JP4551203B2 - Iii族窒化物の結晶製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、III族窒化物の結晶製造法に関する。
現在、紫外、紫〜青〜緑色光源として用いられているInGaAlN系(III族窒化物)デバイスは、その殆どがサファイア基板あるいはSiC基板上に、MO−CVD法(有機金属化学気相成長法)やMBE法(分子線結晶成長法)等を用いた結晶成長により製作されている。サファイアやSiCを基板として用いた場合の問題点としては、III族窒化物との熱膨張係数差や格子定数差が大きいことに起因する結晶欠陥が多くなることが挙げられる。このためにデバイス特性が悪く、例えば発光デバイスの寿命を長くすることが困難であったり、動作電力が大きくなったりするという欠点につながっている。
更に、サファイア基板の場合には絶縁性であるために、従来の発光デバイスのように基板側からの電極取り出しが不可能であり、結晶成長した窒化物半導体表面側からの電極取り出しが必要となる。その結果、デバイス面積が大きくなり、高コストにつながるという問題点がある。また、サファイア基板上に作製したIII族窒化物半導体デバイスは、劈開によるチップ分離が困難であり、レーザダイオード(LD)で必要とされる共振器端面を劈開で得ることが容易ではない。このため、現在はドライエッチングによる共振器端面形成や、あるいはサファイア基板を100μm以下の厚さまで研磨した後に、劈開に近い形での共振器端面形成を行っている。この場合にも従来のLDのような共振器端面とチップ分離を単一工程で、容易に行うことが不可能であり、工程の複雑化ひいてはコスト高につながる。
これらの問題を解決するために、サファイア基板上にIII族窒化物半導体膜を選択横方向成長することやその他の工夫を行うことで、結晶欠陥を低減させることが提案されている。この手法では、サファイア基板上にGaN膜を選択横方向成長しない場合に比較して、結晶欠陥を低減させることが可能となっているが、サファイア基板を用いることに依る、絶縁性と劈開に関する前述の問題は依然として残っている。更には、工程が複雑化すること、及びサファイア基板とGaN薄膜という異種材料の組み合わせに伴う基板の反りという問題が生じる。これらは高コスト化につながっている。
こうした問題を解決するためには、基板上に結晶成長する材料と同一であるGaN基板が最も適切である。そのため、気相成長,融液成長等によりバルクGaNの結晶成長の研究がなされている。しかし、未だ高品質で且つ実用的な大きさを有するGaN基板は実現されていない。
GaN基板を実現する一つの手法として、非特許文献1(従来技術1)では、Naをフラックスとして用いたGaN結晶成長方法が提案されている。この方法は、アジ化ナトリウム(NaN)と金属Gaを原料として、ステンレス製の反応容器(容器内寸法;内径=7.5mm、長さ=100mm)に窒素雰囲気で封入し、その反応容器を600〜800℃の温度で24〜100時間保持することにより、1mm程度のGaN結晶が成長するものである。
この従来技術1の場合には、600〜800℃と比較的低温での結晶成長が可能であり、容器内圧力も高々100kg/cm程度と比較的圧力が低く、実用的な成長条件であることが特徴である。
また、特許文献1(従来技術2)には、Naをフラックスとして用いたGaNの成長において、サファイア,シリコン,GaP,GaAs等の基板上に堆積したAlN薄膜の上にGaNを結晶成長する方法が示されている。
この従来技術2の方法では、核発生はAlN膜上にのみ起こるので、余分な結晶核の発生と成長を抑制することができ、AlN上のGaNのみを大型化することができる。また、大面積基板を使用することで、大面積のGaNを結晶成長することが可能である。
特開2000−327495公報 Chemistry of Materials Vol.9 (1997) 413−416
しかしながら、上述した従来技術1では、反応容器が完全に閉じた系であり、外部から原料を補充する事ができない。そのため、結晶成長中に原料が枯渇し、結晶成長が停止するので、得られる結晶の大きさは1mm程度と小さい。この程度の大きさではデバイスを実用化するには小さすぎる。
また、従来技術2では、核発生はAlN膜上にのみ起こるので、余分な結晶核の発生と成長を抑制することができ、AlN上のGaNのみを大型化することができる。また、大面積基板を使用することで、大面積のGaNを結晶成長することが可能である。
しかしながら、従来技術2の方法は、基板上へのエピタキシャル成長であるので、下地のAlNの転位が貫通転位としてGaN結晶へ引き継がれてしまう。AlNの転位密度は、サファイア等の基板結晶との格子定数差や熱膨張係数差によって、10cm−2以上である。従って、その上に成長するGaNの転位密度も同程度であり、高出力レーザー等に要求される転位密度よりもはるかに大きいことから、高性能デバイスの実現には更なる低欠陥化が必要とされる。
本発明は、従来よりも低コストで、高品質の大型のIII族窒化物結晶を作製することが
可能なIII族窒化物の結晶製造法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、反応容器内で、少なくともアルカリ金属とIII族金属原料とを含む融液および前記反応容器内に充満させた窒素原料とからIII族窒化物結晶を成長させる結晶製造方法において、種結晶上にIII族窒化物結晶を成長させる第1工程と、前記第1工程の後、続けて前記反応容器内の前記窒素原料の圧力を上げて、該III族窒化物結晶が結晶成長した種結晶の所定の結晶面の法線方向とは異なる方向へ、該III族窒化物結晶をさらに結晶成長させる第2工程とを含むことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、請求項1に記載の結晶製造方法であって、前記第1工程で、前記種結晶の{10−10}面にIII族窒化物結晶を成長させた後、前記第2工程で、該III族窒化物結晶を種結晶の{10−10}面の法線方向とは異なる方向へさらに結晶成長させることを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、請求項2に記載の結晶製造方法であって、前記種結晶の{10−10}面の法線方向と異なる方向は、[000−1]方向であることを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、請求項1に記載の結晶製造方法であって、前記第1工程では、前記種結晶の{11−20}面に前記III族窒化物結晶を成長させ、前記第2工程では、前記第1工程の後、該III族窒化物結晶を前記種結晶の{11−20}面の法線方向とは異なる方向へさらに結晶成長させることを特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、請求項4に記載の結晶製造方法であって、前記種結晶の{11−20}面の法線方向と異なる方向は、[000−1]方向であることを特徴とする。
また、請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の結晶製造方法であって、前記種結晶は、基板上に結晶成長して作製されたIII族窒化物単結晶であることを特徴とする。
請求項1乃至請求項6記載の発明によれば、少なくともアルカリ金属とIII族金属原料と窒素とが溶解した融液からIII族窒化物結晶を成長させる結晶成長方法において、種結晶上にIII族窒化物結晶を成長させた後、該III族窒化物結晶が結晶成長した種結晶の所定の結晶面の法線方向とは異なる方向へ、該III族窒化物結晶をさらに結晶成長させるようにしており、種結晶の所定の結晶面の法線方向とは異なる方向に成長したIII族窒化物結晶には種結晶の転位が伝播されにくいので、低欠陥(高品質)のIII族窒化物結晶を成長させることができる。
特に、請求項6記載の発明では、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のIII族窒化物の結晶成長方法において、前記種結晶は、基板上に結晶成長して作製されたIII族窒化物単結晶であるので、容易に大きな種結晶を用いることができ、転位密度の低い高品質,大面積(大型)のIII族窒化物結晶を成長させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
(第1の形態)
本発明の第1の形態は、少なくともアルカリ金属とIII族金属原料と窒素とが溶解した融液からIII族窒化物結晶を成長させる結晶成長方法において、種結晶上にIII族窒化物結晶を成長させた後、該III族窒化物結晶が結晶成長した種結晶の所定の結晶面の法線方向とは異なる方向へ、該III族窒化物結晶をさらに結晶成長させることを特徴としている。
本発明の第1の形態では、少なくともアルカリ金属とIII族金属原料と窒素とが溶解した融液からIII族窒化物結晶を成長させる結晶成長方法において、種結晶上にIII族窒化物結晶を成長させた後、該III族窒化物結晶が結晶成長した種結晶の所定の結晶面の法線方向とは異なる方向へ、該III族窒化物結晶をさらに結晶成長させるようにしており、種結晶の所定の結晶面の法線方向とは異なる方向に成長したIII族窒化物結晶には種結晶の転位が伝播されにくいので、低欠陥(高品質)のIII族窒化物結晶を成長させることができる。
(第2の形態)
本発明の第2の形態は、第1の形態のIII族窒化物の結晶成長方法において、種結晶のc面にIII族窒化物結晶を成長させた後、該III族窒化物結晶を種結晶のc面の法線方向とは異なる方向へさらに結晶成長させることを特徴としている。
本発明の第2の形態では、種結晶のc面の法線方向とは異なる方向に成長したIII族窒化物結晶には種結晶の転位が伝播されにくいので、低欠陥密度の高品質なIII族窒化物結晶を成長させることができる。
(第3の形態)
本発明の第3の形態は、第2の形態のIII族窒化物の結晶成長方法において、種結晶のc面の法線方向とは異なる方向は、<10−10>方向であることを特徴としている。
本発明の第3の形態では、c面の法線方向と異なる方向は、<10−10>方向であるので、c面を貫通する転位密度の低い高品質なIII族窒化物結晶を成長させることができる。
(第4の形態)
本発明の第4の形態は、第1の形態のIII族窒化物の結晶成長方法において、種結晶の{10−10}面にIII族窒化物結晶を成長させた後、該III族窒化物結晶を種結晶の{10−10}面の法線方向とは異なる方向へさらに結晶成長させることを特徴としている。
本発明の第4の形態では、種結晶の{10−10}面にIII族窒化物結晶を成長させた後、該III族窒化物結晶を種結晶の{10−10}面の法線方向とは異なる方向へさらに結晶成長させるので、{10−10}面を貫通する転位密度の低い高品質なIII族窒化物結晶を成長させることができる。
(第5の形態)
本発明の第5の形態は、第4の形態のIII族窒化物の結晶成長方法において、種結晶の{10−10}面の法線方向と異なる方向は、[000−1]方向であることを特徴としている。
本発明の第5の形態では、種結晶の{10−10}面の法線方向と異なる方向は、[000−1]方向であるので、広い面積の{10−10}面が形成された{10−10}面を貫通する転位密度の低い高品質なIII族窒化物結晶を成長させることができる。
(第6の形態)
本発明の第6の形態は、第1乃至第5のいずれかの形態のIII族窒化物の結晶成長方法において、前記種結晶は、基板上に結晶成長して作製されたIII族窒化物単結晶であることを特徴としている。
本発明の第6の形態では、第1乃至第5のいずれかの形態のIII族窒化物の結晶成長方法において、前記種結晶は、基板上に結晶成長して作製されたIII族窒化物単結晶であるので、容易に大きな種結晶を用いることができ、転位密度の低い高品質,大面積(大型)のIII族窒化物結晶を成長させることができる。
(第7の形態)
本発明の第7の形態は、第1乃至第6のいずれかの形態のIII族窒化物の結晶成長方法で作製されたIII族窒化物結晶である。
本発明の第7の形態では、第1乃至第6のいずれかの形態のIII族窒化物の結晶成長方法で作製されたIII族窒化物結晶であるので、従来のIII族窒化物結晶よりも低コストの高品質,大型のIII族窒化物結晶を提供することができる。
(第8の形態)
本発明の第8の形態は、第7の形態のIII族窒化物結晶を用いた半導体デバイスである。
本発明の第8の形態では、第7の形態のIII族窒化物結晶を用いた半導体デバイスであるので、従来よりも高性能,長寿命な半導体デバイスを提供することができる。
本発明の実施例1は、第1,第7の形態に関わるものである。
本実施例1では、アルカリ金属としてNa(ナトリウム)を用い、III族元素の原料として金属Ga(ガリウム)を用い、窒素原料として窒素ガスを使用し、III族窒化物としてGaNを結晶成長させる。ここで、Na,Gaはあらかじめ混合融液として融液保持容器中に保持し、窒素は結晶成長中に気相から融液中に溶解して供給する。そして、種結晶GaNの(11−20)a面にGaNを結晶成長させた後、さらに[000−1]方向にGaNを成長させる。
図1は実施例1に用いられる結晶成長装置の構成例を示す図(断面図)である。
また、図2は実施例1で使用した種結晶GaNの斜視図であり、図3は結晶成長後のGaN結晶の斜視図である。
図1の結晶成長装置では、ステンレス製の閉じた形状の反応容器11内に、アルカリ金属とIII族金属を含む融液25を保持し、結晶成長を行なうための融液保持容器12が設けられている。
この融液保持容器12は反応容器11から取り外すことができる。また、この融液保持容器12の材質はBN(窒化ホウ素)である。
また、図1の結晶成長装置では、反応容器11の内部空間23に窒素原料となる窒素(N)ガスを充満させ、かつ反応容器11内の窒素(N)圧力を調整することを可能にするガス供給管14が反応容器11を貫通して装着されている。窒素ガスの圧力は、圧力制御装置16で調整する事ができる。
また、ガス供給管14はバルブ18で分岐され、Arガスを導入することができる。Arガスの圧力は、圧力制御装置19で調整する事ができる。
また、反応容器11内の全圧力は圧力計22でモニターされる。また、反応容器11の外側にはヒーター13が設置されている。また、反応容器11は、バルブ21の部分で結晶成長装置から取り外すことが可能であり、反応容器11の部分のみをグローブボックスに入れて作業することができる。
以下に、図1の結晶成長装置を使用した実施例1でのGaNの成長方法を説明する。
実施例1では、まず、反応容器11をバルブ21の部分で結晶成長装置から分離し、Ar雰囲気のグローブボックスに入れる。
次いで、BN製の融液保持容器12に、種結晶として(11−20)a面が形成されているGaN結晶26をc面の窒素極性面を融液側に向けて入れる。すなわち、実施例1では、図2に示すように、(11−20)a面とc面の窒素極性面である(000−1)面が形成された短冊状の種結晶GaN26を、(000−1)面を上にして融液保持容器12の底に入れた。次いで、融液保持容器12内に、III族金属原料としてGaを入れ、アルカリ金属としてナトリウム(Na)を入れる。融液25中のNaの比率はNa/(Na+Ga)=0.6とした。
次いで、融液保持容器12を融液保持容器保持台24に置き、反応容器11内に設置する。次いで、反応容器11を密閉し、バルブ21を閉じ、反応容器11内部を外部雰囲気と遮断する。次いで、反応容器11をグローブボックスから出し、結晶成長装置に組み込む。すなわち、反応容器11をヒーター13がある所定の位置に設置し、バルブ21の部分で窒素(N)とアルゴン(Ar)のガス供給ライン14に接続する。
次いで、バルブ15,21を開け、反応容器11内に窒素ガスを入れる。このとき、圧力制御装置16で窒素圧力を1MPaにした。この圧力は、本実施例1で使用した装置において、結晶成長温度(825℃)に昇温したときに、反応容器11内の全圧が2MPaになる圧力である。
次いで、バルブ15を閉じる。次いで、バルブ18を開け、反応容器11内にArガスを入れる。このとき、圧力制御装置19で圧力を3MPaにした。すなわち、反応容器11内のArの分圧は2MPaとなる。この圧力(3MPa)は、本実施例1で使用した装置において、結晶成長温度(825℃)に昇温したときに、反応容器11内の全圧が6MPaになる圧力である。すなわち、窒素(N)とArの分圧がそれぞれ2MPaと4MPaになる圧力である。
次いで、バルブ18とバルブ21を閉じる。すなわち、反応容器11は密閉される。次いで、ヒーター13に通電し、融液25を室温(27℃)から結晶成長温度(825℃)まで1時間で昇温する。昇温に追随して、密閉された反応容器11内の圧力は上昇し、結晶成長温度825℃に達した時の反応容器11内の全圧は6MPaになった。すなわち、窒素(N)とArの分圧は、それぞれ2MPaと4MPaとなった。
この状態で50時間保持する。この条件で種結晶26の(000−1)面と(11−20)a面に結晶成長させる。その後、窒素分圧を4MPaに増加した。この条件では、[000−1]方向の成長速度が速くなる。400時間、結晶成長を継続した後、室温まで降温する。
結晶成長終了後、反応容器11を開けると、種結晶26の(11−20)a面に成長した結晶が、[000−1]方向にも大きく成長し、図3に示すように、広い面積の(11−20)a面を有する板状の結晶27が成長していた。この結晶27の(11−20)a面のエッチピット密度を評価した結果、種結晶26よりもエッチピットは減少しており、高品質であった。
本発明の実施例2は、第1,第2,第3,第7の形態に関わるものである。
本実施例2では、アルカリ金属としてNa(ナトリウム)とLi(リチウム)を用い、III族元素の原料として金属Ga(ガリウム)を用い、窒素原料として窒素ガスを使用し、III族窒化物としてGaNを結晶成長させる。ここで、Na,Li,Gaはあらかじめ混合融液として融液保持容器中に保持し、窒素は結晶成長中に気相から融液中に溶解して供給し、種結晶GaNのc面にGaNを結晶成長させた後、さらに<10−10>方向にGaNを成長させる。
以下に、本実施例2でのGaNの成長方法を説明する。
なお、結晶成長装置は、実施例1と同様のもの(図1の結晶成長装置)を使用した。
また、図4は実施例2で使用した種結晶GaNの斜視図であり、図5は結晶成長後のGaN結晶の斜視図である。
実施例2では、まず、反応容器11をバルブ21の部分で結晶成長装置から分離し、Ar雰囲気のグローブボックスに入れる。
次いで、BN製の融液保持容器12に、種結晶として、図4に示すように、(0001)c面が主面となる板状のGaN28を入れる。次いで、融液保持容器12内にIII族金属原料としてGaを入れ、アルカリ金属としてナトリウム(Na)を入れる。融液25中のNaの比率はNa/(Na+Ga)=0.4とした。Liは融液全体の0.7%とした。
次いで、融液保持容器12を融液保持容器保持台24に置き、反応容器11内に設置する。次いで、反応容器11を密閉し、バルブ21を閉じ、反応容器11内部を外部雰囲気と遮断する。次いで、反応容器11をグローブボックスから出し、結晶成長装置に組み込む。すなわち、反応容器11をヒーター13がある所定の位置に設置し、バルブ21の部分で窒素(N)とアルゴン(Ar)のガス供給ライン14に接続する。
次いで、バルブ15,21を開け、反応容器11内に窒素ガスを入れる。このとき、圧力制御装置16で窒素圧力を2MPaにした。この圧力は、本実施例2で使用した装置において、結晶成長温度(825℃)に昇温したときに、反応容器11内の全圧が4MPaになる圧力である。
次いで、バルブ15を閉じる。次いで、バルブ18を開け、反応容器11内にArガスを入れる。このとき、圧力制御装置19で圧力を4MPaにした。すなわち、反応容器11内のArの分圧は2MPaとなる。この圧力(4MPa)は、本実施例2で使用した装置において、結晶成長温度(825℃)に昇温したときに、反応容器11内の全圧が8MPaになる圧力である。すなわち、窒素(N)とArの分圧がそれぞれ4MPaとなる圧力である。
次いで、バルブ18とバルブ21を閉じる。すなわち、反応容器11は密閉される。次いで、ヒーター13に通電し、融液を室温(27℃)から結晶成長温度(825℃)まで1時間で昇温する。昇温に追随して、密閉された反応容器11内の圧力は上昇し、結晶成長温度825℃に達した時の反応容器11内の全圧は8MPaになった。すなわち、窒素(N)とArの分圧は、それぞれ4MPaとなった。
この状態で400時間保持した後、室温まで降温する。
結晶成長終了後、反応容器11を開けると、図5に示すように、種結晶28のc面に成長した結晶29が、<10−10>方向にも大きく成長していた。(0001)面のエッチピット密度を評価した結果、<10−10>方向に成長した結晶29は、種結晶28よりもエッチピットが減少しており、高品質であった。
本発明の実施例3は、第1,第2,第3,第7の形態に関わるものである。
本実施例3では、アルカリ金属としてNa(ナトリウム)を用い、III族元素の原料として金属Ga(ガリウム)を用い、窒素原料として窒素ガスを使用し、III族窒化物としてGaNを結晶成長させる。ここで、Na,Gaはあらかじめ混合融液として融液保持容器中に保持し、窒素は結晶成長中に気相から融液中に溶解して供給する。そして、種結晶GaNの(10−10)m面にGaNを結晶成長させた後、さらに<000−1>方向にGaNを成長させる。
以下に、本実施例3でのGaNの成長方法を説明する。
なお、結晶成長装置は、実施例1と同様のもの(図1の結晶成長装置)を使用した。
また、図6は実施例3で使用した種結晶GaNの斜視図であり、図7は結晶成長後のGaN結晶の斜視図である。
実施例3では、まず、反応容器11をバルブ21の部分で結晶成長装置から分離し、Ar雰囲気のグローブボックスに入れる。
次いで、BN製の融液保持容器12に、種結晶として{10−10}m面をファセット面に有するGaN結晶30をc面の窒素極性面を融液側に向けて入れる。すなわち、本実施例3では、図6に示すように、{10−10}m面とc面の窒素極性面である(000−1)面が形成された短冊状の種結晶GaN30を、(000−1)面を上にして融液保持容器12の底に入れた。
次いで、融液保持容器12内に、III族金属原料としてGaを入れ、アルカリ金属としてナトリウム(Na)を入れる。融液25中のNaの比率はNa/(Na+Ga)=0.6とした。
次いで、融液保持容器12を融液保持容器保持台24に置き、反応容器11内に設置する。次いで、反応容器11を密閉し、バルブ21を閉じ、反応容器11内部を外部雰囲気と遮断する。次いで、反応容器11をグローブボックスから出し、結晶成長装置に組み込む。すなわち、反応容器11をヒーター13がある所定の位置に設置し、バルブ21の部分で窒素(N)とアルゴン(Ar)のガス供給ライン14に接続する。
次いで、バルブ15,21を開け、反応容器11内に窒素ガスを入れる。このとき、圧力制御装置16で窒素圧力を1MPaにした。この圧力は、本実施例3で使用した装置において、結晶成長温度(825℃)に昇温したときに、反応容器11内の全圧が2MPaになる圧力である。
次いでバルブ15を閉じる。次いで、バルブ18を開け、反応容器11内にArガスを入れる。このとき、圧力制御装置19で圧力を3MPaにした。すなわち、反応容器11内のArの分圧は2MPaとなる。この圧力(3MPa)は、本実施例3で使用した装置において、結晶成長温度(825℃)に昇温したときに、反応容器11内の全圧が6MPaになる圧力である。すなわち、窒素(N)とArの分圧がそれぞれ2MPaと4MPaになる圧力である。
次いで、バルブ18とバルブ21を閉じる。すなわち、反応容器11は密閉される。次いで、ヒーター13に通電し、融液を室温(27℃)から結晶成長温度(825℃)まで1時間で昇温する。昇温に追随して、密閉された反応容器11内の圧力は上昇し、結晶成長温度825℃に達した時の反応容器11内の全圧は6MPaになった。すなわち、窒素(N)とArの分圧は、それぞれ2MPaと4MPaとなった。
この状態で50時間保持する。この条件で種結晶30の(000−1)面と(10−10)m面に結晶成長させる。その後、窒素分圧を4MPaに増加した。この条件では、[000−1]方向の成長速度が速くなる。400時間、結晶成長を継続した後、室温まで降温する。
結晶成長終了後、反応容器11を開けると、種結晶30の(10−10)m面に成長した結晶31が、[000−1]方向にも大きく成長し、図7に示すように、広い面積の(10−10)m面をファセット面に有する板状の結晶31が成長していた。この結晶31の(10−10)面のエッチピット密度を評価した結果、種結晶30よりもエッチピットは減少しており、高品質であった。
本発明の実施例4は、第1,第2,第3,第6,第7の形態に関わるものである。
本実施例4では、アルカリ金属としてNa(ナトリウム)を用い、III族元素の原料として金属Ga(ガリウム)を用い、窒素原料として窒素ガスを使用し、III族窒化物としてGaNを結晶成長させる。ここで、Na,Gaはあらかじめ混合融液として融液保持容器中に保持し、窒素は結晶成長中に気相から融液中に溶解して供給する。そして、種結晶GaNの(10−10)m面にGaNを結晶成長させた後、さらに<000−1>方向にGaNを成長させる。
本実施例4では、種結晶として、サファイア基板上にMOCVDで結晶成長して作製されたGaN膜をテンプレートとして使用した。
以下に、本実施例4でのGaNの成長方法を説明する。
本実施例4では、結晶成長装置は実施例1と同様のもの(図1の結晶成長装置)を使用し、実施例2と同様の手順で結晶成長を行った。
また、図8は実施例4で使用した種結晶GaNの斜視図であり、図9は結晶成長後の結晶の斜視図である。
実施例4が実施例3と異なるのは、図8に示すように、種結晶として、へき開でGaNの{10−10}m面を形成したテンプレート基板32をサファイア基板側を上にして入れている点である。
結晶成長終了後、図9に示すように、GaN薄膜の(10−10)m面に成長した結晶33が、[000−1]方向にも大きく成長し、広い面積の(10−10)m面をファセット面に有する板状の結晶33が成長していた。この結晶33の(10−10)面のエッチピット密度を評価した結果、種結晶32よりもエッチピットは減少しており、高品質であった。
本発明の実施例5は、第8の形態の半導体デバイスの一実施例(半導体レーザー)である。
図10は本実施例5の半導体レーザーの斜視図である。また、図11は図10の半導体レーザーの光出射方向に垂直な面での断面図である。
本実施例5の半導体レーザーは、第7の形態のGaN結晶で作製したn型GaN基板50上に、III族窒化物半導体積層構造400が積層されて作製されている。
具体的に、半導体レーザー積層構造400は、250μmの厚さのn型GaN基板50上に、n型GaN層40、n型Al0.2Ga0.8Nクラッド層41、n型GaN光ガイド層42、In0.05Ga0.95N/In0.15Ga0.85N量子井戸活性層43、p型GaN光ガイド層44、p型Al0.2Ga0.8Nクラッド層45、p型GaNキャップ層46が順次に積層されて構成されている。なお、このような積層構造400は、MOCVDで結晶成長して作製される。
そして、積層構造400は、p型GaNキャップ層46からp型Al0.2Ga0.8Nクラッド層45の途中までをストライプ状に残してエッチングされ、電流狭窄リッジ導波路構造51が形成されている。この電流狭窄リッジ導波路構造は、GaN基板の[10−10]方向に沿って形成されている。
そして、積層構造400の表面には、SiOからなる絶縁膜47が形成されており、リッジ51上の絶縁膜47には、開口部が形成されている。そして、この開口部で露出したp型GaNキャップ層46表面には、p側のオーミック電極48が形成されている。また、n型GaN基板50の裏面には、n側のオーミック電極49が形成されている。n側オーミック電極49は、Ti/Alを蒸着して形成され、p側オーミック電極48は、Ni/Auを蒸着して形成されている。
また、リッジ51と活性層43に垂直に、光共振器面401,402が形成されている。光共振器面401,402は、GaN基板の[10−10]方向に沿った電流狭窄リッジ導波路構造51に垂直な(10−10)面をへき開することにより形成されている。
n側オーミック電極49と光共振器面401,402は、n型GaN基板50の裏面を80μmまで研磨した後に形成した。
このような構成の半導体レーザーでは、p側のオーミック電極48とn側のオーミック電極49に電流を注入することによって、活性層43にキャリアが注入され、発光、光の増幅が起り、光共振器面401,402から、レーザー光411,412が出射される。
本実施例5の半導体レーザーは、従来のサファイア基板等のIII族窒化物と異なる基板上にレーザー構造を結晶成長して作製されたものや、気相成長や、その他の手法で作製されたGaN基板上に作製されたものに比べて、基板上に積層されたレーザー構造の結晶欠陥が低く、結晶品質が高いので、高出力動作下においても長寿命であった。
以上、実施例1乃至実施例4では、アルカリ金属としてNa(ナトリウム)を用い、III族元素の原料として金属Ga(ガリウム)を用い、窒素原料として窒素ガスを使用し、III族窒化物としてGaNを結晶成長しているが、本発明は、これらに限定されるものではない。
すなわち、本発明において、III族窒化物とは、Ga(ガリウム),Al(アルミニウム),In(インジウム),B(ボロン)から選ばれる1種類あるいは複数の種類のIII族金属と窒素との化合物を意味する。
また、アルカリ金属としては、通常、Na(ナトリウム)やK(カリウム)が使用されるが、Li(リチウム)やその他のアルカリ金属、あるいは複数の種類のアルカリ金属を混合して使用する事もできる。
また、III族金属原料も、特に限定されるものではなく、III族金属、III族窒化物、III族元素を構成元素とする物質、その他適宜使用することができる。
また、窒素の原料も、特に限定されるものではなく、窒素ガスのみならず、窒素を構成元素に含む物質を使用できる。
また、III族窒化物あるいはその他の窒素化合物を融液中に溶解させてもよいし、窒素ガスやその他の窒素化合物の気体として気相から融液中に溶解させても良い。
また、半導体デバイスも実施例5の半導体レーザーに限定されるものではなく、発光ダイオード,受光デバイス,電子デバイスなどにも適用可能である。
本発明は、光ディスク用光源、紫外光源(LD,LED)、白色LED光源、電子写真用光源、III族窒化物電子デバイス、受光デバイスなどに利用可能である。
結晶成長装置の構成例を示す図(断面図)である。 実施例1に係る種結晶GaNの斜視図である。 実施例1に係る結晶成長後の結晶の斜視図である。 実施例2に係る種結晶GaNの斜視図である。 実施例2に係る結晶成長後の結晶の斜視図である。 実施例3に係る種結晶GaNの斜視図である。 実施例3に係る結晶成長後の結晶の斜視図である。 実施例4に係る種結晶GaNの斜視図である。 実施例4に係る結晶成長後の結晶の斜視図である。 実施例5に係る半導体レーザーの斜視図である。 図10の半導体レーザーの光出射方向に垂直な面での断面図である。
符号の説明
11 反応容器
12 融液保持容器
13 ヒーター
14 ガス供給管
15,18,21 バルブ
16,19 圧力調整器
17 窒素供給管
20 アルゴン供給管
22 圧力計
23 内部空間
24 融液保持容器保持台
25 融液
26,28,30 GaN種結晶
27,29,31,33 成長したGaN結晶
32 テンプレート基板
40 n型GaN層
41 n型Al0.2Ga0.8Nクラッド層
42 n型GaN光ガイド層
43 In0.05Ga0.95N/In0.15Ga0.85N量子井戸活性層
44 p型GaN光ガイド層
45 p型Al0.2Ga0.8Nクラッド層
46 p型GaNキャップ層
47 絶縁膜
48 p側のオーミック電極
49 n側のオーミック電極
50 n型GaN基板
51 電流狭窄リッジ導波路構造
400 積層構造
401,402 光共振器面
411,412 レーザー光

Claims (6)

  1. 反応容器内で、少なくともアルカリ金属とIII族金属原料とを含む融液および前記反応容器内に充満させた窒素原料とからIII族窒化物結晶を成長させる結晶製造方法において、
    種結晶上にIII族窒化物結晶を成長させる第1工程と、
    前記第1工程の後、続けて前記反応容器内の前記窒素原料の圧力を上げて、該III族窒化物結晶が結晶成長した種結晶の所定の結晶面の法線方向とは異なる方向へ、該III族窒化物結晶をさらに結晶成長させる第2工程と
    を含むことを特徴とするIII族窒化物の結晶製造方法。
  2. 前記第1工程で、前記種結晶の{10−10}面にIII族窒化物結晶を成長させた後、
    前記第2工程で、該III族窒化物結晶を種結晶の{10−10}面の法線方向とは異なる方向へさらに結晶成長させることを特徴とする請求項1に記載の結晶製造方法。
  3. 前記種結晶の{10−10}面の法線方向と異なる方向は、[000−1]方向であることを特徴とする請求項2に記載の結晶製造方法。
  4. 前記第1工程では、前記種結晶の{11−20}面に前記III族窒化物結晶を成長させ、
    前記第2工程では、前記第1工程の後、該III族窒化物結晶を前記種結晶の{11−20}面の法線方向とは異なる方向へさらに結晶成長させることを特徴とする請求項1に記載の結晶製造方法。
  5. 前記種結晶の{11−20}面の法線方向と異なる方向は、[000−1]方向であることを特徴とする請求項4に記載の結晶製造方法。
  6. 記種結晶は、基板上に結晶成長して作製されたIII族窒化物単結晶であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の結晶製造方法。
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