JP2778498B2 - スペクトラム拡散ダイバーシチ送受信機 - Google Patents

スペクトラム拡散ダイバーシチ送受信機

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JP2778498B2
JP2778498B2 JP274195A JP274195A JP2778498B2 JP 2778498 B2 JP2778498 B2 JP 2778498B2 JP 274195 A JP274195 A JP 274195A JP 274195 A JP274195 A JP 274195A JP 2778498 B2 JP2778498 B2 JP 2778498B2
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    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダイバーシチ送受信機に
関し、一般に、厳しいマルチパスフェージングが問題と
デジタル無線伝送において、スペクトラム拡散による符
号化多重インターリーブ誤り訂正を利用したダイバーシ
チ送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】フェージング回線における無線伝送で
は、通常ダイバーシチ受信が必要となる。フェージング
はフラットフェージングと選択制フェージングに大別で
きる。フラットフェージングとは、マルチパス伝搬は発
生していないが、直接受信波そのものが伝搬途中にて振
幅・位相の変動を受けるものである。他方、選択性フェ
ージングとは、マルチパス伝搬が発生し、その各々のマ
ルチパスによる到来波が独立の振幅・位相の変動を受け
るものである。この場合、受信信号は、複数のマルチパ
ス波の合成波となるため、位相変動の状況によりある周
波数にて逆相合成となることがある。すなわち、受信ス
ペクトラムに周波数選択的なフェード(ノッチ)が発生
する。前記フラットフェージングの場合には、受信レベ
ルの変動が問題となり、受信波形そのものは歪みを受け
ない。しかしマルチパスによる選択性フェージングの場
合は、受信レベル変動に加えて受信波形に歪みが発生す
る。
【0003】以上のようなフェージング回線に対して
は、従来からダイバーシチ受信および適応等化技術が用
いられている。これらには種々の方式があるが、ここで
はマルチパス歪みに対して効果的であるとされるスペク
トラム拡散通信を従来技術として扱うことにある。スペ
クトラム拡散は本来、軍用の妨害波に対してロバスト通
信を行うことを目的としてきた。一方、遅延時間の長い
マルチパス波は所望の主波信号との相関が低くなる。こ
の場合スペクトラム拡散を適用すると、マルチパス波は
拡散符号と相関が取れなくなり、逆拡散操作において抑
圧される。すなわち、スペクトラム拡散はマルチパス波
をも干渉妨害とみなすことで一種の適応等化器であると
言える。しかし遅延時間の短いマルチパス波は主波信号
との相関が高くなり、逆拡散による抑圧は期待できな
い。この場合、マルチパス波と主波との遅延時間が小さ
いため、逆相合成により受信信号のフェードアウトが発
生し得る。このようなフェードアウトに対処するには、
複数の伝搬経路の無相関性を利用したダイバーシチ受信
が有効である。
【0004】図5(1)はダイバーシチ送受信の原理
図、図5(2),(3),(4)はそれぞれダイバーシ
チパス503,504,505の受信電界レベルの変動
を示す図、図5(5)は受信機502の出力(ダイバー
シチ合成)の受信電界レベルの変動を示す図である。
【0005】送信機501は無指向性アンテナ1個を用
いて送信を行うと仮定する。無指向アンテナから放射さ
れた電波は、ダイバーシチパス504の直接伝搬経路
と、ダイバーシチパス503とダイバーシチパス505
の反射を含む経路を伝搬し、マルチパス伝搬が発生する
モデルを考える。この場合、経路が空間的に相違するた
め、フェージングはそれぞれ独立となり、受信電界レベ
ルの変動は図5(2),図5(2),図5(3),図5
(4)のようになる。このようなモデルに対してダイバ
ーシチ受信は、それぞれのダイバーシチブランチのう
ち、フェードアウトしていない部分を選択または合成し
(図5(5))、フェードアウトの確率を減らす。この
形態のダイバーシチは伝搬経路の無相関性を利用してい
るため、空間ダイバーシチまたはパスダイバーシチと呼
ばれている。このパスダイバーシチを実現する手段とし
ては、通常、複数アンテナを用いたアダプティブアレイ
などが用いられる。すなわちアダプティブアレイの指向
性制御により複数のマルチバス到来波を抽出し、最大比
合成すればダイバーシチ合成が可能となる。
【0006】図4はスペクトラム拡散とダイバーシチを
組み合わせスペクトラム拡散ダイバーシチ送受信機の構
成図で、図4(1)は送信機、図4(2)は受信機を示
す。送信機は誤り訂正符号器401とインターリーブ回
路402と分岐回路403とN個の変調器4041 〜4
04N とN個のスペクトラム拡散回路4051 〜405
N と合成回路406と送信機407と送信アンテナ40
8で構成されている。
【0007】受信機はN個の受信アンテナ4091 〜4
09N とN個の受信機4101 〜410N とN個のスペ
クトラム逆拡散回路4111 〜411N とダイバーシチ
合成回路412と復調器413とデインターリーブ回路
414と復号器415で構成されている。
【0008】図4に示す従来技術そのものに関する文献
は存在しないが、図4はスペクトラム拡散による符号化
多重の技術と通常のダイバーシチ合成とさらにインター
リーブ誤り訂正を単純に組み合わせたものである。すな
わち、スペクトラム拡散、ダイバーシチ、インターリー
ブ誤り訂正などの個別従来技術に関しては、“Principl
es of Secure Communication Systems, ”Don J.Torrie
ri, Artech Houseなどのテキストに詳細に説明されてい
る。
【0009】送信機において、誤り訂正符号器401と
インターリーブ回路402によりバースト誤り訂正のた
めの符号化を行う。この符号化されたデータを分岐回路
403でN分岐し、変調器4041 〜404N により1
次変調を行い、さらにN個のスペクトラム拡散回路41
1 〜411N により拡散を行う。ここではそれぞれ独
立の拡散符号が用いられ、合成回路406において符号
化多重が行われる。すなわち符号化多重チャネルがNブ
ランチのダイバーシチ送信に用いられている。該合成波
は送信機407を経て送信アナテナ408にて送信され
る。
【0010】受信機においては、N個の受信アンテナ4
091 〜409N により受信されたNブランチの信号は
受信機4101 〜410N を経てスペクトラム逆拡散回
路4111 〜411N によりそれぞれ送信側ブランチと
該当する拡散符号により逆拡散される。この操作により
Nブランチの信号が抽出分離され、ダイバーシチ合成回
路412に入力される。ここで注意すべきことは、ダイ
バーシチを実現するには各ブランチの信号は相関性が無
いことが条件となる。具体的には、N個の受信アンテナ
がそれぞれ到来角度の異なるマルチパス波を抽出受信す
る必要がある。ここで、N個の受信アンテナ4091
409N の設置間隔によっては、アンテナ間の無相関性
は確保されない場合がある。例えばアダプティブ・アン
テナのような場合には、無線周波数の半波長の整数倍で
設置されるケースである、この場合には、アンテナ素子
受信信号間には相関性が生じる。このような場合には、
受信機4101 〜410N の後段にN個のサブアレイプ
ロセッサを備えて、N個の等価アンテナビーム制御によ
りN個のバスによる信号を抽出する必要がある。この処
理に直接関係する文献は無いが、干渉波除去を目的とし
てアダプティブアレイとスペクトラム拡散を組み合わせ
た方式が“Combination of an Adaptive Array Antenna
and a Canceller of Interference for Direct-Sequen
ce Spread-Spectrum Multiple Access System,”R.Kohn
o, et al. IEEE JOURNAL OF SELECTEDAREAS IN COMMUNI
CATIONS. VOL. 8. NO.4 MAY 1990 として提案されてい
る。
【0011】ダイバーシチ合成回路412には種々の方
式があり、適応フィルタを用いて線形合成するタイプ、
あるいは切替ダイバーシチを行うタイプなどである。合
成タイプとしての従来例としては、特開平4−1678
29などがある。該公報では復調器の判定データとブラ
ンチ間との相関を利用してスペクトラム拡散のダイバー
シチ合成を実現している。復調器413は送信側の1次
変調に対して復調を行い、デインターリーブ回路414
と復号器415によりバースト誤り訂正を行う。なお、
図4の従来技術ではバースト誤り訂正を採用している
が、これはマルチパスフェージング伝搬路では瞬断が発
生しやすいので、これによるバースト誤りに対応するた
めである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
は、ダイバーシチ合成を行うために、それぞれ無相関な
ダイバーシチブランチ受信波を抽出するので、複数のア
ンテナを用いて適応ダイバーシチ合成またはアダプティ
ブアレイなどを構成する必要がある。したがって、受信
アンテナおよび受信機をダイバーシチブランチ数だけ必
要とし、受信側の装置規模を大きくするという問題点が
ある。また、図5にマルチバス経路の一例を図示した
が、反射物からのマルチパスは反射物そのものの性質に
より変化し、特に陸上移動通信などにおいては、マルチ
バス状況は常に一定とはならない。すなわち、常にマル
チバスが存在するとも限らず、この場合にはダイバーシ
チブランチ次数の減少につながり、バスダイバーシチ効
果は得られないという問題がある。
【0013】本発明の目的は、装置規模が小さく、かつ
常に安定したダイバーシチブランチが確保されるスペク
トラム拡散ダイバーシチ送受信機を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のスペクト
ラム拡散ダイバーシチ送受信機は、送信データに対して
誤り訂正符号化を行う誤り訂正符号化手段と、該手段の
出力を複数ブランチに分岐した各ブランチ信号にそれぞ
れ異なる遅延時間を与える遅延手段と、該手段の各ブラ
ンチ出力に対しインターリーブを行うインターリーブ手
段と、該手段による各ブランチ出力に対しそれぞれ個別
に変調を行う変調手段と、該手段の各ブランチ出力に対
しそれぞれ異なる拡散符号によりスペクトラム拡散を行
うスペクトラム拡散手段と、該出力による出力を合成し
て符号化多重する合成手段と、該符号化多重信号を送信
する送信手段を有する送信機と、前記符号化多重信号を
受信する受信手段と、該受信信号を分岐させる分岐手段
と、各ブランチ信号に対して前記送信側の複数の拡散符
号によりスペクトラム逆拡散を行うスペクトラム逆拡散
手段と、該手段により符号化分離された複数ブランチの
受信信号に対しそれぞれ個別に復調を行う復調手段と、
該復調された複数のブランチ受信信号に対し、前記送信
側インターリーブと逆のデインターリーブを行うデイン
ターリーブ手段と、送信機の遅延手段で与えられたブラ
ンチ間の遅延差を吸収すべく、該手段による各ブランチ
出力にそれぞれ異なる遅延時間を与えて遅延調整を行う
遅延手段と、該手段による各ブランチ信号に対し多数決
判定を行う多数決判定手段と、該手段による判定データ
に対し誤り訂正復号化を行う誤り訂正復号化手段とを有
する受信機を含む。
【0015】本発明の第2のスペクトラム拡散ダイバー
シチ送受信機は、送信データを複数ブランチに分岐した
各ブランチ信号にそれぞれ異なる遅延時間を与える遅延
手段と、該手段の各ブランチ出力に対しインターリーブ
を行うインターリーブ手段と、該手段による各ブランチ
出力に対しそれぞれ個別に変調を行う変調手段と、該手
段の各ブランチ出力に対しそれぞれ異なる拡散符号によ
りスペクトラム拡散を行うスペクトラム拡散手段と、該
出力による出力を合成して符号化多重する合成手段と、
該符号化多重信号を送信する送信手段を有する送信機
と、前記符号化多重信号を受信する受信手段と、該受信
信号を分岐し、前記送信側の複数の拡散符号によりスペ
クトラム逆拡散を行うスペクトラム逆拡散手段と、該手
段により符号化分離された複数ブランチの受信信号に対
しそれぞれ個別に復調を行う復調手段と、該復調された
複数のブランチ受信信号に対し、前記送信側インターリ
ーブと逆のデインターリーブを行うデインターリーブ手
段と、送信機の遅延手段で与えられたブランチ信号間の
遅延差を吸収すべく、デインターリーブ手段による各ブ
ランチ出力にそれぞれ異なる遅延時間を与えて遅延調整
を行う遅延手段と、該手段による各ブランチ信号に対し
多数決判定を行う多数決判定手段とを有する受信機を含
む。
【0016】
【作用】本発明は、周波数帯域を広げる周波数ダイバー
シチや、マルチパス経路に依存する空間ダイバーシチを
採用するのではなく、符号化多重を用いた時間ダイバー
シチと、インターリーブを用いたバースト誤り訂正との
組合せによりスペクトラム拡散ダイバーシチ送受信機を
実現する。
【0017】第1のスペクトラム拡散ダイバーシチ送受
信機は、マルチバスフェージングなどに起因する瞬断に
よるバースト誤りをインターリーブにより単にランダム
化するだけでなく、遅延差処理によりダイバーシチブラ
ンチ間でもバースト誤りの影響をランダム化し、さら
に、多数決判定処理により、ランダム誤りをダイバーシ
チブランチを利用して抑圧していることになる。この動
作は、時間ダイバーシチであり、多数決判定は等価的に
ダイバーシチ合成またはダイバーシチ切替合成に該当す
る。したがって、スペクトラム拡散通信において、固定
の複数アンテナまたはアダプティアレイなどによる空間
ダイバーシチもしくは周波数ダイバーシチを用いなくて
も、符号化多重によるダイバーシチ受信が可能となる。
【0018】第2のスペクトラム拡散ダイバーシチ送受
信機は、第1のスペクトラム拡散ダイバーシチ送受信機
から誤り訂正符号化手段と誤り訂正符号手段を削除した
ものである。第1のスペクトラム拡散ダイバーシチ送受
信機においては、説明したようにダイバーシチ毎の遅延
差処理、インターリーブ処理および多数決判定処理はビ
ット誤りを抑圧する効果を有する。常にこのようにビッ
ト誤りが完全に消去されるとは限らないが、ダイバーシ
チブランチ数Nを増加させることで、多数決判定によ
り、かなりビット誤り率が改善されることは明白であ
る。したがって、このような場合には、誤り訂正処理を
省いても回線品質が保証される。以上のことにより、第
2のスペクトラム拡散ダイバーシチ送受信機は、誤り訂
正符号化手段と誤り訂正符号手段が削除されている。こ
の場合、誤り訂正による付加ビットが不要となり、信号
帯域を拡大することなく、ダイバーシチそのものにより
回線品質の確保が可能となる。すなわち限られた周波数
資源を考慮すると、周波数有効利用面でのメリットが大
きいといえる。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0020】図1は本発明の第1の実施例のスペクトラ
ム拡散ダイバーシチ送受信機の構成図、図2はその動作
説明図である。
【0021】送信機(図1(1))は誤り訂正符号器1
0と(N−1)個の遅延素子102 1 〜102N-1 とN
個のインターリーブ回路1031 〜103N とN個の変
調器1011 〜104N とN個のスペクトラム拡散回路
1051 〜105N と合成回路106と送信機107と
送信アンテナ108で構成されている。
【0022】受信機(図1(2))は受信アンテナ10
9と受信機110と分岐回路111とN個のスペクトラ
ム拡散回路1121 〜112N とN個の復調器1131
〜113N とN個のデインターリーブ回路1141 〜1
14N とN個の遅延素子1151 〜115N と多数決判
定回路116と誤り訂正復号器117で構成されてい
る。
【0023】送信機において、送信データは誤り訂正符
号器101により符号化される。これをN分岐し、遅延
素子1021 〜102N-1 に通す。ここではブランチ1
に関しては遅延させないものとする。第2のブランチは
遅延素子1022 によりτ2の遅延を、第Nのブランチ
は遅延素子102N-1 によりτNの遅延を受けるものと
する。ここで、遅延時間τ2,τ3,・・・,τnはい
ずれも相異なる。次段のインターリーブ回路1031
103N ではそれぞれインターリーブ処理を行う。ここ
で、インターリーブ周期をブランチ毎に変える場合と全
てのブランチに対して同一周期とする場合が可能であ
る。ここでは、ブランチ間でのインターリーブの周期は
全て同一である場合について説明する。インターリーブ
回路103 1 〜103N の出力は変調器1011 〜10
N-1 にて1次変調される。変調方式としてはBPS
K,QPSKなどの直交変調を前提とする。Nブランチ
の変調波はスペクトラム拡散回路1051 〜105N
より拡散される。ここで用いられる拡散符号はそれぞれ
相異なり、合成回路106で符号化多重が行われ、送信
機107と送信アンテナ108により送信される。
【0024】受信機においては、従来技術の図4で説明
したようなN個の受信アンテナとN個の受信機を用いる
のではなく、1個の受信アンテナ109と1個の受信機
110により受信を行う。受信機110の受信波は分岐
回路111によりN分岐され、スペクトラム逆拡散回路
1121 〜112N により逆拡散される。ここでは送信
機と同じ拡散符号により逆拡散されるので、符号化多重
された変調波は各ブランチ毎に分離抽出される。次段の
復調器1131 〜113N は送信側での1次変調に対し
て、復調を行う。復調器にて判定されたデータ信号はデ
インターリーブ回路1141 〜114N によりデインタ
ーリーブされ、さらに遅延素子1151〜115N によ
り遅延調整された上で多数決判定回路116にて多数決
判定を受ける。該回路116の出力は最終的に誤り訂正
復号器117により誤り訂正を受ける。
【0025】次に、上記動作によりダイバーシチ合成効
果が得られることを図2を用いて説明する。ただし、N
−4とする。
【0026】誤り訂正符号器101の出力である送信デ
ータ系列201は4分岐され、遅延素子1021 〜10
3 によりブラン チ間にて遅延時間差が与えられる。
ここでは、それぞれのブランチ間の遅延時間差を10ビ
ット長と仮定する。ブランチ間にて10ビットの遅延差
を与られた4ブランチの送信信号はインターリーブ回路
1031 〜1034 によりインターリーブ処理を受ける
が、ここではインターリーブ周期を4×6=36ビット
と仮定する。この場合、送信データ系列201はインタ
ーリーブ処理202により図示したように各ブランチの
インターリーブ用メモリに書き込まれる。通常インター
リーブ処理では、行列に配列されたインターリーブ・バ
ッファ・メモリに行方向(または列方向)にデータが書
き込まれ、読み出しはその逆に、列方向(または行方
向)に行われる。この操作によりビットの並び替え(イ
ンターリーブ)が行われる。ここでは遅延素子1021
〜102N により4個のブランチに該当するインターリ
ーブ・マトリクスにはそれぞれ10ビットの遅延差でデ
ータが書き込まれている。例えば、ブランチ1用メモリ
の1行1列にはデータ「01」が書き込まれているが、
この時第2ブランチでは1行1列にデータ「11」が、
第3のブランチではデータ「21」が、第4ブランチで
はデータ「31」がそれそれ書き込まれている。これを
列方向に各ブランチ毎に読み出した場合は出力データ系
列は、それぞれ203〜206のようになる。これら出
力データ系列203〜206の4個のブランチ信号は符
号化多重され、送信される。ここで、符号化多重信号
は、送信機107により無線周波数に周波数変換され、
送信される。
【0027】ここで注意すべき点は、4個のダイバーシ
チブランチは符号化多重により同一の無線周波数により
送信されていることである。さらに、ここでは送受信共
に1個のアンテナを用いており、空間ダイバーシチを採
用していない。4個のダイバーシチブランチ信号は同一
空間経路を伝搬する。したがって、各受信ブランチ信号
は無相関とはならず、相関1となる。すなわち、伝搬路
のマルチバスフェージングなどにより瞬断が発生した場
合、各ダイバーシチブランチは同時にバースト誤りを受
ける。このバースト誤りを図2において、203〜20
6に示した系列のハッチング部分として示す。
【0028】受信機では、ブランチ信号203〜206
に対してデインターリーブ処理を行う。ここでデインタ
ーリーブとは、送信側インターリーブとは逆の操作であ
り、ブランチ毎のバッファマトリクスに対して、インタ
ーリーブとは逆に受信データを列方向(または行方向)
に書込み、行方向(または列方向)読み出す。
【0029】また、送信機では、遅延素子1021 〜1
02N-1 によりブランチ間の遅延差を与えているため、
受信側においては、該遅延差を吸収する必要がある。そ
のため、デインターリーブ回路1141 〜114N の出
力は遅延素子115〜115 N により遅延調整を受け、
各ダイバーシチブランチ間の信号系列の順番は一致され
る。
【0030】以上のデインターリーブおよび遅延調整に
より受信信号系列203〜206は、207〜210の
ように並び替えられる。ここで、伝搬路で生じたバース
ト誤りは、時間軸上にランダム化される。例えば、第1
ブランチの204および第2ブランチの208に着目す
ると、図中のハッチング部分に示すように伝搬で受けた
バースト誤りはランダム誤りに変換されている。さら
に、ブランチ1と2とではランダム誤りの発生箇所も一
致していない。他方、ブランチ3の209とブランチ4
の210にはランダム誤りは図示されていない。これら
ブランチ3と4のランダム誤りは図示した系列よりも2
0〜30ビット以上経過してから発生する。すなわち、
ブランチ信号間に遅延差を与えてインターリーブ処理す
ることは、バースト誤りを単にランダム化するだけでな
く、ランダム化されたビット誤りの位置をダイバーシチ
ブランチ間で重ならない効果をもたらす。ブランチ信号
207〜210は図1の多数決回路116により多数決
判定される。すなわち、ビット誤りが生じているブラン
チと生じていないブランチの多数決が取られ、一致する
ブランチ数の多い方の情報ビットがデータとして判定さ
れる。ブランチ信号207〜210において、ビット誤
りを同時に生じている系列はブランチ1または2のみで
あり、またこれらは同時にはビット誤りとはなっていな
い。したがって、多数決を取ると系列211のようにビ
ット誤りは無くなる。図2の説明では、ビット誤りが多
数決処理により抑圧される様子を示しているが、いずれ
の場合に対しても完全にビット誤りを消去するとは限ら
ない。そこで、誤り訂正復号器117は誤り訂正を行
う。
【0031】本実施例は、マルチオバスフェージングな
どに起因する瞬断によるバースト誤りをインターリーブ
により単にランダム化するだけでなく、遅延差処理によ
りダイバーシチブランチ間でもバースト誤りの影響をラ
ンダム化し、さらに、多数決判定処理により、ランダム
誤りをダイバーシチブランチを利用して抑圧しているこ
とになる。この動作は、時間ダイバーシチであり、多数
決判定は等価的にダイバーシチ合成またはダイバーシチ
切替合成に該当する。したがって、スペクトラム拡散通
信において、同定の複数アンテナまたはアダプティブア
レイなどによる空間ダイバーシチもしくは周波数ダイバ
ーシチを用いなくても、符号化多重によるダイバーシチ
受信が可能となる。
【0032】図3は本発明の第2の実施例のスペクトラ
ム拡散ダイバーシチ送受信機の構成図である。
【0033】送信機(図3(1))は(N−1)個の遅
延素子3021 〜302N-1 とN個のインターリーブ回
路3031 〜303N とN個の変調器3041 〜304
N とN個のスペクトラム拡散回路3051 〜305N-1
と合成回路306と送信機307と送信アンテナ308
で構成されている。
【0034】受信機(図3(2))は受信アンテナ30
9と受信機310と分岐回路311とN個のスペクトラ
ム逆拡散回路3121 〜312N とN個の変調器313
1 〜313N とN個のデインターリーブ回路3141
314N とN個の遅延素子3151 〜315N と多数決
判定回路316で構成されている。
【0035】本実施例の各構成要素は、その参照番号の
10番代と1番代が同じ図1の実施例の構成要素と対応
している。
【0036】本実施例は、図1に示す第1の実施例から
誤り訂正符号器101と誤り訂正復号器117を削除し
たものである。第1の実施例において説明したように、
ダイバーシチ毎の遅延差処理、インターリーブ処理およ
び多数決判定処理はビット誤りを抑圧する効果を有す
る。図2に示す系列211ではビット誤りは消去されて
いる。常にこのように完全に消去されるとは限らない
が、ダイバーシチブランチ数Nを増加させることで、多
数決判定により、かなりビット誤り率が改善されること
は明白である。したがって、このような場合には、誤り
訂正処理を省いても回線品質が保証される。以上のこと
により本実施例では、誤り訂正符号器および誤り訂正復
号器を削除している。この場合、誤り訂正による付加ビ
ットが不要となり、信号帯域を拡大することなく、ダイ
バーシチそのものにより回線品質の確保が可能となる。
すなわち限られた周波数資源を考慮すると、周波数有効
利用面でのメリットが大きいといえる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、下記の
ような効果がある。
【0038】(1)請求項1の発明は、スペクトラム拡
散通信にて遅延差処理と符号化多重とインターリーブを
利用した時間ダイバーシチを構成しているので、複数ア
ンテナやアダプティブアンテナなどによる空間ダイバー
シチに比べ装置規模が小さくなる効果があり、またパス
ダイバーシチなどマルチパス波に依存した方式に比べ、
常に安定したダイバーシチブランチが確保されるため、
ダイバーシチゲインは常に保証される。
【0039】(2)請求項2の発明は、符号化多重によ
るダイバーシチブランチ数を増加させた場合、多数決処
理によりビット誤り率を改善できるため、従来の時系列
における誤り訂正を不要としたことにより、周波数有効
利用に貢献しながら、回線品質を保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のスペクトラム拡散ダイ
バーシチ送受信機の構成図である。
【図2】第1の実施例におけるダイバーシチ合成効果が
得られることを説明する図である。
【図3】本発明の第2の実施例のスペクトラム拡散ダイ
バーシチ送受信機の構成図である。
【図4】スペクトラム拡散ダイバーシチ送受信機の従来
例の構成図である。
【図5】ダイバーシチ送受信の原理図(同図(1))
と、ダイバーシチパス502,503,504,505
の受信電界レベルの変動を示す図である。
【符号の説明】
101 誤り訂正符号器 1021 〜102N-1 ,3021 〜302N-1 遅延
素子 1031 〜103N ,3031 〜303N インター
リーブ回路 1041 〜104N ,3041 〜304N 変調器 1051 〜105N ,3051 〜305N スペクト
ラム拡散回路 106,306 合成回路 107,307 送信機 108,308 送信アンテナ 109,309 受信アンテナ 110,310 受信機 111,311 分岐回路 1121 〜112N ,3121 〜312N スペクト
ラム逆拡散回路 1131 〜113N ,3131 〜313N 復調器 1141 〜114N ,3141 〜314N デインタ
ーリーブ回路 1151 〜115N ,3151 〜315N 遅延素子 116,316 多数決判定回路 117 誤り訂正復号器 201 誤り訂正符号化された送信データ系列 202 送信側インターリーブ処理 203 ブランチ1の送信データ系列 204 ブランチ2の送信データ系列 205 ブランチ3の送信データ系列 206 ブランチ4の送信データ系列 207 ブランチ1のデインターリーブ後の受信デー
タ系列 208 ブランチ2のデインターリーブ後の受信デー
タ系列 209 ブランチ3のデインターリーブ後の受信デー
タ系列 210 ブランチ4のデインターリーブ後の受信デー
タ系列 211 多数決判定後のデータ系列
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/02 - 7/08 H04L 1/02 - 1/06 H04B 1/69 - 1/713 H04J 13/00 - 13/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信データに対して誤り訂正符号化を行
    う誤り訂正符号化手段と、該手段の出力を複数ブランチ
    に分岐した各ブランチ信号にそれぞれ異なる遅延時間を
    与える遅延手段と、該手段の各ブランチ出力に対しイン
    ターリーブを行うインターリーブ手段と、該手段による
    各ブランチ出力に対しそれぞれ個別に変調を行う変調手
    段と、該手段の各ブランチ出力に対しそれぞれ異なる拡
    散符号によりスペクトラム拡散を行うスペクトラム拡散
    手段と、該出力による出力を合成して符号化多重する合
    成手段と、該符号化多重信号を送信する送信手段を有す
    る送信機と、 前記符号化多重信号を受信する受信手段と、該受信信号
    を分岐させる分岐手段と、各ブランチ信号に対して前記
    送信側の複数の拡散符号によりスペクトラム逆拡散を行
    うスペクトラム逆拡散手段と、該手段により符号化分離
    された複数ブランチの受信信号に対しそれぞれ個別に復
    調を行う復調手段と、該復調された複数のブランチ受信
    信号に対し、前記送信側インターリーブと逆のデインタ
    ーリーブを行うデインターリーブ手段と、送信機の遅延
    手段で与えられたブランチ信号間の遅延差を吸収すべ
    く、前記インターリーブ手段による各ブランチ出力にそ
    れぞれ異なる遅延時間を与えて遅延調整を行う遅延手段
    と、該手段による各ブランチ信号に対し多数決判定を行
    う多数決判定手段と、該手段による判定データに対し誤
    り訂正復号化を行う誤り訂正復号化手段とを有する受信
    機を含むスペクトラム拡散ダイバーシチ送受信機。
  2. 【請求項2】 送信データを複数ブランチに分岐した各
    ブランチ信号にそれぞれ異なる遅延時間を与える遅延手
    段と、該手段の各ブランチ出力に対しインターリーブを
    行うインターリーブ手段と、該手段による各ブランチ出
    力に対しそれぞれ個別に変調を行う変調手段と、該手段
    の各ブランチ出力に対しそれぞれ異なる拡散符号により
    スペクトラム拡散を行うスペクトラム拡散手段と、該出
    力による出力を合成して符号化多重する合成手段と、該
    符号化多重信号を送信する送信手段を有する送信機と、 前記符号化多重信号を受信する受信手段と、該受信信号
    を分岐させる分岐手段と、前記送信側の複数の拡散符号
    によりスペクトラム逆拡散を行うスペクトラム逆拡散手
    段と、該手段により符号化分離された複数ブランチの受
    信信号に対しそれぞれ個別に復調を行う復調手段と、該
    復調された複数のブランチ受信信号に対し、前記送信側
    インターリーブと逆のデインターリーブを行うデインタ
    ーリーブ手段と、送信機の遅延手段で与えられたブラン
    チ信号間の遅延差を吸収すべく、前記デインターリーブ
    手段による各ブランチ出力にそれぞれ異なる遅延時間を
    与えて遅延調整を行う遅延手段と、該手段による各ブラ
    ンチ信号に対し多数決判定を行う多数決判定手段とを有
    する受信機を含むスペクトラム拡散ダイバーシチ送受信
    機。
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