JP4169796B2 - 無線通信システム - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、多搬送波変調技術を利用する無線通信システムに関する。かかるシステムはオーディオ若しくはデータチャネル、又は、両方の組合せを伝搬する。
背景技術
直交周波数分割多重化(OFDM)又は離散マルチトーン変調(DMT)として公知であるような多搬送波変調(MCM)は、1個の高ビットレート搬送波ではなく、数個の低ビットレート搬送波を並列に変調することによってデータが高レートで伝送される技術である。MCMはスペクトル的に効率的であり、高性能ディジタル無線リンクに有効であることが分かっている。可能なアプリケーション領域には、(高品質オーディオ信号用の)ディジタルオーディオ放送(DAB)、コンピュータシステム間の高速、短距離無線リンク用の)ワイヤレス非同期転送モード(WATM)、並びに、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)のような移動無線システムが含まれる。
高データレートで伝送する際の主要な問題は、信号が種々の伝送ルートを経由して受信器に到達する多重路伝搬である。多重路伝搬は、フェージング(信号が破壊的に干渉する場合)又はシンボル間干渉(一方の信号が他方の信号に対し遅延される場合)を生じる可能性がある。MCMは、本質的にノイズ及び遅延に対し非常にロバスト性が高いので、多重路伝搬によって生ずる問題の殆どを解決することができる。
しかし、MCMを用いたとしても一部の問題は残されたままである。極度のフェードは一部のデータが失われるのに充分な期間に亘って1個以上の搬送波に影響を与えるので、データの完全性を維持するため、システムに冗長性が導入される。このための一つの手段は、4種類の基本的な形式を用いるダイバーシチとして公知である。
1.空間ダイバーシチ:同時に全てのアンテナに影響を与える
フェードの生じる可能性を減少させる目的で2本以上のアンテナを使用する。
2.時間ダイバーシチ:全てのデータのコピーに影響を与える時間的に変化するフェードが生ずる可能性を減少させる目的で、データの1個以上の付加的なコピーを、コピー間に時間遅延を与えて伝送する。
3.周波数ダイバーシチ:全ての周波数に同時に影響を与える
フェードが生ずる可能性を減少させるため、2個以上の周波数で伝送する。
4.符号化ダイバーシチ:誤り訂正符号をデータに付加する。符号化されたデータの1個のコピーしか伝送されない場合でも、データの一時的な損失に対処するため、十分な補助的な情報が符号化される。
米国特許明細書第5,283,780号には、符号化ダイバーシチの外延が記載され、多数のオーディオチャネルを同時に伝送することが扱われている。各チャネルには誤り訂正符号化が付加され、一方の搬送波から次の搬送波に定期的に切り換えられるので、周波数選択性フェードだけが各チャネル毎に伝送されたデータの一部分に影響を与える。
データのそのままの反復並びに誤り符号化の付加は、データを伝送するため必要とされる帯域幅を増大させる欠点がある。
発明の概要
本発明の目的は、多搬送波システムの性能を向上させることである。
本発明の一面によれば、複数の部分により構成されるデータストリームを供給する局を含む2個以上の局の間でデータを伝送する多搬送波変調を用いて無線通信システムを動作させる方法が提供され、この方法は、異なる形式のダイバーシチを上記部分の中の少なくとも2個の部分に適用し、ダイバーシチ手段の選択はデータの重要性又は伝送チャネルの品質に応じて動的になされることを特徴とする。
本発明の第2の面によれば、入力ビットストリームをシンボルに変換する変換手段と、各入力シンボルの1個以上のコピーを発生させる反復手段と、データストリーム内のシンボルを並び換えるインターリーブ手段と、無線チャネルを介した伝送に適するデータストリームを発生させる変調手段と、多数の周波数で変調された搬送波を発生させる手段と、送信手段とを有する送信機が提供され、この送信機は、データの重要性又は伝送チャネルの品質に応じて適用されるダイバーシチ手段を動的に変更する手段が設けられていることを特徴とする。
本発明の第3の面によれば、多数の周波数で信号を受信する受信手段と、多数の周波数で変調された搬送波から変調されたデータを取り出す手段と、送信されたデータからデータストリームを取り出す復調手段と、データストリーム内のシンボルを並び換える逆インターリーブ手段と、シンボルの1個以上の送信されたコピーから1個の出力シンボルを発生させる合成手段と、シンボルストリームから出力ビットストリームを発生させる変換手段とを有する受信機が提供され、この受信機は、送信のため使用されたダイバーシチ手段に対応するため適用されるダイバーシチ手段を動的に変更する手段が設けられていることを特徴とする。
本発明が依拠する認識であって、従来技術の中には見られない認識は、伝送される全てのデータが必ずしも同程度の保護を必要としないので、システムが実施するダイバーシチは変更し得ることが望ましいということである。
本発明によれば、多搬送波変調を使用する無線通信システムは、例えば、伝送される情報の重要性及び無線チャネルの状態に依存して、伝送されるべきデータの構成部分に対しダイバーシチを可変的に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
以下、添付図面を参照して、例を用いて本発明を説明する。図面中、
図1は本発明によるシステムのブロック構成図であり、
図2は本発明に従って構成された送信機の一実施例のブロック構成図であり、
図3は本発明に従って構成された受信機の一実施例のブロック構成図である。
本発明の実施態様
図1に示されたシステムは二つの局102及び104により構成され、各局はトランシーバを含み、局間には双方向無線通信リンクが設けられる。
図2に示された送信機は、入力ビットストリームを処理し、MCM技術を用いてその入力ビットストリームを放送する。入力ビットストリームは送信されるべきデータによって構成され、ロバスト性を高めるため、選択的に誤り訂正符号が付加される。このビットストリームは、最初に変換器202に与えられ、変換器202は更なる処理のため要求される入力シンボルのストリームを生成する。制御ブロック228は、生成された入力シンボルが送信のため使用される変調スキームに適切であることを保証する。例えば、直角位相シフトキーイング(QPSK)を使用すべき場合には、2ビットシンボルの生成が保証される。制御ブロックは、ダイバーシチがどのように適用されたかを詳細に示す情報をデータストリームに付加してもよい。
シンボル反復器204は、この入力シンボルのストリームを取得し、制御ブロック229からの命令に従って各シンボルを1回以上出力する(これにより、データストリームの異なる部分に対し異なる量のダイバーシチを実現することができる)。要求に応じて、セキュリティ上の理由から、入力シンボルのストリームは、選択的な暗号化ブロック206によって暗号化される。暗号化ブロック206が設けられた場合、暗号化ブロックは制御ブロック228からの命令に従って動作する。
マルチプレクサ208は、N1個のシンボルの直列ストリームを入力として取得し、各シンボルをN1本の並列出力ラインの中の1本のライン上に出力する。制御ブロック228はブロックサイズを変更してもよく、要求される出力ライン数が少ない場合、ビットストリームはN1個未満のシンボルで構成することができる。インターリーブ器210は、制御ブロック228からの命令に従って、シンボルを並べ換え、並べ換えられたシンボルを出力データラインに供給する。出力シンボルは、デマルチプレクサ212によって直列シンボルに再構成される。
次に、マルチプレクサ214は、N2個のシンボルの直列ストリームを入力として受け、各シンボルをN2本の並列出力ラインの中の1本のライン上に出力する。制御ブロック228はブロックサイズを変更してもよく、要求される出力ライン数が少ない場合、ビットストリームはN2個未満のシンボルで構成することができる。尚、N1=N2の場合には、デマルチプレクサ212及びマルチプレクサ214は省略できることに注意する必要がある。
マルチプレクサ214(N1=N2の場合にはインターリーブ器210)からの各出力データライン上のシンボルは、変調器216によって変調される。変調器216における変調方法(例えば、QPSK)は制御ブロック228によって制御され、制御ブロック228は、変調方法が変換器202によって生成されたシンボルに適切であることを保証する。要求に応じて、例えば、送信機から異なる距離の多数のユーザにサービスを提供するシステムの場合、各シンボルを送信するため使用される電力レベルは、選択的な電力コントローラブロック218により調節することができる。次に、変調されたデータは、デマルチプレクサ222により直列データストリームに再編成される前に、IFFTブロック220によって逆高速フーリエ変換を受ける。
データストリームが伝送に適するために、シンボル拡張ブロック224によって、シンボル間干渉を防止するため、巡回拡張部(ガードインタバルとも処される)が付加され、パルス成形が行われる。シンボル拡張ブロック224によって使用される技術は、例えば、M.Alard及びR.Lassalle著の“Principles of Modulation and Channel Coding for Digital Broadcasting for Mobile Receivers”,EBU Review-Technical, August 1987, pp.168-190に記載されているように公知である。
最後に、信号は無線放送手段226に送られる。
制御ブロック228の基本的な役割は、入力データストリームの構成部分を識別すること、例えば、宛先情報と他の制御情報を識別することである。この情報は、伝送チャネルの品質に関して獲得された他の情報と共に、データストリームの構成部分に適用されるべきダイバーシチの程度と、適切な変調スキームを使用する周波数スロットとを決めることができる。
制御ブロック228は、システムの挙動を変更するため使用され得る最大3個までの調節可能な数量を利用することができる。
1.第1の数量は入力シンボルのビット数mである。mビットを符号化するシンボルは2m個の状態を有する。
2.第2の数量はデータブロックサイズn1である。このサイズは、マルチプレクサ208の並列出力ラインの本数N1を超えられない。
3.第3の数量はMCMシンボルサイズn2である。このサイズは伝送される搬送波の個数とも一致する。このサイズは、マルチプレクサ214の並列出力ラインの本数N2を超えられない。
変調器216のための変調スキームの選択は、要求される入力シンボルの数mを決める。
殆どのアプリケーションにおいて、データブロックサイズn1は、MCMシンボルサイズn2の整数倍である。n1=k×n2である場合、1個のデータブロックはk個のMCM伝送周期で伝送される。したがって、k>1である場合、デマルチプレクサ212からの出力でn2個よりも多数個に分割されるシンボルが異なるじかんに伝送されるので、制御ブロックは時間ダイバーシチを利用することができる。これは、インターリーブ器210によって使用されるアルゴリズムを制御することにより実現される。
IFFTブロック220の異なる入力ラインに供給されるデータは、異なる搬送周波数で変調されて伝送される(例えば、J.A.C.Binghamによる“Multicarrier Modulation for Data Transmission: An Idea Whose Time Has Come”,IEEE Communications Magazine, May 1990, pp.5-14に記載されている)。したがって、制御ブロックは、インターリーブ器210により使用されるアルゴリズムを制御することにより周波数ダイバーシチを実現することができるので、反復器204によって生成されたデータのコピーは、IFFTブロックへの異なる入力ラインに現れる。
図3に示された受信機は、放送MCM信号を受信し、送信機への入力として与えられたビットストリームを再生するため放送MCM信号を処理する。無線受信手段302は複素時間域波形を発生し、シンボル復元ブロック304は、その波形から送信機によって付加された巡回拡張部を除去する。この波形は、次に、マルチプレクサ306に入力として供給され、マルチプレクサ306は、1個のMCMシンボルを伝送するため要する時間に対応する波形の一部分を取得し、その波形の一部分をN2個のサンプルに分離する。分離された各サンプルは、N2本の並列出力ラインの中の1本のラインに供給される。制御ブロック326はブロックサイズを変更することが可能であり、波形は、実際に伝送された搬送波の数に一致するようにN2個未満の個数のサンプルに分離される。
サンプルは、次に、高速フーリエ変換を適用するためFFTブロック308に供給され、FFTブロックは各出力ラインに変調されたデータを発生する。データはシンボル復調ブロック310によって復調される。シンボル復調ブロック310における復調方法は、送信の際に使用された方法と一致するように制御ブロック326によって制御される。出力シンボル(勿論、伝送誤りに起因して間違いを含む場合がある)は、次に、デマルチプレクサ312によって直列ストリームに再編成される。
マルチプレクサ314は、N1個のシンボルのストリームを入力として取得し、各シンボルをN1本の並列出力ラインの中の1本のライン上に出力する。制御ブロック326は、送信のため使用されたデータブロックサイズに一致するようにブロックサイズを変更することができる。出力シンボルは逆インターリーブ器316に供給され、逆インターリーブ器316は、送信時と同じアルゴリズムを使用する制御ブロック326の命令に従って、出力シンボルを並び換え、出力ラインに供給する。結果として得られたシンボルの組は、デマルチプレクサ318によって直列ストリームに再編成される。
送信機の場合と同様に、N1=N2であるとき、デマルチプレクサ312及びマルチプレクサ314は省略してもよく、復調器310からの出力が逆インターリーブ器316への入力としてそのまま使用される。
送信の際に暗号化が行われている場合、直列シンボルストリームは暗号解読ブロック320によって処理される。
生成され、周波数ダイバーシチ或いは時間ダイバーシチを用いて送信されたシンボルの多数のコピーは、合成器322に入力として供給される直列シンボルストリーム内で相互に隣接する。合成器322は、シンボルに対する正しい値を決めるため、各種の技術を使用することができる。一例として、異なる搬送波上で同じ時間に送信されたデータのn個のコピーを用いる差動位相シフトキーイング(DPSK)の場合、合成された複素シンボルは、
Figure 0004169796
から決定され得る。式中、Re(x)は、xの実部を表し、xi(t)は時点tでチャネルiから受信された位相を表し、xi(t−1)は先行のシンボルから受信された位相の複素共役を表し、gi 2は、決定を最適化するように選択されたスケーリング率を表す。受信されたデータはd(t)の位相を1個以上の閾値と比較することにより決定される。
最後に、変換器324は、供給されたシンボルのストリームから所望の出力ビットストリームを再生し、制御ブロック326は使用されるシンボルに対し適切な変換が行われることを保証する。
本発明に従って構成されたMCMシステムの実際の動作を更に考察するため、以下では2通りの例について説明する。
第1の例は、WATMのような高ビットレート室内通信システムの例である。チャネルは定常的であるか、或いは、緩やかに変化し、入力データはインターリーブ処理の深さの利点が得られる程度に長い符号語を用いるチャネル符号化によって保護される場合を考える。時間ダイバーシチは有効ではないと考えられる。個のシステムに対するパラメータは以下の通りである。
搬送波数N2=16
巡回拡張部 2サンプル
送信機側の有効サンプリングレート=20MHz
OFDMシンボル期間=0.9μs
変調DQPSK、変換器は2ビットを1シンボルに合成
総ビットレート 2×16/0.9e−6=35.56Mbps
以下の3種類の動作モードを想定する。適切なモードは、各搬送波の信号レベル及びデータ品質を検査することにより決定される。必要なシグナリングは、最適な動作モードを確立するため(良好に保護されたチャネルを用いて)実施され得る。
1.良好な条件下で有意な多重路フェージングが存在しない場合、ダイバーシティは要求されない。データは(チャネル符号化によって変更されたような)総ビットレートで伝送される。インターリーブ処理の利点は無いので、N1=N2に設定される。ブロック210、212及び214は必要とされないので、処理能力を節約するためバイパスしても構わない。
2.悪い条件下で周波数ダイバーシチが(本例では全てのデータに)適用される。本例の場合、全シンボルが1回ずつ反復される。この場合も、N1=N2に設定される。固定ブロックのインターリーブ処理が、反復されたシンボルをN1/2で分離するため適用される。実際上、これ以外にシンボル順序の並び換えを行う必要がない。伝送レートは、第1の動作モードよりも2倍だけ低下される。
インターリーブ処理されたシンボルの順序は、1,3,5,...,N1−1,2,4,6,...,Nになる。
3.ある種の条件下で、固定ダイバーシチ分離は有効ではない。このような条件の一例は、周波数域におけるチャネル伝達関数がダイバーシチ分離(又はその倍数)に一致する周期の周期性を有する場合である。この条件は、例えば、チャネルが、ダイバーシチ間隔の逆数(又は、ダイバーシチ間隔の逆数の倍数)に一致する遅延差を偶然に有する2個の支配的な伝搬路を含む場合に起こり得る。本例では、N1を増加させてもよく、例えば、N1=8×N2である。インターリーブ器210は、反復シンボルのダイバーシチ分離が一致せず、OFDMシンボル毎に変化するように構成してもよい。伝送レートは第2の動作モードの伝送レートと同じである。N2個のインターリーブ処理されたシンボルの第1のブロックの順序は、第2の動作モードと同じでもよい。巡回シフトがデータの一部に適用される場合、第2のブロックの順序は、例えば、1,3,5,7,9,11,13,15,6,8,10,12,14,16,2,4になる。
第2の例は移動無線システムの場合の例である。この場合、チャネルは急速に変化してもよいので、時間ダイバーシチが有効である。
音声通信のため使用されるダウンリンクを最初に想定する。システムへの入力データは、単一のデータストリームに多重化された種々のユーザからの符号化された音声を含む。一例として、各音声に対し、一部のビットのフレームエラーが音声品質の観点から重要ではない場合(例えば、GSMフルレートコーデックはこの特性を有する)を想定する。チャネル符号化は最上位ビットだけに適用される。
音声コーデックのパラメータは以下の通りである。
ビットレート=8kbps
上位ビットの端数=0.5
上位ビットに適用される符号化レート=2/3
(符号化された)上位ビットのビットレート=6kbps
(符号化されない)下位ビットのビットレート=4kbps
伝送システムのパラメータは以下の通りである。
搬送波数N2=512
巡回拡張部 100サンプル
送信機側の有効サンプリングレート=20MHz
OFDMシンボル期間=30.6μs
変調DQPSK、変換器は2ビットを1シンボルに合成
総ビットレート 2×512/0.6e−6=33.46Mbps
本システムは、理論的に、約3300個の音声チャネルをサポートすることができる。本例では、反復器204は、符号化された上位ビットを含むシンボルだけを1回ずつ反復する。
最初にダウンリンクを想定する。時間及び周波数の両方のダイバーシチが移動中の端末の多重路フェージングへの耐性を実現するため適用される。本例では、両方のダイバーシチが考慮される。本例において、N1>N2であり、例えば、N1=8×N2であり、インターリーブ器210は、反復されたビットレートが時間及び周波数に関して分離されるように構成される。本例では、データの時間及び周波数域の間隔が均一である点を除いて、128×32ブロックのインターリーブ器が適切である。均一ではない間隔は、128×32要素のマトリックス内の行及び列の巡回シフトによって実現され得る。
次に、アップリンクを想定する。この場合、総ビットレートは非常に小さい(すなわち、一人のユーザからの音声である)。このため、及び、(電力消費の節約のような)種々の他の実際的な理由から、制限された数の隣接した搬送波を用いて伝送することが望ましい。入力ストリームには、(少なくとも概念的に)ヌルデータが詰め込まれ、この場合、変調器216からの出力は、望ましい搬送波を除いて、零である。インターリーブ器210は、決められた間隔で周波数に関して分離された少数のシンボルブロック(例えば、2個)を生成するように構成される。反復されるシンボルは、周波数ダイバーシチを実現するため、種々のブロックに配置される。
一例として、音声コーデックは、100シンボル(チャネル符号化を含む200ビット)からなる20msのフレームでデータを送出する。上位シンボルの反復後、これは160シンボルになり、80シンボルずつの二つのグループで伝送され得る。これらのシンボルのグループの周波数域における場所は、連続的なフレームの間に変化し得る。
本明細書の開示を読むことにより、当業者には他の変形が明らかになるであろう。このような変形には、無線通信システム並びに無線システムの構成部品の設計、製造及び使用とにおいて公知である他の特徴が含まれ、これらの特徴は、本明細書に記載された特徴の代わりに、或いは、本明細書に記載された特徴に加えて使用することができる。
産業上の利用性
本発明は、ディジタルオーディオ放送、ワイヤレスATM及び将来の移動無線システムを含む広い範囲の産業上利用性がある。

Claims (8)

  1. ビットストリームをシンボルに変換し;
    前記シンボルを異なる周波数の複数の搬送波に変調し;
    前記複数の搬送波を伝送する;
    ことを有する、データを伝送する方法であって:
    前記シンボルの少なくともいくつかの1つ以上のコピーを生成し;
    インターリーブ処理アルゴリズムを適用することにより、前記コピーを含む前記シンボルを並び換え;
    前記シンボル及び該シンボルのそれぞれのコピーの周波数域での分離が時間的に変化するように、前記インターリーブ処理アルゴリズムを変更する;
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記シンボル及び該シンボルのそれぞれのコピーの時間域での分離が時間的に変化するように、前記インターリーブ処理アルゴリズムを変更することを更に有する、請求項1に記載の方法。
  3. 伝送される搬送波の数が時間的に変化するように、シンボル毎のデータビット数を変更することを更に有する、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 入力ビットストリームをシンボルに変換する変換手段と;
    前記シンボルを異なる周波数の複数の搬送波に変調する変調手段と;
    前記複数の搬送波を伝送する伝送手段と;
    を有する送信機であって:
    前記シンボルの少なくともいくつかの1つ以上のコピーを生成する反復手段と;
    インターリーブ処理アルゴリズムを適用することにより、前記コピーを含む前記シンボルを並び換えるインターリーブ手段と;
    前記シンボル及び該シンボルのそれぞれのコピーの周波数域での分離が時間的に変化するように、前記インターリーブ処理アルゴリズムを変更する制御手段と;
    を有することを特徴とする送信機。
  5. 前記シンボル及び該シンボルのそれぞれのコピーの時間域での分離が時間的に変化するように、前記インターリーブ処理アルゴリズムを変更する手段を更に有する、請求項4に記載の送信機。
  6. 伝送される搬送波の数が時間的に変化するように、シンボル毎のデータビット数を変更する手段を更に有する、請求項4又は5に記載の送信機。
  7. シンボルで変調された異なる周波数で複数の搬送波を受信する受信手段と;
    前記受信した搬送波から前記シンボルを取り出す復調手段と;
    前記取り出されたシンボルをビットストリームに変換する変換手段と;
    を有する受信機であって:
    逆インターリーブ処理アルゴリズムに従って前記取り出されたシンボルを並び換える逆インターリーブ手段と;
    前記逆インターリーブされたシンボルの少なくともいくつかの伝送されたバージョンを合成することにより、1つの出力シンボルを生成する合成手段と;
    変化する量だけ周波数域で分離されたシンボル及び該シンボルのそれぞれのコピーが前記合成手段により合成されるように、前記逆インターリーブ処理アルゴリズムを変更する制御手段と;
    を有することを特徴とする受信機。
  8. 変化する量だけ時間域で分離されたシンボル及び該シンボルのそれぞれのコピーが前記合成手段により合成されるように、前記逆インターリーブ処理アルゴリズムを変更する手段を有する、請求項7に記載の受信機。
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