JP2003289293A - 無線通信装置および無線通信方法、記録媒体、無線通信システム、並びにプログラム - Google Patents

無線通信装置および無線通信方法、記録媒体、無線通信システム、並びにプログラム

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JP2003289293A JP2002090461A JP2002090461A JP2003289293A JP 2003289293 A JP2003289293 A JP 2003289293A JP 2002090461 A JP2002090461 A JP 2002090461A JP 2002090461 A JP2002090461 A JP 2002090461A JP 2003289293 A JP2003289293 A JP 2003289293A
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和之 迫田
Tomoya Yamaura
智也 山浦
Takushi Kunihiro
卓志 國弘
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遅延揺らぎを生じないデータ伝送を行う。 【解決手段】 上位レイヤ(DLCレイヤ)から提供され
た論理チャネル群が連結されて生成された未処理ビット
ストリーム11は、スクランブル処理されて、スクラン
ブル処理済ビットストリーム12が生成される。スクラ
ンブル処理済ビットストリーム12にテイルビット13
が付加されて、畳み込み符号により符号化され、定めら
れたパターンにてパンクチャが施されて、コーディング
済みビットストリーム14が生成される。この後、従来
の手法では、送信されるOFDMシンボル(ユニット)ごと
にシーケンシャルにブロック化が行われ、このユニット
内でインターリーブが行われていたが、ここでは、送信
データのアプリケーションの種類、および伝送路の特性
が変化しているか否かに基づいて、インターリーブの深
さを変更(例えば、1符号化フレーム全般に変更)し、
インターリーブ処理が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信装置およ
び無線通信方法、記録媒体、無線通信システム、並びに
プログラムに関し、特に、無線通信で即時性が高いデー
タを送受信する場合に用いて好適な、無線通信装置およ
び無線通信方法、記録媒体、無線通信システム、並びに
プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】無線LANを利用することにより、無線
伝送路を介して、比較的近距離でデータ通信を行うこと
が可能である。例えば、HIPERLAN(HIgh PErformance R
adio Local Area network)2(ETSI TS 101 475; Broad
band Radio Access Networks(BRAN); HIPERLAN Type
2; Physical layer)や、IEEE802.11aなど、無線LANに
は、様々な規格が存在する。
【0003】以下、具体例として、HIPERLAN2の規格に
ついて述べる。
【0004】HIPERLAN2の物理層仕様について、図1お
よび図2を用いて説明する。
【0005】図1に、HIPERLAN2のフレーム構造を示
す。HIPERLAN2においては、500のOFDM(Orthogonal
Frequency Division Multiplex )シンボルユニットで
構成され、2msecの周期を有するMAC(Media Access Co
ntrol)フレームが定義されている。
【0006】MAC フレーム内には、アクセスポイント
(AP:Access Point)が制御信号を伝送するBC(Broa
dcast) Phase、アクセスポイントが移動端末装置(M
S:Mobile Station)に宛てて情報を伝送するDL Phas
e、移動端末装置がアクセスポイントに宛てて情報を伝
送するUL Phase、移動端末装置がAP宛てにチャネル獲得
などの目的でランダムアクセスを行うRA Phaseが収容さ
れている。これらの時間区切りは、アクセスポイントが
決定する。アクセスポイントは、BC Phaseにおいて、決
定した時間区切りを、アクセスポイントが収容する全て
の移動端末装置宛てに通達する。
【0007】このとき、アクセスポイントは、それぞれ
の移動端末装置に送信する信号、および、それぞれの移
動端末装置から送信される信号が混信しないように、タ
イムスロット割り当てを行い、TDMA(Time Division Mu
ltiple Access:時分割多元接続方式)により多元接続
を行う。
【0008】アクセスポイント、もしくは、移動端末装
置から送信される情報ブロックは、バーストと称され
る。バーストの先頭には、プリアンブルが付加されてい
る。バースト内部にはSCH(Short Transport Channe
l)、LCH(Long Transport Channel)などの複数の論理
チャネルが収容される。
【0009】図2に、HIPERLAN2のチャネルコーディン
グ構成を示す。
【0010】データの送信側において、上位レイヤ(DL
C(Data Link Control)レイヤ)から提供されたSCHやL
CHなどの論理チャネルは、バースト毎に連結される。図
2では、一つのSCHと5つのLCHが連結される場合につい
て図示している。
【0011】SCHは、ヘッダ、RLC(Radio Link Cont
rol)メッセージ、およびCRC(Cyclic Redundancy Chec
k)によって、9バイトのPDU(Protocol Data Unit)が
構成される。
【0012】LCHは、ヘッダ、ペイロード、およびCRCに
よって、54バイトのPDUが構成される。
【0013】連結された未処理ビットストリーム(Raw
Bit Stream)11は、スクランブルされてスクランブル
処理済未処理ビットストリーム12とされ、テイルビッ
ト(Tail Bit(Flush Bit))13が付加される。そし
て、そのデータは、畳み込み符号により符号化され、定
められたパターンのパンクチャが施されて、符号化ビッ
ト列であるコーディング済みビットストリーム14が生
成される。
【0014】1OFDMシンボル時間で送信される情報シン
ボル(サブキャリア)数は48であり、48シンボルで
送受信される符号化ビットが、1ユニットとして扱われ
る。生成された符号化ビット列であるコーディング済み
ビットストリーム14は、送信される1ユニットのOFDM
シンボルごとに、シーケンシャルにブロック化され、ブ
ロック列15が生成される。
【0015】更に、このユニット内で、定められた変調
方式でインターリーブが行われた後、インターリーブさ
れた符号化ビット16が、サブキャリアに対応づけられ
て、それぞれの送信シンボルが生成される。これらの送
信シンボルからなる送信シンボル列17が、MACフレー
ムで伝送されるバースト(ここではDLバースト18)に
割り当てられる。
【0016】HIPERLAN2では、高速な移動をする移動局
を想定していないため、時間ダイバーシティ効果をほと
んど期待していない。インターリーブは、上記のとお
り、1OFDMシンボル(すなわち4μsec)内に閉じた構成
となっている。しかしながら、移動局が移動を開始した
場合、受信電力はマルチパスフェージングの影響により
変動するので、図3に示されるように、受信SNR(Signa
l-to-Noise Rate:信号対雑音比)が、時刻とともに変
動してしまう。
【0017】例えば、MACフレームの先頭部に近い時間
帯で、バーストが送信される場合を想定すると、図3に
おいて、時刻0ではSNR=10dB、時刻1ではSNR=7dB、時
刻2ではSNR=12dB、時刻3ではSNR=−10dBと、時刻毎
に、SNRが大きく変動する。
【0018】この結果、図4に示すように、それぞれの
バーストには、局部的にバーストエラーが生じてしまう
ので、その復号結果は、バーストによって異なるものと
なってしまい、あるバーストではエラーが多量に発生し
てしまうといった状況が生じてしまう。
【0019】現行のHIPERLAN2においては、このように
生じたエラーに対しては、DLC(DataLink Control)レ
イヤのARQ(Automatic Repeat Request)により、再送
制御が施されるので、信頼性の高いデータ伝送を提供す
ることができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】蓄積交換系のデータ伝
送を行う場合など、即時性が低く、更に、遅延揺らぎを
気にしないデータ伝送においては、エラーが生じても、
上述したように、ARQによる再送制御を行えば、あまり
問題は生じない。
【0021】しかしながら、例えば、ストリームの画像
などの伝送中にエラーが発生した場合、ARQによる再送
制御を行うことにより、受信側のアプリケーション層に
到達するデータには、遅延揺らぎが生じてしまう。スト
リームの画像など、即時性が高いデータ伝送において、
遅延揺らぎが生じるのは好ましくない。
【0022】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、無線通信で即時性が高いデータを送受信す
る場合に、遅延揺らぎが生じないようにするものであ
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の無線通信装置
は、他の無線通信装置に送信する情報を、無線を介して
送信可能なデータに変換する変換手段と、変換手段によ
り変換された情報を、他の無線通信装置に送信する送信
手段と、送信手段により送信される情報の種類を検出す
る第1の検出手段とを備え、変換手段は、情報をインタ
ーリーブするインターリーブ手段を含み、インターリー
ブ手段は、第1の検出手段による検出結果に基づいて、
インターリーブする情報のブロックの大きさを変更する
ことを特徴とする。
【0024】第1の検出手段には、情報の種類が、遅延
揺らぎに敏感なアプリケーションのデータであるか否か
を検出させるようにすることができ、第1の検出手段に
より、情報が遅延揺らぎに敏感なアプリケーションのデ
ータではないことが検出された場合、インターリーブ手
段には、インターリーブする情報のブロックの大きさを
1ユニット単位とさせるようにすることができ、それに
対して、第1の検出手段により、情報が遅延揺らぎに敏
感なアプリケーションのデータであることが検出された
場合、インターリーブ手段には、インターリーブする情
報のブロックの大きさを1ユニットよりも大きくさせる
ようにすることができる。
【0025】他の無線通信装置とのデータ伝送路の特性
の変化を検出する第2の検出手段を更に備えさせるよう
にすることができ、第1の検出手段により、情報が遅延
揺らぎに敏感なアプリケーションのデータではないこと
が検出されるか、あるいは、第2の検出手段により、デ
ータ伝送路の特性が変化していないことが検出された場
合、インターリーブ手段には、インターリーブする情報
のブロックの大きさを1ユニット単位とさせるようにす
ることができ、それに対して、第1の検出手段により、
情報が遅延揺らぎに敏感なアプリケーションのデータで
あることが検出され、かつ、第2の検出手段により、デ
ータ伝送路の特性が変化したことが検出された場合、イ
ンターリーブ手段には、インターリーブする情報のブロ
ックの大きさを1ユニットよりも大きくさせるようにす
ることができる。
【0026】インターリーブ手段によりインターリーブ
することが可能な、情報のブロックの大きさの最大値を
取得する取得手段を更に備えさせるようにすることがで
き、送信手段には、他の無線通信装置へ情報の送信を開
始する場合、取得手段により取得されたブロックの大き
さの最大値を他の無線通信装置へ送信させるようにする
ことができる。
【0027】他の無線通信装置から情報を受信する受信
手段を更に備えさせるようにすることができる。
【0028】受信手段には、他の無線通信装置から、他
の無線通信装置が処理可能なデータのブロックの大きさ
の最大値を示す信号を受信させるようにすることがで
き、インターリーブ手段には、受信手段により受信され
た信号に基づいて、インターリーブする情報のブロック
の大きさの最大値を制御させるようにすることができ
る。
【0029】送信手段には、自分自身が移動しているあ
いだであっても、情報を他の無線通信装置に送信するこ
とができるようにすることができる。
【0030】本発明の無線通信方法は、他の無線通信装
置に送信する情報を、無線を介して送信可能なデータに
変換する変換ステップと、変換ステップの処理により変
換された情報の、他の無線通信装置への送信を制御する
送信制御ステップと、送信制御ステップの処理により送
信が制御される情報の種類を検出する検出ステップとを
含み、変換ステップの処理では、情報をインターリーブ
するインターリーブ処理ステップを含み、インターリー
ブ処理ステップの処理では、検出ステップによる検出結
果に基づいて、インターリーブする情報のブロックの大
きさを変更することを特徴とする。
【0031】本発明の記録媒体に記録されているプログ
ラムは、他の無線通信装置に送信する情報を、無線を介
して送信可能なデータに変換する変換ステップと、変換
ステップの処理により変換された情報の、他の無線通信
装置への送信を制御する送信制御ステップと、送信制御
ステップの処理により送信が制御される情報の種類を検
出する検出ステップとを含み、変換ステップの処理で
は、情報をインターリーブするインターリーブ処理ステ
ップを含み、インターリーブ処理ステップの処理では、
検出ステップによる検出結果に基づいて、インターリー
ブする情報のブロックの大きさを変更することを特徴と
する。
【0032】本発明のプログラムは、他の無線通信装置
に送信する情報を、無線を介して送信可能なデータに変
換する変換ステップと、変換ステップの処理により変換
された情報の、他の無線通信装置への送信を制御する送
信制御ステップと、送信制御ステップの処理により送信
が制御される情報の種類を検出する検出ステップとを含
み、変換ステップの処理では、情報をインターリーブす
るインターリーブ処理ステップを含み、インターリーブ
処理ステップの処理では、検出ステップによる検出結果
に基づいて、インターリーブする情報のブロックの大き
さを変更することを特徴とする。
【0033】本発明の無線通信システムは、第1の無線
通信装置が、第2の無線通信装置に送信する情報を、無
線を介して送信可能なデータに変換する第1の変換手段
と、第1の変換手段により変換された情報を、第2の無
線通信装置に送信する第1の送信手段と、第1の送信手
段により送信される情報の種類を検出する第1の検出手
段とを備え、第1の変換手段は、情報をインターリーブ
する第1のインターリーブ手段を含み、第1のインター
リーブ手段は、第1の検出手段による検出結果に基づい
て、インターリーブする情報のブロックの大きさを変更
することを特徴とし、第2の無線通信装置は、第1の送
信手段により送信された情報を受信する第1の受信手段
を備えることを特徴とする。
【0034】第2の無線通信装置には、第1の無線通信
装置に送信する情報を、無線を介して送信可能なデータ
に変換する第2の変換手段と、第2の変換手段により変
換された情報を、第1の無線通信装置に送信する第2の
送信手段と、第2の送信手段により送信される情報の種
類を検出する第2の検出手段とを更に備えさせるように
することができ、第2の変換手段には、情報をインター
リーブする第2のインターリーブ手段を含ませるように
することができ、第2のインターリーブ手段には、第2
の検出手段による検出結果に基づいて、インターリーブ
する情報のブロックの大きさを変更させることができ
る。
【0035】第1の無線通信装置には、第2の送信手段
により送信された情報を受信する第2の受信手段を更に
備えさせるようにすることができる。
【0036】第1の無線通信装置および第2の無線通信
装置のうち、一方は、移動しながら通信可能な無線通信
装置であるものとすることができ、他方は、設置位置が
固定されている固定無線通信装置であるものとすること
ができる。
【0037】第1の無線通信装置および第2の無線通信
装置は、いずれも、移動しながら通信可能な無線通信装
置であるものとすることができる。
【0038】本発明の無線通信装置および無線通信方
法、並びにプログラムにおいては、他の無線通信装置に
送信する情報が、無線を介して送信可能なデータに変換
され、変換された情報が、他の無線通信装置へ送信さ
れ、送信される情報の種類が検出され、データ変換に含
まれるインターリーブ処理において、送信される情報の
種類の検出結果に基づいて、インターリーブする情報の
ブロックの大きさが変更される。
【0039】本発明の無線通信システムにおいては、第
1の無線通信装置で、第2の無線通信装置に送信する情
報が、無線を介して送信可能なデータに変換され、変換
された情報が、第2の無線通信装置に送信され、送信さ
れる情報の種類が検出され、データ変換に含まれるイン
ターリーブ処理において、送信される情報の種類の検出
結果に基づいて、インターリーブする情報のブロックの
大きさが変更され、第2の無線通信装置で、第1の無線
通信装置から送信された情報が受信される。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の実
施の形態について説明する。
【0041】図5に示されるように、アクセスポイント
31−1乃至アクセスポイント31−nは、ネットワー
ク32に接続され、情報の授受が可能なようになされて
いる。ネットワーク32は、例えば、インターネット
や、公衆電話回線などの広域ネットワーク、あるいは、
LANなどの、所定の範囲内のネットワークであっても
良い。また、ネットワーク32とアクセスポイント31
−1乃至アクセスポイント31−nは、有線で接続され
ていても、無線で接続されていてもかまわない。
【0042】無線通信装置33−1乃至無線通信装置3
3−mは、アクセスポイント31−1乃至アクセスポイ
ント31−nのうちのいずれかと、無線を介して情報を
授受することが可能なようになされている。無線通信装
置33−1乃至無線通信装置33−mは、その位置が固
定されていても、移動しながらであっても、アクセスポ
イント31−1乃至アクセスポイント31−nのうちの
いずれかと通信することが可能である。
【0043】以下、アクセスポイント31−1乃至アク
セスポイント31−nを個々に区別する必要がない場
合、単にアクセスポイント31と総称し、無線通信装置
33−1乃至無線通信装置33−mを個々に区別する必
要がない場合、単に無線通信装置33と総称する。
【0044】図6は、アクセスポイント31の構成を示
すブロック図である。
【0045】制御部41は、CPU(Central Processi
ng Unit),ROM(Read only memory),およびRA
M(Random Access Memory)で構成され、アクセスポイ
ント31の処理を制御するものである。送受信回路部4
2は、制御部41の制御に従って、無線通信装置33へ
アンテナ44を介して情報を送信したり、無線通信装置
33から送信された情報を、アンテナ44を介して受信
する。ネットワークインターフェース43は、ネットワ
ーク32と接続されており、ネットワーク32と情報を
授受する。
【0046】制御部41にはまた、必要に応じてドライ
ブ45が接続され、磁気ディスク51、光ディスク5
2、光磁気ディスク53、あるいは半導体メモリ54な
どが適宜装着され、それらから読み出されたコンピュー
タプログラムが、必要に応じて制御部41のROMにイ
ンストールされる。
【0047】図7は、図5の送受信回路部42の更に詳
細な構成を示すブロック図である。
【0048】音声通信の場合は音声データが、コンピュ
ータなどと接続されて通信を行うようなデータ通信の場
合にはデータ信号が、ネットワークインターフェース4
3から、データ入出力処理部62に入力される。そし
て、通信制御信号が、必要に応じて、制御部41から、
送受信制御部61に入力される。
【0049】無線通信装置33に情報を送信する場合、
データ入出力処理部62は、入力されたデータを、送信
処理部63に出力する。送信処理部63は、送受信制御
部61の制御に従って、入力されたデータに所定の処理
を施して、MACフレームにより構成される送信用ビット
ストリームを生成し、アンテナ共用部64に出力する。
【0050】アンテナ共用部64は送信信号と受信信号
を分離するためのもので、TDD(Time Division Duple
x)方式やFDD/TDMA(Frequency Division Duplex /Time
Division Multiple Access)方式においてはアンテナ
スイッチが、それ以外の方式ではデュープレクサが一般
に使用される。アンテナ共用部64は、送信処理部63
から、送信用ビットストリームの入力を受けた場合、ア
ンテナ44を介して、送信用ビットストリームを送信す
る。
【0051】また、アンテナ共用部64は、アンテナ4
4が、無線通信装置33からデータ(ビットストリー
ム)を受信した場合、受信したデータを、受信処理部6
5に出力する。受信処理部65は、送受信制御部61の
制御に従って、入力されたデータに所定の処理を施し
て、受信したビットストリームを、音声通信の場合は音
声データに、データ通信の場合にはデータ信号に変換
し、データ入出力処理部62に出力する。受信したデー
タが、ネットワーク32を介して、他の装置に送出され
る場合、データ入出力処理部62は、入力されたデータ
を、ネットワークインターフェース43およびネットワ
ーク32を介して、データの送信先に指定されている図
示しない装置に送出する。また、受信したビットストリ
ームに制御信号が含まれていた場合、受信処理部65
は、送受信制御部61の制御に従って、受信されたビッ
トストリームから制御信号を抽出して、送受信制御部6
1に供給する。
【0052】図8は、図6の送信処理部63の更に詳細
な構成を示すブロック図である。
【0053】データ入出力処理部62から入力された送
信用のデータ、および、送受信制御部61から入力され
た無線通信装置33などの無線通信相手に送信する通信
制御データは、送信データ処理部81に入力される。送
信データ処理部81は、入力されたデータを適宜マルチ
プレックスした後、無線区間で送信される為のフレーム
やスロット構造に形成して出力する。
【0054】CRC(Cyclic Redundancy Check)付加部8
2は、フレームやスロット構造に形成されたデータの入
力を受け、受信側での誤り検出のための冗長な信号(チ
ェックコード)を入力されたデータに付加して出力す
る。
【0055】暗号処理部83は、入力されたデータを暗
号化して出力する。スクランブラ84は、入力された暗
号化データに対して、所定のアルゴリズムにしたがって
擬似的にランダムになるようにスクランブル処理を施
す。
【0056】符号化処理部85は、入力されたデータに
対して、誤り訂正符号化を施す。誤り訂正符号化には、
例えば、畳み込み符号化、ターボ符号化、リードソロモ
ン符号化、あるいは複数の符号化の組み合わせによる連
接符号化など、様々な種類の符号化があるので、符号化
処理部85は、いずれかの方法を用いて、誤り訂正符号
化処理を実行する。
【0057】インターリーバ86は、受信側において逆
操作を行うことによりバースト誤りがランダム誤りに変
換できるよう、符号化されたビット列を特定の規則に従
って並べ替えるインターリーブ処理を施す。従来の手法
では、送信されるOFDMシンボル(ユニット)ごとにシー
ケンシャルにブロック化が行われ、このユニット内でイ
ンターリーブが行われていたが、インターリーバ86
は、送受信制御部61から、送信系制御線71を介して
入力される制御信号に基づいて、インターリーブの深
さ、すなわち、インターリーブ処理を行うデータブロッ
クの大きさを、例えば、1符号化フレーム全般などに変
更して、インターリーブ処理を実行することができる。
【0058】変調器87は、入力されたデータを変調し
て、送信時の信号点にマッピングし、同相成分(I成
分)と直交成分(Q成分)とを出力する。複素IFFT(In
verseFast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)
部88は、入力されたデータにIFFTを施すことにより、
OFDM(orthogonal frequency division multiplex)変
調を行う。時間波形整形部89は、入力されたデータ
に、例えば、サイクルプリフィックス付加によるガード
タイムを設け、OFDM変調シンボルの立ち上がりと立ち下
がりが滑らかになるようなウィンドウイング処理を施
す。
【0059】DA変換部90は入力されたデジタル波形
信号をアナログ波形信号へ変換する。RF送信部91は、
フィルタリング、I成分とQ成分によるベクトル変調、
適切な送信周波数チャネルへの周波数変換、送信フレー
ムの生成、送信電力制御、増幅等を行って、生成された
送信用データを、アンテナ共用部64に出力する。アン
テナ共用部64に入力されたデータはアンテナ44から
電磁波として送信される。
【0060】送信処理部63の各部は、送信系制御線7
1を介して、送受信制御部61から供給される制御信号
に従って、動作を実行するとともに、必要に応じて、動
作状態を、送信系制御線71を介して、送受信制御部6
1に通知する。送受信制御部61は、送信系制御線71
を介して、データ送信のオン・オフ制御、RF送信部91
の動作制御および状態監視、データ送信タイミングの微
調整、符号化方式や信号点マッピングの方式の変更、更
に、上述したインターリーブ深さの制御など、様々な送
信系の動作の制御および監視を行う。
【0061】図9は、図6の受信処理部65の更に詳細
な構成を示すブロック図である。
【0062】無線通信装置33による送信信号は、電磁
波としてアンテナ44で受信され、アンテナ共用部64
で分離されて、RF受信部111に入力される。RF受信部
111は、RF増幅部131、周波数合成部132、直交
検波部133、およびフィルタリング処理部134で構
成されている。
【0063】RF受信部111に入力された信号は、RF増
幅部131によって増幅され、直交検波部133に供給
される。直交検波部133は、入力された増幅信号と、
周波数合成部132によって発生される正弦波とを混合
し、DC成分を中心周波数とするI成分、およびQ成分に
分離する。フィルタリング処理部134は、入力された
信号のうち、所定の帯域だけを通過させるフィルタリン
グ処理を行い、AD変換部112に出力する。
【0064】AD変換部112は、入力されたアナログ
波形信号をデジタル波形信号に変換する。AD変換部1
12の出力は、オーバーサンプルされており、例えば、
ディジタルフィルタなどを用いて、更に、希望信号の帯
域だけを通過させるようにしても良い。
【0065】同期処理部113は、入力された信号に、
フレーム同期、周波数誤差補正等を施す。また、通信開
始時などに通信相手を探索する場合、同期処理部113
は、同期信号検出処理や初期同期処理を行うことによ
り、新規の通信相手を探索して、通信を確立する処理を
実行する。ここで、同期処理部113による初期同期検
出、フレーム同期検出、あるいは、周波数誤差補正など
は、いかなる方法を用いるようにしても良い。
【0066】同期処理部113の出力は時間波形整形部
114に入力され、時間波形整形部114は、入力され
た信号に、例えば、サイクルプリフィックス付加による
ガードタイムを除去などの、時間波形整形処理を施す。
複素FFT部115は、入力された信号にFFTを施すことに
より、OFDM復調を行う。
【0067】等化部116は、伝送路の推定を行い、推
定結果を基に、等化処理を実行する。必要に応じて、同
期処理部113の情報も、等化部116に入力され、伝
送路推定等に利用される。等化部116が実行する伝送
路の推定方法および等化処理の方法は、いずれの方法を
とるようにしても良い。
【0068】復調部117は、入力された等化信号に対
して、信号点判定を行い、受信ビット推定値を算出して
出力する。デインターリーバ118は、入力された符号
化ビット列を特定の規則に従って並べ替えるデインター
リーブ処理を施す。復号処理部119は、送信側で施さ
れた誤り訂正符号を復号する。デスクランブラ120
は、送信側で行われたスクランブルの逆変換であるデス
クランブル処理を行う。
【0069】暗号解除部121は、送信側で施された暗
号を解除、すなわち、復号する。CRCチェック部122
は、入力されたデータから、CRCを外し、そのデータ
と、その受信ブロックとのCRCチェックを行い、その結
果を受信データ処理部123に出力する。
【0070】受信データ処理部123は、CRCチェック
部122によるCRCチェックの結果、エラーがないと判
断された場合、エラーが発生していないことを送受信制
御部61に通知し、無線区間で送信のために受信データ
に施されたフレーム構造やスロット構造を分解して、例
えば、映像通信の場合は映像信号に、音声通信の場合は
音声信号に、あるいは、コンピュータと接続されるよう
なデータ通信の場合にはデータ信号に変換して、変換後
のデータをデータ入出力処理部62に出力する。また、
受信データ処理部123は、CRCチェック部122によ
るCRCチェックの結果、エラーが発生していると判断さ
れた場合、エラーが発生していることを送受信制御部6
1に通知し、必要に応じて、エラーが発生している受信
データを破棄する。
【0071】例えば、通信方式として、ARQ方式が採用
されていた場合、受信データ処理部123は、CRCチェ
ック部122から、受信ブロックに誤りが含まれていな
いという情報の入力を受け、受信ブロックを変換してデ
ータ入出力処理部62へ出力するとともに、受信ブロッ
クに誤りが含まれていなかったことを、受信系制御線1
01を介して、送受信制御部61へ通知する。送受信制
御部61は、無線通信相手である無線通信装置33に、
ACK信号を送信させるための制御信号を生成して、送信
系制御線71を介して、送信処理部63に制御信号を出
力して、ACK信号の送信を指示する。送信処理部63
は、送信ACK信号を送信データにマルチプレックスする
等して、無線通信装置33に、ACK信号を送信する。
【0072】逆に、CRCチェック部122から、受信ブ
ロックに誤りが含まれていたという情報の入力を受けた
場合、受信データ処理部123は、受信ブロックをデー
タ入出力処理部62へ出力せず、受信ブロックに誤りが
含まれていたことを、受信系制御線101を介して、送
受信制御部61へ通知する。送受信制御部61は、無線
通信相手である無線通信装置33に、NAK信号を送信さ
せるための制御信号を生成して、送信系制御線71を介
して、送信処理部63に制御信号を出力して、NAK信号
の送信を指示する。送信処理部63は、送信NAK信号
を、送信データにマルチプレックスする等して、無線通
信装置33に、NAK信号を送信する。NAC信号を受信した
無線通信装置33は、NAK信号が送られてきたブロック
の再送を行う。
【0073】それに対して、ARQ等の再送制御が用いら
れない場合(例えば、音声通信のようなストリーム通信
が実行される場合、後述する処理により、ARQの再送制
御が行われないように制御される)、受信データ処理部
123は、CRCチェック部122から、受信ブロックに
誤りが含まれていないという情報の入力を受けたとき、
受信ブロックを変換して、データ入出力制御部62へ出
力する。また、受信データ処理部123は、CRCチェッ
ク部122から、受信ブロックに誤りが含まれていたと
いう情報の入力を受けたとき、その受信ブロックを破棄
し、イレイジャーとして扱い、ひとつ前の受信ブロック
を用いてデータを補完するなどの処理を行う。
【0074】また、受信データに、無線通信装置33か
ら送信された通信制御データが含まれていた場合、受信
データ処理部123は、その部分を取り出して、送受信
制御部61に出力する。送受信制御部61は、通信制御
データを、必要に応じて、制御部41に供給する。制御
部41は供給された通信制御データに従って、アクセス
ポイント31の各部の動作制御などの処理を行う。
【0075】受信処理部65の各部は、受信系制御線1
01を介して、送受信制御部61から入力される制御信
号に従って、動作を実行するとともに、必要に応じて、
動作状態を、受信系制御線101を介して、送受信制御
部61に通知する。送受信制御部61は、受信系制御線
101を介して、データ受信のオン・オフ制御、RF受信
部111の動作制御および状態監視、データ受信タイミ
ングの微調整、復号方式や信号点デマッピング方式の変
更など、様々な受信系の動作の制御および監視を行う。
【0076】図10は、無線通信装置33の構成を示す
ブロック図である。
【0077】無線通信装置33の各部を統括的に制御す
る主制御部141は、電源回路部142、操作入力制御
部145、LCD(Liquid Crystal Display)制御部1
46、ドライブ155、送受信回路部152、および音
声コーデック151と、メインバス148を介して、相
互に接続されている。また、送受信回路部152、ドラ
イブ155、および音声コーデック151は、同期バス
157を介して、相互に接続されている。
【0078】送受信回路部152の詳細な構成は、図7
を用いて説明した送受信回路部42と基本的に同一であ
るので、その詳細な説明は省略する。
【0079】電源回路部142は、使用者の操作により
動作開始が指令されると、バッテリパックから各部に対
して電力を供給することにより、無線通信装置33を動
作可能な状態に起動する。
【0080】無線通信装置33の各部は、CPU、RO
MおよびRAM等で構成される主制御部141の制御に
基づいて処理を実行する。例えば、音声通話モードにお
いて、マイクロフォン149で集音された音声信号は、
音声コーデック151によってデジタル音声データに変
換され、変換されたデジタル音声データが、送受信回路
部152に供給されて、無線通信用のデータに変換され
た後に、アンテナ153を介して、アクセスポイント3
1に送信される。
【0081】また、音声通話モードにおいて、アンテナ
153で受信された受信信号は、送受信回路部152
で、例えば、増幅処理、アナログデジタル変換処理およ
び復号処理などの所定の処理を施されて、音声コーデッ
ク151に供給されて、アナログ音声信号に変換され
る。アナログ音声信号は、スピーカ150から再生出力
される。
【0082】更に、データ通信モードにおいて、例え
ば、電子メールなどのテキストデータが送信される場
合、操作キー143もしくはジョグダイヤル144の操
作によって入力された電子メールのテキストデータは、
操作入力制御部145を介して、主制御部141に供給
される。主制御部141は、送信するテキストデータ
を、送受信回路部152で無線通信可能なデータに変換
させ、アンテナ153を介して、アクセスポイント31
へ送信させる。
【0083】また、データ通信モードにおいて、電子メ
ールなどのテキストデータが受信される場合、アンテナ
153を介して受信された受信信号は、送受信回路部1
52によって、元のテキストデータに復元され、LCD
制御部146に出力される。LCD制御部146は、液
晶ディスプレイ147を制御して、テキストデータを表
示させる。
【0084】また、無線通信装置33においては、使用
者の操作に応じて受信した電子メールなどのテキストデ
ータを、ドライブ155を介して、例えば、磁気ディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモ
リなどの、リムーバブル記録媒体156に記録すること
も可能である。
【0085】また、無線通信装置33においては、画像
データを送信することができるようにしても良い。その
場合、無線通信装置33に、例えば、CCDカメラおよ
び画像エンコーダを備えるようにし、CCDカメラで撮
像された画像データを、画像エンコーダで、例えば、M
PEG(Moving Picture Experts Group )2またはM
PEG4等の所定の符号化方式によって圧縮符号化する
ことにより符号化画像データに変換し、送受信回路部1
52に供給することができるようにする。
【0086】更に、無線通信装置33が、データ通信モ
ードにおいて、例えば、ネットワーク32に公開されて
いる簡易ホームページ等にリンクされた動画像ファイル
のデータを受信する場合、アンテナ153を介して、ア
クセスポイント31から受信された受信信号は、送受信
回路部152に供給される。送受信回路部152は、受
信したデータに、例えば、増幅処理、アナログデジタル
変換処理および復号処理などの所定の処理を施し、多重
化データを画像データと音声データとに分離する。分離
されたデータは、主制御部141の制御に従って、画像
データがLCD制御部146に供給されて表示され、音
声データが音声コーデック151に供給されて、アナロ
グ音声信号に変換されて、スピーカ150から出力され
る。
【0087】無線通信装置33においては、この場合
も、電子メールの場合と同様に、使用者の操作により、
受信した簡易ホームページ等のデータを、ドライブ15
5を介して、リムーバブル記録媒体156に記録するこ
とが可能である。
【0088】また、無線通信装置33においては、CP
U、ROMおよびRAM等でなる主制御部141のRA
M、もしくはROMに、各種のアプリケーションプログ
ラムを記録し、CPUによって実行することが可能であ
る。
【0089】アクセスポイント31と無線通信装置33
とは、以上説明した各部の動作によって、相互にデータ
を通信することが可能である。
【0090】図11に、本発明におけるチャネルコーデ
ィング構成の一例を示す。
【0091】図11においては、アクセスポイント31
から無線通信装置33にデータが送信される場合の、ア
クセスポイント31の処理として説明する。また、従来
における場合と対応する部分には、同一の符号を付して
あり、その説明は適宜省略する。
【0092】上位レイヤ(DLCレイヤ)から提供された
論理チャネル群が連結され、CRC付加部82および暗号
処理部83の処理により、未処理ビットストリーム11
が生成される。未処理ビットストリーム11は、スクラ
ンブラ84によりスクランブル処理されて、スクランブ
ル処理済ビットストリーム12が生成される。そして、
スクランブル処理済ビットストリーム12に、従来どお
りTail Bit13が付加されて、符号化処理部85におい
て、畳み込み符号により符号化され、定められたパター
ンにてパンクチャが施されて、コーディング済みビット
ストリーム14が生成される。
【0093】この後、従来の手法では、送信されるOFDM
シンボル(ユニット)ごとにシーケンシャルにブロック
化が行われ、このユニット内でインターリーブが行われ
ていたが、インターリーバ86は、送信系制御線71を
介して、送受信制御部61から入力される制御信号に基
づいて、送受信制御部61から入力される制御信号に従
って、インターリーブの深さを制御(例えば、図11に
おいては、1符号化フレーム全般に変更)したインター
リーブ処理を実行して、符号化ビット171を生成す
る。
【0094】符号化フレーム全般でインターリーブされ
て得られた、深いインターリーブが施された符号化ビッ
ト171は、変調部87乃至DA変換部90において、
所定の処理が施されて、RF送信部91に供給される。RF
送信部91は、供給されたデータを、複数のMAC Frame
で伝送される各バーストに割り当てて、フィルタリン
グ、I成分とQ成分によるベクトル変調、適切な送信周
波数チャネルへの周波数変換、送信電力制御、増幅等を
行って、送信用データを生成し、アンテナ共用部64に
出力する。
【0095】アンテナ共用部64は、アンテナ44を介
して、生成された送信用データを、無線通信装置33に
送信する。
【0096】各バーストにおける受信端でのSNRが、図
3を用いて説明したように変動していた場合、各バース
トにおける符号化ビットのエラー率は異なるため、バー
スト毎にクオリティがばらつき、バーストエラーが発生
してしまう。これに対して、無線通信装置33が受信し
たデータが、図11を用いて説明したように、インター
リーバ86によって、符号化フレーム全体にインターリ
ーブがかけられている場合、図12に示されるように、
バーストエラーは符号化フレーム全体にランダムに配置
される。
【0097】このランダムエラーが存在する符号化ビッ
ト列が、送信用データを受信した無線通信装置33にお
いて、受信処理部65の処理により復号されると、図1
2に示されるように、ランダムエラーは除去され、エラ
ーのない元の情報ビット列を取り出すことができる。従
って、ARQによる再送制御を行う必要がなくなるので、
受信側である無線通信装置33において、遅延揺らぎを
生じることがなくなる。
【0098】また、図11を用いて説明した様な、1符
号化フレーム全体に渡って実行される深いインターリー
ブ処理、もしくは、複数のユニットにわたって実行され
る深いインターリーブ処理は、すべてのデータの伝送に
おいて行われるのではなく、ストリーム系のアプリケー
ションについてのみ行なわれるようにしてもよい。
【0099】画像データストリームや、音声データスト
リームなど、即時性が高いデータ伝送において、遅延揺
らぎが生じるのは好ましくない。ストリーム系のアプリ
ケーションにおいては、エラーを生じることなくデータ
を伝送することよりも、むしろ、一定の情報を一定周期
でコンスタントに伝送することが重要となる場合が多
い。このようなアプリケーションにおいては、エラーが
生じたフレームやバーストに対して、ARQによる再送制
御を行うより、エラーが生じた部分を廃棄してしまうほ
うが好都合である。
【0100】すなわち、アクセスポイント31の制御部
41は、送信するデータは、ストリーム系のアプリケー
ションであるか否かを示す制御信号を生成し、送受信回
路部42に出力する。送受信回路部42の送受信制御部
61は、制御部41から入力された制御信号に従って、
送信処理部63のインターリーバ86が実行するインタ
ーリーブ処理において、いくつのユニットにわたってイ
ンターリーブを行うか、そのインターリーブの深さを制
御する。
【0101】更に、データ伝送路の特性が変動していな
い場合においても、深いインターリーブを行う必要がな
いため、従来と同様にして、符号化フレーム内でのイン
ターリーブ処理を実行するようにしても良い。
【0102】すなわち、アクセスポイント31の制御部
41は、データの送受信先である無線通信装置33との
データ伝送路の特性を監視し、データ伝送路の特性が変
動しているか否かを示す制御信号を生成して、送受信回
路部42に出力する。送受信回路部42の送受信制御部
61は、制御部41から入力された制御信号に従って、
送信処理部63のインターリーバ86が実行するインタ
ーリーブ処理において、いくつのユニットにわたってイ
ンターリーブを行うか、そのインターリーブの深さを制
御する。
【0103】次に、図13のフローチャートを参照し
て、インターリーブの深さを変更する処理について説明
する。ここでは、アクセスポイント31から無線通信装
置33にデータが送信される場合について説明する。
【0104】ステップS1において、アクセスポイント
31の制御部41は、伝送されるアプリケーションは、
遅延揺らぎに敏感なアプリケーションであるか否かを判
断する。すなわち、ここでは、上位レイヤでどのような
種類のアプリケーションを伝送しているかを示す識別子
が下位レイヤにまで通達されるものとし、DLCレイヤで
は、この通達により、伝送するアプリケーションが、例
えば、画像データストリームや音声データストリームの
伝送など、遅延揺らぎに敏感なストリーム系のアプリケ
ーションであるか否かを認識する。
【0105】ステップS1において、送信するデータ
は、ストリーム系のアプリケーションではないと判断さ
れた場合、制御部41は、送信するデータは、ストリー
ム系のアプリケーションではないことを示す制御信号を
生成し、チャネルコーデックを行う送受信回路部42に
出力し、処理は、ステップS4に進む。
【0106】ステップS1において、送信するデータ
は、ストリーム系のアプリケーションであると判断され
た場合、制御部41は、送信するデータは、ストリーム
系のアプリケーションであることを示す制御信号を生成
し、チャネルコーデックを行う送受信回路部42に出力
する。そして、ステップS2において、制御部41は、
例えば、チャネルコーデック内部に備えたチャネルベク
タ監視手段などの手段により生成される、伝送路の特性
が変動しているか否かを示す信号を監視することなどに
より、伝送路の特性が変動しているか否かを判断する。
なお、制御部41が、伝送路の特性が変動しているか否
かを判断する方法については、チャネルベクタの監視以
外の、いかなる方法をとっても良い。
【0107】ステップS2において、伝送路の特性は変
動していないと判断された場合、制御部41は、伝送路
の特性は変動していないことを示す制御信号を生成し、
チャネルコーデックを行う送受信回路部42に出力し、
処理は、ステップS4に進む。
【0108】ステップS2において、伝送路の特性は変
動していると判断された場合、制御部41は、伝送路の
特性は変動していることを示す制御信号を生成し、チャ
ネルコーデックを行う送受信回路部42に出力する。そ
して、ステップS3において、送受信回路部42は、伝
送するアプリケーションがストリーム系であり、かつ、
伝送路の特性が変動しているので、図11を用いて説明
したように、符号化フレーム内で(あるいは、複数のユ
ニットにわたって)インターリーブ処理を実行して、送
信データを生成し、ARQによる再送制御を行わないデー
タ転送モードによって、アンテナ44を介して、無線通
信装置33に送信データを送信して、処理が終了され
る。
【0109】ステップS1において、送信するデータ
は、ストリーム系のアプリケーションではないと判断さ
れた場合、もしくは、ステップS2において、伝送路の
特性は変動していないと判断された場合、ステップS4
において、送受信回路部42は、従来における処理と同
様に、シンボル内でのインターリーブ処理を実行して、
送信データを生成し、アンテナ44を介して、無線通信
装置33に送信して、処理が終了される。
【0110】このような処理により、伝送するデータの
アプリケーションの特性、あるいは、伝送路の特性が変
動しているか否かに基づいて、適した方法でインターリ
ーブ処理を実行して、伝送データを生成することができ
る。このようにして、最適なインターリーブ処理が施さ
れて生成されたデータを用いてデータを送受信すること
により、バーストエラーによる影響が軽減された良好な
データ通信を実現することが可能となる。
【0111】また、本発明を適用することにより、SNR
が大きく変動するような場合であっても、効率的なデー
タ伝送を行うことができる。
【0112】ここでは、アクセスポイント31から無線
通信装置33にデータが送信される場合について説明し
たが、無線通信装置33からアクセスポイント31へデ
ータが送信される場合についても、同様の処理を実行す
ることが可能であるのは言うまでもない。
【0113】このとき、インターリーブを行う単位とな
るユニット数を増やしたり、符号化フレームの長さを大
きくとればとるほど、良好な時間ダイバーシティ効果を
得ることができるが、アクセスポイント31の送受信回
路部42、および無線通信装置33の送受信回路部15
2の内部に備えられている図示しないメモリサイズの制
限などにより、インターリーブを行う単位となるユニッ
ト数や、符号化フレームの大きさを無尽蔵に大きく設定
するわけにはいかない。
【0114】そこで、固定通信装置と移動通信装置であ
るアクセスポイント31と無線通信装置33では、相互
の通信回線を設立する際に、最大限とり得るインターリ
ーブの深さ情報を、あらかじめ、相手側に通知し、イン
ターリーブの深さを変更する際の事前情報として互いに
既知としておく。アクセスポイント31および無線通信
装置33は、通信相手が最大限とり得るインターリーブ
深さの情報を基に、伝送されるアプリケーションが、例
えば、映像や音声のデータストリームなど、遅延揺らぎ
に敏感なアプリケーションである場合、または、伝送さ
れるアプリケーションが、遅延揺らぎに敏感なアプリケ
ーションであり、かつ、伝送路の特性が変動している場
合に、図11を用いて説明したように、受信側が処理可
能な大きさの符号化フレーム内で、あるいは、複数ユニ
ットにわたって、インターリーブ処理を実行して、送信
データを生成し、ARQによる再送制御を行わないデータ
転送モードによって、データを送信する。
【0115】これにより、アクセスポイント31あるい
は無線通信装置33におけるハードウェアの制限内にお
いて、最も良好な時間ダイバーシティ効果を提供するこ
とが可能となる。
【0116】ここでは、図5を用いて説明したように、
固定無線通信装置であるアクセスポイント31と、移動
無線通信装置である無線通信装置33が通信を行う場合
について説明したが、移動無線通信装置である無線通信
装置33同士で通信を行う場合においても、本発明は適
用することができる。
【0117】また、ここでは、お互いに送受信機能を有
するアクセスポイント31と、無線通信装置33とが情
報を授受する場合について説明したが、情報の送信機能
のみを有する送信装置から情報が送信される場合、およ
び、情報の受信機能のみを有する受信装置が情報を受信
する場合においても、本発明は適用することができる。
【0118】上述した一連の処理は、ソフトウェアによ
り実行することもできる。そのソフトウェアは、そのソ
フトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェ
アに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプ
ログラムをインストールすることで、各種の機能を実行
することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュー
タなどに、記録媒体からインストールされる。
【0119】この記録媒体は、図6に示すように、コン
ピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するため
に配布される、プログラムが記録されている磁気ディス
ク51(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク5
2(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD
(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク
53(MD(Mini-Disk)(商標)を含む)、もしくは半
導体メモリ54などよりなるパッケージメディアなどに
より構成される。
【0120】また、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0121】なお、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0122】
【発明の効果】以上のように、第1の本発明によれば、
他の無線通信装置に、情報を送信することができる。ま
た、第1の本発明によれば、送信される情報の種類に基
づいて、インターリーブする情報のブロックの大きさを
変更することができるので、遅延揺らぎのない良好な通
信を提供することが可能となる。
【0123】第2の本発明によれば、第1の無線通信装
置で送信された情報を、第2の無線通信装置が受信する
ことができる。また、第2の本発明によれば、情報を送
信する側において、インターリーブする情報のブロック
の大きさを変更することができるので、受信側で、遅延
揺らぎの影響を受けることがなくなり、良好な通信を提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】HIPERLAN2のフレーム構造について説明する図
である。
【図2】従来のHIPERLAN2のチャネルコーディング構成
について説明する図である。
【図3】移動局が移動した場合の、受信SNRの変動につ
いて説明する図である。
【図4】移動局が移動した場合に発生するバーストエラ
ーについて説明する図である。
【図5】本発明を適応した無線通信システムについて説
明する図である。
【図6】図5のアクセスポイントの構成を示すブロック
図である。
【図7】図6の送受信回路部の更に詳細な構成を示すブ
ロック図である。
【図8】図7の送信処理部の更に詳細な構成を示すブロ
ック図である。
【図9】図7の受信処理部の更に詳細な構成を示すブロ
ック図である。
【図10】図5の無線通信装置の構成を示すブロック図
である。
【図11】本発明を適応した、HIPERLAN2のチャネルコ
ーディング構成について説明する図である。
【図12】図11を用いて説明したチャネルコーディン
グのデータを受信した場合について説明する図である。
【図13】インターリーブ深さを決定する処理について
説明するフローチャートである。
【符号の説明】
31 アクセスポイント, 33 無線通信装置, 4
1 制御部, 42送受信回路部, 61 送受信制御
部, 62 データ入出力処理部, 63送信処理部,
64 受信処理部, 86 インターリーバ, 14
1 主制御部, 152 送受信回路部, 171,
符号化ビット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 國弘 卓志 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5K014 AA01 DA02 FA03 FA11 FA16 5K041 AA01 BB08 CC07 DD01 FF30 FF32 GG03 HH32

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の無線通信装置に情報を送信すること
    が可能な無線通信装置において、 前記他の無線通信装置に送信する情報を、無線を介して
    送信可能なデータに変換する変換手段と、 前記変換手段により変換された前記情報を、前記他の無
    線通信装置に送信する送信手段と、 前記送信手段により送信される前記情報の種類を検出す
    る第1の検出手段とを備え、 前記変換手段は、前記情報をインターリーブするインタ
    ーリーブ手段を含み、 前記インターリーブ手段は、前記第1の検出手段による
    検出結果に基づいて、インターリーブする前記情報のブ
    ロックの大きさを変更することを特徴とする無線通信装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1の検出手段は、前記情報の種類
    が、遅延揺らぎに敏感なアプリケーションのデータであ
    るか否かを検出し、 前記第1の検出手段により、前記情報が遅延揺らぎに敏
    感なアプリケーションのデータではないことが検出され
    た場合、前記インターリーブ手段は、インターリーブす
    る前記情報のブロックの大きさを1ユニット単位とし、 前記第1の検出手段により、前記情報が遅延揺らぎに敏
    感なアプリケーションのデータであることが検出された
    場合、前記インターリーブ手段は、インターリーブする
    前記情報のブロックの大きさを1ユニットよりも大きく
    することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記他の無線通信装置とのデータ伝送路
    の特性の変化を検出する第2の検出手段を更に備え、 前記第1の検出手段により、前記情報が遅延揺らぎに敏
    感なアプリケーションのデータではないことが検出され
    るか、あるいは、前記第2の検出手段により、前記デー
    タ伝送路の特性が変化していないことが検出された場
    合、前記インターリーブ手段は、インターリーブする前
    記情報のブロックの大きさを1ユニット単位とし、 前記第1の検出手段により、前記情報が遅延揺らぎに敏
    感なアプリケーションのデータであることが検出され、
    かつ、前記第2の検出手段により、前記データ伝送路の
    特性が変化したことが検出された場合、前記インターリ
    ーブ手段は、インターリーブする前記情報のブロックの
    大きさを1ユニットよりも大きくすることを特徴とする
    請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記インターリーブ手段によりインター
    リーブすることが可能な、前記情報のブロックの大きさ
    の最大値を取得する取得手段を更に備え、 前記送信手段は、前記他の無線通信装置へ情報の送信を
    開始する場合、前記取得手段により取得された前記ブロ
    ックの大きさの最大値を前記他の無線通信装置へ送信す
    ることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記他の無線通信装置から情報を受信す
    る受信手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記
    載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 前記受信手段は、前記他の無線通信装置
    から、前記他の無線通信装置が処理可能なデータのブロ
    ックの大きさの最大値を示す信号を受信し、前記インタ
    ーリーブ手段は、前記受信手段により受信された前記信
    号に基づいて、インターリーブする前記情報のブロック
    の大きさの最大値を制御することを特徴とする請求項5
    に記載の無線通信装置。
  7. 【請求項7】 前記送信手段は、自分自身が移動してい
    るあいだであっても、前記情報を前記他の無線通信装置
    に送信することが可能であることを特徴とする請求項1
    に記載の無線通信装置。
  8. 【請求項8】 他の無線通信装置に情報を送信すること
    が可能な無線通信装置の無線通信方法において、 前記他の無線通信装置に送信する情報を、無線を介して
    送信可能なデータに変換する変換ステップと、 前記変換ステップの処理により変換された前記情報の、
    前記他の無線通信装置への送信を制御する送信制御ステ
    ップと、 前記送信制御ステップの処理により送信が制御される前
    記情報の種類を検出する検出ステップとを含み、 前記変換ステップの処理では、前記情報をインターリー
    ブするインターリーブ処理ステップを含み、 前記インターリーブ処理ステップの処理では、前記検出
    ステップによる検出結果に基づいて、インターリーブす
    る前記情報のブロックの大きさを変更することを特徴と
    する無線通信方法。
  9. 【請求項9】 他の無線通信装置に情報を送信すること
    が可能な無線通信装置用のプログラムであって、 前記他の無線通信装置に送信する情報を、無線を介して
    送信可能なデータに変換する変換ステップと、 前記変換ステップの処理により変換された前記情報の、
    前記他の無線通信装置への送信を制御する送信制御ステ
    ップと、 前記送信制御ステップの処理により送信が制御される前
    記情報の種類を検出する検出ステップとを含み、 前記変換ステップの処理では、前記情報をインターリー
    ブするインターリーブ処理ステップを含み、 前記インターリーブ処理ステップの処理では、前記検出
    ステップによる検出結果に基づいて、インターリーブす
    る前記情報のブロックの大きさを変更することを特徴と
    するコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録さ
    れている記録媒体。
  10. 【請求項10】 他の無線通信装置に情報を送信するこ
    とが可能な無線通信装置を制御するコンピュータが実行
    可能なプログラムであって、 前記他の無線通信装置に送信する情報を、無線を介して
    送信可能なデータに変換する変換ステップと、 前記変換ステップの処理により変換された前記情報の、
    前記他の無線通信装置への送信を制御する送信制御ステ
    ップと、 前記送信制御ステップの処理により送信が制御される前
    記情報の種類を検出する検出ステップとを含み、 前記変換ステップの処理では、前記情報をインターリー
    ブするインターリーブ処理ステップを含み、 前記インターリーブ処理ステップの処理では、前記検出
    ステップによる検出結果に基づいて、インターリーブす
    る前記情報のブロックの大きさを変更することを特徴と
    するプログラム。
  11. 【請求項11】 他の無線通信装置に情報を送信するこ
    とが可能な第1の無線通信装置と、 他の無線通信装置から情報を受信することが可能な第2
    の無線通信装置とで構成される無線通信システムにおい
    て、 前記第1の無線通信装置は、 前記第2の無線通信装置に送信する情報を、無線を介し
    て送信可能なデータに変換する第1の変換手段と、 前記第1の変換手段により変換された前記情報を、前記
    第2の無線通信装置に送信する第1の送信手段と、 前記第1の送信手段により送信される前記情報の種類を
    検出する第1の検出手段とを備え、 前記第1の変換手段は、前記情報をインターリーブする
    第1のインターリーブ手段を含み、 前記第1のインターリーブ手段は、前記第1の検出手段
    による検出結果に基づいて、インターリーブする前記情
    報のブロックの大きさを変更することを特徴とし、 前記第2の無線通信装置は、 前記第1の送信手段により送信された前記情報を受信す
    る第1の受信手段を備えることを特徴とする無線通信シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 前記第2の無線通信装置は、 前記第1の無線通信装置に送信する情報を、無線を介し
    て送信可能なデータに変換する第2の変換手段と、 前記第2の変換手段により変換された前記情報を、前記
    第1の無線通信装置に送信する第2の送信手段と、 前記第2の送信手段により送信される前記情報の種類を
    検出する第2の検出手段とを更に備え、 前記第2の変換手段は、前記情報をインターリーブする
    第2のインターリーブ手段を含み、 前記第2のインターリーブ手段は、前記第2の検出手段
    による検出結果に基づいて、インターリーブする前記情
    報のブロックの大きさを変更することを特徴とする請求
    項11に記載の無線通信システム。
  13. 【請求項13】 前記第1の無線通信装置は、 前記第2の送信手段により送信された前記情報を受信す
    る第2の受信手段を更に備えることを特徴とする請求項
    12に記載の無線通信システム。
  14. 【請求項14】 前記第1の無線通信装置および前記第
    2の無線通信装置のうち、一方は、移動しながら通信可
    能な無線通信装置であり、他方は、設置位置が固定され
    ている固定無線通信装置であることを特徴とする請求項
    11に記載の無線通信システム。
  15. 【請求項15】 前記第1の無線通信装置および前記第
    2の無線通信装置は、いずれも、移動しながら通信可能
    な無線通信装置であることを特徴とする請求項11に記
    載の無線通信システム。
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