JP4547224B2 - デジタル移動無線通信方式 - Google Patents

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Description

本発明は、基地局と移動局間や移動局間のディジタル信号による移動無線通信に係り、特に、フェージングなどによって生ずるバースト誤りを防止することができるようにしたデジタル移動無線通信方式に関する。
デジタル移動無線通信では、ノイズなどによるランダム誤りとともに、フェージングなどによるバースト誤りも発生し、通信の障害となる。このようなバースト誤りを防止する方法として、従来、インターリーブ法(交錯法)を用いる方法が知られている。このインターリーブ法は、バースト誤りをランダム誤りに変換するものであって、バースト誤りをランダム誤りとして誤り訂正ができるようにするものである。かかるインターリーブ法では、送信側と受信側とで同じm行×n列(但し、m,nは整数)の行列をメモリに形成し、送信側では、符号化されたデータをこの行列で行方向に書き込み、列方向に読み出すことにより、インターリーブして送信し、受信側では、送信側とは逆に、受信データをこの行列で列方向に書き込んで行方向に読み出すことにより、元のデータ配列にデインターリーブするものである。
即ち、4行×3列(m=4,n=3)の行列を用いた場合のインターリーブ法について、図11により説明すると、いま、図11(a)に示すように、入力データ系列を構成するデータを順にD1,D2,D3,……とした場合、かかる入力データ系列のデータD1,D2,D3,……が順に、図11(b)に示す4行×3列の行列に、行方向に書き込まれ、列方向に読み出される。これにより、入力データ系列はインターリーブされ、送信されるデータ系列は、図11(c)に示すように、データの順がD1,D5,D9,D2,……というように、ランダムなデータ配列となる。
一方、受信側では、図11(d)に示すように、図11(c)に示すデータ配列のデータ系列が受信されるが、伝送中にフェージングが発生すると、バースト誤りが混入する。図11(d)に示す受信データ系列では、順番となっているデータD10,D3,D7に、×印で示すように、バースト誤りが発生したものとする。
この受信データ系列は、図11(e)に示す4行×3列の行列に、列方向に書き込まれ、行方向に読み出される。これにより、受信データ系列のデータ配列はデインターリーブされて図11(a)に示す入力データ系列でのデータ配列に戻され、図11(f)に示すように、バースト誤りを受けたデータD10,D3,D7が分散されてバースト誤りがランダム誤りに変換される。かかるランダム誤りは、受信データ系列の復号により、訂正される。
ところで、使用する行列のサイズ(m行×n列)を一定にすると、発生するバースト誤りが行列の列数nよりも大きいと、行方向に隣り合うデータが誤りを持つことになる。例えば、バースト誤りが4つのデータにわたって発生し、図12(a)に示すように、データD6にもこのバースト誤りによって誤りが生じたものとすると、図11(e)に示すのと同じサイズの行列を使用してデインターリーブする場合、図12(b)に示すように、誤りを含むD6,D7がその行方向に並ぶことになり、これにより、図12(c)に示すように、デインターリーブされた符号化データ系列にバースト誤りの一部が残留することになる。
また、設定された行列のサイズに対して、発生するバースト誤りの長さが充分短い場合には、行列のほんの一部のみがバースト誤りの除去に利用されるものとなり、この行列での書き込み,読み出しによるデータ系列の遅延が大きな問題となる。
かかる問題を解消するものとして、バースト誤りの長さに応じて使用する行列のサイズを変化させるようにしたインターリーブ法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図13はかかるインターリーブ法を用いた基地局もしくは一方の移動局での送信系及び受信系を示すブロック構成図であって、Tは送信系、Rは受信系、1は符号器、2はインターリーバ、3はメモリ、4は変調部、5は無線部、6は増幅部、7はアンテナ、8は増幅部、9は無線部、10は復調部、11はデインターリーバ、12はメモリ、13は復号器、14はバースト誤り長決定部、15は行列決定部である。
同図において、送信系T側では、図11(a)に示すようなデータ配列の入力データ系列が符号器1に供給され、例えば、畳込み符号などの誤り訂正符号が付加された符号に符号化されてインターリーバ2に供給される。このインターリーバ2は行列が設定されたメモリ3を備えており、供給された符号化データ系列を、図11(b)で説明したように、メモリ3の行列に書き込み、読み出すことにより、図11(c)で説明したように、インターリーブされた符号化データ系列が得られる。
ここで、後述するように、メモリ3での行列のサイズ(m行×n列)は、受信系R側で作成された行列情報により決定される。
インターリーブされた符号化データ系列は、受信系R側で作成された上記の行列情報Aが多重化され、変調部4で搬送波をデジタル変調し、無線部5でRF(無線周波)信号への周波数変換などの処理がなされた後、増幅部6で増幅されてアンテナ7から送信される。
一方受信系Rでは、移動局からの伝送データがアンテナ7で受信される。この受信データ系列は、図11(d)で説明したように、インターリーブされた符号化データ系列であって、増幅器8で増幅され、無線部9でIF(中間周波)またはベースバンドの信号への周波数変換などの処理がなされ、復調部10でデジタル復調されてベースバンドのインターリーブされた符号化データ系列となった後、デインターリーバ11に供給される。
このデインターリーバ11も、送信系Tのメモリ3での行列と同じサイズの行列が設定されたメモリ12を備えており、復調部10から供給されたインターリーブされた符号化データ系列(受信符号化データ系列)を、図11(e)で説明したように、このメモリ12の行列に書き込み、読み出すことにより、デインターリーブする。これにより、デインターリーバ11からは、図11(f)で説明したように、デインターリーブによってバースト誤りが分散されたランダム誤りを含む符号化データ系列が得られ、これを符号化器13で、例えば、ビタビ復号することにより、復号されてかかるランダム誤りが訂正されたデータ系列が得られる。
また、受信系Rでは、増幅器8から出力される受信データ系列がバースト誤り長決定部14に供給され、バースト誤りが検出されてその長さ(バースト誤り長)の平均値が求められる。行列決定部15は、このバースト誤り長の平均値に応じてメモリ3,12での行列のサイズを決定し、このサイズを表わす行列情報Aを作成してメモリ12に送るとともに、送信系Tにも送る。メモリ12では、この行列情報Aに応じて、その行列のサイズが設定される。また、送信系Tでは、メモリ3での行列のサイズがこの行列情報Aに応じて決定されるとともに、符号化データ系列を送信する場合には、インターリーバ2から出力されるインターリーブされた符号化データが、この行列情報Aに多重化されて変調部4に供給される。
図14は図13に示す基地局もしくは一方の移動局との間で無線通信を行なう移動局での送信系及び受信系を示すブロック構成図であって、T’は送信系、R’は受信系、14は符号器、15はインターリーバ、16はメモリ、17は変調部、18は無線部、19は増幅部、20はアンテナ、21は増幅部、22は無線部、23は復調部、24はデインターリーバ、25はメモリ、26は復号器、27は抽出器である。
同図において、送信系T’では、入力データ系列が符号器14,インターリーバ15,変調部17,無線部18及び増幅部19で図13に示す送信系Tと同様に処理され、アンテナ20から送信される。また、受信系R’においても、アンテナ20で図13の送信系Tから送信されたインターリーブの符号化データ系列が受信され、この受信符号化データ系列は増幅部21,無線部22,復調部23,デインターリーバ24及び復号器26で図13に示す送信系Rと同様に処理され、元のデータ配列のデータ系列が得られる。
受信系R’においては、また、抽出器27が設けられており、復調部23から出力されるインターリーブされた符号化データ系列が供給されて、これに多重化されている行列情報Aが抽出され、送信系T’のメモリ16と受信系R’のメモリ25とに供給される。これにより、メモリ16では、そこでの行列がこの行列情報Aに応じたサイズに設定され、メモリ25でも、そこでの行列がこの行列情報Aに応じたサイズに設定される。
このようにして、図13に示す基地局あるいは移動局での行列決定部15で形成される行列情報Aに応じて、かかる基地局あるいは移動局での送信系Tのメモリ3や受信系Rのメモリ12で設定される行列のサイズも、図14に示す移動局での送信系Tのメモリ3や受信系Rのメモリ12で設定される行列のサイズも、決められるものであるから、これらの行列の全てのサイズが等しくなる。このため、図13に示す基地局あるいは移動局と図14に示す移動局との間の無線通信で発生するフェージングなどによるバースト誤り長に適合したサイズの行列がこれらメモリ3,12,16,25で設定されることになり、発生するバースト誤りのその長さが変化しても、このバースト誤りを分散してランダム誤りにすることができるし、バースト誤り長が短い場合のメモリ3,12,16,25の書き込み,読み出しによる時間遅延も短縮できるようになる。
特開平10ー65654
基地局や移動局の受信系では、アンテナで受信されたRF(無線周波)信号は、通常、増幅器やAGC(自動利得制御)回路で所定の振幅に増幅された後、キャリア周波数で乗算して復調されて、復号などの処理されるものであり、受信されたRF信号にフェージングなどによって振幅変動があっても、AGCなどによってこの振幅変動がある程度除かれる。
ところで、図13に示す上記の特許文献1の記載の技術では、増幅はされているであろうが、フェージングなどによる振幅変動がそのまま現われているRF信号を閾値と比較することにより、この閾値以下のレベルを検出してその検出期間をバースト誤り長としており、このように検出されたバースト誤り長の平均値に基づいてインターリーブ,デインターリーブのための行列のサイズを設定するようにしている。
これに対し、図13に示す受信系Rでのデインターリーバ11や図14に示す受信系R’でのデインターリーバ24では、AGCなどによって振幅変動がある程度除かれたRF信号を復調した符号化データ系列をデインターリーブするのであるから、振幅変動が除かれていないRF信号に比べ、フェージングによる影響が低減されてバースト誤り長が短くなっている。
このようなことから、上記従来技術では、常に、バースト誤り長に比べてサイズ(m行×n列)が大き目の行列が用いられていることなる。つまり、常に設定された行列の一部しか使用されないことなる。このため、デインターリーブに、さらには、送信系T,T’でのインターリーブに余分な遅延時間が生じていることになる。
上記従来技術では、さらに、フェージングによってAGCによって取り除かれる程度のわずかな振幅の低下があっても、このときの振幅が閾値以下であると、バースト誤りとして検出され、そのバースト長に応じて大きなサイズの行列が設定される場合もあり、さらに大きな遅延時間が生ずることになる。
本発明の目的は、かかる問題を解消し、バースト誤り長に適合したサイズの行列を設定できて、行列で書み込み,読出しによる遅延時間を必要最小限度にすることができるようにしたデジタル移動無線通信方式を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、基地局と移動局との間で、または移動局間でデジタル信号による無線通信を行なうためのデジタル移動無線通信方式であって、基地局または移動局の送信系は、入力された符号化データ系列を行方向に書き込み、列方向に読み出してインターリーブするためのm行×n列のサイズの第1の行列と、第1の行列のサイズを決める行列情報をインターリーブされた符号化データ系列に多重化する多重化手段と、行列情報に応じて第1の行列のサイズを設定する第1の制御手段と、多重化手段から出力される符号化データを送信のための処理をする第1の処理手段とを備え、基地局または移動局の受信系は、インターリーブされた受信符号化データ系列を急峻な振幅変動には追従しない程度の大きさの時定数を持つAGC回路で受信処理する第2の処理手段と、第2の処理手段で処理された受信符号化データ系列を列方向に書き込み、行方向に読み出してデインターリーブするための第1の行列と等しいm行×n列のサイズの第2の行列と、第2の処理手段での受信処理で検出される受信電界強度の信号を微分して受信電界強度の変動量を求め、該変動量を予め定められた閾値と比較し、該変動量が該閾値を越えるタイミングからバースト誤り長を求め、該バースト誤り長が予め設定されて時間範囲のいずれに含まれるかを判定して、該判定された時間範囲から該行列情報を形成し、第2の行列のサイズを設定するとともに、送信系での第1の制御手段や多重化手段に供給する第2の制御手段とを備えたものである。
本発明によると、送信系の行列や受信系の行列のサイズを受信処理された受信符号化データ系列の振幅変動またはエラーの頻度に応じて設定するものであるから、送信する符号化データ系列をインターリーブするための行列や受信符号化データ系列をデインターリーブするための行列のサイズを、デインターリーブするのに適合したサイズとすることができ、バースト誤りによる影響を効果的に除いて、かつかかる行列の書込み,読出しによる遅延時間が不当に長くなるのを防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明によるデジタル移動無線通信方式の第1の実施形態を基地局側もしくは移動局間無線通信での一方の移動局側を示すブロック構成図であって、30は制御部、31は多重化部、32はRSSi(Received Signal Strength Indicator)検波部、33,34は制御部であり、図13に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
同図において、まず、受信系Rについて説明する。
アンテナ7で受信されたRF(無線周波)の符号化データ系列はインターリーブされており、増幅部8で一定の増幅率で増幅された後、無線部9に供給される。この無線部9には、図示しないが、可変利得増幅器や周波数変換器が設けられており、可変利得増幅器で一定のレベルのRF信号に調整され、周波数変換器でIF(中間周波)もしくはベースバンドの信号に変換されて出力される。
ここで、RSSi検波器32は無線部9の可変利得増幅器とAGC回路を形成するものであって、包絡線検波回路と平滑回路とで構成されており、無線部9の周波数変換器から出力されるIFもしくはベースバンドの信号を包絡線検波し、平滑して無線部9での可変利得増幅器の利得制御信号を作成する。
このようにして、無線部9において、AGC回路で振幅が一定となるように補償されたRF信号は、周波数変換器で周波数変換されてIFもしくはベースバンドの信号となり、復調部10で復調されてデインターリーバ11に供給される。
ところで、無線部9に組み込まれるAGC回路では、短い期間の振幅変動に反応して過補償とならないようにするために、ある程度の時定数を持たせている。AGC回路は、その時定数が小さければ小さいほど、急峻な振幅変動にも追従可能であって、この振幅変動をなくすように動作するが、この時定数が小さいと、受信振幅が安定した状態にあるときに短い期間の大きな振幅変動があると、これにも敏感に反応して利得制御が行なれ、既に安定化されている利得制御に影響を与え、過剰な補償が行なわれて、総合的には、受信特性(BER)が劣化することになる。このため、AGC回路には、ある程度の大きさの時定数が持たされている。
そこで、AGC回路がある程度の大きさの時定数を持つことから、受信RF信号にフェージングによって生ずる振幅変動がこの時定数よりも急峻でない場合には、AGC回路によってこの振幅変動は補償されて、振幅が一定となるRF信号が得られることになるが、振幅変動がこの時定数よりも急峻である場合には、無線部9の出力信号にこの急峻な振幅変動が残留することになり、これにより、復調部10で復調して得られる符号化データ列にこの残留した振幅変動の期間に応じた長さのバースト誤りが生ずることになる。
この第1の実施形態では、予めサイズ(m行×n列)が異なる複数の行列が選択可能に決められている。そして、制御部33はRSSi検波器32の出力信号からそのレベルの落ち込みをバースト誤りとして検出し、さらに、検出したバースト誤りからその期間長(バースト誤り長)を検出して、このバースト誤り長に適合した行列のサイズを選択し、この選択した行列のサイズを指示する指示情報A’を上位レイヤの主制御部(図示せず)に送る。この主制御部は、この指示情報A’に基づいて、送信系Tの制御部30と受信系Rの制御部34とに設定する行列のサイズを指示する行列情報Aを送る。これにより、制御部30はこの行列情報Aが指示するサイズ(m行×n列)の行列をメモリ3に設定し、制御部34もこの行列情報Aが指示するサイズ(m行×n列)の行列をメモリ12に設定する。これにより、これらメモリ3,12に制御部33で検出されたバースト誤り長に適合したサイズの同じ行列が設定されることになる。
ここで、RSSi検波器32の出力信号は無線部9の周波数変換器から出力されるIFまたはベースバンドの信号を包絡線検波し、平滑処理してAGCに用いられるものであるから、この出力信号から検出されるバースト誤り長は復調部10から出力される符号化データ列でのバースト誤り長とほぼ等しいものとなる。
制御部33は、RSSi検波部32から出力される図2(a)に示すような受信電界強度の信号を微分して図2(b)に示すような受信電界強度の変動量を求め、この変動量を予め設定された閾値Lt1,Lt2と比較する。そして、これら閾値Lt1,Lt2以上の変動量のタイミングを上記のAGC回路の時定数よりも急峻な振幅変動のタイミングt1,t2,t3,t4を復調部10の出力信号でのバースト誤りのエッジとし、かかるエッジ間t1〜t2,t3〜t4をこのバースト誤りの期間、即ち、バースト誤り長とする。そして、制御部33は、このようにバースト誤り長が求まると、この求めたバースト誤り長が予め設定された時間範囲のいずれに含まれるか判定する。
ここで、夫々の時間範囲毎に行列のサイズが決められている。図3はこれを模式的に示すものであって、バースト誤り長が0〜TB1の時間範囲にあるときには、行列のサイズはこれに最適な最小のm1行×n1列とし、バースト誤り長がTB1〜TB2の時間範囲にあるときには、行列のサイズはこれに最適なm2行×n2列とし、バースト誤り長がTB2〜TB3の時間範囲にあるときには、行列のサイズはこれに最適なm3行×n3列とし、バースト誤り長がTB3〜TB4の時間範囲にあるときには、行列のサイズはこれに最適なm4行×n4列とする(但し、m1≦m2≦m3≦m4,n1≦n2≦n3≦n4)。
制御部33は、検出したバースト誤り長からこのようにして行列のサイズを決めると、送信系Tでのメモリ3や受信系Rでのメモリ12に設定する行列のサイズを指示する行列情報Aを作成し、これを受信系Rの制御部34に送ってデインターリーバ11のメモリ12に指示するサイズの行列を設定させ、また、送信系Tでの制御部30に送ってインターリーバ2のメモリ3にこの指定するサイズの行列を設定させる。また、この行列情報Aは送信系Tの多重化部31にも送られ、インターリーバ2でインターリーブされた符号化データ系列にこの行列情報Aが多重化されて変調部4に送られる。
図4はこの行列のサイズを設定する動作を説明するための図である。
いま、受信部9から出力されるインターリーブされた符号化データ系列のIFまたはベースバンド信号において、図4(c)に示すように、連続したデータD2,D7,D12,D17に亘ってバースト誤りがある場合、制御部33は、上記のようにして、このバースト誤りを検出し、これに適合した行列のサイズを決めて行列情報Aを出力する。
この行列情報Aにより、受信系Rのメモリ12では、図4(d)に示すように、例えば、4行×4列の行列が設定され、これによって図4(c)に示す受信された符号化データ系列がデインターリーブされることにより、図4(d)に示すように、かかるバースト誤りが分散してランダム誤りとなった符号化データ系列が得られることになる。また、これとともに、送信系Tのメモリ3においても、図4(b)に示すように、受信系Rのメモリ12で設定された行列(図4(d))と同じサイズ、即ち、4行×4列の行列が設定され、符号器1からの図4(a)に示す符号化データ系列がインターリーブされる。
図5は以上のようにして行なわれる第1の実施形態の動作を示すフローチャートである。
同図において、ここでは、送信系Tのメモリ3や受信系Rのメモリ12に設定可能な行列を行列a,b,c,d,e,fとし、これらのサイズはa<b<c<d<e<fとする。
通信を開始するときには、まず、図示しない上位レイヤの主制御部により、これらメモリ3,12に、デフォルトの行列として、最も小さい行列aが設定され、通信が開始される(ステップ100)。受信系Rで受信が始まると、RSSi検波部32が無線部9から出力されるIFまたはベースバンドの信号を検波,平滑し、AGCが行なわれるが、制御部33がこのRSSi検波器32の出力を処理してバースト誤りを検出し(ステップ101)、そのバースト誤り長を閾値と比較してこのバースト誤り長が行列a,b,c,d,e,fに対応して設定されたいる時間範囲のいずれに含まれるかの判定(伝送路の評価)を行なう(ステップ102)。
ここで、この受信が音声データの符号化データ系列の受信である場合には、行列での書き込み,読み出しによる時間遅延を制限するために、メモリ3,12で設定する行列のサイズを制限し、選択し得る最大の行列を行列cとする。従って、音声通信の場合には、メモリ3,12に設定可能な行列は行列a,b,cとする。これに対し、音声通信以外の通信の場合には、全ての行列a〜fを設定可能とする。
そこで、このときの通信を音声通信とすると(ステップ103)、ステップ102の評価に基づいて、メモリ3,12に設定する行列を行列a,b,cの中から候補として選択し(ステップ104)、音声通信以外の通信の場合には(ステップ103)、行列a〜fの中から候補として選択する(ステップ105)。音声通信の場合には、ステップ102の評価でバースト誤り長が最大の行列fに対する時間範囲に入っていても、条列cが候補として選択される。そして、候補として選択された行列が現在メモリ3,12に設定されている行列と等しいか否かを判定し(ステップ106)、等しい場合には、制御部33は図示しない上位レイヤの主制御部に指示情報A’を送らない。このため、メモリ3,12に設定されている行列は変更されず、そのまま使用され、再度ステップ101からの動作を繰り返す。また、選択された行列の候補が現在メモリ3,12に設定されている行列と異なる場合には(ステップ106)、この選択された候補の行列に対する行列情報Aを図示しない主制御部に通知し(ステップ107)、この主制御部は行列情報Aを制御部30,34に送る。これにより、これら制御部30,34はメモリ3,12での行列をこの候補として選択された行列に切り換える(ステップ108)。しかる後、ステップ101からの動作が繰り返される。
図1に示す基地局と通信を行なう移動局あるいは移動局と通信を行なう他方の移動局は、図14に示す従来の移動局と同様の構成をなしており、図1に示す送信系Tのアンテナ7から送信された信号は、図14で説明すると、受信系R’で受信され、先に説明したようにして、送信系T’のメモリ16及び受信系R’のメモリ25において、図1でのメモリ3,12に設定される行列と同じ行列が設定されることになる。
図6は本発明によるデジタル移動無線通信方式の第2の実施形態を示すブロック構成図であって、受信系Rのみを示している。ここでは、35は制御部であり、図1に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。なお、無線部9は図1におけるRSSi検波器32などの検波器を含むAGC回路を有しているが、図6では、これは無線部9内に含まれているものとしている。
図6において、アンテナ7で受信されたRF信号は、増幅器8で増幅され、無線部9でAGCや周波数変換などの処理がなされて、IFまたはベースバンドの信号として無線部9から出力される。このIFまたはベースバンドの信号は、図示しない送信部でインターリーブされた符号化データ系列の受信信号であって、復調部10で復調された後、デインターリーバ11に供給されて、メモリ12に設定されている行列を用いてデインターリーブされる。デインターリーブされたこの符号化データ系列は復号部で、例えば、ビタビ復号され、制御部35に供給される。
制御部35は、復号部13からの復号されたデータ系列と復号部13でのエラー訂正の処理信号とからCRCチェックを行ない、メモリ12に設定されている行列がこれによってデインターリーブされる符号化データ系列に適合したものか否か、適合しなければ、適合する行列のサイズはどの程度のものかを判定し、設定されている選択可能な行列のうちの適合するものを候補として選択し、選択した候補を指示する行列情報を制御部34や送信部Tの制御部30(図1)に送る。これにより、送信部Tと受信部Rに適合した行列が設定されることになる。
ここで、制御部35の判定動作を図7により説明すると、いま、図7(b)に示すように、送信部Tと受信部Rとに4行×3列の行列が設定されているものとする。かかる状態で、いま、図7(a)に示すように、受信された符号化データ系列にデータD9,D2,D6,D10の4D(データ:サンプル)に亘る長さのバースト誤りが発生したとすると、これを図7(b)に示す行列でデインターリーブした場合、行方向の読み出しによって得られるデインターリーブされた符号化データ系列では、図7(c)に示すように、データD9,D10にまたがるバースト誤りが残留することになる。分散した誤りは、復号部13でのビタビ復号により、訂正されるが、バースト誤りは訂正することができず、誤りが残留することになる。
制御部35は、復号部13からのデータ系列をCRC(Cyclic Redundancy Check)チェックして誤り(バースト誤りの残留によるもの)の発生頻度を検出する。制御部35は送信系Tや受信系Rでの現在使用されている行列のサイズは分かっており、この行列のサイズとこの行列に書き込まれるデータ数の期間での検出される誤りの発生頻度(図7(c)に示すようにバースト誤りが1回残留したときには、誤りが1回残留する)とから、かかるバースト誤りが発生しない行列のサイズを決定する。そして、その決定結果は、行列情報Aとして、受信系Rの制御部34や送信系Tの制御部30(図1)に供給され、夫々に決定されたサイズの行列が設定されることになる。
このように更新された行列を図7(e)に示す。図7(d)はこのサイズの行列でインターリーブされた受信の符号化データ列を示しており、これに図7(a)と同様のバースト誤りが混入しても、図7(e)に示す更新された行列でデインターリーブされることにより、図7(f)に示すように、バースト誤りが完全に分散されることになる。
なお、混入するバースト誤り長に対し、行列が大き過ぎる場合には、復号部13の出力には誤りがない。このような場合には、制御部35は1以上の所定回数誤りの発生頻度=0を検出すると、行列のサイズを1つ小さいものに変更するように指示する行列情報Aを発生する。これでも、誤りの発生頻度が0の場合には、再度同様の行列情報を発生して行列を小さいものに更新する。このようにして、バースト長に適合したサイズの行列が設定されるようにする。勿論、バースト誤りが発生していないときには、使用可能な最小のサイズの行列が設定されることになる。
図8は以上のようにして行なわれる図6に示す第2の実施形態の動作を示すフローチャートである。
同図において、この第2の実施形態においても、送信系T(図1)のメモリ3や受信系R(図6)のメモリ12に設定可能な行列を行列a,b,c,d,e,fとし、これらのサイズはa<b<c<d<e<fとする。
通信を開始するときには、まず、上位レイヤの35制御部により、これらメモリ3,12に、デフォルトの行列として、最も小さい行列aが設定され、通信が開始される(ステップ200)。受信系Rで受信が始まると、上記のように、制御部35が復号部13からのデータ系列を取り込んでCRCにより誤りの発生頻度を測定し(ステップ201)、そのバースト誤り長を求めて閾値と比較し、このバースト長が行列a,b,c,d,e,fに対応して設定されたいる時間範囲のいずれに含まれるかの判定(伝送路の評価)を行なう(ステップ202)。
これ以降のステップ203〜207の動作は、図5におけるステップ103〜108の動作と同様であり、その説明を省略する。但し、制御部35は上位レイヤの装置であるから、第1の実施形態についての図5でのステップ107の「主制御部に通知」動作は行なわれない。
なお、この第2の実施形態においても、図6に示す基地局と通信を行なう移動局あるいは移動局と通信を行なう他方の移動局は、図14に示す従来の移動局と同様の構成をなしており、この第2の実施形態での図1に示す構成の送信系Tのアンテナ7から送信された信号は、図14で説明すると、受信系R’で受信され、先に説明したようにして、送信系T’のメモリ16及び受信系R’のメモリ25において、図1でのメモリ3や図6に示すメモリ12に設定される行列と同じ行列が設定されることになる。
以上のようにして、バースト誤りを分散することができる。しかも、以上の実施形態では、無線部でAGCにより振幅の変動が除かれた受信信号からバースト誤りを検出して、受信系Rや送信系Tの行列のサイズを設定するものであるから、これら行列のサイズを受信系Rのデインターリーブするときの受信信号に残留するバースト誤り長に応じたものであり、このため、設定する行列を必要最小限度のものとすることができて、行列の書き込み,読み出しによる符号化データ系列の時間遅れをできる限り短くすることができる。さらにまた、かかるバースト誤り長は、本来受信系Rに設けられるAGC回路のRSSi検波器や誤り訂正回路の出力を用いて検出するものであるから、特別にかかるバースト長検出回路を用いる場合に比べ、回路構成を簡略化できる。
ところで、かかる行列を用いてインターリーブ,デインターリーブする場合、バースト誤りを分散してランダムに誤りにすることができるが、逆に、行列のサイズとランダム誤りの周期との関係によっては、受信信号に混入するランダム誤りが行列によるデインターリーブによって集まってしまい、かえってバースト誤りが生ずる場合もある。
これを図9によって説明すると、いま、受信系Rで図9(b)に示すような3行×3列の行列が使用されているものとして、この行列を用いてデインターリーブされる符号化データ系列が、図9(a)に示すように、送信系Tでの3行×3列の行列でインターリーブされてデータ配列をD1,D4,D7,D2,D5,D8,D3,D6,D9,……とし、かかる符号化データ系列に一定の周期TPでランダム誤りが混入しているものとする。そして、この周期TPが図9(b)に示す行列の行数(=3行)に等しく、3データ(サンプル)の期間3D(但し、D=1データの時間長)に等しいものとし、×印で示すように、データD4,D5,D6にランダム誤りが混入しているものとする。なお、図1における受信部Rでの制御部33(または、図6における制御部35)では、誤り(バースト誤りやランダム誤り)の時間長(誤り長)TBを検出するとともに、その周期TPも検出する。
このようにインターリーブされた符号化データ系列を、デインターリーブするための、上記の行列に、その列方向(縦方向)に書き込むと、図9(b)に示すように、これらランダム誤りが混入したデータD4,D5,D6が行方向(横方向)に連続的に配列されることになる。そこで、このように書き込みが行なわれたデータを行方向(横方向)に読み出しを行なうと、図9(c)に示すように、ランダム誤りが混入しているデータD4,D5,D6が連続して配列された符号化データ系列となり、3データ長のバースト状の誤りとなる。
上記夫々の実施形態では、このように、ランダム誤りが符号化データ系列のデインターリーブでバースト状の誤りとなるのを防止するために、行列の行数をランダム誤りの周期のデータ(サンプル)数とは異ならせる。図9のように、ランダム誤りの周期TP=3Dの場合には、行列の列数を4以上とする。
一具体例として、行列の列数をn=4とした場合を図10によって説明すると、この場合には、図10(a)に示すように、受信された符号化データ系列は、データD1,D4,D7,D10,D2,D5,D8,D11,D3,D6,D9,D12,……となり、周期TP=3DでデータD4,D2,D11,D9にランダム誤りが生じたものとし、これを3行×4列の行列でデインターリーブすると、図10(b)で示すように、この行列で列方向(縦方向)に書き込みが行なわれ、行方向(横方向)に読み出しが行なわれるから、図10(c)に示すように、読み出された符号化データ系列のデータ配列はD1,D2,D3,D4,D5,D6,D7,D8,D9,D10,D11,D12,……となり、これらのうちの誤りが混入したデータはD2,D4,D9,D11となるので、ランダム誤りはランダム誤りのままで残り、バースト誤りが生ずることがない。
なお、ここでは、行列の行数を増やすようにしたが、少なくしてもよい。行列の最小のサイズn1行×m1列は決められており、これ以下の小さい行列を用いられない。しかし、バースト誤りが制御部で検出されないときには、この最小のサイズの行列が用いられる。そして、かかる行列が設定されているときに、ランダム誤りがこの行列の列数に等しいデータ数の周期TPで検出されるときには、このときの符号データ列をインターリーブ,デインターリーブする行列の列数をこのデータ数よりも1以上大きい行列とすることにより、デインターリーブされたこの符号化データ系列では、ランダム誤りがランダム誤りのままで残ることになり、これをビタビ復号などすることにより、このランダム誤りを訂正することができる。
以上のようにして、ランダム誤りがデインターリーブでバースト状の誤りになるのを防止することができる。
本発明によるデジタル移動無線通信方式の一実施形態を示すブロック構成図である。 図1における受信系での制御部のRSSi検波器の出力からバースト誤り長を検出する動作を説明するための波形図である。 図1に示す第1の実施形態でのバースト誤り長と行列のサイズとの関係を模式的に示す図である。 図1に示す第1の実施形態でのインターリーブ,デインターリーブについての説明図である。 図1に示す実施形態の行列の設定動作を示すフローチャートである。 本発明によるデジタル移動無線通信方式の第2の実施形態の要部を示すブロック構成図である。 図6における制御部の行列の設定動作を示す図である。 図6に示す実施形態の動作を示すフローチャートである。 デインターリーブでランダム誤りがバースト誤りとなる場合を示す図である。 デインターリーブでランダム誤りがバースト誤りとなることを防止するための方法を示す図である。 インターリーブ処理,デインターリーブ処理の説明図である。 インターリーブ,デインターリーブに用いる行列のサイズが一定である場合の問題を説明する図である。 従来のデジタル移動無線通信方式を用いて基地局あるいは移動局の一例を示すブロック構成図である。 図13に示す基地局あるいは移動局と通信する移動局の一例を示すブロック構成図である。
符号の説明
T 送信系
R 受信系
1 符号器
2 インターリーバ
3 メモリ
4 変調部
5 無線部
6 増幅部
7 アンテナ
8 増幅部
9 無線部
10 復調部
11 デインターリーバ
12 メモリ
13 復号器
30 制御部
31 多重化部
32 RSSi検波部
33〜35 制御部

Claims (1)

  1. 基地局と移動局との間で、または移動局間でデジタル信号による無線通信を行なうためのデジタル移動無線通信方式において、
    該基地局または移動局間無線通信での一方の移動局の送信系は、
    入力された符号化データ系列を行方向に書き込み、列方向に読み出してインターリーブするためのm行×n列のサイズの第1の行列と、
    該第1の行列のサイズを決める行列情報をインターリーブされた該符号化データ系列に多重化する多重化手段と、
    該行列情報に応じて該第1の行列のサイズを設定する第1の制御手段と、
    該多重化手段から出力される該符号化データを送信のための処理をする第1の処理手段と
    を備え、
    該基地局または該一方の移動局の受信系は、
    インターリーブされた受信符号化データ系列を急峻な振幅変動には追従しない程度の大きさの時定数を持つAGC回路で受信処理する第2の処理手段と、
    該第2の処理手段で処理された該受信符号化データ系列を列方向に書き込み、行方向に読み出してデインターリーブするための該第1の行列と等しいm行×n列のサイズの第2の行列と、
    該第2の処理手段での受信処理で検出される受信電界強度の信号を微分して受信電界強度の変動量を求め、該変動量を予め定められた閾値と比較し、該変動量が該閾値を越えるタイミングからバースト誤り長を求め、該バースト誤り長が予め設定されて時間範囲のいずれに含まれるかを判定して、該判定された時間範囲から該行列情報を形成し、該第2の行列のサイズを設定するとともに、該送信系での該第1の制御手段や該多重化手段に供給する第2の制御手段と
    を備えたことを特徴とするデジタル移動無線通信方式。
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