FG1 ベース画像
FG2 検出用画像
PR 先端部の実際の位置
PRB 停止位置
PV 先端部の画像上の位置
TR 列車(移動体)
TB 先端部(基準部)
TB2 頂点部(基準部)
WD 検出ウインドウ
SA 撮像範囲

Claims (16)

  1. 移動体の位置を検出するための位置検出装置であって、
    前記移動体の画像を当該移動体の背景の画像とともに撮像可能なように設置された画像センサと、
    前記画像センサによって撮像された、前記移動体が写っていない画像であるベース画像と、前記移動体が写った画像である検出用画像とを比較し、前記検出用画像に写った移動体の基準部の画像上の位置から当該基準部の実際の位置を求めることにより、前記移動体の位置を検出する位置検出部と、
    を有してなることを特徴とする位置検出装置。
  2. 前記位置検出部は、
    前記検出用画像に写った移動体の基準部の画像上の位置と、前記背景から前記基準部までの距離と、前記背景から前記画像センサまでの距離とを用いて、前記移動体の基準部の実際の位置を求める、
    請求項1記載の位置検出装置。
  3. 前記移動体が停止したか否かを判断する停止判断部が設けられ、
    前記位置検出部は、前記停止判断部により停止と判断されたときの前記移動体の基準部の位置である停止位置を検出する、
    請求項2記載の位置検出装置。
  4. 前記画像センサは、画像を構成するフレームを所定の時間間隔で出力するものであり、
    前記停止判断部は、前記画像センサから出力されるフレームごとの位置情報を直前のフレームの位置情報と比較し、前記移動体の基準部の位置の変化量が所定値以下となったときに、前記移動体が停止したと判断する、
    請求項3記載の位置検出装置。
  5. 前記移動体が正常位置に停止したか否かを判定する停止位置判定部が設けられ、
    前記停止位置判定部は、前記位置検出部によって検出された停止位置が、前記移動体の目標停止位置についての許容範囲内である場合に、正常位置に停止したと判定する、
    請求項3または4記載の位置検出装置。
  6. 前記画像センサは、前記移動体の前記目標停止位置よりも進行方向奥側に設置されている、
    請求項3ないし5のいずれかに記載の位置検出装置。
  7. 前記画像センサは、前記移動体の進行方向に沿って複数個設置されている、
    請求項2ないし6のいずれかに記載の位置検出装置。
  8. 前記画像センサは、それぞれの撮像範囲が隣合う画像センサの撮像範囲とオーバーラップするように設置されている、
    請求項7記載の位置検出装置。
  9. 前記画像センサは、画像を構成するフレームを所定の時間間隔で出力するものであり、
    前記画像センサから出力されるフレームをその直前のフレームと比較し、移動体が写ったフレームが現れる前のフレームを前記ベース画像とする、
    請求項2ないし8のいずれかに記載の位置検出装置。
  10. 前記画像センサが設置された位置よりも前記移動体の進行方向手前側に、前記移動体の進入を検出するための移動体センサが設置されており、
    前記移動体センサが前記移動体の進入を検出したときに、前記画像センサが前記ベース画像を撮像するように制御されている、
    請求項2ないし8のいずれかに記載の位置検出装置。
  11. 前記位置検出部は、前記画像センサで撮像された画像から、前記移動体の進行方向に沿って長い矩形領域を検出ウインドウとして抽出し、抽出された検出ウインドウの画像に基づいて、前記移動体の基準部の実際の位置を求める、
    請求項2ないし10のいずれかに記載の位置検出装置。
  12. 前記位置検出部は、前記移動体の位置を、前記ベース画像と前記検出用画像とにおける輝度または色の差によって検出する、
    請求項2ないし11のいずれかに記載の位置検出装置。
  13. 前記移動体の基準部が当該画像センサの撮像範囲を通過したときに前記移動体が通過したと判断する移動体通過判断部が設けられ、
    前記移動体が通過したときには、当該画像センサの動作をオフにする、
    請求項7または8記載の位置検出装置。
  14. 前記移動体の基準部が当該画像センサの撮像範囲を通過したときに前記移動体が通過したと判断する移動体通過判断部が設けられ、
    前記移動体が通過したときには、当該画像センサに対して前記移動体の進行方向2つ目に設置されている画像センサの動作をオンにする、
    請求項7または8記載の位置検出装置。
  15. 前記背景から前記基準部までの距離を計測する距離センサが設置されている、
    請求項2ないし14のいずれかに記載の位置検出装置。
  16. 前記移動体は交通車両であり、
    前記画像センサは、画像を構成するフレームを所定の時間間隔で出力するものであり、
    前記フレームにおける前記移動体の基準部の位置の変化に基づいて前記移動体の速度を算出し、前記移動体を目標停止位置に停止させるために、算出した速度を前記移動体の速度制御装置に対して出力する、
    請求項2ないし14のいずれかに記載の位置検出装置。
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